JP3924417B2 - 記録媒体駆動用スピンドルモータ及びその製法 - Google Patents

記録媒体駆動用スピンドルモータ及びその製法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、おもり体により回転バランスが調整された記録媒体駆動用スピンドルモータ及びその製法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
スピンドルモータの回転バランスを調整するために、例えば特開平7−85580に開示されるスピンドルモータのように、軸受及び磁性流体シールを保持する部材(ブッシュ)における外部側の面にネジ孔を設け、このネジ孔に重りを螺合取付する構成が知られている。
【0003】
しかしながら、昨今、スピンドルモータはますます小型化され、回転バランス修正用の構造を形成することが可能な部材を見出すことが困難な状況になりつつある。
【0004】
このような状況下にあっても、スピンドルモータの高速化が進むにつれて、その回転バランスのアンバランスに起因する振動、騒音又は振れ回り等がより顕著な問題となってきており、より高精度な回転バランスの調整が必要とされている。
【0005】
本発明は、従来技術に存した上記のような課題に鑑み行われたものであって、その目的とするところは、薄型化・小型化等を損なうことなく、その回転バランスをより精度良く調整することができる記録媒体駆動用のスピンドルモータ、及びそのスピンドルモータを効率良く製造し得る記録媒体駆動用スピンドルモータの製法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1) 本発明の記録媒体駆動用のスピンドルモータは、
記録媒体を支持した状態で一定回転軸線を中心として回転するためのハブを備えた回転部と、その回転部を回転自在に支持する軸受部を有してなるスピンドルモータであって、
前記軸受部と電機子が回転軸線方向に隣接しており、
前記電機子に隣接する前記軸受部の回転軸線方向位置、又は前記軸受部とそれに隣接する電機子の間の回転軸線方向位置に、前記ハブの少なくとも一部が位置すると共に、その位置における前記ハブの内周側部分に、回転軸線方向一方である電機子側及び径方向内方の両方に開口する環状切欠部を有し、
その環状切欠部の径方向内方は、前記軸受部の回転軸線方向一方の端部の外周面により閉塞されており、
その環状切欠部内に、回転バランス修正用のおもり体が固定されていることを特徴とする。
【0007】
電機子と回転軸線方向に隣接する軸受部の回転軸線方向位置、又はその軸受部とそれに隣接する電機子の間の回転軸線方向位置に、ハブの少なくとも一部が位置し、ハブにおけるその位置に、回転バランス修正用のおもり体が固定されている環状切欠部を有する。この環状切欠部を設けても、スピンドルモータの他の内部構造又は外形に影響を与えることはほとんどない。そのため、スピンドルモータの薄型化・小型化等を損なうことなくその環状切欠部内に回転バランス修正用のおもり体を固定して、そのスピンドルモータの回転バランスを調整することができる。なお、回転バランス修正用のおもり体は、環状切欠部に固定するので、周方向の任意位置に固定することができる。而も、ハブにおける前記環状切欠部の径方向内方を、軸受部の回転軸線方向一方の端部の外周面により閉塞することにより、回転軸線方向一方にのみ開口する環状溝状構造部を容易に形成することができる。このようにして環状切欠部の径方向内方が軸受部により閉塞されて回転軸線方向一方にのみ開口するものとすることにより、液状体を固化したものや固体等からなる回転バランス修正用のおもり体を、容易且つ確実に周方向の所要位置に固定することができる。
【0008】
また、環状切欠部に固定された回転バランス修正用のおもり体は、電機子に隣接する軸受部の回転軸線方向位置、又はその軸受部とそれに隣接する電機子の間の回転軸線方向位置に位置するので、回転軸線方向における回転部の重心位置に近く、精度良くスピンドルモータの回転バランスを調整することができる。界磁部にヨークを備える場合、回転バランスに及ぼす影響が一般に大きいヨークの近辺に、回転バランス修正用のおもり体が固定された環状切欠部を有するので、この点においても回転バランスの調整に好適である。
【0009】
記録媒体を支持した状態で一定回転軸線を中心として回転するためのハブは、例えば、記録媒体としてのハードディスク等を外周部に外嵌した状態で支持し得るもので、筒状又は椀形状等をなすものとすることができる。
【0010】
回転部は、例えば、ロータフレーム及びハブの一方又は両方、ロータマグネット、並びに、ロータマグネットのヨークであるロータヨークからなるものとすることができる。
【0011】
軸受部としては、例えば、玉軸受(1又は回転軸線方向に相互に離隔して若しくは近接して配置された2以上の玉軸受)、動圧滑り軸受等を挙げることができる。
【0012】
ハブの内周側部分としては、例えば、ハブの筒状部における内周面部、ハブの筒状部の内径が複数段である場合における各内径部の間の回転軸線に対し0乃至90度をなす環状の平面部又は曲面部等を挙げることができる。
【0013】
環状溝部又は環状切欠部は、何れも回転軸線に対し回転対称形状をなすものとすることができる。また、環状溝部又は環状切欠部は、ハブの切削加工等のハブの加工時にハブを(旋盤等のチャック等により)保持するためのものとすることが、効率的で好ましい。
【0014】
環状切欠部は、径方向内方が軸受部の回転軸線方向一方の端部の外周面により閉塞されることにより、回転軸線方向一方である電機子側にのみ開口する。そのため、回転バランス修正用のおもり体を固定する作業を回転軸線方向から行なうことができるので好ましい。また、回転バランス修正用のおもり体又は環状切欠部から万一粉塵等が発生した場合における粉塵等の外部飛散を防ぎ得る。
【0015】
回転バランス修正用のおもり体としては、例えば、環状溝部又は環状切欠部に固着して固化し得る液状体(例えば接着性の合成樹脂、接着剤、紫外線硬化型接着剤等の揮発成分が少ないか実質上含まない接着剤等)や、金属製Cリング等を用いることができる。
【0016】
前記のような液状体を回転バランス修正用のおもり体として利用する場合、比較的に粘度及び比重が高いものを用いることが好ましい。また、前記のような液状体を回転バランス修正用のおもり体として利用する場合、固化の際にハブを傾ける等することでバランス補正位置に正確に位置決めすることが可能である。
【0017】
(2) 上記(1)記載の記録媒体駆動用のスピンドルモータは、
上記環状切欠部が、電機子と回転軸線方向に隣接しているものとすることが好ましい。
【0019】
環状切欠部に固定された回転バランス修正用のおもり体は、電機子と回転軸線方向に隣接しているので、回転軸線方向における回転部の重心位置により近くなり、より一層精度良くスピンドルモータの回転バランスを調整することができる。
【0020】
前記界磁部としては、例えば界磁磁石やヨークを挙げることができる。また少なくとも何れかの軸受部と言うのは、軸受部が複数の場合は少なくともその何れかを意味する。
【0021】
電機子又は界磁部に隣接する軸受部の回転軸線方向位置と言うのは、その軸受部が占める回転軸線方向の位置を意味する。環状溝部又は環状切欠部の好ましい位置は、それに隣接する電機子又は界磁部寄りの回転軸線方向位置である。
【0023】
(3) 本発明の記録媒体駆動用スピンドルモータの製法は、
記録媒体を支持した状態で一定回転軸線を中心として回転するためのハブを備えた回転部と、その回転部を回転自在に支持する軸受部を有してなるスピンドルモータを製造する方法であって、
前記スピンドルモータは、前記軸受部と電機子が回転軸線方向に隣接し、前記電機子に隣接する軸受部の回転軸線方向位置、又は前記軸受部とそれに隣接する電機子の間の回転軸線方向位置に、前記ハブの少なくとも一部が位置するものであり、
前記ハブの少なくとも一部が位置する回転軸線方向位置におけるハブの内周側部分に、回転軸線方向一方である電機子側及び径方向内方の両方に開口する、環状切欠部を設けるステップと
その環状切欠部において前記ハブを保持した状態でそのハブの加工を行うステップと、
前記環状切欠部の径方向内方を、前記軸受部の回転軸線方向一方の端部の外周面により閉塞するステップと、
前記軸受部の回転軸線方向一方の端部の外周面により径方向内方が閉塞された前記環状切欠部内に回転バランス修正用のおもり体を固定して回転バランスを調整するステップを有することを特徴とする。
【0024】
この製法によれば、ハブの加工においてハブを保持するために設けた環状切欠部が、回転バランス修正用のおもり体の固定に利用されるので、製造効率が良好である。
而も、電機子と回転軸線方向に隣接する軸受部の回転軸線方向位置、又はその軸受部とそれに隣接する電機子の間の回転軸線方向位置に、ハブの少なくとも一部が位置し、ハブにおけるその位置に、回転バランス修正用のおもり体が固定されている環状切欠部を有する。この環状切欠部を設けても、スピンドルモータの他の内部構造又は外形に影響を与えることはほとんどない。そのため、スピンドルモータの薄型化・小型化等を損なうことなくその環状切欠部内に回転バランス修正用のおもり体を固定して、そのスピンドルモータの回転バランスを調整することができる。なお、回転バランス修正用のおもり体は、環状切欠部に固定するので、周方向の任意位置に固定することができる。而も、ハブにおける前記環状切欠部の径方向内方を、軸受部の回転軸線方向一方の端部の外周面により閉塞することにより、回転軸線方向一方にのみ開口する環状溝状構造部を容易に形成することができる。このようにして環状切欠部の径方向内方が軸受部により閉塞されて回転軸線方向一方にのみ開口するものとすることにより、液状体を固化したものや固体等からなる回転バランス修正用のおもり体を、容易且つ確実に周方向の所要位置に固定することができる。
また、環状切欠部に固定された回転バランス修正用のおもり体は、電機子に隣接する軸受部の回転軸線方向位置、又はその軸受部とそれに隣接する電機子の間の回転軸線方向位置に位置するので、回転軸線方向における回転部の重心位置に近く、精度良くスピンドルモータの回転バランスを調整することができる。界磁部にヨークを備える場合、回転バランスに及ぼす影響が一般に大きいヨークの近辺に、回転バランス修正用のおもり体が固定された環状切欠部を有するので、この点においても回転バランスの調整に好適である。
環状切欠部は、径方向内方が軸受部の回転軸線方向一方の端部の外周面により閉塞されることにより、回転軸線方向一方である電機子側にのみ開口する。そのため、回転バランス修正用のおもり体を固定する作業を回転軸線方向から行なうことができるので好ましい。また、回転バランス修正用のおもり体又は環状切欠部から万一粉塵等が発生した場合における粉塵等の外部飛散を防ぎ得る。
【0025】
ハブの加工は例えば切削加工等により行うものとすることができる。環状溝部又は環状切欠部におけるハブの保持は、例えば旋盤のチャック等による保持とすることができる。
【0026】
なお、上記記録媒体駆動用スピンドルモータの製法は、
スピンドルモータが、上記環状切欠部が電機子と回転軸線方向に隣接しているものとすることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
【0028】
図1は、本発明の実施の形態の一例としてのハードディスク駆動用スピンドルモータの断面図である。尤も、本発明のスピンドルモータはハードディスク以外の記録媒体の駆動にも使用可能である。
【0029】
ブラケット10における上方開口の凹部10aの中央部に上向きに形成された筒状部10bに、固定シャフト12の下部が内嵌固定されることによりその固定シャフト12が立設され、筒状部10bには、ステータコア14aにステータコイル14bが巻回されてなるステータ14(電機子)が外嵌固定されている。
【0030】
回転部16は、略円筒状をなす軸受ホルダ18に、下端外周部に鍔状部20aが設けられた略円筒状のハブ20が同軸状に外嵌固定され、鍔状部20aの内周部に、円筒状のロータマグネット22を同軸状に内嵌固定した円筒状のロータヨーク24の上部が内嵌固定されてなる。ハブ20の外周部のうち鍔状部20aの上方には、複数枚のハードディスク(図示せず)がスペーサ等を挟んで外嵌支持される。
【0031】
回転部16は、ステータ14より上方位置の固定シャフト12に対し、軸受ホルダ18が上下玉軸受26・28を介して支持されることにより、回転自在に支持されている。これにより、ロータマグネット22はステータ14の径方向外方に相対し、ハブ20は、鍔状部20aがブラケット10における凹部10aの上部外周部に相対する状態で一定回転軸線を中心として回転駆動される。
【0032】
上下玉軸受26・28は、軸受ホルダ18における回転軸線方向中央部の環状の内方突部18aを挟んで上下に配されており、そのうち下玉軸受28はステータ14の上側に隣接している。下玉軸受28の下側面は、外周部が軸受ホルダ18に固定された環状の軸受キャップ30により覆われている。また上玉軸受26の上側は、ポールピース及び環状永久磁石体が軸受ホルダ18に固定された磁性流体シール32により軸受ホルダ18と固定シャフト12との間が封止され、更に磁性流体シール32の上側に環状のシールキャップ34が配されている。
【0033】
ハブ20における鍔状部20aを除く部分の内周下端部には、下方及び径方向内方に開口する回転対称状の環状切欠部36が設けられており、その径方向内方は、軸受ホルダ18の下端部外周面により閉塞されている。
【0034】
この環状切欠部36において旋盤等のチャックによりハブ20を保持してハブ20の切削加工が行われると共に、この環状切欠部36内に、回転バランス修正用のおもり体38が固定されている。
【0035】
このおもり体38は、比較的に粘度及び比重が高い液状接着剤が環状切欠部36内に固着して固化したものであり、固化の際にハブ20を傾けることでバランス補正位置に正確に位置決めされている。
【0036】
環状切欠部36は、電機子に隣接する下玉軸受28の下部の径方向外方に位置し、その位置におもり体38を有する。この環状切欠部36を設けても、ハブ20及びスピンドルモータの他の内部構造又は外形に影響を与えることはほとんどないため、スピンドルモータの薄型化・小型化等を損なうことなく環状切欠部36内におもり体38を固定してスピンドルモータの回転バランスを調整することができる。
【0037】
環状切欠部36に固定されたおもり体38は、電機子に隣接する下玉軸受28の下部の径方向外方、すなわち回転バランスに及ぼす影響が大きいロータヨーク24の近辺に位置し、回転軸線方向における回転部16の重心位置に近いので、精度良くスピンドルモータの回転バランスを調整することができる。
【0038】
図2は、本発明の実施の形態の別の例としてのハードディスク駆動用スピンドルモータにおける回転部16の断面図である。
【0039】
図2における図1と同一の符号は、図1と同一部位を示すものである。それらについての詳細な説明は省略する。
【0040】
この回転部40におけるハブ42は、図1におけるハブ20と軸受ホルダ18が一体に形成されたものに相当する。
【0041】
ハブ42における鍔状部42aを除く部分の内周側の下端部に、下方に開口する回転対称状の環状溝部44が設けられている。
【0042】
この環状溝部44において旋盤等のチャックによりハブ42を保持してハブ42の切削加工が行われると共に、この環状溝部44内に、回転バランス修正用のおもり体46として金属製Cリングが固定されている。
【0043】
なお、以上の実施の形態についての記述における上下位置関係は、単に図に基づいた説明の便宜のためのものであって、実際の使用状態等を限定するものではない。
【0044】
【発明の効果】
本発明の記録媒体駆動用のスピンドルモータは、薄型化・小型化等を損なうことなく設けた環状切欠部内に回転バランス修正用のおもり体を固定して精度良く回転バランスを調整することができる。
【0045】
請求項2記載の記録媒体駆動用のスピンドルモータにおいては、環状切欠部に固定された回転バランス修正用のおもり体の位置が回転軸線方向における回転部の重心位置により近くなるので、より一層精度良くスピンドルモータの回転バランスを調整することができる。
【0046】
本発明の記録媒体駆動用スピンドルモータの製法によれば、ハブの加工においてハブを保持するために設けた環状切欠部が、回転バランス修正用のおもり体の固定に利用されるので、良好な製造効率で本発明の記録媒体駆動用スピンドルモータを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハードディスク駆動用スピンドルモータの断面図である。
【図2】ハードディスク駆動用スピンドルモータにおける回転部の断面図である。
【符号の説明】
10 ブラケット
10a 凹部
10b 筒状部
12 固定シャフト
14 ステータ
14a ステータコア
14b ステータコイル
16 回転部
18 軸受ホルダ
18a 内方突部
20 ハブ
20a 鍔状部
22 ロータマグネット
24 ロータヨーク
26 上玉軸受
28 下玉軸受
30 軸受キャップ
32 磁性流体シール
34 シールキャップ
36 環状切欠部
38 おもり体
40 回転部
42 ハブ
42a 鍔状部
44 環状溝部
46 おもり体

Claims (3)

  1. 記録媒体を支持した状態で一定回転軸線を中心として回転するためのハブを備えた回転部と、その回転部を回転自在に支持する軸受部を有してなるスピンドルモータであって、
    前記軸受部と電機子が回転軸線方向に隣接しており、
    前記電機子に隣接する前記軸受部の回転軸線方向位置、又は前記軸受部とそれに隣接する電機子の間の回転軸線方向位置に、前記ハブの少なくとも一部が位置すると共に、その位置における前記ハブの内周側部分に、回転軸線方向一方である電機子側及び径方向内方の両方に開口する環状切欠部を有し、
    その環状切欠部の径方向内方は、前記軸受部の回転軸線方向一方の端部の外周面により閉塞されており、
    その環状切欠部内に、回転バランス修正用のおもり体が固定されていることを特徴とする記録媒体駆動用のスピンドルモータ。
  2. 上記環状切欠部が、電機子と回転軸線方向に隣接している請求項1記載の記録媒体駆動用のスピンドルモータ。
  3. 記録媒体を支持した状態で一定回転軸線を中心として回転するためのハブを備えた回転部と、その回転部を回転自在に支持する軸受部を有してなるスピンドルモータを製造する方法であって、
    前記スピンドルモータは、前記軸受部と電機子が回転軸線方向に隣接し、前記電機子に隣接する軸受部の回転軸線方向位置、又は前記軸受部とそれに隣接する電機子の間の回転軸線方向位置に、前記ハブの少なくとも一部が位置するものであり、
    前記ハブの少なくとも一部が位置する回転軸線方向位置におけるハブの内周側部分に、回転軸線方向一方である電機子側及び径方向内方の両方に開口する、環状切欠部を設けるステップと
    その環状切欠部において前記ハブを保持した状態でそのハブの加工を行うステップと、
    前記環状切欠部の径方向内方を、前記軸受部の回転軸線方向一方の端部の外周面により閉塞するステップと、
    前記軸受部の回転軸線方向一方の端部の外周面により径方向内方が閉塞された前記環状切欠部内に回転バランス修正用のおもり体を固定して回転バランスを調整するステップを有することを特徴とする記録媒体駆動用スピンドルモータの製法。
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