JP3934862B2 - 作業車両におけるエンジン回転制御装置 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、作業車両、特に車載の作業機を駆動可能なエンジンと、このエンジンに付設されてその回転を制御するガバナ等のエンジン制御ユニットと、作業機の近くに配設される作業機側コントローラとを備えた作業車両におけるエンジン回転制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の上記作業車両におけるエンジン回転制御装置としては、例えばエンジン制御ユニットの被操作部(例えばガバナコントロールレバー)と、作業機側コントローラとの間を連動連結することにより、エンジン制御ユニットを遠隔操作するようにした機械操作式のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記機械操作式のものでは、エンジン制御ユニットの被操作部と作業機側コントローラ間を機械的に連動連結する連動連結機構を、作業車両の限られた車体空間内で取り回すことが容易ではなく、設備コストも嵩む等の問題があった。
【0004】
そこで斯かる問題を解決するために、エンジンの近くに配設したアクチュエータ(例えばモータ、ロータリソレノイド等)を作業機側コントローラにより電気的に遠隔制御し、そのアクチュエータの動きを回転制御用ボリューム(例えばポテンショメータ等)で電圧信号に変換し、この電圧信号でエンジン制御ユニットを制御するようにしたものも既に提案されている。
【0005】
ところがこの提案のものでは、機械式のものでは不要であったモータ、ロータリソレノイド等のアクチュエータや、該アクチュエータの動きを電圧信号に変換する回転制御用ボリュームが特別に必要となり、コスト、信頼性の面で問題があった。
【0006】
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、従来装置の問題を一挙に解決することができる、構造簡単な作業車両におけるエンジン回転制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、車載の作業機と、この作業機を駆動可能な同じく車載のエンジンと、このエンジンに付設されてその回転を制御するエンジン制御ユニットと、前記作業機の近くに配設された作業機側コントローラとを備え、その作業機側コントローラは、作業者が操作入力可能な操作部と、その操作部への操作入力に応じて前記エンジン制御ユニットに制御用の電圧信号を出力する制御回路部と、その制御回路部とエンジン制御ユニットとの間を電気的に絶縁しつつその間での電圧信号の授受を行うための絶縁・信号伝達回路とを有しており、前記絶縁・信号伝達回路の出力側は、前記エンジン制御ユニットに電線を介して接続されることを特徴とする。
【0008】
上記特徴によれば、作業機側コントローラの制御回路部からの電圧信号がエンジン制御ユニットへ電線を通して出力されるため、エンジン制御ユニットを電気的にコントロールするに当り従来必要であったモータ、ロータリソレノイド等のアクチュエータや、ポテンショメータ等の回転制御用ボリュームは不要となり、システム全体としての構成要素が減るから、コスト、信頼性の面で頗る有利となる。しかも作業機側コントローラとエンジン制御ユニットとの間は単に電線で接続されるだけでよいから、エンジン制御ユニットを機械的にコントロールする場合と比べ取り回しが容易であって、狭い車体空間内での設置上の制限が大幅に減少する。その上、作業機側コントローラは、前記制御回路部とエンジン制御ユニットとの間を電気的に絶縁しつつその間での電圧信号の授受を行うための絶縁・信号伝達回路を有していて、その絶縁・信号伝達回路の出力側が前記電線を介してエンジン制御ユニットに接続されるので、作業機側コントローラとエンジン制御ユニットとが離れていても、それらの取付位置の接地電位差に因るノイズの影響を受ける虞れはなくなり、エンジン制御ユニットに対する制御の精度が向上する。
【0009】
また請求項2の発明は、請求項1の発明の特徴に加えて、前記絶縁・信号伝達回路の出力側の電源として、前記エンジン制御ユニット側の基準電圧を使用することを特徴とする。この基準電圧の利用により、絶縁・信号伝達回路の特設と相俟って制御精度の一層の向上が図られ、しかも基準電圧供給のための専用の電源回路を作業機側に特別に用意する必要はなくなりコスト節減が図られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
【0011】
添付図面において、図1は、本発明の一実施例に係る塵芥収集車の概略説明図、図2は、作業機側コントローラと電子ガバナ間の概略関係図、図3は、作業機側コントローラと電子ガバナ間の回路図である。
【0012】
先ず、図1において、作業車としての塵芥収集車Vは、車体F上に走行用兼作業用のエンジンEと、塵芥収容箱Bと、その塵芥収容箱Bの後部に連設される塵芥投入箱Brと、その塵芥投入箱Br内の配設されそこへの投入塵芥を圧縮して塵芥収容箱B内に押し込むための塵芥押込装置Aとを備える。
【0013】
前記塵芥押込装置Aは、本発明の作業機を構成するものであって、その構造は従来周知であり、また本発明の要旨とは関係がないので、具体的な説明を省略する。
【0014】
前記エンジンEからの動力は、車両走行時にクラッチ及び変速機(何れも図示せず)を介して駆動輪Wに伝達できるようになっている。また車両停止時には、前記エンジンEからの動力が動力取出装置PTOを介して車載の油圧ポンプPに随時に伝達できるようになっている。その油圧ポンプPの出力油圧は、前記塵芥押込装置Aの各油圧アクチュエータA1、A2に供給されて該塵芥押込装置Aを駆動する。
【0015】
前記エンジンEには、これの回転数を電子的に制御可能なエンジン制御ユニットとしての電子ガバナGが付設される。この電子ガバナGは、当該電子ガバナへ入力された電圧信号の大きさに応じてエンジンEの燃料噴射量及び噴射時期を制御してエンジン回転数を高低制御できるようになっている。このような電子ガバナGの構造は、従来周知であるので、これ以上の説明は省略する。尚、エンジン制御ユニットとして電子ガバナに代えて、電子式燃料噴射制御装置を用いるようにしてもよい。
【0016】
前記塵芥押込装置Aを作業負荷に応じて駆動制御するに当たり、エンジンEの回転数、従って出力を作業者が作業機側コントローラCにより遠隔的に制御できるようになっている。このコントローラCは、作業機即ち塵芥押込装置Aの近くの車体適所(図示例では塵芥投入箱Brの外壁)に配設される。
【0017】
図2,3に示すように、前記コントローラCは、作業者が手動で操作入力可能な操作部C1と、その操作部C1への操作入力に応じて電子ガバナGに制御用の電圧信号を出力する制御回路部C2とを有している。その制御回路部C2の出力側は、後述する絶縁・信号伝達回路C3及び平滑回路C4に順次接続されており、更に複数本の電線L1〜L3を介して電子ガバナGに接続される。
【0018】
前記操作部C1には、主電源スイッチ(図示せず)の他、作業者によって任意に選択操作可能な複数の選択スイッチSW1〜SW8が設けられており、図示例ではそれら選択スイッチSW1〜SW8は、共通のダイヤルで順次選択的に切換操作できるようにダイヤル操作式とされる。前記複数の選択スイッチSW1〜SW8は、エンジンEの予め設定された複数の回転数設定値N1〜N8に対応するものであり、それら選択スイッチSW1〜SW8の適宜選択により、エンジンEの回転数を前記複数の回転数設定値N1〜N8から随時に選定するための信号が前記制御回路部C2に向けて出力される。
【0019】
前記制御回路部C2は、前記複数の選択スイッチSW1〜SW8のオン信号をそれぞれ受ける複数の信号入力部i1〜i8を有しており、その何れの信号入力部i1〜i8に信号が入力されたかによって異なる制御用電圧信号を電子ガバナGに出力して、エンジンEの回転を設定回転数に制御する。
【0020】
前記制御回路部C2として、図示例ではPWM制御回路が用いられている。この「PWM制御」とは、パルス幅変調(Palus Width Moduration)制御の略語であって、スイッチング周波数(周期)を一定としたまま入力信号(DCレベル)の大きさに応じて出力パルス幅(即ちオンパルスの通電幅)を変化させることにより結果的に制御対象への供給エネルギをコントロールして制御対象の作動制御を行うようにした制御である。尚、PWM制御の具体的な手法は従来周知であるので、その回路構造の説明は省略する。
【0021】
而して図示例の制御回路部C2においては、その何れの信号入力部i1〜i8に信号が入力されたかによって異なるパルス幅で且つ一定周期のパルス状の電圧信号を信号出力部Oより出力し得るようになっている。この場合、回転数設定値N1〜N8が大きい選択スイッチSW1〜SW8がオンされるほど、前記パルス電圧信号のオンパルス時間が長くなるように設定される。
【0022】
また作業機側コントローラCには、制御回路部C2と電子ガバナGとの間を電気的に絶縁しつつその間での電圧信号の授受を行うための絶縁・信号伝達回路C3と、この絶縁・信号伝達回路C3の出力電圧信号を平滑化するための平滑回路C4とが設けられる。
【0023】
前記絶縁・信号伝達回路C3は、図示例ではフォトカプラPCと、このフォトカプラPCのカプラ入力側に前記制御回路部C2からの出力電圧信号を増幅して印加するためのトランジスタTとを有している。このトランジスタTは、そのベース部に前記制御回路部C2からの出力電圧信号が作用するのに応じて、フォトカプラPCのカプラ入力側に接続される電源回路10を導通させ、次に説明する発光素子Diを発光させる。
【0024】
フォトカプラPCは、従来周知のようにカプラ入力側に印加された入力電圧信号に応じて光る発光素子Diと、その発光素子Diの発する光を受光して出力電圧信号をカプラ出力側に出力する受光素子Doとを備えており、そのカプラ入力側(発光素子Di)と出力側(受光素子Do)との間は光信号を介して信号授受があり、従ってその両素子Di、Do相互間は、電気的に絶縁された状態に置かれる。
【0025】
前記絶縁・信号伝達回路C3の出力側(即ちフォトカプラPCのカプラ出力側)の第1端子p1と、電子ガバナGの基準電圧出力端子t3とは電圧供給用電線L3を介して接続される。その基準電圧出力端子t3からは、電子ガバナG側に設けられる基準電源の出力電圧、即ち基準電圧Vref が前記絶縁・信号伝達回路C3の出力側(第1端子p1)に供給される。
【0026】
また電子ガバナGには信号入力端子t2及びアース端子t1が設けられ、これら端子t2、t1よりそれぞれ延びる信号用電線L2及びアース用電線L1は、前記平滑回路C4を介して前記絶縁・信号伝達回路C3の出力側(即ちフォトカプラPCのカプラ出力側)の第2端子p2と接続される。
【0027】
平滑回路C4は、従来周知のようにコンデンサ及び抵抗を組み合わせたローパスフィルタより構成され、フォトカプラPCの出力電圧信号を平滑するために利用される。
【0028】
而して作業機即ち塵芥押込装置Aの近くにある作業機側コントローラCと、エンジンEの近くにある電子ガバナGとの間は比較的離れているが、その間を図示例の構造では単に3本の電線L1〜L3を単に接続するだけでよいから、その間の接続手段の取り回しが容易であり、狭い車体空間内での設置上の制限を大幅に減少させることができる。
【0029】
次に前記実施例の作用を説明する。車両を停車させ、作業機としての塵芥押込装置Aに所期の塵芥押込作業を行わせる場合には、エンジンEの動力を動力取出装置PTOを介して油圧ポンプPに伝達して同ポンプPを駆動する。これにより、同ポンプPから吐出された作動油を塵芥押込装置Aの各油圧アクチュエータA1、A2に供給してそれらを駆動する。尚、各アクチュエータA1、A2の作動は、図示しないコントローラにより、作業者の運転操作に応じて、所定の制御プログラムに基づき自動制御される。
【0030】
このようにして塵芥押込装置Aを作業負荷に応じて駆動制御するに当たっては、エンジンEの回転数、従って出力を作業者が作業機側コントローラCにより遠隔的に制御可能である。この場合、コントローラCの操作部C1に於ける複数の選択スイッチSW1〜SW8の1つを適宜選択することにより、エンジンEの回転数を複数の回転数設定値N1〜N8から随時に選定できる。
【0031】
而してその選定に応じてコントローラCの制御回路部C2(信号出力部O)からは所定パルス幅のパルス電圧信号が出力され、この信号がコントローラCの絶縁・信号伝達回路C3のフォトカプラPCにおいて光信号に一旦変換された後に再び電圧信号に変換され、これが平滑回路C4で平滑化された電圧信号となり電子ガバナGに送られる。この電子ガバナGでは、前記平滑化された電圧信号の大きさに応じてエンジンEの燃料噴射量及び噴射時期が調整されて、エンジン回転数が選択された設定値に制御される。
【0032】
このように作業機側コントローラCが、操作部C1と、それへの操作入力に応じて電子ガバナGをPWM制御する制御回路部C2とを備え、その制御回路部C2からの電圧信号を電子ガバナG側へ出力するので、電子ガバナGを電気的にコントロールするに当り従来必要であったモータ、ロータリソレノイド等のアクチュエータや、ポテンショメータ等の回転制御用ボリュームは不要となり、システム全体としての構成要素が減少、単純化されることから、コスト、信頼性の面で頗る有利となる。
【0033】
また図示例のように作業機側コントローラCは、制御回路部C2と電子ガバナGとの間を電気的に絶縁しつつその間での電圧信号の授受を行う絶縁・信号伝達回路C3を備え、その絶縁・信号伝達回路C3の出力側(図示例ではフォトカプラPCの出力側)が電線L1〜L3を介して電子ガバナGに接続されるので、作業機側コントローラCと電子ガバナGとが離れていても、それらの取付位置の接地電位差に因るノイズの影響を受ける虞れはなくなり、電子ガバナGに対する制御の精度を高めることができる。
【0034】
また図示例のように絶縁・信号伝達回路C3の出力側には電子ガバナG側の基準電圧Vref が供給されるので、この電子ガバナ側の基準電圧Vref の利用により、絶縁・信号伝達回路C3の特設と相俟って制御精度の一層の向上が図られ、また基準電圧供給のための専用の電源回路を作業機側に特別に用意する必要はなくなりコスト節減が図られる。
【0035】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の小設計変更を行うことが可能である。例えば、前記実施例では、作業車Vとして塵芥押込装置(作業機)を装備した塵芥収集車を例示したが、本発明では、作業車両は塵芥収集車に限定されず、走行用エンジンの動力を動力取出装置(PTO)で取り出して車載の作業機を駆動するようにした他の種々の作業車両、例えばミキサー車、コンクリートポンプ車、タンクローリー車、粉粒体運搬車、クレーン車等にも適用可能である。
【0036】
また前記実施例では、作業機側コントローラCの制御回路部C2が操作部C1への操作入力に応じて電子ガバナGをPWM制御し得るようにしたものを示したが、本発明では、PWM制御以外の適当な制御手法を用いることができ、例えばDAコンバータ素子等を用いて操作部C1への操作入力に応じて制御用の電圧信号を発生させ、これを電線L1〜L3を介して電子ガバナG側へ出力するようにしてもよい。
【0037】
また前記実施例では、平滑回路C4を作業機側コントローラC内に設けたものを示したが、本発明では、平滑回路C4を作業機側コントローラCに設けないで電子ガバナGの近くに設けるようにしてもよい。
【0038】
また前記実施例(請求項2)では、絶縁・信号伝達回路C3の出力側の電源として、電子ガバナG側の基準電圧Vref を用いるようにしたが、本発明(請求項1)では、専用電源回路を作業機側に設けて、その専用電源回路から基準電圧を絶縁・信号伝達回路C3の出力側に供給するようにしてもよく、この場合は、電圧供給用電線L3は不要となり、絶縁・信号伝達回路C3と電子ガバナGとの間は、信号用電線L2及びアース用電線L1のみで接続される。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、作業機側コントローラが、操作部と、その操作部への操作入力に応じてエンジン制御ユニットに制御用の電圧信号を電線を通して出力する制御回路部とを備えるので、エンジン制御ユニットを電気的にコントロールするに当り従来必要であったモータ、ロータリソレノイド等のアクチュエータや、ポテンショメータ等の回転制御用ボリュームは不要となり、システム全体としての構成要素が減ることから、コスト、信頼性の面で頗る有利となる。しかも作業機側コントローラとエンジン制御ユニットとの間を単に電線で接続するだけで済むため、エンジン制御ユニットを機械的にコントロールする場合と比べ取り回しが容易であって、狭い車体空間内での設置上の制限を大幅に減少させることができる。
【0040】
また特に作業機側コントローラは、前記制御回路部とエンジン制御ユニットとの間を電気的に絶縁しつつその間での電圧信号の授受を行う絶縁・信号伝達回路を備え、その絶縁・信号伝達回路の出力側が前記電線を介してエンジン制御ユニットに接続されるので、作業機側コントローラとエンジン制御ユニットとが離れていても、それらの取付位置の接地電位差に因るノイズの影響を受ける虞れはなくなり、エンジン制御ユニットに対する制御の精度を高めることができる。
【0041】
さらに請求項2の発明によれば、前記絶縁・信号伝達回路の出力側の電源として、エンジン制御ユニット側の基準電圧を用いるので、この基準電圧の利用により、前記絶縁・信号伝達回路の特設と相俟って制御精度の一層の向上が図られ、また基準電圧供給のための専用の電源回路を作業機側に特別に用意する必要はないからコスト節減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る塵芥収集車の概略説明図
【図2】 作業機側コントローラと電子ガバナ間の概略関係図
【図3】 作業機側コントローラと電子ガバナ間の回路図
【符号の説明】
A…………塵芥押込装置(作業機)
C…………作業機側コントローラ
C1………操作部
C2………制御回路部
E…………エンジン
G…………電子ガバナ(エンジン制御ユニット)
L1〜L3……電線
V…………塵芥収集車(作業車両)
Vref …………基準電圧
Claims (2)
- 車載の作業機(A)と、この作業機(A)を駆動可能な同じく車載のエンジン(E)と、このエンジン(E)に付設されてその回転を制御するエンジン制御ユニット(G)と、前記作業機(A)の近くに配設された作業機側コントローラ(C)とを備え、
その作業機側コントローラ(C)は、作業者が操作入力可能な操作部(C1)と、その操作部(C1)への操作入力に応じて前記エンジン制御ユニット(G)に制御用の電圧信号を出力する制御回路部(C2)と、その制御回路部(C2)とエンジン制御ユニット(G)との間を電気的に絶縁しつつその間での電圧信号の授受を行うための絶縁・信号伝達回路(C3)とを有しており、
前記絶縁・信号伝達回路(C3)の出力側は、前記エンジン制御ユニット(G)に電線(L1〜L3)を介して接続されることを特徴とする、作業車両におけるエンジン回転制御装置。 - 前記絶縁・信号伝達回路(C3)の出力側の電源として、前記エンジン制御ユニット(G)側の基準電圧(Vref )を使用することを特徴とする、請求項1に記載の作業車両におけるエンジン回転制御装置。
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