JP3940595B2 - 壁面下地、壁材受けレール及びその固定具 - Google Patents

壁面下地、壁材受けレール及びその固定具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁面下地、壁材受けレール及びその固定具の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
壁材(当明細書において、煉瓦、タイル、石・木・樹脂製ブロックなどの建材を総称して「壁材」と言う。)をケンドン式に施工する先行技術として知られる実開昭63−184922号公報に記載された考案は、壁材を受けるレールに打抜加工を施して、L字状の係合片を形成するものであった。また、特許第2944966号の発明は、壁材を受ける金属平板に打抜加工を施して、壁材を支持する係合片を形成するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
壁材の受け具はおおよそ建物の壁面全面を覆うように並べて使用するために、部品点数を少なくして施工作業を容易にする観点からは、できるだけ壁材の受け具の大きさを大きくする必要があった。ところが、壁材の受け具の大きさを大きくすると、壁材の受け具に打抜加工を施すための型も大きくなり、型代に要する費用が嵩むという問題が生じると共に、狭い部分や複雑な形状部分では、切断材料の無駄が発生するという問題が生じた。本発明の第一の課題は、ケンドン式の施工技術において、大きな型が不要な部品を用いることである。
【0004】
また、建築設計の規格上、柱を45センチメートルおきに立てるのが一般的であるので、レールや平板の止め付け位置は45センチメートルごとに設け、当該レールや平板を柱に固定して所定の強度を確保していた。本発明の第二の課題は、止め付け位置を45センチメートルよりも長い距離にしても、所定の強度を確保できるようにすることである。
【0005】
また、レールや平板の止め付け位置を、45センチメートルごとに設けたとしても、止め付け位置の中間部分ではレールや平板は弓のように反り、どうしても壁面が凹んでしまい、仕上がりの平面性が良くならないという問題が多々あった。本発明の第三の課題は、仕上がりの平面性に優れた施工技術を開発することである。
【0006】
また、金属平板に打ち抜き加工を施す場合においては、金属平板に固定する壁材の寸法や目地寸法を変更すると、金属平板に形成する係合片を打ち抜く位置も変更しなければならないために、新たな型を用意する必要があった。そのため、壁材の仕様変更などを低コストで自由に行うことができず、結果的に壁面のデザインが画一化され易くなると言う問題があった。本発明の第四の課題は、高さが異なるさまざまな壁材を自由に選択するなどしても、施工費用をそれほど上昇させない施工技術を提供することである。
【0007】
同様に、金属平板に打ち抜き加工を施す場合においては、施工現場で金属平板を切断するときにニブラという特殊な切断用工具を使う必要があった。本発明の第五の課題は、ニブラが不要な施工技術を開発することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上述の課題は、前記特許請求の範囲に記載した手段にて達成される。すなわち、請求項1の発明は、縦長の板部材から成り、横方向に並設する複数の壁材受けレールを支持する爪部を多段に有する壁材受けレール固定具と、横長の金属平板を折曲加工することによって形成され正面側から載置される壁材を係止する係止片を有し、壁材受けレール固定具に載置されて縦方向に並設する複数の壁材受けレールとから成る壁面下地材であり、請求項2の発明は、壁材受けレールが壁材の壁面側に対向する背面基部と、当該背面基部の上縁部を折り曲げて成り壁材の天面側に対向する上折曲部と、前記背面基部の下縁部を折り曲げて成り壁材の底面側に対向する下折曲部とを具備し、さらに、前記係止片を、前記上折曲部の縁部を更に折り曲げた上折曲片と、前記下折曲部の縁部を更に折り曲げた下折曲片とで形成した請求項1記載の壁面下地材であり、請求項3の発明は、前記上折曲片の折曲長を、前記下折曲片の折曲長よりも長く形成した請求項2記載の壁面下地材であり、請求項4の発明は壁材受けレールがカーブした壁面に応じて当該レールが曲線を描けるように、切り込みを具備する請求項2または3のいずれか1項に記載の壁面下地材であり、請求項5の発明は縦長の板部材から成り、横方向に並設する複数の壁材受けレールを支持する爪部を多段に有する壁材受けレール固定具と、横長の金属平板を折曲加工することによって形成され、正面側から載置される壁材を係止する係止片を有し、壁材受けレール固定具に載置されて縦方向に並設する複数の壁材受けレールと、該壁材受けレールの係止片にケンドン式に載置される壁材から成る壁面材、
である。
【0009】
【発明の実施の形態】
図2に、本発明による壁材受けレールの第一の実施の形態を示す。図2において、(a)は、壁材受けレールの側断面説明図であり、(b)は、中間部分の表示を省略した壁材受けレールの斜視図である。図2に示す壁材受けレール20は、横長の金属平板を折曲加工して成るものであり、壁材の壁面側に対向する背面基部21と、壁材の天面側に対向する上折曲部22と、正面側から載置される壁材の上方部を係止する上折曲片23と、壁材の底面側に対向する下折曲部24と、正面側から載置される壁材の下方部を係止する下折曲片25とを有する。このように、壁材受けレール20は、折曲加工によって形成されているために、各部21〜25の寸法を極めて簡単に変えることができる。
【0010】
図2の壁材受けレールについて、具体的な大きさを例示すると、板厚は0.5ミリメートル、背面基部21の長さは80ミリメートル、上折曲部22の折曲長は9ミリメートル、上折曲片23の片長は13ミリメートル、下折曲部24の折曲長は上折曲部22の折曲長と同じく9ミリメートル、下折曲片25の片長は上折曲片23の片長よりも短く2ミリメートルである。
【0011】
図3に、本発明による壁材受けレール固定具(以下、単に固定具という。)の第一の実施の形態及びその変形例を示す。図3は、水平断面をL字状とした板部材の非縁部を打ち抜いて爪部31,33を形成した固定具30,32の実施の形態であり、(a)は壁材受けレールを支持する爪部31が下向きの例を示し、(b)は壁材受けレールを支持する爪部33が上向きの変形例を示しているが、それぞれ固定具30,32の中間部分の表示は省略した。
【0012】
図4に、本発明による固定具の第二及び第三の実施の形態を示す。図4は、板部材の非縁部を打ち抜いて爪部41,43を形成した固定具の実施の形態であり、(a)は水平断面を角状とした固定具40の第二の実施の形態を図示し、(b)は水平断面にリブを設けた固定具42の第三の実施の形態を図示しているが、それぞれ固定具40,42の中間部分の表示は省略した。
【0013】
図5に、本発明による固定具の第四の実施の形態及びその変形例を示す。図5は、水平断面をL字状とした板部材の縁部を打ち抜いて爪部51,53を形成した固定具50,52の実施の形態であり、(a)は壁材受けレールを支持する爪部51が下向きの例を示し、(b)は壁材受けレールを支持する爪部53が上向きの変形例を示しているが、それぞれ固定具50,52の中間部分の表示は省略した。
【0014】
図6に、本発明による固定具の第五及び第六の実施の形態を示す。図6は、板部材の縁部を打ち抜いて爪部61,63を形成した固定具60,62の実施の形態であり、(a)は水平断面を角状とした固定具60の第五の実施の形態を図示し、(b)は水平断面にリブを設けた固定具62の第六の実施の形態を図示しているが、それぞれ固定具60,62の中間部分の表示は省略した。
【0015】
図7に、本発明による固定具の第七、第八及び第九の実施の形態を示す。図7は、板部材の非縁部を打ち抜いて上下二方向の爪部71,73,75を形成したもので、(a)は、水平断面をL字状とした固定具70の第七の実施の形態であり、(b)は、水平断面を角状とした固定具72の第八の実施の形態であり、(c)は水平断面にリブを設けた固定具74の第九の実施の形態を図示するものであり、それぞれ固定具70,72,74の中間部分の表示は省略した。
【0016】
図3〜図7に示す第一〜第九の実施の形態における固定具30,32,40,42,50,52,60,62,70,72,74は縦長の板部材から成るが、複数個の固定具を間隔を置いて横方向に並設して使用することができる。各固定具30,32,40,42,50,52,60,62,70,72,74において上下に隣接する二つの爪部31,33,41,43,51,53,61,63,71,73,75は、ピッチ長が80ミリメートルほどあり、その間に図2に示した壁材受けレール20を正面側からケンドン方式に載置することができる。また、固定具30,32,40,42,50,52,60,62,70,72,74の爪部31,33,41,43,51,53,61,63,71,73,75は、ケンドン方式に載置される壁材受けレール20の折曲片23,25を正面側から係止する。
【0017】
図8に、本発明による壁材受けレールの第二の実施の形態を示す。図8において、(a)は、壁材受けレールの側断面説明図であり、(b)は、中間部分の表示を省略した壁材受けレールの斜視図である。図8に示す壁材受けレール80は、図2に示す壁材受けレール20と同じく、横長の金属平板を折曲加工して成るものであり、壁材の壁面側に対向する背面基部81と、壁材の天面側に対向する上折曲部82と、正面側から載置される壁材の上方部を係止する上折曲片83と、壁材の底面側に対向する下折曲部84と、正面側から載置される壁材の下方部を係止する下折曲片85とを有するものであるが、さらに、爪部用開口部86を設けてある。
【0018】
図9に、本発明による固定具の第十の実施の形態及びその変形例を示す。図9は、水平断面をL字状とした板部材の非縁部を打ち抜いて爪部91,93を形成した固定具90,92の実施の形態であり、(a)は壁材受けレールを支持する爪部91が上向きの例を示し、(b)は壁材受けレールを支持する爪部93が下向きの変形例を示しているが、それぞれ固定具90,92の中間部分の表示は省略した。
【0019】
図10に、本発明による固定具の第十一及び第十二の実施の形態を示す。図10は、板部材の非縁部を打ち抜いて爪部101,103を形成した例であり、(a)は水平断面を角状とした固定具100の第十一の実施の形態を図示し、(b)は水平断面にリブを設けた固定具102の第十二の実施の形態を図示しているが、それぞれ固定具100,102の中間部分の表示は省略した。
【0020】
図9及び図10に示す第十〜第十二の実施の形態における固定具90,92,100,102は縦長の板部材から成るが、複数個の固定具を間隔を置いて横方向に並設して使用することができる。各固定具90,92,100,102において上下に隣接する二つの爪部91,93,101,103は、ピッチ長が80ミリメートルほどあり、各爪部91,93,101,103に、図8に示した壁材受けレール80における爪部用開口部86を通して当該壁材受けレール80をぶら下げ、固定具90,92,100,102の爪部91,93,101,103でぶら下げた壁材受けレール80を係止することができる。
【0021】
図11に、本発明による壁材受けレールの第三の実施の形態を示す。図11において、(a)は、壁材受けレールの側断面説明図であり、(b)は、中間部分の表示を省略した壁材受けレールの斜視図である。図11に示す壁材受けレール110は、図2及び図8に示す壁材受けレール20,80と同じく、横長の金属平板を折曲加工して成るものであり、壁材の壁面側に対向する背面基部111と、壁材の天面側に対向する上折曲部112と、正面側から載置される壁材の上方部を係止する上折曲片113と、壁材の底面側に対向する下折曲部114と、正面側から載置される壁材の下方部を係止する下折曲片115とを有するものであるが、さらに、爪部用係合爪部117を設けてある。
【0022】
図12に、本発明による固定具の第十三〜第十五の実施の形態を示す。図12は、板部材の非縁部を打ち抜いて爪部121,123,125を形成した例であり、(a)は水平断面をL字状とした固定具120の第十三の実施の形態を図示し、(b)は水平断面を角状とした固定具122の第十四の実施の形態を図示し、(c)は水平断面にリブを設けた固定具124の第十五の実施の形態を図示しているが、それぞれ固定具120,122,124の中間部分の表示は省略した。
【0023】
図12に示す第十三〜第十五の実施の形態における固定具120,122,124は縦長の板部材から成るが、複数個の固定具を間隔を置いて横方向に並設して使用することができる。各固定具120,122,124において上下に隣接する二つの爪部121,123,125は、ピッチ長が80ミリメートルほどあり、各爪部121,123,125に、図11に示した壁材受けレール110における爪部用係合爪部117を係合させることによって、当該壁材受けレール110を固定することができる。
【0024】
図13に、図2、図8、又は図11の壁材受けレール20,80,110に載置することができる壁材を例示する。図13において、(a)は、壁材の側断面説明図であり、(b)は、壁材の斜視図である。図示する壁材130は、壁面外側に露出する長方形状の正面131と、レール引っ掛け用上溝134を有する天面132と、壁側に対向する背面133と、レール引っ掛け用下溝136を有する底面135とを有する。天面132と裏面133とが出会う角、及び、底面135と裏面133とが出会う角は、それぞれ縁取り処理が為されている。このような壁材130は、所定の型を用いて側面方向に押し出し成形することによって製造することができるものであるから、縦、横、幅の寸法を簡単に変えることができ、さらに、壁材サイズ及びレールサイズを変えることによって、多様なデザインを創出することができる。
【0025】
図13における壁材の側断面形状について、具体的な大きさを例示すると、高さは70ミリメートル、奥行きは25ミリメートル、正面131から上溝134又は下溝136までの距離は13ミリメートル、上溝134及び下溝136の溝幅は5ミリメートル、上溝134又は下溝136から背面133までの距離は7ミリメートル、縁取り処理は、側断面に4ミリメートルの二等辺を有する直角二等辺三角形を形成させるもので、背面133から見た縁取り間の高さは62ミリメートルである。また、上溝134及び下溝136の深さは共に等しく7ミリメートルであり、この等寸法によって、当該壁材130を正面側から壁材受けレールに載置することができるようになっている。
【0026】
図1に、図3(a)の固定具30と、図2の壁材受けレール20とを組み合わせた壁面下地に、図13に示す壁材130をいくつか載置した状態にある施工壁面を示す。図1において、固定具30は一つのみ示されているが、実際には複数個が横方向に並設されている。さらに、これらの固定具30に、複数本の壁材受けレール20がケンドン方式に載置され、縦方向に壁材受けレール20が並設されている。この横方向に並設される複数個の固定具30と、縦方向に並設される壁材受けレール20とを組み合わせた壁面下地に対し、作業者は、図13に示したような壁材130を、次々にケンドン式に載置して、壁面を施工することができる。
【0027】
当実施の形態では、壁材寸法及び目地寸法の変化に合わせて、レールの寸法を簡単に変えることができる。従って、同一材質及び同一工法を用いても、低コストで壁材等の寸法変更を行うことで、壁面の外観デザインは画一的なデザインとはならず、異質なものとなる。
【0028】
図14に、本発明を使用した施工壁面の断面説明図を示す。図3(a)の固定具30に、図2の壁材受けレール20を載置して係止させてから、さらに、この壁材受けレール20に図13に示したような壁材130を載置した後、目地材140を充填すると、図示するような壁面を施工することができる。壁材130の溝部分に目地材140が十分に充填されているので、壁材130と壁材受けレール20とが一体化され、壁面強度が増強されている。
【0029】
図15に壁面下地の変形例を示す。図15においては、三本の壁材受けレール20が台板150に積み上げられていて、縦ざん無しで壁面下地が形成されている。とりわけ内装用としては、固定具を使用せずに複数本の壁材受けレールを次々と載せていくことにより壁面下地を作り、さらに多数の壁材で当該壁面下地を覆い、仕上げとして目地材で壁材受けレールと壁材とを一体化するという簡素な施工作業によって、内壁面を施工することができる。
【0030】
図16に天井の壁面施工例を示す。図16においては、壁材受けレール20における背面基部21が上側の天井と対向し、壁材130における正面131が下側の床に対向している。クッション材160は、壁材挿入時に圧縮され、壁材挿入後に復元するバネなどでなり、使用状態においては、図示されるように、壁材受けレール20における上折曲片23で形成される内部空間を埋めて壁材を固定する機能を有する。このように、折曲加工された壁材受けレール20は、天井の壁面を施工する場合にも極めて有用である。
【0031】
図17に、曲面の壁面施工に好適な壁材受けレールの変形例を示す。図17の変形例は、壁材受けレールにおける上折曲部と下折曲部から三角形の切り込みを入れた壁材受けレール170、及び長方形の切り込みを入れた壁材受けレール175を示している。図示する壁材受けレール170,175は、切り込みが入った場所ごとに若干の角度だけ、内側または外側に折り畳むことができるので、例えば、円筒形の建物や、角部屋の平面図形が扇形になった建物などが有する曲がった壁面における内壁及び外壁への施工が容易に実現される。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、横長の金属平板を折曲加工して、正面側から載置される壁材を係止する係止片を形成させた壁材受けレールを使用することができるので、打ち抜き加工に必要であった大きな型が不要となる。また、施工現場で長さ調節のために切断される壁材受けレールのあまりは、寄せ集めれば、廃棄することなく容易に他の部位に転用することができる。
【0033】
本発明による折曲加工された壁材受けレールは、平板で成るレールなどよりも遙かに強度があるので、縦ざんは45センチメートルよりも長い間隔で、さらには、縦ざん無しでも壁面の施工が可能であることに加えて、弓なりに曲がることもないので、壁面仕上がりの平面性にも優れる。
【0034】
本発明による壁材受けレールは折曲加工されているが、折り曲げ長を変更することは低コストで極めて容易に実現できるので、サイズが異なる壁材を選択する自由度が増し、デザインの多様化を図ることができる。また、折曲加工された壁材受けレールを切断する場合には、通常の切断工具を使用すれば良く、ニブラなどは不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】壁面下地に壁材を載置した状態にある施工壁面を示す図
【図2】壁材受けレールの実施の形態を示す図
【図3】固定具の実施の形態を示す図
【図4】固定具の実施の形態を示す図
【図5】固定具の実施の形態を示す図
【図6】固定具の実施の形態を示す図
【図7】固定具の実施の形態を示す図
【図8】壁材受けレールの実施の形態を示す図
【図9】固定具の実施の形態を示す図
【図10】固定具の実施の形態を示す図
【図11】壁材受けレールの実施の形態を示す図
【図12】固定具の実施の形態を示す図
【図13】壁材受けレールに載置することができる壁材を例示する図
【図14】施工壁面の断面説明図
【図15】壁面下地の変形例の説明図
【図16】天井の壁面施工例の説明図
【図17】曲面の壁面施工に好適な壁材受けレールの変形例の説明図
【符号の説明】
20,80,110,170,175 壁材受けレール
21,81,111 背面基部
22,82,112 上折曲部
23,83,113 上折曲片
24,84,114 下折曲部
25,85,115 下折曲片
31,33,41,43,51,53,61,63,71,73,75,91,93,101,103,121,123,125 爪部
30,32,40,42,50,52,60,62,70,72,74,90,92,100,102,120,122,124 固定具
86 爪部用開口部
117 爪部用係合爪部
130 壁材
131 正面
132 天面
133 背面
134 上溝
135 底面
136 下溝
140 目地材
150 台板
160 クッション材

Claims (5)

  1. 縦長の板部材から成り、横方向に並設する複数の壁材受けレールを支持する爪部を多段に有する壁材受けレール固定具と、横長の金属平板を折曲加工することによって形成され正面側から載置される壁材を係止する係止片を有し、壁材受けレール固定具に載置されて縦方向に並設する複数の壁材受けレールとから成る壁面下地材。
  2. 壁材受けレールが壁材の壁面側に対向する背面基部と、当該背面基部の上縁部を折り曲げて成り壁材の天面側に対向する上折曲部と、前記背面基部の下縁部を折り曲げて成り壁材の底面側に対向する下折曲部とを具備し、さらに、前記係止片を、前記上折曲部の縁部を更に折り曲げた上折曲片と、前記下折曲部の縁部を更に折り曲げた下折曲片とで形成した請求項1記載の壁面下地。
  3. 前記上折曲片の折曲長を、前記下折曲片の折曲長よりも長く形成した請求項2記載の壁面下地材。
  4. 壁材受けレールがカーブした壁面に応じて当該レールが曲線を描けるように、切り込みを具備する請求項2または3のいずれか1項に記載の壁面下地。
  5. 縦長の板部材から成り、横方向に並設する複数の壁材受けレールを支持する爪部を多段に有する壁材受けレール固定具と、横長の金属平板を折曲加工することによって形成され、正面側から載置される壁材を係止する係止片を有し、壁材受けレール固定具に載置されて縦方向に並設する複数の壁材受けレールと、該壁材受けレールの係止片にケンドン式に載置される壁材から成る壁面材。
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