JP3931045B2 - 自動販売機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、前後の商品コラム群を備える自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、たばこなどの自動販売機では、例えば、特開平9−319953号公報に記載されているように、販売機本体内に前後2列の商品コラム群を配置し、これら前後の商品コラム群の間の空間に商品通路を形成し、各商品コラム群から払い出される商品を商品通路に受け入れて落下させることにより商品取出口へ導くようにした構成が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平9−319953号公報に記載の自動販売機では、後側の商品コラム群の前面と前側の商品コラム群の後面とで商品通路の通路面を構成しているが、これら各商品コラム群の前面や後面には、凹凸や商品を払い出すための開口が形成されており、商品通路を落下する商品が途中で引っ掛かって詰まりが発生するおそれがあり、そのまま通路面として使用することは困難である。
【0004】
そこで、前後の商品コラム群間に商品通路を構成する通路部材を設ける必要があるが、単純に箱状の通路部材を設けたのでは、扉体を開いて販売機本体内の商品コラム群に商品の補充などの作業をする際、扉体を180度近くまで開放しない限り、通路部材が作業の邪魔になる問題がある。特に、扉体の回動支点軸側に近付く程、通路部材と商品コラム群との間隔が狭くなり、その影響は大きくなる。
【0005】
また、扉体を180度近くまで開放できれば、通路部材が作業の邪魔にならなくなるが、自動販売機の設置場所の条件によっては必ずしも必要な開放スペースを確保できず、さらに、道路脇に設置された自動販売機の場合には扉体をあまり大きく開いて作業をすることは防犯上好ましくない不具合がある。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、前後の商品コラム群間に払い出される商品を案内する商品通路手段を備えるとともに、この商品通路手段を備えても各商品コラム群のメンテナンス作業を容易にできる自動販売機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の自動販売機は、販売機本体と、この販売機本体の前面に一側を軸として開閉可能に設けられる扉体と、前記販売機本体内に配置され、商品を収納するとともに商品を前方へ払い出す第1の商品コラム群と、この第1の商品コラム群の前方で一側を軸として回動可能とし、商品を収納するとともに商品を後方へ払い出す第2の商品コラム群と、これら第1の商品コラム群と第2の商品コラム群との間で一側を軸として回動可能とし、各商品コラム群から払い出される商品を受け入れて下方へ案内する商品通路を有する商品通路手段とを備え、前記商品通路手段は、前記第1の商品コラム群の各商品払出位置に対応して物品を受け入れる第1の受入開口部を有する板状の第1の通路板部材と、前記第2の商品コラム群の各商品払出位置に対応して物品を受け入れる第2の受入開口部を有する板状の第2の通路板部材と、両端がこれら第1の通路板部材と第2の通路板部材のそれぞれの側部に回動可能に軸支され、第1の通路板部材および第2の通路板部材のいずれか一方を他方に対して上下方向に揺動可能とするとともに、これら第1の通路板部材と第2の通路板部材とを、相対的に離反して前記商品通路を形成する商品通路形成状態と相対的に近接して折り畳まれる折畳状態とに切換可能に連結する連結機構と、前記扉体の開閉に連動し、扉体の閉鎖位置で、一方の通路板部材を引き上げて前記商品通路形成状態に切り換えるとともに扉体の開放位置で、一方の通路板部材の引き上げを解除して一方の通路板部材の自重により前記折畳状態に切り換える連動機構とを有しているものである。
【0008】
そして、扉体を閉鎖位置に回動させることにより、商品通路手段は、連動機構を介して、第1の通路板部材と第2の通路板部材との間で商品通路を形成する商品通路形成状態となり、商品の払い出しが指示されて、第1の商品コラム群から払い出された商品を第1の通路板部材の第1の受入開口部を通じて商品通路内に受け入れられて下方へ案内するとともに、第2の商品コラム群から払い出された商品を第2の通路板部材の第2の受入開口部を通じて商品通路内に受け入れて下方へ案内する。また、扉体を開放位置に回動させることにより、商品通路手段は、連動機構を介して、第1の通路板部材と第2の通路板部材とが相対的に近接して折り畳まれる折畳状態となり、第1の商品コラム群の商品補充や詰まり解除などのメンテナンスが容易になり、さらに、商品通路手段を回動させて第2の商品コラム群に近接対向する位置から離反させることにより、第2の商品コラム群の商品補充や詰まり解除などのメンテナンスが容易になる。また、連結機構で第1の通路板部材および第2の通路板部材のいずれか一方を他方に対して揺動可能に連結することにより、折り畳んだ状態で薄形化する。
【0009】
請求項記載の自動販売機は、請求項1記載の自動販売機において、商品通路手段は、第1の通路板部材が第2の通路板部材に近接して折り畳まれるものである。
【0010】
そして、商品通路手段の第1の通路板部材が第2の通路板部材に近接して折り畳まれることにより、第1の通路板部材と販売機本体側に配置される第1の商品コラム群との間隔が拡大し、第1の商品コラム群のメンテナンス作業が容易になる。
【0011】
請求項記載の自動販売機は、請求項1または2記載の自動販売機において、商品通路手段は、商品通路内に臨む各受入開口部に位置して商品通路内を下降する商品を案内するとともに、各受入開口部から商品通路内への商品の通過を許容するガイド体を有しているものである。
【0012】
そして、商品通路内に臨む各受入開口部に位置するガイド体により、商品通路内を下降する商品が各受入開口部に引っ掛からずに下方へ案内するとともに、各受入開口部から商品通路内への商品の通過を許容する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0014】
図3に自動販売機の構成を示し、(a)は扉体を開放した状態の正面図、(b)は内部構造を示す右側面視の断面図である。さらに、図1(a)は自動販売機の販売待機状態の平面図、図1(b)は自動販売機の後側の商品コラム群のメンテナンス時の平面図、図2は自動販売機の前側の商品コラム群のメンテナンス時の平面図である。
【0015】
自動販売機は、前面が開放される箱状の販売機本体11と、この販売機本体11の前面を開閉する扉体12とを有し、扉体12は販売機本体11の一側つまり本実施の形態では左側の支軸13を支点として開閉可能に取り付けられている。販売機本体11の下部には複数の転倒防止脚14が設けられている。
【0016】
販売機本体11内には、第1の商品コラム群としての後側(販売機本体側)の商品コラム群15が固定的に配置されている。扉体12の後面側には、第2の商品コラム群としての前側(扉体側)の商品コラム群16が左側のヒンジ17を支点として回動可能に支持されているとともに、この前側の商品コラム群16の後面側において前後の商品コラム群15,16間で各商品コラム群15,16から払い出される商品を受け入れて下方へ案内する商品通路18を形成する商品通路手段としての商品シュート19が左側のヒンジ20を支点として回動可能に支持されている。
【0017】
各商品コラム群15,16は、商品コラムフレーム15a,16aを有し、これら商品コラムフレーム15a,16aには上下に複数段の棚板21が配設され、各棚板21上には複数の商品コラム22が横に並んで配設されている。各商品コラム22は、商品を上下方向に集積収納する商品収納部23、およびこの商品収納部23の下部に配設されて商品収納部23内の最下位の商品を順に払い出す払出機構24を有している。後側の商品コラム15は、商品収納部23の前方から商品を補充可能とするとともに、払出機構24によって前方へ商品が払い出される。前側の商品コラム16は、商品収納部23の後方から商品を補充可能とするとともに、払出機構24によって後方へ商品が払い出される。
【0018】
扉体12の前面には、選択ボタンを有する見本展示部25、貨幣投入口や返却レバーなどを有する図示しない操作部、商品が払い出される商品取出口26、広告などを表示する広告部27などが設けられている。また、扉体12の後面には、操作部に投入された貨幣を識別計数するとともに返却や必要に応じて釣銭を払い出す図示しない貨幣処理装置が配置され、商品取出口25の後方には商品シュート19により案内される商品を取出可能に受け入れる商品取出部28が配設されている。
【0019】
販売機本体11の底部には、電源装置29が配設されている。
【0020】
また、商品シュート19は、後側の商品コラム群15に対向される第1の通路板部材としての後側のシュート板31、前側の商品コラム群16に対向される第2の通路板部材としての前側のシュート板32、これらシュート板31,32の上下部で支軸側および開閉端側の4箇所を折畳可能に連結する複数の連結機構33、および扉体12の開閉回動に連動して商品シュート19を形成または折り畳む連動機構34a,34bを有している。
【0021】
後側のシュート板31は、板状で、後側の商品コラム群15の各商品コラム22から商品が払い出される商品払出位置に対応してその払い出される商品を商品通路18内に受け入れる第1の受入開口部としての受入口31aが形成されている。また、前側のシュート板32は、板状で、前側の商品コラム群16の各商品コラム22から商品から払い出される商品払出位置に対応してその払い出される商品を商品通路18内に受け入れる第2の受入開口部としての受入口32aが形成されており、左側が前側の商品コラム群16の商品コラムフレーム16aの左側にヒンジ20によって回動可能に支持されている。各シュート板31,32の各受入口31a,32aの商品通路18内に臨む位置には、商品通路18を下方へ落下する商品を案内して商品の流れをスムーズにするとともに各受入口31a,32aから商品通路18内への商品の通過を許容するガイド体としての弾性シート35が垂下に取り付けられている。
【0022】
連結機構33は、両シュート板31,32を連結する連結部材36を有し、これら連結部材36により、後側のシュート板31を前側のシュート板32に対して上下方向に揺動可能に支持するリンク機構が構成されている。
【0023】
次に、図4および図5に、商品シュート19のシュート板31,32の上部で支軸側の連結機構33および連動機構34aを示す。図4には自動販売機の販売待機状態を示し、(a)は支軸側の機構の左側面視の断面図、(b)は(a)の矢印A方向からの矢視図であり、図5には自動販売機の扉体開放状態を示し、(a)は支軸側の機構の左側面視の断面図、(b)は(a)の矢印B方向からの矢視図である。
【0024】
商品シュート19のシュート板31,32の上部で支軸側の連結部材36は、両端が各シュート板31,32の側部に軸材41,42によって回動可能に軸支され、後側のシュート板31を前側のシュート板32に対して上下方向に揺動可能に支持している。なお、他の連結部材36についても同様に構成されている。
【0025】
前側のシュート板31の後面支軸側には、第2の回動部材としての支軸側回動部材43が軸材44によって回動可能に軸支される。この支軸側回動部材43の一端にはローラ45が回転自在に軸支され、他端には連結部材36の中央近傍との間に引張ばね46が張設されている。
【0026】
扉体12が閉鎖された状態つまり図4に示す販売待機状態においては、ローラ45が販売機本体11の内側面47に接触し、支軸側回動部材43が図4に示す商品通路形成姿勢に維持される。この支軸側回動部材43が商品通路形成姿勢に維持されることにより、引張ばね46の作用によって連結部材36が引き上げられ、さらに後側のシュート板31が引き上げられ、商品シュート19の商品通路18が形成される。
【0027】
扉体12が開放されることにより、図5に示すように、ローラ45が販売機本体11の内側面47から離れるため、軸支側回動部材43が図中反時計回り方向に回動して引張ばね46による後側のシュート板31の上方への引き上げが解除され、これにより後側のシュート板31自体などの重みにより、後側のシュート板31が降下しつつ前側のシュート板32に接近して商品シュート19が折り畳まれる。
【0028】
次に、図6および図7に、商品シュート19のシュート板31,32の上部で支軸側と反対の開閉端側の連結機構33および連動機構34bを示す。図6(a)は販売待機状態における開閉端側の機構の右側面視の断面図、図6(b)は扉体の開閉途中状態における開閉端側の機構の右側面視の断面図、図7は扉体の開放状態における開閉端側の機構の右側面視の断面図である。
【0029】
商品シュート19のシュート板31,32の上部で開閉端側の連結部材36は、連動機構34bの第1の回動部材としての開閉端側回動部材51と兼用されている。
【0030】
この開閉端側回動部材51は、一端が後側のシュート板31に軸材41によって回動可能に連結され、中間部が前側のシュート板32に軸材42によって回動可能に連結され、他端にはローラ52が回転自在に軸支され、さらに、中間部には後側のシュート板31との間に引張ばね53が張設されている。
【0031】
扉体12が閉鎖された状態つまり図6(a)に示す販売待機状態においては、販売機本体11の天井面に取り付けられる係止部材54にローラ52が接触し、開閉端側回動部材51が商品通路形成姿勢に維持される。この開閉端側回動部材51が商品通路形成姿勢に維持されることにより、後側のシュート板31が持ち上げられ、商品シュート19の商品通路18が形成される。
【0032】
扉体12が開放されることにより、図6(b)および図7に示すように、後側のシュート板31などの重みによって、開閉端側回動部材51が図中時計回り方向に回転し、後側のシュート板31が降下しつつ前側のシュート板32に接近して商品シュート19が折り畳まれる。
【0033】
引張ばね53は、後側のシュート板31の移動を滑らかにする作用を有する。
【0034】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0035】
まず、販売待機時および販売時について、図1および図3(b)を参照して説明する。
【0036】
扉体12の閉鎖状態では、商品シュート19は、上述した連動機構34a,34bの作用によって後側のシュート板31が引き上げられ、両シュート板31,32の間に商品通路18の空間分の厚みD1が形成されている。商品シュート19の下端は商品取出部28に連通されている。
【0037】
販売要求に応じて、後側の商品コラム群15のいずれかの商品コラム22から商品が前方へ払い出されることにより、この商品は、後側のシュート板31の受入口31aを通じて商品シュート19の商品通路18内に進入し、商品通路18内を落下して商品取出部28へ案内される。
【0038】
販売要求に応じて、前側の商品コラム群16のいずれかの商品コラム22から商品が後方へ払い出されることにより、この商品は、前側のシュート板32の受入口32aを通じて商品シュート19の商品通路18内に進入し、商品通路18内を落下して商品取出部28へ案内される。
【0039】
商品の払出位置より下方で商品通路18内に臨む各受入口31a,32aは弾性シート35によって塞がれており、商品は引っ掛かることなく落下する。
【0040】
次に、メンテナンス時について、図1(b)および図2を参照して説明する。
【0041】
図1(b)に示すように、扉体12の開放により、扉体12と一体に前側の商品コラム群16および商品シュート19が回動され、後側の商品コラム群15の前面が開放されるため、作業者61により後側の商品コラム群15への商品補充や詰まり解除などのメンテナンスができる。
【0042】
また、前側の商品コラム群16のメンテナンスをする際には、図2に示すように、前側の商品コラム群16に対して商品シュート19を相対的に離反させるように回動することにより、前側の商品コラム群16の後面が開放されるため、作業者61により前側の商品コラム群16への商品補充や詰まり解除などのメンテナンスができる。
【0043】
そして、扉体12の開放時には、連結機構33および連動機構34a,34bの作用により、商品シュート19が折り畳まれて、商品通路18を形成していたときの厚みD1の数分の一程度の厚みD2になる。そのため、必ずしも扉体12を大きく開放しなくても作業の邪魔にならないようにでき、自動販売機の設置場所の周囲に扉体12の開放スペースが無い場合であっても、メンテナンス作業を容易にできる。さらに、扉体12を大きく開かないですむので、防犯上の安全性を確保できる。
【0044】
また、リンク機構を構成する連結機構33によって、後側のシュート板31を前側のシュート板32に対して揺動可能に連結することにより、商品シュート19を折り畳んだ状態で薄形化できる。
【0045】
また、商品シュート19の後側のシュート板31が前側のシュート板32に近接して折り畳まれるため、後側のシュート板31と販売機本体11側に配置される後側の商品コラム群15との間隔が拡大し、後側の商品コラム群15のメンテナンス作業を容易にできる。
【0046】
また、商品通路18内に臨む各受入口31a,32aに位置する弾性シート35により、商品通路18内を下降する商品を各受入口31a,32aに引っ掛からずに下方へ案内できるとともに、各受入口31a,32aから商品通路18内への商品の通過を許容できる。
【0047】
なお、前記実施の形態では、商品シュート19の後側のシュート板31が前側のシュート板32に近接して折り畳まれるようにしたが、後側のシュート板31と前側のシュート板32とが互いに近接して折り畳まれるようにしてもよく、この場合、後側の商品コラム群15および前側の商品コラム群16との間隔がそれぞれ拡大し、後側の商品コラム群15および前側の商品コラム群16のメンテナンス作業を容易にできる。
【0048】
【発明の効果】
請求項1記載の自動販売機によれば、第1の商品コラム群と第2の商品コラム群との間に一側を軸として回動可能に設けた商品通路手段が、扉体を閉鎖位置に回動させることにより、連動機構を介して、第1の通路板部材と第2の通路板部材との間で商品通路を形成する商品通路形成状態となるため、その商品通路に各商品コラム群から払い出される商品を受け入れて下方へ案内でき、また、扉体を開放位置に回動させることにより、連動機構を介して、第1の通路板部材と第2の通路板部材とが相対的に近接して折り畳まれる折畳状態となるため、扉体を大きく開放するスペースが無い設置条件であっても商品通路手段がメンテナンス作業の邪魔になるのを防止でき、さらに、商品通路手段も回動可能であるため、第1の商品コラム群および第2の商品コラム群の両方のメンテナンス作業を容易にできる。また、連結機構により、第1の通路板部材および第2の通路板部材のいずれか一方を他方に対して揺動可能に連結し、折り畳んだ状態で薄形化できる。
【0049】
請求項記載の自動販売機によれば、請求項1記載の自動販売機の効果に加えて、商品通路手段の第1の通路板部材が第2の通路板部材に近接して折り畳まれるため、第1の通路板部材と販売機本体側に配置される第1の商品コラム群との間隔が拡大し、第1の商品コラム群のメンテナンス作業を容易にできる。
【0050】
請求項記載の自動販売機によれば、請求項1または2記載の自動販売機の効果に加えて、商品通路内に臨む各受入開口部に位置するガイド体により、商品通路内を下降する商品を各受入開口部に引っ掛からずに下方へ案内できるとともに、各受入開口部から商品通路内への商品の通過を許容できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示し、(a)は自動販売機の販売待機状態の平面図、(b)は自動販売機の後側の商品コラム群のメンテナンス時の平面図である。
【図2】 同上自動販売機の前側の商品コラム群のメンテナンス時の平面図である。
【図3】 同上自動販売機の構成を示し、(a)は扉体を開放した状態の正面図、(b)は内部構造を示す右側面視の断面図である。
【図4】 同上自動販売機の販売待機状態を示し、(a)は支軸側の機構の左側面視の断面図、(b)は(a)の矢印A方向からの矢視図である。
【図5】 同上自動販売機の扉体開放状態を示し、(a)は支軸側の機構の左側面視の断面図、(b)は(a)の矢印B方向からの矢視図である。
【図6】 同上自動販売機を示し、(a)は販売待機状態における開閉端側の機構の右側面視の断面図、(b)は扉体の開閉途中状態における開閉端側の機構の右側面視の断面図である。
【図7】 同上自動販売機の扉体の開放状態における開閉端側の機構の右側面視の断面図である。
【符号の説明】
11 販売機本体
12 扉体
15 第1の商品コラム群としての後側の商品コラム群
16 第2の商品コラム群としての前側の商品コラム群
18 商品通路
19 商品通路手段としての商品シュート
31 第1の通路板部材としての後側のシュート板
31a 第1の受入開口部としての受入口
32 第2の通路板部材としての前側のシュート板
32a 第2の受入開口部としての受入口
33 連結機構
34a,34b 連動機構
35 ガイド体としての弾性シート

Claims (3)

  1. 販売機本体と、
    この販売機本体の前面に一側を軸として開閉可能に設けられる扉体と、
    前記販売機本体内に配置され、商品を収納するとともに商品を前方へ払い出す第1の商品コラム群と、
    この第1の商品コラム群の前方で一側を軸として回動可能とし、商品を収納するとともに商品を後方へ払い出す第2の商品コラム群と、
    これら第1の商品コラム群と第2の商品コラム群との間で一側を軸として回動可能とし、各商品コラム群から払い出される商品を受け入れて下方へ案内する商品通路を有する商品通路手段とを備え、
    前記商品通路手段は、
    前記第1の商品コラム群の各商品払出位置に対応して物品を受け入れる第1の受入開口部を有する板状の第1の通路板部材と、
    前記第2の商品コラム群の各商品払出位置に対応して物品を受け入れる第2の受入開口部を有する板状の第2の通路板部材と、
    両端がこれら第1の通路板部材と第2の通路板部材のそれぞれの側部に回動可能に軸支され、第1の通路板部材および第2の通路板部材のいずれか一方を他方に対して上下方向に揺動可能とするとともに、これら第1の通路板部材と第2の通路板部材とを、相対的に離反して前記商品通路を形成する商品通路形成状態と相対的に近接して折り畳まれる折畳状態とに切換可能に連結する連結機構と、
    前記扉体の開閉に連動し、扉体の閉鎖位置で、一方の通路板部材を引き上げて前記商品通路形成状態に切り換えるとともに扉体の開放位置で、一方の通路板部材の引き上げを解除して一方の通路板部材の自重により前記折畳状態に切り換える連動機構とを有している
    ことを特徴とする自動販売機。
  2. 商品通路手段は、第1の通路板部材が第2の通路板部材に近接して折り畳まれる
    ことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  3. 商品通路手段は、商品通路内に臨む各受入開口部に位置して商品通路内を下降する商品を案内するとともに、各受入開口部から商品通路内への商品の通過を許容するガイド体を有している
    ことを特徴とする請求項1または2記載の自動販売機。
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