JP2005084967A - 情報提供システムおよび情報提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】先行車が存在する場合には、ドライバーに対して注意喚起をより積極的に促すことにより、交通の安全を図る。
【解決手段】プレビューセンサ17は、プレビュー情報に基づいて、車両前方の走行状況を認識する。コンピュータ14は、車両前方の走行状況に応じて、道路情報に対応した第1の情報と、道路情報とは異なる第2の情報とを切替えることにより、第1の情報および第2の情報の一方を提供すべき情報に決定する。表示装置15およびスピーカー16は、決定された情報をドライバーに対して提供する。この場合、コンピュータ14は、道路情報に基づいて特定される道路上の一時停止位置より手前の所定地点において、プレビューセンサ17における認識結果に基づいて、先行車が存在すると判断した場合には、一時停止に対する注意喚起を促す第2の情報を提供するように、表示装置15およびスピーカー16を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の走行する道路の状況を示す道路情報に基づいて、所定の情報を提供する情報提供システムおよび情報提供方法に関する。
近年、より円滑なドライブを行うための技術に関する研究・開発が進められている。この類の技術としては、ナビゲーション装置や、路車間で協調して安全な交通を支援する交通システムなどが挙げられる。例えば、特許文献1には、地図情報上に車両の現在位置を表示したり、目的地までの経路を案内したりするナビゲーション装置が開示されている。このナビゲーション装置では、地図情報を表示する以外にも、例えば、一時停止位置に車両が到達といったケースでは、表示画面の地図情報上に一時停止のシンボルが表示される。これにより、道路の状況に応じて、注意喚起をドライバーに促すことができる。
また、特許文献2には、道路上に設けられたインフラと車両とが互いに通信することにより、インフラによって検知された道路上の事象に関する情報をドライバーに提供する情報提供装置が開示されている。この情報提供装置では、例えば、交差点に関する情報、或いは、この交差点の手前に存在する一時停止に関する情報などがドライバーに対して提供される。これにより、道路の状況に対応した注意喚起をドライバーに促すことができるので、交通の安全を図ることができる。
特開2000−97713号公報 特開2001−101593号公報
しかしながら、実際の交通環境では、このような注意喚起を促したとしても、交通規則に反してしまうことがある。例えば、交差点手前の一時停止を走行しているといったケースでは、交差点に進入する先行車につられて交差点に進入してしまい、一時停止を怠ってしまうといった如くである。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、先行車が存在する場合には、ドライバーに対して注意喚起をより積極的に促すことにより、交通の安全を図ることにある。
かかる課題を解決するために、第1の発明は、車両の走行する道路の状況を示す道路情報に基づいて、所定の情報を提供する情報提供システムを提供する。この情報提供システムは、プレビュー情報に基づいて、車両前方の走行状況を認識するプレビューセンサと、車両前方の走行状況に応じて、道路情報に対応した第1の情報と、道路情報とは異なる注意喚起を意図した第2の情報とを切替えることにより、第1の情報または第2の情報を提供すべき情報に決定するコンピュータと、コンピュータによって制御され、決定された情報を提供する提供装置とを有する。このコンピュータは、道路情報に基づいて特定される道路上の一時停止位置手前における所定地点において、プレビューセンサにおける認識結果に基づいて、先行車が存在すると判断した場合には、一時停止に対する注意喚起を促す第2の情報を提供するように、提供装置を制御する。
ここで、第1の発明において、コンピュータは、道路情報に基づいて、一時停止が設けられた道路と交差する優先道路までの距離を特定するとともに、認識された先行車までの距離が特定された優先道路までの距離よりも大きくなるまで第2の情報を提供するように、提供装置を制御することが好ましい。この場合、第1の発明において、コンピュータは、先行車までの距離が優先道路までの距離よりも大きくなったと判断した場合は、第1の情報を提供するように、提供装置を制御することが好ましい。
また、第1の発明において、この情報提供システムは、道路上に設けられたインフラから、道路情報を取得する取得装置をさらに有することが好ましい。また、この情報提供システムは、車両の現在位置を検出するとともに、地図情報から車両の現在位置に応じて道路情報を特定するナビゲーション装置をさらに有することが好ましい。
第2の発明は、車両の走行する道路の状況を示す道路情報に基づいて、所定の情報を提供する情報提供方法を提供する。この情報提供方法は、プレビュー情報に基づいて、車両前方の走行状況を認識する第1のステップと、車両前方の走行状況に応じて、道路情報に対応した第1の情報と、道路情報とは異なる注意喚起を意図した第2の情報とを切替えることにより、第1の情報および第2の情報の一方を提供すべき情報に決定する第2のステップと、決定された情報を提供する第3のステップとを有する。ここで、第3のステップは、道路情報に基づいて特定される道路上の一時停止位置手前の所定地点において、プレビュー情報における認識結果に基づいて、先行車が存在すると判断した場合には、一時停止に対する注意喚起を促す第2の情報を提供する。
ここで、第2の発明において、この情報提供方法は、道路上に設けられたインフラから、道路情報を取得するステップをさらに有することが好ましい。また、この情報提供方法は、車両の現在位置を検出するとともに、地図情報から車両の現在位置に応じて道路情報を特定するステップをさらに有することが好ましい。
本発明によれば、道路上の一時停止位置の手前における所定地点において、自車両前方に存在する先行車の有無が判定される。そして、先行車が存在すると判定された場合には、道路情報に対応した情報の提供に代えて、一時停止に対する注意喚起を促す情報が提供される。一時停止に対する注意喚起を積極的に促すことで、ドライバーが先行車につられて走行するといった事態の発生が低減されるので、一時停止の不履行を抑制する効果を奏する。また、先行車の有無により、道路情報から、注意喚起を意図した情報に切替えることで、一時停止に対する注意喚起の度合を強めることができ、交通の安全を図ることができる。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態にかかる情報提供システム10を含む交通システム1の全体構成を示したブロック図である。この交通システム1は、一般に、AHSと呼ばれており、車両に搭載された情報提供システム10と、道路上に設けられたインフラ20(以下、単に「道路側インフラ」という)とで構成される。このAHS1では、情報提供システム10と道路側インフラ20とが通信することにより、所定のサービス提供(走行支援)が行われる。AHS1で運用が予定されているサービスには種々のバリエーションが存在するが、本実施形態では、交差点系のサービスの一つに挙げられる出会い頭衝突防止支援(以下、単に「出会い頭支援」という)について説明する。出会い頭支援は、接近時支援システムと、発進時支援システムとに分類され、これらのサービスが行われることにより、情報対象とする事象の情報が提供される。具体的には、接近時支援システムでは、前方の一時停止位置などの情報が提供され、発進時支援システムでは、交差する優先道路を走行する車両や歩行者の情報が提供される。
ここで、本実施形態の特徴の一つである情報提供システム10を説明する前に、まず、道路側インフラ20について説明する。道路側インフラ20は、連続的に、或いは、離散的に配置されたDSRCを主体に構成されている。このDSRCは、所定の無線周波数帯(例えば、5.8GHz帯)を使用したスポット通信を用いて、情報提供システム10へ情報を伝達する。DSRCは、これを機能的に捉えた場合、基点DSRC21と情報DSRC22とに分類され、サービスに関する情報は、基点DSRC21と情報DSRC22とが組合わされることによって、伝達される。そのため、一つのサービスエリアには、一つの基点DSRC21と、少なくとも一つ以上の情報DSRC22とが設けられている。ここで、サービスエリアとは、AHS1によってサービスが行われる道路上のエリアをいう。
基点DSRC21は、サービスの開始を示すとともに、位置的な基準となるDSRCであり、基点情報を送信する。この基点情報は、システム情報とサービス制御情報とで構成される。システム情報には、基点情報を送信したDSRCのIDと、このDSRCが基点DSRC21であるか否かの種別とが含まれる。サービス制御情報には、この基点DSRC21と組合わされる情報DSRC22のIDなどが含まれる。
情報DSRC22は、サービス情報を送信するDSRCであり、具体的なサービスに関する情報を送信する。このサービス情報は、システム情報、サービス制御情報、サービス状態情報、サービス終了地点情報および個別サービス情報で構成される。システム情報には、これらの情報を送信したDSRCのIDおよびこのDSRCが情報DSRC22であるか否かの種別などが含まれる。サービス制御情報には、この情報DSRC22と組合わされる基点DSRC21のIDなどが含まれる。また、サービス状態情報には、情報DSRC22が伝達するサービスの種類と、このサービスの稼働・非稼働の状態とが含まれる。サービス終了地点情報には、サービスの終了する地点(以下、単に「サービス終了地点」という)が含まれる。また、個別サービス情報には、サービス毎に必要な情報が含まれる。
基点DSRC21および情報DSRC22が伝達する情報は、DSRC21,22側に設けられた基地局(図示せず)によって一元的に管理される。この基地局は、所定の間隔(例えば、100msec)毎に、道路上に設定された情報対象区間内の交通状況を監視しており、サービス情報(特に、個別サービス情報)の作成・更新を随時行う。そのため、情報DSRC22を介して伝達されるサービス情報には、現在の道路上の交通状況に対応した情報が反映されることとなる。
図2は、交差点に設けられたDSRC21,22および情報対象区間を示した説明図である。基地局(図示せず)は、例えば、可視カメラ、赤外線カメラ、赤外線センサを用いて、交差点を含む優先道路に設定された情報対象区間を撮像またはスキャンし、これらのカメラ、センサの出力結果に基づいて、交通状況の監視を行う。同図に示すように、出会い頭支援における情報対象区間は、交差点の中心地点から交差点の所定距離だけ手前の地点までの優先道路上のエリアと、非優先道路上の横断歩道を含む優先道路の路肩上のエリアとに設定されている。
この情報対象区間では、接近車両の速度および位置、すり抜け車両(二輪車など)の速度および位置などが検出されるとともに、歩行者の情報も検出される。検出された交通状況は、非優先道路側の交差点近傍に設けられた情報DSRC22(発進時支援システム)から、個別サービス情報として車両側に伝達される。また、基点DSRC21から停止線までの道路形状および道程距離、停止線から交差点までの距離といった情報は、非優先道路側に設けられた別の情報DSRC22(接近時支援システム)から、個別サービス情報として車両側に伝達される。換言すれば、情報DSRC22から伝達されるサービス情報の一部は、車両が走行する道路の状況を示す道路情報の機能を担う。
再び図1を参照して、情報提供システム10について説明する。この情報提供システム10は、取得装置11と、コンピュータ14と、表示装置15と、スピーカー16とを主体に構成され、取得した基点情報およびサービス情報に基づき、車両のドライバーに対して所定の情報を提供する。
取得装置11は、DSRC21,22から伝達される基点情報およびサービス情報を取得する。DSRC21,22からの情報伝達が無線通信によって行われる関係上、この取得装置11はアンテナ12および無線機13で構成されている。DSRC21,22から送信された所定周波数の電波を受信するアンテナ12は、例えば、ダッシュボード(インストルメントパネル)上に設けられている。このアンテナ12で受信した情報は無線機13に対して出力される。無線機13は、受信した電波から所定の情報を取り出し、この情報をコンピュータ14に対して出力する。
コンピュータ14は、CPU、ROM、RAM、入出力インターフェース等を主体に構成されたマイクロコンピュータを用いることができる。コンピュータ14は、取得装置11が取得した情報(基点情報およびサービス情報)に基づき、ドライバーに対して提供すべき情報を決定する。具体的には、コンピュータ14は、道路側インフラ20から情報を取得した場合、まず、この情報が基点DSRC21から伝達された情報(基点情報)であるか、或いは、情報DSRC22から伝達された情報(サービス情報)であるかを判断する。取得した情報が基点情報である場合には、コンピュータ14は、サービスエリアへの車両の進入を認識する。一方、取得した情報がサービス情報である場合には、コンピュータ14は、車両前方の走行状況に応じて、サービス情報に対応した情報と、これとは異なる注意喚起を意図した情報とを切替えることにより、これらの情報のうちの一方を提供すべき情報(以下、単に「提供情報」という)に決定する。
このコンピュータ14には、プレビューセンサ17によって認識された車両前方の走行状況が入力されている。プレビューセンサ17は、自車両前方の走行状況をプレビュー情報として出力する一対のCCDカメラと、このプレビュー情報に基づいて走行状況を認識する画像処理系とで構成された周知のステレオ画像処理装置である。ここで、プレビューセンサは、自車両前方の走行状況を認識するセンサであり、プレビュー情報は、自車両前方の走行状況を認識するのに用いられる情報である。このステレオ画像処理装置は、各CCDカメラから得られた一対の撮像画像(プレビュー情報)に基づいて、前方の走行状況として、対象物(具体的には、先行車)までの距離を含めた三次元的な位置情報を得る。なお、プレビューセンサ17は、ステレオ画像処理装置以外にも単眼カメラ、ミリ波やレーザ波を用いたセンサ、或いはそれらを併用したセンサを用いることができる。また、このコンピュータ14には、入出力インターフェースを介し、車両状態センサ18によって検出された車両の車速、ウィンカの点滅状態、ブレーキの作動状態などを含む車両に関する車両情報が入力されている。
表示装置15は、例えば、インストルメントパネルの一部に配設されており、コンピュータ14によって制御され、提供情報を表示する。また、スピーカー16は、コンピュータ14によって制御され、提供情報に応じた音声アナウンスおよび警報音を出力する。換言すれば、表示装置15およびスピーカー16は、コンピュータ14によって決定された提供情報をドライバーに提供する機能を担う。
つぎに、本実施形態にかかる情報提供手法について説明する。図3は、本実施形態にかかる情報提供の処理を示すフローチャートである。本実施形態の特徴の一つは、図2に示すように、優先道路と非優先道路との交差点に設定されたサービスエリアにおける情報提供の手法である。このフローチャートに示すルーチンは、車両がサービスエリア内を走行している間、所定の周期(100msec)で呼び出され、コンピュータ14によって実行される。
まず、車両が基点DSRC21によって形成される無線ゾーンを通過することにより、基点DSRC21から送信された基点情報がコンピュータ14によって取得される。コンピュータ14は、この基点情報(正確には、システム情報)に基づき、この情報が基点DSRC21からの送信情報であることを特定する。また、コンピュータ14は、この基点DSRC21の位置(正確には、基点情報を受信した位置)を基準に、車両の積算走行距離の検出を開始する。積算走行距離は、車両状態センサ18によって検出された車速Vに基づいて、算出可能である。基点情報を受信した段階では、表示装置15の表示画面には、基本的に、何も表示されない。ただし、コンピュータ14は、表示装置15にAHS1によって提供されるサービスを予測させる旨のメッセージを表示してもよいし、スピーカー16を介してサービスを予測させる旨の音声アナウンスなどを出力してもよい。
つぎに、車両が情報DSRC22(発進時支援システム)によって形成される無線ゾーンを通過することにより、コンピュータ14は、サービス情報を取得する。コンピュータ14は、サービス情報のうちのサービス制御情報に基づき、現在通過した情報DSRC22と組合わせられる基点DSRC21のIDを特定する。そして、この特定されたIDと、先に通過した基点DSRC21のIDとが比較され、両者の一致が認められた場合に限り、車両が通過した基点DSRC21と情報DSRC22との組合わせが適切であると判定する。この判定に基づき、車両のサービスエリアへの進入が認識され、本ルーチンの初回サイクルが実行される。
まず、ステップ1において、このサービスエリアにおけるサービスが、出会い頭支援であるか否かが判定される。この判定は、受信したサービス情報のうちのサービス制御情報を参照することにより、判断可能である。取得したサービス情報の種類が、出会い頭支援である場合には、このステップ1で肯定判定され、続くステップ2に進む。一方、特定された種類が、出会い頭支援以外のサービス情報である場合には、ステップ1で否定されるので、ステップ2以降の処理をスキップする。
ステップ2において、現在提供されているサービスが、発進時支援システムであるか否かが判定される。上述したように、出会い頭支援は、発進時支援システムと接近時支援システムとに分類されるため、現在取得したサービスがこれらのシステムのうちのどちらに該当するかを判定する必要がある。一般に、接近時支援システムの情報DSRC22は、交差点手前の停止線に関する注意喚起をドライバーに対して促すサービス情報を伝達する。そのため、この情報DSRC22(接近時支援システム)は、交差点の状況に関する注意喚起をドライバーに対して促すサービス情報を伝達する発進時支援システムの情報DSRC22よりも、交差点から遠方に設けられている。これにともない、通常、車両は、接近時支援システムの情報DSRC22を先に通過し、その後に、発進時支援システムの情報DSRC22を通過する。よって、車両が情報DSRC22(発進時支援システム)を通過するまでは、発進時支援システムのサービス情報を取得することはないので、このステップ2において否定され続けるとともに、ステップ3に進む。
ステップ3において、取得したサービス情報、すなわち、接近時支援システムのサービス情報に対応した表示情報が表示装置15に表示される。図4は、表示装置15に表示された情報の一例を示す説明図である。接近時支援システムでは、前方の優先道路と交差する交差点における停止線に関する情報が表示される。具体的には、交差点までの道路形状や、停止線の位置および交差点までの車両の進行状況が表示される。また、「止まれ」の交通標識を模したシンボルなどがさらに表示される。これとともに、このサービス情報に応じた音声アナウンスまたは警報音がスピーカー16から出力される。この音声アナウンスとしては、例えば、「停止線までの距離、××mです」といったメッセージを用いるといった如くである。
一方、車両が情報DSRC22(発進時支援システム)を通過すると、発進時支援システムのサービス情報が取得される。これにともない、ステップ2の判定が否定から肯定に切り替わるため、ステップ4に進む。
ステップ4では、プレビューセンサ17における認識結果に基づき、非優先道路上に先行車が存在するか否かが判定される。プレビューセンサ17によって対象物が何ら認識されていない場合は、先行車は存在しないと判定する。一方、プレビューセンサ17によって対象物が認識されている場合には、その認識結果が先行車であるか否かがさらに判定される。認識された対象物が、先行車であるか、或いは優先道路を走行する車両であるかの切り分けは、認識された対象物までの距離と、自車両から交差点までの距離とに基づいて、行うことができる。具体的には、交差点までの距離は、先に通過した情報DSRC22(接近時支援システム)から取得したサービス情報によって、基点DSRC21からの道程距離で与えられている。そのため、コンピュータ14は、基点DSRC21から交差点までの道程距離から、車両の積算走行距離を減ずることにより、車両の現在位置から交差点までの距離を算出することができる。そして、プレビューセンサ17によって認識された対象物までの距離が交差点までの距離よりも小さい場合には、その対象物が先行車であると認識され、一方、交差点までの距離よりも大きい場合には、その対象物が優先道路を走行する車両であると認識される。
自車両の前方に先行車が初めから存在しない場合には、ステップ4で否定判定されて、ステップ5に進む。なお、前回のサイクルで先行車が存在すると判定されていた場合であっても、先行車が交差点に進入し、非優先道路上に先行車が存在しないと判定された場合には、ステップ4の判定が肯定から否定に切りかわるので、ステップ5に進む。
ステップ5では、取得したサービス情報、すなわち、発進時支援システムに関する情報が表示装置15に表示される。図5は、表示装置15に表示された情報の一例を示す説明図である。発進時支援システムでは、優先道路の具体的な交通状況が表示される。具体的には、接近車両を模したシンボル、すり抜け車両を模したシンボルや歩行者を模したシンボルが、情報対象区間内の車両や歩行者の進行形状に応じて表示される。これとともに、このサービス情報に応じた音声アナウンスまたは警報音をスピーカー16から出力し、本ルーチンを抜ける。音声アナウンスとしては、例えば、「優先道路に接近車両が存在します」といったメッセージを用いるといった如くである。換言すれば、認識された先行車までの距離が、交差点までの距離(すなわち、優先道路までの距離)よりも大きくなったと判断された場合は、道路情報に対応した情報が提供されることとなる。
一方、自車両前方に先行車が存在する限り、ステップ4において肯定され続けるので、ステップ6に進む。このステップ6では、一時停止に対する注意喚起を意図した情報が表示される。図6は、表示装置15に表示された情報の一例を示す説明図である。同図では、一時停止を促すようなメッセージが例示されている。これとともに、注意喚起を意図した音声アナウンスまたは警報音をスピーカー16から出力し、本ルーチンを抜ける。音声アナウンスとしては、例えば、「一時停止をしてください」といったメッセージを用いるといった如くである。換言すれば、認識された先行車までの距離が、交差点までの距離(すなわち、優先道路までの距離)よりも大きくなるまで、一時停止に対する注意喚起を意図した情報が適用されることとなる。
このように、本実施形態によれば、交差点の一時停止に車両が接近すると、プレビューセンサ17によって認識された先行車の有無により、サービス情報に対応した情報と、これとは異なる注意喚起を意図した情報とが切替えられて提供される。具体的には、自車両前方に先行車が存在しない場合、または、存在していた先行車が交差点に進入することにより、先行車と認められなくなった場合には、サービス情報に対応した優先道路の交通状況がドライバーに対して提供される。一方、自車両前方に先行車が存在する場合には、サービス情報とは異なり、かつ、一時停止に対する注意喚起を意図した情報が提供される。これにより、ドライバーに対して一時停止に対する注意喚起が積極的に促されることとなるので、一時停止の不履行を抑制する効果を奏する。また、通常提供されるサービス情報から、注意喚起を意図した情報に切替えることで、一時停止に対する注意喚起の度合を強めることができ、交通の安全を図ることができる。
なお、本実施形態では、発進時支援システムのサービス情報を取得した後に、先行車の有無を判定することにより、提供情報の切替えを行うか否かを判断しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、接近時支援システムのサービス情報を取得した後といったように交差点の所定距離だけ手前の地点へ車両が到達した後に、先行車の有無を判定し、これによって提供情報の切替えを行ってもよい。このような手法であっても、先行車が存在するといったケースでは、一時停止に対する注意喚起を促すことができるので、一時停止の不履行を抑制する効果を奏する。
また、本実施形態によれば、先行車が交差点に進入し、非優先道路上の先行車と認められなくなった場合には、サービス情報が再び提供される。そのため、ドライバーは、一時停止に対する注意を理解した後に、交差する優先道路の交通状況を理解しつつ、運転操作を行うことができるので、交通の安全をさらに図ることができる。
(第2の実施形態)
図7は、本実施形態にかかる情報提供システム30のシステム構成を示すブロック図である。第2の実施形態の特徴の一つは、第1の実施形態において道路情報を道路側インフラ20から取得したのに対して、道路情報をナビゲーション装置19から取得する点である。そのため、第2の実施形態にかかる情報提供システム30のシステム構成は、上述の取得装置11を、ナビゲーション装置19で置換した点で、第1の実施形態に示す情報提供システム10のシステム構成と相違する。このナビゲーション装置19は、CD−ROMやDVD等の記憶媒体にストアされた地図情報とGPS技術とを併用して、自車両の位置、進行方向、道路形状および一時停止といった道路の状況などを含むナビゲーション情報を出力する。換言すれば、このナビゲーション情報の一部は、車両が走行する道路の状況を示す道路情報を特定するための機能を担う。そのため、コンピュータ14は、車両前方の走行状況に応じて、ナビゲーション情報に対応した情報と、このナビゲーション情報とは異なる注意喚起を意図した情報とを切替えることにより、これらの情報のうちの一方を提供すべき情報に決定する。
具体的には、コンピュータ14は、通常、ナビゲーション情報を表示するように、表示装置15を制御するとともに、ナビゲーション情報に応じた音声アナウンスまたは警報音を出力するように、スピーカー16を制御する。一方、コンピュータ14は、地図情報と車両の現在位置とに基づいて、車両の進路上において一時停止を特定すると、この一時停止から所定距離だけ手前の地点において、プレビューセンサ17における認識結果に基づいて、先行車の有無を判定する。そして、先行車が存在すると判定した場合には、図6に示すように、一時停止に対する注意喚起を意図した情報が表示装置15に表示される。これとともに、スピーカー16から、注意喚起を意図した音声アナウンスまたは警報音が出力される。一方、先行車が存在しないと判定した場合には、ナビゲーション情報が表示装置15およびスピーカー16からドライバーに対して提供される。
このように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様、交差点の一時停止に車両が接近すると、プレビューセンサ17によって認識された先行車の有無により、ナビゲーション情報に対応した情報と、これとは異なる注意喚起を意図した情報とが切替えられて提供される。具体的には、自車両前方に先行車が存在しない場合、または、存在していた先行車が交差点に進入することにより、先行車と認められなくなった場合には、ナビゲーション情報に対応した道路情報が注意喚起を意図してドライバーに対して提供される。一方、自車両前方に先行車が存在する場合には、ナビゲーション情報とは異なり、かつ、一時停止に対する注意喚起を意図した情報が提供される。これにより、ドライバーに対して一時停止に対する注意喚起を積極的に促されることとなるので、一時停止の不履行を抑制する効果を奏する。また、通常提供されるナビゲーション情報から、注意喚起を意図した情報に切替えることで、一時停止に対する注意喚起の度合を強めることができ、交通の安全を図ることができる。
第1の実施形態にかかる情報提供システムを含む交通システムの全体構成を示したブロック図 交差点に設けられたDSRCおよび情報対象区間を示した説明図 本実施形態にかかる情報提供の処理を示すフローチャート 表示装置に表示される情報の一例を示す説明図 表示装置に表示される情報の別の一例を示す説明図 表示装置に表示される情報の別の一例を示す説明図 第2の実施形態にかかる情報提供システムのシステム構成を示すブロック図
符号の説明
1 AHS
10 情報提供システム
11 取得装置
12 アンテナ
13 無線機
14 コンピュータ
15 表示装置
16 スピーカー
17 プレビューセンサ
18 車両状態センサ
19 ナビゲーション装置
20 道路側インフラ
21 基点DSRC
22 情報DSRC
30 情報提供システム

Claims (8)

  1. 車両の走行する道路の状況を示す道路情報に基づいて、所定の情報を提供する情報提供システムにおいて、
    プレビュー情報に基づいて、車両前方の走行状況を認識するプレビューセンサと、
    前記車両前方の走行状況に応じて、前記道路情報に対応した第1の情報と、前記道路情報とは異なる注意喚起を意図した第2の情報とを切替えることにより、前記第1の情報または前記第2の情報を提供すべき情報に決定するコンピュータと、
    前記コンピュータによって制御され、前記決定された情報を提供する提供装置とを有し、
    前記コンピュータは、前記道路情報に基づいて特定される道路上の一時停止位置手前における所定地点において、前記プレビューセンサにおける認識結果に基づいて、先行車が存在すると判断した場合には、前記一時停止に対する注意喚起を促す前記第2の情報を提供するように、前記提供装置を制御することを特徴とする情報提供システム。
  2. 前記コンピュータは、前記道路情報に基づいて、前記一時停止が設けられた前記道路と交差する優先道路までの距離を特定するとともに、前記認識された先行車までの距離が前記特定された優先道路までの距離よりも大きくなるまで前記第2の情報を提供するように、前記提供装置を制御することを特徴とする請求項1に記載された情報提供システム。
  3. 前記コンピュータは、前記先行車までの距離が前記優先道路までの距離よりも大きくなったと判断した場合は、前記第1の情報を提供するように、前記提供装置を制御することを特徴とする請求項2に記載された情報提供システム。
  4. 道路上に設けられたインフラから、前記道路情報を取得する取得装置をさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載された情報提供システム。
  5. 車両の現在位置を検出するとともに、地図情報から前記車両の現在位置に応じて前記道路情報を特定するナビゲーション装置をさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載された情報提供システム。
  6. 車両の走行する道路の状況を示す道路情報に基づいて、所定の情報を提供する情報提供方法において、
    プレビュー情報に基づいて、車両前方の走行状況を認識する第1のステップと、
    前記車両前方の走行状況に応じて、前記道路情報に対応した第1の情報と、前記道路情報とは異なる注意喚起を意図した第2の情報とを切替えることにより、前記第1の情報および前記第2の情報の一方を提供すべき情報に決定する第2のステップと、
    前記決定された情報を提供する第3のステップとを有し、
    前記第3のステップは、前記道路情報に基づいて特定される道路上の一時停止位置手前の所定地点において、前記プレビュー情報における認識結果に基づいて、先行車が存在すると判断した場合には、前記一時停止に対する注意喚起を促す前記第2の情報を提供するステップであることを特徴とする情報提供方法。
  7. 道路上に設けられたインフラから、前記道路情報を取得するステップをさらに有することを特徴とする請求項6に記載された情報提供方法。
  8. 車両の現在位置を検出するとともに、地図情報から前記車両の現在位置に応じて前記道路情報を特定するステップをさらに有することを特徴とする請求項6に記載された情報提供方法。
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