JP3932499B2 - シャッター用通風パネル - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、住宅の窓や、工場や商店の出入り口等に設けた既存のシャッターに着脱自在に取り付けて室内を通風状態にできるようにしたシャッター用通風パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、シャッターのスラットに通風孔を設けて、室内を通風状態にできるようにした通風シャッターと一般に呼ばれるものがある。
【0003】
しかし、工場や商店の出入り口には、通風孔のないシャッターを取り付けている場合が多く、後発的に通風シャッターに変更したい場合、シャッター全体の付け替えが必要になるので多くの費用がかかるという問題点があった。
【0004】
また、通風孔のない既存のシャッターで、一時的に室内を通風状態にしたい場合は、シャッターを半開きにすることが多く、用心が悪くなり防犯上の問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこでこの発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、既存のシャッターに簡単に取り付けでき、しかもシャッターを閉めた状態でも室内を通風状態にできるようにしたシャッター用通風パネルを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのため、シャッターの左右のガイドレール11,11に左右端部を挿入し、上端をシャッターの下端で押さえて取り付けるようにしたパネル体からなり、そこに通気窓2を設けたシャッター用通風パネルを発明した。
【0007】
このようにすれば、シャッターの左右のガイドレール11,11を利用して取り付けできるので、シャッター用通風パネルを取り付けるための工事が不要となる。しかも、パネル体には通気窓2が設けられているので、シャッターを閉めても通気窓2から外気が室内に入る。
【0008】
そして、前記のパネル体が、パネル本体1の一端に、補助板7を出没自在に取り付けたものであり、補助板7の先がシャッターのガイドレール11と係脱自在になったものとした。
【0009】
このような構成にすれば、補助板7をパネル本体1に没入させると、パネル体の寸法が短くなるので、パネル体の着脱が容易になる。
【0010】
請求項1記載の発明では、前述の構成に加え、パネル本体1に、補助板7がパネル本体1から突出した状態を維持するための止め具8を取り付けたものとした。
【0011】
このような構成とし、止め具8により補助板7をパネル本体1から突出したままの状態とすれば、補助板7の先がシャッターのガイドレール11と係合したままの状態になり、シャッターを下ろした状態ではシャッター用通風パネルを外すことができなくなる。
【0012】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の構成に加え、パネル本体1の上下にガイドレール4,5を設け、ガイドレール4,5に、通気窓2を開閉可能とする窓遮蔽板6を摺動自在に取り付けたものとした。
【0013】
このようにすれば、通気窓2の開き具合を窓遮蔽板6で調節できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明のシャッター用通風パネルの実施の形態について図1〜図4に基づき説明する。
【0015】
図1は、この発明のシャッター用通風パネルの斜視図であり、図2は部分拡大斜視図である。図3は、この発明のシャッター用通風パネルの使用状態を示す斜視図、図4は図3の横断面図、図5は図3の縦断面図である。
【0016】
1は、鉄板等の丈夫な板材からなるパネル本体であり、パネル本体1の左右には通気窓2,2が設けられており、さらに通気窓2,2にはエキスパンドメタル等からなる丈夫な網3,3が取り付けられている。
【0017】
また、パネル本体1の上端には上レール4が、下端には下レール5が設けられている。
【0018】
さらに、パネル本体1の図示右側端には、シャッターのガイドレールに嵌入可能な突条1aを形成している。
【0019】
符号6,6は、前記通気窓2,2を開閉する窓遮蔽板であり、上端が上レール4に、下端が下レール5に嵌入され、レール内を摺動するようになっている。
【0020】
符号7は、前記窓遮蔽板と同様に板状に形成された補助板であり、上端が上レール4に、下端が下レール5に嵌入されてレール内を摺動するようになっており、補助板7の先がパネル本体1の図示左側端の開口端1bより出没するようになっている。
【0021】
符号8は、補助板7が、パネル本体1の左側端の開口端1bより突出した状態を維持できるようにするために、パネル本体1に取り付けた止め具である。
【0022】
この止め具8は、この実施例では、スプリング8aにより付勢された突起8bとしており、突起8bが突出した状態では、補助板7の図示右側端が当たり、補助板7の先が開口端1bより突出した状態になり、突起8bを押して没入させれば、補助板7を図示右側へ移動させて補助板7の先が没入した状態にできるようになっている。
【0023】
この止め具8は、上記実施例に限らず、補助板7の移動を阻止し、補助板7の先がパネル本体1の左側端より突出した状態にできるものであれば、他の構造のものに変更可能である。
【0024】
次に、この発明のシャッター用通風パネルの使用状態について説明する。
先ず、止め具8の突起8bを押して没入させ、補助板7を図示右側へ移動させ、補助板7の先がパネル本体1の開口端1bより突出しないようにする。
【0025】
次に、パネル本体1の右側端の突条1aをシャッター10の図示右側のガイドレール11に嵌入する。そして、補助板7を図示左側へ移動させてパネル本体1の左側端の開口端1bより突出させ、補助板7の先端を図示左側のガイドレール11に嵌入する。すると、この発明のシャッター用通風パネルの左右端部が固定される。
【0026】
このとき、止め具8の突起8bが、スプリング8aにより付勢されているので、突出し、補助板7がパネル本体1内に没入しないようになる。
【0027】
以上のようにして、この発明のシャッター用通風パネルをガイドレール11,11に嵌めて取り付けてから、シャッター10を下ろして閉める。
【0028】
すると、シャッター10の下端がこの発明のシャッター用通風パネルの上端を押し、取り付けが完了する。
【0029】
防犯の目的で、シャッター10が上がらないようにするための錠前をパネル本体1の上部に取り付けて実施することもできる。
【0030】
通気窓2の開き具合は、窓遮蔽板6で調節する。
通気窓2から雨が入らないように、通気窓2の室外側にフードを取り付けて実施することもできる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、この発明のシャッター用通風パネルは、シャッターの左右のガイドレール11,11を利用して取り付けできるので、既存のシヤッターに何ら工事なしで簡単に取り付けでき、しかもパネル体には通気窓2が設けられているので、シャッター10を下ろして閉めても通気窓2から外気が入り、通風状態を保つことができる。
【0032】
この発明では、前記の構成に加え、補助板7が出没自在になっているので、シャッターのガイドレール11との係脱が簡単にできるようになり、着脱が容易になる。
【0033】
請求項1記載の発明では、上述の構成に加え、パネル本体1に、補助板7がパネル本体1から突出した状態を維持する止め具8を取り付けたものとしており、止め具8により補助板7の先を突出した状態とすれば、シャッタを下ろした状態ではシャッター用通風パネルを外すことができなくなるので、防犯上安全なものとなる。
【0034】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の構成に加え、パネル本体1の上下にガイドレール4,5を設け、ガイドレール4,5に通気窓2を開閉可能とする窓遮蔽板6を摺動自在に取り付けたものとしており、通気窓2の開き具合を窓遮蔽板6で調節できるので、使いやすい便利なものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のシャッター用通風パネルの斜視図である。
【図2】この発明のシャッター用通風パネルの部分拡大斜視図である。
【図3】この発明のシャッター用通風パネルの使用状態を説明する斜視図である。
【図4】図3の横断面図である。
【図5】図3の縦断面図である。
【符号の説明】
1 パネル本体
2 通気窓
4 ガイドレール
5 ガイドレール
6 窓遮蔽板
7 補助板
8 止め具
11 ガイドレール
Claims (2)
- シャッターの左右のガイドレール(11,11)に左右端部を挿入し、上端をシャッターの下端で押さえて取り付けるようにしたパネル体からなり、そこに通気窓(2)を設け、パネル体が、パネル本体(1)の一端に、補助板(7)を出没自在に取り付けたものであり、補助板(7)の先がシャッターのガイドレール(11)と係脱自在になっており、パネル本体(1)に、補助板(7)がパネル本体(1)から突出した状態を維持するための止め具(8)を取り付けたことを特徴とするシャッター用通風パネル。
- パネル本体(1)の上下にガイドレール(4,5)を設け、ガイドレール(4,5)に通気窓(2)を開閉可能とする窓遮蔽板(6)を摺動自在に取り付けたことを特徴とする請求項1記載のシャッター用通風パネル。
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