JP3940501B2 - 撮影用光源条件下での使用に好適なメークアップ化粧料 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビ撮影や映画撮影などの撮影用光源下において好適なメークアップ化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
メークアップ化粧料の光学的な効果が、光源の種類やそれを捉えるカメラやフィルムの種類により異なって現れることは既に知られており、その一端がカメラなどの撮影時に見られるメークアップ化粧料の白化現象である。この現象は、カメラに装填されたフィルムのスペクトル認識と人間の目のスペクトル認識が異なるために、フィルムでは二酸化チタンの白を異常に敏感に感知し、人間の目で見て肌色にマッチした色に仕上がったメークアップ化粧でも、フィルムに写されるとかなり白く見えてしまう現象である。この様な現象に対しては、二酸化チタンを鉄とともに焼成する事により、フィルムの感知スペクトルと人の感知スペクトルとを近似させ、大凡の解決を見た。しかしながら、同様の現象が、それ以外の場合にも存在し未だ未解決のままである。この様な例として、テレビ撮影や映画撮影などの撮影用光源下に於ける、メークアップ化粧料の問題がある。テレビ撮影や映画撮影などの白熱灯を光源とする撮影用光源下に於いては、白熱灯の持っている光源スペクトルが大きく影響を及ぼすため、通常の光源下とは異なった色の現れ方をする。即ち、この様な光源下に於いては、メークアップ化粧料の色味の出方が鈍く、鮮明さに欠ける傾向にあることが知られており、更に加えて重ね塗りした場合の化粧料の境界面が現れやすい等の現象が知られていた。この様な現象は、通常の光源下では綺麗なメークアップに仕上げて於いても、かかる光源下におくことにより現れてしまうものである。更に、この様な条件下においては従来のメークアップ化粧料では、化粧料の鮮やかさが損なわれてしまうことが少なくなかった。更に、通常の化粧料を用いた場合、撮影用光源下では、化粧直しなどによる、重ね塗り部分の色味のずれが目立つため、化粧直しが難しいという欠点もあった。この様な現象に対して、解決策が望まれていたが未だ得られていないのが現状であった。
【0003】
一方、粉体を30〜40重量%含有する、固型のメークアップ化粧料に於いて、当該粉体が他の金属原子をドープしていても良い二酸化チタン、黄色酸化鉄、ベンガラ、紺青、群青、酸化クロム、水酸化クロム、赤色201号、赤色202号、赤色226号、黄色4号レーキ化物、黄色401号、青404号及びシリカ−チタンセリサイト−シリカ多層コーティング粉体から選ばれる1種乃至は2種以上のみであって、ジメチコンを10〜15重量%及び重合度20以上30以下のポリエチレン5〜10重量%を含む様な、メークアップ化粧料は知られておらず、従って、この様な化粧料が、撮影用光源下、好適な光学効果を有することも全く知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、鮮やかさの喪失や化粧直しの痕跡と言った、撮影用光源下に特有に現れる、通常の化粧料の欠点を克服したメークアップ化粧料を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】
本発明者らは、この様な状況に鑑みて、鮮やかさの喪失や化粧直しの痕跡と言った、撮影用光源下に特有に現れる現象を克服すべく、鋭意研究努力を重ねた結果、この様な現象が、通常は大きな光学効果を有さない、タルクやセリサイトなどの体質粉体が、撮影用光源下、取り分け、白熱灯下において光学的な作用を発揮するため、化粧料の鮮やかさが損なわれたり、重ね塗り部分が目立つようになったりする事を見いだした。更に研究を重ねた結果、この様な現象には、油脂成分の組み合わせや油脂分と粉体との混合比なども影響していることを見いだし、その結果、粉体が他の金属原子をドープしていても良い二酸化チタン、黄色酸化鉄、ベンガラ、紺青、群青、酸化クロム、水酸化クロム、赤色201号、赤色202号、赤色226号、黄色4号レーキ化物、黄色401号、青404号及びシリカーチタンセリサイトーシリカ多層コーティング粉体から選ばれる1種乃至は2種以上のみであって、ジメチコンを10〜15重量%及び平均重合度20以上30以下のポリエチレン5〜10重量%を含むことを特徴とする、メークアップ化粧料が、この様な撮影用光源下に用いる化粧料として好適であることを見いだし、発明を完成させるに至った。以下、本発明について、実施の形態を中心に詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】
(1)本発明のメークアップ化粧料
本発明のメークアップ化粧料は、粉体を含有するメークアップ化粧料であって、当該粉体が他の金属原子をドープしていても良い二酸化チタン、黄色酸化鉄、ベンガラ、紺青、群青、酸化クロム、水酸化クロム、赤色201号、赤色202号、赤色226号、黄色4号レーキ化物、黄色401号、青404号及びシリカ−チタンセリサイト−シリカ多層コーティング粉体から選ばれる1種乃至は2種以上のみであって、ジメチコンを10〜15重量%及び重合度20以上30以下のポリエチレン5〜10重量%を含むことを特徴とする。これは、通常は大きな光学効果を有さない、タルクやセリサイトなどの体質粉体が、撮影用光源下、取り分け、白熱灯下において光学的な作用を発揮するため、化粧料の鮮やかさが損なわれたり、重ね塗り部分が目立つようになったりする為であり、更には、油脂成分の組み合わせや油脂分と粉体との混合比なども影響するためである。ここで粉体としては、特に、タルク、セイサイト、マイカ等のような体質粉体は、通常の照明条件下では光学的にあまり寄与しないが、撮影用光源下になると大きな寄与をするようになり、これがメークアップ化粧料の鮮やかさを損なう様になる。従って、この様な粉体を含有することは本発明の化粧料においては好ましくない。体質粉体中で唯一本発明の化粧料に含有しうるのは、シリカ−チタンセリサイト−シリカ多層コーティング粉体である。この粉体は、球状シリカをチタンセリサイトでコーティングし更にそれをシリカゲルでコーティングしたものであって、この様な粉体としては、市販に触媒化成株式会社製のマルチプルビーズがある。本発明で、シリカ−チタンセリサイト−シリカ多層コーティング粉体を含有させる場合には、このものを使用するのが好ましい。このシリカ−チタンセリサイト−シリカ多層コーティング粉体の含有量は多くとも10重量%であることが好ましい。これは、これ以上であると、光学効果を損なうことがあるからである。粉体中、二酸化チタンは他の金属でドープされているものを用いることもできる。ドープとは二酸化チタンの格子中に他の金属又はその酸化物が存在する形のものを言う。かかる他の金属としては、亜鉛、ジルコニウム、鉄、珪素、コバルト等が例示できる。この様なものとしては、例えば、石原産業株式会社製のタイペークTTO−F−1、TTO−FX−2、TTO−F−6等が市販品として例示できる。又、油脂成分中のジメチコンは、10〜50センチストークスのものが好ましく、好ましい含有量は、10〜15重量%、更に好ましくは11〜14重量%である。これは、撮影用光源の光に対して、この含有量のものが自然な艶を提供するからである。即ち、多すぎるとテカルし、少なすぎると艶が不十分になる。又、本発明のメークアップ化粧料はポリエチレンを含有することを必須とする。ポリエチレンとしては、平均重合度20以上30以下のものが適切である。これは、ポリエチレンであって、この重合度のものが、艶を維持しつつ、安定性上好ましい構造を作り出すからである。又、含有量としては、5〜10重量%が好ましく、更に好ましくは6〜8重量%である。更に本発明では、液体ラノリンを含有することが、綺麗なつやを出すためには好ましく、かかる液体ラノリンの量としては、1〜2重量%含有することが好ましい。又、本発明の化粧料では、効果を発揮しながら安定性を保つために1気圧25℃で固体の油脂と1気圧25℃で固体でない油脂の比が15:85〜20:80であることが好ましく、1気圧25℃で固体の油脂と1気圧25℃で固体でない油脂の比が16:84〜19:81であることが更に好ましい。これは、本発明の化粧料に好適な範囲が狭いからである。尚、本発明のメークアップ化粧料に用いる油脂としては、脂肪酸トリグリセライドを含有しないことが好ましい。これは、本発明のメークアップ化粧料の系では、脂肪酸トリグリセライドの艶がともすればべたつきになりがちであり、又、系の安定性を損ねる場合があるからである。本発明の化粧料では、本発明の効果を損ねない範囲に於いて、通常化粧料で使用される任意成分を含有することが出来る。かかる任意成分としては、例えば、ワセリンやマイクロクリスタリンワックス等のような炭化水素類、ホホバ油やゲイロウ等のエステル類、セタノール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸、グリセリンや1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、非イオン界面活性剤、防腐剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤類等が例示できる。本発明のメークアップ化粧料は上記成分を通常の方法に従って処理することにより得ることが出来る。本発明のメークアップ化粧料としては、メークアップ化粧料であれば特段の限定は受けず、例えば、ファンデーション、チークカラー、アイカラーなどが好適に例示でき、これらの内ではファンデーションが特に好適である。
【0007】
(2)本発明のメークアップ化粧料の効果
かくして得られた、本発明のメークアップ化粧料は、撮影用光源の条件下特に優れた光学特性を発揮し、通常のメークアップ化粧料にまま見られる、鮮やかさの喪失や化粧直しの痕跡と言った、撮影用光源下に特有に現れる現象が極めて起こりにくい。この為、テレビ撮影、舞台化粧や映画撮影と言った撮影用光源下のメークアップ化粧として大変好適である。ここで、撮影用光源下とは、大凡200ルックス以上の光であって、撮影などに用いられる光源をいい、中でも光源として白熱灯を用いた場合のメークアップ化粧料として取り分け好適である。
【0008】
【実施例】
以下に、本発明について実施例を上げて更に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ限定を受けないことは言うまでもない。
【0009】
<実施例1>以下に示す処方に従って、ファンデーションを作製した。即ち、処方成分をダブルプラネタリーミキサーを用いて90℃に加熱しながら、混合し、これをホットロールに2回かけ、金皿に充填し加温プレスし、ファンデーション1を得た。
カルナウバワックス 1.8重量部
ポリエチレン(平均重合度25) 6.4重量部
マイクロクリスタリンワックス 3.2重量部
液状ラノリン 1.4重量部
セチルイソオクタネート 39 重量部
ジメチコン(20c.s.) 11 重量部
スクワラン 3.7重量部
ソルビタンセスキオレート 1.8重量部
二酸化チタン 26.7重量部
黄色酸化鉄 2.3重量部
ベンガラ 2.2重量部
【0010】
<実施例2>以下に示す処方に従って、ファンデーションを作製した。即ち、処方成分をダブルプラネタリーミキサーを用いて90℃に加熱しながら、混合し、これをホットロールに2回かけ、金皿に充填し加温プレスし、ファンデーション2を得た。
カルナウバワックス 1.8重量部
ポリエチレン(平均重合度25) 6.4重量部
マイクロクリスタリンワックス 3.2重量部
液状ラノリン 1.4重量部
セチルイソオクタネート 39 重量部
ジメチコン(20c.s.) 11 重量部
スクワラン 3.7重量部
ソルビタンセスキオレート 1.8重量部
二酸化チタン 20.7重量部
マルチプルビーズ 6 重量部
黄色酸化鉄 2.3重量部
ベンガラ 2.2重量部
【0011】
<実施例3>ファンデーション1とファンデーション2について、専門パネラーを用いて、撮影用光源下(白熱灯500ルックス)での化粧の仕上がり評価と化粧直し評価を行った。仕上がり評価は艶の自然さと化粧映えについて評価し、化粧直しについては、化粧直し部分の目立ちについて評価した。評価基準は、++:非常によい、+:良い、±:やや良い、−:悪いであった。尚、比較例1〜6はファンデーション2のマルチプルビーズを表1に示す粉体に置換したものを用いた。結果を表2に示す。これより、本発明のメークアップ化粧料である、ファンデーション1及び2が撮影用光源下で優れた化粧効果を有することがわかる。又、撮影用光源下用のファンデーションとしてはいわゆる体質粉体を含まないことが必須条件であることもわかる。
【0012】
【表1】
【0013】
【表2】
【0014】
<実施例4>以下に示す処方に従って、ファンデーションを作製した。即ち、処方成分をダブルプラネタリーミキサーを用いて90℃に加熱しながら、混合し、これをホットロールに2回かけ、金皿に充填し加温プレスし、ファンデーション3〜5を得た。本発明のメークアップ化粧料の必須成分であるジメチコンの量を減らした比較例7と増やした比較例8も作製し、実施例3と同様の評価を行った。結果を表3に記す。これより、本発明のメークアップ化粧料は、撮影用光源下のメークアップ化粧料として適切なこと及びジメチコンの好ましい含有量が10〜15重量部、更に好ましくは11〜14重量%であることもわかる。
カルナウバワックス 1.8重量部
ポリエチレン(平均重合度25) 6.4重量部
マイクロクリスタリンワックス 3.2重量部
液状ラノリン 1.4重量部
セチルイソオクタネート(CIO)*
ジメチコン(20c.s.)*
スクワラン 3.7重量部
ソルビタンセスキオレート 1.8重量部
ドープ二酸化チタン 20.7重量部
(タイペークTTO−F−6:石原産業株式会社製)
マルチプルビーズ 5 重量部
紺青 0.1重量部
群青 0.1重量部
赤色201号 0.1重量部
赤色202号 0.1重量部
黄色4号アルミニウムレーキ 0.1重量部
黄色401号 0.1重量部
青色404号 0.1重量部
黄色酸化鉄 2.6重量部
ベンガラ 2.2重量部
*重量部の詳細は表3に記す。
【0015】
【表3】
【0016】
<実施例5>以下に示す処方に従って、ファンデーション6を作製した。即ち、処方成分をダブルプラネタリーミキサーを用いて90℃に加熱しながら、混合し、これをホットロールに2回かけ、金皿に充填し加温プレスし、ファンデーションを得た。このものを実施例3と同様に評価した。結果を表4に記す。これより、本発明のメークアップ化粧料が撮影用光源下好適であることがわかる。更に、ポリエチレン好ましい含有量は5〜10重量%であることもわかる。尚、比較例9はポリエチレン含有量が少ないもの、比較例10はポリエチレンが多いものである。
カルナウバワックス 1.8重量部
ポリエチレン(平均重合度25)**
マイクロクリスタリンワックス(MC)**
液状ラノリン 1.4重量部
セチルイソオクタネート 39 重量部
ジメチコン(20c.s.) 11 重量部
スクワラン 3.7重量部
ソルビタンセスキオレート 1.8重量部
二酸化チタン 26.7重量部
黄色酸化鉄 2.3重量部
ベンガラ 2.2重量部
**重量部は表4に記す。
注:比較例10は不足分をセチルイソオクタネートで充足し、セチルイソオクタネートの含有量を36.6重量部とした。(MCは含有せず。)
【0017】
【表4】
【0018】
<実施例6>以下に示す処方に従って、ファンデーションを作製した。即ち、処方成分をダブルプラネタリーミキサーを用いて90℃に加熱しながら、混合し、これをホットロールに2回かけ、金皿に充填し加温プレスし、ファンデーション9を得た。このものは、撮影用光源下で優れた化粧効果を発揮したもののファンデーション1には及ばなかった。これより本発明の化粧料では、液体ラノリンを含有することが好ましいことがわかる。
カルナウバワックス 1.8重量部
ポリエチレン(平均重合度25) 6.4重量部
マイクロクリスタリンワックス 3.9重量部
セチルイソオクタネート 39.7重量部
ジメチコン(20c.s.) 11 重量部
スクワラン 3.7重量部
ソルビタンセスキオレート 1.8重量部
二酸化チタン 26.7重量部
黄色酸化鉄 2.3重量部
ベンガラ 2.2重量部
【0019】
<実施例7>ファンデーション1を撮影用に用いられる各種照明、照度下で評価した。評価方法は実施例3の基準を用い、同様に行った。結果を表5に示す。これより本発明のメークアップ化粧料は、撮影用光源下でその化粧効果が適切に発揮されること、光源としては白熱灯が好適であることがわかる。
【0020】
【表5】
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、鮮やかさの喪失や化粧直しの痕跡と言った、撮影用光源下に特有に現れる、通常の化粧料の欠点を克服したメークアップ化粧料を提供することができる。
Claims (7)
- 粉体を30〜40重量%含有する、固型のメークアップ化粧料に於いて、当該粉体が他の金属原子をドープしていても良い二酸化チタン、黄色酸化鉄、ベンガラ、紺青、群青、酸化クロム、水酸化クロム、赤色201号、赤色202号、赤色226号、黄色4号レーキ化物、黄色401号、青404号及びシリカ−チタンセリサイト−シリカ多層コーティング粉体から選ばれる1種乃至は2種以上のみであって、ジメチコンを10〜15重量%及び平均重合度20以上30以下のポリエチレン5〜10重量%を含むことを特徴とする、テレビ又は映画の撮影用光源下条件用メークアップ化粧料。
- 1気圧25℃で固体の油脂と1気圧25℃で固体でない油脂を含み、1気圧25℃で固体の油脂と1気圧25℃で固体でない油脂の比が15:85〜20:80であることを特徴とする、請求項1に記載のメークアップ化粧料。
- 1気圧25℃で固体でない油脂として、液状ラノリンを1〜2重量%含有することを特徴とする、請求項1又は2に記載のメークアップ化粧料。
- シリカ−チタンセリサイト−シリカ多層コーティング粉体を含むときは、その含有量が10重量%以下であることを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載のメークアップ化粧料。
- 油脂として、脂肪酸トリグリセライドを含有しないことを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載のメークアップ化粧料。
- 前記撮影用光源が白熱灯であることを特徴とする、請求項1〜5何れか一項に記載のメークアップ化粧料。
- 固型のメークアップ化粧料の製造方法であって、粉体30〜40重量%と、ジメチコン10〜15重量%と、平均重合度20以上30以下のポリエチレン5〜10重量%とを含む成分を90℃で加熱混合し、これを金皿に充填し、加温プレスする工程を含み、前記粉体が他の金属原子をドープしていても良い二酸化チタン、黄色酸化鉄、ベンガラ、紺青、群青、酸化クロム、水酸化クロム、赤色201号、赤色202号、赤色226号、黄色4号レーキ化物、黄色401号、青404号及びシリカ−チタンセリサイト−シリカ多層コーティング粉体から選ばれる1種乃至は2種以上のみである、テレビ又は映画の撮影用光源下条件用メークアップ化粧料の製造方法。
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JPH11343214A JPH11343214A (ja) | 1999-12-14 |
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- 1998-05-29 JP JP16629398A patent/JP3940501B2/ja not_active Expired - Fee Related
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