JP3927181B2 - グリッドシステムにおけるジョブ割付方法及びグリッド仲介装置 - Google Patents

グリッドシステムにおけるジョブ割付方法及びグリッド仲介装置 Download PDF

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本発明は、ネットワークに接続された複数のコンピュータの余剰処理能力(余剰リソース)を用いて所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成するグリッドコンピュータシステム(単にグリッドシステムともいう。)に関する。
従来のグリッドシステムでは、余剰リソースを提供する各コンピュータ(以下、リソース計算機という。)に処理能力を測定するためのプログラムを配信し、返却された測定結果から各リソース計算機の処理能力を決定する方法を取っていた(特許文献1参照)。この方法では、該処理能力測定プログラムを実行した時点での、リソース計算機の処理能力を知ることが可能であった。
特開2001−325041号公報
しかし、前記方法では、処理能力測定プログラムを実行した時に、他の処理(文章作成、表計算、動画編集など)を実行していれば、測定結果の処理能力は小さくなる。本来、グリッドシステムは、各ユーザが使用しているリソース計算機の空きリソース(余剰リソース)を利用するシステムであるので、使用可能なリソースの量は刻々と変化し、それに伴ってシステム全体の処理能力は変動するものと考えられる。また、処理能力測定プログラムとして、いわゆるベンチマークプログラム等が用いられる場合が多いが、これと実際に各リソース計算機に割り付けられるジョブとの負荷は必ずしも一致しない。そのため、上記のような処理能力測定プログラムの実行結果のみから処理能力を決定するだけでは、有効なジョブ割付を行うことはできないという問題点があった。
本発明の目的は、リソース計算機の処理能力の動的な変化に応じたジョブの割付を可能とする割付可能なグリッドシステムにおけるジョブ割付方法及びグリッド仲介装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、実際にリソース計算機に割り付けられるデータ処理の内容に応じたジョブの割付を可能とする割付可能なグリッドシステムにおけるジョブ割付方法及びグリッド仲介装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の方法は、余剰リソースを提供する少なくとも2つのリソース計算機と、各リソース計算機とネットワークを介して接続されたグリッド仲介装置とを少なくとも備え、ネットワークはSIONet機能を有し、各リソース計算機及びグリッド仲介装置はネットワークに接続された端末のうちイベントを発すべき端末を特定するグループ化機能と、イベントを発した端末のうち所定の条件に適合する端末を発見する発見機能とから構成されるSIONetの端末機能を有し、グリッド仲介装置が全部又は一部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成する複数のジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成するグリッドシステムに対し、各リソース計算機に事前に配布したデータを利用する所定のデータ処理を行わせる場合のジョブ割付方法であって、グリッド仲介装置が、各リソース計算機にネットワークを介してデータの種別とデータサイズを指定してサンプルジョブを割り付けるステップと、前記サンプルジョブを実行した各リソース計算機からネットワークを介して返送される前記サンプルジョブの実行に要した処理時間を実行結果とともに受領するステップと、前記処理時間とデータサイズとから求められる各リソース計算機における当該データ種別に対する処理能力を、各リソース計算機におけるデータ種別毎の統計情報として直接もしくはネットワークを介してアクセス可能なデータベースに蓄積・管理させるステップと、SIONetの端末機能を用いて遊休状態又は非遊休状態のリソース計算機を問い合わせるイベントを発し、遊休状態又は非遊休状態を表すフィルタを設定した各リソース計算機からの前記イベントに対する応答をSIONetの端末機能を用いて受信し、遊休状態又は非遊休状態のリソース計算機を認識することにより、各リソース計算機の状態が遊休であるか非遊休であるかを判定するステップと、該判定結果を、各リソース計算機の遊休状態/非遊休状態を表す計算機状態情報として前記データベースに蓄積・管理させるステップと、サービス利用者端末からの所定のデータ処理の依頼をデータ種別とともにネットワークを介して受け付けるステップと、記データベースに蓄積された各リソース計算機におけるデータ種別毎の統計情報及び各リソース計算機における計算機状態情報に基づき、遊休状態のリソース計算機のうちで、依頼されたデータ処理のデータ種別について、記録された処理能力の最大値が最も高い、あるいは記録された最新の処理能力が最も高い、あるいは記録された処理能力の平均値が最も高い、少なくとも1つのリソース計算機を選択するステップと、該選択したリソース計算機にネットワークを介してデータ種別とデータサイズを含むジョブを割り付けるステップと、前記ジョブを実行したリソース計算機からネットワークを介して返送される前記ジョブの実行に要した処理時間を実行結果とともに受領するステップと、前記処理時間とデータサイズとから求められるリソース計算機における処理能力を、当該リソース計算機におけるデータ種別毎の統計情報として前記データベースに追加して蓄積・管理させるステップを行うことを特徴とする。
また、本発明の装置は、余剰リソースを提供する少なくとも2つのリソース計算機と、各リソース計算機とネットワークを介して接続されたグリッド仲介装置とを少なくとも備え、ネットワークはSIONet機能を有し、各リソース計算機及びグリッド仲介装置はネットワークに接続された端末のうちイベントを発すべき端末を特定するグループ化機能と、イベントを発した端末のうち所定の条件に適合する端末を発見する発見機能とから構成されるSIONetの端末機能を有し、グリッド仲介装置が全部又は一部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成する複数のジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成するグリッドシステムにおけるグリッド仲介装置であって、各リソース計算機にネットワークを介してデータの種別とデータサイズを指定してサンプルジョブを割り付けるとともに、前記サンプルジョブを実行した各リソース計算機からネットワークを介して返送される前記サンプルジョブの実行に要した処理時間を実行結果とともに受領する手段と、SIONetの端末機能を用いて遊休状態又は非遊休状態のリソース計算機を問い合わせるイベントを発し、遊休状態又は非遊休状態を表すフィルタを設定した各リソース計算機からの前記イベントに対する応答をSIONetの端末機能を用いて受信し、遊休状態又は非遊休状態のリソース計算機を認識することにより、各リソース計算機の状態が遊休であるか非遊休であるかを判定する手段と、受領した処理時間とその時のデータサイズ及びデータ種別とから求められるリソース計算機における当該データ種別に対する処理能力を、各リソース計算機におけるデータ種別毎の統計情報として直接もしくはネットワークを介してアクセス可能なデータベースに蓄積・管理させるとともに、前記判定結果を、各リソース計算機の遊休状態/非遊休状態を表す計算機状態情報として前記データベースに蓄積・管理させる手段と、サービス利用者端末からの所定のデータ処理の依頼をデータ種別とともにネットワークを介して受け付ける手段と、記データベースに蓄積された各リソース計算機におけるデータ種別毎の統計情報及び各リソース計算機における計算機状態情報に基づき、遊休状態のリソース計算機のうちで、依頼されたデータ処理のデータ種別について、記録された処理能力の最大値が最も高い、あるいは記録された最新の処理能力が最も高い、あるいは記録された処理能力の平均値が最も高い、少なくとも1つのリソース計算機を選択する手段と、該選択したリソース計算機にネットワークを介してデータ種別とデータサイズを含むジョブを割り付ける手段と、前記ジョブを実行したリソース計算機からネットワークを介して返送される前記ジョブの実行に要した処理時間を実行結果とともに受領する手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ジョブ実行に適したリソース計算機に割り付けることで短時間での処理が可能となり、これによって、サービス利用者端末は処理結果を早く得ることが可能となる。また、グリッド仲介装置はより多くのジョブをこなすことが可能となり、従量課金であれば、多くの収入を得ることが可能となる。また、リソース計算機は、グリッドシステムにとられる時間を少なくすることが可能となる。各リソース計算機の処理能力がわかることによって、グリッド仲介装置もしくはサービス利用者端末側で結果応答までの時間を予測可能となり、グリッド仲介装置はジョブのスケジューリングが可能となり、リソース計算機の有効活用が可能となる。
本発明を実施するための最良の形態は、複数のリソース計算機とグリッド仲介装置とこれらを接続するネットワークとからなるグリッドシステムにおいて、該グリッド仲介装置が、各リソース計算機に実際のデータ処理に対応したサンプルジョブをデータ種別とデータサイズを指定して割り付けて実行させ、その実行に要した処理時間とデータサイズとから各リソース計算機における当該データ種別に対する処理能力を求めてデータベースに蓄積・管理し、サービス利用者からデータ種別を指定した所定のデータ処理の依頼を受け付けると、該所定のデータ処理のデータ種別と前記蓄積した各リソース計算機におけるデータ種別毎の処理能力とから最適なリソース計算機を選択してジョブを割り付けることにより、実際のデータ処理の内容に応じたジョブの割付を可能とし、また、利用者から依頼されたデータ処理の実行に要した処理時間とデータサイズとから求められるリソース計算機における処理能力をデータベースに追加して蓄積・管理していくことにより、各リソース計算機の最新の処理能力や処理能力の平均値に基づく、動的な処理能力の変化に応じたジョブの割付を可能とする。
図1は本発明に係わるグリッドシステムの実施例を初回のジョブ割付(サンプルジョブ依頼)時の動作とともに、また、図2は本発明に係わるグリッドシステムの実施例を2回目以降のジョブ割付(サービス利用者からのデータ処理依頼)時の動作とともに示すもので、図中、1はネットワーク(常時接続通信網)、2はグリッド仲介装置、3はサービス利用者端末、4,5,6はリソース計算機(端末A,B,C)、21はグリッド仲介装置2の統計情報データベース(DB)である。
また、図3はグリッド仲介装置2の統計情報DB21に格納(構築)される計算機能力テーブルの一例を示すものである。図中、F−1はデータの配布やジョブの割付に使用するリソース計算機のIPアドレス、F−2はリソース計算機の状態(遊休状態か非遊休状態か)、F−3はリソース計算機に配布したデータの種別、F−4は実際のジョブの実行に要した処理時間とデータサイズとから求められるリソース計算機におけるデータ種別毎の処理能力(統計情報)、F−5はF−4の各統計情報に対応するジョブの実施日時を表しており、また、DB−1,DB−2,…は各リソース計算機A,B,…に対応するデータ内容を表している。
図4は本発明の第1の実施例(但し、特許請求の範囲には含まれない。)に対応する動作シーケンスを示すもので、図1、図2、図3及び図4を用いて本発明の第1の実施例を説明する。
まず、図1においては統計情報DB21に計算機能力テーブルを構築する最初の段階(初回)を説明している。なお、各リソース計算機4〜6には、複数のデータ種別のデータが事前に配布されているものとする。
ステップ1としてグリッド仲介装置2は、実際の計算と同等のジョブ(サンプルジョブ)を割り付けることとし、データ種別Xとデータサイズ100MByteを割り付けジョブとして取りあげ、グリッドシステムに参加する全てのリソース計算機(端末)4〜6に依頼転送する。ステップ2では該サンプルジョブを端末4〜6が実行し、端末4は処理時間:20秒、処理能力:5MByte/s、端末5は処理時間:10秒、処理能力:10MByte/s、端末6は処理時間:120秒、処理能力:0.8MByte/s、の統計情報を得る(ステップ3)。
ステップ4でグリッド仲介装置2は各端末4〜6から返却される前記統計情報を実行結果と共に受領する。ステップ5でグリッド仲介装置2は、前記統計情報により統計情報DB21に計算機能力テーブルを構築する。計算機能力テーブルには、図3に示したようにリソース計算機別にデータ種別毎の処理能力が最新データとしてデータベース化され、また、リソース計算機が本来のPC業務や電源断により非遊休状態にあるか、あるいは遊休状態かのリアルタイム状況のデータもデータベース化される。ステップ6でグリッド仲介者装置2が統計情報DB21における計算機能力テーブルの更新と管理を行っている。
図2においては2回目以降の解析依頼の実行状況を説明している。
ステップ7でグリッド仲介者装置2はサービス利用者端末3からのデータ処理の依頼をデータ種別及びデータサイズとともに受信する。ステップ8でグリッド仲介装置2はジョブ割付のデータサイズが50MByteであることとデータ種別を認識し、ステップ9でDB21を検索し、ステップ10で処理に適したリソース計算機として遊休状態にある端末、例えばA4を選ぶ。
ステップ11でグリッド仲介装置2は端末A4にジョブを割り付けて依頼する。ステップ12で端末A4はジョブを実行する。ステップ13でグリッド仲介装置2は端末A4から返却されるジョブの実行結果と統計情報(データサイズと処理時間)を受領する。ステップ14でグリッド仲介装置2は実行結果を取りまとめて解析結果を作成し、ステップ15で該解析結果をサービス利用者端末3に転送する。ステップ16でグリッド仲介装置2は端末A4の統計情報でDB21の更新を行う。
図4で第1の実施例のシーケンスを詳細に説明する。
ステップ1:グリッド仲介装置2はサンプルジョブを割り付けることとし、データ種別Xとデータサイズ100MByteを割り付けジョブとして取りあげ、グリッドシステムに参加するリソース計算機4/A,5/B,6/Cに依頼転送する。
ステップ2:サンプルジョブとしての割り付けジョブを端末4〜6が実行する。
ステップ3:端末4〜6が処理能力(統計情報)を取得する。
ステップ4:グリッド仲介装置2は端末4〜6から返却される統計情報を実行結果と共に受領する。
ステップ5:グリッド仲介装置2は各リソース計算機に対しデータ種別毎に処理能力を設定し、DB21に計算機能力テーブルを構築する。
ステップ6:グリッド仲介装置2は統計情報DB21のリソース処理能力の更新と管理を行う。
ステップ7:グリッド仲介装置2はサービス利用者端末3からの計算処理依頼(データサイズ・種別の提示を含む)を受け付ける。
ステップ8:グリッド仲介装置2は最適なジョブ実行リソース計算機の探索作業を開始する。
ステップ9:グリッド仲介装置2はDB21を探索する。
ステップ10:グリッド仲介装置2は最適なジョブ実行リソース計算機を決定する。
ステップ11:グリッド仲介装置2はリソース計算機4Aに解析依頼を行う。
ステップ12:リソース計算機4Aが該解析の計算を実行する。
ステップ13:グリッド仲介装置2はリソース計算機4Aから返却される実行結果と統計情報(データサイズとデータ種別を含む)を受領する。
ステップ14:グリッド仲介装置2は実行結果をとりまとめて解析結果を作成する。
ステップ15:グリッド仲介装置2はサービス利用者端末3に解析結果を転送する。
ステップ16:グリッド仲介装置2はDB21を更新する。
なお、第1の実施例では、サービス利用者から依頼されたデータ処理を1つのリソース計算機に割り付けた例を示したが、依頼されたデータ処理のデータ種別が複数であったり、データサイズが大きいような場合、グリッド仲介装置2において複数のリソース計算機を選択し、それぞれにデータ種別毎のジョブや分割したジョブを割り付けても良いことはいうまでもない。
また、最適なリソース計算機の選択は、DB21の計算機能力テーブルに基づき、遊休状態のリソース計算機のうちで、依頼されたデータ処理のデータ種別について、記録された処理能力の最大値が最も高いもの、あるいは記録された最新の処理能力が最も高いもの、あるいは記録された処理能力の平均値が最も高いもの、等を選択することによって行われる。また、この際、データ種別毎の処理能力による選択と、計算機状態による選択(遊休状態か非遊休状態かによる選択)との順序は、いずれが先でも後でも良い。
本発明の第2の実施例は、第1の実施例におけるリソース計算機の状態判定を、SIONet(Semantic Information−Oriented Network:意味情報ネットワーク)機能を用いて実現する例を示す。
図5は本発明の第2の実施例に対応するグリッドシステムを示すもので、図中、10はSIONet機能を有するネットワーク(常時接続通信網)、20はSIONetの端末機能を有するグリッド仲介装置、40,50,60はSIONetの端末機能を有するリソース計算機である。
また、図6は各リソース計算機40,50,60のSIONet端末機能により設定されるフィルタ41,51,61の条件の一例を、また、図7はグリッド仲介装置20のSIONet端末機能により発せられるイベントの定義の一例を示すもので、図5、図6及び図7を用いて本発明の第2の実施例を説明する。
グリッド仲介装置20は、遊休状態又は非遊休状態のリソース計算機を問い合わせるイベント、即ちイベントタイプ“リソース計算機”、プロパティ“遊休状態”又は“非遊休状態”を含むイベントをネットワーク10に転送する。
一方、各リソース計算機40〜60は、遊休状態又は非遊休状態を表すフィルタ、即ちイベントタイプ“リソース計算機”、プロパティ“遊休状態”又は“非遊休状態”を含むフィルタが設定されており、“遊休状態”をフィルタ設定したリソース計算機のみが前記イベントに応答し、グリッド仲介装置20は、該応答したリソース計算機のみを遊休状態と判定し、ジョブ割付の検討対象とするものである。なお、イベントによる探索結果のデータは随時、DB21の計算機能力テーブルにおける計算機状態F−2として更新される。
図8は前述した各実施例に対応するグリッド仲介装置の実施例を示すもので、図中、21は統計情報DB、22はデータベース(DB)管理手段、23は計算機状態判定手段、24はサンプルジョブ割付・受領手段、25は処理依頼受付手段、26は計算機選択手段、27は処理要求手段、28は実行結果受領手段である。
統計情報DB21は、前述した如く計算機能力テーブルを保持する。DB管理手段22は、計算機状態判定手段23から渡される計算機状態の判定結果を、各リソース計算機の遊休状態/非遊休状態を表す計算機状態F−2として計算機能力テーブルに蓄積・保存し、また、サンプルジョブ割付・受領手段24及び実行結果受領手段28から渡される処理時間とその時のデータサイズ及びデータ種別とから求められるリソース計算機における当該データ種別に対する処理能力を、各リソース計算機におけるデータ種別毎の統計情報F−4として計算機能力テーブルに蓄積・保存する。
計算機状態判定手段23は、各リソース計算機の状態が遊休であるか非遊休であるかを判定する。ここで、ネットワークがSIONet機能を有し、グリッド仲介装置2が各リソース計算機とともにSIONetの端末機能を有する場合、計算機状態判定手段23は、SIONetの端末機能を用いて遊休状態又は非遊休状態のリソース計算機を問い合わせるイベントを発する手段と、遊休状態又は非遊休状態を表すフィルタを設定した各リソース計算機からの前記イベントに対する応答をSIONetの端末機能を用いて受信し、遊休状態又は非遊休状態のリソース計算機を認識する手段とから構成することができる。
なお、SIONetを実現する機能は、主として、ネットワークに接続された端末のうちイベントを発すべき端末を特定するグループ化機能と、イベントを発した端末のうち所定の条件に適合する端末を発見する発見機能と、条件が適合した端末間で情報を共有する共有機能とから構成されるが、本発明ではそのうちのグループ化機能と発見機能とを用いている。
サンプルジョブ割付・受領手段24は、各リソース計算機にネットワークを介してデータの種別とデータサイズを指定してサンプルジョブを割り付けるとともに、前記サンプルジョブを実行した各リソース計算機からネットワークを介して返送される前記サンプルジョブの実行に要した処理時間を実行結果とともに受領し、該処理時間とその時のデータサイズ及びデータ種別を前記DB管理手段22へ渡す。
処理依頼受付手段25は、サービス利用者端末3からの所定のデータ処理の依頼をデータ種別とともにネットワークを介して受け付ける。
計算機選択手段26は、前記サービス利用者端末3から依頼されたデータ処理のデータ種別と前記統計情報DB21の計算機能力テーブルに蓄積された各リソース計算機におけるデータ種別毎の統計情報及び各リソース計算機における計算機状態情報とを基に、当該所定のデータ処理の実行に適した少なくとも1つのリソース計算機を選択する。
処理要求手段27は、前記選択したリソース計算機にネットワークを介してデータ種別とデータサイズを含むジョブを割り付ける。
実行結果受領手段28は、ジョブを実行したリソース計算機からネットワークを介して返送される前記ジョブの実行に要した処理時間を実行結果とともに受領し、該処理時間とその時のデータサイズ及びデータ種別を前記DB管理手段22へ渡し、さらに、実行結果を取りまとめて解析結果としてサービス利用者端末3へ返却する。
なお、リソース計算機4〜6は、高性能のワークステーションである場合から、いわゆるPC(パーソナルコンピューター)まであって、通常はグリッド計算以外の個別業務なり作業に使用されており、空き時間(遊休時間)にグリッドシステムに使用される。また、SIONetの端末機能を有する場合、SIONetの端末機能を用いて稼働状況に応じた遊休状態又は非遊休状態のフィルタを設定する手段を設けることで、前述したグリッド仲介装置における計算機状態の判定が容易となり、一層効率良くグリッドシステムに参加可能となる。
本発明に係わるグリッドシステムの実施例を初回のデータ処理依頼時の動作とともに示す構成図 本発明に係わるグリッドシステムの実施例を2回目以降のデータ処理依頼時の動作とともに示す構成図 グリッド仲介装置の統計情報データベースに格納される計算機能力テーブルの一例を示す説明図 本発明の第1の実施例に対応する動作シーケンス図 本発明の第2の実施例に対応するグリッドシステムの構成図 第2の実施例におけるフィルタの条件の一例を示す説明図 第2の実施例におけるイベントの定義の一例を示す説明図 本発明に係わるグリッド仲介装置の実施例を示すブロック構成図
符号の説明
1,10:ネットワーク(常時接続通信網)、2,20:グリッド仲介装置、3:サービス利用者端末、4,5,6,40,50,60:リソース計算機、21:統計情報データベース、22:データベース管理手段、23:計算機状態判定手段、24:サンプルジョブ割付・受領手段、25:処理依頼受付手段、26:計算機選択手段、27:処理要求手段、28:実行結果受領手段、41,51,61:SIONetのフィルタ。

Claims (2)

  1. 余剰リソースを提供する少なくとも2つのリソース計算機と、各リソース計算機とネットワークを介して接続されたグリッド仲介装置とを少なくとも備え、ネットワークはSIONet機能を有し、各リソース計算機及びグリッド仲介装置はネットワークに接続された端末のうちイベントを発すべき端末を特定するグループ化機能と、イベントを発した端末のうち所定の条件に適合する端末を発見する発見機能とから構成されるSIONetの端末機能を有し、グリッド仲介装置が全部又は一部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成する複数のジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成するグリッドシステムに対し、各リソース計算機に事前に配布したデータを利用する所定のデータ処理を行わせる場合のジョブ割付方法であって、
    グリッド仲介装置が、
    各リソース計算機にネットワークを介してデータの種別とデータサイズを指定してサンプルジョブを割り付けるステップと、
    前記サンプルジョブを実行した各リソース計算機からネットワークを介して返送される前記サンプルジョブの実行に要した処理時間を実行結果とともに受領するステップと、
    前記処理時間とデータサイズとから求められる各リソース計算機における当該データ種別に対する処理能力を、各リソース計算機におけるデータ種別毎の統計情報として直接もしくはネットワークを介してアクセス可能なデータベースに蓄積・管理させるステップと、
    SIONetの端末機能を用いて遊休状態又は非遊休状態のリソース計算機を問い合わせるイベントを発し、遊休状態又は非遊休状態を表すフィルタを設定した各リソース計算機からの前記イベントに対する応答をSIONetの端末機能を用いて受信し、遊休状態又は非遊休状態のリソース計算機を認識することにより、各リソース計算機の状態が遊休であるか非遊休であるかを判定するステップと、
    該判定結果を、各リソース計算機の遊休状態/非遊休状態を表す計算機状態情報として前記データベースに蓄積・管理させるステップと、
    サービス利用者端末からの所定のデータ処理の依頼をデータ種別とともにネットワークを介して受け付けるステップと、
    記データベースに蓄積された各リソース計算機におけるデータ種別毎の統計情報及び各リソース計算機における計算機状態情報に基づき、遊休状態のリソース計算機のうちで、依頼されたデータ処理のデータ種別について、記録された処理能力の最大値が最も高い、あるいは記録された最新の処理能力が最も高い、あるいは記録された処理能力の平均値が最も高い、少なくとも1つのリソース計算機を選択するステップと、
    該選択したリソース計算機にネットワークを介してデータ種別とデータサイズを含むジョブを割り付けるステップと、
    前記ジョブを実行したリソース計算機からネットワークを介して返送される前記ジョブの実行に要した処理時間を実行結果とともに受領するステップと、
    前記処理時間とデータサイズとから求められるリソース計算機における処理能力を、当該リソース計算機におけるデータ種別毎の統計情報として前記データベースに追加して蓄積・管理させるステップを行う
    ことを特徴とするグリッドシステムにおけるジョブ割付方法。
  2. 余剰リソースを提供する少なくとも2つのリソース計算機と、各リソース計算機とネットワークを介して接続されたグリッド仲介装置とを少なくとも備え、ネットワークはSIONet機能を有し、各リソース計算機及びグリッド仲介装置はネットワークに接続された端末のうちイベントを発すべき端末を特定するグループ化機能と、イベントを発した端末のうち所定の条件に適合する端末を発見する発見機能とから構成されるSIONetの端末機能を有し、グリッド仲介装置が全部又は一部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成する複数のジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成するグリッドシステムにおけるグリッド仲介装置であって、
    各リソース計算機にネットワークを介してデータの種別とデータサイズを指定してサンプルジョブを割り付けるとともに、前記サンプルジョブを実行した各リソース計算機からネットワークを介して返送される前記サンプルジョブの実行に要した処理時間を実行結果とともに受領する手段と、
    SIONetの端末機能を用いて遊休状態又は非遊休状態のリソース計算機を問い合わせるイベントを発し、遊休状態又は非遊休状態を表すフィルタを設定した各リソース計算機からの前記イベントに対する応答をSIONetの端末機能を用いて受信し、遊休状態又は非遊休状態のリソース計算機を認識することにより、各リソース計算機の状態が遊休であるか非遊休であるかを判定する手段と、
    受領した処理時間とその時のデータサイズ及びデータ種別とから求められるリソース計算機における当該データ種別に対する処理能力を、各リソース計算機におけるデータ種別毎の統計情報として直接もしくはネットワークを介してアクセス可能なデータベースに蓄積・管理させるとともに、前記判定結果を、各リソース計算機の遊休状態/非遊休状態を表す計算機状態情報として前記データベースに蓄積・管理させる手段と、
    サービス利用者端末からの所定のデータ処理の依頼をデータ種別とともにネットワークを介して受け付ける手段と、
    記データベースに蓄積された各リソース計算機におけるデータ種別毎の統計情報及び各リソース計算機における計算機状態情報に基づき、遊休状態のリソース計算機のうちで、依頼されたデータ処理のデータ種別について、記録された処理能力の最大値が最も高い、あるいは記録された最新の処理能力が最も高い、あるいは記録された処理能力の平均値が最も高い、少なくとも1つのリソース計算機を選択する手段と、
    該選択したリソース計算機にネットワークを介してデータ種別とデータサイズを含むジョブを割り付ける手段と、
    前記ジョブを実行したリソース計算機からネットワークを介して返送される前記ジョブの実行に要した処理時間を実行結果とともに受領する手段とを備えた
    ことを特徴とするグリッド仲介装置。
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