JP3936820B2 - 自動運転ショベル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動運転ショベルに係わり、特に、一巡する各作業状態によりエンジン回転数を設定する機能を備えた自動運転ショベルに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、建設機械を自動運転するシステムが開発されきており、例えば、特開平9−195321号公報には、教示された作業を繰り返し再生して、油圧ショベルに掘削から放土までの一連の作業を自動的に行わせる技術が開示されている。この公知技術では、油圧ショベルを利用して砕石作業等を行う際に、ブルドーザ、油圧ショベル、砕石クラッシヤを直列的に配置し、油圧ショベルによってブルドーザが寄せ集めた土砂を積み込み、旋回させて砕石用クラッシヤのホッパ上でバケットダンプ、アームダンブ、ブーム上げを行って放土させ、放土した土砂を砕石用クラッシャによって破砕して砕石を得、再び旋回して土砂を積み込むという作業を繰り返し行わせている。
【0003】
また、特開昭59−52308号公報には、油圧ショベルにかかる負荷に応じてエンジン回転数を自動補正する技術が開示されており、この公知技術は、作業装置装備車両の走行モータを駆動する油圧ポンプの吐出圧が設定値以下で一定時間経過した場合は、車両待機中と判断してエンジンをローアイドル回転に制御し、車両走行時において油圧ポンプの吐出圧が設定値以下で一定時間経過した場合には、軽負荷走行と判断して自動的に軽負荷走行のエンジン回転数に設定値を下げ、負荷条件が変化した場合にはエンジン回転数は直ちに復帰するという制御が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、通常、オペレータによって油圧ショベルを運転する場合は、オペレータが負荷の大きさに応じてエンジン回転数を任意に可変できるが、無人化された自動運転ショベルでは負荷の大きさに応じてエンジン回転数を制御することは困難である。
【0005】
自動運転ショベルによる掘削から放土までの一連の作業について考えると、掘削作業時は、自動運転ショベルに重負荷がかかることが予想されるためエンジン回転数を上げた状態で作業を行い、一方、掘削位置から放土位置へ移動する旋回作業時には自動運転ショベルにかかる負荷はそれ程大きくならないと予想されるので、省エネルギーを考慮してエンジン回転数を下げた状態で作業させたいという要望がある。
【0006】
しかし、自動運転ショベルに設けられる自動運転コントローラがエンジンに対して回転数設定信号を出力してエンジン回転数を制御する場合、自動運転コントローラが負荷の大きさを検出してからその負荷に対応したエンジン回転数を制御しようとしても、実際にはエンジン回転数が所定値に達したときには既に負荷が変わっていることが予想される。このため、例えば、作業が軽負荷から重負荷に移行する場合、重負荷作業に入ってから暫くは適正なエンジン回転数以下で作業を行うことになり、これは重負荷作業の開始が遅くなり、作業のサイクルタイムを悪化させることになる。
【0007】
また、シリンダ内の圧力は自動運転ショベルの姿勢によっても変わるし、急稼動、急停止を行ったときには大きく変化する。そのため旋回動作のように実際にはそれ程負荷がかからない動作においても、シリンダ内の圧力が上がり負荷が大きいと判定してエンジン回転数を上げてしまうことも考えられる。
【0008】
本発明は、上記の問題点に鑑みて、自動運転ショベルにおいて、自動運転ショベルの負荷の大きさに応じてエンジン回転数を迅速かつ適切に制御し、省エネルギー運転を可能にした自動運転ショベルを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、次のような手段を採用した。
【0010】
教示して記憶された教示位置を順次読み出して、掘削から放土までの一巡する作業を繰り返し行わせる自動運転ショベルにおいて、前記一巡する作業のうち任意の作業毎に、当該自動運転ショベルのエンジン回転数を設定するとともに、前記エンジン回転数は、前記一巡する作業のうち、前回の一巡する作業時に検出された負荷の大きさに基づいて設定されることを特徴とする。
【0012】
また、請求項記載の自動運転ショベルにおいて、前記負荷の大きさは、当該自動運転ショベルのフロント機構のシリンダにかかる圧力を検出して用いられることを特徴とする。
【0013】
また、教示して記憶された教示位置を順次読み出して、掘削から放土までの一巡する作業を繰り返し行わせる自動運転ショベルにおいて、前記一巡する作業のうち任意の作業毎に、当該自動運転ショベルのエンジン回転数を設定するとともに、前記エンジン回転数は、前記一巡する作業のうち、前回の一巡する作業時における特定の作業に要した時間に基づいて設定されることを特徴とする。
【0014】
また、教示して記憶された教示位置を順次読み出して、掘削から放土までの一巡する作業を繰り返し行わせる自動運転ショベルにおいて、前記一巡する作業のうち任意の作業毎に、当該自動運転ショベルのエンジン回転数を設定するとともに、前記エンジン回転数は、前記一巡する作業のうち、前回の一巡する作業時における特定の作業において計測された速度の偏差に基づいて設定されることを特徴とする。
【0015】
また、教示して記憶された教示位置を順次読み出して、掘削から放土までの一巡する作業を繰り返し行わせる自動運転ショベルにおいて、前記一巡する作業のうち任意の作業毎に、当該自動運転ショベルのエンジン回転数を設定するとともに、前記エンジン回転数は、前記一巡する作業のうち、前回の一巡する作業時における特定の作業において計測された当該自動運転ショベルのフロント機構の位置偏差に基づいて設定されることを特徴とする。
【0016】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動運転ショベルに係わり、特に、一巡する各作業状態によりエンジン回転数を設定する機能を備えた自動運転ショベルに関する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の第1の実施形態を図1〜図4を用いて説明する。
【0018】
図1は、以下に示す各実施形態に係わる自動運転ショベルおよびその作業形態の一例を示す側面図である。
【0019】
同図において、1はストックヤード2に貯留された土石を掘削して、クラッシヤ3に放土する自動運転ショベル本体、2は図示されていないダンプトラック等によって運搬されてきた土砂等を貯留するストックヤード、3は自動運転ショベル本体1によって放土された土石を破砕するクラッシヤ、4は破砕された砕石を図示されていない運搬用ダンプトラックに積み込むホイールローダ、5は自動運転ショベル本体1の再生操作を行うのに適した任意の場所に設置した操作ボックスである。
【0020】
自動運転ショベル本体1は、走行体10と、走行体10上に旋回可能に設けた旋回体11と、旋回体11に回動可能に設けたブーム12と、ブーム12の先端に回動可能に設けられたアーム13と、アーム13の先端に回動可能に設けられたバケット14と、ブーム12、アーム13、バケット14、とをそれぞれ回動動作させるためのシリンダ15、16、17と、自動運転ショベル本体1の動力であるエンジン80と、自動運転ショベル本体1の自動運転以外の機能を制御するエンジンコントローラ82と、自動運転機能の制御を行う自動運転コントローラ6と、教示操作を行う教示操作部9と、自動運転コントローラ6が各シリンダに送り込む油量を制御するための電磁制御弁81と、操作ボックス5との間で信号の送受信を行う無線機61とから構成されている。
【0021】
また、自動運転ショベル本体1には、旋回体11の旋回角を検出する角度センサ111と、旋回体11とブーム12との回動角を検出する角度センサ112と、ブーム12とアーム13の回動角を検出する角度センサ113と、アーム13とバケット14の回動角を検出する角度センサ114が設けられ、さらに、図示されていない旋回モータに供給される油圧を検出する油圧センサ115と、ブームを回動するシリンダ15に供給される作動油の圧力を検出する油圧センサ116と、アームを回動するシリンダ16に供給される作動油の圧力を検出する油圧センサ117と、バケットを回動するシリンダ16に供給される作動油の圧力を検出する油圧センサ118とが設けられている。
【0022】
また、クラッシヤ3は、走行体30と、ホッパ31と、コンベア32から構成されており、33はクラッシャ3によって破砕された土石を示す。
【0023】
また、操作ボックス5は、非常停止ボタン52と、再生操作を行うための再生操作部53と、自動運転ショベル本体1のエンジン回転数を操作するためのエンジン操作部54と自動運転ショベル本体1の無線機61との間で信号の送受信を行う無線機51とを備える。
【0024】
図2は、本実施形態に係わる自動運転ショベル本体1に搭載される車内搭載装置および操作ボックス5の概要を示すブロック図である。
【0025】
なお、同図において図1に示す符号と同一符号は同一箇所を示す。
【0026】
同図において、55は起動釦531,停止釦532を備える再生操作部53、エンジン操作部54、または非常停止釦52からの指令をコマンドとして生成するコマンド生成部、51はコマンド生成部55で生成された各種のコマンドを自動運転コントローラ6に伝送するための無線機である。
【0027】
6は自動運転コントローラであり、自動運転コントローラ6は、教示操作部9からの操作により自動運転ショベル本体1の現在位置を教示位置として後述する教示位置格納部68に格納する教示処理部67と、教示処理部67によって再生時の教示データを格納する教示位置格納部68と、再生動作の手順を順次実行するための再生コマンドを格納する再生コマンド格納部65と、再生コマンドを解釈して教示位置格納部68から所定の教示位置データの出力を指示するコマンドインタプリタ部66と、教示位置データや目標圧力が出力処理される教示位置・目標圧力出力処理部69と、自動運転ショベル本体1の動作が円滑に動作するように、教示位置・目標圧力出力処理部69から出力される教示位置データを演算によって補間された教示位置データを作成して出力するサーボ前処理部70と、サーボ前処理部70から出力された補間後の教示位置データと目標圧力を後述する現在位置演算部72から出力された現在位置データと後述する現在圧力演算部73から出力された現在圧力データを対比して自動運転ショベル本体1を所定の位置に制御するための駆動信号を電磁制御弁81に出力するサーボ制御部71と、操作ボックス5から伝送されてきたコマンドを受信する無線機61と、無線機61によって受信されたコマンドを後述する再生起動・停止処理部63またはエンジン制御部64に出力し、教示操作部9からのコマンドを教示処理部67に出力するコマンド受信部62と、再生操作部53から伝送されるコマンドを入力処理してコマンドインタプリタ部66に再生起動コマンドまたは再生停止コマンドを出力する再生起動・停止処理部63と、エンジン操作部54の操作や内部処理によりエンジン回転数を設定するアナログ信号をエンジンコントローラ82に出力するエンジン制御部64とから構成される。
【0028】
なお、無線機61は、無線機51からの受信信号が途絶えたり、または無線機61が故障して受信できない場合には、その状態を検出して、検出信号を後述する再生起動・停止処理部63に伝送して、再生起動・停止処理部63からコマンドインタプリタ部66に停止信号を伝送して自動運転ショベル本体1の動作を停止させる。
【0029】
83はエンジン80に燃料を供給する燃料噴射装置、84は燃料電磁弁の制御信号を強制的にカットしエンジン80を停止させるためのエンジン停止用リレー、85はエンジン制御を自動運転コントローラ6が行うのか、後述するエンジン設定ダイヤル86で行うのかを切り換えるスイッチ、86は自動運転ショベル本体1の運転室内に設置され、通常エンジン設定を行うエンジン設定ダイヤルである。
【0030】
図3は、図2に示す教示位置格納部68に格納される教示位置データの一例を示す図である。
【0031】
同図において、P1〜Pnは、後述するMOVEのラベルP1〜Pnに対応しており、各ラベルP1〜Pnに対応する自動運転ショベル本体1の各部が取るべきブーム角、アーム角、バケット角、旋回角の値が設定されている。
【0032】
ここで、図2に示すサーボ前処理部70における補間処理について説明する。
【0033】
サーボ前処理部70は、はじめに角度センサ111〜114、現在位置演算部72、サーボ制御部71を介して、現在位置データAを入手し保持する。次いで、教示位置・目標圧力出力処理部69から目標となる教示位置データBを読み込む。ここで両者の差分Cの、例えば、1/10の差分を算出し、現在位置データA+差分C/10の位置データをサーボ制御部74に出力し、一定時間のサーボ制御を待つ。次に、サーボ前処理部70は一定時間後、現在位置データA+差分2C/10をサーボ制御部71に出力し、一定時間のサーボ制御を待つ。以下同様の処理を繰り返して、現在位置データA+差分C(=教示位置データB)をサーボ制御部71に出力して教示位置データBに対する補間処理を終了する。以下同様にして、各教示位置データが出力される毎に補間処理を行う。
【0034】
次に、再生時の自動運転ショベル本体1の動作を図2を用いて説明する。
【0035】
再生時は、操作ボックス5の再生操作部53の再生起動釦531からの指示がコマンド生成部55、無線機51、61、コマンド受信部62、再生起動・停止処理部63を介してコマンドインタプリタ部66に出力される。コマンドインタプリタ部66は指示を受けると、再生コマンド格納部65に格納されている再生コマンドをシーケンシヤルに読み出して解釈し、例えば、コマンドが後述するMOVEコマンドの時は、再生コマンドの各ラベルP1〜Pnに対応するパラメータとしての教示位置データを教示位置格納部68から教示位置・目標圧力出力処理部69に出力させる。再生コマンドとして出力された教示位置データは、サーボ前処理部70に入力し、ここでは自動運転ショベル本体1が円滑な速度で動作するように演算されて上述のように補間された教示位置データが作成される。これらの補間された教示位置データはサーボ制御部71に入力され、一方、現在位置演算部72において角度センサ111〜114で検出されたセンサ信号を演算して現在位置データを得、サーボ制御部71に入力する。サーボ制御部71は、目標となる補間された教示位置データと検出した現在位置データ、目標圧力データと検出した現在圧力データに基づいて所定のサーボ制御を行い、電磁制御弁81に駆動信号を出力する。
【0036】
ここまでの説明は位置制御に関する部分であるが、圧力制御も行う場合は、MOVEコマンドの前に後述するP_SETコマンドを用い、アクチュエータの各軸の圧力目標値をサーボ制御部71に設定し、後述するP_ONコマンドで指定したアクチュエータの軸について圧力制御を行うことをサーボ制御部71に指示する。一方、現在圧力演算部73において圧力センサ115〜118で検出されたセンサ信号を演算して現在圧力データを得、サーボ制御部71に入力する。サーボ制御部71は、目標となる補間された教示位置データと検出した現在位置データ、現在圧力データに基づいて所定のサーボ制御を行い、電磁制御弁81に駆動信号を出力する。
【0037】
図4は、図2の再生コマンド格納部65に格納される本実施形態に係わる再生コマンド(レイアウトプログラム)の一例を示すものである。
【0038】
同図において、L1はラベル示し、GOTO L1でラベルL1に戻るシーケンスになっている。MOVEは指定した位置に移動することを指示するコマンドであり、引数のP1等は移動すべき図3に示す教示位置の番号を示す。P_SETは、指定したアクチュエータの軸の目標圧力を読み込むためのコマンド、P_ONは指定したアクチュエータ(ここでは、ブームBM)の軸について位置制御を行うか圧力制御(ここでは、引数Pは圧力制御を表す)を行うかを設定するコマンドである。Vは教示位置間を移動する速さを指示するコマンドであり、その引数は最速を100としたときの%で表される。PACは位置決め精度を指示するコマンドであり、その引数は位置決めの度合いを示すものである。この値を高くした場合、位置決め精度が高くなるため、ショベルは各教示位置で減速または停止するように動作する。この値を低くする程、位置決めが緩くなり各教示位置を移動するショベルの動きは滑らかになる。ENGはエンジン回転数を設定するコマンドであり、その引数は最大を100としたときの%で表わされ、変数で与えられる。
【0039】
次に、本実施形態に係わるエンジン回転制御の処理手順を図4を用いて説明する。
【0040】
本実施形態のエンジン回転数制御は、掘削作業時のエンジン回転数とそれ以外の作業時のエンジン回転数を変更するものである。同図において、再生コマンドは(1)から順番に実行され、まず(4)で通常作業時に適したエンジン回転数N1が設定される。そのエンジン回転数のまま(10)までの処理を行う。(12)で掘削動作を開始する前に(11)においてエンジン回転数をN2に設定することが指令される。ここで、予め掘削作業に適したエンジン回転数N2が入力されている。ここで設定されたエンジン回転数のまま、(16)までの処理を行い、掘削作業を終了する。その後(17)を実行して(2)以降の処理を行う。そして再び(4)で通常作業に適したエンジン回転数N1が設定される。
【0041】
本実施形態では、自動運転の1サイクルに適用されるエンジン回転数は、既定値として自動運転コントローラ内部に記憶し、掘削時や旋回時に応じて記憶されている既定のエンジン回転数から選択して設定されるので、掘削作業や旋回作業に適応したエンジン回転数を迅速に設定できる。
【0042】
次に、本発明の第2の実施形態を図5から図7を用いて説明する。
【0043】
図5は、本実施形態に係わる自動運転ショベル本体1に搭載される車内搭載装置および操作ボックス5の概要を示すブロック図である。
【0044】
同図において、74はコマンドインタプリタ部66からの指令により、現在圧力演算部73において演算された現在圧力の中から最大圧力値を格納する現在圧力格納部である。その他の構成は図2に示す同一符号の箇所と同一であるので説明を省略する。
【0045】
図6は、図5の再生コマンド格納部65に格納される本実施形態に係わる再生コマンド(レイアウトプログラム)の一例を示すものである。
【0046】
同図において、MES_Pは指定したアクチュエータ(ここでは、アームAM)の軸において計測された圧力Q1を読み込むことを指令するためのコマンド、ENG_Pは指定したアクチュエータ(アームAM)の軸において計測された圧力Q1からエンジン回転数N2を所定の演算により求めることを指令するコマンドである。その他の構成は図4に示す同一記号のコマンドと同一であるので説明を省略する。
【0047】
図7は、図6におけるMES_Pにおいて読み込まれる圧力Q1を計測するための圧力測定の処理手順を示すフローチャートである。
【0048】
ここでは、測定すべきアクチュエータの軸がいずれかを、ステップ1、ステップ7、ステップ13、ステップ19において判定する。本実施形態の場合は、アームの軸であるので、ステップ7においてYESと判定され、さらにステップ8において圧力値Q1がリセットされる。ステップ9では測定終了か否かが判定され、終了していない場合は、ステップ10においてアームの圧力が測定される。次いで、測定された最大圧力値を使用すべく、ステップ11で測定された圧力値が測定された圧力値の中で最大圧力値か否かが判定され、最大圧力値に達していない場合はステップ9からの処理を繰り返し、最大圧力値の場合はステップ12において、その最大圧力値を測定値として記憶し、ステップ9からの処理を繰り返す。ステップ9において、所定の測定期間が終了する測定を終了する。
【0049】
次に、本実施形態に係わるエンジン回転制御の処理手順を図6を用いて説明する。
【0050】
同図において、再生コマンドは(1)から順番に実行され、まず(4)で通常作業時に適したエンジン回転数が設定される。そのエンジン回転数のまま(11)までの処理を行う。(13)で掘削動作を開始する前に(11)のMES_Pコマンドでアームシリンダに供給する作動油の最大圧力の検出を開始する。MES_Pコマンド実行時、実行前の格納データはリセットされる。次に(12)でエンジン回転数をN2に設定する。N2は、前サイクルにおいて(18)で求めたエンジン回転数が入力されている。ここで設定されたエンジン回転数のまま、(17)までの処理を行い、掘削作業を終了する。次に、(18)のコマンドで(11)から(17)の間に得られたアームの最大圧力値Q1から適正なエンジン回転数N2を演算して求め格納する。その後(19)を実行して(2)以降の処理に戻り、再び(4)で通常作業に適したエンジン回転数N1が設定される。
【0051】
本実施形態では、自動運転の1サイクルに適用されるエンジン回転数は、前のサイクルで検出されたアームの最大圧力値Q1から次のサイクルの掘削時に適用されるエンジン回転数N2を設定するものであり、各サイクルの掘削に適応したエンジン回転数を迅速に設定でき、それ以外の旋回時等は既定のエンジン回転数N1を用いるので、作業性に優れ、かつ経済的な自動運転ショベルを提供することができる。
【0052】
次に、本発明の第3の実施形態を図8から図10を用いて説明する。
【0053】
図8は、本実施形態に係わる自動運転ショベル本体1に搭載される車内搭載装置および操作ボックス5の概要を示すブロック図である。
【0054】
同図において、75はコマンドインタプリタ部66からの指令により、掘削に要した時間を計測する実行時間カウンタである。その他の構成は図2に示す同一符号の箇所と同一であるので説明を省略する。
【0055】
図9は、図8の再生コマンド格納部65に格納される本実施形態に係わる再生コマンド(レイアウトプログラム)の一例を示すものである。
【0056】
同図において、MES_Tは掘削に要する時間T1を計測を指令するためのコマンド、ENG_Tは計測された時間T1から所定の演算によりエンジン回転数N2を求めることを指令するコマンドである。その他の構成は図4に示す同記号のコマンドと同一であるので説明を省略する。
【0057】
図10は、図9におけるMES_Tにおいて時間を計測するための処理手順を示すフローチャートである。
【0058】
ステップ1において計測時間値T1がリセットされ、ステップ2で測定終了か否かが判定される。終了していない場合は、ステップ3において計測時間が加算される。次いで、ステップ2において、掘削期間が終了すると計測が終了し、それまでカウントした計測時間を計測時間値T1として求める。
【0059】
次に、本実施形態に係わるエンジン回転制御の処理手順を図9を用いて説明する。
【0060】
同図において、再生コマンドは(1)から順番に実行され、(4)で通常作業時に適したエンジン回転数が設定される。そのエンジン回転数のまま(11)までの処理を行う。(13)で掘削動作を開始する前に(11)のMES_Tコマンドで時間の測定を開始し、カウンタ値はT1に入る。次に(12)でエンジン回転数の設定値としてN2が設定される。エンジン回転数N2には、前サイクルにおいて(18)で求めたエンジン回転数N2が入力されている。ここで設定されたエンジン回転数のまま、(17)までの処理を行い、掘削作業を終了する。次に、(18)のコマンドで(11)から(17)の間の掘削作業時間が計測された計測時間値T1から適正なエンジン回転数N2を演算して求め、格納する。その後(19)を実行して(2)以降の処理に戻る。そして再び(4)で通常作業に適したエンジン回転数N1が設定される。
【0061】
本実施形態では、自動運転の1サイクルに適用されるエンジン回転数は、掘削時の負荷が大きい場合は掘削に要する時間が増大することに着目して、前のサイクルで掘削に要した時間T1を計測して、その計測時間T1から次のサイクルの掘削時に適用されるエンジン回転数N2を算定するものであり、各サイクルの掘削に適応したエンジン回転数を迅速に設定でき、それ以外の旋回時等は既定のエンジン回転数N1を用いることにより、作業性に優れ、かつ経済的な自動運転ショベルを提供することができる。
【0062】
次に、本発明の第4の実施形態を図11から図13を用いて説明する。
【0063】
図11は、本実施形態に係わる自動運転ショベル本体1に搭載される車内搭載装置および操作ボックス5の概要を示すブロック図である。
【0064】
同図において、76は現在位置演算部72から入力される現在位置データに基づいて現在速度を演算する現在速度演算部、77はコマンドインタプリタ部66からの指令により、サーボ制御部71から入力した目標速度値と現在速度演算部76から入力した現在速度値から最大速度偏差を求める速度偏差演算部である。その他の構成は図2に示す同一符号の箇所と同一であるので説明を省略する。
【0065】
図12は、図11の再生コマンド格納部65に格納される本実施形態に係わる再生コマンド(レイアウトプログラム)の一例を示すものである。
【0066】
同図において、MES_Vは指定したアクチュエータ(ここでは、アームAM)の軸において計測された速度偏差R1を読み込むことを指令するためのコマンド、ENG_Vは指定したアクチュエータ(ここでは、アームAM)の軸において計測された最大の速度偏差値R1から所定の演算によりエンジン回転数N2を求めることを指令するコマンドである。
【0067】
その他の構成は図4に示す同記号のコマンドと同一であるので説明を省略する。
【0068】
図13は、図12におけるMES_Vにおいて計測される速度偏差を計測するための処理手順を示すフローチャートである。
【0069】
ここでは、測定すべきアクチュエータの軸がいずれかを、ステップ1、ステップ7、ステップ13、ステップ19において判定する。本実施形態の場合は、アームAMであるので、ステップ7においてYESと判定され、ステップ8において速度偏差値R1がリセットされ、ステップ9で測定終了か否かが判定される。終了していない場合は、ステップ10において、アーム目標速度とアーム現在速度との差から速度偏差を算出する。次いで、算出されたアーム速度偏差の中から最大速度偏差値を使用すべく、ステップ11で算出された速度偏差が最大か否かが判定され、最大に達していない場合はステップ9からの処理を繰り返し、最大の場合はステップ12において、その最大速度偏差を測定値として記憶し、再びステップ9からの処理を繰り返す。ステップ9において、所定の測定期間に達すると測定を終了する。
【0070】
次に、本実施形態に係わるエンジン回転制御の処理手順を図12を用いて説明する。
【0071】
同図において、再生コマンドは(1)から順番に実行され、(4)で通常作業時に適したエンジン回転数N1が設定される。そのエンジン回転数のまま(11)までの処理を行う。(13)で掘削動作を開始する前に(13)のMES_Vで速度偏差の測定を開始する。次に(12)でエンジン回転数の設定値としてN2が設定される。ここで、前サイクルの(16)で求めたエンジン回転数N2が入力されている。ここで設定されたエンジン回転数のまま、(17)までの処理を行い、掘削作業を終了する。次に(18)のコマンドで最大速度偏差R1から適正なエンジン回転数N2を演算して格納する。その後(19)を実行して(2)以降の処理に戻る。そして再び(4)で通常作業に適したエンジン回転数N1が設定される。
【0072】
本実施形態では、自動運転の1サイクルに適用されるエンジン回転数は、掘削時の負荷が大きい場合は速度偏差が大きくなることに着目して、前のサイクルで掘削時の最大速度偏差値R1を計測して、その最大速度偏差値R1から次のサイクルの掘削時に適用されるエンジン回転数N2を算定するものであり、各サイクルの掘削に適応したエンジン回転数を迅速に設定でき、それ以外の旋回時等は既定のエンジン回転数N1を用いることにより、作業性に優れ、かつ経済的な自動運転ショベルを提供することができる。
【0073】
次に、本発明の第5の実施形態を図14から図16を用いて説明する。
【0074】
図14は、本実施形態に係わる自動運転ショベル本体1に搭載される車内搭載装置および操作ボックス5の概要を示すブロック図である。
【0075】
同図において、78はコマンドインタプリタ部66からの指令により、サーボ制御部71から入力した目標位置と現在位置の偏差を求め格納する位置偏差格納部である。その他の構成は図2に示す同一符号の箇所と同一であるので説明を省略する。
【0076】
図15は、図14の再生コマンド格納部65に格納される本実施形態に係わる再生コマンド(レイアウトプログラム)の一例を示すものである。
【0077】
同図において、MES_Sは指定したアクチュエータ(ここでは、アームAM)の軸において計測された位置偏差S1を読み込むことを指令するためのコマンド、ENG_Sは指定したアクチュエータ(アームAM)の軸において計測された位置偏差S1から所定の演算によりエンジン回転数N2を求めることを指令するコマンドである。その他の構成は図4に示す同記号のコマンドと同一であるので説明を省略する。
【0078】
図16は、図14におけるMES_Sにおいて計測される位置偏差を計測するための処理手順を示すフローチャートである。
【0079】
ここでは、測定すべきアクチュエータの軸がいずれかを、ステップ1、ステップ7、ステップ13、ステップ19において判定する。本実施形態の場合は、アームであるので、ステップ7においてYESと判定され、ステップ8においてアーム偏差S1がリセットされ、ステップ9で測定終了か否かが判定される。終了していない場合は、ステップ10において、アーム偏差値S1を測定する。次いで、測定されたアーム偏差値S1の中から最大アーム偏差値を使用すべく、ステップ11で算出されたアーム偏差値が最大アーム偏差値か否かが判定され、最大アーム偏差値に達していない場合はステップ9からの処理を繰り返し、最大アーム偏差値の場合はステップ12において、その最大アーム偏差値を測定値として記憶し、再びステップ9からの処理を繰り返す。ステップ9において、所定の測定期間に達すると測定を終了する。
【0080】
次に、本実施形態に係わるエンジン回転制御の処理手順を図15を用いて説明する。
【0081】
同図において、再生コマンドは(1)から順番に実行され、まず(4)で通常作業時に適したエンジン回転数N1が設定される。そのエンジン回転数のまま(11)までの処理を行う。(13)で掘削動作を開始する前に(11)MES_Sで位置偏差の測定を開始する。次に(12)でエンジン回転数の設定値としてN2が設定される。N2には、前サイクルにおいて(18)で求めたエンジン回転数が入力される。ここで設定されたエンジン回転数のまま、(12)までの処理を行い、掘削作業を終了する。次に(18)のコマンドで最大位置偏差S1から適正なエンジン回転数N2を演算して格納する。その後(19)を実行して(2)以降の処理に戻る。そして再び(4)で通常作業に適したエンジン回転数N1が設定される。
【0082】
本実施形態では、自動運転の1サイクルに適用されるエンジン回転数は、掘削時の負荷が大きい場合はアーム等のフロント機構の位置偏差が大きくなることに着目して、前のサイクルで掘削時に最大位置偏差値S1を計測して、その最大位置偏差値S1から次のサイクルの掘削時に適用されるエンジン回転数N2を算定するものであり、各サイクルの掘削に適応したエンジン回転数N2を迅速に設定でき、それ以外の旋回時等は既定のエンジン回転数N1を用いることにより、作業性に優れ、かつ経済的な自動運転ショベルを提供することができる。
【0083】
【発明の効果】
上記のごとく、本発明によれば、作業内容毎にエンジン回転数を設定することができるため、一巡する作業の流れの中で重負荷が予想される作業時のみエンジン回転数を上げ、その他の作業はエンジン回転数を下げて作業を行える。これにより燃費が改善される。また、負荷に応じてリアルタイムでエンジン回転数を制御するのではなく、作業開始以前に適正なエンジン回転数を設定してしまうので、エンジン回転数が実際に設定値に達するまでの遅れがなく、各作業に合ったエンジン回転数に迅速に設定し作業を行わせることができ、作業を円滑かつ効率よく行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施形態に係わる自動運転ショベルおよびその作業形態の一例を示す側面図である。
【図2】第1の実施形態に係わる自動運転ショベル本体1に搭載される車内搭載装置および操作ボックス5の概要を示すブロック図である。
【図3】図2に示す教示位置格納部68に格納される教示位置データの一例を示す図である。
【図4】図2の再生コマンド格納部65に格納される本実施形態に係わる再生コマンド(レイアウトプログラム)の一例を示すものである。
【図5】第2の実施形態に係わる自動運転ショベル本体1に搭載される車内搭載装置および操作ボックス5の概要を示すブロック図である。
【図6】図5の再生コマンド格納部65に格納される本実施形態に係わる再生コマンド(レイアウトプログラム)の一例を示すものである。
【図7】図6におけるMES_Pにおいて読み込まれる圧力を計測するための圧力測定の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】第3の実施形態に係わる自動運転ショベル本体1に搭載される車内搭載装置および操作ボックス5の概要を示すブロック図である。
【図9】図8の再生コマンド格納部65に格納される本実施形態に係わる再生コマンド(レイアウトプログラム)の一例を示すものである。
【図10】図9におけるMES_Tにおいて時間を計測するための処理手順を示すフローチャートである。
【図11】第4の実施形態に係わる自動運転ショベル本体1に搭載される車内搭載装置および操作ボックス5の概要を示すブロック図である。
【図12】図11の再生コマンド格納部65に格納される本実施形態に係わる再生コマンド(レイアウトプログラム)の一例を示すものである。
【図13】図12におけるMES_Vにおいて計測される速度偏差を計測するための処理手順を示すフローチャートである。
【図14】第5の実施形態に係わる自動運転ショベル本体1に搭載される車内搭載装置および操作ボックス5の概要を示すブロック図である。
【図15】図14の再生コマンド格納部65に格納される本実施形態に係わる再生コマンド(レイアウトプログラム)の一例を示すものである。
【図16】図15におけるMES_Sにおいて計測される位置偏差を計測するための処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動運転ショベル本体
2 ストックヤード
3 クラッシャ
4 ホイールローダ
5 操作ボックス
53 再生操作部
54 エンジン操作部
6 自動運転コントローラ
62 コマンド受信部
63 再生起動・停止処理部
64 エンジン制御部
65 再生コマンド格納部
66 コマンドインタプリタ部
67 教示処理部
68 教示位置格納部
69 教示位置・目標圧力出力処理部
70 サーボ前処理部
71 サーボ制御部
72 現在位置演算部
73 現在圧力演算部
74 現在圧力格納部
75 実行時間カウンタ
76 現在速度演算部
77 速度偏差演算部
78 位置偏差格納部
9 教示操作部
80 エンジン
82 エンジンコントローラ
10 走行体
11 旋回体
12 アーム
13 ブーム
14 バケット
15,16,17 シリンダ
111〜114 角度センサ
115〜118 圧力センサ

Claims (5)

  1. 教示して記憶された教示位置を順次読み出して、掘削から放土までの一巡する作業を繰り返し行わせる自動運転ショベルにおいて、
    前記一巡する作業のうち任意の作業毎に、当該自動運転ショベルのエンジン回転数を設定するとともに、
    前記エンジン回転数は、前記一巡する作業のうち、前回の一巡する作業時に検出された負荷の大きさに基づいて設定されることを特徴とする自動運転ショベル。
  2. 請求項1において、
    前記負荷の大きさは、当該自動運転ショベルのフロント機構のシリンダにかかる圧力を検出して用いられることを特徴とする自動運転ショベル。
  3. 教示して記憶された教示位置を順次読み出して、掘削から放土までの一巡する作業を繰り返し行わせる自動運転ショベルにおいて、
    前記一巡する作業のうち任意の作業毎に、当該自動運転ショベルのエンジン回転数を設定するとともに、
    前記エンジン回転数は、前記一巡する作業のうち、前回の一巡する作業時における特定の作業に要した時間に基づいて設定されることを特徴とする自動運転ショベル。
  4. 教示して記憶された教示位置を順次読み出して、掘削から放土までの一巡する作業を繰り返し行わせる自動運転ショベルにおいて、
    前記一巡する作業のうち任意の作業毎に、当該自動運転ショベルのエンジン回転数を設定するとともに、
    前記エンジン回転数は、前記一巡する作業のうち、前回の一巡する作業時における特定の作業において計測された速度の偏差に基づいて設定されることを特徴とする自動運転ショベル。
  5. 教示して記憶された教示位置を順次読み出して、掘削から放土までの一巡する作業を繰り返し行わせる自動運転ショベルにおいて、
    前記一巡する作業のうち任意の作業毎に、当該自動運転ショベルのエンジン回転数を設定するとともに、
    前記エンジン回転数は、前記一巡する作業のうち、前回の一巡する作業時における特定の作業において計測された当該自動運転ショベルのフロント機構の位置偏差に基づいて設定されることを特徴とする自動運転ショベル。
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