JP3922720B1 - 分別回収簡易袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】持ち運びが便利で、且つ容易にゴミ(素材)の種類ごとに分別回収ができ、また、ゴミ(素材)をゴミ袋に投入した時点で、ゴミ(素材)の種類別に分別ができてしまうこと。さらに、回収したゴミ(素材)を簡単に排出することができ、ゴミ(素材)の種類別に何個も袋を持たなくてもよいこと。
【解決手段】上下に貫通した筒状体5と、この筒状体5の内部に仕切部4にて区画分けされた4つの収容室6a、6b、6c、6dとで分別回収簡易袋本体1を構成する。各収容室6a、6b、6c、6dの下面を排出口3a、3b、3c、3dとし、各排出口3a、3b、3c、3dにはそれぞれヒモ13a、13b、13c、13dにより、該排出口3a、3b、3c、3dを閉塞、開放自在としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴミなどの素材を種類別に分別して回収するための分別回収簡易袋に関するものである。
今日、現代社会においては、我々は生活をする中で毎日のようにたくさんのゴミを出している。家庭から出るゴミも一人当たり年間ではトン単位となるぐらいのゴミを出すと言われている。また、家庭から出るゴミ以外に問題となっているのが産業廃棄物である。
例えば、建築現場からは毎日大量の建築廃材が発生しているが、建築廃材の分別回収が徹底されておらず、再利用率がまだまだ低いのが現状である。
そこで、大手ゼネコンを中心に、建築廃棄物のリサイクル推進に動き始めている。各企業で方法が異なるものの、よく行なわれているのが素材別に回収用のコンテナを用意して分別する方法や、ガラ袋に分類ごとの文字と絵が印刷してあるものを使ってゴミ袋として使用する方法などである。
しかしながら、素材別にコンテナが用意されていても、全く分別されておらず、コンテナ内には複数の種類の素材がごちゃ混ぜになって入っており、そのため、産業廃棄物として処理されているのが現状である。
また、実際の建築現場では、例えば一週間に一回一斉清掃が行なわれており、そのときに作業員一人一人に素材回収用の土嚢袋が渡されて、現場内のゴミを拾い集めることが行なわれている。そして、清掃が終わった時点で袋に入ったゴミを回収用のコンテナに素材別に入れていくのであるが、実際には1つのゴミ袋の中には複数の種類のゴミ(素材)がごちゃ混ぜに入っている。
そのため、ゴミ袋(土嚢袋)の上部の開口部分から素材ごとに取り出して素材別のコンテナに入れていくという作業が非常に煩雑となり、実際にはコンテナには複数種類の素材が入っている。
いろいろなゴミが入った中身を素材別に分別するには、ゴミ袋を回収用のコンテナの前で一度中身を全部出して、それから素材別のコンテナに捨てにいくといった作業をしなければならず、そのため、かかる作業は時間と手間が非常にかかり、作業員の中には仕分けが邪魔くさく、誰も見ていないとそのまま捨ててしまう人も中にはいて、素材別の分別回収が促進されないという問題があった。
また、ゴミの分別回収用としての分別ゴミ収納容器や、ゴミ箱としては、例えば、下記に示す特許文献1、2がある。
特開2002−240902号公報 特開2005−60073号公報
上記特許文献1では、ゴミ容器の投入口において、底なし筒型投入口を内部に突出させ、容器内部に収納筒を配置し、突出した筒外周に提げ穴付きゴミ収納袋が外周装着可能としたものであり、複数の投入口を設けることで、分別回収を容易にしたものである。
また、上記特許文献2では、ゴミ投入口を有するゴミ収納部を複数、備えたゴミ箱であり、ゴミ収納部にゴミを投入する際に、ゴミ収納部毎に予め決められた対象となるゴミの種類をゴミの投入者に知らせ、ゴミ収納部に正しい種類のゴミが投入されるように促すことができるようにしたものである。
しかしながら、上記特許文献1、2においては、ゴミ箱内に素材別にそれぞれ複数のゴミ袋を用意しておく必要があり、また、ゴミ(素材)を回収した後は、ゴミ箱からゴミ袋を取り出し、さらにゴミ袋を上下反対にしてゴミを排出する必要があり、ゴミの取り出し作業も煩雑である。
つまり、ゴミの回収用の袋は、原則として上部のみ開口していて、下部は閉塞されており、ゴミの投入は上部の開口部から投入し、回収したゴミを排出する場合には、袋を上下逆にして開口部を下にして該開口部から排出するものである。
さらに、ゴミの種類毎に投入して、投入口とは異なる箇所からゴミを排出するものとして、例えば、下記に示す特許文献3がある。
特開平6−247505号公報
この特許文献3では、ゴミの分別を回収する回収車であり、車体枠上に荷箱が搭載された車輛において、荷箱は、その内部が前後方向に配設された仕切板により適数の収容室に分割され、各収容室の上部には投入口が形成されるとともに、各収容室の後端排出口が排出扉によりそれぞれ独立して開閉自在に構成され、荷箱の後端には反転投入装置が設けられている。そして、反転投入装置は、各収容室に対応して複数に区画されたゴミ容器が収容室の投入口に臨んで昇降・反転自在に構成されていて、ゴミの排出を行ないたい収容室の排出扉のみを開放することでゴミを分別排出するようにしたものである。
この特許文献3においては、上記特許文献1、2とは異なり、ゴミの投入口と排出口の2つが設けられているが、投入口から投入したゴミを収容室に移送させるのに大掛かりな反転投入装置が必要であり、構成が複雑で、大型化すると共に、装置全体のコストが非常に高いという問題を有している。
また、この特許文献3では、個人が所有したり、簡単に作業員が手でもってゴミ(素材)を分別回収するということができない。
ところで、一般の道路上や歩道上、また、海岸等でゴミを回収(収集)する場合などで、人が1つのゴミ袋を持ってゴミを回収する場合、落ちているゴミを片っ端から拾っていくと、結局最終的には分別の段階でゴミ袋からゴミを全部出してゴミごとに分別しなければならないという問題がある。
また、各自が、燃えるゴミ、ペットボトル、アルミ缶、スチール缶と予め拾うゴミの種類を決めておき、例えば、ある人がペットボトルのみを拾っていく場合、目の前に他のゴミ、例えばアルミ缶が落ちていても拾わなかった場合、他の人がそのアルミ缶を見過ごして拾わないかも知れず、結局、完全にゴミを拾うことができないということも有り得る。
また、一人が複数のゴミ(素材)の種類を回収しようとすると、ゴミ(素材)の種類毎に複数のゴミ袋を持つ必要があり、ゴミ(素材)の回収が煩雑となる。
本発明は上述の問題点に鑑みて提供したものであって、少なくとも以下の目的を持った分別回収簡易袋を提供するものである。
(1)今までにあるゴミ袋に工夫を凝らすことで、持ち運びが便利で、且つ容易にゴミ(素材)の種類ごとに分別回収ができること。
(2)ゴミ(素材)をゴミ袋に投入した時点で、ゴミ(素材)の種類別に分別ができてしまうこと。
(3)回収したゴミ(素材)を簡単に排出することができること。
(4)ゴミ(素材)の種類別に何個も袋を持たなくてもよいこと。
(5)ゴミ(素材)の袋への投入をする際に、ゴミ(素材)の種類に応じて間違いなく投入できるようにすること。
そこで、本発明の請求項1に記載の分別回収簡易袋では、上下に貫通した筒状体5と、この筒状体5の内部を素材別に収容すると共に、上下に貫通し区画分けされている複数の収容室6a、6b、6c、6dとで柔軟性を有する分別回収簡易袋本体1を形成し、
前記分別回収簡易袋本体1の上面開口部を素材を投入する投入口2とし、
前記分別回収簡易袋本体1の各収容室6a、6b、6c、6dの下面開口部を該収容室6a、6b、6c、6dに収容している素材を排出する排出口3a、3b、3c、3dとし、
前記各排出口3a、3b、3c、3dに該排出口3a、3b、3c、3dを閉塞、開放自在とするヒモ13a、13b、13c、13dを設け、
前記筒状体5の表面を前記収容室6a、6b、6c、6dごとに色分けすると共に、該収容室6a、6b、6c、6dに収容する素材の名称を記し、前記ヒモ13a、13b、13c、13dの色を各収容室6a、6b、6c、6dの色と同色としていることを特徴としている。
閉塞開放手段を設けていることを特徴としている。
請求項2に記載の分別回収簡易袋では、前記分別回収簡易袋本体1は持ち運び可能な大きさとしていることを特徴としている。
本発明の請求項1に記載の分別回収簡易袋によれば、分別回収簡易袋本体1の各収容室6a、6b、6c、6dに素材をそれぞれ個別に投入した段階で分別回収を行なうことができる。しかも、各収容室6a、6b、6c、6dの排出口3a、3b、3c、3dを開放することで、上部から投入した素材を下部から簡単に排出することができ、また、素材をゴミとした場合には、素材別に予め用意してあるコンテナなどに順番に捨てる(回収)ことができる。また、分別回収簡易袋本体1に素材別に複数の収容室6a、6b、6c、6dを設けているので、回収する素材別に幾つも回収袋を持たなくても良く、回収の効率を上げることができる。
また、筒状体5の表面を前記収容室6a、6b、6c、6dごとに色分けすると共に、該収容室6a、6b、6c、6dに収容する素材の名称を記しているので、素材別に複数の収容室6a、6b、6c、6dを設けていても、間違って他の収容室6a、6b、6c、6dに素材を投入するのを防止することができる。しかも、前記ヒモ13a、13b、13c、13dの色を各収容室6a、6b、6c、6dの色と同色としているので、各収容室6a、6b、6c、6dから素材を排出してコンテナなどに入れる場合でも、間違って他の素材をコンテナに入れてしまうのを防止することができる。
特に、分別回収簡易袋本体1から収容したゴミ(素材)を排出する場合、既にコンテナ内にゴミ(素材)が回収されていて、同じゴミ(素材)を排出する場合、分別回収簡易袋本体1の下部のヒモ13a、13b、13c、13dはくくってあるとヒモ13a、13b、13c、13dがひとかたまりとなっているので、どのヒモ13a、13b、13c、13dがどの収容室6a、6b、6c、6dの排出口3a、3b、3c、3dに対応しているのかが分かりにくい。
そこで、収容室6a、6b、6c、6dの色とヒモ13a、13b、13c、13dの色を同色としていることで、間違って他のゴミ(素材)をコンテナに排出することを防止することができる。
請求項2に記載の分別回収簡易袋によれば、前記分別回収簡易袋本体1は持ち運び可能な大きさとしているので、分別回収簡易袋本体1の持ち運びが簡単であり、また、一人で容易に持って歩ける大きさなので、素材別の分別回収の効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の分別回収簡易袋本体1の正面図を示し、図2は分別回収簡易袋本体1の平面図を、図3は分別回収簡易袋本体1の背面図を、図4は分別回収簡易袋本体1の左側面図をそれぞれ示している。また、図5は分別回収簡易袋本体1の底面図を示している。
この分別回収簡易袋本体1は、上下に貫通しており、上部の開口部をゴミ(素材)を投入するための投入口2とし、また、従来のゴミ袋とは異なり、分別回収簡易袋本体1の下面には開口部を形成していて、該開口部を排出口3としている。
この分別回収簡易袋本体1の内部には、該内部を4つに区画するための仕切部4が設けられている。すなわち、外殻を構成している筒状の筒状体5の内周面に断面を略十字状にした仕切部4の4つの各端縁が上下方向に沿って一体に固着されている。
この筒状体5の内部に上下方向に沿って設けた仕切部4により、分別回収簡易袋本体1は、4つの収容室6a、6b、6c、6dが形成される。これらの4つの収容室6a、6b、6c、6dごとに異なるゴミ(素材)を収容するものである。
例えば、収容室6aには鉄くずを、収容室6bには木くずを、収容室6cにはコンクリートを、収容室6dには石膏ボードをそれぞれゴミ(素材)別に収容するようにしている。
分別回収簡易袋本体1の上部の投入口2もそれぞれ仕切部4により4つの投入口2a、2b、2c、2dが形成されることになり、また、下部の排出口3も仕切部4により4つの排出口3a、3b、3c、3dが形成されている。
分別回収簡易袋本体1の上部の投入口2の周縁部には筒状体5の上部周縁を折り返してヒモを通すための略チューブ状のヒモ通し部7を形成し、このヒモ通し部7の一部を切断して、ヒモ10を通すようにしている。このヒモ10を縛ることで、分別回収簡易袋本体1の楕円形の投入口2全体を閉じることができるようになっている。
また、図5に示すように、分別回収簡易袋本体1の下部の排出口3a、3b、3c、3dの周縁部にも上記ヒモ通し部7と同様なヒモ通し部12a、12b、12c、12dがそれぞれ形成されており、各ヒモ通し部12a、12b、12c、12dには、ヒモ13a、13b、13c、13dがそれぞれ装着されている。
これらのヒモ13a、13b、13c、13dを縛ってくくることで、排出口3a、3b、3c、3dをそれぞれ閉じることができ、各収容室6a、6b、6c、6d内に投入されたゴミ(素材)が排出口3a、3b、3c、3dから落下しないようにしている。また、ヒモ13a、13b、13c、13dを解くことで、排出口3a、3b、3c、3dを開放(開口)でき、収容室6a、6b、6c、6dからのゴミ(素材)の排出を容易にすることができる。
上記ヒモ13a、13b、13c、13dにて分別回収簡易袋本体1の排出口3a、3b、3c、3dを閉塞、開放する閉塞開放手段を構成しており、このため、簡単な構成にて排出口3a、3b、3c、3dの閉塞、開放を行なうことができ、しかも、安価に閉塞開放手段を構成することができる。
上記のようにして構成されている分別回収簡易袋本体1の材料としては柔軟性を備えているものであり、、例えば、ポリプロピレンを用いているが、土嚢袋のような材料でも良く、また、ゴミ(素材)を投入した場合に、容易に破れないものであれば、どのような材料を用いても良い。
また、分別回収簡易袋本体1の大きさは、例えば、縦が600mm、横が500mm、幅が300mmとしている。図では分別回収簡易袋本体1の全体を膨らませた状態を示しており、分別回収簡易袋本体1を畳めば小さく、且つ軽いものである。
分別回収簡易袋本体1の大きさは上記の寸法にもちろん限られるものではなく、一般に市販されているゴミ袋の大きさなどに適宜設定でき、その大きさも複数の種類で形成するようにしておいても良い。
また、分別回収簡易袋本体1は図2に示すように、断面を略楕円形としているが、円形としても良く、断面形状は特に限定されるものではない。
分別回収簡易袋本体1の筒状体5を透明あるいは半透明としておくことで、最初に収容室6a、6b、6c、6dに投入したゴミ(素材)の種類が外部から判別でき、後は同じゴミ(素材)を続けて収容室6a、6b、6c、6dに投入していけば良いので、異なる種類のゴミ(素材)が収容室6a、6b、6c、6dに投入されるのを容易に防止でき、同じ種類のゴミ(素材)ごとに分別回収を容易にすることができる。つまり、収容室6a、6b、6c、6d内のゴミ(素材)の種類を視認できるので、間違って異なるゴミ(素材)を投入するのを防止することができる。
本発明では、回収するゴミ(素材)に応じて色分けを施しており、また、その色分けした部分にゴミ(素材)の名称も記している。例えば、図2に示すように、収容室6aは茶色とし、その筒状体5の外面には「鉄くず」と記し、収容室6bは黄色とし、筒状体5の外面には「木くず」と記している。
また、収容室6cは灰色とし、その筒状体5の外面には「コンクリート」と記し、収容室6dは白色とし、その筒状体5の外面には「石膏ボード」と記して、どの収容室6a、6b、6c、6dにどのゴミ(素材)を投入するかを一目瞭然にして異なる種類のゴミ(素材)の収容室6a、6b、6c、6dへの投入を防止している。
なお、分別回収簡易袋本体1の収容室6a、6b、6c、6d毎に特に色分けをせずに、収容するゴミ(素材)の名称のみを記すようにしても良い。かかる場合でも、収容室6a、6b、6c、6dに投入するゴミ(素材)の種類が判別でき、間違って他のゴミ(素材)を投入することを防止することができる。
さらに、各収容室6a、6b、6c、6dの下部の排出口3a、3b、3c、3dのヒモ13a、13b、13c、13dもそれぞれ色分けしておく方が好適例である。すなわち、収容室6aの排出口3aのヒモ13aの色は収容室6aと同じ色の茶色とし、収容室6bの排出口3bのヒモ13bの色は収容室6bと同じ色の黄色とする。
また、収容室6cの排出口3cのヒモ13cの色は収容室6cと同じ色の灰色とし、収容室6dの排出口3dのヒモ13dの色は収容室6dと同じ色の白色とする。これにより、収容室6a、6b、6c、6dの色と同じ色のヒモ13a、13b、13c、13dを解くことで、所望の収容室6a、6b、6c、6dに投入されているゴミ(素材)を排出することができる。
特に、分別回収簡易袋本体1から収容したゴミ(素材)を排出する場合、後述するように既にコンテナ内にゴミ(素材)が回収されていて、同じゴミ(素材)を排出する場合、分別回収簡易袋本体1の下部のヒモ13a、13b、13c、13dはくくってあるとヒモ13a、13b、13c、13dがひとかたまりとなっているので、どのヒモ13a、13b、13c、13dがどの収容室6a、6b、6c、6dの排出口3a、3b、3c、3dに対応しているのかが分かりにくい。
そこで、収容室6a、6b、6c、6dの色とヒモ13a、13b、13c、13dの色を同色としていることで、間違って他のゴミ(素材)をコンテナに排出することを防止することができる。
次に、分別回収簡易袋本体1を用いてゴミ(素材)の回収から排出するまでの作用について説明する。先ず、分別回収簡易袋本体1の各排出口3a、3b、3c、3dのヒモ13a、13b、13c、13dを全てくくって各収容室6a、6b、6c、6dの下部を閉じておく。また、分別回収簡易袋本体1の投入口2のヒモ10はくくらずに投入口2を開放しておく。
図6に示すように、分別回収簡易袋本体1の外面には、それぞれ回収するゴミ(素材)の種類と色分けにより、どの収容室6a、6b、6c、6dにどのゴミ(素材)を投入するかは一目瞭然である、各収容室6a、6b、6c、6dにゴミ(素材)を投入していく。図6では、収容室6aに鉄くずを、収容室6bには木くずをそれぞれ投入(回収)している状態を示している。
また、図7に示すように、収容室6cにはコンクリートを、収容室6dには石膏ボードをそれぞれ投入(回収)している状態を示している。
次に、分別回収簡易袋本体1に回収したゴミ(素材)の排出について説明する。図8に示すように、木くず専用のコンテナ21、鉄くず専用のコンテナ22等が予め設けられており、木くず専用のコンテナ21の上方に分別回収簡易袋本体1を持ち運び、木くずが投入されている収容室6bの排出口3bのヒモ13bを解くと、排出口3bが開いて、木くずは自重によりそのままコンテナ21内に落下する。
また、鉄くずは、鉄くずが投入されている収容室6aの排出口3aのヒモ13aを解くと上記と同様に鉄くず専用のコンテナ22内に落下し、鉄くずだけを他の種類のゴミ(素材)と混ざらずに個別に回収することができる。
なお、図示していないが、コンクリート、石膏ボードも同様に専用のコンテナが設けられていて、収容室6c、6dの排出口3c、3dのヒモ13c、13dをそれぞれ解くことで、専用のコンテナにコンクリート、石膏ボードをそれぞれ個別に回収することができる。
このように本実施形態では、区画分けした分別回収簡易袋本体1の収容室6a、6b、6c、6dにそれぞれ回収した(拾った)ゴミ(素材)を投入した時点で、ゴミ(素材)の分別回収ができ、分別回収簡易袋本体1内で複数のゴミ(素材)がごちゃ混ぜに混じり合うことはない。
また、分別回収されたゴミ(素材)は、分別回収簡易袋本体1の各収容室6a、6b、6c、6dのヒモ13a、13b、13c、13dをそれぞれ解くだけで、排出口3a、3b、3c、3dがそれぞれ開放されて、ゴミ(素材)の自重により簡単に排出することができる。また、その分別回収されたゴミ(素材)を素材別のコンテナ21、21・・・に順番に捨てる(回収)することができる。
また、1つの分別回収簡易袋本体1に複数の収容室6a、6b、6c、6dを設けているので、複数のゴミ(素材)を同時に回収でき、素材別に回収用の袋を持たなくても良く、回収の効率を向上させることができる。
さらに、素材別の収容室6a、6b、6c、6dごとに文字入りと色分けしているので、分別回収簡易袋本体1に分別してゴミ(素材)を間違いなく投入し易いものである。特に、ゴミ(素材)を排出する場合に収容室6a、6b、6c、6dと同じ色をヒモ13a、13b、13c、13dに着色しているので、排出しようとするゴミ(素材)を間違って排出することもない。
また、一般に市販されているゴミ袋と同様な大きさとしているので、一人で容易に持って歩ける大きさなので、持ち運びが簡単である。更には、コンテナ21、22に排出したゴミ(素材)をリサイクルする場合はもちろん、コンテナ21、22内に回収したゴミ(素材)を産業廃棄物として処理する場合にも、ゴミ(素材)の回収と排出が容易に且つスムーズに出来るので、回収、排出に伴うコストの削減もできる。
なお、上記分別回収簡易袋本体1の収容室6a、6b、6c、6dを4つとしたが、区画分けを2つ、あるいは3つにしても良く、あるいは5つ以上に区画分けしても良い。
また、ゴミ(素材)の種類として上記実施形態では、鉄くず、木くず、コンクリート、石膏ボードとして説明したが、これらに限られないことは言うまでもない。また、着色した色も任意であり、どのような色を用いても良いのはもちろんである。
また、上記実施形態では建築現場での素材別の回収、排出の場合について説明したが、これらに限られるものではなく、一般家庭においても使用することができる。例えば、ゴミの収集場所に分別回収箱が設置されている場合、家庭から出るゴミとして、燃えるゴミ、燃えないゴミ、ビン、カンなどを分別回収簡易袋本体1に投入し、ゴミの収集場所でヒモ13a、13b、13c、13dを解くことで、ゴミ別に分別回収箱に簡単に捨てることができる。
なお、上記実施形態では、回収、排出をゴミとして説明したが、他の場合にも適用することができる。例えば、農作物を種類別に収穫する場合や、同種類の農作物を大きさ別に回収する場合など、分別して回収、排出することが容易となる。
本発明の実施の形態における分別回収簡易袋本体の正面図である。 本発明の実施の形態における分別回収簡易袋本体の平面図である。 本発明の実施の形態における分別回収簡易袋本体の背面図である。 本発明の実施の形態における分別回収簡易袋本体の左側面図である。 本発明の実施の形態における分別回収簡易袋本体の底面図である。 本発明の実施の形態における分別回収簡易袋本体にゴミ(素材)を回収する場合の説明図である。 本発明の実施の形態における分別回収簡易袋本体にゴミ(素材)を回収する場合の説明図である。 本発明の実施の形態における分別回収簡易袋本体にて回収したゴミ(素材)をコンテナに分別回収する場合の説明図である。
符号の説明
1 分別回収簡易袋本体
2 投入口
3a、3b、3c、3d 排出口
4 仕切部
5 筒状体
6a、6b、6c、6d 収容室
13a、13b、13c、13d ヒモ

Claims (2)

  1. 上下に貫通した筒状体(5)と、この筒状体(5)の内部を素材別に収容すると共に、上下に貫通し区画分けされている複数の収容室(6a)(6b)(6c)(6d)とで柔軟性を有する分別回収簡易袋本体(1)を形成し、
    前記分別回収簡易袋本体(1)の上面開口部を素材を投入する投入口(2)とし、
    前記分別回収簡易袋本体(1)の各収容室(6a)(6b)(6c)(6d)の下面開口部を該収容室(6a)(6b)(6c)(6d)に収容している素材を排出する排出口(3a)(3b)(3c)(3d)とし、
    前記各排出口(3a)(3b)(3c)(3d)に該排出口(3a)(3b)(3c)(3d)を閉塞、開放自在とするヒモ(13a)(13b)(13c)(13d)を設け、
    前記筒状体(5)の表面を前記収容室(6a)(6b)(6c)(6d)ごとに色分けすると共に、該収容室(6a)(6b)(6c)(6d)に収容する素材の名称を記し、前記ヒモ(13a)(13b)(13c)(13d)の色を各収容室(6a)(6b)(6c)(6d)の色と同色としていることを特徴とする分別回収簡易袋。
  2. 前記分別回収簡易袋本体(1)は持ち運び可能な大きさとしていることを特徴とする請求項1に記載の分別回収簡易袋
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