JP3933714B2 - グルタルアルデヒド組成物 - Google Patents
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Description
【発明の技術分野】
発明の背景
本発明はグルタルアルデヒド組成物に関する。
【0002】
【従来の技術と解決しようとする課題】
溶液中におけるグルタルアルデヒドは浄化、消毒又は滅菌剤のいずれかとして周知である。それは強力な外用殺菌、殺カビ及び殺ウイルス剤であることが示された。しかしながら、グルタルアルデヒドがそれ自体有効であるためには、グルタルアルデヒド溶液のpHは7〜8.5の範囲内でなければならない。グルタルアルデヒド溶液はそれらが不安定であるためこのpHで維持することが困難である。
【0003】
様々な安定剤がグルタルアルデヒドにとり最適の活性範囲内にpHを調整するためにユーザーにより使用直前にグルタルアルデヒド溶液に現在加えられている。しかしながら、これらの安定剤は、広域スペクトル殺生物剤としてのグルタルアルデヒドの効力にもかかわらず、浄化及び/又は安定及び/又は消毒剤としてのその望ましさを減少させる皮膚刺激物であることがわかった。更に、安定剤の存在にもかかわらず、グルタルアルデヒド溶液は7〜8.5のpHにおいて2〜4週間の貯蔵寿命を現在有するだけである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
発明の要旨
本発明による安定なグルタルアルデヒド水溶液は:
グルタルアルデヒド(OCH(CH2)3CHO)の水溶液;
非イオン系洗浄剤;
酢酸ナトリウム(NaC2H3O2);及び
溶液のpHを6.0〜7.5にする上で十分なpH調節剤;
を含む。
【0005】
この溶液は以下“濃縮液”と称される。
【0006】
本発明の濃縮液に関して“安定な”とは、濃縮液がグルタルアルデヒド重合又は6.0以下のpH低下なしに6月間以内の期間にわたり貯蔵しうることを意味する。
【0007】
濃縮液は好ましくは4〜6%m/v のグルタルアルデヒド、更に好ましくは5%m/v のグルタルアルデヒド、19〜21%m/v の非イオン系洗浄剤及び溶液のpHを6.5〜7で緩衝化するために要求されるだけの酢酸ナトリウム、典型的には約0.05〜0.1%m/v の酢酸ナトリウムを含む。
【0008】
好ましくは、その濃縮液はそのpHを6.5にする上で十分なpH調節剤を含有している。
【0009】
典型的には、濃縮液で用いられる酢酸ナトリウムは英国薬局方収載品(B.P.グレード)であり、それは酢酸ナトリウム三水和物を水に溶解することにより調製される1%m/v 水溶液の形である。
【0010】
非イオン系洗浄剤はノニルフェニルエトキシレートであることが好ましく、これは典型的には8.0〜9.0のpHであって、酢酸ナトリウムと一緒になって本発明の水溶液をpH6〜7.5に維持する緩衝剤として機能する。
【0011】
pH調節剤は塩基でよく、例えばそれは水酸化ナトリウム(NaOH)の希水溶液であってもよい。それは好ましくは1N NaOH水溶液である。
【0012】
本発明の濃縮液は6〜8.5のpHを有する水性滅菌、浄化、消毒、防腐、皮下注射又は保存最終用途組成物を産生するために希釈してよい。
【0013】
本発明の最終用途組成物に関する“安定な”とは、その組成物がグルタルアルデヒド重合又は6.0以下のpH低下なしに及び使用前に更に何らの活性化も要することなく12月間以内の期間にわたり貯蔵できることを意味する。
【0014】
典型的には、これらの組成物は低グルタルアルデヒド濃度の組成物を産生するために本発明の濃縮液を滅菌又は飲料水で7〜8.5のpHに希釈することにより形成される。
【0015】
好ましくは、これらの希釈された最終用途組成物中におけるグルタルアルデヒドの濃度は2〜0.05%m/v 程度である。
【0016】
本発明の一態様において、1%m/v のグルタルアルデヒド濃度を有する上で十分な濃縮液と相当量の滅菌又は飲料水を含んだ水性の組合せ消毒及び浄化組成物が提供される。
【0017】
最終用途組成物は香料、色素、効力指示薬、脱臭剤、噴射剤、アルコール、石鹸、クリーム及びそれらの混合物からなる群より選択される添加剤を更に少くとも1種以上含んでもよい。
【0018】
本発明のもう1つの態様において、水性滅菌組成物は少くとも2%m/v のグルタルアルデヒド濃度を有する上で十分な濃縮液、相当量の滅菌又は飲料水とマラカイトグリーンを含む効力指示薬を含んでいる。
【0019】
本発明の更にもう1つの態様において、水性皮下注射組成物は0.10〜0.05%m/v のグルタルアルデヒド濃度を有する上で十分な濃縮液と相当量の滅菌水を含んでいる。
好ましい態様の説明
本発明のグルタルアルデヒド濃度はそれが希釈された場合にそれが最終用途適用向けに要求されるまで6〜7.5の中性pHで貯蔵されるように処方される。グルタルアルデヒドは最適には6〜7.0のpHで活性であり、このため濃縮液が活性であるうちは、それはそれが摂取されると有毒であるこの濃縮形としては最終用途適用向けに不適である。しかしながら蒸留又は飲料水で希釈された後に、それはかなり低い毒性を有してかつ下記最終用途を有する殺生物上有効な組成物:滅菌剤、防腐剤、衛生溶液、浄化及び消毒溶液、アルコール綿棒、湿式ふきとり浄化布、バリヤクリーム又は石鹸、エアゾール浄化/消毒スプレーと皮下注射溶液を提供する。
【0020】
濃縮液はグルタルアルデヒドの初期水溶液を調製し、それに水酸化ナトリウム溶液の形でpH調節剤を加え、その一方でpHが6〜8.5の範囲内になるまでpHを調べながら形成される。ノニルフェニルエトキシレートの形である非イオン系洗浄剤はグルタルアルデヒド水溶液中でその溶解度を増加させるためにそれを加熱することで別に調製され、しかる後それもグルタルアルデヒド溶液に加えられる。次いで、酢酸ナトリウム三水和物を水に溶解することで別に調製された酢酸ナトリウムの水溶液もこの溶液に加えられる。ノニルフェニルエトキシレート及び酢酸ナトリウムの組合せは、それが濃縮液の貯蔵中にpHをこの比較的狭くて重要な範囲内で安定化又は維持する緩衝剤として機能することから、本発明にとり重要である。
【0021】
本発明の濃縮液の重要な特徴はそれが6月間以内の期間にわたり安定であることである。すべての以前のグルタルアルデヒド溶液は、グルタルアルデヒドの重合とそれによる溶液中アルデヒド分子濃度の減少を起こし、その後で溶液の殺生物活性を減少させるpHの変化のせいで、2〜4週間安定なだけであった。
【0022】
更に詳細に以下で記載されるように希釈された場合、本発明の最終用途組成物は典型的には6〜8.5のpHを有するが、これはグルタルアルデヒドが最適に活性化されるpHである。この中性の又は中性に近いpHのとき、溶液は非腐蝕性かつ無刺激性であり、このため下記試験結果から明らかなように使いやすい。それらは家庭用浄化槽にもダメージを与えない。しかも、それらはそれらを処方し易くする活性化剤の添加を使用前に要しない。
一次刺激インデックスによれば、5以上の値は陽性刺激物を示すと考えられる。マツのグルタルアルデヒド及びレモンのグルタルアルデヒド双方において、一次刺激インデックスは0.5以下であり、したがって試験サンプルは陽性刺激物として分類できない。
【0023】
新しい1本の医療ハサミ(ステンレススチールと刻印されている)が例2の滅菌溶液中に約2月間浸漬された。コントロールとして、もう1本の同ハサミが同期間にわたり水道水に浸漬された。
【0024】
腐蝕試験では腐蝕、変色又は亀裂発生が滅菌溶液及び/又は水道水に浸漬された後でみられないことを示した。したがって、滅菌溶液が器具の腐蝕を起こさなかったことは明らかである。
【0025】
様々な適用において、本発明のグルタルアルデヒド組成物の下記最少及び最大濃度が用いられる:
最終用途組成物 グルタルアルデヒド濃度
滅菌剤 最少2%
防腐剤 最大0.3%
衛生溶液 最大2〜1%
浄化及び消毒溶液 最大1%
アルコール綿棒 最大0.2%
湿式ふきとり浄化布 最大0.2%
バリヤクリーム又は石鹸 最大0.3%
エアゾール浄化/消毒スプレー 最大0.2%
皮下注射溶液 0.05〜0.1%
2%濃度のとき、組成物は約7〜9%m/v の好ましい非イオン系洗浄剤、ノニルフェニルエトキシレートを含む。
【0026】
本発明の衛生最終用途組成物で行われた安定性試験の結果のまとめは以下で示されている。試験が進むに従い、様々な色素についてこれが溶液(グルタルアルデヒド濃度)の安定性及び/又はpHに影響を与えるかどうかをみるために加えられた。いずれも影響をうけなかったことは下記結果から明らかである。
前記のように、本発明の最終用途組成物は高毒性ではない。様々な毒性試験が下記のように以下の例2及び5の組成物について異なる濃度で行われた。
【0027】
皮膚におけるヒトパッチ試験、間欠的皮膚接触試験、吸入試験及び眼接触試験が行われた。眼接触は避けられねばならないが、製品は濃度で2%、1%及びそれ以下のときに安全であることがわかった。
【0028】
経口毒性試験では下記結果が得られた。
【0029】
2.5%のときLD50 1.87ml/kg ‐潜在的に毒性
5%のときLD50 2.00ml/kg ‐軽度な毒性
例2又は5の2%グルタルアルデヒド組成物の嚥下又は吸入は試験動物の粘膜を刺激することがわかった。しかしながら、実験されたすべての動物はその試験を生き残った。剖検は動物で2%以上の試験致死量濃度後に行われた。その動物は肺組織障害を示した。したがって、2%以上の濃度が内用で潜在的に毒性であることは明らかである。
【0030】
グルタルアルデヒドアンモニア反応産物に関する急性毒性研究ではそれらが無毒性でかつ全体的に生物分解性であることを示した。
【0031】
【実施例】
以下は本発明の様々な最終用途組成物の説明例である。
例1
濃縮液
5%m/v グルタルアルデヒド水性濃縮液を下記のように処方した:
1%m/v 酢酸ナトリウム水溶液は酢酸ナトリウム三水和物B.P.グレードを水に溶解してその1%m/v ストック溶液を形成することにより調製し、これを前記処方要求を満たすため更に希釈した。
【0032】
用いられたグルタルアルデヒドはユニオン・カーバイド・サウス・アフリカ社(Union Carbide South Africa Ltd.) から名称“ユカーシド”(UCARCIDE)で25%又は50%いずれかの水溶液として南アフリカで市販されているものであった。
【0033】
5%m/v 水性濃縮液は“ユカーシド”を水と混ぜて溶液を形成し、しかる後得られた溶液のpHをNaOH溶液で調整することにより調製した。ノニルフェニルエトキシレートを50℃に加熱し、しかる後十分に混ぜながら加えた。溶液が室温になったら、1%m/v 水性酢酸ナトリウムを混ぜながら加えた。次いで、場合により香料(0.1%m/v)及び食品着色料(0.1%m/v)を混ぜながら加えることもできた。
【0034】
グルタルアルデヒドの5%m/v 濃縮液は室温(25℃)で6月間にわたり貯蔵することができる。
【0035】
HIV(ウイルス)試験をステレンボシュ(Stellenbosch)大学のウイルス学部で行った。これらの試験はルイス・パスツール・インスティチュート・パリ(Louis Pasteur Institute Paris) から輸入された生ウイルスを用いて研究室で行った。試験は20%以内で血清を含有した血液/有機物で行った。試験では0.05%に希釈された例1の濃縮液が体外で5分以内に有機物の存在下でウイルスを不活性化することを示した。試験は新鮮な及び12月目の製品で実施した。
【0036】
5%m/v 濃縮液は、グルタルアルデヒドが7.0〜8.5のその最適な有効pH範囲内に活性化された例えば1%m/v 、2%m/v 、0.3%m/v 、0.2%m/v 、0.1%m/v 及び0.05%m/v 最終用途組成物を得るために、滅菌又は飲料水で適宜希釈することができた。
【0037】
2%以下の最終用途組成物は12月間にわたり6.0〜8.5(最適6.5)のpHで貯蔵することができる。
例2
医療目的用の滅菌及び衛生組成物
滅菌又は衛生溶液は例1で記載されたように調製された5%m/v 濃縮液を2%m/v グルタルアルデヒドに希釈し、しかる後B.P.グレードマラカイトグリーンとして知られる0.01%m/v の防腐効力色素を加えることにより処方した。この色素はアルデヒド基の存在で青色に活性化される。このため、滅菌溶液がその色を失うとき、これはグルタルアルデヒド溶液がもはや活性でないことの指標である。
【0038】
この溶液は12月間以内にわたり貯蔵に適しており、医療用に、例えば外科、手術室、集中治療室又は一般的用途向けに希釈せずにそれ自体で又は更に滅菌もしくは飲料水で希釈して用いることができた。バルク2%組成物が器具の滅菌(2%濃縮液)、体液漏出物又は重度汚染領域の消毒(0.5%)、あらゆる表面(例えば、病室)の一般的軽度浄化(0.2%)用に様々な最終用途組成物を得るために異なる濃度まで更に希釈しうることは明らかであろう。
例3
防腐組成物
例2の2%組成物は脱イオン水で0.3%m/v の濃度に希釈された場合に防腐溶液として適切である。
例4
皮下注射消毒組成物
色素がない例2の2%組成物は0.10〜0.05%m/v の濃度に滅菌水で希釈された場合に皮下注射組成物として適切であり、何も加熱せずに調製される。その組成物は濾過により滅菌する。この注射組成物の目的は、典型的には感染患者の処置中に傷をうけた医療専門化による、皮膚外傷後の感染に対する予防としてである。その組成物は皮膚病変周囲で局所注射され、汚染針及び他の医療器具による切傷及び創傷の感染に対して保護を与える。
例5
工業又は消費者適用向けの浄化/消毒組成物
工業又は消費者適用向けに適した浄化消毒濃縮液を下記のように処方した:
成 分 % m/v
グルタルアルデヒド 1
ノニルフェニルエトキシレート 8
香料 0.01
食品着色料 0.01
1N NaOH水溶液 pH6.0〜6.5に調整しうる十分量
1%m/v 酢酸ナトリウム三水和物溶液 0.1〜0.5
水 100に調製する上で十分量
例2のように、この組成物も12月間以内にわたる貯蔵に適しており、滅菌又は飲料水で更に希釈することができる。家庭環境下において、最終用途、例えば皿洗浄用には更に10倍希釈が最適である。
【0039】
この組成物を用いた試験は下記環境でうまく行われた:病理研究室の清潔性;マイクロバイオロジー・トータル・カウンツ・オブ・デイリー・ファーマーズ(Microbiology Total Counts of Dairy Farmers)の器具衛生;獣動物舎の清潔性;IBDウイルス〔家禽ガンブロ(Gambro)疾患〕に対するホルマリン対“クリノックス”(KLEENOX)(登録商標)対グルタルアルデヒドの比較研究;ニワトリ孵化場の清潔性試験;製薬装置及び充填室の清潔性;チョコレート製造充填機の衛生;女性用及び男性用ルーム及びオフィスの浄化;学校の設備;ホテルの皿洗い機及び洗浄機;印刷機のプリンターロールの浄化;医者;医療センターの室及び浄化;工場の食堂及び従業員宿舎の浄化;ガレージメカニクスハンドの浄化
例6A
アルコール綿棒は0.2%m/v グルタルアルデヒド溶液を形成するために例1の5%m/v 濃縮液を水中イソプロピルアルコールの10〜12%v/v 溶液で25倍希釈することにより処方された組成物を用いて得た。
例6B
例6Aの場合と同様のアルコール綿棒はイソプロピルアルコールの代わりにエチルアルコールを用いることで得た。場合により、香料もその溶液に加えることができる。
【0040】
例7
湿式ふきとり浄化布を得るために適した浄化溶液は0.2%m/v グルタルアルデヒド溶液を形成するために例1の5%m/v 濃縮液を水で25倍希釈することにより処方した。香料(0.01%m/v)も場合により加えてよい。湿式ふきとり布は最初に貯蔵中又は使用時に湿式ふきとりの酸化とひいては変色を防止するか又は少くとも抑制する還元剤として作用する0.1%メタ重硫酸ナトリウム溶液に浸漬し、しかる後乾燥させた。次いで湿式ふきとりをグルタルアルデヒド溶液を含有する容器にいれた。
例8A
防腐/消毒用途向けのエアゾールスプレーは0.2%m/v グルタルアルデヒドスプレーを形成するために例1の5%m/v 濃縮液を水中ジメチルエーテル(噴射剤)の65%v/v 溶液で25倍希釈することにより処方した。ハーマン・アンド・ライマー(Haarmann and Reimer) により処方77317Cとして販売される抗タバコ脱臭剤(0.1%)をその処方に加え、場合により香料(0.01%m/v)も加えた。
例8B
血液がもれた後に研究室ベンチトップを消毒する病理研究室用のエアゾールスプレーを前記のように処方した。それは香料又は抗タバコ脱臭剤を含有していない。
【0041】
例9
標準非水性バリヤクリームB.P.及び標準液体石鹸を例1の濃縮液を含有させて調製した。バリヤクリーム/石鹸は0.3%m/v グルタルアルデヒドの濃度を有した。それらは下記の各処方を有していた:
ハンドソープ
1.ラウリル硫酸ナトリウム
2.真珠光沢剤(アニオン系及びノニオン系成分とモノステアリン酸グリセロールの混合物)
3.塩化ナトリウム
4.アルキルジメチルアミンオキシド
5.ポリオール脂肪酸エステル
6.0.3%グルタルアルデヒド
7.香料(フローラル)
8.色素(ピンク)
バリヤクリーム
1.水酸化カリウム
2.ソルビトール
3.ジメチルポリシロキサン油
4.ステアリン酸
5.レモン香料
6.0.3%グルタルアルデヒド
【0042】
その溶液が1つの溶液で有効な浄化剤及び消毒剤を与えることは前記例で記載されたように本発明の利点である。その溶液は実質上安定な中性pHを有するため、それらは非腐蝕性であって、従業員及び家主用として使いやすい。更に、2%以下の組成物は貯蔵室温(25℃)で12月間にわたり安定である。加えて、2%以下のグルタルアルデヒド濃度を有する溶液は皮膚刺激性でなく、しかも使用前に活性化剤を要しない。それらの殺生物効果は下記試験から明らかなように非常に重要である。しかも2%濃縮液は殺胞子性であり、したがって医療器具を滅菌する上で有用である。
下記E.P.A.(環境保護局)相当の衛生試験も例2及び5の組成物を用いて実施した。
ステンレススチール、アルミニウム、真鍮、クロム、ガラス、艶付及び非艶付セラミックタイル、リノリウムフロアタイル、ラテックスラバー、ポリエチレン、彩色及び非彩色木材を2.3×106生物の濃度の黄色ブドウ球菌(ATCC6538)及び肺炎杆菌(ATCC4352)にさらした。次いでそれらを例2及び5の浄化溶液を含有した浄化布でふきとった。
全生物の死が観察された。
【0043】
例2の組成物は下記微生物に対する効力を実証した(試験方法又はその試験を行った組織/機関に関する事項はリストの最後に示されている)。
大腸菌(Escherichia Coli)(3)(1)
ロタウイルス(Rotavirus)SA-11(6)
腸チフス菌(Salmonella Typhi)(6)
レジェナラ・ニューモフィリア(Legionalla Pneumophilia)(4)
黄色ブドウ球菌(Staphylococcus Aureus)(3)(1)
ミコバクテリウム(Mycobacterium) SPP(4)
サルモネラ・ポロラム(Salmonella Pollorum)(6)
炭疽菌(Bacillus Anthracis)(6)
ニューカッスル病ウイルス(New Castle disease virus)(2)(6)
破傷風菌(Clostridium Tetani)(6)
インフルエンザ(Influenza)(2)(6)
クロストリジウム・ビファメンタンス(Clostridium Bifermentans)(6)
コクサッキーウイルス(Coxsackie virus)(2)(6)
スポロゲネス菌(Clostridium Sporogenes)(6)
B型肝炎ウイルス(Hepatitis B virus)(6)(4)
バチルス・フミリス(Bacillus Phmilis)(6)
枯草菌(Bacillus Subtilis)(5)(4)
プロテウス・ブルガリス(Proteus Vulgaris)(6)
ウマ感染性ポリオウイルス(Equine Infectious Poliomyelitis virus)
貧血ウイルス(anemia virus)(6)
1型マホネー株(type 1 Mahoney strain)(6)
緑膿菌(Pseudomonas Aeruginosa)(3)(5)(1)
デスルフォビブリオ・デスルフリカンス(Desulfovibrio desulfuricans)(6)
プロテウス・レトゲリ(Proteus Rettgeri)(6)
デスルフォロマクラム(Desulforomaculum) SP(6)
トリコフィトン・ギプセウム(Trichophyton Gypseum)(6)
ムコール・ヒエマリス(Mucor Hiemalis)(6)
石膏状小胞子菌(Microsporum Gypseum)(6)
リゾプス・ストロニファー(Rhizopus Stolonifer)(6)
カンジダ・アルビカンス(Candida Albicans)(11)
黒色アスペルギルス(Aspergillus Niger)(5)(6)
エンテロバクター・クロアカ(Enterobacter Cloaca)(6)
ペニシリウム・クリソゲナム(Penicillium Chrysogenum)(6)
感染性バーサル病ウイルス(Infectious Bursal disease virus)(7)(6)
サッカロミセス・セレビシエ(Saccharomyces Cereviseae)(6)
トリレオウイルス(Avian Reovirus)(6)
毛瘡白癬菌変種インタージギテール
(Trichophyton Mentagrophytes var interdigitale)(6)
肺炎杆菌(Klebsiella pneumonial)(8)(4)
スポロトリクス・シェンクライ(Sporothrix Schenchlaii)(10)
HIVウイルスI(エイズ)(9)
【0044】
試験方法関係
(1)SABS261
(2)AOAC(米国標準分析化学試験法)
(3)アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(American Type Culture Collection)ATCC6538 SABS639修正
(4)ユニオン・カーバイド/EPA 相当試験
(5)ケルセー・サイケス(Kelsey Sykes)試験 SABS
(6)ユニオン・カーバイド(USA)
(7)オンダーステポート(Onderstepoort)(SA)
(8)ATCC4352 微生物標準
(9)ステレンボシュ大学(SA)
(10)SABS433‐195 SATCC352
(南アフリカ・タイプ・カルチャー・コレクション)
(11)SABS433‐1953 SATCC354
(12)SAの医療研究所(Medical Research Council)
(13)プレトリア大学 家禽病学部
【0045】
更に具体的には、ミコバクテリウム・ツベルクロシス(Mycobacterium tuberculosis)に関する試験を下記条件下で行った。
a)サンプルの希釈率:2%、0.5%及び0.2%
b)希釈液: 滅菌水
c)試験温度: 22℃
d)試験生物: ミコバクテリウム・ツベルクロシス
e)試験生物使用量:約107生物/1.0ml
f)露出時間: 10、20及び30分間
g)不活性化剤: 適切な流体不活性化剤
h)計数培地: ローウェンスタイン・ジェンセン(Lowenstein Jensen) 培地
【0046】
試験方法
サンプルを医療器具用のグルタルアルデヒドに基づく消毒剤に関して提案された標準規格書に従い試験した。
注記
サブセクション6.2に従い試験されたとき、示された濃度の消毒剤は所定時間制限以内で少くとも99.99%の生物を死滅させる。
緑膿菌‐5分間
黒色アスペルギルス‐15分間
枯草菌変種グロビギ(globigii)の胞子‐4時間
【0047】
更に具体的には、試験生物として緑膿菌、黒色アスペルギルス及び枯草菌胞子を用いるケルセー・サイケス試験(5)及び効力試験を下記条件下で行った。
試験方法
組成物4種のサンプルA、B、C及びDをグルタルアルデヒドに基づく消毒剤に関して提案された標準規格書に従い試験した。
【0048】
Claims (5)
- 4〜6%m/vのグルタルアルデヒド;
19〜21%m/vのノニルフェニルエトキシレート;
溶液のpHを6〜7.5にする上で十分なpH調節剤;及び
ノニルフェニルエトキシレートと共に前記溶液を前記pH範囲で緩衝化するための量の、酢酸ナトリウム三水和物;
を含む安定なグルタルアルデヒド水溶液。 - 5%m/v のグルタルアルデヒドを含む、請求項1に記載の溶液。
- pH調節剤が塩基である、請求項1または2に記載の溶液。
- 塩基が1N NaOH水溶液である、請求項3に記載の溶液。
- pHを6.5にする上で十分なNaOHを含有する、請求項4に記載の溶液。
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