JP3922705B2 - ベッド、特に医療ベッド及び/又は介護用ベッド - Google Patents

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    • A47C23/00Spring mattresses with rigid frame or forming part of the bedstead, e.g. box springs; Divan bases; Slatted bed bases
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Description

本発明は、ベッド架台と、ベッドフレームを有するベッド本体とからなり、前記ベッドフレームがそれぞれ少なくとも1つの床板部材を備えていて、該床板部材がマットレス側で複数のばね弾性部材を有しているベッド、特に医療ベッド及び/又は介護用ベッドに関する。
上記の種類のベッドは、従来の技術に基づき多種多様な構成形態のものが知られており、実用的にはとりわけ医療及び/又は介護の分野で、たとえば病院、老人ホーム、介護施設などで、さらにまた家庭でも使用されている。冒頭に記載したベッドは、特に患者に快適で、しかも病気や介護に適した臥位もしくは座位を可能にする働きがある。この目的のために冒頭に記載した医療ベッド及び/又は介護用ベッドはたいていベッド本体をベッド架台に対して相対的に上げたり、下げたりするための昇降装置を備えており、そのほかにもベッドフレームを基準に調節できる手段を備えている。
冒頭に記載したベッドは、たとえばDE4416689に開示されている。この明細書により知られているベッド、特に医療ベッドは、ベッド架台と、該ベッド架台内で高さ調節可能に案内されている、ベッドフレーム付きのベッド本体からなる。ベッド本体をベッドフレームに対して上げ下げするために、互いに独立に操作可能な2つの駆動モーターが設けられている。これらの駆動モーターは水平調節装置と組み合わせて、高さ調節の際に常に特定の位置、特に水平位置が維持されるようにベッド本体を動かす。
たとえばDE19547206及びEP0433737も、それぞれベッド本体と、該ベッド本体を支持するベッド台架を備えた医療ベッド及び/又は介護ベッドを開示している。ベッド台架とベッド本体は相応の昇降装置によって互いに連結されていて、ベッド本体はベッド台架に対して上下方向に移動できる。操作者の助けを借りる必要がないように、患者がリモートコントロールを操作して昇降装置で高さを調節できるようになっている。
DE2524727により、床板の背部及び/又は脚部が旋回できる医療ベッド及び/又は介護ベッドが知られている。床板の背部及び/又は脚部が同時に軽快に旋回できるように、旋回可能な床板はあらゆる位置で確実にロックできるようになっており、ここで開示されたベッドは、制御されないガス封入緩衝装置として形成された力蓄積手段及び機械的ロック装置を有している。
上述したすべてのベッド構造に共通しているのは、医療や介護に適した臥位もしくは座位を形成するために、複数の部分からなるベッドフレームは少なくともばね弾性的に形成された床板を有しており、該床板はベッドフレームによって受容されるか、又はこれと組み合わせるように形成されている。ばね弾性的に作用する床板部材の構成例は、すのこである。この場合、すのこ上に直接マットレスを置く。慣用的なすのこは、ベッドフレームの長手方向で互いに間隔をあけて配置された個々の条片部材からなる。これらの条片部材はたいてい木製で、寝心地を改善するために一部弾性的に形成されている。すのこの代わりに、ベッドフレーム内で緊張してマットレスを支持する一種の弾性的な網格子を使用することも知られている。この網格子は使用目的と種類に応じて、金属又はプラスチックから作製できる。
上記の種類のすのこ又は網格子を使用する利点は、マットレスによってクッション性が
得られるだけでなく、そのようなマットレス支持具を使用することによって寝心地が著しく改善されることである。
しかし、上記の利点とは反対に、医療ベッド及び/又は介護ベッドにすのこや、網状のマットレス支持具を使用することは、一部顕著な欠点がある。たとえば、寝たきりの患者が意図せず尿などの体液を放出し、それがシーツ類やマットレスに浸透するだけでなく、すのこなどのマットレス支持具の部分領域と接触することは珍しくない。この場合、清掃、特に医学的な観点から衛生上のすべての要求に適った清掃は、時間がかかるだけでなく、たいていは1人しかない看護人では実施できない。つまり、最初にマットレスを取り外して、マットレス支持具、たとえばすのこの下側も清掃できるように、これを反転するか、立てなければならないが、これは1人の操作者ではできない。次いでマットレス支持具のすべての部分を丁寧に清掃しなければならない。すべての部分とは、すのこの場合はすべての条片であり、また丁寧な清掃にはすべての条片の上に向いた側も下に向いた側も含まれる。同様のことは、網状に形成されたマットレス支持具にも該当する。ここでもすべての構成部材を丁寧に清掃しなければならないが、それは格子状のマットレス支持具の構成によっては、たとえばすのこの清掃に比べて数倍も厄介であり得る。
さらに、慣用的なすのこはたいてい木製であることが、非常に大きな欠点である。すのこを構成している個々の部材にシールが施されている場合でも、時間が経つと摩耗するので、少なくともすのこの部分領域は保護されずに、場合によって流出する体液と接触する。これは特に衛生上の観点から非常に憂慮される。なぜならば表面を徹底的に清掃しても木による液体の吸収は防げないからである。そのため、場合によっては健康に有害な病原菌、バクテリア、真菌類が発生し、増殖するという不利な結果を招くことがある。
上記の欠点を避けるために、従来技術から槽状に形成されたマットレス支持具を使用することが知られている。これらのマットレス支持具は、特に流出した液体を捕集し、液体が制御されずに進んだり、他のベッド構成部材と制御されずに接触したりするのを効果的に避ける役割をする。しかし、これらの公知のマットレス支持具も、衛生上清潔に保つためには多大な時間コストを要する。しかし何よりも、そのようなマットレス支持具を使用すると寝心地が著しく制限されので、およそ医療及び/又は介護の分野で使用したとしても、使用できる時間は限られている。それの理由は第1に、たとえば金属製のマットレス支持具を使用した場合は、クッション性はマットレスそれ自体だけで与えられるために不足するからである。第2に、マットレス支持具の密閉性が要求されるので、医療及び/又は介護に相応しい臥位もしくは座位を調節するために床板を広範囲に調節することは不可能だからである。それゆえ、上述したマットレス支持具を使用しても決して満足する結果は得られない。
本発明の課題は、上記の欠点を回避して、最高の要求を満たす寝心地が保証されるとともに、特に液体が意図せずに漏れた場合に汚れた構成部材の衛生的な清掃を簡便に実施できる医療ベッド及び/又は介護ベッドを提供することにある。
上記の課題を解決するために本発明では、ばね弾性部材が床板部材に、また該床板部材がベッドフレームに、それぞれ交換可能に配置されているようにした。
この本発明の構成により、ベッドに横になっている者に十分良好な寝心地を保証するベッド構造が初めて提供されるが、このことは特に本発明によるベッドを医療ベッド及び/又は介護ベッドとして使用するという観点で重要である。また、本発明の構成により、個
々の床板部材を衛生的に清潔に保つことも可能になる。
好ましくはベッドフレームが互いに相対的に旋回及び移動可能に配置されたベッドフレーム部分から形成されていて、個々のベッドフレーム部分はそれぞれ少なくとも1つの床板部材を備えている。個人に合わせて調節可能な寝心地及び/又は座り心地に適合させるために、この場合、多様に形成された床板部材は、必要に応じてばね特性の異なるばね弾性部材とユニットシステム方式で互いに組み合わせることができる。
床板部材とばね弾性部材とを組み合わせて配置した結果、寝心地及び座り心地に対する最高の要求が満たされ、しかも必要に応じて個人のニーズも考慮することができる。なぜならば本発明の構成によって、種々異なる床板部材を種々異なるばね弾性部材と、ユニットシステム方式で互いに組み合わせることができるからである。こうすると、たとえば患者の身長や体重に合わせたばね弾性部材を使用でき、慣用的なすのこや網格子に見られるように床板の凹みなどが生じることはなくなる。さらに、本発明に従って床板部材とばね弾性部材を配置することにより、医療もしくは介護に適した寝心地及び座り心地を得ることができる。また、ベッドフレームの個々のベッドフレーム部分に、種々異なる作用をするばね弾性部材を装着できる。たとえば患者の頭部の範囲には弾性がそれほど大きくない領域を設け、腰の範囲には弾性が比較的大きいばね部材を使用できる。したがって慣用的なマットレス支持具とは異なり、床板部材とばね弾性部材とを組み合わせて使用することによって、患者及び/又は病人に合わせた寝心地を形成することが可能である。
床板部材もばね弾性部材も交換可能に配置されている。そうすることによって寝心地を個人に合わせて形成する可能性が提供されるだけでなく、種々の部材を交換できることにより衛生的清掃も簡単に実施できるようになる。なぜならば、清掃しようとする部材を簡単に取り外して、汚れを取り除くことができるからである。床板部材の材料に関しては、特に深絞り加工したプラスチック又は金属が適している。そのような床板部材は自重が小さいために扱いやすく、徹底的に、とりわけ衛生的に清潔に保つことができ、酸性又はアルカリ性の液体に対してほぼ不感である。ばね弾性部材にとって、特にプラスチックが適していることが分かった。その理由は第1に、種類の異なるプラスチックとさまざまな射出成形法を用いると、クッション性の点でも異なる多様な形態のばね部材を形成できる。第2に、プラスチックの使用は比較的コストがかからないので、総じて経済的な製造を実現できる。
ベッドフレームの各々のベッドフレーム部分は、独立した床板部材を備えていると好都合である。この構成は、医療ベッド及び/又は介護ベッドの分野で使用するのに特に有利である。個々のベッドフレーム部分を互いに相対的に移動もしくは旋回させることができるので、ベッドフレーム全体は、ベッド上の患者の快適な、特に病気や介護に適した臥位又は座位を可能にする床板を形成する。この目的のために、個々のベッドフレーム部分は、それぞれ好ましくは一体的に形成された床板部材を備えている。これら個々の床板部材は、互いに独立に清掃できることが有利である。したがって衛生的清掃のために、ベッドフレーム全体を清掃する必要がなくなり、清掃を必要とする床板部材のみを清掃すればよい。たとえば尿や血液などの液体が意図せずに漏れた場合に、1つの床板部材だけが汚れ、その他の床板部材は液体と接触しなかったときは、汚れた床板部材のみ清掃すれば医学的な意味で十分衛生的な清掃が行われる。汚れていない床板部材は清掃する必要がない。従来技術とは異なり、これにより時間上も作業上も非常に有利になる。そのうえ、著しく扱いやすくなる。これは、特に清掃が1人の操作者だけで行える点で有利である。
個々の床板部材を交換することが、すのこや網格子全体を一式交換することに比べて、著しく簡単であるのは言うまでもない。したがって本発明による構成では、個々の床板部材を取り外して、交換部材と置き換えられるようになっている。このようなやり方は、た
とえば汚れたベッドを迅速に復旧して使用できるようにするために、該床板部材の清掃を現場ではなく、別の部屋で行う場合に特に適している。このような場合には、1つ以上の汚れた床板部材をそれぞれのベッドフレーム部分から簡単に取り外して、衛生的に申し分なく清潔な床板部材と交換できる。清掃すべき床板部材は、それが装備されていたベッドとは別個に清掃することができ、その間にそれぞれのベッドは再び使用するべく整えられる。
さらに、清掃の目的で個々の床板部材を上述のように交換することは、清掃すべき床板部材を担当者が手で清掃するのではなく、たとえば病院中のすべての清掃すべき床板部材を中央に集めて、自動洗浄装置を使って清掃できるという利点を提供する。これはエコロジカルな観点で有利なだけでなく、そのような清掃ははるかに的確に行われ、人件費も比較的わずかですむ。
上述したように、上記の床板部材は、多数の個々のばね弾性部材を有しており、それによって寝心地がマットレスそれ自体だけで補整されるのではなく、ベッド上にいる者の臥位や体重に応じて弾性的補正を提供する床板領域が生じ、それによって特に病気や介護に応じた快適な臥位もしくは座位が可能になる。個々の床板部材は、それぞれ付属しているばね弾性部材と結合して、床板部材とばね弾性部材を一緒に清掃できるようになっている。それゆえ衛生的清掃のために、ばね弾性部材をそれぞれの床板部材から取り外す必要がない。
総じて、本発明によるベッド構造によって、ばね弾性部材に基づいて最高の要求を満たす寝心地を保証すると同時に、個々の床板部材を設けた結果として清掃を簡便に行うことができる、特に医療ベッド及び/又は介護ベッドの分野に適したベッドが提供される。 本発明の別の特徴に従い、床板部材はベッドフレーム側に少なくとも1つの受容領域を有していて、ベッドを組み立てた状態で床板部材がそれぞれのベッドフレーム部分に回動及び/又は移動しないように配置されるように、それぞれのベッドフレーム部分の、対応して形成された部分領域を受容する。本発明のこの有利な構成により、床板部材の迅速な着脱が可能になる。床板部材は、それぞれのベッドフレーム部分から簡単に取り外し、また再び取り付けることができる。この場合、ベッドフレーム側に形成された受容領域に、それぞれのベッドフレーム部分の、対応して形成された部分領域が突入するように構成したことによって、床板部材が意図せず回動又は移動できないように確保されている。別の構成形態では、それぞれのベッドフレーム部分は、たとえば上方に向けられたピンを有していて、これらのピンが床板部材内に形成された孔に突入するようになっている。これと択一的に、床板部材も、ベッドフレーム部分を構成している成形部材に対応して形成された受容領域を有することができ、床板部材は一種のインサートのようにそれぞれのベッドフレーム部分に挿入できる。このようにすることによっても、床板部材が回動及び/又は移動しない構成が有利にも実現される。相応の床板部材をそれぞれのベッドフレーム部分に確実に配置するには、基本的に重力だけで十分であるが、それぞれの床板部材を追加的に確保するために別に鎖錠機構を設けてもよい。この目的のために、特に追加的な固定手段、たとえばねじ、固定ピン又はクイックスナップ式ロックが適している。
各々のベッドフレーム部分に対して、それぞれ1つの床板部材が設けられていることが好都合である。こうすると利用できるベッドフレーム部分の総数は、使用する床板部材の数に等しくなる。各々の床板部材は、それぞれのベッドフレーム部分に個々に配置でき、それぞれ他の床板部材から独立に取り外して、別の床板部材と交換できる。これは、特に床板部材の衛生的清掃の点で有利である。なぜならば、それによって個々の床板部材を迅速に交換できるからである。つまり、汚れた床板部材を取り外して、衛生的に不都合のない床板部材に置き換えることができる。次いで、取り外された床板部材が適切に清掃される。
本発明の別の特徴に従い、床板部材はほぼ板状に形成されている。このように形成された床板部材は、操作者が簡単に取り扱うことができる。迅速に結合するためにそのような床板部材はそれぞれの端部に、それぞれのベッドフレーム部分に設けた対応する凹部に突入して掛合できるクイックスナップ式ロックを追加的に備えることができる。このようにすることによって、床板部材の交換は非常に単純になり、1人の操作者でも簡便に行うことができる。取り扱いやすさを改善するために、さらに床板部材に取っ手を装備してもよい。
ベッドフレームの構成に応じて、互いに独立に位置を調節できる複数のベッドフレーム部分を設けることができる。たとえば3個又は4個のベッドフレーム部分が慣用的であり、ベッドフレーム部分が3個の場合は、頭部領域に対するベッドフレーム部分、足部領域に対するベッドフレーム部分、そして頭部と足部の間の中間領域に対するベッドフレーム部分が設けられている。これら各々のベッドフレーム部分に対して、それぞれ床板部材が設けられている。個々の床板部材を交換する際に、たとえば頭部床板部材と足部床板部材を取り違えるのを避けるために、個々の床板部材は相応の標識を備えることができる。これらの標識により、本来足部領域に対して形成された床板部材が誤ってベッドフレームの頭部領域に配置されることがなくなる。
本発明の別の特徴により、床板部材は補強リブ及び/又は補剛リブを有することができる。この構成は、特に面積の大きい構成の場合に有利である。なぜならば、これによって安定性がさらに増し、寝心地が改善されるからである。
本発明の別の特徴に従い、床板部材は全周にわたって延びる側壁を有している。こうすることによって床板部材の上に載置されたマットレスの側方の定着が得られるとともに、床板部材をこのように形成することにより、それぞれの傾斜位置に応じて液体受容機能が向上し、ほぼ板状に形成された床板部材よりも多くの液体を受容できる。
本発明の別の特徴に従い、床板部材は換気用開口部を有している。このような開口部を形成することは、特に載置されたマットレスの換気の点で有利である。このようにすると、マットレスを繰り返し交換することにより、患者が不必要に頻繁にベッドを交換しなければならないという事態を避けることができる。
本発明の別の特徴により、複数の開口部が共通の列を形成するように並置されており、床板部材の長手方向で、各々の開口部列の前後にばね弾性部材を支持するための支持領域が配置されている。本発明のこの構成により、マットレスを正確な位置に配置できるとともに、マットレスの換気が確保される。床板部材とマットレスとの間にあるばね弾性部材は、マットレスがそれぞれの床板部材から間隔をあけて設置されるように働く。これによりマットレスと床板部材との間に隙間が作られる。この隙間は床板部材内に形成された換気用開口部を通して、ベッドの周囲の空気と直接連通している。したがって周囲の空気と、床板部材とマットレスの間に存在する空気との間で、絶えず空気交換が確保されている。これによりマットレス下側で容積の大きい換気が行われることが有利である。
本発明の別の特徴に従い、換気用開口部を形成している貫通孔は、液体保留カラーを有している。これにより床板部材が安定するとともに、そのようなカラーを形成したことによって意図せず流出して床板部材と接触した液体が、意図せずに換気用開口部からベッドの下方にある床上に流れ落ちるのが確実に防がれる。その上、保留カラーは液体が一種の溝によって集まり、床板部材を清掃する際にまとめて完全に処分できるようにする。このような構成は、特に衛生上の理由から従来技術に対して改善されている。
本発明の別の特徴に従い、支持領域は、1列に並置された多数のばね弾性部材を有している。このように構成することにより、個々のばね弾性部材は全体として対称的に配置され、全体として対称的に作用するクッション性、すなわち寝心地が保証されている。個々のばね弾性部材の選択に応じて、もしくは使用する部材の数に応じて、異なるニーズに合わせた寝心地が得られる。
本発明の別の特徴により、床板部材は相応のクイックロック機構によりそれぞれのベッドフレーム部分に配置できるとともに、個々のばね弾性部材もそれぞれの床板部材に、好ましくは迅速に着脱可能に配置されている。こうすることにより、たとえば清掃目的で迅速に交換することができるとともに、種々のばね弾性部材を、共通の床板部材と組み合わせて使用することが可能となる。これにより個人に合わせた寝心地を生み出すことができる。
本発明の別の有利な提案に従い、床板部材は多数の弾性的ばね部材が装備されており、複数のばね部材が該床板部材の長手方向及び/又は横断方向に共通の列を形成するように並置されている。この方策によっても、全体として対称的に作用するクッション性が得られ、相応に良好な寝心地が確保される。利用者の個人的な条件に応じて、個々のばね部材列は、たとえばばね剛性が異なる種々のばね部材からなってよい。このようにすることによって、個人に合わせた寝心地を非常に的確に調整できる。
種々のばね部材を個々に配置するのとは択一的に、特に側壁を備えた床板部材の使用と関連して、本発明の別の有利な提案に従いマット状に互いに組み合わせて形成されたばね部材を使用することができる。したがってまた、複数のばね部材を互いに組み合わせてマット状の挿入物を形成できる。次いでこれらの挿入物を、それぞれの床板部材に載置できる。特に側壁を有する床板部材との関連で、マット状に形成されたばね部材を使用することが適している。なぜならば、ばね部材は側壁によって確実に保持されるからである。このようにすることにより、個々のばね部材が意図せず滑り落ちることが効果的に防がれる。しかしまた、個々のばね部材を互いに組み合わせて構成されたマット状の支持具を、板状に形成された床板部材と一緒に使用することも可能である。しかしこの場合は、ばね部材を少なくともマット領域毎に、追加的な固定部材を用いて床板部材と結合しなければならない。複数のばね弾性部材を互いに組み合わせてマット状の装着物を構成する利点は、本質的に迅速に交換できることにある。個々の部材を固定するのとは反対に、マット状に互いに組み合わせたばね部材を使用する場合は、個々のばね部材をそれぞれの床板部材に個別に固定する必要がなく、マット状に構成された装着物自体を固定するだけでよい。このための固定箇所は、原理的に1カ所で十分である。
本発明の別の有利な提案に従い、ばね弾性部材は板ばねの方式で構成されており、結合領域、支持領域、及び結合領域を支持領域と連結しているばね部材領域を有している。結合領域は板ばねをそれぞれの床板部材に固定する働きをする。この目的のために、たとえば結合領域は貫通孔として形成された保持部を有しており、これを貫通してねじなどの固定手段を案内し、それぞれの床板部材にねじ止めして固定できる。同様に、結合領域が、それぞれの床板部材に形成された対応する受容部に差し込むか、又は対応する突出部にはめ込むことのできるクイックスナップ部材を有することも考えられる。板ばねの支持領域は、ベッドに載置されるマットレスを支持する働きをする。多数の板ばねを配置することによって面状に形成された支持領域が生じ、載置されるマットレスを全面で支持する。結合領域と支持領域との間には、ばね部材領域が形成されている。このばね部材領域の働きにより、支持領域は結合領域に対して相対的にばね弾性的に動くことができ、それによって最終的にマットレスのばね弾性的な支持が実現される。ばね部材領域は、好ましくは少なくとも1つのばね手段から形成されていて、あらかじめ設定可能なばね剛性を有している。ばね弾性部材のこのほかの構成形態も考えられ、たとえば結合領域、ばね部材領域及
び支持領域は一体的に形成できる。唯一決定的に重要なのは、ばね弾性部材により床板部材上にマットレスをばね弾性的に設置することが可能になることである。マットレスとそれぞれの床板部材との間にばね弾性部材を挿入するだけで、寝心地の改善がマットレス自体のばね弾性のみに依存することのない構成が可能になる。さらに、上述したように、多数の種々異なる部材を挿入することにより、寝心地を個人に合わせて調整する可能性が開かれる。
本発明の別の特徴に従い、ばね部材領域は、ほぼ縦長に形成され、星形に配置された複数のばね手段からなる。特にこの種類の構成により、医療もしくは介護に適した寝心地が提供される。
本発明の別の特徴によれば、必要に応じてそれぞれ等しい及び/又は異なるばね剛性を有する複数のばね弾性部材を、ユニットシステム方式で互いに組み合わせて床板部材と結合できる。こうすることによって、すでに述べた個人に合わせた寝心地が実現され、特にユニットシステム方式に基づき、多数の種々異なる部材を互いに組み合わせることが可能である。
ばね弾性部材は、好ましくは酸性もしくはアルカリ性の液体に対してほぼ不感のプラスチックからなる。これにより衛生的に清掃することが可能になるとともに、相応の射出成形法を用いて、上記の要求に完全に応えられるプラスチック部材を形成できる。
以下に、本発明のその他の利点及び特徴を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明によるベッド1の概略図を示す。このベッドは、ベッド架台2とベッド本体3からなる。ベッド架台2とベッド本体3は、高さ調節装置4を介して互いに連結されている(図2参照)。この高さ調節装置4により、ベッド本体3はベッド架台2に対して相対的に上下方向に移動できる。具体的には、高さ調節装置4はこの図には示されていない昇降手段と駆動手段からなる。ベッドに横になっている患者が、他人の助けを借りずにベッド本体3の高さ調節をできるようにするために、高さ調節装置4はリモートコントロールで操作できる。この場合、高さ調節装置4によって、ベッド本体3が地面に平行な状態で移動するだけでなく、傾斜角を調整することも可能なので、ベッド本体3は高さ調節装置4の昇降限界の範囲内で任意の姿勢を取ることができる。
ベッド架台2はベッド架台フレーム5と、場合によっては突起部として形成された支持脚6からなる。ベッド架台フレーム5と支持脚6は、許容総荷重が少なくとも200kgとなるように設計されている。これは、患者の許容体重が少なくとも130kgないし140kgであることに等しい。ベッド架台フレーム5は、床側に合計4個の支持ローラー7を付けている。支持ローラー7は、横軸と縦軸の回りを回転できるように支承されたキャスターとして形成されていて、あまり力を加えずにベッドを移動させることができ、かつ良好な操作性が得られる。
ベッド本体3は、好ましくはベッドフレーム8と、床板を限定している側板とからなる。前板9と後板10のほかに、ベッドの両長辺側に側板11が設けられている。側板11は好ましくは格子状に構成され、互いに上下に配置された少なくとも2つの横材12から形成されてよい。好ましい構成形態によると、横材12は少なくともベッドの長辺側に取り外せるように配置されているので、ベッドに上がったり、ベッドから降りたりするために横材を少なくとも一時的に支持具から取り外すことができる。
ベッドフレーム8は、複数のベッド部分と調節装置からなる。これは図2で最も明瞭に
示されている。ベッドフレームは合計4個のベッドフレーム部分を有している。これらのベッドフレーム部分は、当部ベッドフレーム部分13、足部ベッドフレーム部分14、大腿部ベッドフレーム部分15及び中央部ベッドフレーム部分16に区分される。個々のベッドフレーム部分は互いに相対的に旋回可能及び移動可能に配置されている。これは、個々のベッドフレーム部分を互いに結合している調節装置17によって実現される。調節装置17は好ましくは連接棒として形成されていて、外部から相応のレバーによって操作可能である。
上記のベッドフレーム部分13、14、15又は16は床板部材18を備えている。床板部材18は好ましくは深絞りしたプラスチックからなり、ほぼプレート形をしている。床板部材18は多数のばね弾性部材19を支持する働きをし、ばね弾性部材19の方は図には示されていないマットレスを支持する。この関連は、図3に最も明瞭に示されている。
床板部材18はそれぞれ、ばね部材19で支持されたマットレスの換気の働きをする開口部20を有している。
特に図3及び図4から見られるように、複数の換気用開口部20が並置された共通の列を形成している。床板部材18の長手方向21では、開口部20の各列の前後にばね弾性部材19を支持するための支持領域22が配置されている。このようにすると、床板部材18の長手方向21に対して横断方向に形成された複数の列が生じ、ばね部材19を付けた列と、換気用開口部20を付けた列とが交互に設けられている。別の構成に従い、1列の複数の開口部を一緒にして全体開口部20とすることもできる。複数の個別開口部19と全体開口部のいずれを設けるかにかかわりなく、貫通孔は、全周にわたって液体保留カラー23を有している。液体保留カラー23は、床板部材18に分散する液体が、開口部20を通って地面に流れ落ちないように留めておく働きをする。
床板部材18を回動及び移動しないように配置するために、床板部材18は、それぞれのベッドフレーム部分の対応して形成された部分領域を受容する受容領域28を有している。図4に示された構成形態では、これらの対応する部分領域はベッドフレーム部分を限定している成形部材30自体である。したがって床板部材18は、ベッドフレーム側に受容領域28が設けられていて、それぞれのベッドフレーム部分の成形部材30が正確に嵌入するように形成されている。したがってベッドを使用できる状態に組み立てるには、成形部材30が受容領域28の内部に来るように、床板部材18をベッドフレーム部分に載せるだけでよい。床板部材18の確実な配置を保証するためには、床板部材18の重力で十分である。さらに、床板部材18に形成されている受容領域28の内部に成形部材30を配置した結果として、床板部材18が回動したり、移動したりしないように配置されることが保証される。床板部材18の位置固定をいっそう確実にするために、たとえばベッドフレーム部分の成形部材30に床板部材18を固定する追加の固定手段を設けるなどの安全措置を講じてもよい。この目的のために、特にねじ、固定ピン又はクイックスナップ式鎖錠が適している。
図5に示した好ましい実施例では、ばね弾性部材19は一種の板ばねとして構成されていて、結合領域24、支持領域25、及び結合領域24を支持領域25と連結しているばね部材領域26を有している。結合領域24は、それぞれの床板部材18に個々の板ばねを取り外し可能に配置するように働く。このために相応の固定手段、たとえばねじ、リベット又はクリップ部材を使用できる。ばね部材19の支持領域25は、図に示されていないマットレスを支持する働きをする。図に示されているように、多数のばね部材19をユニットシステム方式で床板部材18の長手方向20にも横断方向29にも列を形成するように並置すると、面状のマットレス支持が生じる。
ばね部材19の支持領域25と結合領域24は、ばね部材領域26によって互いに連結されている。これにより支持領域25のばね弾性的支持が形成され、ひいては医療もしくは介護に適した寝心地が調整される。これは特に図6から見て取れる。ばね部材領域26はほぼ縦長に形成され星形に配置されたばね手段27からなる。これらのばね手段27は異なるばね剛性を有することができ、その結果として異なるばね剛性を有するばね部材19を互いに個別的に組み合わせることができるだけでなく、左方向に傾斜するばね特性と、右方向に傾斜するばね特性とを区別できるように、ばね部材18のばね剛性を正確に調整することが可能である。このように構成することによって、ベッド内部から指定してクッション性を調整することができ、「床板の凹み」の発生を防ぐことができる。慣用的な床板部材、たとえばすのことは異なり、上記のばね部材19を使用すると、点状に作用する、したがってまた点状に調整可能なクッションが可能となる。それゆえ慣用的なすのこと比べて、寝心地及び座り心地の調整可能性ははるかに改善される。これは、上述のように、種々のばね部材19を同一の床板部材18と組み合わせることができるだけでなく、1つのばね部材19内部で個々のばね手段27も多様に形成できることによって、さらに拡大される。
択一的な構成形態に従い、複数のばね部材19を互いにマット状に組み合わせて形成できる。このようにして形成されたばねマットも、それぞれの床板部材18上に設置できる。しかしこの場合、個々のばね部材19をそれぞれの床板部材18に固定する必要はなく、ばね部材マット自体を固定配置するだけでよい。それによって、ばね部材マットを構成するすべてのばね部材は、それぞれの床板部材18に確実に配置される。ばね部材マットを使用することは、床板部材18が支持の働きをする側壁を備えた床板部材の方式で形成されていると有利である。この場合は、これらの側壁がばねマットが滑り落ちるのを防ぐので、それぞれの床板部材18を特別に固定する必要はなくなる。
本発明によるベッドの第1の構成形態の概略図である。 図1に示す本発明によるベッドの第1の構成形態の、板張りのない概略図である。 本発明によるベッドのベッドフレームの第1の部分図の概略図である。 本発明によるベッドのベッドフレームの第2の部分図の概略図である。 板ばねとして形成されたばね弾性部材の概略図である。 板ばねとして形成されたばね弾性部材の概略的な側面図である。
符号の説明
1…ベッド、2…ベッド架台、3…ベッド本体、4…高さ調節装置、5…ベッド架台フレーム、6…支持脚、7…支持ローラー、8…ベッドフレーム、9…前板、10…後板、11…側板、12…横材、13…頭部ベッドフレーム部分、14…足部ベッドフレーム部分、15…大腿部ベッドフレーム部分、16…中央部ベッドフレーム部分、17…調節装置、18…床板部材、19…ばね部材、20…開口部、21…長手方向、22…受容領域、23…拘束カラー、24…結合領域、25…支持領域、26…ばね部材領域、27…ばね手段、28…保持領域、29…横断方向、30…成形部材。

Claims (9)

  1. ベッド架台(2)と、ベッドフレーム(8)を有するベッド本体(3)とを備えるベッドであって、
    ベッドフレーム(8)上に配置された少なくとも1つの床板部材(18)と、
    各床板部材(18)上のマットレス側に配置された複数のばね弾性部材(19)と、ばね弾性部材(19)が床板部材(18)上において交換可能に配置されていることとを備え、
    複数のばね弾性部材(19)は、床板部材(18)の長手方向(20)及び横断方向(29)で共通の列を形成するように並置されていることを特徴とするベッド。
  2. 各々のベッドフレーム部分(13、14、15、16)に対して、それぞれ1つの床板部材(18)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のベッド。
  3. 前記床板部材(18)が板状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のベッド。
  4. 前記床板部材(18)が外側全域にわたって延びる側壁を有していることを特徴とする請求項3に記載のベッド。
  5. 前記床板部材(18)が換気用開口部(20)を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のベッド。
  6. 前記開口部(20)がマットレス側でそれぞれ全周にわたって液体保留カラー(23)を有していることを特徴とする請求項5に記載のベッド。
  7. 前記開口部(20)がマットレス側で相応の挿入部材によって閉鎖可能であることを特徴とする請求項5又は6に記載のベッド。
  8. 複数のばね部材がマット状に互いに組み合わされていることを特徴とする請求項1乃至
    7のいずれか1項に記載のベッド。
  9. 少なくとも1つのばね弾性部材(19)がプラスチック、金属、並びにプラスチック及び金属のいずれかからなることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のベッド。
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