JP3938664B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、超音波診断装置に関し、さらに詳しくは、操作ボタンを誤って押してしまった時に面倒な結果を引き起こすことを防止できるようにした超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の超音波診断装置の一例では、コンソールに“New Patient”ボタンを備えている。
この“New Patient”ボタンを押すことにより、それまでの患者情報をリセットして新たな患者情報を入力する動作モードにワンタッチで切り換えることが出来る。
【0003】
また、従来の超音波診断装置の一例では、超音波診断装置としての動作に加えてパーソナルコンピュータとしても動作可能になっている。そして、そのパーソナルコンピュータとして動作のために、パーソナルコンピュータが備えているのと同様のキーボードを備えている。
このような超音波診断装置では、患者の診断中にパーソナルコンピュータ動作を起動し、パーソナルコンピュータ用ソフトウエアでコメントを作成することが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、超音波診断装置の小型化が進められており、コンソール上の操作ボタン間のスペースも狭くなる傾向にある。
しかし、操作ボタン間のスペースが狭くなると、押すべき操作ボタンの隣の操作ボタンを誤って押してしまう頻度が高くなる。この場合に、誤って例えば“New Patient”ボタンを押してしまうと、それまでの患者情報がリセットされてしまうなど、面倒な結果を引き起こしかねない問題点がある。
【0005】
また、パーソナルコンピュータ動作でキーボードを操作している時に、超音波診断装置の操作ボタンを誤って押してしまうことがある。この場合も、上記と同様に、面倒な結果を引き起こしかねない問題点がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、操作ボタンを誤って押してしまった時に面倒な結果を引き起こすことを防止できるようにした超音波診断装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の観点では、本発明は、所定の1以上の操作ボタンの操作を有効にする通常モードと前記操作ボタンの操作を無効にするロックモードとを切り換える通常/ロック切換手段を有することを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第1の観点による超音波診断装置では、通常/ロック切換手段によりロックモードに切り換えておけば、操作ボタンを誤って押してしまった時でも該操作が無効になるので、面倒な結果を引き起こすことを防止できる。
【0008】
第2の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、ロックモード中、前記操作ボタンの操作をソフトウエア的に無効にすることを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第2の観点による超音波診断装置では、ソフトウエア処理で操作ボタンの操作を無効にするため、ハードウエアの変更が不要であり、実施が容易になる。
【0009】
第3の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、ロックモード中、前記操作ボタンの操作をハードウエア的に無効にすることを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第3の観点による超音波診断装置では、ハードウエアで操作ボタンの操作を無効にするため、ソフトウエア処理の変更が不要であり、実施が容易になる。
【0010】
第4の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、前記操作ボタンが、該操作ボタンが操作されるまでの患者情報をリセットして新たな患者情報を入力する動作に切り換えるための操作ボタンを含むことを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第4の観点による超音波診断装置では、前記“New Patient”ボタンを誤って押してしまった時でも該操作が無効になるので、現在の患者情報を誤ってリセットしてしまうことを防止できる。
【0011】
第5の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、ロックモード中、前の患者に対する動作から新たな患者に対する動作に移ることを不能にすることを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第5の観点による超音波診断装置では、現在の患者情報が誤ってリセットされてしまうことを防止できる。
【0012】
第6の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、ロックモード中、スキャン動作を停止することを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第6の観点による超音波診断装置では、スキャンデータを更新しないため、ロックモード開始時のスキャンデータを保持しておくことが出来る。
【0013】
第7の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、ロックモード中、コメント入力操作と、データ解析のための操作とが可能であることを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第7の観点による超音波診断装置では、コメントを入力したり、データ解析を行う場合にロックモードにしておけるので、操作ボタンを誤って押してしまっても面倒な結果を引き起こす心配がなくなる。
【0014】
第8の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、ロックモード中、パーソナルコンピュータとしての動作が可能であることを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第8の観点による超音波診断装置では、パーソナルコンピュータとして動作させる場合にロックモードにしておけるので、操作ボタンを誤って押してしまっても面倒な結果を引き起こす心配がなくなる。
【0015】
第9の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、前記通常/ロック切換手段は、押しボタンと、前記押しボタンがT(≧2)秒以上押されたことを検出する押下検出手段とを含み、前記押しボタンをT秒以上押す操作で有効になることを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第9の観点による超音波診断装置では、押しボタンが2秒以上押されないと通常モード/ロックモード切換が有効にならないため、誤って通常モード/ロックモードを切り換えてしまうことを防止できる(誤って押しボタンを押すときの押し時間は多くの場合は1秒以下である)。
【0016】
第10の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、前記通常/ロック切換手段は、有効にするのに2段階以上の操作を要することを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第10の観点による超音波診断装置では、2段階以上の操作を行わないと通常モード/ロックモード切換が有効にならないため、誤って通常モード/ロックモードを切り換えてしまうことを防止できる(2段階以上の操作が誤って行われる可能性はほとんどない)。
【0017】
第11の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、前記通常/ロック切換手段は、押しボタンと、前記押しボタンのカバーと、前記押しボタンが押されたことを検出する押下検出手段とを含み、前記カバーを開ける第1段階の操作と前記押しボタンを押す第2段階の操作とで有効になることを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第11の観点による超音波診断装置では、カバーを開けて押しボタンを押すという2段階の操作を行わないと通常モード/ロックモード切換が有効にならないため、誤って通常モード/ロックモードを切り換えてしまうことを防止できる(カバーを開けて押しボタンを押すという2段階の操作が誤って行われる可能性はほとんどない)。
【0018】
第12の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、前記通常/ロック切換手段は、複数の所定のキーが同時に操作されたことを検出する同時操作検出手段を含み、前記複数のキーを同時に操作することで有効になることを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第12の観点による超音波診断装置では、複数の所定のキーが同時に操作されないと通常モード/ロックモード切換が有効にならないため、誤って通常モード/ロックモードを切り換えてしまうことを防止できる(同時に押す可能性がないキーの組み合わせを選んでおけばよい)。
【0019】
第13の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、ロックモード中である旨の報知を画面表示で行うことを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第13の観点による超音波診断装置では、画面表示により、ロックモード中であることを認識できる。
【0020】
第14の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、ロックモード中である旨の報知を発光手段で行うことを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第14の観点による超音波診断装置では、ランプやLEDの点滅状態により、ロックモード中であることを認識できる。
【0021】
第15の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、キーボードを有し、該キーボードのキーが幅400mm以内に配置されていることを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第15の観点による超音波診断装置では、操作ボタンを誤って押す確率が高い小型キーボードを採用した場合でも、面倒な結果を引き起こすことを防止できる。
【0022】
第16の観点では、本発明は、上記構成の超音波診断装置において、パワーオン時は通常モードで立ち上がることを特徴とする超音波診断装置を提供する。
上記第16の観点による超音波診断装置では、パワーオン時は必ず通常モードで立ち上がるため、使い勝手が良くなる。例えば、パーソナルコンピュータとして動作させている時に動作がおかしくなって通常モードに戻せなくなっても、パワーオンすることにより、超音波診断装置として動作させることが可能になる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す実施の形態により本発明を詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
【0024】
−第1の実施形態−
図1は、本発明の第1の実施形態に係る超音波診断装置101を示す構成図である。
この超音波診断装置101は、超音波パルスを被検体内へ送信すると共に該被検体内から超音波エコーを受信するプローブ1と、被検体の内部をスキャンするように音線方向を変えると共に各音線方向の音線信号を生成する送受信部2と、前記音線信号の強度やドプラ成分に基づいてBモード画像データやCFM(Color Flow Mapping)画像データを生成する信号処理部3と、画像やメッセージ等を表示制御を行う表示制御部4と、画像やメッセージを表示するディスプレイ5と、操作者が操作を行う操作部6と、全体の動作を制御する制御部7とを具備している。
【0025】
前記操作部6は、それまでの患者情報をリセットして新たな患者情報を入力する動作に切り換えるための“New Patient”ボタン6aと、前記“New Patient”ボタン6aの操作を有効にする通常モードと前記“New Patient”ボタン6aの操作を無効にするロックモードとを切り換える通常/ロック切換ボタン6bとを含んでいる。
【0026】
図2は、超音波診断装置101(プローブ1は省略)の外観図である。
操作部6の操作パネルには、“New Patient”ボタン6aや通常/ロック切換ボタン6bやキーボードKB等が配置されている。
【0027】
超音波診断装置101は、パーソナルコンピュータとしての動作が可能であり、前記キーボードKBを用いてコンピュータ操作を行うことが出来る。
前記キーボードKBのキーは、小型化のため、幅400mm以内に配置されている。
【0028】
図3は、超音波診断装置101の制御部7で実行される操作検出処理を示すフロー図である。この操作検出処理は、パワーオン時に起動される。
ステップH1では、通常モードとする。
ステップH2では、通常/ロック切換ボタン6bが3秒以上押され続けたかチェックし、3秒以上押され続けたならステップH3へ進み、3秒以上押され続けてないならステップH9へ進む。
【0029】
ステップH3では、現在のモードが通常モードならロックモードに変更し、現在のモードがロックモードなら通常モードに変更する。
ステップH4では、ロックモードに変更したならステップH5へ進み、通常モードに変更したならステップH7へ進む。
【0030】
ステップH5では、スキャン動作を停止する。
ステップH6では、ディスプレイ5の画面にロックモード中である旨のメッセージ又はシンボルを表示する。
そして、ステップH9へ進む。
【0031】
ステップH7では、スキャン動作を可能にする。
ステップH8では、ディスプレイ5の画面に表示していたロックモード中である旨のメッセージ又はシンボルを消去する。
そして、ステップH9へ進む。
【0032】
ステップH9では、何らかの操作が行われたかチェックし、操作が行われたならステップH10へ進み、操作が行われてないなら前記ステップH2に戻る。
【0033】
ステップH10では、“New Patient”ボタン6aが押されたのであればステップH11へ進み、それ以外の操作が行われたのであればステップH12へ進む。
ステップH11では、ロックモード中なら前記ステップH2に戻り、通常モード中ならステップH12へ進む。
【0034】
ステップH12では、操作内容の処理を実行する。
そして、前記ステップH2に戻る。
【0035】
以上の超音波診断装置101によれば、次の効果が得られる。
(1)通常/ロック切換ボタン6bによりロックモードに切り換えておけば、“New Patient”ボタン6aを誤って押してしまった時でも該操作が無効になるので、現在の患者情報を誤ってリセットしてしまうことを防止できる。
(2)ソフトウエア処理で“New Patient”ボタン6aの操作を無効にするため、ハードウエアの変更が不要であり、実施が容易になる。
(3)ロックモードではスキャンデータが更新されないため、ロックモード開始時のスキャンデータを保持しておくことが出来る。
(4)ロックモード中でも、コメントを入力したり、データ解析を行うことが出来る。その際、“New Patient”ボタン6aを誤って押してしまっても該操作が無効になるので、面倒な結果を引き起こすことを防止できる。
(5)ロックモード中でも、パーソナルコンピュータとしての動作が可能である。その際、“New Patient”ボタン6aを誤って押してしまっても該操作が無効になるので、面倒な結果を引き起こすことを防止できる。
(6)押しボタンが3秒以上押されないと通常モード/ロックモードの切換が有効にならないため、誤って通常モード/ロックモードを切り換えてしまうことを防止できる。
(7)画面表示により、ロックモード中であることを認識できる。
(8)操作ボタンを誤って押す確率が高い小型キーボードを採用した場合でも、面倒な結果を引き起こすことを防止できる。
(9)パワーオン時は必ず通常モードで立ち上がるため、使い勝手が良くなる。例えば、パーソナルコンピュータとして動作させている時に動作がおかしくなって通常モードに戻せなくなっても、パワーオンすることにより、超音波診断装置として動作させることが可能になる。
【0036】
なお、上記では、ロックモード時に“New Patient”ボタン6aの操作を無効にする例を挙げたが、それ以外の操作を無効にすることも可能である。
【0037】
−第2の実施形態−
図4は、本発明の第2の実施形態に係る超音波診断装置102を示す構成図である。
この超音波診断装置102は、超音波パルスを被検体内へ送信すると共に該被検体内から超音波エコーを受信するプローブ1と、被検体の内部をスキャンするように音線方向を変えると共に各音線方向の音線信号を生成する送受信部2と、前記音線信号の強度やドプラ成分に基づいてBモード画像データやCFM画像データを生成する信号処理部3と、画像やメッセージ等を表示制御を行う表示制御部4と、画像やメッセージを表示するディスプレイ5と、操作者が操作を行う操作部6’と、全体の動作を制御する制御部7’とを具備している。
【0038】
前記操作部6’は、それまでの患者情報をリセットして新たな患者情報を入力する動作に切り換えるための“New Patient”ボタン6aと、前記“New Patient”ボタン6aの操作を有効にする通常モードと前記“New Patient”ボタン6aの操作を無効にするロックモードとを切り換える通常/ロック切換スイッチ6b’とを含んでいる。
前記通常/ロック切換スイッチ6b’を通常モードにした状態では、“New Patient”ボタン6aの信号が制御部7’に伝達される。通常/ロック切換スイッチ6b’をロックモードにした状態では、“New Patient”ボタン6aの信号が制御部7’に伝達されなくなり、LED8が点灯する。
【0039】
図5は、超音波診断装置102(プローブ1は省略)の外観図である。
操作部6’の操作パネルには、“New Patient”ボタン6aや通常/ロック切換スイッチ6b’やキーボードKB等が配置されている。
前記通常/ロック切換スイッチ6b’は、カバー6cで保護されている。また、通常/ロック切換スイッチ6b’にLED8が内蔵されている。
【0040】
超音波診断装置102は、パーソナルコンピュータとしての動作が可能であり、前記キーボードKBを用いてコンピュータ操作を行うことが出来る。
前記キーボードKBのキーは、小型化のため、幅400mm以内に配置されている。
【0041】
通常/ロック切換スイッチ6b’を操作する時は、カバー6cを開ける操作と通常/ロック切換スイッチ6b’を押す操作の2段階の操作が必要になる。
【0042】
以上の超音波診断装置102によれば、次の効果が得られる。
(1)通常/ロック切換スイッチ6b’によりロックモードに切り換えておけば、“New Patient”ボタン6aを誤って押してしまった時でも該操作が無効になる(信号が制御部7’に伝達されない)ので、現在の患者情報を誤ってリセットしてしまうことを防止できる。
(2)ハードウエアで“New Patient”ボタン6aの操作を無効にするため、ソフトウエアの変更が不要であり、実施が容易になる。
(3)ロックモード中でも、コメントを入力したり、データ解析を行うことが出来る。その際、“New Patient”ボタン6aを誤って押してしまっても該操作が無効になるので、面倒な結果を引き起こすことを防止できる。
(4)ロックモード中でも、パーソナルコンピュータとしての動作が可能である。その際、“New Patient”ボタン6aを誤って押してしまっても該操作が無効になるので、面倒な結果を引き起こすことを防止できる。
(5)2段階以上の操作を行わないと通常モード/ロックモード切換が有効にならないため、誤って通常モード/ロックモードを切り換えてしまうことを防止できる。
(6)LED8の点灯により、ロックモード中であることを認識できる。
(7)操作ボタンを誤って押す確率が高い小型キーボードを採用した場合でも、面倒な結果を引き起こすことを防止できる。
【0043】
なお、上記では、ロックモード時に“New Patient”ボタン6aの操作を無効にする例を挙げたが、それ以外の操作を無効にすることも可能である。
【0044】
−第3の実施形態−
図6は、本発明の第3の実施形態に係る超音波診断装置103を示す構成図である。
この超音波診断装置103は、超音波パルスを被検体内へ送信すると共に該被検体内から超音波エコーを受信するプローブ1と、被検体の内部をスキャンするように音線方向を変えると共に各音線方向の音線信号を生成する送受信部2と、前記音線信号の強度やドプラ成分に基づいてBモード画像データやCFM画像データを生成する信号処理部3と、画像やメッセージ等を表示制御を行う表示制御部4と、画像やメッセージを表示するディスプレイ5と、操作者が操作を行う操作部6”と、全体の動作を制御する制御部7”とを具備している。
【0045】
前記操作部6”は、それまでの患者情報をリセットして新たな患者情報を入力する動作に切り換えるための“New Patient”ボタン6aと、キーボードKBとを含んでいる。
前記キーボードKBを用いて、前記“New Patient”ボタン6aの操作を有効にする通常モードと前記“New Patient”ボタン6aの操作を無効にするロックモードとを切り換えることが出来る。
【0046】
図7は、超音波診断装置103(プローブ1は省略)の外観図である。
操作部6”の操作パネルには、“New Patient”ボタン6aやキーボードKB等が配置されている。
前記キーボードKBの離れたキーk1,k2を同時に押すことにより、通常モードとロックモードとを切り換えることが出来る。
【0047】
超音波診断装置103は、パーソナルコンピュータとしての動作が可能であり、前記キーボードKBを用いてコンピュータ操作を行うことが出来る。
前記キーボードKBのキーは、小型化のため、幅400mm以内に配置されている。
【0048】
図8は、超音波診断装置103の制御部7”で実行される操作検出処理を示すフロー図である。この操作検出処理は、パワーオン時に起動される。
ステップH1では、通常モードとする。
ステップH2”では、キーボードKBの離れたキーk1,k2が同時に押されたかチェックし、押されたならステップH3へ進み、押されてないならステップH9へ進む。
【0049】
ステップH3では、現在のモードが通常モードならロックモードに変更し、現在のモードがロックモードなら通常モードに変更する。
ステップH4では、ロックモードに変更したならステップH5へ進み、通常モードに変更したならステップH7へ進む。
【0050】
ステップH5では、スキャン動作を停止する。
ステップH6では、ディスプレイ5の画面にロックモード中である旨のメッセージ又はシンボルを表示する。
そして、ステップH9へ進む。
【0051】
ステップH7では、スキャン動作を可能にする。
ステップH8では、ディスプレイ5の画面に表示していたロックモード中である旨のメッセージ又はシンボルを消去する。
そして、ステップH9へ進む。
【0052】
ステップH9では、何らかの操作が行われたかチェックし、操作が行われたならステップH10へ進み、操作が行われてないなら前記ステップH2に戻る。
【0053】
ステップH10では、“New Patient”ボタン6aが押されたのであればステップH11へ進み、それ以外の操作が行われたのであればステップH12へ進む。
ステップH11では、ロックモード中なら前記ステップH2に戻り、通常モード中ならステップH12へ進む。
【0054】
ステップH12では、操作内容の処理を実行する。
そして、前記ステップH2に戻る。
【0055】
以上の超音波診断装置103によれば、次の効果が得られる。
(1)通常/ロック切換ボタン6bによりロックモードに切り換えておけば、“New Patient”ボタン6aを誤って押してしまった時でも該操作が無効になるので、現在の患者情報を誤ってリセットしてしまうことを防止できる。
(2)ソフトウエア処理で“New Patient”ボタン6aの操作を無効にするため、ハードウエアの変更が不要であり、実施が容易になる。
(3)ロックモードではスキャンデータが更新されないため、ロックモード開始時のスキャンデータを保持しておくことが出来る。
(4)ロックモード中でも、コメントを入力したり、データ解析を行うことが出来る。その際、“New Patient”ボタン6aを誤って押してしまっても該操作が無効になるので、面倒な結果を引き起こすことを防止できる。
(5)ロックモード中でも、パーソナルコンピュータとしての動作が可能である。その際、“New Patient”ボタン6aを誤って押してしまっても該操作が無効になるので、面倒な結果を引き起こすことを防止できる。
(6)離れた位置にある2つのキーk1,k2が同時に押されないと通常モード/ロックモードの切換が有効にならないため、誤って通常モード/ロックモードを切り換えてしまうことを防止できる。
(7)画面表示により、ロックモード中であることを認識できる。
(8)操作ボタンを誤って押す確率が高い小型キーボードを採用した場合でも、面倒な結果を引き起こすことを防止できる。
(9)パワーオン時は必ず通常モードで立ち上がるため、使い勝手が良くなる。例えば、パーソナルコンピュータとして動作させている時に動作がおかしくなって通常モードに戻せなくなっても、パワーオンすることにより、超音波診断装置として動作させることが可能になる。
【0056】
なお、上記では、ロックモード時に“New Patient”ボタン6aの操作を無効にする例を挙げたが、それ以外の操作を無効にすることも可能である。
【0057】
【発明の効果】
本発明の超音波診断装置によれば、操作ボタンを誤って押してしまった時に面倒な結果を引き起こすことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態にかかる超音波診断装置を示す構成図である。
【図2】第1の実施形態にかかる超音波診断装置を示す外観図である。
【図3】第1の実施形態にかかる超音波診断装置による操作検出処理を示すフロー図である。
【図4】第2の実施形態にかかる超音波診断装置を示す構成図である。
【図5】第2の実施形態にかかる超音波診断装置を示す外観図である。
【図6】第3の実施形態にかかる超音波診断装置を示す構成図である。
【図7】第3の実施形態にかかる超音波診断装置を示す外観図である。
【図8】第3の実施形態にかかる超音波診断装置による操作検出処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 プローブ
2 送受信部
3 信号処理部
4 表示制御部
5 ディスプレイ
6,6’,6” 操作部
6a “New Patient”ボタン
6b 通常/ロック切換ボタン
6b’ 通常/ロック切換スイッチ
7,7’,7” 制御部
8 LED
101,102,103 超音波診断装置
KB キーボード
k1,k2 キー

Claims (9)

  1. 超音波を被検体へ送信し、該被検体から超音波エコーを受信し、超音波画像を表示する超音波診断装置であって、
    操作されるまでの患者情報をリセットして新たな患者情報を入力する動作に切り換えるための操作ボタンの操作を有効にする通常モードと、前記操作ボタンの操作を無効にするロックモードとを切り換える通常/ロック切換手段を有し、
    前記通常/ロック切換手段は、押しボタンと、前記押しボタンがT(≧2)秒以上押されたことを検出する押下検出手段とを含み、前記押しボタンをT秒以上押す操作で有効になることを特徴とする超音波診断装置。
  2. 請求項1に記載の超音波診断装置において、
    ロックモード中、前の患者に対する動作から新たな患者に対する動作に移ることを不能にすることを特徴とする超音波診断装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の超音波診断装置において、
    ロックモード中、スキャン動作を停止することを特徴とする超音波診断装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の超音波診断装置において、
    ロックモード中、コメント入力操作とデータ解析のための操作とが可能であることを特徴とする超音波診断装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の超音波診断装置において、
    ロックモード中、パーソナルコンピュータとしての動作が可能であることを特徴とする超音波診断装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の超音波診断装置において、
    ロックモード中である旨の報知を画像表示で行うことを特徴とする超音波診断装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の超音波診断装置において、
    ロックモード中である旨の報知を発光手段で行うことを特徴とする超音波診断装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の超音波診断装置において、
    キーボードを有し、該キーボードのキーが幅400mm以内に配置されていることを特徴とする超音波診断装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の超音波診断装置において、
    パワーオン時は通常モードで立ち上がることを特徴とする超音波診断装置。
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