JP3934526B2

JP3934526B2 - Powder or granular bath preparation

Info

Publication number: JP3934526B2
Application number: JP2002300191A
Authority: JP
Inventors: 光利木村; 規弘田中; 英清冨士; 穣渡邊
Original assignee: Kao Corp
Current assignee: Kao Corp
Priority date: 2002-10-15
Filing date: 2002-10-15
Publication date: 2007-06-20
Anticipated expiration: 2022-10-15
Also published as: JP2004131455A

Description

【０００１】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、粉末又は顆粒状浴用剤、更に詳しくは浴湯に投入した際に炭酸ガスを発生し、溶解させることができる粉末又は顆粒状浴用剤に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
入浴剤は、浴湯に香り、色調を与えたり、皮膚に適度な刺激を与えることにより、血液の循環を活発にし、疲労回復、新陳代謝を増進させるものである。また、炭酸ガスを発生させ、浴湯に溶解させることにより、皮膚に炭酸ガスが浸透し、末梢血管を広げて血行を促進する効果、保温効果、爽快感付与効果等を有する。このため、炭酸塩又は炭酸水素塩と有機酸とを配合し、浴湯に溶解することにより炭酸ガスが発生する、粉末状又は錠剤型の入浴剤（例えば特許文献１〜５参照）が市販されている。
【０００３】
【特許文献１】
特開平１１−４７２２０号公報
【特許文献２】
特開昭５９−７０６０９号公報
【特許文献３】
特開平６０−１８５７１０号公報
【特許文献４】
特開平６０−２１５６１２号公報
【特許文献５】
特開平９−２９４２号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記入浴剤は、浴湯へ投入した際に発生する炭酸ガスの発泡により、粘膜刺激性のある有機酸が飛散し、これを吸い込むことによる「むせ」を生じることが知られており、現在は主に錠剤など大きな固形物として使用することで有機酸の飛散を防止し、この問題を回避している。しかし、粉末又は顆粒状のものは、錠剤に比べて溶解性に優れるため短時間に炭酸ガスを発生し、かつ浴湯へ投入した際の発泡挙動、特に発泡時の音等に嗜好性があり、粉末又は顆粒状タイプの需要性が高い。そのため、「むせ」を生じない粉末又は顆粒状の発泡型入浴剤が望まれていた。
【０００５】
そこで本発明は、血行促進効果等を発揮するに十分な量の炭酸ガスを短時間に溶解させることができると共に、むせを防止する粉末又は顆粒状浴用剤を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
かかる実状に鑑み種々検討した結果、本発明者らは、有機酸の中でも、フマル酸又はコハク酸は金属腐食性が低く、またこれらの粉末のうち粒径が一定の範囲であるものと炭酸塩又は炭酸水素塩とを組み合せることにより、粘膜刺激性が低く、気管など呼吸器系の粘膜に付着しても「むせ」を生じにくい効果が高い粉末又は顆粒状浴用剤が得られることを見出した。
【０００７】
すなわち本発明は、次の成分（Ａ）及び（Ｂ）、
（Ａ）粒径１２５μｍ以下の粉末の含有量が１０重量％以下であるフマル酸３５〜６５重量％、
（Ｂ）粒径１μｍ〜３mmの炭酸塩又は炭酸水素塩２０〜７０重量％
を含有する粉末又は顆粒状浴用剤を提供するものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】
本発明の粉末又は顆粒状浴用剤は、上記（Ａ）及び（Ｂ）を含み、全体としての粒径が１μｍ〜３mm程度のものをいう。そして、中でも（Ａ）フマル酸又はコハク酸の粒径が１２５μｍ以下の粉末の含有量を１０重量％以下、特に５重量％以下とすることにより、「むせ」の防止を発揮するものである。１２５μｍ以下の粉末が１０重量％以下の量であれば、浴湯に添加した時の粒子の溶解速度が抑制され、しかもフマル酸又はコハク酸と炭酸塩との反応が急激すぎることがなく、発泡の勢いが抑制され、有機酸の飛散を防止するため「むせ」を生じにくい。フマル酸又はコハク酸の粒径は１μｍ〜３mm、特に１μｍ〜１mmの範囲のものを使用するのが好ましい。更に、粘膜の刺激性の観点から、フマル酸の方がコハク酸よりも好ましい。すなわち、粒径の制御の効果の点からは、フマル酸よりもコハク酸において特に有効である。
【０００９】
本発明浴用剤中の成分（Ａ）の含有量は、炭酸ガス発生量の点から３５〜６５重量％、特に４０〜６０重量％が好ましい。
【００１０】
粒径は、ＴＯＫＹＯＳＣＲＥＥＮＣｏ．Ｌｔｄ製のＴＥＳＴＩＮＧＳＩＥＶＥ（目開き：４５μｍ〜２mm／ＪＩＳＺ８８０１）を用いて測定した。振とう機により５分間振とう（８０〜１２０サイクル／分、振幅３０mm）し、篩上に残った粒子の重量により粒度分布を求めた。また、目開き１２５μｍおよびそれ以下の目開きの篩上の粉体の合計（重量比）をもって、１２５μｍ以下の粉末量とした。
【００１１】
（Ｂ）炭酸塩又は炭酸水素塩は、粒径１μｍ〜３mmのものを使用可能であるが、１５０μｍ〜１mmであることが好ましい。また、この範囲にある粒子が５０重量％以上、特に６０重量％以上、更に７０重量％以上であることが特に好ましい。粒径１５０μｍ〜１mmの粒子が５０重量％以上であれば、浴湯に添加したときの溶解時間が長すぎることがなく、短時間で浴湯中に炭酸ガスを十分に溶解させることができ、しかもフマル酸又はコハク酸と炭酸塩又は炭酸水素塩との反応が急激すぎることがなく、発泡の勢いが抑制され、有機酸の飛散を防止するため「むせ」を生じにくい。なお、炭酸塩又は炭酸水素塩としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩が挙げられる。
【００１２】
本発明浴用剤中の成分（Ｂ）の含有量は、炭酸ガス発生量の点から２０〜７０重量％、特に３５〜５５重量％が好ましい。
【００１３】
更に、浴湯に添加した際のフマル酸又はコハク酸の飛散を防止する効果を高める目的で、水溶性高分子を配合することが効果的である。従来、水溶性高分子は、粉末粒子にコーティングすることにより、湿気が存在しても有機酸と反応して炭酸ガスが発生することを抑制し、保存安定性を向上させるため、又は、粉末同士を結合させ、錠剤又はある程度の粒子径とするために用いられていた。しかし、本発明においては、水溶性高分子は上記粉末をコーティングする必要はない。「むせ」を防止するためには、その原因となる有機酸微粉末の水面からの飛散を抑制すればよい。上記成分（Ａ）、（Ｂ）及び水溶性高分子を混合した浴用剤を粉体のまま浴湯に添加すると、最初に水溶性高分子が水面に浮き、吸水により膨潤することによりフマル酸又はコハク酸の飛散防止に効果を発揮する。また、フマル酸又はコハク酸及び炭酸塩又は炭酸水素塩の粉体の浴湯への分散性も向上し、より短時間に炭酸ガスの溶解が促進される。従って、水溶性高分子で有機酸及び炭酸塩又は炭酸水素塩をコーティングする必要はなく、粉体のまま単独で配合しても良いが、もちろん粉体にコーティングして使用することも可能である。粉体のまま配合する場合、その粒径は１μｍ〜３mmの範囲が好ましい。
【００１４】
水溶性高分子の具体例としては、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アラビアガム、キサンタンガム、グアーガム、ゼラチン、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、デキストリン、デンプン、寒天、カゼイン、アルブミン、コラーゲン等が挙げられ、中でも水面で膨潤して高粘度の膜を作るという観点から、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースが好ましく、特にヒドロキシプロピルメチルセルロースが好ましい。これらは１種又は２種以上用いても良い。また、本発明浴用剤中のこれら水溶性高分子の含有量は、フマル酸又はコハク酸の飛散防止効果、及び浴湯のぬるつき防止、浴槽の滑り抑制、浴湯の増粘防止、感触低下防止の点で０．００１〜５重量％、特に０．１〜１重量％が好ましい。
【００１５】
また、浴湯に添加した際のフマル酸又はコハク酸の飛散を防止する効果を高めるものとして、油性成分を配合することも効果的である。油性成分は、特に、製造時点において、フマル酸又はコハク酸に直接塗布した後に、他の材料と混合する方法により製造することが好ましい。すなわち、「むせ」に直接影響するフマル酸又はコハク酸を、油性成分により「ぬれ」させることにより、これらの微粉末の飛散を防止することができるからである。具体的な油性成分としては、流動パラフィン、白色ワセリン等の鉱物油；ケイヒ油、ベルガモ油、菖蒲油、ラベンダー油、オリーブ油、大豆油、パイン油、ヌカ油、米糠エキス、ホホバ油等の植物性油；イソプロピルミリステート等の脂肪酸エステル及びその他のエステル油、直鎖型、分岐型又は環状シリコーン、ジプロピレングリコール、２−エトキシエタノール、イソプロピルミリステート、３−メチル−３−メトキシブタノール、トリエチルシトレート等が挙げられ、中でもフマル酸又はコハク酸との「ぬれ性」の観点から、ジプロピレングリコール、２−エトキシエタノール、イソプロピルミリステート、３−メチル−３−メトキシブタノール、トリエチルシトレート、流動パラフィン、ケイヒ油、エステル油が好ましい。これらは１種又は２種以上用いても良い。また、本発明浴用剤中の油性成分の含有量は、フマル酸又はコハク酸の飛散防止効果、浴湯に添加した際の油浮き防止、ぬるつき防止、また粉末固着防止等の点から、０．０１〜１０重量％、特に０．２〜２重量％が好ましい。
【００１６】
なお、本発明の粉末又は顆粒状浴用剤は、その０．０１重量％水溶液の２５℃におけるｐＨが５〜７、特に５．５〜６．５であることが好ましい。ｐＨが５〜７であれば、発生した炭酸ガスが浴湯中に溶け込み易く、血行促進等の効果を発揮するからである。
【００１７】
本発明においては、本発明の効果を阻害しない範囲で、通常浴用剤に用いられている成分を添加することができる。例えば、硫酸マグネシウム等の無機塩類、グリセリン脂肪酸エステル等の界面活性剤、ビタミンＡ等のビタミン類、ペプシン等の蛋白分解酵素、着色料、香料等が挙げられる。
【００１８】
【実施例】
表１に示す配合で、粉末状浴用剤を常法に従って製造した。
なお、表１中実施例１〜３は、特許請求の範囲外の参考例である。
【００１９】
＜粒径１２５μm以下の割合の測定法＞
粉末状浴用剤中の粒径１２５μｍ以下の粉末の含有量は、目開き１２５μｍの篩を用い、篩を通過した粒子の重量の全粒子重量あたりの割合を計算することにより求めた。
＜むせの評価方法＞
２０〜５０才の女性合計１０名のパネラーを用いて、得られた粉末状浴用剤４０ｇを、１５０Ｌのお湯（４０℃）に投入し、投入後入浴し、溶解終了までに発生する「むせ」を、下記の基準で評価した。
＜むせの評価基準＞
５：全くむせない
４：一時的にややむせる
３：一時的にむせる
２：やや長時間むせる
１：長時間むせる
【００２０】
【表１】

【００２１】
その結果、表１に示すように実施例１〜４の場合は、比較例１〜４の場合と比べて「むせ」の評価が良く、よりむせない粉末状浴用剤であることが確認された。
【００２２】
【発明の効果】
本発明によれば、浴湯に投入した際に、有機酸によるむせを生ずることのない粉末状浴用剤を得ることができる。[0001]
[Field of the Invention]
The present invention relates to a powder or granular bath agent, and more particularly to a powder or granular bath agent capable of generating and dissolving carbon dioxide gas when charged into bath water.
[0002]
[Prior art]
Bathing agents give aroma and color to bath water, or give moderate stimulation to the skin, thereby activating blood circulation and improving fatigue recovery and metabolism. In addition, carbon dioxide gas is generated and dissolved in bath water, so that carbon dioxide gas penetrates into the skin and widens the peripheral blood vessels to promote blood circulation, heat retention effect, refreshing feeling imparting effect and the like. For this reason, powdered or tablet baths (see, for example, Patent Documents 1 to 5), in which carbon dioxide is generated by mixing carbonate or hydrogen carbonate and an organic acid and dissolving in bath water, are commercially available. ing.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-47220 [Patent Document 2]
JP 59-70609 [Patent Document 3]
JP-A-60-185710 [Patent Document 4]
Japanese Patent Laid-Open No. 60-215612 [Patent Document 5]
JP-A-9-2942 [0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above bathing agent is known to cause mucosal irritation by inhaling the organic acid due to the foaming of carbon dioxide gas generated when it is poured into bath water, Currently, it is used mainly as a large solid such as a tablet to prevent scattering of organic acids, and this problem is avoided. However, powders or granules are superior in solubility compared to tablets, so they generate carbon dioxide in a short time and have a palatability in foaming behavior when injected into bath water, especially when foaming. Demand for powder or granular type is high. Therefore, there has been a demand for a foamed bathing agent in the form of powder or granules that does not cause “seed”.
[0005]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a powder or granular bath agent capable of dissolving a sufficient amount of carbon dioxide gas to exert a blood circulation promoting effect or the like in a short time and preventing flaking.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
As a result of various studies in view of the actual situation, the present inventors have found that fumaric acid or succinic acid is low in metal corrosiveness among organic acids, and those powders having a particle size within a certain range and carbonates. Or, by combining with bicarbonate, it has been found that a powder or granular bath preparation with low mucosal irritation and a high effect of preventing “seed” even when adhering to respiratory mucosa such as trachea is obtained. It was.
[0007]
That is, the present invention includes the following components (A) and (B),
(A) 35 to 65% by weight of fumaric acid having a content of powder having a particle size of 125 μm or less of 10% by weight or less ,
(B) Carbonate or bicarbonate having a particle size of 1 μm to 3 mm 20 to 70% by weight
A powder or granular bath preparation containing
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The powder or granular bath preparation of the present invention refers to one containing the above (A) and (B) and having an overall particle size of about 1 μm to 3 mm. Among them, (A) the content of the powder having a particle size of fumaric acid or succinic acid of 125 μm or less is 10% by weight or less, particularly 5% by weight or less, thereby preventing “seed”. If the amount of powder of 125 μm or less is 10% by weight or less, the dissolution rate of particles when added to bath water is suppressed, and the reaction between fumaric acid or succinic acid and carbonate is not too rapid, and foaming In order to prevent the scattering of organic acids, it is difficult to cause “seed”. It is preferable to use fumaric acid or succinic acid having a particle size in the range of 1 μm to 3 mm, particularly 1 μm to 1 mm. Furthermore, fumaric acid is preferable to succinic acid from the viewpoint of mucous membrane irritation. That is, it is particularly effective for succinic acid rather than fumaric acid in terms of the effect of controlling the particle size.
[0009]
The content of the component (A) in the bath agent of the present invention is preferably 35 to 65% by weight, particularly 40 to 60% by weight from the viewpoint of the amount of carbon dioxide generated.
[0010]
The particle size is TOKYO SCREEN Co. Measurement was performed using a TESTING SIEVE manufactured by Ltd. (aperture: 45 μm to 2 mm / JIS Z8801). The mixture was shaken for 5 minutes with a shaker (80 to 120 cycles / min, amplitude 30 mm), and the particle size distribution was determined from the weight of the particles remaining on the sieve. Further, the total amount (weight ratio) of the powders on the sieve having an opening of 125 μm or less was set to a powder amount of 125 μm or less.
[0011]
(B) Carbonate or hydrogencarbonate having a particle diameter of 1 μm to 3 mm can be used, but 150 μm to 1 mm is preferable. Further, it is particularly preferable that the particles in this range are 50% by weight or more, particularly 60% by weight or more, and more preferably 70% by weight or more. If particles having a particle size of 150 μm to 1 mm are 50% by weight or more, the dissolution time when added to the bath water is not too long, and the carbon dioxide gas can be sufficiently dissolved in the bath water in a short time, In addition, the reaction between fumaric acid or succinic acid and carbonate or bicarbonate is not too rapid, the foaming momentum is suppressed, and organic acids are prevented from scattering, so that “seed” is unlikely to occur. Examples of the carbonate or hydrogen carbonate include alkali metal salts such as sodium carbonate, potassium carbonate, sodium hydrogen carbonate, potassium hydrogen carbonate, and alkaline earth metal salts.
[0012]
The content of the component (B) in the bath agent of the present invention is preferably 20 to 70% by weight, particularly 35 to 55% by weight from the viewpoint of the amount of carbon dioxide generated.
[0013]
Furthermore, it is effective to add a water-soluble polymer for the purpose of enhancing the effect of preventing the fumaric acid or succinic acid from being scattered when added to the bath water. Conventionally, a water-soluble polymer is coated on powder particles to suppress the generation of carbon dioxide gas by reacting with an organic acid even in the presence of moisture, to improve storage stability, or between powders Has been used to form tablets or some particle size. However, in the present invention, the water-soluble polymer need not be coated with the above powder. In order to prevent “seed”, scattering of the organic acid fine powder that causes it from the water surface may be suppressed. When the bath agent mixed with the components (A) and (B) and the water-soluble polymer is added to the bath water as a powder, the water-soluble polymer first floats on the surface of the water and swells due to water absorption, so that fumaric acid or Effective in preventing succinic acid from scattering. In addition, dispersibility of fumaric acid or succinic acid and carbonate or hydrogen carbonate powder in bath water is improved, and dissolution of carbon dioxide gas is promoted in a shorter time. Therefore, it is not necessary to coat the organic acid and carbonate or bicarbonate with the water-soluble polymer, and the powder may be blended alone as it is, but of course, it can be used by coating the powder. . When blended in powder form, the particle size is preferably in the range of 1 μm to 3 mm.
[0014]
Specific examples of water-soluble polymers include polyethylene glycol, polyvinyl alcohol, polyvinyl pyrrolidone, methyl cellulose, ethyl cellulose, carboxymethyl cellulose, hydroxymethyl cellulose, hydroxypropyl methyl cellulose, gum arabic, xanthan gum, guar gum, gelatin, carrageenan, sodium alginate, polyacrylic acid Sodium, dextrin, starch, agar, casein, albumin, collagen and the like can be mentioned. Among them, polyethylene glycol, polyvinyl alcohol, polyvinyl pyrrolidone, methyl cellulose, ethyl cellulose, carboxymethyl cellulose, Hydroxymethylcellulose and hydroxypropylmethylcellulose are preferred Properly, especially hydroxypropylmethyl cellulose are preferred. These may be used alone or in combination of two or more. In addition, the content of these water-soluble polymers in the bath agent of the present invention is the effect of preventing fumaric acid or succinic acid from scattering, and preventing the bath water from becoming slippery, preventing the bath from slipping, preventing the bath water from thickening, and lowering the feel. From the viewpoint of prevention, 0.001 to 5% by weight, particularly 0.1 to 1% by weight is preferable.
[0015]
In addition, it is also effective to add an oil component to enhance the effect of preventing scattering of fumaric acid or succinic acid when added to bath water. In particular, the oil component is preferably produced by a method in which it is directly applied to fumaric acid or succinic acid and then mixed with other materials at the time of production. That is, the fumaric acid or succinic acid that directly affects the “seed” is “wet” by the oil component, thereby preventing these fine powders from being scattered. Specific oil components include mineral oils such as liquid paraffin and white petrolatum; plant oils such as cinnamon oil, bergamo oil, cocoon oil, lavender oil, olive oil, soybean oil, pine oil, nuka oil, rice bran extract, jojoba oil, etc. Oil; fatty acid esters such as isopropyl myristate and other ester oils, linear, branched or cyclic silicones, dipropylene glycol, 2-ethoxyethanol, isopropyl myristate, 3-methyl-3-methoxybutanol, triethyl citrate In particular, from the viewpoint of “wetting” with fumaric acid or succinic acid, dipropylene glycol, 2-ethoxyethanol, isopropyl myristate, 3-methyl-3-methoxybutanol, triethyl citrate, liquid paraffin, Keihi oil and ester oil are preferred. These may be used alone or in combination of two or more. In addition, the content of the oil component in the bath agent of the present invention is 0 from the viewpoint of preventing fumaric acid or succinic acid from scattering, preventing oil from floating when added to bath water, preventing stickiness, and preventing powder sticking. 0.01 to 10% by weight, particularly 0.2 to 2% by weight is preferable.
[0016]
The powder or granular bath preparation of the present invention preferably has a 0.01% by weight aqueous solution having a pH of 5 to 7, particularly 5.5 to 6.5 at 25 ° C. This is because, if the pH is 5 to 7, the generated carbon dioxide gas easily dissolves in the bath water and exhibits effects such as blood circulation promotion.
[0017]
In this invention, the component normally used for the bath agent can be added in the range which does not inhibit the effect of this invention. Examples thereof include inorganic salts such as magnesium sulfate, surfactants such as glycerin fatty acid ester, vitamins such as vitamin A, proteolytic enzymes such as pepsin, coloring agents, and fragrances.
[0018]
【Example】
With the formulation shown in Table 1, a powder bath agent was produced according to a conventional method.
In addition, Examples 1-3 in Table 1 are reference examples outside the scope of claims.
[0019]
<Measurement method of ratio of particle size of 125 μm or less>
The content of the powder having a particle size of 125 μm or less in the powder bath agent was determined by calculating the ratio of the weight of the particles that passed through the sieve to the total particle weight using a sieve having an opening of 125 μm.
<Evaluation method for seeds>
Using the panelists of a total of 10 women aged 20-50 years old, 40 g of the obtained powder bath agent is poured into 150 L of hot water (40 ° C.), bathed after the addition, and “muse” generated until the end of dissolution. Were evaluated according to the following criteria.
<Evaluation criteria for seeds>
5: Not unavoidable 4: Temporarily unavoidable 3: Temporarily obscured 2: Slightly unavoidable for a long time 1: Persistent for a long time [0020]
[Table 1]

[0021]
As a result, as shown in Table 1, in the case of Examples 1 to 4, the evaluation of “seed” was better than in the case of Comparative Examples 1 to 4, and it was confirmed that the powdered bath agent was more difficult to make. .
[0022]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to obtain a powder bath agent that does not cause organic acid dipping when poured into bath water.

Claims

The following components (A) and (B),
(A) 35 to 65% by weight of fumaric acid having a content of powder having a particle size of 125 μm or less of 10% by weight or less ,
(B) Carbonate or bicarbonate having a particle size of 1 μm to 3 mm 20 to 70% by weight
A powder or granular bath preparation containing