JP3938673B2 - ワークの位置合わせ機構とその機構を用いた位置合わせ方法 - Google Patents

ワークの位置合わせ機構とその機構を用いた位置合わせ方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォークリフトのドライブサポート等を製造する際の製造材料としての加工対象ワークをワークテーブル上の所定の位置に固定するための位置合わせ機構及び位置合わせ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、フォークリフトに用いるドライブサポートは、図9に示すような鋳造によって形成された加工対象ワーク100に対して、その加工対象ワーク100の孔部101の内周形状が所定の形状になるように加工するなどして形成している。
【0003】
ところで、加工対象ワーク100を加工するには、その加工対象ワーク100をワークテーブル上の所定の位置に精度よく固定する必要がある。そのため従来は、図10に示すように、先ず、加工対象ワーク100の底面102が平坦になるように、加工対象ワーク100に対して予め捨て加工をする。そして、図11に示すように、ワークテーブル110上の所定の位置に底面位置規制ブロック111、前面位置規制ブロック112、及び側面位置規制ブロック113a、113bをそれぞれ配置する。その後、加工対象ワーク100の底面102が底面位置規制ブロック111に、前面103が前面位置規制ブロック112に、側面104a、104bが底面位置規制ブロック113a、113bにそれぞれ当接するように、加工対象ワーク100をワークテーブル110上に位置させて固定する。
【0004】
そして、ワークテーブル110上に加工対象ワーク100を搭載したままワークテーブル110を加工マシンの所定の位置に固定し、加工対象ワーク100の孔部101等の加工を行ってドライブサポートを形成している。
【0005】
なお、上記では、加工対象ワーク100をワークテーブル110上に載置する前に加工対象ワーク100の底面102が平坦になるように予め捨て加工するとした。それは、図9におけるz方向の加工対象ワーク100の位置を検出する検出手段が加工マシン側に設けられていて、ワークテーブル110上での、図9におけるz方向の加工対象ワーク100の配置位置を精度よくする必要がなく、y方向のみ精度よくする必要がある場合を前提にしているためである。
【0006】
それに対して、上記z方向の加工対象ワーク100の位置を検出する検出手段が加工マシン側に設けられていない場合には、ワークテーブル上における、上記z方向の加工対象ワーク100の配置位置を精度よくする必要がある。そのときは、図10等に示す加工対象ワーク100の前面103も平坦になるように、加工対象ワーク100に対して捨て加工を予め行っておく。また、ワークテーブル上での、図9におけるx方向の加工対象ワーク100の配置位置を精度よくしようとする場合にも、図9に示す加工対象ワーク100の側面104a、104bが平坦になるように、加工対象ワーク100に対して予め捨て加工を行っておく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来は、加工対象ワーク100をワークテーブル110上の所定の位置に精度よく固定する際、ワークテーブル110上における加工対象ワーク100の位置を規制するための底面位置規制ブロック111等の位置規制ブロックをワークテーブル110に配置するとともに、加工対象ワーク100の少なくとも底面102が平坦となるように、加工対象ワーク100に対して予め捨て加工をする必要があった。そのような捨て加工をするには、人手が必要であり、また時間がかかるので、最終製品(ドライブサポート)は高価なものになっていた。
【0008】
そこで、本発明は、上記従来の課題を考慮し、加工対象ワークをワークテーブル上の所定の位置に固定する際、位置規制ブロックを用いることなく、また、加工対象ワークを捨て加工することなく、加工対象ワークをワークテーブル上の所定の位置に固定するための位置合わせ機構及び位置合わせ方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ワークテーブル上に加工対象ワークを、その加工対象ワークの加工基準位置が所定の位置に位置するように固定するための位置合わせ機構及び位置合わせ方法を前提とする。
【0010】
上記位置合わせ機構において、加工対象ワークの特定部の全部又一部に対応した位置合わせ部を有するスケールが、ワークテーブル上の所定の位置に載置される。さらに、スケールの位置合わせ部と、加工対象ワークの特定部とが所定の位置関係となるように、移動機構を用いて加工対象ワークをワークテーブル上で移動できる構成としている。
【0011】
このように構成することによって、スケール及び移動機構を用いて、ワークテーブル上の所定の位置へ加工対象ワークを配置させることができ、ワークテーブル上に位置規制ブロックを配置する必要がなく、また、加工対象ワークを予め捨て加工しておく必要もなくなる。その結果、捨て加工等をする人手及び時間を省略することができるので、加工マシンを用いて加工対象ワークを加工して得る最終製品を、低コストで製造することができる。
【0012】
ここで、移動機構を、ワークテーブル上に載置された加工対象ワークをワークテーブル表面に対して実質上垂直な方向に移動できる第1移動機構と、ワークテーブル上に載置された加工対象ワークをワークテーブル表面と実質上平行な関係にある平面における所定の一方向に移動できる第2移動機構とで構成する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0014】
(実施の形態1)
先ず、本発明の実施の形態1の位置合わせ機構の構成を説明する。
【0015】
図1に、本実施の形態の位置合わせ機構の斜視図を示す。本実施の形態1の位置合わせ機構は、図1に示すように、ワークテーブル10上に載置されるスケール1と、ワークテーブル10上に設けられた案内2と、ワークテーブル10上に設けられた移動機構3と、高さ検査用具4とで構成される。以下に、スケール1、案内2、移動機構3、及び高さ検査用具4を順に説明する。
【0016】
図2(a)はスケール1の正面図であり、図2(b)はスケール1の側面図である。
【0017】
支持部12に対して例えばアクリルで形成された透明な円板13が固定されており、その円板13には加工対象ワーク100の前部105のリングの孔部101の内周に対応する部分に位置合わせ用の目印として有色(例えば白色)の円が描かれている。
【0018】
一方、ワークテーブル10上には図1に示すように、所定方向(図1の例ではz方向)に所定長さの凸形状の案内2が設けられており、図2に示すように、上記支持部12には案内2に符合する嵌合部11が形成されている。この状態で案内2に嵌合部11を嵌合させると、案内2に沿って嵌合部11が摺動可能な状態となる。また、案内2に嵌合部11を嵌合させると、円板13がワークテーブルに対して実質的に垂直でかつ、上記摺動方向に対しても直角となるように構成されている。
【0019】
なお、加工対象ワーク100は、図9で説明したように、鋳造によって形成されたままのものである。
【0020】
次に、ワークテーブル10上には以下のような移動機構3が配置される。
【0021】
先ずY方向移動機構31は以下のようになっている。すなわち、ワークテーブル10上の加工対象ワーク100の前部105の下面に対応する位置には、調整ネジ31a、31bが上記ワークテーブル10表面に対して垂直方向に進退するように螺着されている。また、ワークテーブル10上の加工対象ワーク100の脚部106aと脚部106bとを接続する接続部107(図9参照)の下面中央に対応する位置には、上記前端の調整ネジ31a、31bと同様、ワークテーブル10表面に対して垂直方向に進退する調整ネジ31cが、ワークテーブル10に設けられたブロック33bに螺着されている。この後端の調整ネジ31cも上記前端の調整ネジ31a、31bと同様左右2つとしてもよいが、ここでは1つの場合を図示している。
【0022】
このように構成されたY方向移動機構31上に加工対象ワーク100を配置し、ワークテーブル10上における上記各調整ネジ31a、31b及び31cの高さを調整すると、加工対象ワークの高さ位置を決定することができるようになる。
【0023】
さらに、X方向移動機構32は以下のようになっている。すなわち、図1に示すように、ワークテーブル10の中央部には調整ネジ取り付け用の前後2つのブロック33a、33bが立ち上げられ、ブロック33aの左右両側に調整ネジ32a、32bが、ブロック33bの左右両側に調整ネジ32c、32dが、それぞれx方向に進退するように螺着されている。上記各調整ネジ32a、32b、32c及び32dは、伸張させることによって加工対象ワーク100の脚部106a、106bの内側に当接するようになっており、これによって、上記X方向移動機構32の各調整ネジ32a〜32dそれぞれを用いて加工対象ワーク100のx方向の位置を調整できるようになっている。それとともに、上記のように前後にブロック33a、33bを設け、それらにx方向の調整ネジ32a〜32dを備えることによって、加工対象ワーク100の前部105のリングの軸を、z方向に対して平行になるように調整することが可能となる。
【0024】
高さ検査用具4は、移動機構3によってワークテーブル10上における加工対象ワーク100の位置を調整した後に、加工対象ワーク100の脚部106a及び脚部106bの所定の場所がワークテーブル10から所定の高さ位置に位置しているか否かを確認するに用いられる手段である。上記高さ検査用具4は、図1に示すように、当接部41と所定の長さを有する検査部42とで構成されており、当接部41と検査部42とがL字型に締結されている。
【0025】
次に、本発明の実施の形態1の位置合わせ機構を用いてワークテーブル10上の所定の位置に加工対象ワーク100を固定する方法について説明する。
【0026】
先ず、図3に示すように、案内2の凸部とスケール1の嵌合部11の凹部とを嵌合させて、ワークテーブル10上にスケール1を立てる。
【0027】
次に、図4に示すように、移動機構3を構成するY方向調整機構31の調整ネジ31a、31b及び31cの上に、加工対象ワーク100を、その前面103がスケール1の円板13と対向するように配置する。つまり、加工対象ワーク100の前部105の下面が調整ネジ31a及び整部ネジ31b上に、接続部107が調整ネジ31c上にそれぞれ位置するように、加工対象ワーク100を配置する。そして、加工対象ワーク100の前面103をスケール1の円板13に当接させる。
【0028】
図5に、Y方向調整機構31の調整ネジ31a、31b及び31cの上に加工対象ワーク100を載置した状態を上から見たときの様子を示す。図5に示すように、加工対象ワーク100の脚部106a、106bの内側がX方向調整機構32の調整ネジ32a、32b、32c及び32dと対向するように、加工対象ワーク100は配置されるので、ワークテーブル10上における加工対象ワーク100の幅方向(x方向)の位置調整が、調整ネジ32a、32b、32c及び32dで可能となる。なお、図5に示すように、加工対象ワーク100の接続部107を仮止めするための仮止め機構34a〜34dが、ブロック33b、33cに設けられており、それら仮止め機構34a〜34dを用いて、調整ネジ31c上に配置された接続部107の仮止めを行っておく。
【0029】
そして、図6に示すように、円板13の円のマーク14と、加工対象ワーク100の前面103の孔部101の内周とが一致するように、Y方向調整機構31の各調整ネジ31a、31b及び31c、並びにX方向調整機構32の各調整ネジ32a、32b、32c及び32dを進退させ、ワークテーブル10上における加工対象ワーク100の高さ位置及び幅位置を調整する。なお、加工対象ワーク10の高さ方向及び幅方向は、それぞれ図9におけるy方向、x方向に対応する。また、図3、図4及び図6では、説明の便宜上、X方向調整機構32、及び仮止め機構34を省略している。
【0030】
このように、各調整ネジを用いて、円板13の円のマーク14と、加工対象ワーク100の前面103の孔部101の内周とを一致させると、加工対象ワーク100の前部105のリングの軸を、z方向に対して平行にさせることができる。
【0031】
その後、図7に示すように、高さ検査用具4の当接部41を加工対象ワーク10の脚部106a、106bに当て、脚部106a及び脚部106bがワークテーブル10に対して所定の高さになっているか否かを確認する。
【0032】
このように、スケール1を用いて、加工対象ワーク100をワークテーブル10上の所定の位置に位置合わせする。
【0033】
そして、位置合わせを終えると、ワークテーブル10上に設けられているロケータを用いて加工対象ワーク100をワークテーブル10上に固定し、ワークテーブル10からスケール1をはずす。次に、加工対象ワーク100をワークテーブル10に搭載したまま、そのワークテーブル10を移動させて加工マシンの所定の位置に固定し、加工マシンで加工対象ワーク100の所定の部分を加工する。
【0034】
上述したように、本実施の形態1では、位置合わせ部としての円のマーク14が描かれた円板13を有する簡単な構成のスケール1を用いているので、ワークテーブル10上の所定の位置に、加工対象ワーク100を精度よく位置合わせすることができる。つまり、予めワークテーテーブル上の所定の位置に位置規制ブロックを配置する必要がなくなり、かつ加工対象ワーク100の所定の部分を捨て加工する必要もなくなる。その結果、捨て加工等を行う必要がなくなるので、全体の加工時間が従来に比べて短縮し、フォークリフトに用いるドライブサポートを低コストで製造することができる。
【0035】
なお、上述した実施の形態では言及しなかったが、図8に示すように、スケール1を案内2の所定の位置に固定する固定部材5を設け、その固定部材5を利用してスケール1を案内2の所定の位置に固定するとしてもよい。そして、その状態で、円板13に描かれている円のマーク14と、加工対象ワーク100の前面103の孔部101の内周とを一致させるように、ワークテーブル10上における加工対象ワーク100の位置を調整するとしてもよい。そうすると、ワークテーブル10上の所定の位置に加工対象ワーク100をさらに精度よく固定することができ、加工対象ワーク100のz方向(図9参照)の位置を検出する手段が加工マシン側に設けられていない場合でも、加工対象ワーク100を精度よく加工することができる。
【0036】
また、上述した実施の形態では、案内2は凸形状を有するとしたが、凹形状を有していてもよく、または丸棒状の形状を有していてもよい。要するに、本発明の位置合わせ機構の案内は、ワークテーブル上の所定の方向に所定の長さを有する部位を持っておりさえすればよく、形状は限定されない。ただし、案内の形状に応じてスケールの嵌合部の形状を調整しおき、その嵌合部と案内とが嵌合可能にしておく必要がある。
【0037】
また、上述した実施の形態では、案内2を用いたが、案内2を必ずしも設ける必要はない。例えば、ワークテーブル10上の所定の位置にスケール1を位置させることができるように、ワークテーブル10上に印を設けておき、その印の上にスケール1を配置するとしてもよい。
【0038】
また、上述した実施の形態では、スケール1の円板13には、加工対象ワーク100の前面103の孔部101の内周に対応する部分が有色の円で描かれているとしたが、円全体ではなく、その円を構成する複数の円弧が描かれているなど、円の一部のみが円板13に描かれていてもよい。要するに、円板13には、加工対象ワーク100の前面103の孔部101の内周に対応する部分が有色で描かれておりさえすればよい。また、円板13は透明であればよく、アクリルで形成されているものと限定することはない。また、円板13の替わりに、円でない例えば四角形状の透明な板を用いてもよい。
【0039】
また、上述した実施の形態では、円板13は透明であって、その円板13には有色のマーク14が描かれているとしたが、円板13は透明でなくてもよい。例えば黒色であってもい。その場合、位置合わせ部として、上記のマーク14に対応する部分に、加工対象ワーク100側に凸となる突起部を設けておいたり、マーク14に対応する部分を貫通させておく。また、円板13の替わりに、マーク14としての円の全部又は一部を輪郭とする板を用いてもよい。
【0040】
なお、ワークテーブル10上における加工対象ワーク100の高さ位置及び幅位置の調整は、加工対象ワーク100の形状に応じて、Y方向調整機構31及びX方向調整機構32の各調整ネジを用いて行うものとする。
【0041】
また、上述した実施の形態では、加工対象ワークの特定部の一例として、加工対象ワーク100の前面103の孔部101の内周を用いた。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したところから明らかなように、本発明は、加工対象ワークをワークテーブル上の所定の位置に固定する際、位置規制ブロックを用いることなく、また、加工対象ワークを捨て加工することなく、加工対象ワークをワークテーブル上の所定の位置に固定するための位置合わせ機構及び位置合わせ方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における位置合わせ機構の斜視図
【図2】本発明の実施の形態1におけるスケールの構成図
【図3】本発明の実施の形態1における位置合わせ機構の一部の側面図
【図4】本発明の実施の形態1における位置合わせ機構への加工対象ワークの載置を説明するための図
【図5】本発明の実施の形態1において、ワークテーブル上に載置された加工対象ワークを上から見たときの図
【図6】本発明の実施の形態1における位置合わせ機構を用いて、ワークテーブル上の所定の位置に加工対象ワークを位置合わせする方法を説明するための図
【図7】本発明の実施の形態1における加工対象ワークの脚部がワークテーブルから所定の高さに位置しているか否かを調べる動作を説明するための図
【図8】本発明の実施の形態における、案内へスケールを固定する方法を説明するための図
【図9】加工対象ワークの斜視図
【図10】加工対象ワークの側面図
【図11】従来、ワークテーブル上の所定の位置に加工対象ワークを位置合わせするために用いていた位置規制ブロックを説明するための図
【符号の説明】
1 スケール
11 嵌合部
12 支持部
13 円板
14 マーク
2 案内
3 移動機構
31 Y方向調整機構
31a〜31c 調整ネジ
32 X方向調整機構
32a〜32d 調整ネジ
4 高さ検査用具
5 固定部材
100 加工対象ワーク
101 孔部
102 底面
103 前面
104 側面
105 前部
106 脚部
107 接続部

Claims (9)

  1. ワークテーブル上に加工対象ワークを、その加工対象ワークの加工基準位置が所定の位置に位置するように固定するための位置合わせ機構において、前記ワークテーブル上の所定の位置に載置され、前記加工対象ワークの特定部の全部又一部に当接した状態で該ワークの位置合せを行うための位置合わせ部を有するスケールと、前記ワークテーブル上に載置された前記スケールの前記位置合わせ部と、前記加工対象ワークの前記特定部とが所定の位置関係となるように、前記加工対象ワークを前記ワークテーブル上で移動できる移動機構とを備え、該移動機構は、前記ワークテーブル上に載置された前記加工対象ワークを、前記ワークテーブル表面に対して実質上垂直な方向に移動できる第1移動機構と、前記ワークテーブル上に載置された前記加工対象ワークを、前記ワークテーブル表面と実質上平行な関係にある平面における所定の一方向に移動できる第2移動機構とを有することを特徴とする位置合わせ機構。
  2. 前記加工対象ワークにおける、前記スケールによって位置合わせされる部位とは異なる部位が、前記ワークテーブルから所定の高さになっているか否かを調べるための高さ検査用具を備えた請求項1に記載の位置合わせ機構。
  3. 前記スケールを、前記平面における前記一方向と実質上直交する方向に移動できる案内を備え、前記スケールは、前記案内と嵌合し前記案内を摺動する嵌合部を有する請求項1に記載の位置合わせ機構。
  4. 前記スケールを前記案内の所定の位置に固定する固定機構を備えた請求項3に記載の位置合わせ機構。
  5. 前記スケールは、前記ワークテーブルに対して実質上垂直に配置される透明な板を有し、前記位置合わせ部が、前記板に設けられた有色のマークである請求項1に記載の位置合わせ機構。
  6. 前記スケールは、前記ワークテーブルに対して実質上垂直に配置される板を有し、前記位置合わせ部が、前記板に設けられた突起部である請求項1に記載の位置合わせ機構。
  7. 前記スケールは、前記ワークテーブルに対して実質上垂直に配置される板を有し、前記位置合わせ部が、前記板に設けられた貫通部である請求項1に記載の位置合わせ機構。
  8. 前記スケールは、前記ワークテーブルに対して実質上垂直に配置される板を有し、前記位置合わせ部が、前記板の輪郭の少なくとも一部である請求項1に記載の位置合わせ機構。
  9. ワークテーブル上に加工対象ワークを、その加工対象ワークの加工基準位置が所定の位置に位置するように固定するための位置合わせ機構を用いて行う位置合わせ方法において、前記加工対象ワークの特定部の全部又一部に当接した状態で該ワークの位置合せを行うための位置合わせ部を有するスケールを、前記ワークテーブル上の所定の位置に載置し、前記ワークテーブル上に載置した前記スケールの前記位置合わせ部と、前記加工対象ワークの前記特定部とが所定の位置関係となるように、前記加工対象ワークを前記ワークテーブル上で前記ワークテーブル表面に対して実質上垂直な方向及び前記ワークテーブル表面と実質上平行な関係にある平面における所定の一方向にそれぞれ移動させて、前記ワークテーブル上の所定の位置に前記加工対象ワークを位置合わせする位置合わせ方法。
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