JP3935575B2 - 搬送仕分けコンベア - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、前工程から一列で搬送されてくる物品を搬送する途中で、目的に従って複数の所定の位置に仕分けする搬送仕分けコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】
なお、本明細書において「物品」という場合は、仕分けする品物自体と、品物を載せるトレイやその他の容器も含む。
【0003】
【発明の背景と従来技術】
近年、包装・荷役・輸送・保管の諸物流活動の分野において、多様化した大量の物品を管理し、流通させるために工場や配送センター、青果物の選別包装施設等で高速搬送自動仕分け技術の向上が求められている。
従来は、バケット付きチェーンコンベアを用いてバケット(受皿)上に仕分けする物品を載せ、所定の仕分け位置でバケット(受皿)を横方向に傾動させて払い出し仕分けする仕分けコンベア装置や、スラット状コンベアまたはローラーコンベアに物品を横方向(側方)に押し出すためのスライド駒を設けて、そのスライド駒の横移動により物品を特定の位置(列)に移動させたり、またはコンベアの側方に払い出す仕分けコンベア(特公平8−615号公報)が用いられている。しかしながら、前記バケット付チェーンコンベア装置では、コンベア自体の搬送速度を高速化することはできるが、定間隔で取り付けられ高速走行するバケットに対して物品を1個ずつ載せるのに人手を要したり、タイミングを合わせるための複雑な機構を備えた自動供給装置を必要とする。更に、自動供給が可能な物品は特定のものに限定される欠点がある。
また、バケットを横方向に傾動させて払い出すため、損傷しやすい物品については不適当であり、用途が限定される欠点がある。
【0004】
また、スラット状コンベアやローラーコンベアにスライド駒を取り付けて横に押し出す構成のコンベアは、搬送仕分けする物品を傾けたり転倒させることなく払い出し仕分けが行えるため、前記バケット付チェーンコンベア装置より物品に損傷を与えることが少ない装置であり、特別な自動供給装置も必要とせず搬送できるため、自動仕分け装置として普及しているが、特公平8−615号公報のように搬送面形成部材(軸杆)に沿って移動するスライド駒(スライドシュー)の下方に突出したピン(案内ピン)を 直進させる案内溝とこの案内溝から分岐させた仕分けガイドレール(カムレール)に摺接案内させてスライド駒を横移動させ、搬送面上の物品を側方へ押し出し払い出すことにより物品の仕分けを行う技術が用いられている。
【0005】
この様な仕分コンベアにおいては、仕分けの切り換えポイント(分岐位置)に切り換え案内レール(スイッチレール)を設けて、この切り換え案内レールの操作によりスライド駒の案内ピンを選択的に直進方向、または仕分け方向に案内している。この様な切り換え機構ではスライド駒のピンが切り換えポイントを通過するとき操作することが必要で、チェンの伸び等によるわずかなタイミングのズレ等が生じても切り換えレールの振り分け移動が完全に行われず、スライド駒ピンが直進方向と仕分け方向との間の分岐溝間で衝突し、ピンの破損や乗り上げ停止する等のトラブルが生じた。
そのためこの衝突される部分をスプリングを用いて緩衝させたり、斜面形成していずれかの方向に滑り込ませる等の改良がなされてきたが、依然としてトラブル要因は解消されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の搬送仕分けコンベアは、切り換えポイントに振り分け回動する切り換え案内レールを設けているため搬送面形成部材の前後巾が比較的狭巾の中・小型物品の搬送仕分コンベアでは前後のスライド駒のピンの間隔が小さく、かつコンベア速度が速いと、切り換え機構が追従できず前記の如く衝突する等の欠点があった。
【0007】
また、切り換え案内レールの長さと切り換え動作所要時間によってコンベア速度が制約され、スピードアップできない問題があった。特に、切り換え案内レールの案内溝の長さは、上流から直進してきたスライド駒のピンをスムースに下流端で直進通路外の横方向に設けた仕分けガイド溝へ導くための許容振り分け角度から、所要の長さを短くできない欠点がある。
【0008】
更に、切り換え機構がフレーム内の搬送面の下部に取り付けられているため、長期使用によるチェンの伸びに伴い切り換え機構に対しスライド駒と仕分け信号とのタイミングズレが生じた場合、これの点検、調整を容易に出来ない欠点がある。
【0009】
本発明は、このような問題点を解決した搬送仕分コンベアを提供することにある。
【00010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するためになされた本発明の特徴は、前記特許請求の範囲の各項に記載した通りにある。
【0011】
請求項1の発明は、多数の搬送面形成部材を平行に並べて、その両端をそれぞれ左右両側に配設されたチェーンレール上をエンドレスに走行回転するコンベアチェーンに取り付け、搬送面形成部材に沿って移動するスライド駒を設け、このスライド駒の下方に突出したピンを、仕分けポイントから仕分けガイドレールにより横方向へ案内し、そのスライド駒で搬送面上の物品を、横方向へ仕分ける機能を有する搬送仕分けコンベアであって、直進方向と横方向へ分岐する仕分け部の仕分けポイントに達する前工程の上流側で、仕分けするスライド駒のピンの位置を直進通路外に予め横移動させる接触式プッシュ装置を設け、仕分けポイントの直進通路に近接して仕分け方向に延びる仕分けガイドレールを設け、上記接触式プッシュ装置により予め横移動し直進通路外の側方に進路変更したスライド駒のピンが直進通路の外をそのままの位置で直進通路と並行した仕分け通路(602)を進行し仕分けポイントに達したとき、該仕分けガイドレールに掬われてスライド駒を仕分け方向に導くように構成し、仕分けポイントに切り換えレール等の作動装置を有しないで搬送仕分けできるようになした。即ち、分岐方向に仕分けするスライド駒が仕分けポイントに達する前工程の上流側で、該スライド駒を予め横移動させスライド駒のピンを直進通路外に出して並行する仕分け通路側(602)を進行するようにしたことによって、仕分けポイントには仕分けガイドレールを設けるだけで分岐させるようになした。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1において、各スライド駒にカム状に形成した当て接面を設け、プッシュ装置はスライド駒の直進路に突出するプッシャーコロを設け、該プッシャーコロがスライド駒の当て接面に当て接してスライド駒を横移動させスライド駒のピンの位置を直進通路外に横移動させる如く構成したもので、各スライド駒のプッシャーコロとの当て接面をプッシャーコロが突出したときに当て接して横移動させられる凸部と当て接しない凹みからなる山形のカム状に形成して、プッシヤーコロが引っ込むとき次のスライド駒には接触しないようになしている。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1において、各スライド駒にカムフォロアコロを設け、プッシュ装置はスライド駒のカムフォロアコロの直進路に突出するプッシャーカムを設け、該プッシャーカムがスライド駒のカムフォロアコロに当て接してスライド駒を横移動させ、スライド駒のピンの位置を直進通路外に横移動させる如く構成したもので、請求項2のコロとカムを逆に置き換えている。
【0014】
請求項4の発明は、スライド駒と搬送面形成部材の一部にはスライド駒をバネ等弾性部材により仕分け方向へ付勢して片端部に係止させる係合機構を設け、プッシュ装置により該係合機構の係止を開放したとき上記付勢によりスライド駒のピンが直進通路外に横移動するように構成したものであり、スライド駒を搬送面形成部材の片端部に係合機構を設けて係止させることによってスライド駒のピンを直進ガイドレールが無くても安定して直進走行させ、プッシュ装置が作動し係止を開放したときバネ等の付勢によりスライド駒を瞬間的に高速で直進通路外の仕分け通路側に横移動させて高速搬送仕分けする。即ち搬送面形成部材とスライド駒の進行方向取り付け間隔(チェンピッチ)が小さくてもスライド駒のピンが直進通路から仕分け通路側に瞬時に横移動するようになした。
【0015】
請求項5ないし6の発明は、請求項4にかかる係合機構に関するものである。係合機構は、スライド駒を仕分け方向に付勢して搬送面形成部材の一部に係止させるものであり、係止させる係合片と係合片を受け止める被係止部(例えば掛けピンまたは係止受け部)は、一方を搬送面形成部材に、他方をスライド駒に設ければよい。即ち、スライド駒に係合片を取り付け、搬送面形成部材側に被係止部を設けてもよい。またこれと逆の配置にしてもよい。
【0016】
また係合片は、少なくともプッシュ装置のタッチレバーが当て接するタッチ部と、相手側の被係止部に係合するよう付勢した係止部を有し、タッチレバー部を押されたとき、係合片はわずかな動きで係合を開放させる如くなした。
【0017】
請求項7の発明は、請求項1ないし6において、プッシュ装置を、搬送仕分けコンベアのフレームの外部に設け、搬送面形成部材の片端部に寄せて直進路を走行して来るスライド駒の所定の位置にプッシャー(カム、コロを含む)を当て接させるように出没動作させる、または係合機構の係合片にタッチアームを当て接させるようになした。
【0018】
【作用】
請求項1の発明では、搬送仕分けコンベアの各スライド駒は片端部に寄せられ下方に突出したピンは直進通路を走行する。仕分けする物品を載せた搬送面形成部材が仕分け部に近づいてそのスライド駒が仕分けポイントに達する前工程に来ると、プッシュ装置によって該スライド駒のピンの位置を仕分け方向の直進通路外に予め横移動させる。即ちピンは仕分けポイントの上流側の前工程で直進通路を仕分け側に外れて並行した仕分け通路を直進走行する。このピンが直進通路から外れるときの移動する周囲にはピンの動きを規制する切り換えレール等の障害物が無く、ピンは仕分けポイントの直前の前工程でスムースに確実に直進通路の外の仕分け通路にでる。
プッシュ装置は、仕分けする物品の進行方向の長さに応じて作動し、該物品の前端から後端までの側面に対応する各スライド駒(物品と並進するスライド駒)を連続してプッシャー(カム、コロを含む)で直進通路から仕分け通路側に横移動させる。この直進通路から外れたピンは仕分けポイントから仕分け方向に設けた仕分けガイドレールに導かれてスライド駒を仕分け方向へ横移動させる。載荷した物品はその横移動するスライド駒で側方に押され分岐コンベアYに向けて払い出し仕分けする。
【0019】
請求項2の発明では、各スライド駒の側面または上面の一部に設けた山形のカム状の当て接面をプッシュ装置の突き出し先端に設けたプッシャーコロで押され、スライド駒はピンと共に仕分け方向に横移動する。スライド駒の進行方向の長さに対し、プッシャーコロと当て接するカム状の当て接面(凸面)の進行方向長さは短く、プッシャーコロが出ても接触しないで通過進行する凹み部分がある。この凹みの部分の通過時にプッシャーコロが引っ込むので次に続くスライド駒には接触しない。このためスライド駒1個毎に振り分けするようなことができて小物物品の仕分けに適している。
【0020】
請求項3の発明は、各スライド駒の側面または上面の一部に設けたカムフォロアコロとプッシュ装置の突き出し先端に設けたプッシャーカムによりスライド駒を横移動させるもので、前記請求項2のコロとカムの取り付けを逆に置き換えて前記の作用のほかプッシャーカムの長さを長くすれば複数のスライド駒を同時に押し横移動させることができる。この場合は比較的大物物品の仕分けに適している。
【0021】
請求項4の発明では、各スライド駒は各搬送面形成部材の片端部に係止されているためピンは直進ガイドレールが無くても安定して直進通路を走行する。物品を仕分けするスライド駒は、プッシュ装置により係合を開放されるとバネ等弾性部材の付勢により、瞬間的に横移動しピンは直進通路の外の仕分け通路を進行する。ピンが仕分けポイントに達すると仕分けガイドレールに導かれ、スライド駒を横移動させて物品をコンベア側方に押して分岐コンベアYへ払い出し仕分ける。
プッシュ装置は、係合片にタッチして係合を開放するだけであるから、わずかな動作量(動き)で開放できる。このため高速で作動することができる。
【0022】
請求項5ないし6の発明は、係合片にタッチ部と係止部を有しているため支点ピンからそれぞれの方向に伸びたタッチ部と係止部の向きや位置をプッシュ装置のタッチアームが軽快に作動しやすいように構成できる。即ちタッチ部は上向き、斜め上向き、横向き等に形成できてわずかな動きで係合を開放させることができる。
【0023】
請求項7の発明は、プッシュ装置を搬送仕分けコンベアのフレームの外部に設けているため、仕分けするスライド駒が来たとき、走行するコンベア搬送面の外から該スライド駒にプッシャー(カム、コロを含む)を出没させ当接させるか、またはタッチアームで係合片の係合を開放させてスライド駒を予め横移動させる。搬送仕分けコンベアの走行中に、外部からその動作状態を目視観察できる。このため走行するスライド駒に対するプッシュ装置の動作タイミングを最適に合わせる調整が容易にできる。
外部に取り付けているため、コンベア走行中に位置あわせの微調整をすることもできる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいてさらに詳しく説明する。
【0025】
実施形態1
本例は、図1〜図6に示され、図1は仕分けコンベア1の仕分け部の平面概略図であり、詳細は図2から図6に示す。図においてYは仕分け物品を排出する分岐コンベア、Pは仕分けする物品であり品物自体と品物を載せたトレイや、その他の容器も含む。
【0026】
図から分かるように、仕分けコンベア1は、コンベアフレーム101の両側内側に配置されたチェーンレール102の上にコンベアチェーン103を張設し、該コンベアチェーン103間には、コンベアの巾方向に長い二つの平行部201を持つ多数の搬送面形成部材2を平行に並べて両端取り付け部202をそれぞれ両側のチェーン103に取り付けている。搬送面形成部材2には、その長さ方向(以下、コンベアの巾方向という)に沿って移動可能に嵌合したスライド駒3をそれぞれ組み合わせて取り付けている。このスライド駒3は、図2・図3・図5・図6に示す如く、前記二つの平行部201の上面203と内側面204と下面205に滑動するように形成し、中央下部にはピン301を突設している。ピン301には好ましくは、スライド駒3の側圧を軽減するため回転自在なコロ302を設けるが軽負荷用のコンベアの場合はピンだけでもよい。(以下、コロも含め一体化してピンという)更に負荷の大きいコンベアの場合には、平行部201の内側面204と接する内部コロ303を設け、コンベアの巾方向への移動を円滑にする。
そして、このスライド駒3は仕分けコンベア1の始端部から第一仕分けまでの直進搬送工程(図示せず)では片側端(図1で左側)に寄せて走行するように下部に突設したピン301(コロ302を含む)を直進ガイドレール4で案内している。
直進ガイドレール4は、コンベアフレーム101内の横梁材104に取り付けられている。
【0027】
この直進ガイドレールは、スライド駒が走行中に外部からの接触を受けても位置ズレをしないようにガイドするものであり、仕分けコンベアの設置場所や、設置形態により走行路の安全柵や安全カバー等で、安全性が確保されている場合は省くこともできる。
【0028】
仕分け部は、図1・図4に示すとおり、物品Pを分岐コンベアYへ仕分けするために直進通路601の外側(仕分け方向側)の仕分け通路602を走行して来るスライド駒3Bを分岐コンベアYへの仕分け方向へ横移動させる仕分けガイドレール5を設けている。この仕分けガイドレール5は、仕分けポイント6で仕分けしないスライド駒3Aのピン301Aをそのまま直進させる直進通路601の側方に先端部501を置いている。
この仕分けポイント6に達する前工程の上流側に設けたプッシュ装置7で、仕分けするスライド駒3Bを予め仕分け側へ押してピン301Bを直進通路の外側の仕分け通路602へ移動させ、直進通路601と並行して進行させると、仕分けポイント6で、上記仕分けガイドレール5の先端501にて掬われるようにして仕分け方向へ導く。
即ち、仕分け部の仕分けポイント6の前工程の上流側で、プッシュ装置7により、直進通路601から仕分け通路602へ移動させたスライド駒3Bのピン301Bは仕分けポイントまでそのままの位置で仕分け通路602を進行しガイドレール5に当接して仕分け方向へ向けて終端502まで横移動する。物品Pはその横移動するスライド駒3Bで側方に押され、分岐コンベアYに向けて払い出し仕分けされる。
一方、プッシュ装置7が移動させないスライド駒3Aは、直進通路601をそのまま直進する。
【0029】
プッシュ装置7は、スライド駒3の側方に当接するプッシャーコロ701をエアシリンダー702に取り付け、搬送路の外側待機位置からスライド駒3に当接してピンの位置を横移動させ、直進通路外に出す位置まで往復動させるように設けている。エアーシリンダー702は取付台704でコンベアフレーム101に取り付けられ、プッシャーコロ701はガイドロッド703により一定姿勢を保持して往復動する。このプッシュ装置7は、仕分けする物品Pが近づいてくると作動してプッシャーコロ701がスライド駒3の直進路に突出する。
この突出したプッシャーコロ701に、物品Pの側方に並進するスライド駒3(物品を載せた搬送面形成部材に嵌合したスライド駒)は側面または上面の一部に山形のカム状に形成した当接面304を当接されて横移動し、プッシャーコロ701から外れて進行する。これに伴い、ピン301も直進通路601から外れて仕分け通路602へ横移動して進行し前記仕分けポイント6で仕分けガイドレール5の先端501に掬われて仕分けガイドレール5に導かれスライド駒は物品を分岐コンベアYへ向けて押して行く。
【0030】
仕分けする物品Pの後端が通過すると、プッシャーコロ701は搬送路の外側待機位置に引き込んで次の仕分け物品が来るまで待機する。
プッシュ装置7のプッシャーの先端には、スライド駒3からの側圧を軽減するため、好ましくはプッシャーコロ701を設けたが、図6に示す如く、スライド駒3の当接面にカムフォロアコロ305を設けてプッシャーの先端にはプッシャーカム705を設けてもよい。
【0031】
仕分けガイドレール5の終端502で物品Pを分岐コンベアYへ押し出し終えたスライド駒3は、そのままの位置で(図1で右側)仕分けコンベア1の終端から下側に反転し、リターン側(復路)において図示しない復帰ガイドレールで直進通路側に戻して整列させる。
【0032】
なお、この実施形態1で搬送面形成部材2は長い二つの平行部201を持つ形状の場合を例として説明したが、この搬送面形成部材2の形状はその長さ方向(コンベアの巾方向)にスライド駒を移動自在に、嵌合させたものであればよいことはもちろんであり他の公知のスラット材であってもよい。
また、スライド駒3も二つの平行部の間に滑動するようにした例で説明したが、スラット材の外側を包むようにして滑動するようにしてもよいことはもちろんである。
また、スライド駒3は仕分けしない直進通路を走行中はコンベアの走行振動等によって横移動しないように搬送面形成部材2との間に一定の力が加わらないと移動しないように嵌め合わせてある。
8は、この仕分けコンベア1の始端部から第1仕分けまで物品Pの搬送を案内するサイドレールであり、物品Pの側方とスライド駒との間に、スライド駒が仕分けポイントの上流側で予め横移動できるスペースを確保するために設けている。
【0033】
実施形態2
図7、図8、図9、図10に示す本例は、スライド駒32を搬送面形成部材22の片端部に仕分け移動方向へ付勢して係合機構9で係止させ走行する。仕分けポイント6に達する前工程の上流で、プッシュ装置72を作動させて、係合機構9の係止を解放しスライド駒32を上記付勢により直進通路から仕分け通路側への一定距離を急速に横移動させて仕分け通路602を進行させ、仕分けポイント6で第1実施例と同様にして仕分けガイドレール5へ導くようにしたものである。比較的小型の物品Pを高速搬送仕分けするのに用いられる。
また、図11は係合機構9の係合片900とプッシュ装置7の形状を変化させた例である。
【0034】
係合機構9は搬送面形成部材22の片側端部に支点ピン226を介して係合片900を設ける。この係合片900は、略水平な横方向に延びてスライド駒32の一部に設けた掛けピン325に係合する係止部901と、上方に突き出してプッシュ装置72のタッチアーム721が当接するタッチ部902と支点ピン226のまわりに回動を規制する廻り止め903を形成し、バネ904により上記係止部901をスライド駒32の被係止部325に押しつけるように付勢している。
【0035】
一方、搬送面形成部材22には上記係止したスライド駒32の左端面328に対応した位置から仕分け方向に向けて一定の長さで前後方向(コンベアの直進方向)に貫通する長孔227を設け、この長孔227に搬送面形成部材22を横断するプッシュバー228を横架し、スプリング10によりこのプッシュバー228をスライド駒32の左端面328に押し当てて長孔227の右端側に付勢している。
【0036】
スライド駒32は、下方に突き出したピン321またはコロ322を図示しないコンベアのリターン側(下側復路)に設けた復帰ガイドレールで左側に押し戻すと、その左端面328でプッシュバー228をスプリング10の付勢に抗して長孔227の左端まで移動させる。そこで前記係合片900のバネ904に付勢された係止部901が、被係止部325に係合し、プッシュバー228で仕分け方向(右側)へ付勢された状態で仕分けコンベアの片側端部(左側)に係止されて進行しコンベア始端部へ向かう。
【0037】
そして、仕分けコンベア1の始端部で物品Pを載荷したあと分岐コンベアYへの仕分けポイント6に近づくと、仕分けポイントの上流で物品Pの進行と同期して送られて来る仕分け指令信号によりプッシュ装置72が作動し、タッチアーム721が、係合片900のタッチ部902に当接して係止部901とスライド駒32の被係止部325との係合を解放する。解放されたスライド駒32は、スプリング10に付勢されたプッシュバー228により左端面328を押されて直進通路601から仕分け通路602側に一定距離横移動して進行し、仕分けポイント6で、仕分けガイドレール5の先端501で掬われ、仕分け方向に導かれる。この仕分けするスライド駒32は、ピン321またはコロ322を仕分けガイドレール5に当接して仕分け方向(右側)へ移動するが、プッシュバー228は長孔227の右端で押し終わって止まっている。
【0038】
プッシュバー228から離れたスライド駒32は、実施形態1の場合と同様にして物品Pを分岐コンベアYに押し出して仕分けする。
また、スライド駒32には搬送面形成部材22の下面と接する部分にスライドコロ327をコロ軸326で取り付け、軽く横移動するようになっている。
【0039】
図11は、係合機構9の係合片900の形状を変化させたもので、タッチ部902を搬送面形成部材22の片端部上面に鍵盤状に形成した例を示すものであり図中の各符号と、その説明は図8と同じである。
【0040】
この図11の形状にすれば、係合片900のタッチ部901が楽器の鍵盤で、プッシュ装置72のタッチアーム721が人の指先に例えられ、並べられた鍵盤を次々と連続して押さえたり1ケずつ押したり楽譜に合わせて操作を行えるのと同様に、仕分け物品に応じて任意に作動させることができる。
【0041】
このようにすることで、スライド駒32が直進する工程では仕分けコンベアの片側部(左端)に係合機構9により係止されて走行するので、振動や他の不用意な外的作用を受けてもわずかでも横移動をすることがなく、下方に突出したピン321またはコロ322は直進通路を安定走行する。このため搬送面形成部材22の下方には直進ガイドレール等の障害が生じ易いものを設ける必要がなく、本例の仕分けコンベアは簡単で安全な構造にできる利点がある。
【0042】
仕分け部には、仕分けガイドレール5だけが設けられ、しかもスライド駒32はその仕分けポイント6の上流で長孔227の左に係止されているか(直進)、右に押されているか(仕分け通路)の2位置に振り分けられているため、無理がなく確実に仕分けられる利点がある。
【0043】
また、プッシュ装置72はわずかな動作距離で係合片900の係止部901の引掛かりを外せるため動作応答速度が速く、仕分けコンベア1を高速走行させても各搬送面形成部材22に装着したスライド駒32を選択的に動作させることができる。このため、コンベア進行方向に搬送面形成部材22の取付間隔が小さく単位長さ当たりのスライド駒32の取付数を多くした小型物品用の高速仕分けコンベアに適している。
【0044】
しかも、係合片900は支点ピン226を中心に係止部901とタッチ部902とのテコ比により、わずかな動作力で係合を外すことができるため、プッシュ装置72は高速応答する電磁ソレノイド等を用いることができる利点がある。
【0045】
この実施形態2では搬送面形成部材22を2つの平行部を持つ形状の場合を例として説明したが、スライド駒32を仕分け方向へ付勢して片側に係止する機構を構成したものであれば搬送面形成部材22とスライド駒32の組み合わせ形態は図示以外の形状にしてもよいことはもちろんである。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、果物1ヶを載せた受け皿のような軽量小型の物品から、15kg詰め段ボール箱や20kg容量のプラスチックコンテナまで広範囲の物品を同一の機構で仕分けコンベアの製作が可能であり、しかも仕分けポイントにはスライド駒の進路を振り分ける切り換えレール等の可動部分がないためコンベア構造が単純化され、スライド駒のピンが仕分けの分水嶺に乗り上げ衝突する等の故障トラブルを生じることがない構造であるので、安定した搬送仕分けを行うことができる効果がある他、以下の効果が奏される。
【0047】
請求項1の発明によれば、仕分けポイントの上流側に設置したプッシュ装置により仕分けしないスライド駒はそのまま何の接触もせず直進通路をパスさせ、仕分けするスライド駒が来たとき、プッシャーカムが横からそのスライド駒側面の山形カム状当接面に当接し、スライド駒を予め直進通路外に横移動させる。この横移動するときスライド駒のピンのまわりに接触する障害物はなく円滑に移動する。この仕分け通路側に横移動したスライド駒だけがその位置で進行して仕分けガイドレールに導かれ仕分け方向に横移動して物品を分岐コンベアへ送り出すため、スライド駒および物品は衝撃を受けることなく、極めて円滑に搬送、仕分けできる効果を奏する。
【0048】
請求項2の発明によれば、各スライド駒の当接面はプッシュ装置のプッシャーコロが突出したとき当接する凸部と、当接しない凹部を備えており、プッシャーコロはこの凸部で、突出し、引込みの動作をするため隣り前後のスライド駒に接触することなく、仕分け目的のスライド駒だけを確実に横移動させ、該スライド駒のピンの位置を直進通路から仕分け通路に振り分けたのち仕分けポイントに達して仕分けガイドレールに導かれるようになしたので、仕分け部でトラブルの発生しない搬送仕分けコンベアを実現させることができる。
【0049】
請求項3の発明によれば、プッシュ装置の突出し先端に設けたプッシャーカムの長さを、複数個のスライド駒を同時に押すようにすることができるため、比較的大型の物品仕分けに適した仕分けコンベアができる。
【0050】
請求項4の発明によれば、スライド駒は搬送面形成部材の片端部に係合機構により係止させているため、直進搬送工程では、スライド駒やピンに外部から不用意な接触があっても勝手に移動することがないという安全性がある。このため、スライド駒やピンの直進通路に直進ガイドレール等の構造物は一切不要で簡略化され、安全で安価な仕分けコンベアを提供できるという経済効果を奏する。
【0051】
さらに請求項4の発明によれば、搬送面形成部材の片端部に係止されたスライド駒は仕分け方向に付勢されているため、仕分けポイントの上流側でプッシュ装置により係合を解放されたとき、付勢により瞬時に直進通路外の仕分け側に横移動する。この応答速度が速いため、コンベアの進行方向駒の取り付ピッチを小さく、単位長さ当たりの駒数を多くして小物品も仕分けることができる効果を奏する。
【0052】
また、請求項4の発明によれば、スライド駒を片端部に係止する係合片は電磁ソレノイド等のプッシュ装置を用いて、わずかな動作で係合を解放するという高速応答性を有するためコンベアをスピードアップして物品の搬送仕分け処理能力を増大するという効率向上の効果を奏する。
【0053】
請求項5の発明によれば、係合片を搬送面形成部材の片端部に設け、タッチ部を鍵盤のように操作し易く形成できて、プッシュ装置もタッチアームが楽器の鍵盤を押す如く作動させられるので物品の長さに応じて軽快な仕分け操作ができる効果を奏する。
【0054】
請求項7の発明によれば作動装置を搬送仕分けコンベアのフレームの外部に設けたので、プッシュ装置を作動させる動作信号の微妙なタイミングズレや、長期使用によってチェンの伸び等により生じたズレを外部から目視点検できるため、極めて容易にタイミングや位置合わせ調整ができ、常に最良の状態を保って搬送仕分けすることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の仕分け部の構成概要を示す平面概略図。
【図2】図1の上流側D矢印から見た仕分けコンベアの一部断面図。
【図3】図1のスライド駒の横移動を示す要部平面図。
【図4】仕分け部でスライド駒の軌跡を示す平面略図。
【図5】図1の搬送面形成部材とスライド駒の組み合わせ断面図。
【図6】図3と同一部分の他の実施例を示す要部平面図。
【図7】本発明の実施形態2の仕分け部の要部平面概略図。
【図8】図7のA矢印側から見た要部断面概略図。
【図9】図7の搬送面形成部材をB矢印側から見た断面側面図。
【図10】図7の搬送面形成部材をチェーンの外側C矢印から見た側面図。
【図11】図8の係合機構と作動装置の形状変更例を示す図
【符号の説明】
6・・・仕分けポイント
601・・・直進通路
602・・・仕分け通路
7・・・プッシュ装置
701・・・プッシャーコロ
702・・・エアーシリンダー
703・・・ガイドロッド
704・・・取付台
705・・・プッシャーカム
72・・・プッシュ装置
721・・・タッチアーム
8・・・サイドレール
9・・・係合機構
Claims (6)
- 多数の搬送面形成部材を平行に並べて、その両端をそれぞれ左右両側に配設されたチェーンレール上をエンドレスに走行回転するコンベアチェーンに取り付け、搬送面形成部材に沿って移動するスライド駒を設け、このスライド駒の下方に突出したピンを、仕分けポイントから仕分けガイドレールにより横方向へ案内し、そのスライド駒で搬送面上の物品を、横方向へ仕分ける機能を有する搬送仕分けコンベアであって、直進方向と横方向へ分岐する仕分け部の仕分けポイントに達する前工程の上流側で、仕分けするカム状に形成した当接面を設けたスライド駒のピンの位置を直進通路外に予め横移動させるスライド駒の直進路に突出する接触式のプッシャーコロを用いたプッシュ装置を設け、仕分けポイントの直進通路に近接して仕分け方向に延びる仕分ガイドレールを設け、上記接触式のプッシュ装置により予め横移動し直進通路外の側方に進路変更したスライド駒のピンが直進通路の外をそのままの位置で直進通路と並行した仕分け通路(602)を進行し仕分けポイントに達したとき、該仕分けガイドレールに掬われてスライド駒を仕分け方向に導くように構成した、仕分けポイントに切り換えレール等の作動装置を有しないことを特徴とする搬送仕分けコンベア。
- 多数の搬送面形成部材を平行に並べて、その両端をそれぞれ左右両側に配設されたチェーンレール上をエンドレスに走行回転するコンベアチェーンに取り付け、搬送面形成部材に沿って移動するスライド駒を設け、このスライド駒の下方に突出したピンを、仕分けポイントから仕分けガイドレールにより横方向へ案内し、そのスライド駒で搬送面上の物品を、横方向へ仕分ける機能を有する搬送仕分けコンベアであって、直進方向と横方向へ分岐する仕分け部の仕分けポイントに達する前工程の上流側で、仕分けするカムフォロアコロを設けたスライド駒のピンの位置を直進通路外に予め横移動させるスライド駒の直進路に突出する接触式のプッシャーカムを用いたプッシュ装置を設け、仕分けポイントの直進通路に近接して仕分け方向に延びる仕分ガイドレールを設け、上記接触式のプッシュ装置により予め横移動し直進通路外の側方に進路変更したスライド駒のピンが直進通路の外をそのままの位置で直進通路と並行した仕分け通路(602)を進行し仕分けポイントに達したとき、該仕分けガイドレールに掬われてスライド駒を仕分け方向に導くように構成した、仕分けポイントに切り換えレール等の作動装置を有しないことを特徴とする搬送仕分けコンベア。
- 多数の搬送面形成部材を平行に並べて、その両端をそれぞれ左右両側に配設されたチェーンレール上をエンドレスに走行回転するコンベアチェーンに取り付け、搬送面形成部材に沿って移動するスライド駒を設け、このスライド駒の下方に突出したピンを、仕分けポイントから仕分けガイドレールにより横方向へ案内し、そのスライド駒で搬送面上の物品を、横方向へ仕分ける機能を有する搬送仕分けコンベアであって、直進方向と横方向へ分岐する仕分け部の仕分けポイントに達する前工程の上流側で、仕分けするスライド駒のピンの位置を直進通路外に予め横移動させる接触式のプッシュ装置を設け、仕分けポイントの直進通路に近接して仕分け方向に延びる仕分ガイドレールを設け、スライド駒と搬送面形成部材の一部にはスライド駒をバネ等弾性部材により仕分け方向に付勢して片端部に係止させる係合機構を設け、プッシュ装置により係止を解放したとき上記付勢によりスライド駒のピンが直進通路外に横移動し、直進通路外の側方に進路変更したスライド駒のピンが直進通路の外をそのままの位置で直進通路と並行した仕分け通路(602)を進行し仕分けポイントに達したとき、該仕分けガイドレールに掬われてスライド駒を仕分け方向に導くように構成した、仕分けポイントに切り換えレール等の作動装置を有しないことを特徴とする搬送仕分けコンベア。
- 請求項3において、搬送面形成部材の片端部に仕分け方向に付勢したスライド駒を係止させる係合片を設け、スライド駒の一部に被係止部を設けて係合機構を構成したことを特徴とする搬送仕分けコンベア。
- 請求項3において、仕分け方向に付勢したスライド駒の一部に係合片を設け、該スライド駒が直進通路を走行する位置にあるとき、対応する搬送面形成部材の一部に被係止部を設けて係合機構を構成したことを特徴とする搬送仕分けコンベア。
- 請求項1ないし5のいずれかにおいて、プッシュ装置は、搬送仕分けコンベアのフレームの外部に設けたことを特徴とする搬送仕分けコンベア。
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