JP3935866B2 - 棒状化粧料繰出容器 - Google Patents

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Description

本発明は、棒状化粧料の後端部を支持する複数の支持片を備える棒状化粧料支持体が、スリットパイプに摺動可能に収容されると共に、この棒状化粧料支持体の支持片が、スリットパイプのスリットに摺動可能に進入している棒状化粧料繰出容器に関する。
従来、周方向に複数配設した支持片により棒状化粧料の後端部を支持する棒状化粧料支持体と、この棒状化粧料支持体を摺動可能に収容すると共に、軸線方向に延在するスリットを周壁に複数備え当該スリットに支持片が摺動可能に進入するスリットパイプと、を具備し、棒状化粧料支持体の進退に従って、棒状化粧料を容器の先端から出没可能とする棒状化粧料繰出容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この棒状化粧料繰出容器にあっては、横断面(軸線方向直交面)略長方形形状の支持片を、この支持片に略合致する形状のスリットに摺動可能に進入させることで、棒状化粧料支持体及び棒状化粧料の摺動時のガタツキを抑止して摺動の安定化を図ると共に、棒状化粧料繰出容器の落下等により当該容器に対して衝撃等の外力が作用した時の棒状化粧料支持体及び棒状化粧料のブレを抑止し、棒状化粧料を保護している。
特公平3−71121号公報
しかしながら、上記棒状化粧料繰出容器にあっては、棒状化粧料支持体及び棒状化粧料に対する摺動時のガタツキの抑止及び外力作用時のブレの抑止が十分では無く、その結果、棒状化粧料が進退する進退路の内面や、容器先端の棒状化粧料の出没口の周面やその近傍内面に対して、棒状化粧料が押し付けられ、当該棒状化粧料の損傷、折損、棒状化粧料支持体からの抜け等が生じる虞があり、棒状化粧料の十分な保護が求められている。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、棒状化粧料支持体に支持される棒状化粧料を十分に保護し得る棒状化粧料繰出容器を提供することを目的とする。
本発明による棒状化粧料繰出容器は、周方向に複数配設した支持片により棒状化粧料の後端部を支持する棒状化粧料支持体と、この棒状化粧料支持体を摺動可能に収容すると共に、軸線方向に延在するスリットを周壁に複数備え当該スリットに支持片が摺動可能に進入するスリットパイプと、を具備し、棒状化粧料支持体の進退に従って、棒状化粧料を容器の先端から出没可能とする棒状化粧料繰出容器において、支持片及びスリットは、支持片の厚み方向の動きを拘束する形状に構成されていることを特徴としている。
このような棒状化粧料繰出容器によれば、周方向に複数配設され棒状化粧料の後端部を支持する支持片と、この支持片を備える棒状化粧料支持体を摺動可能に収容するスリットパイプのその周壁に軸線方向に延在するように形成され上記支持片が摺動可能に進入するスリットとが、支持片の厚み方向の動きを拘束する形状に構成されているため、従来の横断面略長方形形状の支持片では阻止されていない支持片の厚み方向への動きが阻止される。このため、棒状化粧料支持体及び棒状化粧料の摺動時のガタツキが抑止されて摺動の安定化が図られると共に、落下等による外力作用時の棒状化粧料支持体及び棒状化粧料のブレが抑止される。特に、支持片の厚み方向の動きを拘束する形状が、棒状化粧料側である内側への動きを拘束する形状の場合には、棒状化粧料の損傷、折損を防止するのに効果的とされ、外側への動きを拘束する形状の場合には、棒状化粧料の抜けを防止するのに効果的とされる。
ここで、支持片は、内周面が棒状化粧料を支持可能な円弧面にされると共に、内周面に比して外周面が長くされる横断面略扇形形状とされていると、棒状化粧料を収容しているスリットパイプの当該棒状化粧料に対する接触面積(包囲面積)が大きくされ、棒状化粧料の摺動の安定化が一層図られると同時に、支持片の断面積が大きくされて支持片の剛性を確保するのに十分な肉厚とされる。
また、本発明による棒状化粧料繰出容器は、周方向に複数配設した支持片により棒状化粧料の後端部を支持する棒状化粧料支持体と、この棒状化粧料支持体を摺動可能に収容すると共に、軸線方向に延在するスリットを周壁に複数備え当該スリットに支持片が摺動可能に進入するスリットパイプと、を具備し、棒状化粧料支持体の進退に従って、棒状化粧料を容器の先端から出没可能とする棒状化粧料繰出容器において、両側がスリットである周壁の内周面に、軸線方向に延在する凹設溝を設けると共に、棒状化粧料支持体の外周面に、軸線方向に延在し凹設溝に摺動可能に進入する突部を設けたことを特徴としている。
このような棒状化粧料繰出容器によれば、両側がスリットである周壁の内周面に軸線方向に延在するように設けられる凹設溝に対して、棒状化粧料支持体の外周面に軸線方向に延在するように設けられる突部が、摺動可能に進入するため、スリットパイプの内外を連通するスリットに対して棒状化粧料支持体側の突部が進入するという構成に比すると、棒状化粧料支持体及び棒状化粧料の摺動時のガタツキが抑止されて摺動の安定化が図られると共に、落下等による外力作用時の棒状化粧料支持体及び棒状化粧料のブレが抑止される。
また、本発明による棒状化粧料繰出容器は、周方向に複数配設した支持片により棒状化粧料の後端部を支持する棒状化粧料支持体と、この棒状化粧料支持体を摺動可能に収容すると共に、軸線方向に延在するスリットを周壁に複数備え当該スリットに支持片が摺動可能に進入するスリットパイプと、を具備し、棒状化粧料支持体の進退に従って、棒状化粧料を容器の先端から出没可能とする棒状化粧料繰出容器において、両側がスリットである周壁が、内側に弓状に湾曲していることを特徴としている。
このような棒状化粧料繰出容器によれば、両側がスリットである周壁が内側に弓状に湾曲しているため、当該周壁により棒状化粧料支持体及び棒状化粧料が柔らかく弾性支持されると共に、当該周壁と棒状化粧料支持体及び棒状化粧料とが適度な力で接触する。このため、棒状化粧料支持体及び棒状化粧料の摺動時のガタツキが抑止されて摺動の安定化が図られると共に、落下等により作用する外力が当該周壁に吸収され棒状化粧料支持体及び棒状化粧料のブレが抑止される。
本発明による棒状化粧料繰出容器によれば、棒状化粧料を十分に保護することが可能となる。
以下、本発明による棒状化粧料繰出容器の好適な実施形態について図1〜図12を参照しながら説明する。
図1〜図8は、本発明の第一実施形態に係る棒状化粧料繰出容器を示す各図であって、図1は、本発明の第一実施形態に係る棒状化粧料繰出容器を示す縦断面図、図2は、図1中の棒状化粧料カートリッジを示す斜視図、図3は、図1のIII−III矢視図、図4は、図1及び図2中のスリットパイプを示す斜視図、図5は、図4に示すスリットパイプの右側面図、図6は、図5のVI-VI矢視図、図7は、図5のVII-VII矢視図、図8は、図1及び図2中の棒状化粧料支持体を示す斜視図であり、本実施形態の棒状化粧料繰出容器は、例えば、アイライナー、アイブロー、リップライナー等を始めとした種々の固形状の棒状化粧料を収容し、使用者が必要に応じて適宜出没可能とする棒状化粧料繰出容器である。
図1に示すように、棒状化粧料繰出容器1は、全体形状が筆記具の如き細長い丸棒状(スティック状)を成し良好な外観を呈するもので、図1及び図2に示すように、棒状化粧料Mを収容する棒状化粧料カートリッジ2を、図1に示すように、カートリッジ収容容器3の先端側(図示左側)に着脱可能に備えている。このカートリッジ収容容器3の後端側には、ブラシホルダ6を介してスクリューブラシ7が装着され、このスクリューブラシ7は、カートリッジ収容容器3の後端部に着脱可能に装着されるキャップ8により、覆われ保護されている。
カートリッジ収容容器3は、先端側のホルダ4と、このホルダ4を装着する容器本体5と、を備えて内部に押棒9を収容し、ホルダ4と容器本体5との相対回転により、押棒9を進退させるものである。
ホルダ4は、両端が開放される略円筒形状に構成されている。このホルダ4の内周面には、円筒状の板バネ10が設けられ、挿入される棒状化粧料カートリッジ2の後半部を、板バネ10の摩擦作用により着脱可能に保持する。このホルダ4の後端部4aは、小径の段付円筒形状に構成され、この小径段付円筒部分内には、軸線方向に延在するスリットパイプ11のその先端部が嵌合固定されている。このスリットパイプ11は、その周壁に軸線方向に延在し内外を連通するスリット11aを備えると共に、円柱形状の押棒9を摺動可能に収容し、当該押棒9の後端部に突設される突部9aが、スリット11aを通して外方に突出し当該スリット11aを摺動可能とされている。この突部9a及びスリット11aにより、押棒9の回り止め機構及び進退案内機構が構成されている。また、スリットパイプ11の後端部は膨出部11bとされている。
ホルダ4を装着する容器本体5は、両端が開放される長尺の円筒形状に構成されている。この容器本体5内には、螺子筒12が嵌合固定されている。この螺子筒12は、その先端部を除く内周面に、螺旋溝12aを備え、この螺旋溝12aに、押棒9の突部9aが係合され、押棒9の螺子機構が構成されている。
この螺子筒12の後端面と上記スリットパイプ11の膨出部11bとの間には、圧縮バネ13が配置されている。この圧縮バネ13の付勢力により螺子筒12が先端側へ押圧され、ホルダ4及びスリットパイプ11と、容器本体5及び螺子筒12とが、相対回転自在に連結されている。そして、ホルダ4と容器本体5とが相対回転されると、押棒9がスリットパイプ11内を進退し、押棒9の先端が、ホルダ4の先端から出没する。
また、螺子筒12の螺旋溝12aの先端には、当該螺旋溝12aに連続して空間14が形成されている。この空間14には、中空円板状を成しスリットパイプ11が挿通するワッシャ15が配置され、このワッシャ15とホルダ4の後端部4aの後端面との間に、圧縮バネ16が配置されている。この圧縮バネ16の付勢力は、圧縮バネ13の付勢力より小さく設定され、押棒9は、ワッシャ15を介して後方側へ付勢されている。そして、このような圧縮バネ16及びワッシャ15により、押棒9が上記相対回転に従って前進し突部9aが螺旋溝12aの最先端に至り上記相対回転が逆転された時に、押棒9の後退が容易とされていると共に、押棒9の突部9aが螺旋溝12aの最先端から外れた時に、上記押棒9を前進させる相対回転が継続されても空転を生じさせ、各構成部分の破損を防止するようになっている。
このようなカートリッジ収容容器3に着脱可能に装着される棒状化粧料カートリッジ2は、図1〜図3に示すように、略円筒形状のカートリッジ本体20を具備している。このカートリッジ本体20は、図1に示すように、カートリッジ収容容器3のホルダ4から突出する摘み部としての先端側の前半部20aと、図1及び図2に示すように、前半部20aに段差面20cを介し外周面が小径とされて連続しホルダ4に収容される後半部20bとを備え、カートリッジ本体20の前半部20aは、先端に向けて次第に外径が細くなる先細り形状とされている。
このカートリッジ本体20内には、図1〜図3に示すように、棒状化粧料Mを支持する棒状化粧料支持体21と、この棒状化粧料支持体21を軸線方向に摺動可能に収容するスリットパイプ22と、このスリットパイプ22に巻き付くように外挿される圧縮バネ23とが収容されている。
カートリッジ本体20の内周面は、図1及び図2に示すように、後端から先端部の内径を小径とする段差面20d迄が、圧縮バネ23を挿入可能とする大きさとされ、この段差面20dに連続し先端近傍の内径をさらに小径とする傾斜段差面20e迄が、スリットパイプ22の先端部を挿入可能とする大きさとされ、この傾斜段差面20eに連続する先端迄が、棒状化粧料Mを進退可能とする大きさとされている。また、カートリッジ本体20の後端部の内周面には、スリットパイプ22を装着するための環状溝部20fが形成されている。
ここで、特に本実施形態の特徴を成す棒状化粧料支持体21及びスリットパイプ22の構成について以下説明する。
スリットパイプ22に収容されている棒状化粧料支持体21は、図1に示すように、棒状化粧料Mを保持して進退するもので、図1及び図8に示すように、棒状化粧料Mの後端面が突き当てられる基部21dと、この棒状化粧料Mの後端部を支持する複数(本実施形態では二個)の支持片21aと、を備え、弾性を有する例えば樹脂等の一体成形品とされている。
基部21dは、軸体を軸線方向に延在して成るもので、円柱形状又は楕円柱形状の棒状化粧料Mに略合致する形状に構成されている。
支持片21aは、基部21dの先端部の外周面の対向位置に、容器1の先端側に向かって突出するように設けられている。この支持片21aは、基部21dの後端部近傍迄延在し、この支持片21の後端部には、外方に向かって突出する突部21bが設けられている。この突部21bは、圧縮バネ23のバネ受けとして機能する。
また、支持片21aは、図3及び図8に示すように、内外周面が円弧状のこば面に形成され、内周面が棒状化粧料Mを支持可能な円弧面にされると共に、内周こば面に比して外周こば面が長くされる横断面略扇形形状とされている。そして、これらの支持片21a,21a同士の間に、図1に示すように、棒状化粧料Mの後端部が嵌め込まれ保持されている。
なお、支持片21aの内面には、図3及び図8に示すように、棒状化粧料Mとの接触面積を増大し、棒状化粧料Mの離脱(抜け)を防止するための突条21eが、支持片21aの先端近傍から基部21d迄延びるように設けられている。
また、棒状化粧料支持体21は、基部21dの外周面で支持片21a,21a同士の間の位置に、スリットパイプ22に対するガタツキ、ブレを抑止するための突部21cを、基部21dの先端から後端迄延びるように備えている。
この棒状化粧料支持体21を収容するスリットパイプ22は、弾性を有する例えば樹脂等の一体成形品とされ、図4〜図7に示すように、略円筒形状に構成されている。
このスリットパイプ22は、図1、図2、図4〜図6に示すように、その周壁の先端部及び後端部を除く位置に、軸線方向に延在し内外を連通するスリット22aを周方向に複数備えている。このスリット22aの形状は、図3及び図7に示すように、支持片21の横断面形状と略相似形を成す開口とされている。
そして、このスリット22aに、図1及び図3に示すように、棒状化粧料支持体21の支持片21aが軸線方向に摺動可能に進入すると共に、図1〜図3に示すように、このスリット22aを通して、棒状化粧料支持体21の突部21bが外方に突出する状態で、棒状化粧料支持体21がスリットパイプ22に収容されている。
このように、横断面略扇形形状とされる支持片21a及びスリット22aにより、支持片21aは、その厚み方向である内側への動きが拘束されて軸線方向に摺動する。
また、図3、図4、図6及び図7に示すように、両側がスリット22a,22aである周壁22bには、その内周面に、軸線方向に延在する凹設溝22cが設けられている。
そして、この凹設溝22cに、図3に示すように、棒状化粧料支持体21の突部21cが摺動可能に進入した状態とされている。
また、スリットパイプ22の周壁22bは、図では分かり難いが、内側に弓状に湾曲し、棒状化粧料支持体21及び棒状化粧料Mに弾性的に接している。この周壁22bの外面は、図2〜図4及び図7に示すように、軸線方向に沿って平坦面に構成され、当該周壁22bが薄肉化されていることで、内側に弓状に湾曲する形状の形成が容易とされている。
このスリットパイプ22の後端部は、図1、図2、図4〜図6に示すように、外周面が大径とされて円筒形状を成す尾栓部22dとされている。この尾栓部22dの内周面は、カートリッジ収容容器3の押棒9の進退を可能とする大きさに構成されている。
この棒状化粧料支持体21を収容するスリットパイプ22は、図1及び図2に示すように、その先端面が、カートリッジ本体20内の傾斜段差面20eに突き当てられると共に、尾栓部22dの外周面に形成される環状突部22eが、カートリッジ本体20内の環状溝部20fに係合することで、尾栓部22dがカートリッジ本体20の後端の開口を蓋し押棒9の通過を可能とした状態で、カートリッジ本体20に固定されている。
圧縮バネ23は、バネ自体の絡み付きを防止すべく、図2に示すように、先端部、後端部及び中間部が密を成す螺旋状に、それ以外の部分が疎を成す螺旋状に構成されている。
この圧縮バネ23は、図1及び図2に示すように、スリットパイプ22の周囲で、棒状化粧料支持体21の突部21bとカートリッジ本体20内の段差面20dとの間に配置され、突部21bを介して棒状化粧料支持体21及び棒状化粧料Mを後方側(押棒9側)に付勢し、棒状化粧料支持体21が上記押棒9により押圧されていない状態において、当該棒状化粧料支持体21の突部21bを、スリットパイプ22のスリット22aの後端位置に押し付ける構成とされている。このスリット22aの後端位置に突部21bが位置している時が、棒状化粧料支持体21の後退限とされ、この時、棒状化粧料Mの先端は、カートリッジ本体20の先端の開口から没した状態にある。
そして、このような構成を有する棒状化粧料カートリッジ2を組み立てる場合には、先ず、スリットパイプ22の弾性を有する周壁22bを互いに離間する方向に引っ張り当該周壁22b,22b同士間のスリット22a,22aを押し広げ当該スリット22aを通して棒状化粧料支持体21をスリットパイプ22内に進入させ、棒状化粧料支持体21の突部21bをスリットパイプ22のスリット22aに通すと共に棒状化粧料支持体21の支持片21aをスリット22aに進入させ、同時に、棒状化粧料支持体21の突部21cをスリットパイプ22の凹設溝22cに進入させる。次いで、この棒状化粧料支持体21を摺動可能に収容するスリットパイプ22に、圧縮バネ23を当該圧縮バネ23の後端から外挿し、この圧縮バネ23の後端を棒状化粧料支持体21の突部21bに突き当てる。
次いで、図1及び図2に示すように、この棒状化粧料支持体21を収容し圧縮バネ23が巻装されたスリットパイプ22を、カートリッジ本体20の後端面の開口から内挿し、当該スリットパイプ22の先端面をカートリッジ本体20内の傾斜段差面20eに突き当てると共に、圧縮バネ23の先端面をカートリッジ本体20内の段差面20dに突き当て、スリットパイプ22の後端部の環状突部22eをカートリッジ本体20内の環状溝部20fに係合することで、カートリッジ本体20に軸線方向移動不能に装着する。
そして、棒状化粧料Mを、カートリッジ本体20の先端面の開口を通して挿入し、棒状化粧料支持体21の基部21dに突き当てることで、その後端部を支持片21aに支持させ、これにより、図2に示す棒状化粧料カートリッジ2が得られる。
このような棒状化粧料カートリッジ2を備える棒状化粧料繰出容器1によれば、カートリッジ本体20の前半部20a又はカートリッジ収容容器3のホルダ4と、カートリッジ収容容器3の容器本体5とを摘み、これらを相対回転すると、押棒9が進退してスリットパイプ22の尾栓部22dを通過し、この押棒9が前進すると当該押棒9に棒状化粧料支持体21が押し出されて前進し、棒状化粧料Mが棒状化粧料カートリッジ2の先端の開口から突出して当該棒状化粧料Mの塗布が可能とされ、一方、押棒9が後退すると、圧縮バネ23の付勢力により棒状化粧料支持体21は押棒9側へ押圧されて押棒9に当接する迄後退し、棒状化粧料支持体21を後退限迄後退させると、棒状化粧料Mは、棒状化粧料カートリッジ2の先端の開口から没し棒状化粧料カートリッジ2内に収容される。
また、棒状化粧料カートリッジ2をカートリッジ収容容器3から抜脱すると、棒状化粧料支持体21に対して押棒9による押圧力が無くなくなるため、棒状化粧料支持体21は、圧縮バネ23の付勢力により、後退限迄後退し、棒状化粧料Mは、棒状化粧料カートリッジ2の先端の開口から没し棒状化粧料カートリッジ2内に収容される。このため、棒状化粧料カートリッジ2を抜脱した状態では、衣服、指先、ハンドバック等を汚すことが防止されている。
このような棒状化粧料繰出容器1にあって、特に本実施形態においては、棒状化粧料支持体21の支持片21aが、横断面略扇形形状(その内面を小とし外面を大とする傾斜側面を備える形状)とされていると共に、この支持片21aが進入するスリットパイプ22のスリット22aが、支持片21aの横断面形状と略相似形を成し支持片21aの摺動を可能とする形状とされているため、従来の横断面略長方形形状の支持片では阻止されていない支持片21aの厚み方向である内側への動きが阻止されている。このため、棒状化粧料支持体21及びこれに保持される棒状化粧料Mの摺動時のガタツキが抑止されて摺動の安定化が図られていると共に、落下等による外力作用時の棒状化粧料支持体21及び棒状化粧料Mのブレが抑止されている。その結果、棒状化粧料Mが十分に保護されている。特に、このような支持片21aの内側への動きを阻止する構成により、棒状化粧料Mの損傷、折損が効果的に防止されている。
また、このように支持片21aが横断面略扇形形状とされている(その内面を小としている)ため、図3に示すように、棒状化粧料Mを収容しているスリットパイプ22の当該棒状化粧料Mに対する接触面積(包囲面積)が大きくされ、棒状化粧料Mの摺動の安定化が一層図られていると同時に、支持片21aの断面積が大きくされて支持片21aの剛性を確保するのに十分な肉厚とされている。その結果、棒状化粧料Mが一層十分に保護されている。
また、本実施形態では、両側がスリット22a,22aである周壁22bの内周面に、軸線方向に延在するように設けられる凹設溝22cに対して、棒状化粧料支持体21の外周面に軸線方向に延在するように設けられる突部21cが、摺動可能に進入している。このため、スリットパイプ22のスリット22aに対して棒状化粧料支持体側の突部が進入するという構成に比して、棒状化粧料支持体21及び棒状化粧料Mの摺動時のガタツキが抑止されて摺動の安定化が図られていると共に、落下等による外力作用時の棒状化粧料支持体21及び棒状化粧料Mのブレが抑止されている。その結果、棒状化粧料Mが一層十分に保護されている。
さらにまた、本実施形態では、両側がスリット22a,22aである周壁22bが、内側に弓状に湾曲しているため、当該周壁22bにより、棒状化粧料支持体21及び棒状化粧料Mが柔らかく弾性支持されていると共に、当該周壁22bと棒状化粧料支持体21及び棒状化粧料Mとが適度な力で接触している。このため、棒状化粧料支持体21及び棒状化粧料Mの摺動時のガタツキが抑止されて摺動の安定化が図られていると共に、落下等により作用する外力が当該周壁22bで吸収され棒状化粧料支持体21及び棒状化粧料Mのブレが抑止されている。その結果、棒状化粧料Mが一層十分に保護されている。
続いて、以下に本発明の第二〜第五実施形態を説明するが、各図において、第一実施形態と同一の要素については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図9は、本発明の第二実施形態に係る棒状化粧料繰出容器のスリットパイプ及び棒状化粧料支持体を抽出して示す横断面図である。
この第二実施形態のスリットパイプ32が、第一実施形態のスリットパイプ22と違う点は、両側がスリット22a,22aである周壁32bの外面が、円弧面に構成されている点である。
このように構成しても第一実施形態と略同様な効果を得ることができるというのはいうまでもない。
図10は、本発明の第三実施形態に係る棒状化粧料繰出容器のスリットパイプ及び棒状化粧料支持体を抽出して示す横断面図である。
この第三実施形態のスリットパイプ42及び棒状化粧料支持体41が、第二実施形態のスリットパイプ32及び棒状化粧料支持体21と違う点は、棒状化粧料支持体41の支持片41aの側面が、外側に向かって階段状に広がる形状(広がりは一段)にされていると共に、スリットパイプ42のスリット42aと周壁42bのスリット42aを形成する開口縁部とが、棒状化粧料支持体41の支持片41aの形状に対応する形状とされている点である。
このように、支持片41aが、その内面を小とし外面を大とする階段状の側面を備える形状とされているため、第二実施形態と同様に、支持片41aの内側への動きが阻止される。従って、第二実施形態と同様な効果を得ることができる。
図11は、本発明の第四実施形態に係る棒状化粧料繰出容器のスリットパイプ及び棒状化粧料支持体を抽出して示す横断面図である。
この第四実施形態のスリットパイプ52及び棒状化粧料支持体51が、第二実施形態のスリットパイプ32及び棒状化粧料支持体21と違う点は、第二実施形態の支持片21aの内外を逆とし、棒状化粧料支持体51の支持片51aが、内面が大で外面が小の横断面略扇形形状(その内面を大とし外面を小とする傾斜側面を備える形状)とされ、スリットパイプ52のスリット52aと周壁52bのスリット52aを形成する開口縁部とが、棒状化粧料支持体51の支持片51aの形状に対応する形状とされている点である。
このように、支持片51aが、内面が大で外面が小の横断面略扇形形状とされているため、支持片51aの厚み方向である外側への動きが阻止される。このため、棒状化粧料支持体51及び棒状化粧料Mの摺動時のガタツキが抑止されて摺動の安定化が図られると共に、落下等による外力作用時の棒状化粧料支持体51及び棒状化粧料Mのブレが抑止される。その結果、棒状化粧料Mを十分に保護することが可能となる。特に、このような支持片51aの外側への動きを阻止する構成は、棒状化粧料Mの抜けを防止するのに効果的である。
図12は、本発明の第五実施形態に係る棒状化粧料繰出容器のスリットパイプ及び棒状化粧料支持体を抽出して示す横断面図である。
この第五実施形態のスリットパイプ62及び棒状化粧料支持体61が、第三実施形態のスリットパイプ42及び棒状化粧料支持体41と違う点は、第三実施形態の支持片41aの内外を逆とし、棒状化粧料支持体61の支持片61aの側面が、内側に向かって階段状に広がる形状(広がりは一段)にされていると共に、スリットパイプ62のスリット62aと周壁62bのスリット62aを形成する開口縁部とが、棒状化粧料支持体61の支持片61aの形状に対応する形状とされている点である。
このように、支持片61aが、その内面を大とし外面を小とする階段状の側面を備える形状とされているため、第四実施形態と同様に、支持片61aの外側への動きが阻止される。従って、第四実施形態と同様な効果を得ることができる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態においては、支持片21a,41a,51,61aの外周面をR面のこば面としているが、必ずしもR面に限定されるものではなく、例えばフラット面等であっても良い。
また、上記実施形態においては、支持片21a,41a,51a,61a及びスリット22a,42a,52a,62aを各々二個としているが、三個以上に対しても適用可能である。
なお、本発明の棒状化粧料繰出容器は、例えば、特公平3−71121号公報に記載のように、摘み部の後端にスリットパイプを備える容器としての芯筒(先筒とも呼ぶ)と、容器としての外筒とを備え、スリットパイプには、上記棒状化粧料を支持する棒状化粧料支持体が摺動可能に収容され、芯筒のスリットパイプ部分が外筒内に収容されると共に芯筒と外筒とが相対回転自在に連結される棒状化粧料繰出容器に対しても適用可能である。すなわち、スリットパイプのスリットに支持片が摺動可能に進入すると共に、棒状化粧料支持体の後端部に設けられる突部が、当該スリットを通して外方に突出し、この突部が、外筒の内周側に形成され軸線方向に延在する雌螺子や螺旋溝等の螺子部に螺合する棒状化粧料繰出容器に対しても適用可能である。
本発明の第一実施形態に係る棒状化粧料繰出容器を示す縦断面図である。 図1中の棒状化粧料カートリッジを示す斜視図である。 図1のIII−III矢視図である。 図1及び図2中のスリットパイプを示す斜視図である。 図4に示すスリットパイプの右側面図である。 図5のVI-VI矢視図である。 図5のVII-VII矢視図である。 図1及び図2中の棒状化粧料支持体を示す斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る棒状化粧料繰出容器のスリットパイプ及び棒状化粧料支持体を抽出して示す横断面図である。 本発明の第三実施形態に係る棒状化粧料繰出容器のスリットパイプ及び棒状化粧料支持体を抽出して示す横断面図である。 本発明の第四実施形態に係る棒状化粧料繰出容器のスリットパイプ及び棒状化粧料支持体を抽出して示す横断面図である。 本発明の第五実施形態に係る棒状化粧料繰出容器のスリットパイプ及び棒状化粧料支持体を抽出して示す横断面図である。
符号の説明
1…棒状化粧料繰出容器、2…棒状化粧料カートリッジ、20…カートリッジ本体(容器)、21,41,51,61…棒状化粧料支持体、21a,41a,51a,61a…支持片、21c…突部、22,32,42,52,62…スリットパイプ、22a,42a,52a,62a…スリット、22b,32b,42b,52b,62b…スリットパイプの周壁、22c…凹設溝、M…棒状化粧料。

Claims (4)

  1. 周方向に複数配設した支持片により棒状化粧料の後端部を支持する棒状化粧料支持体と、この棒状化粧料支持体を摺動可能に収容すると共に、軸線方向に延在するスリットを周壁に複数備え当該スリットに前記支持片が摺動可能に進入するスリットパイプと、を具備し、前記棒状化粧料支持体の進退に従って、前記棒状化粧料を容器の先端から出没可能とする棒状化粧料繰出容器において、
    前記支持片及び前記スリットは、前記支持片の厚み方向の動きを拘束する形状に構成されていることを特徴とする棒状化粧料繰出容器。
  2. 前記支持片は、内周面が前記棒状化粧料を支持可能な円弧面にされると共に、内周面に比して外周面が長くされる横断面略扇形形状とされていることを特徴とする請求項1記載の棒状化粧料繰出容器。
  3. 周方向に複数配設した支持片により棒状化粧料の後端部を支持する棒状化粧料支持体と、この棒状化粧料支持体を摺動可能に収容すると共に、軸線方向に延在するスリットを周壁に複数備え当該スリットに前記支持片が摺動可能に進入するスリットパイプと、を具備し、前記棒状化粧料支持体の進退に従って、前記棒状化粧料を容器の先端から出没可能とする棒状化粧料繰出容器において、
    両側がスリットである前記周壁の内周面に、軸線方向に延在する凹設溝を設けると共に、
    前記棒状化粧料支持体の外周面に、軸線方向に延在し前記凹設溝に摺動可能に進入する突部を設けたことを特徴とする棒状化粧料繰出容器。
  4. 周方向に複数配設した支持片により棒状化粧料の後端部を支持する棒状化粧料支持体と、この棒状化粧料支持体を摺動可能に収容すると共に、軸線方向に延在するスリットを周壁に複数備え当該スリットに前記支持片が摺動可能に進入するスリットパイプと、を具備し、前記棒状化粧料支持体の進退に従って、前記棒状化粧料を容器の先端から出没可能とする棒状化粧料繰出容器において、
    両側がスリットである前記周壁が、内側に弓状に湾曲していることを特徴とする棒状化粧料繰出容器。
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