JP3929438B2 - 洗浄システム - Google Patents

洗浄システム Download PDF

Info

Publication number
JP3929438B2
JP3929438B2 JP2003425188A JP2003425188A JP3929438B2 JP 3929438 B2 JP3929438 B2 JP 3929438B2 JP 2003425188 A JP2003425188 A JP 2003425188A JP 2003425188 A JP2003425188 A JP 2003425188A JP 3929438 B2 JP3929438 B2 JP 3929438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
switching valve
ozone water
downstream side
storage tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003425188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005177687A (ja
Inventor
哲郎 河邊
Original Assignee
河電産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 河電産業株式会社 filed Critical 河電産業株式会社
Priority to JP2003425188A priority Critical patent/JP3929438B2/ja
Publication of JP2005177687A publication Critical patent/JP2005177687A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3929438B2 publication Critical patent/JP3929438B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Description

本発明は、薬剤製造工場や飲料水メーカーの工場に於て、純水(ミネラルウォータを含む)が流れる製造ライン(貯蔵タンク・主循環ライン)の洗浄システムに関するものである。
従来の製造ライン洗浄システムは、図3に示すように、製造ラインに於て、貯蔵タンク4と、主循環ライン2の上流側2aと下流側2bとを分離させて、主循環ライン2の上流側2aに洗浄水供給配管30を接続し、洗浄液を矢印31のように流して、下流側2bから排出させて、洗浄を行い、また、貯蔵タンク4は、図示省略の別途洗浄手段を用いて洗浄するものが知られている。上記洗浄液の一例として、硝酸やフッ化水素酸等の水溶液から成るものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−62573号公報
配管・タンクラインは、常に清潔に保たれる必要があるため、頻繁に洗浄を行わなければならない。しかし、配管・タンクラインを上述した従来の洗浄システムに切り換えるためには、その度に、主循環ライン2を貯蔵タンク4から分離し、洗浄液や、洗浄液を流入させるポンプ・配管等の装置・設備を準備して、それらを主循環ライン2に接続しなければならない。
さらに、貯蔵タンク4は、別途洗浄手段にて洗浄しなければならず、多くの設備が必要で、手間も多く掛かる。そして、洗浄が終了すれば、再び、配管・タンクラインを元通りに戻さなければならない。
このように、配管・タンクラインを洗浄しようとする度に、非常に多くの手間及びコストが掛かってしまい、頻繁に行うには不都合である。
そこで、本発明は、洗浄の度に洗浄装置等に接続し直す作業を行わなくてもよく、一度に全ての純水配管・タンクラインを洗浄することができ、また、配管・タンクラインを確実に、清潔に洗浄することができて、使用する洗浄液の量も抑えられる製造ライン洗浄システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る洗浄システムは、水が供給される純水配管・タンクラインの上流側に、上記純水からオゾン水を生成すると共に該オゾン水を上記配管・タンクラインに供給するオゾン水生成供給手段が、取り付けられ;上記配管・タンクラインは、純水が供給される供給配管と、該供給配管の下流側に接続される貯蔵タンクと、該貯蔵タンクに上流側と下流側が連結する環状の主循環ラインと、を備え;上記オゾン水生成供給手段は、上記供給配管と並列な分岐配管を介して配設されるオゾン水生成ユニットと、上記供給配管と上記分岐配管とに択一的に純水を流す切換手段と、を備え、洗浄時には、該切換手段の切り換えによって上記純水を上記分岐配管を介して上記オゾン水生成ユニットに流して、上記貯蔵タンクと上記主循環ラインを洗浄する洗浄システムであって;さらに、洗浄時に上記貯蔵タンクと上記主循環ラインを洗浄したオゾン水を排出する排水手段が、上記主循環ラインの下流側に、設けられ;該排水手段は、上記主循環ラインの下流側から分岐部に於て分岐した排水配管と、該排水配管と上記下流側とを連通遮断自在とする第3切換弁と、上記下流側の分岐部と上記貯蔵タンクとを連通遮断自在とする第4切換弁と、を備え;使用時には、上記第3切換弁が遮断状態になると共に上記第4切換弁が連通状態となり;洗浄時には、上記第3切換弁が連通状態となると共に上記第4切換弁が遮断状態になるように、切換自在に構成されている。
また、水が供給される純水配管・タンクラインの上流側に、上記純水からオゾン水を生成すると共に該オゾン水を上記配管・タンクラインに供給するオゾン水生成供給手段が、取り付けられ;上記配管・タンクラインは、純水が供給される供給配管と、該供給配管の下流側に接続される貯蔵タンクと、該貯蔵タンクに上流側と下流側が連結する環状の主循環ラインと、を備え;上記オゾン水生成供給手段は、上記供給配管と並列な分岐配管を介して配設されるオゾン水生成ユニットと、上記供給配管と上記分岐配管とに択一的に純水を流す切換手段と、を備え上記切換手段は、上記オゾン水生成ユニット装置の上流側・下流側と上記供給配管上の2箇所の分岐部とを連通遮断自在とする第1切換弁と、上記供給配管を上記分岐部間に於て連通遮断自在とする第2切換弁と、を備え;上記配管・タンクラインの使用時には、上記第1切換弁が遮断状態になると共に上記第2切換弁が連通状態となり;洗浄時には、上記第1切換弁が連通状態となると共に上記第2切換弁が遮断状態になって;上記純水を上記分岐配管を介して上記オゾン水生成ユニットに流して、上記貯蔵タンクと上記主循環ラインを洗浄する洗浄システムであって;さらに、洗浄時に上記貯蔵タンクと上記主循環ラインを洗浄したオゾン水を排出する排水手段が、上記主循環ラインの下流側に、設けられ;該排水手段は、上記主循環ラインの下流側から分岐部に於て分岐した排水配管と、該排水配管と上記下流側とを連通遮断自在とする第3切換弁と、上記下流側の分岐部と上記貯蔵タンクとを連通遮断自在とする第4切換弁と、を備え;使用時には、上記第3切換弁が遮断状態になると共に上記第4切換弁が連通状態となり;洗浄時には、上記第3切換弁が連通状態となると共に上記第4切換弁が遮断状態になるように、切換自在に構成されている。
また、上記主循環ラインの下流側に於ける上記オゾン水のオゾン濃度が一定値になった状態で一定時間保持されるまで、上記貯蔵タンクと上記主循環ラインに上記オゾン水が供給される。
本発明は、次のような著大な効果を奏する。
製造ラインで使用する純水をそのまま利用してオゾン水を生成することができ、全ての純水配管・タンクラインを一度に洗浄することができる。
また、オゾン水の殺菌・脱臭力は非常に大きいので、上記配管・タンクラインを確実に清潔にすることができ、洗浄時間も短縮できる。そして、洗浄水の量も少なく済み、コストも抑えられる。
また、オゾンは数時間で酸素に戻る物質であり、配管・タンクライン内に洗浄薬剤としての残留性が無く、洗浄後のオゾン水を一般排水路等に排出しても(塩素系洗浄水のような)2次公害の虞れがないため、環境対策としても好都合である。
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
図1,図2に示すように、本発明に係る洗浄システムは、使用時純水が供給される既存の(又は新設の)配管・タンクライン1の上流側10に、純水からオゾン水を生成すると共にオゾン水を配管・タンクライン1に供給するオゾン水生成供給手段6が、取り付けられているものである。
具体的には、上記配管・タンクライン1は、(図示省略の)純水製造(供給)設備から受けた純水を供給する供給配管3と、供給配管3の下流側に接続される貯蔵タンク4と、貯蔵タンク4に上流側2aと下流側2bが連結する環状の主循環ライン2と、を備えるものである。
この主循環ライン2は、上流側12aと下流側12bとが貯蔵タンク4に接続される環状の主循環配管12と、主循環配管12に設けられ純水を上流側12aから下流側12bへ送るポンプPと、主循環配管12に設けられ純水の殺菌を行うUV流水装置17と、主循環配管12の複数箇所に分岐状に付設されUV流水装置17で殺菌された純水を取り出し可能とする分岐配管18…及び止水弁19…と、を備える。主循環配管12の上流側12aは貯蔵タンク4の底面に接続され、下流側12bは貯蔵タンク4の上面や側面上部に接続される。
そして、上記オゾン水生成供給手段6は、供給配管3と並列な分岐配管9を介して配設されるオゾン水生成ユニット25と、供給配管3と分岐配管9とに択一的に純水を流す切換手段13と、を備える。オゾン水生成ユニット25は、オゾンガスを発生するオゾン発生装置7と、純水とオゾンガスからオゾン水を生成するミキシング装置8と、から成る。
ここで、3a,3bは、分岐配管9の両端が、供給配管3から分岐する2箇所の分岐部である。
切換手段13は、オゾン水生成ユニット装置25の上流側・下流側と上記2箇所の分岐部3a,3bとを連通遮断自在とする2つの第1切換弁V1 ,V1 と、供給配管3を2箇所の分岐部3a,3b間に於て連通遮断自在とする第2切換弁V2 と、から成る。
また、配管・タンクライン1は、配管・タンクライン1を洗浄した後のオゾン水を排出するための排水手段16が、取り付けられる。
具体的には、排水手段16は、主循環配管12の下流側12bの分岐部20に於て主循環配管12から分岐する排水配管23と、排水配管23と上記下流側12bとを連通遮断自在とする第3切換弁V3 と、上記分岐部20と貯蔵タンク4とを連通遮断自在とする第4切換弁V4 と、を備え、排水配管23は、図示省略の一般排水路等に接続される。
また、主循環配管12は、洗浄したオゾン水の濃度を測定するオゾン濃度測定装置(洗浄監視装置)5が、下流側12bの近傍に分岐して取り付けられる。
第1・第2切換弁V1 ,V2 及び第3・第4切換弁V3 ,V4 は、ソレノイドバルブ等から成り、夫々の切換弁の駆動部とオゾン濃度測定装置5とが、図示省略の制御配線で電気的に接続される。
次に、使用時と洗浄時について説明する。
まず、図1に於て、純水配管・タンクライン1の使用時は、両第1切換弁V1 ,V1 と第3切換弁V3 は遮断(閉)状態で、かつ、第2切換弁V2 と第4切換弁V4 は連通(開)状態である。
図示省略の純水製造設備から供給される純水は、矢印Fのように、供給配管3を流れて貯蔵タンク4に流入する。貯蔵タンク4で一旦貯蔵された純水は、主循環ライン2へ流れてUV流水装置17で紫外線殺菌され、ポンプPにより主循環配管12内を流れる。そして、各使用場所で止水弁19…を開いて、各分岐配管18…から矢印fのように純水を出して使用する。残りの純水は、第4切換弁V4 を介して、貯蔵タンク4へ戻る。
次に、図2,図4に於て、上記貯蔵タンク4と主循環ライン2を洗浄する洗浄システムの作動について説明すると、洗浄開始時間t0 に、両第1切換弁V1 ,V1 と第3切換弁V3 を連通(開)状態に切り換え、かつ、第2切換弁V2 と第4切換弁V4 を遮断(閉)状態に切り換える。
そして、使用時と同様に、純水が図示省略の純水製造設備から供給され、矢印Fのように供給配管3の分岐部3aを経由して分岐配管9へ流れる。そして、オゾン水生成ユニット25に於て、オゾン発生装置7で生成されたオゾンガスと、純水とから、ミキシング装置8で約5ppm のオゾン水が生成され、分岐部3bを経由して、貯蔵タンク4に流入する。
そして、オゾン水は、貯蔵タンク4から主循環ライン2の主循環配管12へ流れて、ポンプPにより上流側12aから下流側12bに流れて洗浄し、排水配管23から排出する。
このようなオゾン水が流れる過程に於て、貯蔵タンク4内部,主循環配管12内,ポンプP・UV流水装置17等の機械類の内部等の製造ラインが、オゾン水の殺菌・脱臭力により、脱臭漂白・除菌・ヌメリ除去等の洗浄をされる。
図4は、上記洗浄過程に於て、オゾン濃度測定装置5によって測定されたオゾン水のオゾン濃度と、時間の関係を示すグラフ図である。この図4に示すように、洗浄開始直後は、オゾン水は、配管・タンクライン1内の微生物,汚れ,臭気のスケール等を活発に分解し、オゾンが消耗するため、オゾン濃度は低い。
時間の経過と共に洗浄が進み、分解が不活発になっていくと、オゾン濃度が上昇していき、そして一定値Xのまま変化しなくなる。t1 は、オゾン濃度が一定値Xになるときの洗浄時間である。また、このオゾン濃度の一定値Xは、 0.5乃至 1.0ppm 程度である。
そして、オゾン濃度が一定値Xとなった時間t1 から、一定時間、オゾン水をさらに流す。t2 は、オゾン濃度が一定値Xのまま時間t1 から一定時間経過して、洗浄が終了するときの時間である。
ここで、主循環ライン2内及び貯蔵タンク4内のオゾン水のオゾン濃度が一定である時間(時間t1 とt2 の間隔)を、20分間乃至30分間とする。20分間未満であると、配管・タンクライン1内に汚れが残ってしまう虞れがあり、30分間超過であると、コスト・時間の無駄である。
そして、洗浄が終了したら、両第1切換弁V1 ,V1 が遮断状態に切り換わり、貯蔵タンク4内・主循環ライン2内の洗浄後のオゾン水が、全て排水配管23から排出される。
この排出が終了したら、第3切換弁V3 が遮断状態に切り換わると共に、第2切換弁V2 と第4切換弁V4 が連通状態に切り換わり、使用可能な状態になる。
洗浄開始時間t0 から洗浄終了の時間t2 までの時間間隔は、1時間乃至2時間となるのが望ましい。
オゾンは、数時間で酸素に戻る物質であり、(塩素系洗浄水のような)2次公害の虞れがない上に、配管・タンクライン1内を洗浄し直す必要がない。
以上のように、本発明洗浄システムは、水が供給される純水配管・タンクライン1の上流側10に、上記純水からオゾン水を生成すると共に該オゾン水を上記配管・タンクライン1に供給するオゾン水生成供給手段6が、取り付けられ、上記配管・タンクライン1は、純水が供給される供給配管3と、該供給配管3の下流側に接続される貯蔵タンク4と、該貯蔵タンク4に上流側2aと下流側2bが連結する環状の主循環ライン2と、を備え、上記オゾン水生成供給手段6は、上記供給配管3と並列な分岐配管9を介して配設されるオゾン水生成ユニット25と、上記供給配管3と上記分岐配管9とに択一的に純水を流す切換手段13と、を備え、洗浄時には、該切換手段13の切り換えによって上記純水を上記分岐配管9を介して上記オゾン水生成ユニット25に流して、上記貯蔵タンク4と上記主循環ライン2を洗浄する洗浄システムであって、さらに、洗浄時に上記貯蔵タンク4と上記主循環ライン2を洗浄したオゾン水を排出する排水手段16が、上記主循環ライン2の下流側2bに、設けられ、該排水手段16は、上記主循環ライン2の下流側2bから分岐部20に於て分岐した排水配管23と、該排水配管23と上記下流側2bとを連通遮断自在とする第3切換弁V 3 と、上記下流側2bの分岐部20と上記貯蔵タンク4とを連通遮断自在とする第4切換弁V 4 と、を備え、使用時には、上記第3切換弁V 3 が遮断状態になると共に上記第4切換弁V 4 が連通状態となり、洗浄時には、上記第3切換弁V 3 が連通状態となると共に上記第4切換弁V 4 が遮断状態になるように、切換自在に構成されているので、製造時に使用する純水をそのまま利用して、貯蔵タンク4と主循環ライン2を一度に洗浄することができる。また、オゾン水の殺菌・脱臭力は非常に大きいので、配管・タンクライン1を確実に清潔にすることができ、洗浄時間も短縮できる。そして、洗浄水の量が少なく済むので、コストも抑えることができる。
また、切換手段13を切り換えるだけで、容易に、純水からオゾン水を生成し、配管・タンクラインに供給することができる。
さらに、洗浄作業をしようとする度に、主循環ライン2を貯蔵タンク4から分離し、洗浄液や、洗浄液を流入させるポンプ・配管等を準備する、といった面倒な作業をする必要が無い。よって、頻繁に(例えば、毎日)洗浄を行うことも可能である。
さらに、オゾンは数時間で酸素に戻る物質であり、配管・タンクライン1内に洗浄薬剤としての残留性が無く、洗浄後のオゾン水を一般排水路等に排出しても(塩素系洗浄水のような)2次公害の虞れがないため、環境対策としても好都合である。
さらに、洗浄時に貯蔵タンク4と主循環ライン2を洗浄したオゾン水を排出する排水手段16が、取り付けられ、排水手段16は、主循環ライン2の下流側2bから分岐部20に於て分岐した排水配管23と、排水配管23と下流側2bとを連通遮断自在とする第3切換弁V3 と、下流側2bの分岐部20と貯蔵タンク4とを連通遮断自在とする第4切換弁V4 と、を備え、使用時には、第3切換弁V3 が遮断状態になると共に第4切換弁V4 が連通状態となり、洗浄時には、第3切換弁V3 が連通状態となると共に第4切換弁V4 が遮断状態になるように、切換自在に構成されているので、配管・タンクライン1を、洗浄する状態と、使用する状態とに、容易に切り換えられる。さらに、保守点検も容易である。
また、上記切換手段13は、上記オゾン水生成ユニット装置25の上流側・下流側と上記供給配管3上の2箇所の分岐部3a,3bとを連通遮断自在とする第1切換弁V 1 ,V 1 と、上記供給配管3を上記分岐部3a,3b間に於て連通遮断自在とする第2切換弁V 2 と、を備え、上記配管・タンクライン1の使用時には、上記第1切換弁V 1 ,V 1 が遮断状態になると共に上記第2切換弁V 2 が連通状態となり、洗浄時には、上記第1切換弁V 1 ,V 1 が連通状態となると共に上記第2切換弁V 2 が遮断状態になって、純水を分岐配管9を介してオゾン水生成ユニット25に流して、貯蔵タンク4と主循環ライン2を洗浄する洗浄システムであるので、洗浄時と使用時の相互の切り換えが容易に行い得る。
また、主循環ライン2の下流側2bに於けるオゾン水のオゾン濃度が一定値になった状態で一定時間保持されるまで、上記貯蔵タンク4と上記主循環ライン2にオゾン水が供給されるので、貯蔵タンク4内と上記主循環ライン2内を、確実に、殺菌・脱臭し、ヌメリ等も除去できる
本発明に係る洗浄システムの実施の一形態を示す使用時の説明図である。 本発明に係る洗浄システムの実施の一形態を示す洗浄時の説明図である。 従来の洗浄システムを示す説明図である。 時間とオゾン濃度の関係を示すグラフ図である。
符号の説明
1 配管・タンクライン
2 主循環ライン
2a 上流側
2b 下流側
3 供給配管
3a,3b 分岐部
4 貯蔵タンク
6 オゾン水生成供給手段
9 分岐配管
10 上流側
13 切換手段
16 排水手段
20 分岐部
23 排水配管
25 オゾン水生成ユニット
1 第1切換弁
2 第2切換弁
3 第3切換弁
4 第4切換弁

Claims (3)

  1. 水が供給される純水配管・タンクライン(1)の上流側(10)に、上記純水からオゾン水を生成すると共に該オゾン水を上記配管・タンクライン(1)に供給するオゾン水生成供給手段(6)が、取り付けられ、
    上記配管・タンクライン(1)は、純水が供給される供給配管(3)と、該供給配管(3)の下流側に接続される貯蔵タンク(4)と、該貯蔵タンク(4)に上流側(2a)と下流側(2b)が連結する環状の主循環ライン(2)と、を備え、
    上記オゾン水生成供給手段(6)は、上記供給配管(3)と並列な分岐配管(9)を介して配設されるオゾン水生成ユニット(25)と、上記供給配管(3)と上記分岐配管(9)とに択一的に純水を流す切換手段(13)と、を備え、洗浄時には、該切換手段(13)の切り換えによって上記純水を上記分岐配管(9)を介して上記オゾン水生成ユニット(25)に流して、上記貯蔵タンク(4)と上記主循環ライン(2)を洗浄する洗浄システムであって、
    さらに、洗浄時に上記貯蔵タンク(4)と上記主循環ライン(2)を洗浄したオゾン水を排出する排水手段(16)が、上記主循環ライン(2)の下流側(2b)に、設けられ、 該排水手段(16)は、上記主循環ライン(2)の下流側(2b)から分岐部(20)に於て分岐した排水配管(23)と、該排水配管(23)と上記下流側(2b)とを連通遮断自在とする第3切換弁(V 3 )と、上記下流側(2b)の分岐部(20)と上記貯蔵タンク(4)とを連通遮断自在とする第4切換弁(V 4 )と、を備え、
    使用時には、上記第3切換弁(V 3 )が遮断状態になると共に上記第4切換弁(V 4 )が連通状態となり、
    洗浄時には、上記第3切換弁(V 3 )が連通状態となると共に上記第4切換弁(V 4 )が遮断状態になるように、切換自在に構成されたことを特徴とする洗浄システム。
  2. 水が供給される純水配管・タンクライン(1)の上流側(10)に、上記純水からオゾン水を生成すると共に該オゾン水を上記配管・タンクライン(1)に供給するオゾン水生成供給手段(6)が、取り付けられ、
    上記配管・タンクライン(1)は、純水が供給される供給配管(3)と、該供給配管(3)の下流側に接続される貯蔵タンク(4)と、該貯蔵タンク(4)に上流側(2a)と下流側(2b)が連結する環状の主循環ライン(2)と、を備え、
    上記オゾン水生成供給手段(6)は、上記供給配管(3)と並列な分岐配管(9)を介して配設されるオゾン水生成ユニット(25)と、上記供給配管(3)と上記分岐配管(9)とに択一的に純水を流す切換手段(13)と、を備え
    上記切換手段(13)は、上記オゾン水生成ユニット装置(25)の上流側・下流側と上記供給配管(3)上の2箇所の分岐部 (3a)(3b) とを連通遮断自在とする第1切換弁 (V 1 )(V 1 ) と、上記供給配管(3)を上記分岐部 (3a)(3b) 間に於て連通遮断自在とする第2切換弁(V 2 )と、を備え、
    上記配管・タンクライン(1)の使用時には、上記第1切換弁 (V 1 )(V 1 ) が遮断状態になると共に上記第2切換弁(V 2 )が連通状態となり、
    洗浄時には、上記第1切換弁 (V 1 )(V 1 ) が連通状態となると共に上記第2切換弁(V 2 )が遮断状態になって、
    上記純水を上記分岐配管(9)を介して上記オゾン水生成ユニット(25)に流して、上記貯蔵タンク(4)と上記主循環ライン(2)を洗浄する洗浄システムであって、
    さらに、洗浄時に上記貯蔵タンク(4)と上記主循環ライン(2)を洗浄したオゾン水を排出する排水手段(16)が、上記主循環ライン(2)の下流側(2b)に、設けられ、 該排水手段(16)は、上記主循環ライン(2)の下流側(2b)から分岐部(20)に於て分岐した排水配管(23)と、該排水配管(23)と上記下流側(2b)とを連通遮断自在とする第3切換弁(V 3 )と、上記下流側(2b)の分岐部(20)と上記貯蔵タンク(4)とを連通遮断自在とする第4切換弁(V 4 )と、を備え、
    使用時には、上記第3切換弁(V 3 )が遮断状態になると共に上記第4切換弁(V 4 )が連通状態となり、
    洗浄時には、上記第3切換弁(V 3 )が連通状態となると共に上記第4切換弁(V 4 )が遮断状態になるように、切換自在に構成されたことを特徴とする洗浄システム。
  3. 上記主循環ライン(2)の下流側(2b)に於ける上記オゾン水のオゾン濃度が一定値になった状態で一定時間保持されるまで、上記貯蔵タンク(4)と上記主循環ライン(2)に上記オゾン水が供給される請求項1又は2記載の洗浄システム。
JP2003425188A 2003-12-22 2003-12-22 洗浄システム Expired - Lifetime JP3929438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003425188A JP3929438B2 (ja) 2003-12-22 2003-12-22 洗浄システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003425188A JP3929438B2 (ja) 2003-12-22 2003-12-22 洗浄システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005177687A JP2005177687A (ja) 2005-07-07
JP3929438B2 true JP3929438B2 (ja) 2007-06-13

Family

ID=34785154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003425188A Expired - Lifetime JP3929438B2 (ja) 2003-12-22 2003-12-22 洗浄システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3929438B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5715827B2 (ja) * 2011-01-07 2015-05-13 積水化学工業株式会社 配管の洗浄システム
JP5872364B2 (ja) * 2012-04-03 2016-03-01 株式会社東芝 自動分析装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005177687A (ja) 2005-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101916882B1 (ko) 수처리 장치의 살균세척방법
US20200376416A1 (en) Sanitizing filter system and method for a residential water filtering system
US20220145596A1 (en) Residential grey water recycling system
WO2003086572A1 (en) Multi-process disinfectant delivery control system
JP2013503745A (ja) 浄水システム用スキッド
US20070158278A1 (en) Sand filter cleaning apparatus and method thereof
JP2012528000A5 (ja)
KR20090128785A (ko) 정수기 및 정수기 저수조의 세척방법
US6203714B1 (en) Device for filtering a liquid and method for disinfecting such a device
JP3929438B2 (ja) 洗浄システム
KR101897564B1 (ko) 다수의 탱크를 구비한 수처리기의 살균 방법
US6773582B2 (en) Drinking water treatment system including hydrogen sulfide scrubber using triazine compound and associated methods
JP4783773B2 (ja) 膜ろ過装置の移動式洗浄装置
JP2006255708A (ja) 中空糸膜の逆洗方法及び中空糸膜水処理装置
KR101371037B1 (ko) 정수기
JP2007319801A (ja) 循環浄水装置の洗浄方法及び循環浄水装置
JP5230075B2 (ja) ろ過膜による水処理装置におけるろ過膜の洗浄方法
JP2009011894A (ja) ライン洗浄方法および装置
JPH1119488A (ja) 膜分離装置の洗浄方法
JP2005262149A (ja) 給水管洗浄装置および洗浄方法
JP3823171B2 (ja) 内視鏡洗滌装置
JP7539089B2 (ja) 透析装置の洗浄方法および透析装置洗浄排液の中和装置
JP2005052803A (ja) 製造ラインの内面洗浄方法とその装置
JP2573622B2 (ja) 内視鏡用洗浄消毒装置
KR20180013595A (ko) 직수 정수기의 전극 살균수를 이용한 배관 살균장치 및 배관 살균방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3929438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110316

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110316

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120316

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120316

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130316

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160316

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term