JP3917962B2 - ピックアップ移動装置 - Google Patents

ピックアップ移動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3917962B2
JP3917962B2 JP2003282986A JP2003282986A JP3917962B2 JP 3917962 B2 JP3917962 B2 JP 3917962B2 JP 2003282986 A JP2003282986 A JP 2003282986A JP 2003282986 A JP2003282986 A JP 2003282986A JP 3917962 B2 JP3917962 B2 JP 3917962B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
gear
cam follower
follower member
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003282986A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005050457A (ja
Inventor
正彦 西出
岳史 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ORION ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
ORION ELECTRIC CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ORION ELECTRIC CO., LTD. filed Critical ORION ELECTRIC CO., LTD.
Priority to JP2003282986A priority Critical patent/JP3917962B2/ja
Priority to EP04017746A priority patent/EP1503374A3/en
Priority to US10/900,922 priority patent/US20050028177A1/en
Publication of JP2005050457A publication Critical patent/JP2005050457A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3917962B2 publication Critical patent/JP3917962B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Moving Of Heads (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、CD(Conpact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)等のディスクに記録された情報を読み取るディスク再生装置に用いられるピックアップ移動装置に関する。
CD,DVD等のディスクに記録された情報を読み取る場合、ディスクをクランプして回転させながら、ディスクの半径方向にピックアップを移動させて記録された情報を読み取るようにされている。近年、ディスクの記録密度の高密度化とともにピックアップの読取位置制御を高精度で行うことが要請されている。こうした要請に対応して、モータ等の駆動手段から駆動を伝達する歯車等の駆動伝達機構に関する改良工夫が進められている。例えば、特許文献1では、ピックアップを移動するために設けられたラックに摺動自在に別のラックを配設し、2つのラックをバネ等の付勢部材により付勢されて駆動ギアを挟圧するようにした点が記載されている。こうした機構によりラックと駆動ギアとのバックラッシュを防止し、ピックアップの移動動作をより高精度に行うことができる。また、特許文献2には、ピックアップを備えたベースに設けられたフィードラックにその歯並び方向に弾発付勢された補助ラックを摺動可能に重ね合わせて設け、ピックアップが停止位置に達したときにピニオンと噛み合うフィードラックの噛み合い歯を欠除させる一方補助ラックの歯列を延長させて、補助ラックの歯列延長部分にピニオンが噛み合うことで補助ラックがフィードラックに対し歯並び方向に移動して所定の動作機構と連携動作を行う点が記載されている。また、特許文献3には、大小の主歯車に、これと分離してかつ互いに一体で回転可能な大小の補助歯車を取り付け、主歯車と補助歯車との間に圧縮バネを配置し、大きい方の主歯車と補助歯車をモータの駆動歯車に噛み合わされ、小さい方の主歯車と補助歯車をピックアップユニットのラックに噛み合わされる点が記載されている。
実開平3−89564号公報 登録実用新案第3089167号公報 特開2000−90601号公報
上述した特許文献1及び2では、2つのラックがバネ等の付勢部材により常時付勢されてピニオンを弾圧挟持し、ピニオンとラックとの間のバックラッシュを防止するようにされているが、このようにラック及びピニオンが常時付勢された状態に置かれるためそれに耐えるだけの強度を各部材に持たせておく必要がある。また、2つのラックを所定の位置関係に保持するために付勢力に対抗するストッパ等の機構を別途設けなければならない。特許文献3では、中間歯車でバックラッシュを防止することが提案されているが、構造が複雑になり、また歯車本体の強度が弱くなるおそれがある。
そこで、本発明は、2つのラックを採用することなくバックラッシュを防止し、ラックを移動させて他の部材との連係動作を行うことができるピックアップ移動装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係るピックアップ移動装置は、ピックアップ装置を取り付けた基台に配設された摺動面部に該ピックアップ装置の移動方向に摺動自在に設けられたラックと、前記基台に回動自在に取り付けられたカムフォロア部材と、前記ラックに形成されたカム面と、前記基台に設けられるとともに前記カムフォロア部材を前記カム面に常時圧接するように付勢する第一付勢部材と、前記ラックに形成された歯に噛み合う2枚歯車を備える中間歯車と、該中間歯車に設けられると共に前記2枚歯車の前記ラックに噛み合った歯が前記ラックの歯を挟持するように前記2枚歯車を構成する各歯車を互いに反対方向に付勢する第二付勢部材と、前記中間歯車を回転駆動する駆動手段とを備えていることを特徴とする。
さらに、前記カム面には前記カムフォロア部材が嵌合する湾曲部が形成されており、前記湾曲部に前記カムフォロア部材が嵌合することで前記基台及び前記ラックが一体となって移動することを特徴とする。
さらに、前記カムフォロア部材にはロックアーム部が形成されており、前記ラックのみが前記摺動面部を摺動することで前記湾曲部から前記カムフォロア部材が外れた後前記ロックアーム部が前記第一付勢部材に抗して揺動動作を行うように前記カム面が湾曲形成されていることを特徴とする。
上記のような構成を有することで、中間歯車の2枚歯車をラックに噛み合わせてラックの歯を2枚歯車の歯で挟持するので、ラックと中間歯車との間のバックラッシュが防止され、ラックが基台に摺動自在に設けられているので、ラックのみを移動させて他の部材との連係動作を行うことができる。また、基台に設けられたカムフォロア部材とラックに形成されたカム面とが常時圧接されているので、ラックを基台と所定の位置関係に保持することが可能となる。
さらに、カム面にカムフォロア部材が嵌合する湾曲部を形成し、湾曲部にカムフォロア部材が嵌合することで基台及びラックを確実に一体として移動することができる。
さらに、カムフォロア部材にロックアーム部を形成し、ラックのみが摺動面部を摺動することで湾曲部からカムフォロア部材が外れた後ロックアーム部が第一付勢部材に抗して揺動動作を行うようにカム面を湾曲形成することで、ラックの移動動作に連係してロックアーム部が揺動動作することができる。
以下、本発明に係る実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に本発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
図1は、本発明に係る実施形態を備えた光ディスク装置の内部構造を示す概略平面図である。本体フレーム1の底面には、大きく切欠いて開口領域2が形成されており、開口領域2内には後述する基板フレーム3が配設される。本体フレーム1の前方(図1では下側)には、ディスクが載置されるトレイ4を前後方向に案内する前側フレーム部5が形成されており、トレイ4の下面に前後方向に形成された摺動溝6が前側フレーム部5に突設した案内用突起7に嵌合してトレイ4は本体フレーム1内に搬入及び搬出される。トレイ4の下面には、前後方向に沿ってトレイラック8が配設されており、後述する駆動伝達機構にトレイラック8が噛み合ってトレイ4は前後方向に移動制御される。
基板フレーム3は、ディスクをクランプして支持するターンテーブル9を備えたモータが固定されており、中央部分に形成された矩形状の開口領域10には、ピックアップ装置11が配設される。図示されていないが、ターンテーブル9の上部には、本体フレーム1に架設された支持フレームにクランパが取り付けられている。ピックアップ装置11は、基板フレーム3に立設された支持台12に固定された一対の棒状ガイド13に摺動自在に装着されており、ターンテーブル9に装填されたディスクの半径方向に移動して読み取り動作を行う。
ピックアップ装置11の一方の側部には基台14が固定されており、後述するラック−ピニオン機構により基台14が移動することでピックアップ装置11が搬送されて読取位置に位置決めされるようになっている。
基板フレーム3には、駆動伝達機構15を構成する歯車列及び駆動源となるモータ16が取り付けられている。モータ16の駆動軸に固定された駆動歯車17には、三段歯車18の中段歯車部分が噛み合っている。三段歯車18は、中段歯車部分が最も大径で、下段歯車部分が最も小径で、上段歯車部分がその中間の径となっている。そして、下段歯車部分は、伝達歯車19と噛み合っている。伝達歯車19には、後述するように同軸に2枚歯車20が取り付けられている。一方、三段歯車18の上段歯車部分は、二段歯車21の上段歯車部分と噛み合っており、二段歯車21は、上段歯車部分が下段歯車部分よりも大径に設定されている。そして、下段歯車部分は、二段歯車22の上段歯車部分と噛み合っている。二段歯車22も上段歯車部分が下段歯車部分よりも大径に設定されている。そして、下段歯車部分は、伝達歯車23と噛み合っており、伝達歯車23は、前側フレーム部5に設けられたトレイ駆動歯車24の下段歯車部分と噛み合っている。そして、トレイ駆動歯車24の上段歯車部分がトレイ4の下面に配設されたトレイラック8と噛み合っている。
以上の駆動伝達機構15をモータ16により駆動すると、駆動力が伝達されてトレイ駆動歯車24が回転し、トレイラック8が駆動されてトレイ4が搬送される。
次に、基板フレーム3をトレイ4の搬送動作に同期して上下動させるための機構について説明する。前側フレーム部5には、左右方向に摺動可能に揺動ガイド部材25が設けられており、揺動ガイド部材25には、左右方向に延びた長孔26が穿設されている。長孔26内にトレイ駆動歯車24が配置されており、長孔26に形成されたラック歯27にトレイ駆動歯車24が噛み合うと、揺動ガイド部材25が左右方向に移動するようになっている。一方、基板フレーム3の後端部は、左右一対の支持軸28で支持されており、支持軸28を中心に上下に揺動可能に取り付けられている。基板フレーム3の前端部には、揺動受け部材29が固定されており、揺動受け部材29の左右両端部は、本体フレーム1の軸受部に上下動可能なように嵌合している。そして、揺動受け部材29の中央部分に揺動ロッド30が突設されており、揺動ロッド30は、揺動ガイド部材25に形成されたガイド溝に挿入されている。そして、図示されていないが、ガイド溝は、左右方向に延びるように穿設され、その一部に上下に傾斜して形成されているため、揺動ガイド部材25の左右方向の移動動作に応じて揺動ロッド30が上下動する。したがって、基板フレーム3全体が揺動ロッド30とともにトレイ4の搬送動作に同期して上下動するようになる。トレイ4の搬入時及び搬出時に一旦基板フレーム3が下方に移動してターンテーブル9がクランパから離れて、ディスクの搬送に支障が生じないようにする。
図2は、本発明の実施形態であるピックアップ送り機構の一部拡大平面図である。ピックアップ装置11の側部に固定された基台14には、ピックアップ装置11とは反対側に摺動面部31が延設されており、基台14の上面には、カムフォロア部材32が回動自在に軸支される回動軸33と、バネ部材34が装着される取付軸35とが並列して立設されている。
摺動面部31の上面には、ラック36が重なり合うように配設されており、ラック36の側面には、ピックアップ装置11の移動方向に沿って直線状の歯列が形成されている。摺動面部31の上面には、ピックアップ装置11の移動方向に沿って左右に所定間隔を置いて摺動突起37が立設されている。ラック36には、摺動突起37が嵌合する直線状の摺動溝38がピックアップ装置11の移動方向に沿って形成されている。したがって、ラック36は、摺動突起37によってピックアップ装置11の移動方向にのみ摺動自在となっている。ラック36の歯列が形成された側面と反対側にはカム部39が配設されており、カム部39にはカム面40が湾曲形成されている。
カムフォロア部材32は、カム面40に圧接する圧接面41が平面視円弧状に湾曲形成されており、圧接面41とは反対側に係合突起42が突設されている。カムフォロア部材32には、回動軸33に関して対称となる位置にロックアーム部43が一体形成されており、カムフォロア部材32が回動軸を中心に揺動すると、それに同期してロックアーム部43も同じ方向に揺動するようになる。
バネ部材34は、中央部分をコイル状に巻かれており、両端部が直線状に形成されて外方に突出している。そして、一方の端部はカムフォロア部材32の係合突起42に係合し、他方の端部は、基台14に形成された係合受け部44に係合している。バネ部材34は、両端部が開くように付勢するため、係合突起42に係合した一方の端部はカムフォロア部材32を下方に付勢するように作用する。
図3には、各部材の分解組立斜視図を示している。摺動面部31は、基台14に一段低く段差を形成して一体成形されており、その段差にラック36のカム部39の下面が当接している。ラック36の歯列は、摺動溝38の溝長とほぼ同一に設定されている。そして、ラック36は、ディスクを搬出又は搬入する際にピックアップ装置11が待機する位置(図1で示す位置参照、図2では左側)側に、斜面部46と先端が丸く形成された突出部47を備えた押圧部45がピックアップ装置11の移動方向に沿って延設されている。
図4には、カムフォロア部材32の圧接面41とカム部39のカム面40とが圧接した状態を拡大して示している。カム面40は、ピックアップ装置11の待機位置側から左側湾曲部40a、傾斜面40b、平行面40c及び右側湾曲部40dが形成されている。ラック36が摺動面部31に対して相対的に移動すると、カムフォロア部材32はバネ部材34により圧接された状態でカム面40を摺動し、左側湾曲部40a及び右側湾曲部40dに嵌合する。カムフォロア部材32が湾曲部に嵌合した状態では基台14及びラック36は、その位置関係を安定して保持された状態となり、ラック36に大きな駆動力が加わって強制的に移動させられない限りカムフォロア部材32の嵌合状態が外れることはない。
図5には、伝達歯車19の拡大平面図(図5(a))と断面図(図5(b))を示している。伝達歯車19は、二段歯車で構成されており、ラック36の歯列に噛み合う2枚歯車20及び大径の基板歯車48が筒状の軸部材49に装着されている。2枚歯車20の上部歯車20aは軸部材49の上部に固定されており、基板歯車48は軸部材49の下部に固定されている。したがって、上部歯車20aと基板歯車48は、軸部材49と一体となって回転する。
一方、軸部材49には回動自在に嵌合された円筒部50aを有する支持体50が設けられており、円筒部50aには、上部歯車20aと重なるように下部歯車20bが固定されている。図5(a)では、下部歯車20bを細い実線で示している。支持体50には、基板歯車48の上面を摺動する摺動板部50bが円筒部50aと一体に形成されている。摺動板部50bの周縁部には、等間隔で切欠いて段差部51が形成されており、段差部51は、基板歯車48に穿設された係合孔52に挿入されて、係合孔52の上方に突設された係合部53に係合している。段差部51が係合孔52内を移動することで、支持体50は軸部材49を中心に回動できる。
支持体50には、圧縮バネ54を装着する矩形状の開口部55が形成されており、圧縮バネ54は、支持体50に突設された取付突部56と基板歯車48に突設された取付突部57とにそれぞれ両端部を挿入して装着されている。したがって、圧縮バネ54により支持体50は時計回りに付勢されるようになり、段差部51が係合孔52に当接した状態となる。この状態では、図6に示すように、上部歯車20a及び下部歯車20bの歯はわずかにずれた状態に設定される(図6(a);細い実線が下部歯車20bを示す)。そして、ラック36の歯が2枚歯車20の歯と噛み合うと、上部歯車20a及び下部歯車20bの歯の間にラック36の歯が入り込むが、下部歯車20bは圧縮バネ54により付勢されているため、ラック36の歯は上部歯車20a及び下部歯車20bの歯に挟持されてバックラッシュが防止される。
次に、本実施形態の動作を図7に基づいて説明する。なお、図7では、理解を容易にするためにカムフォロア部材32、バネ部材34及びラック36を太い実線で描画し、それ以外を細い実線で描画している。そして、部材により隠れている細い実線についても描画している。
図7(a)は、ピックアップ装置11が待機位置にある場合の状態を示している。この状態では、ラック36は、摺動面部31に対して左方向に摺動した状態で、摺動面部31の摺動突起37はラック36の摺動溝38の右端部に位置している。そして、カムフォロア部材32は、カム面40の右側湾曲部40dに嵌合した状態で摺動面部31とラック36とが位置決めされている。また、基板フレーム3に設けられたストッパ48にロックアーム部43が係止した状態となっており、ピックアップ送り機構が不用意に移動することを防止している。
上述したように、揺動ガイド部材25が動作してディスクがターンテーブル9にセットされるときに、揺動ガイド部材25に設けられた押圧突起部がラック36の押圧部45を図7(b)に示すように右方向に押動する。この押圧力によりカムフォロア部材32は右側湾曲部40dから外れてラック36は右方向に移動を開始する。そして、カムフォロア部材32は、平行面40c、傾斜面40bを摺動していく。ラック36が右方向に移動していくと、歯列の右端部が2枚歯車20に噛み合うようになる。2枚歯車20は、既に回転駆動されているため、ラック36と噛み合いながら時計回りに回転してラック36をさらに右方向に移動させる。
ラック36が右方向に移動し続けると、摺動面部31の摺動突起37が摺動溝38の左端部に到達し、カムフォロア部材32は左側湾曲部40aと嵌合した状態となって、基台14はラック36とともに右方向に移動するようになる。カムフォロア部材32が左側湾曲部40aと嵌合する際に、カムフォロア部材32は時計回りに回転してロックアーム部材43がストッパ48から外れるため、基台14は支障なく右方向に移動することができる。こうして、カムフォロア部材32と左側湾曲部40aとが嵌合した状態で基台14及びラック36が所定の位置関係に保持される。伝達歯車19が回転駆動されると、基台14及びラック36は左右方向に移動し、ピックアップ装置11を適宜読取位置に位置決め制御する。
ピックアップ装置11を待機位置に戻す際には、図7に基づいて説明した順序と逆の順序で動作する。すなわち、図7(c)において、伝達歯車19を反時計回りに回転させて基台14及びラック36をさらに左方向に移動させると、基台14は図示せぬストッパにより移動停止し、ピックアップ装置11は待機位置に停止する。そして、ラック36のみが左方向に移動し、カムフォロア部材32が左側湾曲部40aから外れて、傾斜面40b、平行面40cを摺動して反時計回りに回転するようになる。ラック36が左方向に移動し続けると、押圧部45が揺動ガイド部材25の押圧突起部を押圧して作動させるようにする。そして、カムフォロア部材32は右側湾曲部40dに嵌合してロックアーム部43がストッパ48に係止した状態になる。カムフォロア部材32が右側湾曲部40dに嵌合する際に、バネ部材34に付勢されてカムフォロア部材32が右側湾曲部40dに入り込もうとする力が働きラック36を左方向に強制的に移動させることになる。そのためラック36の歯列が2枚歯車20の歯から離れ、ラック36が移動を停止する。このように、ピックアップ装置11を待機位置に戻すと共に、ラック36をさらに移動させて、他の機構と連係動作させることが可能となる。
本発明に係る実施形態を備えた光ディスク装置の内部構造を示す概略平面図である。 本発明に係る実施形態の拡大平面図である。 本発明に係る実施形態の分解組立斜視図である。 カム部分の拡大平面図である。 伝達歯車の平面図及び断面図である。 ラックと2枚歯車との噛み合い状態に関する説明図である。 本発明に係る実施形態の動作に関する説明図である。
符号の説明
1 本体フレーム
4 トレイ
9 ターンテーブル
11 ピックアップ装置
14 基台
15 駆動伝達機構
19 伝達歯車
20 2枚歯車
31 摺動面部
32 カムフォロア部材
34 バネ部材
36 第二ラック
39 カム部
40 カム面
43 ロックアーム部

Claims (3)

  1. ピックアップ装置を取り付けた基台に配設された摺動面部に該ピックアップ装置の移動方向に摺動自在に設けられたラックと、前記基台に回動自在に取り付けられたカムフォロア部材と、前記ラックに形成されたカム面と、前記基台に設けられるとともに前記カムフォロア部材を前記カム面に常時圧接するように付勢する第一付勢部材と、前記ラックに形成された歯に噛み合う2枚歯車を備える中間歯車と、該中間歯車に設けられると共に前記2枚歯車の前記ラックに噛み合った歯が前記ラックの歯を挟持するように前記2枚歯車を構成する各歯車を互いに反対方向に付勢する第二付勢部材と、前記中間歯車を回転駆動する駆動手段とを備えていることを特徴とするピックアップ移動装置。
  2. 前記カム面には前記カムフォロア部材が嵌合する湾曲部が形成されており、前記湾曲部に前記カムフォロア部材が嵌合することで前記基台及び前記ラックが一体となって移動することを特徴とする請求項1に記載のピックアップ移動装置。
  3. 前記カムフォロア部材にはロックアーム部が形成されており、前記ラックのみが前記摺動面部を摺動することで前記湾曲部から前記カムフォロア部材が外れた後前記ロックアーム部が前記第一付勢部材に抗して揺動動作を行うように前記カム面が湾曲形成されていることを特徴とする請求項2に記載のピックアップ送り機構。
JP2003282986A 2003-07-30 2003-07-30 ピックアップ移動装置 Expired - Fee Related JP3917962B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003282986A JP3917962B2 (ja) 2003-07-30 2003-07-30 ピックアップ移動装置
EP04017746A EP1503374A3 (en) 2003-07-30 2004-07-27 Pickup shift device
US10/900,922 US20050028177A1 (en) 2003-07-30 2004-07-28 Pickup shift device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003282986A JP3917962B2 (ja) 2003-07-30 2003-07-30 ピックアップ移動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005050457A JP2005050457A (ja) 2005-02-24
JP3917962B2 true JP3917962B2 (ja) 2007-05-23

Family

ID=34268020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003282986A Expired - Fee Related JP3917962B2 (ja) 2003-07-30 2003-07-30 ピックアップ移動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3917962B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005050457A (ja) 2005-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7356825B2 (en) Disk carrying apparatus
JP4045157B2 (ja) ディスク装置
JP4196928B2 (ja) ディスク装置
JP2000298903A (ja) ディスクプレーヤ
US7140030B2 (en) Disc drive apparatus with loading mechanism for different sized discs
JP3917962B2 (ja) ピックアップ移動装置
JP3917961B2 (ja) ピックアップ送り機構
JP4245468B2 (ja) 光ディスク装置
US20050086673A1 (en) Disk carrying apparatus
JP2006185565A (ja) ディスク装置を備えた電子機器
US20050086671A1 (en) Disk carrying apparatus
JP2008210440A (ja) 光ディスク装置
JP2008226339A (ja) ディスク再生機のディスク二重挿入防止装置。
EP1503374A2 (en) Pickup shift device
JP3943064B2 (ja) ディスク装置
JP2006338777A (ja) ディスクローディング機構
JP2007018661A (ja) 光ディスク装置
JP2004310921A (ja) ディスク駆動装置
JP2002117602A (ja) ディスクプレーヤのディスク搬送機構
JP2658054B2 (ja) デイスクプレーヤ
JP2658053B2 (ja) デイスクプレーヤ
JP4371105B2 (ja) ディスク装置
JP2004241067A (ja) 光ディスク装置
JP2009080930A (ja) 駆動機構及び光ディスク装置
JP2007323728A (ja) 車載用ディスクプレーヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110216

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees