JP3924882B2 - 加熱装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、焦電型赤外線センサ搭載の加熱装置、特にセンサの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4をもとに従来例について説明する。図4は、従来の焦電型赤外線センサ搭載の加熱装置のセンサ部の要部断面図である。加熱室1の上部にセンサ取り付け板2に取り付けられた赤外線センサ3を設け、加熱室1で加熱された食品から放射される赤外線が加熱室1の上部に設けた通過孔4とセンサ取り付け板2に設けた通過孔5を通り赤外線センサ3にて検出する構成になっており、通過孔4,5の通過した赤外線をモータ6の軸7に固定板8にて固定されたチョッパー9を回転させて断続的に遮断し、赤外線センサ3が食品からの赤外線を検出する。また、チョッパー9の回転や位置検出する位置センサ10を設けて、赤外線センサ3が検出している赤外線が食品からかチョッパー9からかを判定をし、食品の温度を検知する構成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような図4に示す従来例のセンサの構造では、モータ6の軸7のがたつきにより、チョッパー9が安定して回転をせず赤外線センサ3や位置センサ10との間に大きな隙間を設けることが必要になると共に、チョッパー9の赤外線検出時に赤外線センサ3が発生する電圧が安定しないという課題を有していた。
【0004】
さらに、赤外線センサ3の非動作時にチョッパー9を赤外線センサ3と通過孔4,5を遮る状態で止めても、赤外線センサ3とチョッパー9との間の大きな隙間から蒸発が進入し赤外線センサ3が汚れるという課題も有していた。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するもので、チョッパーがモータの軸のがたつきの影響を無くすことにより、チョッパー先端部の振れを小さくし安定した回転を行える構造を提供する。また安定した回転のチョッパーと赤外線センサの間に仕切り板を設けることにより蒸気の進入を防ぎ赤外線センサの汚れを抑える。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、センサ取り付け板にチョッパーを受けるチョッパー受けを設け、モータの軸に固定せず回転のみ伝わり、かつ前記チョッパー受けの上を前記チョッパーが滑りながら回ることにより、モータの軸の影響を受けずに安定した回転をすることかできるようにしたものである。
【0007】
また上記発明によれば、前記チョッパーが安定して回転をするため、前記チョッパーと赤外線センサの間の仕切り板を設けることが可能になり、蒸気の進入を抑えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明は、食品を収納する加熱室と、この加熱室内の食品を加熱するための加熱手段と、前記加熱室に通過孔を介して結合されたセンサ取付板と前記食品から放射される赤外線を検出するための焦電型の赤外線センサと、赤外線を断続的に遮断するチョッパーと、前記チョッパーを回転させるモータと前記センサ取付板に取付けた前記チョッパーを受けるチョッパー受けと、前記チョッパーの回転や位置検出する位置センサを備え、前記チョッパーは前記モータの軸に固定せず回転のみ伝わり、かつ前記チョッパー受けの上を滑りながら回転できる構成にしたものである。
【0009】
そして、チョッパーをモータの軸に固定せずに回転をさせ、センサ取り付け板に前記チョッパーを受けるチョッパー受けを設け、前記チョッパー受けの上を前記チョッパーが滑りながら回ることにより、モータの軸のがたつきの影響を受けずに安定した回転ができ、センサーは安定した検知ができる。
【0010】
また前記形態に加えて赤外線センサとチョッパーの間に仕切り板を設け、センサの非動作時に蒸気や汚れの進入を防止するものである。
【0011】
そしてチョッパーが安定して回転するため、チョッパーと赤外線センサの間に仕切り板を設けることにより、蒸気の進入を抑えることができる。
【0012】
【実施例】
(実施例)
本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0013】
図3は、焦電型赤外線センサ搭載の加熱装置の要部断面図である。加熱室21の上部の通過孔25とセンサ取り付け板22の通過孔26を合致させて結合したセンサー取付板22に取り付けられた赤外線センサ23を設け、加熱室21で加熱された食品24から放射される赤外線が加熱室21の上部に設けた通過孔25とセンサ取り付け板22に設けた通過孔26を通り赤外線センサ23にて検出する。通過孔26を通過した赤外線をモータ27の軸28により回転されたチョッパー29にて断続的に遮断し、赤外線センサ23が赤外線を検出する構成になっている。尚、図1,図2は、センサ部の要部断面図である。
【0014】
図1に示すようにチョッパー29をモータ27の軸28は固定せずに回転のみを伝え、センサ取り付け板22にチョッパー29を受けるチョッパー受け30を設け、チョッパー受け30の上をチョッパー29が滑りながら回ることにより、モータ27の軸28のがたつきの影響を受けずに安定した回転ができることにより、チョッパー29と赤外線センサ23との隙間を小さくすることができ、チョッパー29の赤外線検出時に赤外線センサ23が発生する電圧が安定する。また、チョッパー29の回転や位置検出用の位置センサ31との隙間も小さくすることができ、センサ部全体の小型化ができる。
【0015】
図2は、図1で実現した安定した回転により、赤外線センサ23とチョッパー29の間に、仕切り板32を設けることによりセンサの非動作時にチョッパー29を赤外線センサ23と通過孔26を遮る状態で停止させることにより、チョッパー29と仕切り板32の隙間が小さくなるため蒸気の進入を防ぐことができ、赤外線センサ23の汚れを抑えることができる。
【0016】
【発明の効果】
以上の様に本発明のセンサの構成によればチョッパーがモータの軸の影響を受けずに安定した回転をすることにより、安定した赤外線の検出と不必要に隙間を大きくすることなくセンサ部全体の小型化、小スペース化が可能になる。仕切り板を設けることにより蒸気の進入を防ぐことができ、赤外線センサの汚れを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に於ける加熱装置のセンサ部の要部断面図
【図2】同センサ部の要部断面図
【図3】同加熱装置の要部断面図
【図4】従来の実施例における加熱装置のセンサ部の要部断面図
【符号の説明】
21 加熱室
22 センサ取り付け板
23 赤外線センサ
25,26 通過孔
27 モータ
28 軸
29 チョッパー
30 チョッパー受け
31 位置センサ
Claims (2)
- 食品を収納する加熱室と、この加熱室内の食品を加熱するための加熱手段と、前記加熱室に通過孔を介して結合されたセンサ取付板と前記食品から放射される赤外線を検出するための焦電型の赤外線センサと、赤外線を断続的に遮断するチョッパーと、前記チョッパーを回転させるモータと前記センサ取付板に取付けた前記チョッパーを受けるチョッパー受けと、前記チョッパーの回転や位置検出する位置センサを備え、前記チョッパーは前記モータの軸に固定せず回転のみ伝わり、かつ前記チョッパー受けの上を滑りながら回転できる構成にした加熱装置。
- 赤外線センサとチョッパーの間に仕切り板を設け、センサの非動作時に蒸発や汚れの進入を防止することを特徴とする請求項1記載の加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35263097A JP3924882B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35263097A JP3924882B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11185952A JPH11185952A (ja) | 1999-07-09 |
JP3924882B2 true JP3924882B2 (ja) | 2007-06-06 |
Family
ID=18425365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35263097A Expired - Fee Related JP3924882B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3924882B2 (ja) |
-
1997
- 1997-12-22 JP JP35263097A patent/JP3924882B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11185952A (ja) | 1999-07-09 |
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