JP3917825B2 - 血管新生抑制剤 - Google Patents
血管新生抑制剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3917825B2 JP3917825B2 JP2001111306A JP2001111306A JP3917825B2 JP 3917825 B2 JP3917825 B2 JP 3917825B2 JP 2001111306 A JP2001111306 A JP 2001111306A JP 2001111306 A JP2001111306 A JP 2001111306A JP 3917825 B2 JP3917825 B2 JP 3917825B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- angiogenesis
- docosapentaenoic acid
- angiogenesis inhibitor
- docosapentaenoic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、炎症、癌等の腫瘍増殖や転移、網膜症、動脈硬化の治療などに用いられる血管新生抑制剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
血管新生は既存の血管より血管内皮細胞が浸潤、増殖、遊走などの過程を経て形成されるものである。この血管新生は炎症、創傷治癒、網膜症、動脈硬化、固形腫瘍、慢性関節リウマチなどの血管新生症に認められるものであり、これらの疾患との関係に興味が集まっている。そのため、これら疾患の治療目的で各種の血管新生抑制剤が開発されており、例えば、ドコサヘキサエン酸(DHA)やイコサペンタエン酸(EPA)を有効成分とする血管新生抑制剤が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、DHAやEPAを有効成分とする血管新生抑制剤よりもさらに効果の高い血管新生抑制剤が望まれていた。
【0004】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、血管新生抑制効果の高い血管新生抑制剤を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る血管新生抑制剤は、ドコサペンタエン酸又はドコサペンタエン酸のエステル、グリセリド、塩類から選ばれる誘導体のみからなることを特徴とするものであり、ドコサペンタエン酸あるいはドコサペンタエン酸のエステル、グリセリド、塩類から選ばれる誘導体が、血管新生を促進する因子である増殖因子(VEGF;Vascuar Endothelial Growth Factor)の受容体(VEGF受容体)の発現量を変化させることにより、血管新生を抑制することができると考えられる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0007】
本発明の血管新生抑制剤はドコサペンタエン酸及び/又はその誘導体を有効成分とするものである。ドコサペンタエン酸(DPA)はn−3系の不飽和脂肪酸(22:5,n−3)であって、魚類より抽出した魚油やアザラシ(タテゴトアザラシ、頭巾アザラシ等を含む)等の海洋哺乳動物から抽出した油に遊離酸として含まれている。特に、アザラシ油にはドコサペンタエン酸が豊富に含まれている。本発明では魚油やアザラシ油を単離精製して得たドコサペンタエン酸を用いることができるが、魚油やアザラシ油には他の有用な不飽和脂肪酸(EPAやDHA)なども含まれているので、これら他の成分を含んだ状態で精製したものを用いても良い。また、上記魚油やアザラシ油からの抽出以外に、遺伝子組み換え技術を用いた方法によって微生物が産生したものを精製して得られるドコサペンタエン酸及びその誘導体を用いても良い。
【0008】
ドコサペンタエン酸の誘導体はドコサペンタエン酸のエステルやグリセリド及び塩類であって、ドコサペンタエン酸のエステルとしてはエチルエステルやメチルエステルなどを、ドコサペンタエン酸のグリセリドとしてはモノグリセリド、ジグリセリド、トリグリセリドを、ドコサペンタエン酸の塩類としてはナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩などをそれぞれ例示することができる。本発明では魚油やアザラシ油から単離精製したドコサペンタエン酸の誘導体を用いることができる。また、本発明では上記の精製されたドコサペンタエン酸からドコサペンタエン酸の誘導体を合成して用いても良い。
【0009】
そして、本発明ではドコサペンタエン酸あるいはドコサペンタエン酸の誘導体を血管新生抑制剤とするものである。
【0010】
本発明の血管新生抑制剤は他の成分と混合せずにそのままで経口的あるいは非経口的に投与することができる。また、本発明の血管新生抑制剤は製薬上容認しうる他の成分と混合して経口投与剤や非経口投与剤の医薬組成物を調製し、これらを投与することができる。経口投与剤としては粉末、顆粒、錠剤、カプセル剤、シロップ剤および液剤等を例示することができる。粉末、顆粒、錠剤等として処方される場合は公知の製薬担体を用いることができ、例えば、澱粉やブドウ糖等の賦形剤、ステアリン酸マグネシウム等の滑沢剤、結晶セルロース等の崩壊剤、アラビアゴム等の結合剤などを用いて構成することができる。また、カプセル剤として処方される場合は公知の成分、例えば、ゼラチン等で作製したカプセルに内包させて構成することができる。また、シロップや液剤として処方される場合は公知の成分、例えば、エデト酸ナトリウム等などの安定剤、アラビアゴム等の懸濁化剤、ブドウ糖等の矯味剤などを用いて構成することができる。また、非経口投与剤としては注射剤等を例示することができる。注射剤として処方される場合、例えば、注射用蒸留水や生理食塩水等の溶剤、エデト酸ナトリウム等の安定化剤、塩酸やクエン酸等のpH調整剤、メチルセルロース等の懸濁化剤などを用いて構成することができる。
【0011】
尚、上記の他に、公知の方法を用いて経口投与剤や非経口投与剤の医薬組成物を調製することができる。
【0012】
また、本発明の血管新生抑制剤は公知の食品、例えば、ジュース、清涼飲料、パン、クッキー、菓子等に添加し、健康食品や栄養補助食品等を形成しても良い。
【0013】
本発明の血管新生抑制剤の投与量は疾患の種類や患者の年齢、性別、体重、症状によって異なるが、成人一日当たり3mg以上にするのが好ましく、これよりも少ないと血管新生抑制の効果を充分に得ることができなくなる恐れがある。また、本発明の血管新生抑制剤は多量に摂取しても人体に害はなく、特に一日当たり投与量の上限は設定されない。
【0014】
そして、本発明の血管新生抑制剤はドコサペンタエン酸あるいはその誘導体が血管新生を促進する因子である増殖因子(VEGF;Vascuar Endothelial Growth Factor)の受容体(VEGF受容体)の発現量を変化させることにより、血管新生を抑制することができると考えられる。すなわち、ドコサペンタエン酸あるいはその誘導体がVEGF受容体のうちFlt-1の発現量を通常(ドコサペンタエン酸あるいはその誘導体を投与しない場合)よりも上昇(up-regulation)させ、且つドコサペンタエン酸あるいはその誘導体がVEGF受容体のうちKDR(F1k-1)の発現量を通常よりも抑制(down-regulation)させることにより、血管新生が抑制されるものと考えられる。
【0015】
そして、本発明の血管新生抑制剤は、炎症、癌等の腫瘍増殖や転移、網膜症、動脈硬化、慢性関節リウマチなどの血管新生症の治療に好適に用いることができる。特に、癌細胞をγ線照射や従来の制癌剤でたたいた後又は手術で摘出した後に、癌の転移を抑制するために本発明の血管新生抑制剤を用いることができる。又、従来の制癌剤の副作用の軽減を目的として、制癌剤の投与量を減らして本発明の血管新生抑制剤を投与するのが好ましい。
【0016】
【実施例】
以下本発明を実施例によって具体的に説明する。
【0017】
[ウシ頸動脈内皮細胞の培養]
ウシの頸動脈をDispase(合同酒精株式会社製のメタロプロテアーゼ)を用いて処理してウシ頸動脈内皮細胞を得た。Dispaseの濃度は1000ユニット/ミリリットル、温度は37℃とし、処理時間を15分間とした。次に、分離したウシ頸動脈内皮細胞をイーグル最小必須培地(Gibco研究所製のMEMであって、1.0g/リットルのグルコース)で培養した。この時、イーグル最小必須培地には20%の胎児ウシ血清(Whittaker社製のFBS)と、100ユニット/ミリリットルのペニシリンと、100μg/ミリリットルのストレプロマイシンを添加した。また、ウシ頸動脈内皮細胞は二酸化炭素濃度が5%のしめった空気中で37℃の温度で培養した。また、上記の抗生物質は培養の最初に添加した。
【0018】
次に、上記のウシ頸動脈内皮細胞を1:4の割合に機械的に分けると共に分けたウシ頸動脈内皮細胞を10%の胎児ウシ血清を添加した培地で培養した。培養したウシ頸動脈内皮細胞には電子顕微鏡により細胞質のWeibel-Palade小体がある内皮細胞が観測され、それらはフルオレセイン・トレースのアセチル低濃度リポタンパク質組込調査によってその均質性が確認された。
【0019】
そして、このようにして4−7代継代したウシ頸動脈内皮細胞を得た。
【0020】
(実施例)
以下の実験は複製された直径12mmで12−Wellの培地を用いて行った。
【0021】
まず、10%のFBSを添加した1.5ミリリットルのMEM中で1×105個に培養されたウシ頸動脈内皮細胞(4−7代継代)にドコサペンタエン酸(Biomol研究所から入手した純度97%以上のもの)を5μg/ミリリットルになるように添加し、48時間静置して前処理を行った。次に、前処理されたウシ頸動脈内皮細胞を0.75ミリリットルのコラーゲンゲルで培養した。このコラーゲンゲルとしては、8体積部のVitrogen100(95〜98%のタイプIコラーゲンと、残部をタイプIIIコラーゲンで構成したものであって、コラーゲン社製)と、1体積部の水酸化ナトリウム水溶液(濃度0.1N)と、1体積部のMEM(pH7.4で10倍に希釈したもの)とを混合したものを用い、培養時間は24時間とした。
【0022】
この後、上記のコラーゲンゲルの培地の上澄み液を吸引除去し、次に、この培地に0.5ミリリットルのコラーゲンゲルを被せて蓋をした。この状態で3日間培養した後、形成された管腔の長さを測定した。
【0023】
(比較例1)
ドコサペンタエン酸の代わりに、アラキドン酸(AA;20:4,n−6)を用いた以外は実施例1と同様にした。
【0024】
(比較例2)
ドコサペンタエン酸の代わりに、エイコサペンタエン酸(EPA;20:5,n−3)を用いた以外は実施例1と同様にした。
【0025】
(比較例3)
ドコサペンタエン酸の代わりに、ドコサヘキサエン酸(DHA;22:6,n−3)を用いた以外は実施例1と同様にした。
【0026】
(比較例4)
ドコサペンタエン酸を用いなかった以外は実施例1と同様にした。
【0027】
上記の結果を図1にグラフで示す。
【0028】
図1から明らかなように、ドコサペンタエン酸で前処理した実施例は比較例1〜4と対比して、形成された管腔の長さが短く、血管形成が抑制されたことが確認された。
【0029】
また、ドコサペンタエン酸及びその誘導体を用いて以下のような試験を行った。
【0030】
ラットにDPA、DPAエチルエステル、DPA含有トリグリセリドをそれぞれ摂取させた。上記の成分はDPA量として60mg/kg/dayになるように食餌に添加して4週間後の肝臓のリン脂質に含有されるDPA量をガスクロマトグラフィーで分析したところ、全脂肪酸に対するDPAの割合は投与前値の0.3±0.1からそれぞれ1.7±0.3(DPAを投与したもの)、1.9±0.4(DPAエチルエステルを投与したもの)、2.1±0.3(DPA含有トリグリセリドを投与したもの)とほぼ同様な上昇が認められた。
【0031】
この結果より、DPAの種々の誘導体は生体内でDPAとして同様な作用を有することが推測される。
【0032】
尚、この試験の条件は以下の通りである。
動物:14週雄性ラット、各群6匹
食餌:脂肪として10%となるように調整、1日あたり摂取量15g、各々摂取されたDPAとしてはおよそ60mg/kg/day
投与期間:4週間
脂肪酸分析:肝臓リン脂質分画中の各種脂肪酸をメチルエステル化して下記条件のガスクロマトグラフィーで分析
【0033】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1の発明は、ドコサペンタエン酸又はドコサペンタエン酸のエステル、グリセリド、塩類から選ばれる誘導体のみからなることを特徴とするものであり、ドコサペンタエン酸あるいはドコサペンタエン酸のエステル、グリセリド、塩類から選ばれる誘導体で血管新生を促進する因子である増殖因子の受容体の発現量を変化させることができ、血管新生抑制効果を高くすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例及び比較例1〜4の実験結果を示すグラフである。
Claims (1)
- ドコサペンタエン酸又はドコサペンタエン酸のエステル、グリセリド、塩類から選ばれる誘導体のみからなることを特徴とする血管新生抑制剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001111306A JP3917825B2 (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | 血管新生抑制剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001111306A JP3917825B2 (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | 血管新生抑制剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002308765A JP2002308765A (ja) | 2002-10-23 |
JP3917825B2 true JP3917825B2 (ja) | 2007-05-23 |
Family
ID=18962936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001111306A Expired - Fee Related JP3917825B2 (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | 血管新生抑制剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3917825B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3840459B2 (ja) * | 2003-03-20 | 2006-11-01 | 裕司 島田 | グリセリドおよびその製造方法 |
-
2001
- 2001-04-10 JP JP2001111306A patent/JP3917825B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002308765A (ja) | 2002-10-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11406602B2 (en) | Substances for reducing occurrence of major cardiac events comprising red yeast rice extract and omega-3 polyunsaturated fatty acid or derivative thereof | |
JP4954714B2 (ja) | 脂肪毒性の改善剤 | |
KR101199599B1 (ko) | 지질 개선제 및 지질 개선제를 함유하는 조성물 | |
US20140107200A1 (en) | Omega-3 pentaenoic acid compositions and methods of use | |
JP5246833B2 (ja) | アディポネクチン産生増強剤 | |
JPH06157303A (ja) | 脂肪酸治療 | |
MXPA04008711A (es) | Tratamiento y prevencion de trastornos inflamatorios. | |
JP2003047439A (ja) | 異性体濃縮共役リノール酸組成物の使用方法 | |
US20120128770A1 (en) | Treatment of insulin resistance and obesity by stimulating glp-1 release | |
TWI389697B (zh) | Improve the composition of lipid metabolism | |
JPH02221228A (ja) | 医薬組成物 | |
JP4854253B2 (ja) | 脂質代謝改善用組成物 | |
WO2014143275A1 (en) | Omega-3 pentaenoic acid compositions and methods of use | |
TWI503117B (zh) | A pharmaceutical composition and a food and medicine for preventing or ameliorating a symptom or a disease caused by aging of the blood vessel caused by a decrease in blood vessel elasticity, a method for producing the same, and arachidonic acid and / or arachidonic acid The use of fatty acid compounds for the manufacture of drugs (2) | |
WO2011109586A1 (en) | Substances for promoting healthy joint function comprising omega-3 polyunsaturated fatty acids or derivatives thereof, undenatured type ii collagen and, optionally, glucosamine sulfate | |
JP3917825B2 (ja) | 血管新生抑制剤 | |
JP2017532381A (ja) | 一価不飽和脂肪酸組成物およびアテローム性動脈硬化症を処置するための使用 | |
US20110217370A1 (en) | Substances for promoting healthy joint function comprising glucosamine sulfate, omega-3 polyunsaturated fatty acids or derivatives thereof, and undenatured type ii collagen | |
JPH04244023A (ja) | ω6系不飽和脂肪酸含有薬剤 | |
JP5046926B2 (ja) | 炎症性疾患予防又は治療剤 | |
JPH08310948A (ja) | 抗脱毛症剤 | |
JP2005225863A (ja) | リパーゼ阻害剤 | |
JP2009084244A (ja) | 皮膚バリア機能改善剤等 | |
JP2006121957A (ja) | ドコサヘキサエン酸の脳蓄積性の高いリン脂質組成物 | |
WO2013138411A1 (en) | Substances for reducing occurrence of major cardiac events comprising omega-3 polyunsaturated fatty acid or derivatives thereof and high-monacolin k content red yeast rice extract |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061107 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070130 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3917825 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100216 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110216 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120216 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120216 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130216 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140216 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |