JP3937348B2 - 携帯端末の事故防止付加機能動作システム及び方法 - Google Patents

携帯端末の事故防止付加機能動作システム及び方法 Download PDF

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本発明は携帯端末の付加機能動作システムに関する。特に、本発明は、駅ホーム内での携帯端末の使用中に電車の入線を気付かせ事故防止を行う機能を付加した携帯端末の事故防止付加機能動作システム及び方法に関する。
近年、携帯端末が普及され、駅ホーム内で頻繁に使用され、歩きながら通話が行われている。特に、都会の駅ホーム内では人が多く、騒音も大きい。周囲の騒音が大きい場合には、携帯端末のレシーバの音量を大きくし、通話が行われる。
通話に夢中になっていると、駅ホーム内の放送から電車の入線を知らせる案内があっても聞こえず、入線する電車の音にも気が付かず、人を避けながら歩いていると、駅ホームの白線内に入り、不注意による電車との接触事故を起こす恐れがあるという問題がある。
なお、交通手段と無線技術とが関連する従来技術には以下のようなものがある。
従来では、周囲雑音にかき消されることなく感知し易い警告音を発すると共に、警告音のレベルが大き過ぎてユーザやその周囲の人が不快感を感じることを抑えるため、送話レベルの検出値に基づいて回線品質が低下したことを示す警告音のレベルを設定する携帯用通信機器がある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1では、周囲騒音にかき消されることなく警告音を発する携帯用通信機器が開示されているが、周囲の騒音が大きい駅ホーム内での使用中に通話に夢中になっている場合電車の入線を放送で知らせる案内、実際に入線する電車の音に気が付かなくなるという上記問題を解決できない。
また、従来では、従来の接近表示と運行管理表示の両方を行うバス運行システムは、バス,バス停,バス会社に高出力で高価な無線装置を備えておく必要があったため、これに代わり、バスに小出力無線送信機を搭載すると共に、バスの走行経路にある各公衆電話ボックスに受信機を設けて当該バスの現在の走行位置を特定し、特定された当該バスの現在位置情報を既存のポケットベルシステムを利用してバス停およびバス会社に送信し、バス接近表示と運行管理表示とを行うことにより、既存の設備の活用と電波の有効利用を図るものがある(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献2では、バスの接近表示と運行管理表示の両方を行う技術が開示されているが、周囲の騒音が大きい駅ホーム内での携帯端末の使用中に通話に夢中になっている場合電車の入線を放送で知らせる案内、実際に入線する電車の音に気が付かなくなるという上記問題を解決できない。
また、従来では、列車・地上間もしくは列車・地上・拠点間での情報の送受を確実に行うため、列車に設置され外部に対し列車情報信号を送信する車上通信装置と、地上側に設置され列車が通信エリアに入った際に車上通信装置から送信された列車情報信号を受信して少なくとも列車の接近を警報表示する地上通信装置によりシステムを構成し、更に固定通信装置を基地や駅等の拠点に固定設置し、車上通信装置と拠点側に設置した中央指令室等の外部装置との間で通信回線を確立するものがある(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、上記特許文献3では、携帯型の地上通信装置により列車が走行する区間の保守作業において列車の進入、接近を確認し、保守作業の安全確保を行う技術が開示されているが、周囲の騒音が大きい駅ホーム内での携帯端末の使用中に通話に夢中になっている場合電車の入線を放送で知らせる案内、実際に入線する電車の音に気が付かなくなるという上記問題を解決できない。
また、従来では、駅構内での安全な行動を促すことができ、安全に電車の乗降を行うことができるようにするため、ホームの中央線上に並べて設置した無線通信アンテナ機器が無線携帯端末から受信した電波の強度に応じて利用者の位置(危険度合い)を示す注意喚起情報を無線携帯端末へ送信し、無線携帯端末が上記注意喚起情報に従って利用者に注意を喚起するようにしたものがある(例えば、特許文献4参照)。
しかしながら、上記特許文献4では、無線携帯端末が利用者に注意を喚起し駅構内での安全な行動を促す技術が開示されているが、周囲の騒音が大きい駅ホーム内での携帯端末の使用中に通話に夢中になっている場合電車の入線を放送で知らせる案内、実際に入線する電車の音に気が付かなくなるという上記問題を解決できない。
また、従来では、一般のユーザがタクシーを利用する場合においてタクシー会社に車の手配をした際の車の到着を待っている時のタクシー会社の不安解消,ユーザの不安解消,運転手の疲労の解消,静かな町の実現,交通渋滞解消,電波の有効利用ならびにユーザの電話の容易性及びタクシー会社はユーザを確保することのできる移動局接近報知システムを提供するため、複数の車載移動局のそれぞれはユーザ毎に定められている目的地符号と該ユーザに近接したことを示す到着情報とを電波により送出する機能を有し、固定無線基地局は該電波の受信により該目的地符号と該到着情報を受信したときに該目的地符号に対応する前記ユーザ宛に公衆回線を介して発信をして当該車載移動局が該目的対象に接近したことを示すメッセージを報知する機能を有しているものがある(例えば、特許文献5参照)。
しかしながら、上記特許文献5では、固定無線基地局は複数の車載移動局のそれぞれの電波の受信により目的地符号と到着情報を受信したときに目的地符号に対応するユーザ宛に公衆回線を介して発信をして車載移動局が目的対象に接近したことを示すメッセージを報知する技術が開示されているが、周囲の騒音が大きい駅ホーム内での携帯端末の使用中に通話に夢中になっている場合電車の入線を放送で知らせる案内、実際に入線する電車の音に気が付かなくなるという上記問題を解決できない。
また、従来では、道路上の落下物や、故障車両等の障害物の情報や、交差点における接近車両情報等の情報をドライバに通知する走行支援システムは、路側の通信装置から無線による路車間通信で走行中の車両に情報を送信し、車載端末がドライバにサービスを提供するため、路側に設置された道路上の障害物を検知する障害物センサと、路側処理装置と、路側通信装置と、基地局とを具え、前記路側処理装置から車両に対して障害物や接近車両等の道路上の情報を無線で送信し、その情報に基づいて、前記車両の車載端末がドライバに情報提供または操作支援等のサービスを行う走行支援システムにおいて、監視用受信機を有する路車間通信監視装置を路側に設置し、この路車間通信監視装置は、前記監視用受信機が路車間通信を受信しなくなった場合に、通信異常を前記路側処理装置に通知し、また監視用受信機が受信した内容と、路側処理装置からの送信情報とを比較し、実際に受信している情報に誤りがある場合に通信異常を路側処理装置に通知して、装置異常や電波状況の悪化等に起因する路車間通信異常によるサービスの停止を検出することを特徴とするものがある(例えば、特許文献6参照)。
しかしながら、上記特許文献6では、路側処理装置から車両に対して障害物や接近車両等の道路上の情報を無線で送信し、その情報に基づいて、車両の車載端末がドライバに情報提供または操作支援等のサービスを行う技術が開示されているが、周囲の騒音が大きい駅ホーム内での携帯端末の使用中に通話に夢中になっている場合電車の入線を放送で知らせる案内、実際に入線する電車の音に気が付かなくなるという上記問題を解決できない。
従来では、受信機とディスプレィを内蔵する簡易なバス停留所を用いて容易にバス到着の予定表示を行うことのできるバス到着管理システムを提供するため、GPS受信機を内蔵した通信ユニットを搭載した乗り合いバスに関し、一定経路を走行する前記乗り合いバスの当該路線の全バス停留所の各位置データを予めデータベース化して記憶する管理センタに,当該乗り合いバスが予め設定記憶しているバス停留所のエリア内に進入したことを前記通信ユニットによって検出したとき、当該乗り合いバスから前記GPS受信機によって得られた位置信号を送信し,前記位置信号の送信を受けた管理センタから乗り合いバスが進入したエリア内の当該バス停留所に当該乗り合いバスが接近してきたことを示すメッセージを送信し,当該バス停留所のディスプレィに表示するようにするものがある(例えば、特許文献7参照)。
しかしながら、上記特許文献7では、受信機とディスプレィを内蔵する簡易なバス停留所を用いて容易にバス到着の予定表示を行うことのできる技術が開示されているが、周囲の騒音が大きい駅ホーム内での携帯端末の使用中に通話に夢中になっている場合電車の入線を放送で知らせる案内、実際に入線する電車に気が付かなくなるという上記問題を解決できない。
また、従来では、作業者が携帯する無線端末への列車接近警報の通知及び作業者の待避完了を通知するため、列車の線路の沿線に所定の間隔で設置されそれぞれが有線通信回線で接続される基地局と、有線通信回線に接続し基地局を制御し管理する制御局と、列車の通過を検出し検出信号として基地局を介して制御局に通信するセンサとを有し、検出信号を受信した制御局では、今後に列車が通過する保線作業の監視者が所持する移動局に対応する基地局を制御して列車の接近警報を通知し、また、作業者が携帯局を操作して安全な場所に待避したことを監視者が所持する移動局に通知するものがある(例えば、特許文献8参照)。
しかしながら、上記特許文献8では、作業者が携帯する無線端末への列車接近警報の通知及び作業者の待避完了を通知する技術が開示されているが、周囲の騒音が大きい駅ホーム内での携帯端末の使用中に通話に夢中になっている場合電車の入線を放送で知らせる案内、実際に入線する電車の音に気が付かなくなるという上記問題を解決できない。
また、従来では、送話音声および受話音声を拡大して使用中、周囲の雑音レベルが高くなったときに送話音声が通話の相手に聞き取りにくくなることを防止した携帯電話装置を提供するため、ユーザの選択により受話音声処理部における受話音声および送話音声処理部における送話音声の増幅度を拡大させる音声拡大処理を実行する音声拡大制御部と、マイクから入力された送話音を人の音声帯域に制限する音声帯域制限回路と、マイクから入力された送話音声信号のレベルと音声帯域制限回路で制限した音声信号のレベルとを比較するS/N測定回路とを設け、音声拡大制御部により音声拡大処理が実行中に、S/N測定回路が音声帯域制限回路で制限された音声信号のレベルとマイクから入力された送話音声信号レベルとの比が所定範囲を越えたと判断したときに、音声拡大制御部による音声拡大処理を解除することを特徴とするものがある(例えば、特許文献9参照)。
しかしながら、上記特許文献9では、送話音声および受話音声を拡大して使用中、周囲の雑音レベルが高くなったときに送話音声が通話の相手に聞き取りにくくなることを防止する技術が開示されているが、周囲の騒音が大きい駅ホーム内での携帯端末の使用中に通話に夢中になっている場合電車の入線を放送で知らせる案内、実際に入線する電車の音に気が付かなくなるという上記問題を解決できない。
特開平10−079684号公報 特開平10−091897号公報 特開2001−106074号公報 特開2003−032732号公報 特開平05−030004号公報 特開2002−271250号公報 特開2002−334397号公報 特開2001−233214号公報 特開平10−336305号公報
したがって、本発明は上記問題点に鑑みて、周囲の騒音が大きい駅ホーム内での携帯端末の使用中に通話に夢中になっている場合でも電車の入線を放送で知らせる案内、実際に入線する電車の音に気付かせる事故防止機能を付加した携帯端末の事故防止付加機能動作システム及び方法を提供することを目的とする。
本発明は前記問題点を解決するために、通話を行う携帯端末の事故防止付加機能動作システムにおいて、送話音声を取り込むマイクロフォンと、受話音声を鳴らすレシーバと、前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を音声認識し、駅ホーム内の放送から電車の入線を知らせる案内を識別する音声認識部と、前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を入力し、入力した駅ホーム内の音の音量を上げ、前記レシーバで鳴らす受話音声の音量を下げる音声処理部と、前記音声認識部から電車の入線を知らせる識別結果に基づき、前記音声処理部で音量を上げた駅ホーム内の音と音量を下げた受話音声を前記レシーバに鳴らさせる事故防止部とを備えることを特徴とする携帯端末の事故防止付加機能動作システムを提供する。
さらに、本発明は、通話を行う携帯端末の事故防止付加機能動作システムにおいて、送話音声を取り込むマイクロフォンと、受話音声を鳴らすレシーバと、前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を音響解析し、電車の走る音、ブレーキの音から電車の入線を知らせる音響を識別する音響解析部と、前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を入力し、入力した駅ホーム内の音の音量を上げ、前記レシーバで鳴らす受話音声の音量を下げる音声処理部と、前記音響解析部から電車の入線を知らせる認識結果に基づき、前記音声処理部で音量を上げた駅ホーム内の音と音量を下げた受話音声を前記レシーバに鳴らさせる事故防止部とを備えることを特徴とする携帯端末の事故防止付加機能動作システムを提供する。
さらに、本発明は、通話を行う携帯端末の事故防止付加機能動作システムにおいて、送話音声を取り込むマイクロフォンと、受話音声を鳴らすレシーバと、前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を音声認識し、駅ホーム内の放送から電車の入線を知らせる案内を識別し、前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を音響解析し、電車の走る音、ブレーキの音から電車の入線を知らせる音響を識別する音声識別/音響解析部と、前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を入力し、入力した駅ホーム内の音の音量を上げ、前記レシーバで鳴らす受話音声の音量を下げる音声処理部と、前記音声識別/音響解析部から電車の入線を知らせる認識結果に基づき、前記音声処理部で音量を上げた駅ホーム内の音と音量を下げた受話音声を前記レシーバに鳴らさせる事故防止部とを備えることを特徴とする携帯端末の事故防止付加機能動作システムを提供する。
さらに、本発明は、通話を行う携帯端末の事故防止付加機能動作システムにおいて、送話音声を取り込むマイクロフォンと、受話音声を鳴らすレシーバと、前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を音声認識し、駅ホーム内の放送から電車の入線を知らせる案内を識別する音声認識部と、電車の入線時に注意を促す音声メッセージを出力する音声メッセージ出力部と、前記音声メッセージ出力部から音声メッセージを入力し、前記レシーバで鳴らす受話音声の音量を下げ、入力した音声メッセージと音量を下げた受話音声を合成する音声処理部と、前記音声認識部から電車の入線を知らせる識別結果に基づき、前記音声処理部で合成した、音声メッセージと音量を下げた受話音声を前記レシーバに鳴らさせる事故防止部とを備えることを特徴とする携帯端末の事故防止付加機能動作システムを提供する。
さらに、本発明は、通話を行う携帯端末の事故防止付加機能動作システムにおいて、送話音声を取り込むマイクロフォンと、受話音声を鳴らすレシーバと、映像を取り込むカメラモジュールと、前記カメラモジュールから取り込まれた駅ホーム内の映像を処理し、電車の入線を識別する映像処理部と、前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を入力し、入力した駅ホーム内の音の音量を上げ、前記レシーバで鳴らす受話音声の音量を下げる音声処理部と、前記映像処理部から電車の入線を知らせる識別結果に基づき、前記音声処理部で音量を上げた駅ホーム内の音と音量を下げた受話音声を前記レシーバに鳴らさせる事故防止部とを備えることを特徴とする携帯端末の事故防止付加機能動作システムを提供する。
さらに、本発明は、通話を行う携帯端末の事故防止付加機能動作システムにおいて、受話音声を鳴らすレシーバと、映像を取り込むカメラモジュールと、前記カメラモジュールから取り込まれた駅ホーム内の映像を処理し、電車の入線を識別する映像処理部と、電車の入線時に注意を促す音声メッセージを出力する音声メッセージ出力部と、前記音声メッセージ出力部から音声メッセージを入力し、前記レシーバで鳴らす受話音声の音量を下げ、入力した音声メッセージと音量を下げた受話音声を合成する音声処理部と、前記映像処理部から電車の入線を知らせる識別結果に基づき、前記音声処理部で合成した、音声メッセージと音量を下げた受話音声を前記レシーバに鳴らさせる事故防止部とを備えることを特徴とする携帯端末の事故防止付加機能動作システムを提供する。
さらに、本発明は、通話を行う携帯端末の事故防止付加機能動作システムにおいて、送話音声を取り込むマイクロフォンと、受話音声を鳴らすレシーバと、映像を取り込むカメラモジュールと、前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を音声認識し、駅ホーム内の放送から電車の入線を知らせる案内を識別する音声認識部と、前記カメラモジュールから取り込まれた駅ホーム内の映像を処理し、電車の入線を識別する映像処理部と、電車の入線時に注意を促す音声メッセージを出力する音声メッセージ出力部と、前記音声メッセージ出力部から音声メッセージを入力し、前記レシーバで鳴らす受話音声の音量を下げ、入力した音声メッセージと音量を下げた受話音声を合成する音声処理部と、前記音声認識部、前記映像処理部から電車の入線を知らせる識別結果に基づき、前記音声処理部で合成した、音声メッセージと音量を下げた受話音声を前記レシーバに鳴らさせる事故防止部とを備えることを特徴とする携帯端末の事故防止付加機能動作システムを提供する。
さらに、前記音声認識部は、音声認識に用いる駅ホーム内の案内放送の音声データとして、ユーザが利用する駅ホーム内の案内放送を録音して格納する。
さらに、前記音響解析部は、音響解析に用いる駅ホーム内の電車の走る音、ブレーキの音を音声データとして、ユーザが利用する駅ホーム内の電車の走る音、ブレーキの音を録音して格納する。
さらに、前記音声識別部、前記音響解析部、前記音声識別/音響解析部、前記映像処理部には駅の位置情報を記憶しておき、前記携帯端末の位置情報が記憶されている駅の位置情報と一致する場合には、前記音声識別部、前記音響解析部、前記音声識別/音響解析部、前記映像処理部を動作状態にする。
さらに、本発明は、通話を行う携帯端末の事故防止付加機能動作方法において、マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を音声認識し、駅ホーム内の放送から電車の入線を知らせる案内を識別する工程と、マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を入力し、入力した駅ホーム内の音の音量を上げ、前記レシーバで鳴らす受話音声の音量を下げる工程と、電車の入線を知らせる識別結果に基づき、音量を上げた駅ホーム内の音と音量を下げた受話音声をレシーバに鳴らさせる工程とを備えることを特徴とする携帯端末の事故防止付加機能動作方法を提供する。
以上説明したように、本発明の携帯端末によれば、駅ホーム内の放送、電車の音、映像から判断して、駅ホーム内の音を強調するために駅ホーム内の音の音量を下げ、受話音声の音量を下げることにより、さらに、注意を促す音声メッセージを含ませることにより、携帯端末のユーザが周辺の音を聞くことで、電車の入線に気付き、不注意による電車との接触事故を未然に防ぐことが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る携帯端末の事故防止付加機能動作システムの概略構成を示すブロック図である。
本図に示すように、携帯端末100には、送話音声を取り込むマイクロフォン101と、受話音声を鳴らすレシーバ105と、音声入力線106を介してマイクロフォン101に接続され、音声出力線109を介してレシーバ105に接続されCPU(中央演算装置)で形成され携帯端末100全体の制御を行う制御部103とが主として設けられている。
さらに、マイクロフォン101と制御部103の間の音声入力線106からの分岐線に音声識別部102が接続され、音声識別部102は、駅ホーム内の通話時にマイクロフォン101から音声入力線106を介して送話音声と共に駅ホーム内の音を入力し、駅ホーム内の案内放送から電車の入線を知らせる内容を音声認識する機能を有し、識別結果送信線107を介して、制御部103に識別結果を送信する機能を有する。
レシーバ105と制御部103の間には音声処理部104が設けられ、音声処理部104は、駅ホーム内の通話時に制御部103からレシーバ105に受話音を調節し音量を下げて送信し、さらに、音声識別部102を通過する音声入力線106の分岐線に接続され、マイクロフォン101からレシーバ105に電車の入線を知らせる駅ホーム内の音の音量を上げる調整を行って送信する機能を有する。
制御部103には事故防止部103Aが設けられ、事故防止部103Aは識別結果送信線107を介して、音声識別部102から識別結果を受信すると、音声処理部制御線108を介して、受信した識別結果に基づき、音声処理部104に対して受話音声の音量を下げ、マイクロフォン101から入力した駅ホーム内の音の音量を上げるように制御を行う。
図2は図1における音声識別部102による駅ホーム内の案内放送を識別する例を説明する図である。
本図に示すように、音声識別部102には、駅ホーム内の案内放送例として、
「1.間もなく電車が入ります」
「2.間もなく電車が来ます」
「3.間もなく電車が参ります」
「4.白線内にお下がりください」
「5.白線外に出ないで下さい」
「6.ご注意ください」
「7.危険です」
「8.電車が通過します」
「9.ドアが閉まります」
「10.発車します」
「11.足元にお気をつけください」

のように、駅ホーム内の案内放送について複数の音声データが格納される。
音声識別部102は、マイクロフォン101から入力した音声に対して駅ホーム内の案内放送の音声データに基づき音声認識を行い、送話音に駅ホーム内の案内放送と一致する音声データが含まれるか否かを識別する。
なお、駅ホーム内の案内放送の音声データとして、ユーザが頻繁に利用する駅ホーム内の案内放送を録音して格納するようにしてもよい。これにより、駅ホーム内の案内放送の音声認識の精度が向上する。
また、音声識別部102を通常停止状態にしておく。さらに、予め音声識別部102に駅の位置情報を記憶しておき、携帯端末100の位置情報が記憶されている駅の位置情報と一致する場合に、音声識別部102を動作状態になるようにしてもよい。これにより、電力消費を削減することが可能になる。音声識別処理エンジンを常時動かしておくと電力消費が大きくなるためである。
図3は図1における携帯端末の事故防止付加機能動作システムの動作例を説明するフローチャートである。
本図に示すように、ステップS201において、マイクロフォン101では音声入力線106の分岐線を介して駅ホーム内の音を音声識別部102に送信する。
ステップS202において、音声識別部102では受信した音を音声認識処理し、駅ホーム内の放送から電車の入線を知らせる案内を識別した場合、音声識別部102から識別結果送信線107を介して識別結果信号を制御部103の事故防止部103Aに送信する。
ステップS203において、音声識別部102では音声入力線106を介してマイクロフォン101からの駅ホーム内の音を音声処理部104に送信する。
ステップS204において、制御部103の事故防止部103Aでは、識別結果を受信することで、音声処理部制御線108を介して、音声処理部104に音声処理部制御信号を送信する。
ステップS205において、音声処理部104では音声部制御信号を受信することで、音声出力線109を介して音量を上げた駅ホーム内の音と、音量を下げた受話音声をレシーバ105に送信する。
ステップS206、ステップS207において、レシーバ105で、駅ホーム内の音と受話音声を鳴らし、キーボタンによる解除により処理を終了する。
したがって、本発明によれば、携帯端末100が駅ホーム内の放送を識別して、駅ホーム内の音を強調するために駅ホーム内の音の音量を上げ、受話音声の音量を下げることにより、ユーザが周辺の音を聞くことで電車の入線に気付き、不注意による電車との接触事故を未然に防ぐことが可能になる。
図4は図1の第1の変形例に係る携帯端末の事故防止付加機能動作システムの概略構成を示すブロック図である。
本図に示すように、図1と比較して、音声識別部102に代わり、音響の周波数成分を解析する音響解析部112が設けられ、音響解析部112には電車が走る音響、停車時のブレーキの音響等のように電車の入線を知らせる音響データが格納され、音響解析部112は、駅ホーム内の通話時にマイクロフォン101から音声入力線106を介して送話音と共に駅ホーム内の音を入力し、入力した音響を解析し、格納された音響データを比較し、送話音に電車が走る音響、停車時のブレーキの音響と一致する音響データが含まれるか否かを識別する機能を有する。その他の構成は図1と同様である。
なお、電車が走る音、停車時のブレーキの音響データとして、ユーザが頻繁に利用する駅ホーム内の電車が走る音、停車時のブレーキを録音して格納するようにしてもよい。これにより、電車が走る音響、停車時のブレーキの音響の解析の精度が向上する。
また、音響解析部112を通常停止状態にしておく。さらに、予め音響解析部112に駅の位置情報を記憶しておき、携帯端末100の位置情報が記憶されている駅の位置情報と一致する場合に、音響解析部112を動作状態になるようにしてもよい。これにより、電力消費を削減することが可能になる。音響解析処理エンジンを常時動かしておくと電力消費が大きくなるためである。
図5は図4における携帯端末の事故防止付加機能動作システムの動作例を説明するフローチャートである。
本図に示すように、ステップS211において、マイクロフォン101では音声入力線106の分岐線を介して駅ホーム内の音を音響解析部112に送信する。
ステップS212において、音響解析部112では受信した音を音響解析処理し、電車の走る音、ブレーキの音等から電車の入線を識別した場合、音響解析部112から識別結果送信線107を介して識別結果信号を制御部103の事故防止部103Aに送信する。
ステップS213において、音響解析部112では音声入力線106を介してマイクロフォン101からの駅ホーム内の音を音声処理部104に送信する。
ステップS214において、制御部103の事故防止部103Aでは、識別結果を受信することで、音声処理部制御線108を介して、音声処理部104に音声処理部制御信号を送信する。
ステップS215において、音声処理部104では音声処理部制御信号を受信することで、音声出力線109を介して音量を上げた駅ホーム内の音と、音量を下げた受話音声をレシーバ105に送信する。
ステップS216、ステップS217において、レシーバ105で、駅ホーム内の音と受話音声を鳴らし、キーボタンによる解除により処理を終了する。
したがって、本発明によれば、携帯端末100が電車の走る音響、ブレーキの音響等から電車の入線を識別して、駅ホーム内の音を強調するために駅ホーム内の音の音量を上げ、受話音声の音量を下げることにより、ユーザが周辺の音を聞くことで電車の入線に気付き、不注意による電車との接触事故を未然に防ぐことが可能になる。
図6は図1の第2の変形例に係る携帯端末の事故防止付加機能動作システムの概略構成を示すブロック図である。
本図に示すように、図1と比較して、音声識別部102に代わり、音声識別/音響解析部122が設けられ、音声識別/音響解析部122は、図1の音声識別部102と図4の音響解析部112を組み合わせたものであり、駅ホーム内の通話時にマイクロフォン101から音声入力線106を介して送話音と共に駅ホーム内の音を入力し、駅ホーム内の案内放送を音声認識し、入力した音響を解析し電車が走る音響、停車時のブレーキの音響から電車の入線を知らせる内容を識別する機能を有する。その他の構成は図1と同様である。
なお、駅ホーム内の案内放送の音声データとして、電車が走る音、停車時のブレーキの音響データとして、ユーザが頻繁に利用する駅ホーム内の案内放送を録音して、駅ホーム内の電車が走る音、停車時のブレーキを録音して格納するようにしてもよい。これにより、駅ホーム内の案内放送の音声認識、電車が走る音響、停車時のブレーキの音響の解析の精度が向上する。
また、音声識別/音響解析部122を通常停止状態にしておく。さらに、予め音声識別/音響解析部122に駅の位置情報を記憶しておき、携帯端末100の位置情報が記憶されている駅の位置情報と一致する場合に、音声識別/音響解析部122を動作状態になるようにしてもよい。これにより、電力消費を削減することが可能になる。音声認識処理エンジン、音響解析処理エンジンを常時動かしておくと電力消費が大きくなるためである。
図7は図6における携帯端末の事故防止付加機能動作システムの動作例を説明するフローチャートである。
本図に示すように、ステップS221において、マイクロフォン101では音声入力線106の分岐線を介して駅ホーム内の音を音声識別/音響解析部122に送信する。
ステップS222において、音声識別/音響解析部122では受信した音を音声認識処理し、駅ホーム内の放送から電車の入線を知らせる案内を識別し、識別できた場合、ステップS224に進み、識別できない場合にはステップS223に進む。
ステップS223において、音声識別/音響解析部122では受信した音を音響解析処理し、電車の走る音、ブレーキの音から電車の入線を識別した場合にはステップS224に進み、識別できない場合には処理を終了する。
ステップS224において、音声認識、又は音響解析により電車の入線を識別できた場合には、音声識別/音響解析部122から識別結果送信線107を介して識別結果信号を制御部103の事故防止部103Aに送信する。
ステップS225において、音声識別/音響解析部122では音声入力線106を介してマイクロフォン101からの駅ホーム内の音を音声処理部104に送信する。
ステップS226において、制御部103の事故防止部103Aでは、識別結果を受信することで、音声処理部制御線108を介して、音声処理部104に音声処理部制御信号を送信する。
ステップS227において、音声処理部104では音声処理部制御信号を受信することで、音声出力線109を介して音量を上げた駅ホーム内の音と、音量を下げた受話音声をレシーバ105に送信する。
ステップS228、ステップS229において、レシーバ105で、駅ホーム内の音と受話音声を鳴らし、キーボタンによる解除により処理を終了する。
したがって、本発明によれば、携帯端末100が駅ホーム内の放送を音声認識で、又は、電車の走る音響、ブレーキの音響等から音響解析で、電車の入線を識別して、駅ホーム内の音を強調するために駅ホーム内の音の音量を上げ、受話音声の音量を下げることにより、ユーザが周辺の音を聞くことで電車の入線に気付き、不注意による電車との接触事故を未然に防ぐことが可能になる。
図8は図1の第3の変形例に係る携帯端末の事故防止付加機能動作システムの概略構成を示すブロック図である。
本図に示すように、図1と比較して、音声識別部102から音声処理部104への音声入力線106に代わり、音声メッセージ出力部131が設けられ、音声メッセージ出力部131は、例えば、図2に示すように、電車の入線時に注意を促す音声メッセージを格納する。
音声メッセージ出力部131と制御部103の間には音声メッセージ出力部制御線132、音声メッセージ出力部131と音声処理部104の間には音声メッセージ出力線133が設けられる。
事故防止部103Aは識別結果送信線107を介して、音声識別部102から識別結果を受信すると、音声メッセージ出力部制御線132を介して、音声メッセージ出力部131に音声メッセージ出力部制御信号を送信する。
音声メッセージ出力部131は、事故防止部103Aから音声メッセージ出力部制御信号を受信すると、格納されている音声メッセージを音声処理部104に送信する。
音声処理部104では音量を下げた受話音と音声メッセージを合成し、音声出力線109を介してレシーバ105に送信する。その他の構成は図1と同様である。
図9は図8における携帯端末の事故防止付加機能動作システムの動作例を説明するフローチャートである。
本図に示すように、ステップS231において、マイクロフォン101では音声入力線106の分岐線を介して駅ホーム内の音を音声識別部102に送信する。
ステップS232において、音声識別部102では受信した音を音声認識処理し、駅ホーム内の放送から電車の入線を知らせる案内を識別した場合、音声識別部102から識別結果送信線107を介して識別結果信号を制御部103の事故防止部103Aに送信する。
ステップS233において、事故防止部103Aでは識別結果を受信することで音声メッセージ出力部制御線132を介して音声メッセージ出力部131に音声メッセージ出力部制御信号を送信する。
ステップS234において、音声メッセージ出力部131が音声メッセージ出力部制御信号を受信することで音声メッセージ出力線133を介して注意の音声メッセージを音声処理部104に送信する。
ステップS235において、音声処理部104では注意の音声メッセージを受信することで、受話音声と注意の音声メッセージを合成しさらに音声出力線109を解して合成された受話音声をレシーバ105に送信する。
ステップS236、ステップS237において、レシーバ105で、駅ホーム内の音と受話音声を鳴らし、キーボタンによる解除により処理を終了する。
したがって、本発明によれば、携帯端末100が駅ホーム内の放送を音声認識で電車の入線を識別して、受話音量を下げ、同時に注意の音声メッセージを受話音に合成することで、電車の入線に気付きやすくなり、不注意による電車との接触事故を未然に防ぐことが可能になる。
以上の説明では、音声メッセージ出力部131を図1の構成に含めるようにしたが、図4、図6の構成に含めるようにしてもよい。
図10は図1の第4の変形例に係る携帯端末の事故防止付加機能動作システムの概略構成を示すブロック図である。
本図に示すように、図1と比較して、携帯端末100にはカメラモジュール141が設けられ、カメラモジュール141は映像を取り込む機能を有し、映像入力線143を介して制御部103に送信する機能を有する。
映像入力線143の分岐側には映像処理部142が接続され、映像処理部142は映像入力線143を介して取り込んだ駅ホーム内の映像から電車の入線を識別できる機能を有し、識別結果送信線107を介して、識別結果を制御部103に送信する機能を有する。
音声入力線106の分岐線が音声処理部104に接続され、音声処理部104は、マイクロフォン101から駅ホーム内の音を音声入力線106の分岐線を介して入力する。
なお、映像処理部142は、カメラモジュール141が駅ホーム側を向いている場合、カメラモジュール141に電車が映ると、像の大きさ、移動速度から電車と認識処理することが可能である。その他の構成は図1と同じである。
また、映像処理部142を通常停止状態にしておく。さらに、予め映像処理部142に駅の位置情報を記憶しておき、携帯端末100の位置情報が記憶されている駅の位置情報と一致する場合に、映像処理部142を動作状態になるようにしてもよい。これにより、電力消費を削減することが可能になる。映像識別処理エンジンを常時動かしておくと電力消費が大きくなるためである。
図11は図10における携帯端末の事故防止付加機能動作システムの動作例を説明するフローチャートである。
本図に示すように、ステップS241において、カメラモジュール141では映像入力線143の分岐線を介して駅ホーム内の映像を映像処理部142に送信する。
ステップS242において、映像処理部142では受信した駅ホーム内の映像処理から、電車の入線を識別した場合、識別結果信号線107を介して、識別結果信号を制御部103の事故防止部103Aに送信する。
ステップS243において、音声処理部104ではマイクロフォン101から音声入力線106の分岐線を介して駅ホーム内の音を受信する。
ステップS244において、事故防止部103Aでは、識別結果を受信することで、音声処理部制御線108を介して、音声処理部104に音声処理部制御信号を送信する。
ステップS245において、音声処理部104では音声処理制御信号を受信することで、音声出力線109を介して、音量を上げた駅ホーム内の音と音量を下げた受話音声をレシーバ105に出力する。
ステップS246、ステップS247において、レシーバ105では駅ホーム内の音と受話音声を鳴らし、キーボタンによる解除により処理を終了する。
したがって、本発明によれば、携帯端末100が駅ホーム内の映像から電車の入線を識別して、駅ホーム内の音を強調するために駅ホーム内の音の音量を上げ、受話音声の音量を下げることにより、ユーザが周辺の音を聞くことで電車の入線に気付き、不注意による電車との接触事故を未然に防ぐことが可能になる。
以上の説明では、駅ホーム内の映像から電車の入線を識別したが、さらに、図1の音声認識、図4の音響解析の機能を付加してもよく、さらに、図8の音声メッセージ出力を受話音声に合成する機能を付加するようにしてもよい。これにより、電車の入線の識別の精度が向上し、電車の入線に気付きやすくなる。
本発明に係る携帯端末の事故防止付加機能動作システムの概略構成を示すブロック図である。 図1における音声識別部102による駅ホーム内の案内放送を識別する例を説明する図である。 図1における携帯端末の事故防止付加機能動作システムの動作例を説明するフローチャートである。 図1の第1の変形例に係る携帯端末の事故防止付加機能動作システムの概略構成を示すブロック図である。 図4における携帯端末の事故防止付加機能動作システムの動作例を説明するフローチャートである。 図1の第2の変形例に係る携帯端末の事故防止付加機能動作システムの概略構成を示すブロック図である。 図6における携帯端末の事故防止付加機能動作システムの動作例を説明するフローチャートである。 図1の第3の変形例に係る携帯端末の事故防止付加機能動作システムの概略構成を示すブロック図である。 図8における携帯端末の事故防止付加機能動作システムの動作例を説明するフローチャートである。 図1の第4の変形例に係る携帯端末の事故防止付加機能動作システムの概略構成を示すブロック図である。 図10における携帯端末の事故防止付加機能動作システムの動作例を説明するフローチャートである。
符号の説明
100…携帯端末
101…マイクロフォン
102…音声識別部
103…制御部
103A…事故防止部
104…音声処理部
105…レシーバ
106…音声入力線
107…識別結果送信線
108…音声処理部制御線
109…音声出力線
112…音響解析部
122…音声識別/音響解析部
131…音声メッセージ出力部
132…音声メッセージ出力部制御線
133…音声メッセージ出力線
141…カメラモジュール
142…映像処理部
143…映像入力線

Claims (11)

  1. 通話を行う携帯端末の事故防止付加機能動作システムにおいて、
    送話音声を取り込むマイクロフォンと、
    受話音声を鳴らすレシーバと、
    前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を音声認識し、駅ホーム内の放送から電車の入線を知らせる案内を識別する音声認識部と、
    前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を入力し、入力した駅ホーム内の音の音量を上げ、前記レシーバで鳴らす受話音声の音量を下げる音声処理部と、
    前記音声認識部から電車の入線を知らせる識別結果に基づき、前記音声処理部で音量を上げた駅ホーム内の音と音量を下げた受話音声を前記レシーバに鳴らさせる事故防止部とを備えることを特徴とする携帯端末の事故防止付加機能動作システム。
  2. 通話を行う携帯端末の事故防止付加機能動作システムにおいて、
    送話音声を取り込むマイクロフォンと、
    受話音声を鳴らすレシーバと、
    前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を音響解析し、電車の走る音、ブレーキの音から電車の入線を知らせる音響を識別する音響解析部と、
    前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を入力し、入力した駅ホーム内の音の音量を上げ、前記レシーバで鳴らす受話音声の音量を下げる音声処理部と、
    前記音響解析部から電車の入線を知らせる認識結果に基づき、前記音声処理部で音量を上げた駅ホーム内の音と音量を下げた受話音声を前記レシーバに鳴らさせる事故防止部とを備えることを特徴とする携帯端末の事故防止付加機能動作システム。
  3. 通話を行う携帯端末の事故防止付加機能動作システムにおいて、
    送話音声を取り込むマイクロフォンと、
    受話音声を鳴らすレシーバと、
    前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を音声認識し、駅ホーム内の放送から電車の入線を知らせる案内を識別し、前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を音響解析し、電車の走る音、ブレーキの音から電車の入線を知らせる音響を識別する音声識別/音響解析部と、
    前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を入力し、入力した駅ホーム内の音の音量を上げ、前記レシーバで鳴らす受話音声の音量を下げる音声処理部と、
    前記音声識別/音響解析部から電車の入線を知らせる認識結果に基づき、前記音声処理部で音量を上げた駅ホーム内の音と音量を下げた受話音声を前記レシーバに鳴らさせる事故防止部とを備えることを特徴とする携帯端末の事故防止付加機能動作システム。
  4. 通話を行う携帯端末の事故防止付加機能動作システムにおいて、
    送話音声を取り込むマイクロフォンと、
    受話音声を鳴らすレシーバと、
    前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を音声認識し、駅ホーム内の放送から電車の入線を知らせる案内を識別する音声認識部と、
    電車の入線時に注意を促す音声メッセージを出力する音声メッセージ出力部と、
    前記音声メッセージ出力部から音声メッセージを入力し、前記レシーバで鳴らす受話音声の音量を下げ、入力した音声メッセージと音量を下げた受話音声を合成する音声処理部と、
    前記音声認識部から電車の入線を知らせる識別結果に基づき、前記音声処理部で合成した、音声メッセージと音量を下げた受話音声を前記レシーバに鳴らさせる事故防止部とを備えることを特徴とする携帯端末の事故防止付加機能動作システム。
  5. 通話を行う携帯端末の事故防止付加機能動作システムにおいて、
    送話音声を取り込むマイクロフォンと、
    受話音声を鳴らすレシーバと、
    映像を取り込むカメラモジュールと、
    前記カメラモジュールから取り込まれた駅ホーム内の映像を処理し、電車の入線を識別する映像処理部と、
    前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を入力し、入力した駅ホーム内の音の音量を上げ、前記レシーバで鳴らす受話音声の音量を下げる音声処理部と、
    前記映像処理部から電車の入線を知らせる識別結果に基づき、前記音声処理部で音量を上げた駅ホーム内の音と音量を下げた受話音声を前記レシーバに鳴らさせる事故防止部とを備えることを特徴とする携帯端末の事故防止付加機能動作システム。
  6. 通話を行う携帯端末の事故防止付加機能動作システムにおいて、
    受話音声を鳴らすレシーバと、
    映像を取り込むカメラモジュールと、
    前記カメラモジュールから取り込まれた駅ホーム内の映像を処理し、電車の入線を識別する映像処理部と、
    電車の入線時に注意を促す音声メッセージを出力する音声メッセージ出力部と、
    前記音声メッセージ出力部から音声メッセージを入力し、前記レシーバで鳴らす受話音声の音量を下げ、入力した音声メッセージと音量を下げた受話音声を合成する音声処理部と、
    前記映像処理部から電車の入線を知らせる識別結果に基づき、前記音声処理部で合成した、音声メッセージと音量を下げた受話音声を前記レシーバに鳴らさせる事故防止部とを備えることを特徴とする携帯端末の事故防止付加機能動作システム。
  7. 通話を行う携帯端末の事故防止付加機能動作システムにおいて、
    送話音声を取り込むマイクロフォンと、
    受話音声を鳴らすレシーバと、
    映像を取り込むカメラモジュールと、
    前記マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を音声認識し、駅ホーム内の放送から電車の入線を知らせる案内を識別する音声認識部と、
    前記カメラモジュールから取り込まれた駅ホーム内の映像を処理し、電車の入線を識別する映像処理部と、
    電車の入線時に注意を促す音声メッセージを出力する音声メッセージ出力部と、
    前記音声メッセージ出力部から音声メッセージを入力し、前記レシーバで鳴らす受話音声の音量を下げ、入力した音声メッセージと音量を下げた受話音声を合成する音声処理部と、
    前記音声認識部、前記映像処理部から電車の入線を知らせる識別結果に基づき、前記音声処理部で合成した、音声メッセージと音量を下げた受話音声を前記レシーバに鳴らさせる事故防止部とを備えることを特徴とする携帯端末の事故防止付加機能動作システム。
  8. 前記音声認識部は、音声認識に用いる駅ホーム内の案内放送の音声データとして、ユーザが利用する駅ホーム内の案内放送を録音して格納することを特徴とする、請求項1、請求項3、請求項4、請求項7のいずれか1つの請求項に記載の携帯端末の事故防止付加機能動作システム。
  9. 前記音響解析部は、音響解析に用いる駅ホーム内の電車の走る音、ブレーキの音を音声データとして、ユーザが利用する駅ホーム内の電車の走る音、ブレーキの音を録音して格納することを特徴とする、請求項2又は請求項3に記載の携帯端末の事故防止付加機能動作システム。
  10. 前記音声識別部、前記音響解析部、前記音声識別/音響解析部、前記映像処理部には駅の位置情報を記憶しておき、前記携帯端末の位置情報が記憶されている駅の位置情報と一致する場合には、前記音声識別部、前記音響解析部、前記音声識別/音響解析部、前記映像処理部を動作状態にすることを特徴とする、請求項1乃至7に記載の携帯端末の事故防止付加機能動作システム。
  11. 通話を行う携帯端末の事故防止付加機能動作方法において、
    マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を音声認識し、駅ホーム内の放送から電車の入線を知らせる案内を識別する工程と、
    マイクロフォンから取り込まれた駅ホーム内の音を入力し、入力した駅ホーム内の音の音量を上げ、前記レシーバで鳴らす受話音声の音量を下げる工程と、
    電車の入線を知らせる識別結果に基づき、音量を上げた駅ホーム内の音と音量を下げた受話音声をレシーバに鳴らさせる工程とを備えることを特徴とする携帯端末の事故防止付加機能動作方法。
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