JP3938311B2 - アンケート収集方法、アンケート収集プログラム、およびアンケート収集装置 - Google Patents

アンケート収集方法、アンケート収集プログラム、およびアンケート収集装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は顧客からのアンケートを収集するためのアンケート収集方法、アンケート収集プログラムおよびアンケート収集装置に関し、特にネットワーク経由でアンケートを収集するためのアンケート収集方法、アンケート収集プログラムおよびアンケート収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
企業が顧客に提供するサービスや製品の品質向上のためには、顧客満足度の把握が不可欠である。顧客満足度の調査方法の1つに、顧客からのアンケート収集がある。
【0003】
たとえば、サービスや製品の提供を受けた顧客に対して、満足度調査用のアンケートの記入を依頼する。アンケートの内容には、顧客個人に関する質問と、製品に関する質問とがある。顧客個人に関する質問としては、氏名、年齢、住所、趣味などがある。製品に関する質問には、購入目的、使用後の感想などがある。このようなアンケートを収集することで、顧客の満足度を把握することができる。
【0004】
多くの場合、アンケート葉書によってアンケートの収集が行われている。アンケート葉書は、たとえばサービスや製品の提供時に顧客に渡される。後日、顧客がアンケート葉書にアンケートに対する回答を記入し投函することで、企業に対してアンケート葉書が届けられる。なお、コンピュータソフトウェアなどに対するアンケートの収集は、インターネットを介してオンラインで行われる場合もある。
【0005】
アンケートによって把握される顧客満足度は、アンケートの回答者が多いほど正確となる。そのため、できるだけ大勢の顧客からアンケートを収集できることが望ましい。
【0006】
ただし、アンケートに答えるかどうかは顧客の自由であり、しかもアンケートに答えるのには手間がかかる。そのため、顧客に対してアンケート葉書を渡すだけでは、アンケート葉書を確実に回収することができなかった。
【0007】
そこで、多くの企業では、懸賞への応募用紙にアンケートの回答を記入させることでアンケート葉書の投函を促し、アンケート葉書の回収率の向上を図っている。なお、希望する数量のアンケートを確実に収集するために、各企業は、懸賞の製品を高額にしたり、当選者数を増したりしている。これにより、アンケートの回答を大量に収集し、正確な顧客満足度の調査結果を得ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のアンケートは、各企業が個別に実施していた。そのため、自社のアンケート結果を、他社のアンケート結果と比較することができない。たとえば、自社の製品に対する顧客満足度が競合製品より優れているのかどうかを知ることができない。
【0009】
また、アンケートが各企業で個別に行われていると、アンケートの質問項目や回答方法が企業によって異なってしまう。質問項目や回答方法が企業によって異なると、アンケートに回答する度に、質問の意味や回答の送信方法(葉書かインターネットかなど)を消費者が把握しなければならず、消費者の負担が増えてしまう。すると、アンケートに答えようとする消費者の意欲が減退し、企業側の希望通りにアンケートの回答が集まらない。ここで、アンケートの回収率を向上させるために懸賞の賞品を高額にしていけば、企業側の金銭的な負担が過大となってしまう。
【0010】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、複数の企業の製品またはサービスに関するアンケートを効率よく収集し、異なる企業で提供される製品またはサービス同士のアンケート結果を比較することができるアンケート収集方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すような、ネットワーク9に接続されたコンピュータによってアンケートを収集するアンケート収集方法が提供される。本発明に係るアンケート収集方法では、まず、複数の企業用のアンケートの目的となる製品7a〜7fまたはサービス毎に、アンケートに採用する質問を登録する(ステップS1)。次に、ネットワーク9を介して、製品7a〜7fまたはサービスのアンケートに採用された質問に対する顧客の回答を受け付ける(ステップS2)。そして、提供元の企業が異なる複数の製品またはサービスに関する質問への回答結果2aを比較表示する(ステップS3)。
【0012】
このようなアンケート収集方法によれば、製品7a〜7fまたはサービスの顧客から、異なる企業の製品またはサービスへのアンケートに対し、統一された手順で回答が入力される。そして、複数の企業の製品に関するアンケートの回答結果2aが、比較表示される。
【0013】
また、上記課題を解決するために顧客からのアンケートを収集するためのアンケート収集プログラムにおいて、コンピュータに、複数の企業で提供される製品またはサービス毎に、アンケートに採用する質問を登録し、前記ネットワークを介して、前記製品または前記サービスの前記アンケートに採用された前記質問に対する顧客の回答を受け付け、提供元の企業が異なる複数の製品またはサービスに関する前記質問への回答結果を比較表示する、処理を実行させることを特徴とするアンケート収集プログラムが提供される。
【0014】
このようなアンケート収集プログラムをコンピュータに実行させれば、上記本発明に係るアンケート収集方法がコンピュータ上で実現される。
また、上記課題を解決するために顧客からのアンケートを収集するためのアンケート収集装置において、複数の企業で提供される製品またはサービス毎に、アンケートに採用する質問を登録する登録手段と、前記ネットワークを介して、前記製品または前記サービスの前記アンケートに採用された前記質問に対する顧客の回答を受け付ける回答受付手段と、提供元の企業が異なる複数の製品またはサービスに関する前記質問への回答結果を比較表示する表示手段と、を有することを特徴とするアンケート収集装置が提供される。
【0015】
このようなアンケート収集装置によれば、登録手段により、複数の企業用のアンケートの目的となる製品またはサービス毎に、アンケートに採用する質問が登録される。回答受付手段により、ネットワークを介して、製品またはサービスのアンケートに採用された質問に対する顧客の回答が、統一された入力手順で受け付けられる。そして、表示手段により、提供元の企業が異なる複数の製品またはサービスに関する質問への回答結果が比較表示される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
まず、本発明の実施の形態に適用される発明の概要について説明し、その後、本発明の実施の形態の具体的な内容を説明する。
【0017】
図1は、本発明の実施の形態に適用される発明の概念図である。図1に示すように、ネットワーク9を介して、アンケート収集装置1、複数の企業端末装置(企業端末)2〜4、および複数の顧客端末装置(顧客端末)5,6が互いに接続されている。
【0018】
アンケート収集装置1は、ネットワーク9を介してアンケートを収集するコンピュータである。アンケート収集装置1は、各製品7a〜7fの製品種別毎に、アンケート情報1a〜1cを保持する。アンケート情報1a〜1cには、質問と、その質問に対する回答などが含まれる。
【0019】
企業端末2〜4は、各企業に設置されているコンピュータである。たとえば、企業端末2は製品7a,7b(製品名「製品A」)を販売する企業に設置されており、企業端末3は製品7c,7d(製品名「製品B」)を販売する企業に設置されており、企業端末4は製品7e,7f(製品名「製品C」)を販売する企業に設置されている。
【0020】
顧客端末5,6は、各企業の製品やサービスを利用する顧客の所有する装置である。顧客端末5,6は、少なくともネットワーク9を介してアンケート収集装置1にアクセスする機能を有する。顧客端末5,6は、たとえば、携帯電話機、携帯情報端末装置(PDA:Personal Digital Assistants)、パーソナルコンピュータなどである。たとえば、顧客端末5は、製品7a,7c,7eを購入した顧客が使用しており、顧客端末6は、製品7b,7d,7fを購入した顧客が使用している。
【0021】
このような構成において、アンケート収集装置1は、まず、複数の企業で提供される製品またはサービス毎に、アンケートに採用する質問を登録する(ステップS1)。たとえば、アンケート収集装置1は、企業端末2〜4から、各企業が販売する製品7a〜7fに関するアンケートに採用する質問を受け付ける。そして、アンケート収集装置1は、企業端末2〜4から送られた質問を、各製品7a〜7fに関するアンケートの内容として登録する。
【0022】
次に、アンケート収集装置1は、ネットワーク9を介して、製品7a〜7f(またはサービス)のアンケートに採用された質問に対する顧客の回答を、統一された入力手順で受け付ける(ステップS2)。たとえば、顧客端末5,6の利用者からの製品7a〜7fに関するアンケートの回答入力を受け付ける。受け付けた回答は、アンケート情報1a〜1cに登録される。
【0023】
さらに、アンケート収集装置1は、提供元の企業が異なる複数の製品7a〜7fまたはサービスに関する質問への回答結果を比較表示する(ステップS3)。たとえば、アンケート収集装置1は、ネットワーク9を介して企業端末2〜4に回答結果を送信し、企業端末2〜4の画面に回答結果2aを表示させる。
【0024】
このように、複数の企業で提供される製品7a〜7fやサービスに関するアンケートへの回答をアンケート収集装置1で収集することで、顧客は、異なる企業の製品に対するアンケートに対して、統一された手順で回答することができる。その結果、複数の企業のアンケートへ回答するための顧客の負担が軽減され、アンケートの回答を効率よく収集することができる。しかも、異なる企業の製品に対するアンケートの回答結果を比較表示させることで、自社の製品に対する顧客満足度が競合製品より優れているのかどうかを知ることができなる。
【0025】
なお、図1に示したアンケート収集装置1は、コンピュータで実現することができる。そこで、サーバコンピュータに対して、アンケート収集装置1の機能を実装した場合の例を、本発明の実施の形態として具体的に説明する。なお、アンケート収集装置1の機能が実装されたサーバコンピュータを、アンケート収集サーバと呼ぶこととする。
【0026】
図2は、本実施の形態の概念図である。本実施の形態では、インターネット10を介して、アンケート収集サーバ100、企業端末31,32、および顧客端末41〜45が互いに接続されている。アンケート収集サーバ100は、アンケートの収集サービスを行う運営会社21が管理している。企業端末31,32は、製品やサービスを顧客24,25に提供する企業22,23が所有するコンピュータである。顧客端末41〜45は、一般消費者が使用する情報端末である。顧客端末41〜45としては、たとえば、ブラウザフォン(Web閲覧機能を有する携帯電話機や固定電話機)、携帯情報端末装置、WebTV(Web閲覧機能を有するテレビ)、パーソナルコンピュータ(PC)などである。
【0027】
企業22,23は、運営会社21にアンケートの収集を依頼すると共に、顧客24,25に、製品51,52の識別情報(CS(Customer Satisfaction)コード)と、アンケート入力用のWebサイト(CSサイト)のアドレスを通知する。たとえば、企業22,23は、顧客24,25に提供する製品51,52の箱などにCSコードとCSサイトのホームページアドレスとを印刷する。CSコードとしては、たとえば、JAN(Japanese Article Number)コードを使用する。JANコードは、日本における共通商品コードである。CSサイトのホームページアドレスは、たとえば、URL(Uniform Resource Locator)で示される。CSサイトは、アンケート収集サーバ100内に設けられたWebサイトである。
【0028】
製品51,52を購入した顧客24,25は、顧客端末41〜45を用いて、製品51,52の箱などに記載されたホームページアドレスに従って、アンケート収集サーバ100にアクセスする。そして、顧客24,25が顧客端末41〜45にCSコードを入力すると、このCSコードがアンケート収集サーバ100に送られる。すると、アンケート収集サーバ100から顧客端末41〜45へ、アンケートの質問内容が送信される。その質問内容は、顧客端末41〜45の画面に表示される。
【0029】
顧客24,25は、顧客端末41〜45の画面に表示された質問に対する回答を、顧客端末41〜45に入力する。入力された回答は、顧客端末41〜45からアンケート収集サーバ100に送られ、アンケート収集サーバ100において蓄積される。
【0030】
複数の顧客24,25によって入力された回答は、アンケート収集サーバ100で集計され、製品51,52の顧客満足度情報(CS情報)が生成される。CS情報には、異なる企業から販売された複数の製品それぞれに関する顧客満足度の情報が含まれている。そして、各企業22,23に対して、複数の企業の製品に対するアンケート結果を比較表示したCS情報が通知される。たとえば、集計結果が、インターネット10を介して、アンケート収集サーバ100から企業端末31,32に送られる。
【0031】
アンケート回答者に対して懸賞品を出す場合、運営会社21において抽選を行う。そして、当選した顧客に対して、運営会社21から景品が送られる。
このようにして、企業22,23では、製品51,52に対する顧客満足度を、他社の製品の顧客満足度と比較することができる。
【0032】
また、顧客2425は、1つのCSサイトにアクセスするだけで、異なる企業22,23の製品51,52のアンケートに対して、回答することができる。そのため、アンケートに回答するのが容易となる。
【0033】
次に、このようなシステムを運営するためのアンケート収集サーバ100の機能について説明する。
図3は、アンケート収集サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。アンケート収集サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、および通信インタフェース106が接続されている。
【0034】
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。
【0035】
グラフィック処理装置104には、モニタ11が接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ11の画面に表示させる。入力インタフェース105には、キーボード12とマウス13とが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード12やマウス13から送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。
【0036】
通信インタフェース106は、インターネット10に接続されている。通信インタフェース106は、インターネット10を介して、他のコンピュータとの間でデータの送受信を行う。
【0037】
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、図3には、アンケート収集サーバ100のハードウェア構成を示したが、企業端末31,32や顧客端末41〜45も同様のハードウェア構成で実現することができる。ただし、顧客端末41〜45が電話機の場合には、さらに電話機能(無線または有線)が含まれ、WebTVの場合には、さらにテレビ受像機能が含まれる。
【0038】
図4は、アンケート収集サーバの機能ブロック図である。アンケート収集サーバ100は、製品データベース(DB)111、質問マスタデータベース(DB)112、質問内容データベース(DB)113、回答データベース(DB)114、応募データベース(DB)115、会員データベース(DB)116、アンケート内容設定部121、アンケート回答収集部122、アンケート結果通知部123、およびデータ自動更新部124を有している。また、処理の実行中は、一時記憶部131がRAM102内に生成される。これらの各構成要素は、情報の交換が行われる要素同士が互いに接続されている。
【0039】
製品DB111は、運営会社21に対してアンケート収集を依頼した製品の情報が登録されたデータベースである。質問マスタDB112は、アンケートにおける質問のリストが登録されたデータベースである。質問内容DB113は、各製品に対するアンケートの質問内容が登録されたデータベースである。回答DB114は、各アンケートに対する顧客の回答が登録されたデータベースである。応募DB115は、アンケートの回答に伴って応募された懸賞への応募者の情報が登録されたデータベースである。会員DB116は、会員登録をした顧客の情報が登録されたデータベースである。
【0040】
アンケート内容設定部121は、企業端末31,32と通信し、製品に対するアンケートの内容を登録する。具体的には、アンケート内容設定部121は、企業端末31,32からの要求に応答して、顧客満足度の調査を行う製品の情報を、製品DB111に登録する。また、アンケート内容設定部121は、企業端末31,32から、質問マスタDB112に登録されている質問のうち、登録した製品に対するアンケートに採用する質問の選択入力を受け付ける。アンケート内容設定部121は、採用された質問の情報を、製品に関連づけて質問内容DB113に登録する。また、アンケート内容設定部121は、質問マスタDB112に対して、採用された質問の企業数(選択社数)の値を更新する。
【0041】
アンケート回答収集部122は、顧客端末41〜45と通信し、アンケートの質問に対する回答を収集する。具体的には、アンケート回答収集部122は、顧客端末41〜45からの要求に応答して、アンケートの質問に対する回答を回答DB114に登録する。また、アンケート回答収集部122は、アンケートの質問に回答した顧客に関する情報を、応募DB115に登録する。
【0042】
データ自動更新部124は、質問を採用した企業数が閾値以上の場合にのみ、その質問をアンケートに加えるという条件がある場合、定期的に各質問の採用企業数を計数する。そして、データ自動更新部124は、製品毎に設定された閾値を超えた場合には、その製品のアンケートにおける質問内容として、質問内容DB113に登録する。
【0043】
一時記憶部131は、アンケート結果を企業に通知する際に、アンケート結果を構成する情報を蓄積する記憶領域である。一時記憶部131は、アンケート結果通知部123によって、データの入出力が行われる。
【0044】
次に、アンケート収集サーバ100内に構築される各データベースのデータ構造例について説明する。
図5は、製品DBのデータ構造例を示す図である。製品DB111には、アンケートの対象となる製品に関する情報が登録される。製品DB111には、CSコード、企業分野、企業名、製品分野、製品名、および閾値の欄が設けられている。各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられ、1つのレコードを構成している。
【0045】
CSコードの欄には、アンケートの対象となる製品の識別情報であるCSコードが設定される。企業分野の欄には、アンケートの対象となる製品を販売する企業の属する業種が設定される。企業名の欄には、アンケートの対象となる製品を販売する企業の企業名が設定される。製品分野の欄には、アンケートの対象となる製品の種別(製品分野)が設定される。製品名の欄には、アンケートの対象となる製品の名称(製品名)が設定される。閾値の欄には、アンケートの質問を採用するための条件である採用企業数(閾値)が設定される。閾値よりも採用企業数が多い質問を、アンケートに優先的に採用する。なお、閾値で示される条件を無視するように設定することもできる。
【0046】
図5の例では、CSコード「001010101」の製品は、企業分野「パーソナルコンピュータ(PC)メーカ」、企業名「F社」、製品分野「パーソナルコンピュータ(PC)」、製品名「PC−F」、閾値「3」である。CSコード「001020101」の製品は、企業分野「パーソナルコンピュータ(PC)メーカ」、企業名「N社」、製品分野「パーソナルコンピュータ(PC)」、製品名「PC−N」、閾値「4」である。CSコード「001030101」の製品は、企業分野「パーソナルコンピュータ(PC)メーカ」、企業名「I社」、製品分野「パーソナルコンピュータ(PC)」、製品名「PC−I」、閾値「3」である。CSコード「001040101」の製品は、企業分野「パーソナルコンピュータ(PC)メーカ」、企業名「S社」、製品分野「パーソナルコンピュータ(PC)」、製品名「PC−S」、閾値「5」である。
【0047】
図6は、質問マスタDBのデータ構造例を示す図である。質問マスタDB112には、アンケートにおいて採用可能な質問と、その質問に対する回答の選択肢が設定される。質問マスタDB112には、質問マスタコード、企業分野、製品分野、質問、第1の選択肢、第2の選択肢、第3の選択肢、第4の選択肢、および選択社数の欄が設けられている。各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられ、1つのレコードを構成している。
【0048】
質問マスタコードの欄には、各質問を区別するための識別子(質問マスタコード)が設定される。企業分野の欄には、質問の採用対象として想定している企業分野が設定される。製品分野の欄には、質問の採用対象として想定している製品分野が設定される。質問の欄には、質問の内容を表す文字列が設定される。第1の選択肢の欄には、質問に対する回答の第1の選択肢(選択肢番号「1」)を表す文字列が設定される。第2の選択肢の欄には、質問に対する回答の第2の選択肢(選択肢番号「2」)を表す文字列が設定される。第3の選択肢の欄には、質問に対する回答の第3の選択肢(選択肢番号「3」)を表す文字列が設定される。第4の選択肢の欄には、質問に対する回答の第4の選択肢(選択肢番号「4」)を表す文字列が設定される。なお、図6の例では、4つの選択肢が設定可能であるが、使用しない選択肢があってもよい。また、5つ以上の選択肢を設けることもできる。選択社数の欄には、質問を選択した企業の数が設定される。
【0049】
図6の例では、質問マスタコード「001」の質問は、企業分野「PCメーカ」、製品分野「PC」、質問「購入理由は何か?」、第1の選択肢「デザイン」、第2の選択肢「価格」、第3の選択肢「性能」、第4の選択肢「ブランド」、選択社数「3」である。質問マスタコード「002」の質問は、企業分野「PCメーカ」、製品分野「PC」、質問「不満に感じる点は?」、第1の選択肢「デザイン」、第2の選択肢「価格」、第3の選択肢「性能」、第4の選択肢「ブランド」、選択社数「3」である。質問マスタコード「003」の質問は、企業分野「PCメーカ」、製品分野「PC」、質問「動作スピードは速いか?」、第1の選択肢「速い」、第2の選択肢「普通」、第4の選択肢「遅い」、第4の選択肢は未定義、選択社数「3」である。
【0050】
図7は、質問内容DBのデータ構造例を示す図である。質問内容DB113には、各製品に対するアンケートに採用された質問が設定される。質問内容DB113には、CSコード、質問マスタコード、他社開示フラグ、および閾値無視フラグの欄が設けられている。各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられ、1つのレコードを構成している。
【0051】
CSコードの欄には、質問の対象となる製品のCSコードが設定される。質問マスタコードの欄には、CSコードで指定される製品へのアンケートに採用された質問の質問マスタコードが設定される。他社開示フラグの欄には、質問に対する顧客からの回答結果を、他社に開示するか否かを示すフラグ(他社開示フラグ)が設定される。たとえば、他社開示フラグが「1」であれば回答結果を他社に開示する。また、他社開示フラグが「0」であれば回答結果を他社に開示しない。閾値無視フラグの欄には、質問の採用の有無の判断において閾値を無視するか否かを示すフラグ(閾値無視フラグ)が設定される。閾値無視フラグが「1」であれば、製品に対して設定された閾値が無視される。閾値無視フラグが「0」であれば、製品に対して設定された閾値は有効に作用する。
【0052】
図7の例では、CSコード「001010101」の製品に対するアンケートとして、質問マスタコード「001」の質問が採用され、他社開示フラグ「1」、閾値無視フラグ「1」である。CSコード「001010101」の製品に対するアンケートとして、質問マスタコード「002」の質問が採用され、他社開示フラグ「0」、閾値無視フラグ「0」である。CSコード「001010101」の製品に対するアンケートとして、質問マスタコード「003」の質問が採用され、他社開示フラグ「1」、閾値無視フラグ「1」である。CSコード「001040101」の製品に対するアンケートとして、質問マスタコード「001」の質問が採用され、他社開示フラグ「1」、閾値無視フラグ「1」である。CSコード「001040101」の製品に対するアンケートとして、質問マスタコード「002」の質問が採用され、他社開示フラグ「0」、閾値無視フラグ「0」である。CSコード「001040101」の製品に対するアンケートとして、質問マスタコード「003」の質問が採用され、他社開示フラグ「0」、閾値無視フラグ「0」である。
【0053】
図8は、回答DBのデータ構造例を示す図である。回答DB114には、各製品に設定されたアンケートへの顧客からの回答が設定される。回答DB114には、CSコード、質問マスタコード、回答選択肢番号、会員No.、および回答日時の欄が設けられている。各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられ、1つのレコードを構成している。
【0054】
CSコードの欄には、回答が寄せられた質問の対象製品のCSコードが設定される。質問マスタコードの欄には、回答が寄せられた質問の質問マスタコードが設定される。回答選択肢番号の欄には、回答によって選択された選択肢の選択肢番号が設定される。会員No.の欄には、質問に対して回答をした顧客の会員番号が設定される。回答日時の欄には、回答が寄せられた日時が設定される。
【0055】
たとえば、CSコード「001010101」の製品に関する質問マスタコード「001」の質問に対して、回答選択肢番号「1」の回答が、会員No.「001」の会員によって2001年1月1日21時58分(回答時刻「200101012158」)に設定されている。
【0056】
図9は、応募DBのデータ構造例を示す図である。応募DB115には、各製品の懸賞への応募者のリストが登録されたデータベースである。応募DB115には、応募年月日、会員No.、およびCSコードの欄が設けられている。各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられ、1つのレコードを構成している。応募DB115の各レコードは、製品に対するアンケートの回答を受け付けた際に、逐次、追加登録される。
【0057】
応募年月日の欄には、懸賞への応募を受け付けた日付が設定される。本実施の形態では、アンケートに対する回答を受け付けた日が、懸賞へ応募した日となる。
【0058】
会員No.の欄には、懸賞へ応募した会員の会員番号が設定される。本実施の形態では、アンケートに対する回答を送信した会員の会員番号が設定される。
CSコードの欄には、懸賞の対象となる製品のCSコードが設定される。本実施の形態では、回答が寄せられたアンケートの対象となっている製品のCSコードが設定される。
【0059】
たとえば、2001年1月1日(応募年月日「20010101」)に会員No.「001」の会員が、CSコード「001010101」の製品に対する懸賞に応募している。
図10は、会員DBのデータ構造例を示す図である。会員DB116は、製品に対するアンケートに答えるための会員となったインターネットユーザの個人情報が登録されたデータベースである。会員DB116には、会員No.、氏名、性別、生年月日、郵便番号、住所、および電話番号の欄が設けられている。各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられ、1つのレコードを構成している。
【0060】
会員No.の欄には、各会員に付与された識別番号が設定される。氏名の欄には、会員の氏名が設定される。性別の欄には、会員の性別が設定される。生年月日の欄には、会員の生年月日が設定される。郵便番号の欄には、会員の住所の郵便番号が設定される。住所の欄には、会員の住所が設定される。電話番号の欄には、会員の電話番号が設定される。
【0061】
たとえば、会員No.「001」の会員は、氏名が「大山 一郎」、性別が「男」、生年月日が1950年1月1日(19500101)、郵便番号「xxx-xxxx」、住所「○県×市△町1-1-1」、電話番号「xxxx-xx-0000」である。
【0062】
図11は、一時記憶部のデータ構造例を示す図である。一時記憶部131は、アンケート結果を構成する情報を蓄積するための記憶領域である。一時記憶部131には、CSコード、質問マスタコード、回答選択肢番号、会員No.、および回答日時の項目が設けられている。
【0063】
CSコードの欄には、アンケートの対象となる製品のCSコードが設定される。質問マスタコードの欄には、回答が寄せられたアンケートの質問マスタコードが設定される。回答選択肢番号の欄には、回答によって選択された選択肢の番号が設定される。会員No.の欄には、回答を寄せた会員の会員番号が設定される。回答日時の欄には、回答が寄せられた日時が設定される。
【0064】
たとえば、CSコード「001010101」の製品に関する質問マスタコード「001」の質問に対して、選択肢番号「1」の回答が会員No.「001」の会員から2001年1月1日21時58分(回答日時「200101012158」)に寄せられている。
【0065】
以上のような機能およびデータ構造のアンケート収集サーバ100において、複数の企業の製品に対する消費者からのアンケート収集が行われる。以下、アンケート収集処理について詳しく説明する。なお、以下の処理の説明では、図2に示す企業22の販売する製品51に関するアンケートに対して、顧客24が回答する場合の例を用いる。このとき、顧客24は、顧客端末41を使用するものとする。
【0066】
図12は、アンケート収集処理の全体の流れを示すフローチャートである。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS100]企業22の企業端末31と運営会社21のアンケート収集サーバ100との間で、アンケート項目受付処理が実行される。アンケート項目受付処理は、運営会社21のアンケート収集サーバ100に予め登録されているアンケートの質問項目を、企業22の企業端末31の画面に表示させ、アンケート収集サーバ100において、採用する質問項目の指定を受け付ける処理である。この処理は、企業端末31に対する操作入力に応答して、アンケート収集サーバ100と企業端末31とが連携して実行する処理である。
【0067】
[ステップS200]顧客24の顧客端末41と運営会社21のアンケート収集サーバ100との間で、アンケート回答受付処理が実行される。アンケート回答受付処理は、顧客24からの製品51に対するアンケートの回答を、運営会社21において収集し、格納する処理である。この処理は、顧客端末41に対する操作入力に応答して、顧客端末41とアンケート収集サーバ100とが連携して実行する処理である。
【0068】
[ステップS300]企業22の企業端末31と運営会社21のアンケート収集サーバ100との間で、アンケート結果通知処理が実行される。アンケート結果通知処理は、製品51に対するアンケートの結果を、企業22に通知する処理である。この処理は、企業端末31に対する操作入力に応答して、企業端末31とアンケート収集サーバ100とが連携して実行する処理である。
【0069】
[ステップS400]運営会社21のアンケート収集サーバ100内で、自動更新処理が実行される。自動更新処理は、製品51に対するアンケートとして採用する質問項目を、他社の採用状況に応じて自動更新する処理である。
【0070】
次に、図12に示した各処理の内容を詳細に説明する。
まず、アンケート項目受付処理に関して、図13〜図16を参照して説明する。
【0071】
図13は、アンケート項目受付処理の手順を示す第1のフローチャートである。以下、図13に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS111]企業端末31は、企業22のマーケティング担当者からのURLの入力を受け付ける。入力されるURLは、アンケート収集サーバ100が提供する会員制WebサイトのURLである。この会員制Webサイトへは、運営会社21に対してアンケートの収集を委託契約している企業のみがアクセス可能である。企業端末31は、入力されたURLで指定されたアンケート収集サーバ100内のコンテンツに対し、インターネット10を介してアクセス要求を出す。
【0072】
[ステップS112]運営会社21のアンケート収集サーバ100のアンケート内容設定部121は、企業端末31からのアクセス要求を受けて、製品情報入力画面データを企業端末31に送信する。製品情報入力画面データは、たとえば、HTML(Hyper Text Markup Language)形式のデータである。
【0073】
[ステップS113]企業端末31は、アンケート収集サーバ100から受け取った製品情報入力画面データに基づいて、製品情報入力画面を表示する。
[ステップS114]企業端末31は、企業22のマーケティング担当者からの製品情報入力を受け付ける。製品情報には、製品の分野などの情報が含まれる。企業端末31は、入力された製品情報を、アンケート収集サーバ100に送信する。
【0074】
[ステップS115]アンケート収集サーバ100のアンケート内容設定部121は、企業端末31から送られた製品情報に対してCSコードを採番し、製品情報を製品DB111に登録する。
【0075】
[ステップS116]アンケート内容設定部121は、登録された製品情報の製品分野をキーに、質問マスタDB112から同製品分野の質問で採用者数が閾値以上のものを検索する。このときの閾値とは、ステップS115で登録された製品情報に含まれる閾値である。アンケート内容設定部121は、検出された質問の情報を、質問マスタDB112から所定数ずつ取得する。取得の際の所定数とは、1画面内で表示する質問数である。質問の情報を所定数検出すると、次のステップS117に処理が進められる。そして、ステップS116の処理が繰り返し実行される(図14のステップS129からステップS116に処理が進められる)ことで、質問マスタDB112から、製品分野と閾値との条件を満たした各質問の情報が順次取得される。
【0076】
たとえば、図5に示す製品DB111のCSコード「001010101」の製品の製品分野は「PC」であり、閾値は「3」である。そこで、CSコード「001010101」の製品情報が登録された際には、質問マスタDB112内から、製品分野が「PC」であり、閾値が「3」以上の質問が検索される。図6の例では、質問マスタコード「001」、「002」、「003」の質問が順次検出される。
【0077】
[ステップS117]アンケート内容設定部121は、ステップS116における検索によって、該当する質問が見つかったか否かを判断する。該当する質問がある場合には、処理がステップS118に進められる。該当する質問がない場合には、処理が図15のステップS131に進められる。
【0078】
[ステップS118]アンケート内容設定部121は、質問マスタDB112から取得した質問の選択入力を受け付けるための質問内容選択画面データを、企業端末31に送信する。その後、アンケート収集サーバ100の処理は、図14のステップS122に進められる。
【0079】
[ステップS119]企業端末31は、アンケート収集サーバ100から送られた質問内容選択画面データに基づいて、質問内容選択画面を表示する。
図14は、アンケート項目受付処理の手順を示す第2のフローチャートである。以下、図14に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
【0080】
[ステップS121]企業22の企業端末31は、質問を採用するかどうか、他社への開示を許可するかどうかを指示する入力を受け付ける。企業端末31は、入力された指示内容を運営会社21のアンケート収集サーバ100に送信する。
【0081】
[ステップS122]アンケート収集サーバ100のアンケート内容設定部121は、企業端末31から送られた指示内容を解釈し、取得した質問を採用するか否かを判断する。採用することを示す指示であれば、処理がステップS123に進められる。不採用を示す指示であれば、処理がステップS126に進められる。
【0082】
[ステップS123]アンケート内容設定部121は、質問内容DB113に、採用された質問の質問マスタコードを、アンケート対象となる製品のCSコードに対応づけて登録する。この際、他社開示フラグの初期状態として「0」が設定される。閾値無視フラグには、「0」が設定される。
【0083】
[ステップS124]アンケート内容設定部121は、企業端末31からの指示内容において、他社への開示が許可されているか否かを判断する。他社への開示が許可されている場合には、処理がステップS125に進められる。他社への開示が許可されていない場合には、処理がステップS126に進められる。
【0084】
[ステップS125]アンケート内容設定部121は、質問マスタDB112の該当質問レコードの選択社数に1を加算する。また、アンケート内容設定部121は、質問内容DB113の該当する質問内容の他社開示フラグを「1」に設定する。
【0085】
[ステップS126]アンケート内容設定部121は、他の質問を選択するか否かを問い合わせるための他質問選択問い合わせ画面データを、企業端末31に送信する。
【0086】
[ステップS127]企業端末31は、アンケート収集サーバ100から送られた他質問選択問い合わせ画面データに基づいて、他質問選択問い合わせ画面を表示する。
【0087】
[ステップS128]企業端末31は、他の質問を選択するか否かを指示する入力を受け付ける。企業端末31は、入力された指示内容をアンケート収集サーバ100に送信する。
【0088】
[ステップS129]アンケート収集サーバ100のアンケート内容設定部121は、企業端末31からの指示内容で選択する旨が指示されているか否かを判断する。選択する旨が指示されている場合には、処理が図13のステップS116に進められる。選択する旨が指示されていない場合には、処理が図15のステップS131に進められる。
【0089】
図15は、アンケート項目受付処理の手順を示す第3のフローチャートである。以下、図15に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS131]アンケート収集サーバ100のアンケート内容設定部121は、閾値未満の質問を選択するか否かを問い合わせるための画面データ(閾値未満質問選択問い合わせ画面データ)を、企業端末31に送信する。
【0090】
[ステップS132]企業端末31は、アンケート収集サーバ100から送られた閾値未満質問選択問い合わせ画面データに基づいて、閾値未満質問選択問い合わせ画面を表示する。
【0091】
[ステップS133]企業端末31は、閾値未満の質問を選択するか否かの指示入力を受け付ける。そして、企業端末31は、操作入力による指示内容をアンケート収集サーバ100に通知する。
【0092】
[ステップS134]アンケート収集サーバ100のアンケート内容設定部121は、企業端末31からの指示内容で選択する旨が指示されているか否かを判断する。選択する旨が指示されている場合には、処理がステップS135に進められる。選択する旨が指示されていない場合には、処理が図16のステップS150に進められる。
【0093】
[ステップS135]アンケート内容設定部121は、検索分野をキーに、質問マスタDB112から同分野の質問の中で採用社数が閾値未満のものを検索する。アンケート内容設定部121は、検出された質問の情報を、質問マスタDB112から所定数(1画面内に表示する質問数)ずつ取得する。すなわち、質問の情報を所定数検出すると、次のステップS136に処理が進められる。そして、ステップS135の処理が繰り返し実行される(図16のステップS149からステップS135に処理が進められる)ことで、質問マスタDB112から、製品分野と閾値との条件を満たした各質問の情報が順次取得される。
【0094】
[ステップS136]アンケート内容設定部121は、ステップS135における検索によって、該当する質問が見つかったか否かを判断する。該当する質問が見つかった場合には、処理がステップS137に進められる。該当する質問が見つからなかった場合には、処理が図16のステップS150に進められる。
【0095】
[ステップS137]アンケート内容設定部121は、質問マスタDB112から取得した質問の情報の選択入力を受け付けるための質問内容選択画面データを、企業端末31に送信する。その後、アンケート収集サーバ100の処理は、図16のステップS141に進められる。
【0096】
[ステップS138]企業端末31は、アンケート収集サーバ100から送られた質問内容選択画面データに基づいて、質問内容選択画面を表示する。
図16は、アンケート項目受付処理の手順を示す第4のフローチャートである。以下、図16に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
【0097】
[ステップS141]企業22の企業端末31は、質問を採用するかどうか、他社への開示を許可するかどうかを指示する入力を受け付ける。企業端末31は、入力された指示内容を運営会社21のアンケート収集サーバ100に送信する。
【0098】
[ステップS142]アンケート収集サーバ100のアンケート内容設定部121は、企業端末31から送られた指示内容を解釈し、取得した質問を採用するか否かを判断する。採用することを示す指示であれば、処理がステップS143に進められる。不採用を示す指示であれば、処理がステップS146に進められる。
【0099】
[ステップS143]アンケート内容設定部121は、質問内容DB113に、採用された質問の質問マスタコードを、アンケート対象となる製品のCSコードに対応づけて登録する。この際、他社開示フラグの初期状態として「0」が設定される。閾値無視フラグは、「1」が設定される。
【0100】
[ステップS144]アンケート内容設定部121は、企業端末31からの指示内容において、他社への開示が許可されているか否かを判断する。他社への開示が許可されている場合には、処理がステップS145に進められる。他社への開示が許可されていない場合には、処理がステップS146に進められる。
【0101】
[ステップS145]アンケート内容設定部121は、質問マスタDB112の該当質問レコードの選択社数に1を加算する。また、アンケート内容設定部121は、質問内容DB113の該当する質問内容の他社開示フラグを「1」に設定する。
【0102】
[ステップS146]アンケート内容設定部121は、他の質問を選択するか否かを問い合わせるための他質問選択問い合わせ画面データを、企業端末31に送信する。
【0103】
[ステップS147]企業端末31は、アンケート収集サーバ100から送られた他質問選択問い合わせ画面データに基づいて、他質問選択問い合わせ画面を表示する。
【0104】
[ステップS148]企業端末31は、他の質問を選択するか否かを指示する入力を受け付ける。企業端末31は、入力された指示内容をアンケート収集サーバ100に送信する。
【0105】
[ステップS149]アンケート収集サーバ100のアンケート内容設定部121は、企業端末31からの指示内容で選択する旨が指示されているか否かを判断する。選択する旨が指示されている場合には、処理が図15のステップS135に進められる。選択する旨が指示されていない場合には、処理がステップS150に進められる。
【0106】
[ステップS150]アンケート内容設定部121は、ステップS115で採番したCSコードを含む完了通知画面データを企業端末31に送信する。
[ステップS151]企業端末31は、CSコードを含む完了通知画面を表示する。
【0107】
以上のようにして、企業端末31に対する操作入力に基づいて、企業22が販売する製品51に関するアンケートの質問内容を、アンケート収集サーバ100に登録することができる。この際、企業22側では、各質問を採用し、他社への開示を許可している企業数に応じて、その質問を採用するか否かを判断することができるため、他社製品へのアンケート結果と有効に比較できる質問のみを採用することができる。
【0108】
以下、アンケート項目受付処理において企業端末31に表示される画面の例を説明する。
図17は、製品情報入力画面の一例を示す図である。製品情報入力画面210には、企業分野入力部211、企業名入力部212、製品分野入力部213、製品名入力部214、閾値入力部215、および決定ボタン216が設けられている。
【0109】
企業分野入力部211は、製品のアンケートの収集を運営会社21に依頼する企業22の属する業種(企業分野)を入力するためのテキストボックスである。企業分野は、プルダウンメニューから選択することもできる。
【0110】
企業名入力部212は、製品のアンケートの収集を運営会社21に依頼する企業22の企業名を入力するためのテキストボックスである。
製品分野入力部213は、アンケートの対象となる製品の種別(製品分野)を入力するためのテキストボックスである。製品分野は、プルダウンメニューから選択することもできる。
【0111】
製品名入力部214は、アンケートの対象となる製品の名称(製品名)を入力するためのテキストボックスである。
閾値入力部215は、アンケートの各質問の採用基準となる採用企業数(閾値)を指定するためのテキストボックスである。閾値として指定された数以上の企業が採用している質問が、質問の採用候補として優先的に抽出される。
【0112】
決定ボタン216は、製品情報入力画面210内に入力した内容を確定し、アンケート収集サーバ100へ送信するためのボタンである。決定ボタン216が押されると、製品情報入力画面210内に入力されている情報が、アンケート収集サーバ100に送信される。
【0113】
図18は、質問内容選択画面の一例を示す図である。質問内容選択画面220には、質問候補表示部221、チェックボックス222〜226、および決定ボタン227が設けられている。
【0114】
質問候補表示部221には、アンケート収集サーバ100において検出された質問の情報が表示される。図18の例では、質問候補表示部221内に、コード、質問、選択肢1、選択肢2、選択肢3、選択肢4、および選択社数の各欄が設けられている。コードの欄には、質問の質問マスタコードが表示される。質問の欄には、質問の内容を示す文字列が表示される。選択肢1の欄には、質問に対する回答の第1の選択肢の内容を表す文字列が表示される。選択肢2の欄には、質問に対する回答の第2の選択肢の内容を表す文字列が表示される。選択肢3の欄には、質問に対する回答の第3の選択肢の内容を表す文字列が表示される。選択肢4の欄には、質問に対する回答の第4の選択肢の内容を表す文字列が表示される。選択社数の欄には、対応する質問をアンケートに採用している企業数が表示される。
【0115】
チェックボックス222〜226は、質問候補表示部221に表示されている各質問に対応づけて、1つずつ設けられている。チェックボックス222〜226が選択されると、チェックボックス222〜226の内部にチェックマークが表示される。図18の例では、チェックボックス222,224,225が選択されている。選択されたチェックボックス222,224,225に対応する質問が、アンケートに採用される。
【0116】
決定ボタン227は、選択された質問を確定し、その質問の情報をアンケート収集サーバ100に通知するためのボタンである。決定ボタン227が押されると、選択された質問を特定する情報(たとえば、質問マスタコード)が、アンケート収集サーバ100に通知される。
【0117】
このように、企業22側のマーケティング担当者は、企業端末31に操作入力を行うことで、製品51に関するアンケートの内容を、運営会社21のアンケート収集サーバ100に登録することができる。
【0118】
次に、図19、図20を参照し、顧客からのアンケート回答受付処理について詳細に説明する。
図19は、アンケート回答受付処理の手順を示す第1のフローチャートである。以下、図19に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
【0119】
[ステップS211]顧客24の使用する顧客端末41は、顧客24からのURL(アンケートの回答入力用のページのアドレス)の入力を受け付ける。顧客24が顧客端末41に対してアンケート収集サーバ100のURLを入力すると、顧客端末41がアンケート収集サーバ100のアンケートの回答入力用のページにアクセスする。
【0120】
[ステップS212]運営会社21のアンケート収集サーバ100のアンケート回答収集部122は、顧客端末41からのアクセス要求に応答して、CSコード入力画面データを顧客端末41に送信する。
【0121】
[ステップS213]顧客端末41は、アンケート収集サーバ100から送られたCSコード入力画面データに基づいて、CSコード入力画面を表示する。
[ステップS214]顧客端末41は、顧客24からのCSコード入力を受け付ける。顧客24からCSコードが入力されると、顧客端末41は、入力されたCSコードをアンケート収集サーバ100に通知する。なお、顧客24、購入した製品51に添付されている資料を参照して、その製品51のCSコードを知ることができる。
【0122】
[ステップS215]アンケート収集サーバ100のアンケート回答収集部122は、顧客端末41から受け取ったCSコードをキーに、製品DB111、質問マスタDB112、および質問内容DB113から製品情報・質問情報を検索する。
【0123】
[ステップS216]アンケート回答収集部122は、製品情報および質問情報を基にアンケート回答入力画面データを生成し、そのアンケート回答入力画面データを顧客端末41に送信する。その後、アンケート収集サーバ100の処理は、図20のステップS222に進められる。
【0124】
[ステップS217]顧客端末41は、アンケート収集サーバ100から送られたアンケート回答入力画面データに基づいて、アンケート回答入力画面を表示する。
【0125】
図20は、アンケート回答受付処理の手順を示す第2のフローチャートである。以下、図20に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS221]顧客端末41は、顧客24からのアンケート回答入力を受け付ける。顧客端末41は、顧客24により入力されたアンケート回答を、アンケート収集サーバ100に送信する。
【0126】
[ステップS222]アンケート収集サーバ100のアンケート回答収集部122は、顧客端末41から送られたアンケート回答の内容を、回答DB114に登録する。
【0127】
[ステップS223]アンケート回答収集部122は、懸賞品送り先入力画面データを顧客端末41に送信する。
[ステップS224]顧客端末41は、アンケート収集サーバ100から送られた懸賞品送り先入力画面データに基づいて、懸賞品送り先入力画面を表示する。
【0128】
[ステップS225]顧客端末41は、顧客24からの会員No.の入力を受け付ける。会員No.が入力されると、顧客端末41は、入力された会員No.をアンケート収集サーバ100に送信する。
【0129】
[ステップS226]アンケート回答収集部122は、顧客端末41から送られた会員No.をキーに、会員DB116から会員情報の必要項目を検索する。
[ステップS227]アンケート回答収集部122は、会員No.に、応募年月日やCSコードを関連づけて、応募DB115に登録する。
【0130】
[ステップS228]アンケート回答収集部122は、会員DB116から抽出した会員情報を含む完了通知画面データを生成し、その完了通知画面データを顧客端末41に送信する。
【0131】
[ステップS229]顧客端末41は、アンケート収集サーバ100から送られた完了通知画面データに基づいて、完了通知画面を表示する。
このようにして、顧客24からアンケートを収集し、回答を回答DB114に格納すると共に、顧客24の情報を応募DB115に格納することができる。顧客24によるアンケートへの回答の入力は、顧客端末41に対して行われる。以下、アンケート回答収集処理における顧客端末41の表示画面例について説明する。
【0132】
図21は、CSコード入力画面の一例を示す図である。CSコード入力画面310は、顧客満足度情報収集サイトの内のWebページである。CSコード入力画面310には、CSコード入力部311、実行ボタン312、懸賞情報ページリンク部313、当選案内ページリンク部314、および会員登録ページリンク部315が設けられている。
【0133】
CSコード入力部311は、アンケートの対象となる製品のCSコードを入力するためのテキストボックスである。実行ボタン312は、CSコード入力部311に入力されたCSコードをアンケート収集サーバ100に送信するためのボタンである。懸賞情報ページリンク部313は、アンケートに答えることにより応募できる懸賞の賞品等を紹介するページに画面を遷移させるためのアンカー表示部(他のページへリンクが張られていることを示す強調表示部)である。当選案内ページリンク部314は、懸賞の当選者を告知するページへ画面を遷移させるためのアンカー表示部である。会員登録ページリンク部315は、会員登録を行うためのページへ画面を遷移させるためのアンカー表示部である。
【0134】
顧客24がCSコード入力部311に製品のCSコードを入力し、実行ボタン312を押すと、CSコードがアンケート収集サーバ100に通知される。そして、顧客端末41の画面がアンケート回答入力画面に遷移する。
【0135】
図22は、アンケート回答入力画面の一例を示す図である。アンケート回答入力画面320は、顧客24が購入した製品に対するアンケートとして設定された各質問の回答を入力するための画面である。アンケート回答入力画面320には、アンケートの対象となる製品の情報(CSコード、名称、会社名)が表示さていると共に、質問の内容および質問に対する回答の選択肢が表示されている。
【0136】
アンケート回答入力画面320には、各質問に対する回答入力部321〜323と、実行ボタン324とが設けられている。回答入力部321〜323は、回答の選択肢の1つを示す文字を入力するためのテキストボックスである。実行ボタン324は、アンケートの回答をアンケート収集サーバ100に通知するためのボタンである。
【0137】
顧客24が各回答入力部321〜323に回答の選択肢を入力し、実行ボタン324を押すと、顧客端末41からアンケート収集サーバ100に、アンケートに対する回答が送信される。そして、顧客端末41の画面が懸賞品送り先入力画面に遷移する。
【0138】
図23は、懸賞品送り先入力画面の一例を示す図である。懸賞品送り先入力画面330は、懸賞に当選した場合に、懸賞品の送付先を入力するための画面である。
【0139】
懸賞品送り先入力画面330には、アンケートの対象となる製品の情報(CSコード、名称、会社名)が表示さていると共に、懸賞品の送り先を特定するための入力項目が表示されている。入力項目として、会員No.入力部331、住所入力部332、氏名入力部333、電話番号入力部334、電子メールアドレス入力部335が設けられている。
【0140】
会員No.入力部331は、顧客24の会員番号を入力するためのテキストボックスである。住所入力部332は、顧客24の住所を入力するためのテキストボックスである。氏名入力部333は、顧客24の氏名を入力するためのテキストボックスである。電話番号入力部334は、顧客24の電話番号を入力するためのテキストボックスである。電子メールアドレス入力部335は、顧客24の電子メールアドレスを入力するためのテキストボックスである。なお、会員No.以外の入力項目は、既に登録されている会員情報と同じであれば、入力しなくてもよい。
【0141】
また、懸賞品送り先入力画面330には、実行ボタン336が設けられている。実行ボタン336は、各入力項目に入力された情報を、アンケート収集サーバ100に通知するためのボタンである。
【0142】
顧客24が各入力項目に個人情報を入力し実行ボタン336を押すと、入力された情報がアンケート収集サーバ100に送信される。その後、顧客端末41の画面は、完了通知画面に遷移する。
【0143】
図24は、完了通知画面の一例を示す図である。完了通知画面340には、アンケートの対象となった製品の情報、アンケートへの謝辞を示すメッセージ、当選者の通知方法などが表示されている。
【0144】
以上のようにして、顧客24からアンケートの回答を受け付け、アンケート収集サーバ100内に格納するとともに、懸賞の応募者として顧客24を追加することができる。
【0145】
次に、図25、図26を参照し、アンケート結果通知処理について詳細に説明する。
図25は、アンケート結果通知処理の手順を示す第1のフローチャートである。以下、図25に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
【0146】
[ステップS311]企業22の企業端末31は、URLの入力を受け付ける。ここで入力されるURLは、アンケート収集サーバ100のアンケート結果通知用のページのアドレスである。企業端末31は、URLが入力されると、そのURLに対応するページへのアクセス要求を、アンケート収集サーバ100に対して送信する。
【0147】
[ステップS312]運営会社のアンケート収集サーバ100のアンケート結果通知部123は、企業端末31に対してCSコード入力画面データを送信する。
【0148】
[ステップS313]企業端末31は、アンケート収集サーバ100から受け取ったCSコード入力画面データに基づいて、CSコード入力画面を表示する。[ステップS314]企業端末31は、CSコードと回答期間の入力を受け付ける。CSコードと回答期間が入力されると、企業端末31は、入力された情報をアンケート収集サーバ100に送信する。
【0149】
[ステップS315]アンケート収集サーバ100のアンケート結果通知部123は、CSコードと回答期間とをキーに、回答DB114から、キーに該当する製品の回答情報を検索する。そして、アンケート結果通知部123は、検索結果を一時記憶部131に退避する。
【0150】
[ステップS316]アンケート結果通知部123は、CSコードをキーに、製品DB111から、該当する製品と同分野の他製品のCSコードを検索する。
[ステップS317]アンケート結果通知部123は、ステップS316において、該当する他製品が見つかったか否かを判断する。他製品が見つかった場合には処理がステップS318に進められる。他製品が見つからなかった場合には、処理が図26のステップS321に進められる。
【0151】
[ステップS318]アンケート結果通知部123は、ステップS316で検出された製品のCSコードと、企業端末31から通知された回答期間とをキーとして、回答DB114を検索する。そして、アンケート結果通知部123は、検索結果を一時記憶部131に退避する。
【0152】
図26は、アンケート結果通知処理の手順を示す第2のフローチャートである。以下、図26に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS321]アンケート結果通知部123は、一時記憶部131から製品毎の回答情報を集計し、製品DB111と質問マスタDB112とから関連する情報を抽出する。
【0153】
[ステップS322]アンケート結果通知部123は、ステップS321で集計した回答情報と、その回答に関連する各種情報とに基づいて回答統計結果画面データを生成する。そして、アンケート結果通知部123は、回答統計結果画面データを、企業端末31に送信する。
【0154】
[ステップS323]企業22の企業端末31は、アンケート収集サーバ100から送られた回答統計結果画面データに基づいて、回答統計結果画面を表示する。回答統計結果画面には、企業端末31から指定されたCSコードに対応する製品に関するアンケート結果と、そのアンケートと同様の質問を同業他社の製品に対して行ったときのアンケート結果とが、比較表示される。
【0155】
このようにして、企業端末31において、自社の製品に関するアンケート結果と、同様の質問を他社の製品に関して行った場合のアンケート結果とを比較することができる。
【0156】
図27は、回答統計結果画面の一例を示す図である。回答統計結果画面410には、複数の企業にまたがる複数の製品に関するアンケート結果が比較表示される。回答統計結果画面410には、集計条件表示部411、回答採取期間表示部412、質問表示部413、および回答表示部414が設けられている。
【0157】
集計条件表示部411には、回答の集計を行った際の集計条件が表示されている。たとえば、企業名、製品分野、製品名、閾値などが表示される。回答採取期間表示部412には、回答の採取対象とした期間が表示される。質問表示部413には、集計対象となっている質問の内容が表示される。回答表示部414には、各製品に関して行われた同一の質問に対する回答の集計結果が表示される。
【0158】
図27の例では、「購入理由は何か?」という質問に対する回答の集計結果が表示されている。なお、この質問に関しては、複数回答が許されている。
回答表示部414には、企業名、製品分野、製品名、デザイン、価格、性能、及びブランドの欄が設けられている。デザイン、価格、性能、及びブランドの欄は、質問に対する回答の選択肢に対応する欄であり、質問に応じて設定される。企業名の欄には、製品を製造あるいは販売している企業名が表示される。製品分野の欄には、製品の種別が表示される。製品名の欄には、製品の名称が表示される。デザイン、価格、性能、及びブランドの回答の選択肢の欄には、各回答が選択された割合がパーセンテージで表示される。
【0159】
このように、自社の製品に対するアンケート結果を、他社の競合製品に対するアンケート結果と比較することが可能となる。たとえば、アンケート結果を比較すれば、自社の製品に対する消費者の評価を、より客観的に判断することができる。
【0160】
たとえば、図27の例では、F社のPC「PC−F」の購入理由として、デザインを挙げた顧客が最も多い(50%)。また、他の企業の製品に対する回答を見ても、デザインを購入理由に挙げている場合が多い。従って、消費者の消費傾向が、デザイン重視になっていることが分かる。
【0161】
次に、図28〜図30を参照して、アンケートに採用する質問の自動更新処理の詳細を説明する。
図28は、自動更新処理の手順を示す第1のフローチャートである。以下、図28に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、自動更新処理は、たとえば、製品毎に所定間隔で定期的に実行される。
【0162】
[ステップS411]アンケート収集サーバ100のデータ自動更新部124は、製品DB111のレコードの先頭から1つずつ自動更新対象製品を特定し、自動更新対象製品の閾値を取得する。
【0163】
[ステップS412]データ自動更新部124は、質問マスタDB112から、アンケート対象製品と同じ製品分野の質問を取得する。
[ステップS413]データ自動更新部124は、ステップS412において取得された質問が存在するか否かを判断する。質問が存在する場合には、処理がステップS414に進められる。質問が存在しない場合には、処理が図30のステップS433に進められる。
【0164】
[ステップS414]データ自動更新部124は、取得した質問の選択社数が、ステップS411で取得した閾値以上か否かを判断する。選択社数が閾値以上の場合には処理がステップS415に進められる。選択社数が閾値未満の場合には、処理が図29のステップS421に進められる。
【0165】
[ステップS415]データ自動更新部124は、自動更新対象製品の質問内容を質問内容DB113から取得する。
[ステップS416]データ自動更新部124は、ステップS412で取得した質問が、自動更新対象製品に関する質問として登録済みか否かを判断する。登録済みの場合には、処理がステップS412に進められる。未登録の場合には、処理が図30のステップS431に進められる。
【0166】
図29は、自動更新処理の手順を示す第2のフローチャートである。以下、図29に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS421]データ自動更新部124は、アンケート対象製品の質問内容を、質問内容DB113から取得する。
【0167】
[ステップS422]データ自動更新部124は、ステップS412で取得した質問が、自動更新対象製品に関する質問として登録済みか否かを判断する。登録済みの場合には、処理がステップS423に進められる。未登録の場合には、処理が図28のステップS412に進められる。
【0168】
[ステップS423]データ自動更新部124は、アンケート対象製品の閾値無視フラグが「1」(閾値を無視することを示す)か否かを判断する。閾値無視フラグが「1」であれば処理がステップS412に進められる。閾値無視フラグが「0」であれば処理がステップS424に進められる。
【0169】
[ステップS424]データ自動更新部124は、ステップS412で取得した質問を、質問内容DB113から削除する。
[ステップS425]データ自動更新部124は、質問マスタDB112におけるステップS412で取得した質問の選択社数から1を減算する。その後、処理が図28のステップS412に進められる。
【0170】
図30は、自動更新処理の手順を示す第3のフローチャートである。以下、図30に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS431]データ自動更新部124は、ステップS412で取得した質問を、質問内容DB113に登録する。
【0171】
[ステップS432]データ自動更新部124は、質問マスタDB112におけるステップS412で取得した質問の選択社数に1を加算する。
[ステップS433]データ自動更新部124は、自動更新処理を行っている自動更新対象製品が製品DB111の最終レコードか否かを判断する。最終レコードであれば、自動更新処理が終了する。最終レコードでなければ処理がステップS411に進められる。
【0172】
このようにして、アンケートの対象となる各製品に関して、採用される質問が自動的に更新される。これにより、ある製品に対して予め閾値を設定しておけば、採用する会社数が閾値以上となった質問が、すぐにその製品のアンケートに採用される。その結果、企業22側のマーケティング担当者は、アンケートに採用する質問の登録処理を行う手間が省ける。
【0173】
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、自社と他社の製品に対するアンケート結果を、比較表示させることができる。これにより、市場全体としての顧客の嗜好の傾向と、各製品に対する顧客の評価とを知ることができる。その結果、顧客満足度を高めるために、自社製品に欠けている要素を的確に判断することができる。
【0174】
また、顧客は、異なる企業の製品であっても同じ手順(同じWebサイトにアクセスし、共通の画面に必要項目を入力する)でアンケートに答えることができるため、アンケートへの回答が容易となる。その結果、各企業は、製品のアンケートを大量に収集することができ、信頼性の高いアンケート結果を得ることができる。
【0175】
なお、上記の説明では、製品に対して閾値を設定し、各質問の採用の有無に関して共通の閾値を基準に判断しているが、各質問毎に閾値を設定してもよい。たとえば、比較対象の他社製品が少なくても採用したい質問に対しては、閾値を小さな値とし、多数の他社製品と比較したい質問に対しては、閾値を大きな値とすることができる。
【0176】
また、上記の実施の形態では、製品に対するアンケート収集の例を説明したが、サービスに対するアンケートにも適用することができる。
また、上記の実施の形態では、製品分野が同じ場合にのみアンケート結果の比較対象としているが、異なる製品分野間でのアンケート結果の比較も可能である。
【0177】
また、自動更新の際に、企業の企業端末に対して、アンケートへの質問の追加や削除を行うことの確認を取ってから、質問の追加や削除処理を実行してもよい。
【0178】
また、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、アンケート収集サーバ100が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disc)などがある。
【0179】
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
【0180】
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
【0181】
(付記1) ネットワークに接続されたコンピュータによるアンケート収集方法において、
複数の企業で提供される製品またはサービス毎に、アンケートに採用する質問を登録し、
前記ネットワークを介して、前記製品または前記サービスの前記アンケートに採用された前記質問に対する顧客の回答を受け付け、
提供元の企業が異なる複数の製品またはサービスに関する前記質問への回答結果を比較表示する、
ことを特徴とするアンケート収集方法。
【0182】
(付記2) 前記質問の登録の際には、当該質問の前記回答に関する情報の他の企業への開示の許否を示すフラグを設定し、
前記回答結果を比較表示する際には、前記フラグによって他の企業への開示が許可されている質問に関してのみ、前記回答結果の比較表示を行うことを特徴とする付記1記載のアンケート収集方法。
【0183】
(付記3) 前記アンケートに前記回答を寄せた前記顧客を、懸賞への応募者として登録することを特徴とする付記1記載のアンケート収集方法。
(付記4) 前記アンケートに採用する前記質問を登録する際には、採用企業数が、前記製品または前記サービスに対応づけて予め設定されている閾値以上となっている質問を、優先的に前記製品または前記サービスのアンケートに採用することを特徴とする付記1記載のアンケート収集方法。
【0184】
(付記5) 前記アンケートに採用する前記質問を登録する際には、採用企業数が前記閾値以上となっている質問を、採用候補として、前記製品または前記サービスを提供する企業の端末装置に優先的に表示させることを特徴とする付記4記載のアンケート収集方法。
【0185】
(付記6) 各質問を採用している企業数が、前記製品または前記サービスに対して設定されている前記閾値以上となったか否かを判断し、前記閾値以上の企業に採用された質問を前記製品または前記サービスのアンケートに採用することを特徴とする付記4記載のアンケート収集方法。
【0186】
(付記7) 前記回答結果を比較表示する際には、前記アンケートの目的となる前記製品または前記サービスを提供している企業の端末装置へ、前記ネットワークを介して表示させることを特徴とする付記1記載のアンケート収集方法。
【0187】
(付記8) 前記顧客の前記回答を受け付ける際には、提供元の企業が異なる複数の前記製品または前記サービスに関するアンケートを、統一された入力手順で受け付けることを特徴とする付記1記載のアンケート収集方法。
【0188】
(付記9) 顧客からのアンケートを収集するためのアンケート収集プログラムにおいて、
コンピュータに、
複数の企業で提供される製品またはサービス毎に、アンケートに採用する質問を登録し、
ットワークを介して、前記製品または前記サービスの前記アンケートに採用された前記質問に対する前記顧客の回答を受け付け、
提供元の企業が異なる複数の製品またはサービスに関する前記質問への回答結果を比較表示する、
処理を実行させることを特徴とするアンケート収集プログラム。
【0189】
(付記10) 顧客からのアンケートを収集するためのアンケート収集装置において、
複数の企業で提供される製品またはサービス毎に、アンケートに採用する質問を登録する登録手段と、
ットワークを介して、前記製品または前記サービスの前記アンケートに採用された前記質問に対する前記顧客の回答を受け付ける回答受付手段と、
提供元の企業が異なる複数の製品またはサービスに関する前記質問への回答結果を比較表示する表示手段と、
を有することを特徴とするアンケート収集装置。
【0190】
(付記11) 顧客からのアンケートを収集するためのアンケート収集プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
前記コンピュータに、
複数の企業で提供される製品またはサービス毎に、アンケートに採用する質問を登録し、
ットワークを介して、前記製品または前記サービスの前記アンケートに採用された前記質問に対する前記顧客の回答を受け付け、
提供元の企業が異なる複数の製品またはサービスに関する前記質問への回答結果を比較表示する、
処理を実行させることを特徴とするアンケート収集プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0191】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、複数の企業用のアンケートの目的となる製品またはサービス毎に、質問に対する顧客の回答を受け付け、提供元の企業が異なる複数の製品またはサービスに関する質問への回答結果を比較表示するようにした。そのため、異なる企業の製品またはサービスへのアンケートの回答の提出場所が共通となり、回答を提出しやすくなると共に、複数の製品またはサービスに関する質問への回答結果に基づいて、自社製品と他社製品との顧客満足度を互いに比較することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に適用される発明の概念図である
【図2】本実施の形態の概念図である。
【図3】アンケート収集サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図4】アンケート収集サーバの機能ブロック図である。
【図5】製品DBのデータ構造例を示す図である。
【図6】質問マスタDBのデータ構造例を示す図である。
【図7】質問内容DBのデータ構造例を示す図である。
【図8】回答DBのデータ構造例を示す図である。
【図9】応募DBのデータ構造例を示す図である。
【図10】会員DBのデータ構造例を示す図である。
【図11】一時記憶部のデータ構造例を示す図である。
【図12】アンケート収集処理の全体の流れを示すフローチャートである。
【図13】アンケート項目受付処理の手順を示す第1のフローチャートである。
【図14】アンケート項目受付処理の手順を示す第2のフローチャートである。
【図15】アンケート項目受付処理の手順を示す第3のフローチャートである。
【図16】アンケート項目受付処理の手順を示す第4のフローチャートである。
【図17】製品情報入力画面の一例を示す図である。
【図18】質問内容選択画面の一例を示す図である。
【図19】アンケート回答受付処理の手順を示す第1のフローチャートである。
【図20】アンケート回答受付処理の手順を示す第2のフローチャートである。
【図21】CSコード入力画面の一例を示す図である。
【図22】アンケート回答入力画面の一例を示す図である。
【図23】懸賞品送り先入力画面の一例を示す図である。
【図24】完了通知画面の一例を示す図である。
【図25】アンケート結果通知処理の手順を示す第1のフローチャートである。
【図26】アンケート結果通知処理の手順を示す第2のフローチャートである。
【図27】回答統計結果画面の一例を示す図である。
【図28】自動更新処理の手順を示す第1のフローチャートである。
【図29】自動更新処理の手順を示す第2のフローチャートである。
【図30】自動更新処理の手順を示す第3のフローチャートである。
【符号の説明】
1 アンケート収集装置
1a〜1c アンケート情報
2〜4 企業端末
2a 回答結果
5,6 顧客端末
7a〜7f 製品
9 ネットワーク
10 インターネット
21 運営会社
22,23 企業
24,25 顧客
31,32 企業端末
41〜45 顧客端末
51,52 製品
100 アンケート収集サーバ
111 製品DB
112 質問マスタDB
113 質問内容DB
114 回答DB
115 応募DB
116 会員DB
121 アンケート内容設定部
122 アンケート回答収集部
123 アンケート結果通知部
124 データ自動更新部
131 一時記憶部

Claims (4)

  1. ネットワークに接続されたコンピュータによるアンケート収集方法において、
    登録手段が、複数の企業で提供される製品またはサービスに対応付けて質問採用企業数の閾値が設定された製品データベースを参照し、前記製品または前記サービス毎に、質問と前記質問を採用した企業数とが登録された質問マスタデータベースの中から、前記製品または前記サービスに設定された前記閾値以上の企業で採用されている前記質問を優先的に前記製品または前記サービスのアンケートに採用し、前記アンケートに採用する前記質問をアンケート対象となる前記製品または前記サービスに対応付けて質問内容データベースに登録し、
    回答受付手段が、前記ネットワークを介して、前記製品または前記サービスの前記アンケートに採用された前記質問を前記質問内容データベースから取得して顧客の使用する顧客端末に送信し、送信した前記質問に対する前記顧客の回答を前記顧客端末から受け付け、送信した前記質問に対応付けて前記回答を回答データベースに登録し、
    表示手段が、前記回答データベースから前記製品または前記サービスに関する前記質問への前記回答を取得し、提供元の企業が異なる複数の製品またはサービスに関して行われた共通の前記質問への回答結果を比較表示する、
    ことを特徴とするアンケート収集方法。
  2. 前記質問を前記質問内容データベースに登録する際には、当該質問の前記回答に関する情報の他の企業への開示の許否を示すフラグを設定し、
    前記回答結果を比較表示する際には、前記フラグによって他の企業への開示が許可されている質問に関してのみ、前記回答結果の比較表示を行うことを特徴とする請求項1記載のアンケート収集方法。
  3. 顧客からのアンケートを収集するためのアンケート収集プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    複数の企業で提供される製品またはサービスに対応付けて質問採用企業数の閾値が設定された製品データベースを参照し、前記製品または前記サービス毎に、質問と前記質問を採用した企業数とが登録された質問マスタデータベースの中から、前記製品または前記サービスに設定された前記閾値以上の企業で採用されている前記質問を優先的に前記製品または前記サービスの前記アンケートに採用し、前記アンケートに採用する前記質問をアンケート対象となる前記製品または前記サービスに対応付けて質問内容データベースに登録し、
    ネットワークを介して、前記製品または前記サービスの前記アンケートに採用された前記質問を前記質問内容データベースから取得して前記顧客の使用する顧客端末に送信し、送信した前記質問に対する前記顧客の回答を前記顧客端末から受け付け、送信した前記質問に対応付けて前記回答を回答データベースに登録し、
    前記回答データベースから前記製品または前記サービスに関する前記質問への前記回答を取得し、提供元の企業が異なる複数の製品またはサービスに関して行われた共通の前記質問への回答結果を比較表示する、
    処理を実行させることを特徴とするアンケート収集プログラム。
  4. 顧客からのアンケートを収集するためのアンケート収集装置において、
    複数の企業で提供される製品またはサービスに対応付けて質問採用企業数の閾値が設定された製品データベースと、
    質問と前記質問を採用した企業数とが登録された質問マスタデータベースと、
    複数の企業で提供される前記製品または前記サービス毎に採用された前記質問を記憶する質問内容データベースと、
    前記質問に対応付けて回答を記憶する回答データベースと、
    前記製品データベースを参照し、複数の企業で提供される前記製品または前記サービス 毎に、前記質問マスタデータベースの中から、前記製品または前記サービスに設定された前記閾値以上の企業で採用されている質問を優先的に前記製品または前記サービスの前記アンケートに採用し、前記アンケートに採用する前記質問をアンケート対象となる前記製品または前記サービスに対応付けて前記質問内容データベースに登録する登録手段と、
    ネットワークを介して、前記製品または前記サービスの前記アンケートに採用された前記質問を前記質問内容データベースから取得して前記顧客の使用する顧客端末に送信し、送信した前記質問に対する前記顧客の回答を前記顧客端末から受け付け、送信した前記質問に対応付けて前記回答を前記回答データベースに登録する回答受付手段と、
    前記回答データベースから前記製品または前記サービスに関する前記質問への前記回答を取得し、提供元の企業が異なる複数の製品またはサービスに関して行われた共通の前記質問への回答結果を比較表示する表示手段と、
    を有することを特徴とするアンケート収集装置。
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