JP3919817B2 - コバルト触媒の製造法 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、下記式を有するコバルト錯体の製造法に関するものである。
[Co(NH35M]Ty
(式中、配位子Mは、下記式を有する置換および非置換のC1〜C30のカルボン酸から選択されるものである)
RC(O)O−
これらの触媒は、漂白剤含有消費者用組成物として、とりわけ漂白剤を含んでなる全自動食器洗剤および洗濯洗剤に、特に有用である。
発明の背景
コバルト触媒は、それを製造する様々な方法がよく知られているように、よく知られている。しかしながら、大多数の合成法は、学術研究用に実験的な量を得るために有効な方法に向けられただけのものである。これらの方法は、例えば、M.L.Tobe著,「Base Hydrolysis of Transition-Metal Complexes」Adv.Inorg.Bioinorg.Mech.,(1983年),2,1〜94頁、J.Chem.Ed.(1989年),66(12),1043〜45、The Synthesis and Characterization of Inorganic Compounds,W.L.Jolly著(Prentice-Hall,1970年),461〜3頁、Inorg.Chem 18,1497〜1502(1979年)、Inorg.Chem.21,2881〜2885(1982年)、Inorg.Chem.18,2023〜2025(1979年)、Inorg.Synthesis,173〜176(1960年)、そしてJournalof Physical Chemistry56,22〜25(1952年)、の各文献に記載されている。
しかしながら、消費者用製品として使用する場合には、コバルト錯体は、可能な限り最高の純度のものをコスト的に最も有効な方法によって、大量に製造することが必要である。カルボン酸配位子を含んでなるコバルト錯体を、本製造法によって工業的に十分な規模で製造できることが、本発明によって見出された。
技術背景
米国特許第4,810,410号(Diakun等に、1989年3月7日発行)、米国特許第5,246,612号(Van Dijk等に、1993年9月21日に発行)、米国特許第5,244,594号(Favre等に、1993年9月14日発行)、ヨーロッパ特許出願、公開番号第408,131号(Unilever NVに、1991年1月16日公開)、の各明細書を参照されたい。また、米国特許第5,114,611号(Van Kralingen等に、1992年5月19日発行、(コバルトのような遷移金属の遷移金属錯体と非大環状配位子))、米国特許第4,430,243号(Braggに、1984年2月7日発行、(コバルトを包含する触媒重金属カチオンを含有してなる洗濯漂白剤組成物))、独国特許明細書第2,054,019号(Unilever N.V.に、1971年10月7日公報発行、(コバルトキレート化剤触媒))、ヨーロッパ特許出願、公開番号第549,271号(Unilever PLCに、1993年6月30日公開、(洗浄剤組成としての大環状有機配位子))、の各明細書を参照されたい。
発明の概要
本発明は、下記式を有するコバルト錯体の製造法に関するものである。
[Co(NH35M]Ty
(式中、配位子Mは、下記式を有する置換および非置換のC3〜C30のカルボン酸から選択されるものである)
RC(O)O−
本製造法は、下記の(a)、(b)、(c)、および(d)の工程からなるものである。
(a)下記式を有するコバルト(II)カルボン酸塩(好ましくは酢酸塩)を、濃水酸化アンモニウムおよびカルボン酸アンモニウム(例えば、酢酸アンモニウム)と反応させる工程、
Co(M)2xH2
(式中、xは約0〜約8であり、好ましくは約0〜約6であり、より好ましくは約2〜約4、である)
(b)工程(a)の生産物を、酸素、過酸化水素、およびこれらの混合物からなる群から選択される酸化剤と反応させる工程、
(c)必要に応じて、1のT対イオンを他のT対イオンに交換する工程、および
(d)コバルト錯体を収集する工程。
上記式中、Tは数yで存在して電荷均衡された塩を与える1種または2種以上の対アニオンであり(好ましくは、Tは、塩化物、ヨウ化物、I3 -、蟻酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、硫酸塩、亜硫酸塩、クエン酸塩、酢酸塩、炭酸塩、臭化物、PF6 -、BF4 -、B(Ph)4 -、リン酸塩、亜リン酸塩、ケイ酸塩、トシル化物、メタンスルフォン酸塩、およびこれらの組み合わせ、からなる群から選択されるものである)、yは1または2である。
本明細書中において使用する部、百分率、割合のすべては、その他に明示がない限り重量百分率を示すものとする。引用されるすべての文書は、関連部分を、参考文献として本明細書中に含むものとする。
発明の詳細な説明
本発明は、下記式を有するコバルト錯体の製造法に関するものである。
[Co(NH35M]Ty
配位子Mは、下記式を有する置換および非置換のC1〜C30のカルボン酸から選択されるものである。
RC(O)O−
ここで、Rは好ましくは水素およびC1〜C30(好ましくはC1〜C18)の非置換および置換アルキル基、C6〜C30(好ましくはC6〜C18)の非置換および置換アリール基、C3〜C30(好ましくはC5〜C18)の非置換および置換ヘテロアリール基、からなる群から選択されるものであり、ここで置換の基は、
−NR’3、−NR’4 +、−C(O)OR’、−〇R’、−C(O)NR’2、からなる群から選択されるものであり、ここでR’は、水素およびC1〜C6部分単位からなる群から選択されるものである。従って、この置換Rは、部分単位−(CH2nOH、および−(CH2nNR’4 +、を包含するものであり、ここでnは1〜約16、好ましくは約2〜約10、もっとも好ましくは約2〜約5、の整数である。
もっとも好ましいMは、上記式を有するカルボン酸であり、式中、Rは水素、メチル基、エチル基、プロピル基、直鎖あるいは分岐鎖であるC4〜C12アルキル基、およびベンジル基、からなる群から選択されるものである。もっとも好ましいRはメチル基である。このM部分単位は、モノ−カルボン酸を含有することが好ましいが、コバルトに対する結合が部分単位ごとにたった一種のカルボン酸による限り、二種以上のカルボン酸がその部分単位中に存在してもよい(この場合には、M部分単位中の他のカルボン酸は、陽イオン化しているか、またはその塩の形態をなすことが可能である)。好ましいカルボン酸M部分単位は、蟻酸、安息香酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ドデカン酸、マロン酸、マレイン酸、コハク酸、アジピン酸、フタル酸、2−エチルヘキサン酸、ナフテン酸、オレイン酸、パルミチン酸、トリフラート(triflate)、タルトラート、ステアリン酸、酪酸、クエン酸、アクリル酸、アスパラギン酸、フマル酸、ラウリン酸、リノレン酸、乳酸、リンゴ酸、およびとりわけ酢酸、が含まれる。
Tは電荷均衡された塩を得るために、数yで存在する1種または2種以上の対アニオンであり(好ましくは、Tは、塩化物、ヨウ化物、I3 -、蟻酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、硫酸塩、亜硫酸塩、クエン酸塩、酢酸塩、炭酸塩、臭化物、PF6 -、BF4 -、B(Ph)4 -、リン酸塩、亜リン酸塩、ケイ酸塩、トシル化物、メタンスルフォン酸塩、およびこれらの組み合わせたもの、からなる群から選択されるものである)、yは1または2である。
本製造法は、下記式を有するコバルト(II)カルボン酸塩(好ましくは酢酸塩)を、濃水酸化アンモニウムおよび、酢酸アンモニウム(好ましくは少なくとも20%、より好ましくは少なくとも25%、典型的には28〜32%、の濃水酸化アンモニウム溶液である)と反応させる第1工程を含んでなるものである。
Co(M)2xH2
(式中、Mは上記したものであり、xは約0〜約8であり、好ましくは約0〜約6であり、より好ましくは約2〜約4である)。この工程は、典型的には室温で、好ましい温度は約90℃未満で、より好ましい温度は80℃未満で、行う。反応中に、存在する水の体積を最小限とするために、濃水溶液中での水酸化アンモニウムは、約5.0〜約10.0当量、より好ましくは約5.0〜約5.5当量、の範囲で使用することが好ましい。
この第1工程には、この第1工程での生産物を、酸素、とりわけ過酸化水素のような酸化源からなる群から選択される酸化剤(好ましくは少なくとも約30重量%、より好ましくは少なくとも約50重量%、の濃度である)と反応させる工程が後続する。この工程も、典型的には室温で、好ましい温度は約90℃未満で、より好ましい温度は80℃未満で、行う。
必要に応じて、この反応工程の後に、製造されたコバルト錯体のT対イオンを他のT対イオンと交換する工程がある。これは、例えば、この錯体を酸(例えば、HClまたはHClO4)、または塩(例えば、NaPF6)で処理することにより行うことができる。
この反応工程の終わりに、コバルト錯体を収する。好ましい収集方法には、溶媒を除去する蒸発、あるいは凍結乾燥、あるいは沈殿(例えば、共溶媒の添加)が含まれる。集められたコバルト錯体は、そのまま使用してもよく、または所望の生産物に取り込むために、あるいはこの錯体についての用途のために、更に精製しあるいは改変することができる。これには、必要に応じて、固体生産物を適した溶媒、例えばエタノールで、洗浄して非コバルト塩を除去することが含まれる。
本発明の方法は、中間反応生成物の単離あるいは分離を行うことなく1つの反応容器において行うことが好ましい。しかしながら、もし希望するならば、1または2以上のこの反応工程を別の反応容器で行ってもよいし、中間反応生成物を分離および/または収集する工程を後置あるいは前置してもよい。
好ましいTは、塩化物、ヨウ化物、I3 -、蟻酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、硫酸塩、亜硫酸塩、クエン酸塩、酢酸塩、炭酸塩、臭化物、PF6 -、BF4 -、B(Ph)4 -、リン酸塩、亜リン酸塩、ケイ酸塩、トシル化物、メタンスルフォン酸塩、およびこれらの組み合わせたもの、からなる群から選択されるものである。必要に応じて、T中に二種以上のアニオン群、例えば、HPO4 2-、HCO3-、H2PO4-、等が存在する場合、Tは陽イオン化することができる。更に、Tは非伝統的な無機アニオン、例えば、アニオン界面活性剤(例えば、直鎖アルキルベンゼンスルホネート(LAS)、アルキルサルフェート(AS)、アルキルエトキシスルホネート(AES)、等)および/またはアニオンポリマー(例えば、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、等)からなる群から選択することができる。
本発明により製造される好ましいコバルト錯体は、コバルト(III)ペンタアミンアセテートジクロライド、即ち[Co(NH35OAc]Cl2、コバルト(III)ペンタアミンアセテートジアセテート、即ち
[Co(NH35OAc](OAc)3(本明細書中では「PAC」という)、
[Co(NH35OAc](PF62
[Co(NH35OAc](SO4)、および
[Co(NH35OAc](BF42、である。
本発明において有用な出発物質コバルト(II)カルボン酸塩は、市場において入手可能であり、また様々な方法で製造することができる。
下記の諸例は、何ら本発明の内容を制限することなしに、本発明の製造法をさらに説明するものである。
例1
[Co(NH 3 5 OAc](OAc) 2 (「PAC」と命名されたもの)の合成
水酸化アンモニウム(286.0mL、2.06mol、28%)および酢酸アンモニウム(68.81g、0.89mol)を、冷却器、内部温度計、機械撹拌器、および添加用漏斗を取り付けた1000mLの三つ口丸底フラスコに供給する。一度、この混合物を均一になるように混合し、コバルト(II)アセテートテトラハイドレート(100.0g、0.40mol)を5分間掛けて少しずつ加える。この混合物は黒色を呈し、また31℃に暖まる。
この混合物にH22(27.32g、0.40ol、50%)を15分間掛けて少しずつ添加して処理する。添加が完了すると、この混合物はさらに53℃まで発熱し、また深紅色になる。1時間撹拌した後に、HPLC分析は、コバルトのすべてが[Co(NH35OAc](OAc)2として存在していることを示している。濃縮すると、所望の錯体が赤色固体として得られる。
例2
[Co(NH 3 5 OAc]の合成
例1の生産物を室温、水の中で1当量のNaPF6で処理する。この反応混合物を1時間撹拌し、濃縮して粘性の液体とし、10〜15℃まで冷却する。赤色結晶がこの混合物から沈殿し、この結晶を濾過により収集する。赤色生産物のHPLC分析は、コバルトのすべてが[Co(NH35OAc](PF62として存在していることを示している。

Claims (9)

  1. 下記式:
    [Co(NH35M]Ty
    (上記式中、
    配位子Mが、下記式:
    RC(O)O−
    を有する、置換及び非置換のC1〜C30のカルボン酸から選択されるものであり、
    Tが、数yで存在して電荷均衡された塩を与える1種又は2種以上の対アニオンであり、
    yが、1または2であり、
    Rが、それぞれ、独立に、水素、およびC1〜C30の非置換および置換アルキル基、C6〜C30の非置換および置換アリール基、C3〜C30の非置換および置換ヘテロアリール基、からなる群から選択されるものであり、ここで、置換基が、−NR’3、−NR’4 +、−C(O)OR’、−OR’、−C(O)NR’2からなる群から選択されるものであり、ここで、R’が、水素、およびC1〜C6部分単位からなる群から選択されるものである)
    を有するコバルト錯体の製造法であって、
    (a)下記式:
    Co(M)2xH2
    (上記式中、xは0〜8である)
    を有するコバルト(II)カルボン酸塩を、濃水酸化アンモニウムおよびカルボン酸アンモニウム塩と反応させ、
    (b)工程(a)の生産物を、酸素、過酸化水素、およびこれらの混合物からなる群から選択される酸化剤と反応させ、
    (c)必要に応じて、一のT対イオンを他のT対イオンに交換し、及び
    (d)コバルト錯体を収集することを含んでなる、製造法。
  2. Tが、塩化物、ヨウ化物、I3 -、蟻酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、硫酸塩、亜硫酸塩、クエン酸塩、酢酸塩、炭酸塩、臭化物、PF6 -、BF4 -、B(Ph)4 -、リン酸塩、亜リン酸塩、ケイ酸塩、トシル化物、メタンスルフォン酸塩、およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるものである、請求項1に記載の製造法。
  3. 前記濃水酸化アンモニウムが、少なくとも25%の水酸化アンモニウムである、請求項1又は2に記載の製造法。
  4. 5.0〜10.0当量の水酸化アンモニウム濃水溶液を用いる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の製造法。
  5. Rが、それぞれ、独立に、C1〜C18である非置換または置換のアルキル基である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の製造法。
  6. Rが、それぞれ、独立に、水素、メチル基、エチル基、プロピル基、直鎖または分岐鎖であるC4〜C12アルキル基、およびベンジル基からなる群から選択されるものである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の製造法。
  7. 前記配位子Mが、蟻酸、安息香酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ドデカン酸、マロン酸、マレイン酸、コハク酸、アジピン酸、フタル酸、2−エチルヘキサン酸、ナフテン酸、オレイン酸、パルミチン酸、トリフラート、タルトラート、ステアリン酸、酪酸、クエン酸、アクリル酸、アスパラギン酸、フマル酸、ラウリン酸、リノレン酸、乳酸、リンゴ酸、および好ましくは酢酸から選択されるカルボン酸部分単位である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の製造法。
  8. Rが、それぞれ、独立に、部分単位−(CH2nOH、および−(CH2nNR’4 +(式中、nは1〜16の整数である)から選択されるものである、請求項1〜7のいずれか一項に記載された製造法。
  9. 工程(a)で5.0〜10.0当量の水酸化アンモニウム濃水溶液を使用し、工程(b)の酸化剤が過酸化水素を含んでなる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の製造法。
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