JP3929916B2 - ブテンオリゴマーの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブテンオリゴマーの製造方法の改良に関する。さらに詳しくは、本発明は酸触媒の存在下にブテンを重合させて、ブテンオリゴマーを製造するに際し、特定の沸点範囲(例えば、200℃以上280℃未満)のブテンオリゴマーの収率を選択的に増加させるブテンオリゴマーの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ブテンオリゴマーは、一般にナフサ分解で生成するC4 留分からブタジエンを抽出した残りの留分(ブタン−ブテン混合留分)を原料として用い、重合させて得られた平均分子量が150〜2500程度の液状ポリマーである。
このブテンオリゴマーは、電気的性質、安定性、混溶性、耐水性、さらにはガスや水蒸気の耐透過性などに優れることから、例えば電気絶縁材料、接着剤、潤滑剤、防水剤、グリース、粘度指数向上剤、シーリングコンパウンド、ワックス、あるいはゴムや樹脂の変性剤などの用途に、幅広く用いられている。
【0003】
酸触媒を用いる前記ブテンオリゴマーの製造方法としては、様々な方法が知られており、例えばブタン−ブテン留分からなる原料を、無水塩化アルミニウムなどのフリーデル・クラフト触媒を懸濁させた液体スラリーに通す方法(例えば、特許文献1参照)、あるいは乾燥塩素化アルミナからなる固体触媒に接触させる方法(例えば、特許文献2参照)や、フッ素化アルミナ、アルミナホウ素、シリカアルミナ、固体リン酸、酸化クロム、酸化亜鉛などの固体触媒に接触させる方法(例えば、特許文献3参照)などが知られている。また、工業的には、スタンダード法プロセスやコスデン法プロセスなどが実用化されている。
【0004】
しかしながら、従来の製造方法においては、いずれの触媒系を用いても、原料組成とブテン転化率が決まれば、各沸点範囲毎のオリゴマーの生成割合はほぼ決まってしまい、ある特定の沸点範囲のオリゴマーのみの収率を増加させることができないという問題があった。例えば、200℃以上280℃未満の留分のブテンオリゴマーの需要が増加しても、この留分のみを増産するといったフレキシビリティがなく、全ての留分のブテンオリゴマーを一様に増産せざるを得なかった。
【0005】
【特許文献1】
特開昭60−124602号公報(第1頁)
【特許文献2】
特開昭57−82325号公報(第1頁)
【特許文献3】
特開昭56−40618号公報(第1頁)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記現状に鑑み、酸触媒の存在下にブテンを重合させて、ブテンオリゴマーを製造するに際し、特定の沸点範囲(例えば、200℃以上280℃未満)のブテンオリゴマーの収率を選択的に増加させる方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、ブテンの重合物から未反応のC留分を分離した残りの重合物の全量又は一部を、別の重合反応器中でさらに重合反応させることにより、例えば、重合物中の沸点160℃以下の留分を、沸点200℃以上280℃未満の留分へ選択的に転化できることを見出し本発明に到達した。
【0008】
すなわち、本発明は、
1.(1)酸触媒の存在下、ブテンを重合させる工程(第1重合反応)、(2)重合物から未反応のC留分を蒸留によって分離する工程、及び(3)未反応のC留分を分離した残りの重合物の全量又は一部を、別の重合反応器中で酸触媒の存在下さらに重合させる工程(第2重合反応)を含むことを特徴とするブテンオリゴマーの製造方法、
2.上記工程(1)及び/又は工程(3)で用いる酸触媒が、固体酸触媒であることを特徴とする上記1に記載のブテンオリゴマーの製造方法、
3.上記工程(3)において、重合物中の沸点160℃未満の留分を、第2重合反応に付すことを特徴とする上記1又は2に記載のブテンオリゴマーの製造方法、4.(4)工程(3)で得られる重合物の全量又は一部を、工程(2)で得られた未反応のC留分を分離した残りの重合物の全量又は一部と共に工程(3)に供給する工程をさらに含むことを特徴とする上記1〜3のいずれかに記載のブテンオリゴマーの製造方法、
5.工程(3)において、酸触媒として固体酸触媒を用い、重合反応器にフィードされる原料中の硫黄濃度を2ppm以下とし、かつ、反応温度を130℃以下とすることを特徴とする上記1〜4のいずれかに記載のブテンオリゴマーの製造方法及び、
6.前記(1)酸触媒の存在下、ブテンを重合させる工程(第1重合反応)において、イソブチレンの転化率が95%以下である上記1記載のブテンオリゴマーの製造方法、
を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のブテンオリゴマーの製造方法(以下、本発明の方法という)は、(1)酸触媒の存在下、ブテンを重合させる工程(第1重合反応)、(2)重合物から未反応のC留分を蒸留によって分離する工程、及び(3)未反応のC留分を分離した残りの重合物の全量又は一部を、別の重合反応器中で酸触媒の存在下さらに重合させる工程(第2重合反応)を含むことを特徴とする。
【0010】
本発明の方法において用いる原料のブテンとしては特に制限はないが、従来工業的に一般に用いられている、ナフサ分解で生成したC4 留分からブタジエンを抽出した残りの留分、いわゆるスペントB−B留分(ブタン−ブテン混合留分)を用いることができる。
また、ブテンの重合反応のための酸触媒としては特に制限はなく、ブテンの重合用触媒として用いることができる従来公知の触媒の中から、適宜選択して使用することができる。このような酸触媒としては、フリーデル・クラフト触媒や固体酸触媒があり、上記フリーデル・クラフト触媒の例としては、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、塩化第二鉄、三フッ化ホウ素、塩化第二スズ、塩化亜鉛などのルイス酸、硫酸やフッ化水素酸などの強プロトン酸等を挙げることができる。このフリーデル・クラフト触媒は、一種を単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよいが、特に塩化アルミニウムが好適である。
【0011】
重合反応に用いる酸触媒は、固体酸触媒であることが好ましい。固体酸触媒の例としては、例えば、シリカアルミナ、シリカマグネシア、シリカボリア、アルミナボリア、塩素化アルミナ、フッ素化アルミナ、シリカゲルやアルミナゲルに塩酸、硫酸、リン酸、BF3 などを付着させたもの、陽イオン交換樹脂、合成ゼオライト、さらには酸性白土、ベントナイト、カオリン、モンモリロナイトなどの粘土鉱物等を挙げることができる。これらの固体酸触媒は、一種を単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよいが、これらの中で、特にシリカアルミナが好適である。
【0012】
工程(1)の第1重合反応の条件としては、例えば、触媒として前記フリーデル・クラフト触媒を用いる場合には、一般に液状重合法が採用され、反応温度は、通常0〜150℃、好ましくは100〜130℃の範囲で選定され、反応圧力は、通常0.0〜2.8MPa・G、好ましくは1.5〜2.8MPa・Gの範囲で選定される。重合形式としては、回分式及び連続式のいずれであってもよい。また、触媒として固体酸触媒を用いる場合には、反応温度は、通常20〜200℃、好ましくは60〜195℃の範囲で選定され、反応圧力は、通常大気圧〜10MPa・G、好ましくは液相を維持できる圧力(1〜6MPa・G程度)の範囲で選定される。また、液相反応の場合、原料のLHSV(液時空間速度)は、通常0.01〜50hr-1、好ましくは0.1〜10hr-1の範囲で選定される。重合形式としては、触媒充填塔に原料を供給する連続流通方式を採用することができる。
【0013】
工程(2)においては、上記工程(1)で得られた重合物から未反応のC留分を蒸留によって除去する。本工程は従来公知の方法を用いて行うことができる。
工程(3)では、第1重合反応の重合物から未反応C留分を除去した残りの重合物の全量又は一部を、上記工程(1)の第1重合反応を行ったものとは別の重合反応容器(以下、第2重合反応器という)中で、酸触媒の存在下に第2の重合反応を行う。
ここで、「(未反応C留分を除去した)残りの重合物の全量」を用いる場合には、残りの重合物をそのまま第2重合反応を行うための第2重合反応器に供給し、第2重合反応を行えばよい。「(未反応C留分を除去した)残りの重合物の一部」を用いる場合には、残りの重合物を沸点範囲で分留する処理を行うことが好ましい。ここで、分留する場合の分け方は任意であるが、一例として、沸点が160℃未満の留分(1016)、160℃以上200℃未満の留分(1620)、200℃以上280℃未満の留分(2028)及び280℃以上の留分(28+)に分ける方法を挙げることができる。
【0014】
残りの重合物の一部としては、少なくとも160℃未満の留分(1016)を含む留分であることが好ましく、160℃未満の留分(1016)の全量又は一部であることが特に好ましい。
上記残りの重合物の全量又は一部は、第2重合反応器へ供給され、上記第1重合反応と同等の酸触媒及び反応条件でさらに重合される。但し、反応圧力は、液相を維持できる程度でよく、1MPa・G以下でもよい。
第2重合反応器へ供給された、残りの重合物の全量又は一部中の沸点160℃未満の留分(1016)が、第2重合反応により重質化し、沸点200℃以上の留分へ転化するため、沸点200℃以上280℃未満の留分(2028)のブテンオリゴマーの収率が選択的に増加する。
【0015】
また、工程(3)で固体触媒を用いて第2重合反応を行う場合、工程(3)へ供給する原料中の硫黄の濃度を2ppm以下にすることが望ましい。前記原料中の硫黄濃度が2ppmを超えると触媒活性の低下が顕著になり、触媒活性の低下を補うためには第2重合反応器の容積を大型化する必要がある。
反応器の大型化を避け、重合反応を効率よく行う方法として、反応温度を高くすることが考えられるが、反応温度を高くすることによって目的留分(沸点範囲200〜280℃)の選択率が低下する。反応温度が130℃を超えるとその傾向が著しい。
【0016】
ここで、工程(3)の第2重合反応器へのフィード原料中の硫黄濃度を低減する方法としては、第1重合反応工程にフィードするブタン−ブテン混合留分を、予め脱硫塔に通す方法がある。
脱硫剤としては、一般に用いられているものが使用できる。例えば、モレキュラーシーブ13X、活性炭等の物理吸着剤や、銅、亜鉛、ニッケル等を担持した化学吸着剤等が挙げられる。
また、上記脱硫剤を工程(3)の第2重合反応器入り口に設置する方法等がある。
工程(3)の第2重合反応器へのフィード原料中の硫黄濃度を2ppm以下とし、かつ、反応温度を130℃以下とすることで、反応器容積が小さく、目的留分の選択率が高い、経済的な重合プロセスを構築することができる。
【0017】
さらに、工程(3)の第2重合反応において、反応効率がよく、目的留分の選択率を高めるためには、第2重合反応器へのフィード原料中のジイソブチレンの比率をできるだけ高めることが好ましい。第2重合反応器へのフィード原料の中に含まれる成分のうち、最も反応性の高いものは、ジイソブチレンであり、第1重合反応におけるジイソブチレンの収率を高めることで、第2重合反応が効率よく進み、目的留分の選択率の高いブテンオリゴマーを得ることができる。しかし、工程(1)の第1重合反応で生成したジイソブチレンは、反応性が高く第1重合反応器の出口でジイソブチレンの濃度は既に低下する。そこで、工程(1)の第1重合反応を行うにあたって、C留分のイソブチレン転化率を95%以下にすることで高い収率でジイソブチレンを得ることが出来る。
【0018】
さらに、工程(4)として、上記工程(3)の第2重合反応で得られる重合物の全量又は一部を、上記工程(2)で得られた未反応C留分を分離した残りの重合物の全量又は一部と共に、上記工程(3)の第2重合反応器に供給(リサイクル)することもできる。これにより、沸点200℃以上280℃未満の留分(2028)のブテンオリゴマーの収率をさらに選択的に増加させることができる。
上記工程(4)を含む、本発明の方法を実現するための装置構成の一例を図1に示す。ブタン−ブテン混合物からなる原料(A)は、第1重合反応器(1)に供給され、ブテン成分が重合された後、重合反応液が未反応C蒸留塔(2)に供給され、未反応C留分(F)が蒸留により系外へ留去される。未反応C蒸留塔(2)からのボトム液は、オリゴマー蒸留塔(3a)に供給され、沸点160℃未満の留分(1016)が塔頂留分として系外へ取り出され、少なくともその一部は第2重合反応器(4)に供給され、残りは製品(P1)となる。
【0019】
オリゴマー蒸留塔(3a)のボトム液は、オリゴマー蒸留塔(3b)に供給され、沸点160℃以上200℃未満の留分(1620)が塔頂留分として系外へ取り出され、製品(P2)となる。オリゴマー蒸留塔(3b)のボトム液は、オリゴマー蒸留塔(3c)に供給され、沸点200℃以上280℃未満の留分(2028)が塔頂留分として系外へ取り出され、製品(P3)となる。オリゴマー蒸留塔(3c)のボトム液は、沸点280℃以上の留分(28+)であり、製品(P4)として系外に取り出す。
一方、第2重合反応器(4)に供給された沸点160℃未満の留分(1016)は、第2重合反応器(4)中で重質化され、沸点200℃以上280℃未満の留分へ選択的に転化される。第2重合反応で得られた重合物はオリゴマー蒸留塔(3a)に供給(リサイクル)され、上記工程を繰り返す。
【0020】
【実施例】
次に、本発明を実施例により、さらに詳細に説明するが、本発明は、実施例によってなんら限定されるものではない。
実施例1
内径10mm、長さ500mmのSUS製管型反応器に、市販のシリカアルミナ(日揮化学社製、N633HN)1g(1.7ml)を充填した。この反応器に、各沸点範囲の留分のブテンオリゴマーを下記表1に示す割合で含む原料(第2重合反応器に供給される重合物に相当する)を、5ml/hrの速度で供給し、反応温度120℃、LHSV3hr−1、反応圧力0.5MPa・Gで3時間重合反応(第2重合反応に相当する)を行った。重合反応生成物中の各留分の割合を下記表1に示す。
【0021】
【表1】
Figure 0003929916
【0022】
表1の結果から、原料中の1016留分(沸点160℃未満の留分)が半分近くまで減少し、生成物中の2028留分(沸点200℃以上280℃未満の留分)が、0.1質量%から12.6質量%と大幅に増加しており、1016留分が2028留分へ選択的に変換されていることがわかる。
【0023】
実施例2
内径21mm、長さ500mmのSUS製管型反応器にシリカアルミナ触媒(日揮化学社製、N633HN)を50ml充填し、硫黄濃度0.6ppmの試薬のジイソブチレンを25〜100ml/hrの速度で供給した。反応圧力は5.6MPaとし、反応温度100℃の時と130℃の時での2028(沸点200〜280℃)選択率%を比較した。結果を表2に示す。
【0024】
【表2】
Figure 0003929916
【0025】
表2の結果から、反応温度を130℃以下、特に100℃以下にすることで2028(沸点200〜280℃)の選択率が高いことがわかる。
【0026】
実施例3
内径10mm、長さ500mmのSUS製管型反応器にシリカアルミナ触媒(日揮化学社製、N633HN)を20ml充填し、ジイソブチレン46%、その他Cの異性体54%を含む原料を40ml/hrの速度で供給した。反応温度は100℃、反応圧力は3MPaとした。この時の各成分の転化率を表3に示す。
【0027】
【表3】
Figure 0003929916
【0028】
表3の結果から、ジイソブチレンの反応性は、その他の異性体の反応性の5倍以上である。
【0029】
実施例4
内径21mm、長さ500mmのSUS製管型反応器にシリカアルミナ触媒(日揮化学社製、N633HN)を200ml充填し、イソブチレン49%、n−ブテン41%を含むC留分を200ml/hrの速度で供給した。反応圧力は5.6MPa、反応温度は75℃とした。その時のイソブチレン転化率とジイソブチレンの収率を表4に示す。
【0030】
【表4】
Figure 0003929916
【0031】
表4の結果から、イソブチレン転化率が95%を超えると第2重合反応で反応性が高いジイソブチレンの収率が激減した。
【0032】
【発明の効果】
本発明の方法によれば、酸触媒の存在下にブテンを重合させて、ブテンオリゴマーを製造するに際し、特定の沸点範囲(例えば、200℃以上280℃未満)のブテンオリゴマーの収率を選択的に増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブテンオリゴマーの製造方法を実現するための装置構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1:第1重合反応器
2:未反応C蒸留塔
3a、3b、3c:オリゴマー蒸留塔
4:第2重合反応器
A:原料(ブタン−ブテン混合物)
F:未反応C留分
P1:沸点160℃未満の留分(1016留分)
P2:沸点160℃以上200℃未満の留分(1620留分)
P3:沸点200℃以上280℃未満の留分(2028留分)
P4:沸点280℃以上の留分(28+留分)

Claims (6)

  1. (1)酸触媒の存在下、ブテンを重合させる工程(第1重合反応)、
    (2)重合物から未反応のC留分を蒸留によって分離する工程、及び
    (3)未反応のC留分を分離した残りの重合物の全量又は一部を、別の重合反応器中で酸触媒の存在下さらに重合させる工程(第2重合反応)
    を含むことを特徴とするブテンオリゴマーの製造方法。
  2. 工程(1)及び/又は工程(3)で用いる酸触媒が、固体酸触媒であることを特徴とする請求項1に記載のブテンオリゴマーの製造方法。
  3. 工程(3)において、重合物中の沸点160℃未満の留分を、第2重合反応に付すことを特徴とする請求項1又は2に記載のブテンオリゴマーの製造方法。
  4. (4)工程(3)で得られる重合物の全量又は一部を、工程(2)で得られた未反応のC留分を分離した残りの重合物の全量又は一部と共に工程(3)に供給する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のブテンオリゴマーの製造方法。
  5. 工程(3)において、酸触媒として固体酸触媒を用い、重合反応器にフィードされる原料中の硫黄濃度を2ppm以下とし、かつ、反応温度を130℃以下とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のブテンオリゴマーの製造方法。
  6. 前記(1)酸触媒の存在下、ブテンを重合させる工程(第1重合反応)において、イソブチレンの転化率が95%以下である請求項1記載のブテンオリゴマーの製造方法。
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