JP3940798B2 - フライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポッドプロペラ船における針路安定性の維持などをフライホイールを利用して実現できるようにしたフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、船舶の針路保持手段としては舵やスケグが用いられている。特に、ポッドプロペラ船に多く見られるバトックフロー型船型では、推進性能や旋回性能が向上する半面、保針性能の低下を招くので、大きなスケグを取り付け針路安定性の向上を図っているが、このような手段では浸水表面積が増加して推進性能の低下を招くという不具合がある。
またポッドプロペラ船のように旋回性能のよい船舶は、保針性能が低下しやすく、これらの性能は相反するものとなっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、ポッドプロペラ船の船上に搭載したフライホイールのジャイロモーメントを利用して、船体の保針性能の向上および旋回性能の向上を図るとともに、離着桟時の操船支援および船体動揺の軽減を図れるようにしたフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船を提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明のフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船は、主機関により作動する発電機からの電力によってポッド本体内の主電動機への給電を受けるポッドプロペラを船尾部に備えたポッドプロペラ船の運航を支援すべく、船尾部における上部構造物の内部に、フライホイールと同フライホイールの回転駆動手段とを内蔵する球殻状の内殻を備えるとともに、同内殻を回動可能に同心状に支承して船体に固定された球殻状の外殻を備え、上記内殻を上記外殻の内部で回動させて上記フライホイールを船体に対し所要の姿勢に保持するための内殻回動制御手段が設けられたことを特徴としている。
【０００５】
また、本発明のフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船は、上記内殻回動制御手段が、上記内殻に装着された可動子と上記外殻に装着された固定子とからなる複数のリニアモーターを備えて構成されていることを特徴としている。
【０００６】
上述の本発明のフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船では、船体の直進状態で、球状の内殻内に設けられたフライホイールの回転軸が、内殻回動制御手段による同内殻の外殻に対する回動制御により船体横方向に設定されて、同フライホイールの回転方向は右舷側からみて時計方向とされることにより、フライホイールのジャイロモーメントの作用で船体の保針性が維持される。
【０００７】
そして、船体の旋回時には上記内殻を上記外殻内で回動させて上記フライホイールの回転軸の姿勢を容易に調整することができ、このような調整により、船体に旋回力を生起させることが可能になるほか、また船体にロールモーメントなどを生起させることも可能となって、船体を所要の姿勢に維持できるようになる。
すなわち、船体の旋回時には、その旋回運動を助勢したり、船体の動揺時には、その抑制を図ったりすることが可能になる。
【０００８】
さらに、上記内殻回動制御手段が、上記内殻に装着された可動子と上記外殻に装着された固定子とからなる複数のリニアモーターとして装備される構成では、上記内殻を所要の姿勢に移行させる操作が簡便に行われるようになる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施形態について説明すると、図１，２は本発明の一実施形態としてのフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船を示すもので、図１はその船尾部側面図、図２は図１のＢ−Ｂ矢視断面図である。
【００１０】
図１，２に示すように、船尾部の上甲板上に設置された上部構造物１の内部に、主機関としてのガスタービン２が設置されるとともに、同ガスタービン２により駆動される発電機３が設置されて、同発電機３から配電盤４を介しポッドプロペラ５のポッド本体内の図示しない主電動機へ電力の供給が行われるようになっている。
【００１１】
また上部構造物１の内部にはガスタービン２の負荷変動を吸収するためのフライホイール６が設けられており、同フライホイール６をチェーンまたはベルト７を介し回転駆動する電動機８への電力供給も、発電機３から配電盤４を介して行われる。
【００１２】
ところで、この実施形態では、フライホール６は球殻状の内殻９の内部に電動機８と共に設置されていて、内殻９は、同内殻９と同心状でやや大径の球殻状外殻10の内底に敷かれた多数の小球11上に、外殻10に対して相対回動可能に嵌め込まれている。
【００１３】
外殻10は上部構造物１で蔽われるようにして船体に固定されており、同外殻10に対する内殻９の相対的な回動制御を行う手段としては、内殻９に装着された可動子12ａと外殻10に装着された固定子12ｂとからなる複数のリニヤモーター12が設けられている。
【００１４】
そして、内殻９を外殻10に対し所要の姿勢で一時的に固定する制動手段としては、外殻10の内面に装着したゴム袋13を図示しないコンプレッサーで膨張させて内殻９の外面に押し付けるようにしたものなどが用いられる。
【００１５】
上述の本実施形態のフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船では、船体の直進状態で、球状の内殻９内に設けられたフライホイール６の回転軸が、内殻回動制御手段による同内殻９の外殻10に対する回動制御により船体横方向に設定されて、同フライホイール６の回転方向は右舷側からみて時計方向とされることにより、フライホイール６のジャイロモーメントの作用で船体の保針性が維持される。
【００１６】
そして、船体の旋回時には内殻９を回動させてフライホイール６の回転軸の姿勢を調整することにより、船体に旋回力を生起させることができ、また船体にロールモーメントなどを生起させることも可能となって、船体を所要の姿勢に維持できるようになる。
すなわち、船体の旋回時には、その旋回運動を助勢したり、船体の動揺時には、その抑制を図ったりすることが可能になる。
【００１７】
また、この船舶の主機関としてガスタービン２を備えて、同ガスタービン２の負荷変動を吸収すべく、同ガスタービン２により作動する発電機３からの電力供給によりフライホイール駆動用の電動機８が作動するので、フライホイール６の多面的な有効利用がもたらされるようになる。
【００１８】
さらに、内殻回動制御手段が、内殻９に装着された可動子12ａと外殻10に装着された固定子12ｂとからなる複数のリニアモーター12として装備される構成では、内殻９を所要の姿勢に移行させる操作が簡便に行われるようになる。
【００１９】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船によれば次のような効果が得られる。
(1) ポッドプロペラ船の船尾部において、船体に固定された球殻状の外殻の内部に、球殻状の内殻が同心的に回動可能に設置されて、同内殻の内部にフライホイールと同フライホイールの回転駆動手段とが設けられるとともに、上記球殻状の内殻を上記外殻の内部で回動調節して上記フライホイールを船体に対し所要の姿勢に保持するための内殻回動制御手段が設けられるので、船体の直進状態では、球状の内殻内に設けられたフライホイールの回転軸が、内殻回動制御手段による同内殻の外殻に対する回動制御により船体横方向に設定されて、同フライホイールの回転方向は右舷側からみて時計方向とされることにより、フライホイールのジャイロモーメントの作用で船体の保針性が維持される。そして、船体の旋回時には上記内殻を上記外殻内で回動させて上記フライホイールの回転軸の姿勢を調整することにより、船体に旋回力を生起させることが可能になるほか、また船体にロールモーメントなどを生起させることも可能となって、船体を所要の姿勢に維持できるようになる。すなわち、船体の旋回時には、その旋回運動を助勢したり、船体の動揺時には、その抑制を図ったりすることが可能になる。
(2) 上記内殻回動制御手段が、上記内殻に装着された可動子と上記外殻に装着された固定子とからなる複数のリニアモーターとして装備される構成では、上記内殻を所要の姿勢に移行させる操作が簡便に行われるようになる。
(3) 上記各項により、船上に搭載したフライホイールのジャイロモーメントを利用して、船体の保針性能の向上や船体動揺の軽減および旋回時における旋回運動の助勢を図れるようにしたフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の一実施形態としてのフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船の船尾部側面図である。
【図２】 図１のＢ−Ｂ矢視断面図である。
【符号の説明】
１ 上部構造物
２ ガスタービン
３ 発電機
４ 配電盤
５ ポッドプロペラ
６ フライホイール
７ チェーンまたはベルト
８ 電動機
９ 内殻
10 外殻
11 小球
12 リニアモーター
12ａ 可動子
12ｂ 固定子
13 ゴム袋
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポッドプロペラ船における針路安定性の維持などをフライホイールを利用して実現できるようにしたフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、船舶の針路保持手段としては舵やスケグが用いられている。特に、ポッドプロペラ船に多く見られるバトックフロー型船型では、推進性能や旋回性能が向上する半面、保針性能の低下を招くので、大きなスケグを取り付け針路安定性の向上を図っているが、このような手段では浸水表面積が増加して推進性能の低下を招くという不具合がある。
またポッドプロペラ船のように旋回性能のよい船舶は、保針性能が低下しやすく、これらの性能は相反するものとなっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、ポッドプロペラ船の船上に搭載したフライホイールのジャイロモーメントを利用して、船体の保針性能の向上および旋回性能の向上を図るとともに、離着桟時の操船支援および船体動揺の軽減を図れるようにしたフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船を提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明のフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船は、主機関により作動する発電機からの電力によってポッド本体内の主電動機への給電を受けるポッドプロペラを船尾部に備えたポッドプロペラ船の運航を支援すべく、船尾部における上部構造物の内部に、フライホイールと同フライホイールの回転駆動手段とを内蔵する球殻状の内殻を備えるとともに、同内殻を回動可能に同心状に支承して船体に固定された球殻状の外殻を備え、上記内殻を上記外殻の内部で回動させて上記フライホイールを船体に対し所要の姿勢に保持するための内殻回動制御手段が設けられたことを特徴としている。
【０００５】
また、本発明のフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船は、上記内殻回動制御手段が、上記内殻に装着された可動子と上記外殻に装着された固定子とからなる複数のリニアモーターを備えて構成されていることを特徴としている。
【０００６】
上述の本発明のフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船では、船体の直進状態で、球状の内殻内に設けられたフライホイールの回転軸が、内殻回動制御手段による同内殻の外殻に対する回動制御により船体横方向に設定されて、同フライホイールの回転方向は右舷側からみて時計方向とされることにより、フライホイールのジャイロモーメントの作用で船体の保針性が維持される。
【０００７】
そして、船体の旋回時には上記内殻を上記外殻内で回動させて上記フライホイールの回転軸の姿勢を容易に調整することができ、このような調整により、船体に旋回力を生起させることが可能になるほか、また船体にロールモーメントなどを生起させることも可能となって、船体を所要の姿勢に維持できるようになる。
すなわち、船体の旋回時には、その旋回運動を助勢したり、船体の動揺時には、その抑制を図ったりすることが可能になる。
【０００８】
さらに、上記内殻回動制御手段が、上記内殻に装着された可動子と上記外殻に装着された固定子とからなる複数のリニアモーターとして装備される構成では、上記内殻を所要の姿勢に移行させる操作が簡便に行われるようになる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施形態について説明すると、図１，２は本発明の一実施形態としてのフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船を示すもので、図１はその船尾部側面図、図２は図１のＢ−Ｂ矢視断面図である。
【００１０】
図１，２に示すように、船尾部の上甲板上に設置された上部構造物１の内部に、主機関としてのガスタービン２が設置されるとともに、同ガスタービン２により駆動される発電機３が設置されて、同発電機３から配電盤４を介しポッドプロペラ５のポッド本体内の図示しない主電動機へ電力の供給が行われるようになっている。
【００１１】
また上部構造物１の内部にはガスタービン２の負荷変動を吸収するためのフライホイール６が設けられており、同フライホイール６をチェーンまたはベルト７を介し回転駆動する電動機８への電力供給も、発電機３から配電盤４を介して行われる。
【００１２】
ところで、この実施形態では、フライホール６は球殻状の内殻９の内部に電動機８と共に設置されていて、内殻９は、同内殻９と同心状でやや大径の球殻状外殻10の内底に敷かれた多数の小球11上に、外殻10に対して相対回動可能に嵌め込まれている。
【００１３】
外殻10は上部構造物１で蔽われるようにして船体に固定されており、同外殻10に対する内殻９の相対的な回動制御を行う手段としては、内殻９に装着された可動子12ａと外殻10に装着された固定子12ｂとからなる複数のリニヤモーター12が設けられている。
【００１４】
そして、内殻９を外殻10に対し所要の姿勢で一時的に固定する制動手段としては、外殻10の内面に装着したゴム袋13を図示しないコンプレッサーで膨張させて内殻９の外面に押し付けるようにしたものなどが用いられる。
【００１５】
上述の本実施形態のフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船では、船体の直進状態で、球状の内殻９内に設けられたフライホイール６の回転軸が、内殻回動制御手段による同内殻９の外殻10に対する回動制御により船体横方向に設定されて、同フライホイール６の回転方向は右舷側からみて時計方向とされることにより、フライホイール６のジャイロモーメントの作用で船体の保針性が維持される。
【００１６】
そして、船体の旋回時には内殻９を回動させてフライホイール６の回転軸の姿勢を調整することにより、船体に旋回力を生起させることができ、また船体にロールモーメントなどを生起させることも可能となって、船体を所要の姿勢に維持できるようになる。
すなわち、船体の旋回時には、その旋回運動を助勢したり、船体の動揺時には、その抑制を図ったりすることが可能になる。
【００１７】
また、この船舶の主機関としてガスタービン２を備えて、同ガスタービン２の負荷変動を吸収すべく、同ガスタービン２により作動する発電機３からの電力供給によりフライホイール駆動用の電動機８が作動するので、フライホイール６の多面的な有効利用がもたらされるようになる。
【００１８】
さらに、内殻回動制御手段が、内殻９に装着された可動子12ａと外殻10に装着された固定子12ｂとからなる複数のリニアモーター12として装備される構成では、内殻９を所要の姿勢に移行させる操作が簡便に行われるようになる。
【００１９】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船によれば次のような効果が得られる。
(1) ポッドプロペラ船の船尾部において、船体に固定された球殻状の外殻の内部に、球殻状の内殻が同心的に回動可能に設置されて、同内殻の内部にフライホイールと同フライホイールの回転駆動手段とが設けられるとともに、上記球殻状の内殻を上記外殻の内部で回動調節して上記フライホイールを船体に対し所要の姿勢に保持するための内殻回動制御手段が設けられるので、船体の直進状態では、球状の内殻内に設けられたフライホイールの回転軸が、内殻回動制御手段による同内殻の外殻に対する回動制御により船体横方向に設定されて、同フライホイールの回転方向は右舷側からみて時計方向とされることにより、フライホイールのジャイロモーメントの作用で船体の保針性が維持される。そして、船体の旋回時には上記内殻を上記外殻内で回動させて上記フライホイールの回転軸の姿勢を調整することにより、船体に旋回力を生起させることが可能になるほか、また船体にロールモーメントなどを生起させることも可能となって、船体を所要の姿勢に維持できるようになる。すなわち、船体の旋回時には、その旋回運動を助勢したり、船体の動揺時には、その抑制を図ったりすることが可能になる。
(2) 上記内殻回動制御手段が、上記内殻に装着された可動子と上記外殻に装着された固定子とからなる複数のリニアモーターとして装備される構成では、上記内殻を所要の姿勢に移行させる操作が簡便に行われるようになる。
(3) 上記各項により、船上に搭載したフライホイールのジャイロモーメントを利用して、船体の保針性能の向上や船体動揺の軽減および旋回時における旋回運動の助勢を図れるようにしたフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の一実施形態としてのフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船の船尾部側面図である。
【図２】 図１のＢ−Ｂ矢視断面図である。
【符号の説明】
１ 上部構造物
２ ガスタービン
３ 発電機
４ 配電盤
５ ポッドプロペラ
６ フライホイール
７ チェーンまたはベルト
８ 電動機
９ 内殻
10 外殻
11 小球
12 リニアモーター
12ａ 可動子
12ｂ 固定子
13 ゴム袋
Claims (2)
- 主機関により作動する発電機からの電力によってポッド本体内の主電動機への給電を受けるポッドプロペラを船尾部に備えたポッドプロペラ船の運航を支援すべく、船尾部における上部構造物の内部に、フライホイールと同フライホイールの回転駆動手段とを内蔵する球殻状の内殻を備えるとともに、同内殻を回動可能に同心状に支承して船体に固定された球殻状の外殻を備え、上記内殻を上記外殻の内部で回動させて上記フライホイールを船体に対し所要の姿勢に保持するための内殻回動制御手段が設けられたことを特徴とする、フライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船。
- 請求項１に記載のフライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船において、上記内殻回動制御手段が、上記内殻に装着された可動子と上記外殻に装着された固定子とからなる複数のリニアモーターを備えて構成されていることを特徴とする、フライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003125978A JP3940798B2 (ja) | 2003-04-30 | 2003-04-30 | フライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003125978A JP3940798B2 (ja) | 2003-04-30 | 2003-04-30 | フライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004330816A JP2004330816A (ja) | 2004-11-25 |
| JP3940798B2 true JP3940798B2 (ja) | 2007-07-04 |
Family
ID=33503076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003125978A Expired - Lifetime JP3940798B2 (ja) | 2003-04-30 | 2003-04-30 | フライホイール式運航支援装置付きポッドプロペラ船 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3940798B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5064779B2 (ja) * | 2006-12-12 | 2012-10-31 | 義大 須田 | 姿勢制御装置 |
| CN110304224A (zh) * | 2019-04-15 | 2019-10-08 | 清华大学 | 侧推潜航器及潜航方法 |
-
2003
- 2003-04-30 JP JP2003125978A patent/JP3940798B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2004330816A (ja) | 2004-11-25 |
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