JP3917335B2 - 情報提供システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報を要求する情報要求装置と情報を提供する情報提供装置とを接続して情報を提供する情報提供システムに関するものである。
また、本発明は、例えば、有線によるネットワーク接続ができない環境にある情報提供装置(Webサーバなどの情報提供手段を備えた携帯端末、車載端末などの端末装置)が情報を提供する情報提供システムのアクセス方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図15は、情報提供システムの構成例である。情報提供側100は、各種の情報を保持、生成するような情報源109と、それらの情報を提供する情報提供装置101、そして、携帯電話などのような無線通信装置102がケーブルなどの何らかの接続手段105によって接続される、という構成を持つ。
また、情報要求側200は、情報提供装置101に情報を要求し情報提供装置101からの情報を受け取るための情報要求装置201、受け取った情報を一時的に保持するためのキャッシュ204(以降、キャッシュ装置ともいう)、受け取った情報を表示するための表示装置203、そして、無線通信装置102と通信を行うための通信装置202がケーブルなど何らかの接続手段205によって接続される、という構成を持つ。
【0003】
図16は、情報提供システムのソフトウェア構成例である。情報提供装置には、情報提供機能を持つWebサーバ111と通信プロトコルをサポートするTCP/IPドライバ112(以降、単にTCP/IPともいう)、そして、無線通信装置102を制御する通信ドライバ113が存在する。情報要求装置201には、情報要求/表示機能を持つWebブラウザ211とTCP/IPドライバ212(以降、単にTCP/IPともいう)、そして、通信装置202を制御する通信ドライバ213が存在する。
【0004】
このように図15、図16に示すように構成された情報提供システムの処理の流れの一例は、次のとおりである。
(1) Webブラウザ211はWebサーバ111に対し情報を要求する。
(2) Webサーバ111は、所定のアクセス制限情報に従って、アクセスの許否を判断し、アクセスを許可されていれば、要求に応じた情報をWebブラウザ211に送信する。
(3) Webブラウザ211は情報を受け取り、受け取った情報を表示する。
このアクセス制限情報には、IPアドレスを用いたTCP/IPレベルのものや、ユーザ名とパスワードを用いたHTTPレベルのものが存在する。
【0005】
情報提供システムにキャッシュ装置204が存在する場合、Webサーバ111からの情報は、キャッシュ装置204にも蓄積される。Webブラウザ211からの要求が発生したとき、要求された情報がキャッシュ装置204に存在するかどうかを確認し、存在する場合には、Webサーバ111から更新日時のみを取得し、キャッシュ装置204上の情報と同じであれば、キャッシュ装置204上の情報をWebブラウザ211に送信する。同じでなければ、Webサーバ111に要求を伝える。その後の処理は、上述した説明と同じである。
【0006】
図17は、情報提供システムの別のシステム構成例である。情報提供側100の構成は図15と同様である。
情報転送側400は、情報要求装置201からの要求を情報提供装置101に伝え、情報提供装置101からの情報を情報要求装置201に伝えるための情報転送装置401、情報提供装置101からの情報を一時的に保持するためのキャッシュ404(以降、キャッシュ装置ともいう)、情報提供側100の無線通信装置102と通信を行うための通信装置402a、そして、情報要求側200の通信装置202と通信を行うための通信装置402bがケーブルなど何らかの接続手段405a、405bによって接続される、という構成を持つ。
また、情報要求側200は、情報提供装置101に情報を要求し情報提供装置101からの情報を受け取るための情報要求装置201、受け取った情報を一時的に保持するためのキャッシュ204、受け取った情報を表示するための表示装置203、そして、情報転送側400の通信装置402bと通信を行うための通信装置202がケーブルなど何らかの接続手段205によって接続される、という構成を持つ。
【0007】
図18は、情報提供システムのソフトウェア構成例である。情報提供装置101には、情報提供機能を持つWebサーバ111と通信プロトコルをサポートするTCP/IPドライバ112、そして、無線通信装置102を制御する通信ドライバ113が存在する。情報転送装置401には、情報転送機能を持つプロキシサーバ410とTCP/IPドライバ412、そして、通信装置402a、402bを制御する通信ドライバ413a、413bが存在する。情報要求装置には、情報要求/表示機能を持つWebブラウザ211とTCP/IPドライバ212、そして、通信装置202を制御する通信ドライバ213が存在する。
【0008】
図17、図18に示した構成の情報提供システムの処理の流れの一例は次のとおりである。
(1) Webブラウザ211はプロキシサーバ410を通して、Webサーバ111に対し情報を要求する。
(2) Webサーバ111は、所定のアクセス制限情報に従って、アクセスの許否を判断し、アクセスを許可されていれば、要求に応じた情報をプロキシサーバ410を通してWebブラウザ211に送信する。
(3) Webブラウザ211は情報を受け取り、受け取った情報を表示する。
【0009】
情報提供システムにキャッシュ装置404が存在する場合、Webサーバ111からの情報は、キャッシュ装置404にも蓄積される。Webブラウザ211からの要求が発生したとき、要求された情報がキャッシュ装置404に存在するかどうかを確認し、存在する場合には、Webサーバ111から更新日時のみを取得し、キャッシュ装置404上の情報と同じであれば、キャッシュ装置404上の情報をWebブラウザ211に送信する。同じでなければ、Webサーバ111に要求を伝える。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の従来の情報提供システムのアクセス方式では、情報要求側や情報転送側の通信装置固有の情報を用いたアクセス制限の手段は提供されておらず、IPアドレスは自由に変更することができる可能性があるため、十分なアクセス制限を行うことができない、という問題点があった。
十分なアクセス制限について、以下に、説明する。
例えば、BASIC認証のように、ユーザ名とパスワードの組み合わせで認証を行なう場合、実際にアクセスを許可しているユーザ以外でも、ユーザ名とパスワードを入手すれば、アクセスを許可しているユーザのふりをしてアクセスすることが可能である、という問題がある。IPアドレスによる認証も同様で、IPアドレスは、ユーザが設定可能なので、アクセスを許可しているアドレスを設定することにより、同様の問題が発生する。
本発明では、ユーザが設定することができない、装置固有の情報を利用して認証を行なうことにより、上記の問題を解消したアクセス制御を提供する情報提供システムを実現することを目的としている。
【0011】
また、無線通信環境では、接続回数、接続時間に対してコストが発生するため、通信コストの削減のためには接続回数、接続時間を削減することが必要であるが、上述の従来のキャッシュ方式では、コンテンツが更新されているかどうかを毎回確認に行くため、接続回数、接続時間がかかり、通信コストが大きくなる、という問題点があった。
本発明では、接続回数、接続時間を減らし、通信コストの削減が可能な、情報提供システムを得ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明の情報提供システムは、情報を保持する情報源に接続され該情報を提供する情報提供装置と情報を要求する情報要求装置とを備え、上記情報要求装置と上記情報提供装置とを無線通信部を用いて接続する情報提供システムにおいて、
上記情報要求装置は、固有の識別情報により識別可能な通信装置により上記無線通信部を介して上記情報提供装置と接続されるとともに、
上記情報提供装置は、上記識別情報を用いて上記通信装置を識別することにより上記情報要求装置からのアクセスを制御するアクセス制御部を備えたことを特徴とする。
【0013】
上記情報提供システムは、アクセスを許可する通信装置の識別情報であるアクセス許可情報を記憶するアクセス許可情報記憶部を有し、上記アクセス制御部は上記アクセス許可情報を参照して上記情報要求装置からのアクセスを制御することを特徴とする。
【0014】
上記アクセス制御部は、TCP/IP(Transmisson Control Protocol/Internet Protocol)レベルの情報とHTTP(hypertext transfer protocol)レベルの情報との少なくともいずれか一つの情報と、上記識別情報と、を組み合わせて上記情報要求装置からのアクセスを制御することを特徴とする。
【0015】
情報を保持する情報源に接続され該情報を提供する情報提供装置と情報を要求する情報要求装置と情報を転送する情報転送装置とを備え、上記情報転送装置と上記情報提供装置とを無線通信部を用いて接続する情報提供システムにおいて、
上記情報転送装置は、固有の識別情報により識別可能な通信装置により上記無線通信部を介して、上記情報提供装置と接続されるとともに、
上記情報提供装置は、上記識別情報を用いて上記通信装置を識別することにより上記情報転送装置からのアクセスを制御するアクセス制御部を備えたことを特徴とする。
【0016】
上記情報提供システムは、アクセスを許可する通信装置の識別情報であるアクセス許可情報を記憶するアクセス許可情報記憶部を有し、上記アクセス制御部は上記アクセス許可情報を参照して上記情報転送装置からのアクセスを制御することを特徴とする。
【0017】
上記アクセス制御部は、TCP/IP(Transmisson Control Protocol/Internet Protocol)レベルの情報とHTTP(hypertext transfer protocol)レベルの情報との少なくともいずれか一つの情報と、上記識別情報と、を組み合わせて上記情報転送装置からのアクセスを制御することを特徴とする。
【0018】
情報を保持する情報源に接続され該情報を提供する情報提供装置と情報を要求する情報要求装置と情報を一時的に保持するキャッシュ装置とを備え、上記情報要求装置と上記情報提供装置とを無線通信部を用いて接続する情報提供システムにおいて、
上記情報提供システムは、上記情報提供装置が提供する情報をリアルタイム性がある情報とない情報とに分類してリアルタイム性がないと分類された情報を上記キャッシュ装置に一時的に保持するとともに、
上記情報提供装置に対して要求された情報がリアルタイム性がないと分類された情報である時は、上記キャッシュ装置に保持された情報を読み出して提供するアクセス手段を備えたことを特徴とする。
【0019】
上記情報提供システムは、さらに、上記情報提供装置と上記キャッシュ装置間の情報の同期を取る同期手段を備えたことを特徴とする。
【0020】
上記情報要求装置は、固有の識別情報により識別可能な通信装置により上記無線通信部を介して上記情報提供装置と接続されるとともに、
上記同期手段は、アクセスを許可する通信装置の識別情報を保持するアクセス許可情報を用いて、上記情報提供装置と上記キャッシュ装置間の情報の同期を取ることを特徴とする。
【0021】
上記識別情報は、上記通信装置に割り当てられた電話番号であることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、本発明の一実施の形態を図1〜図14に従って説明する。本発明の一実施の形態のシステム構成は図15に示した構成と同様である。
図1は本発明の一実施の形態のソフトウェア構成を示す図である。前述した図16のソフトウェア構成に加えて、情報提供側100は、アクセスを許可する通信装置を識別するためのID情報(識別情報ともいう、具体例としては、通信装置の電話番号など)を列挙したアクセス許可リスト2を有し、アクセス許可リスト2を用いたアクセス制御を行なうアクセス制御モジュール1が情報提供装置101上に存在する、という構成を持つ。また、情報要求側200の通信装置202は、識別情報保持部221に自分自身の識別情報(例えば、電話番号など)を保持する。
図1における情報要求側の通信装置202は、無線通信装置でも構わない。
【0023】
図2は、識別情報保持部221の一例を示す図である。図2に示すように、識別情報保持部221は、例えば、情報要求側の通信装置の電話番号を識別情報として保持する。
【0024】
図3は、アクセス許可リスト2の一例を示す図である。図3に示すアクセス許可リストは、識別情報が、電話番号である場合の例である。図3に示すアクセス許可リストには、情報提供装置101がアクセスを許可する通信装置の電話番号が列挙されている。
【0025】
次に、処理の流れについて説明する。
図4、図5は本発明の一実施の形態の処理の流れを示す図である。
まず、図5のS1(図4の41)に示すように、情報要求装置上で情報へのアクセス要求が発生すると、S2で通信装置202と無線通信装置102の間で通信回線が確立するために、無線通信装置102に対して通信装置202から、識別情報保持部221に記憶されている通信装置を識別するためのID情報(識別情報:電話番号など)が情報提供側100に通知される(42)。この情報は、通信ドライバ113を通して、アクセス制御モジュール1に伝えられる(43)。アクセス制御モジュール1では、アクセスを許可する通信装置を識別するためのID情報(識別情報:電話番号など)を列挙したアクセス許可リスト2に基づいてアクセスを許可するかどうかを判断する。即ち、ID情報とアクセス許可リストを比較(S3)し、アクセス許可リストに存在するかどうか判断する(S4)。判断した結果(44)、許可する場合(アクセス許可リストに存在する場合)には通信回線を確立(S5)し、許可しない場合(アクセス許可リストに存在しない場合)には通信回線を切断する(S6)。
【0026】
以上のように、この実施の形態では、情報要求装置(Webブラウザなどを搭載した端末装置)、及び、情報提供装置(Webサーバなどを搭載した端末装置)が無線通信手段で通信を行うような構成において、情報要求装置が利用する通信装置(携帯電話など)を識別するためのID(電話番号など)の情報を利用することを特徴としたアクセス制限手段、及び、その手段を備えた情報提供システムについて説明した。
【0027】
この実施の形態では、識別情報が電話番号である場合を例にとって説明したが、他の例としては、通信装置の製造番号など、通信装置を一意に識別できる情報であれば他の情報を識別情報として用いて構わない。
【0028】
以上の方法により、通信装置を識別するためのID情報(電話番号など)を用いてアクセス制御を行うことにより、ユーザ認証機能を強化することが可能となる。
【0029】
実施の形態2.
以下、本発明の一実施の形態を説明する。なお、システム構成、ソフトウェア構成については、実施の形態1と同様である。
図6に、この実施の形態のアクセス許可リストの一例を示す。図6のアクセス許可リスト2には、アクセスを許可する通信装置を識別するためのID情報321(識別情報:電話番号など)に加えて、IPアドレス322やユーザ名323とパスワード324とがID情報に対応する形で記述されている。
【0030】
次に、処理の流れについて説明する。
この実施の形態の処理の流れについても図4に示した(44)までは、実施の形態1と同様である。通信回線が確立されると、続いて、TCP/IPレベルのコネクションを張るために、情報要求装置201よりIPアドレスが通知される。アクセス制御モジュール1では、アクセス許可リストを参照して、このIPアドレスが通信装置を識別するためのID情報(電話番号など)に対応するものであるかどうかを確認し、対応するものであれば(アクセス許可リストに登録されていれば)コネクションを確立し、対応するものでなければ(アクセス許可リストに登録されていなければ)通信回線を切断する。
具体的には、まず、アクセス許可リストでのID情報の存在チェックを行ない、存在チェックでOKになったID情報とIPアドレスの対応のチェックを行なう。
【0031】
そして、TCP/IPレベルのコネクションが確立すると、HTTPレベルの要求が通知される。この際に、例えば、前述したBASIC認証(ユーザ名とパスワードの組み合わせが予め登録されているものであればアクセスを許可するという認証)などの方式でアクセス制限を行っている場合、ユーザ名とパスワードが通知される。アクセス制御モジュール1では、アクセス許可リストを参照し、この通知されたユーザ名とパスワードが通信装置を識別するためのID情報(電話番号など)に対応するものであるかどうかを確認し、対応するものであればWebサーバに情報を伝え、対応するものでなければアクセスを拒否する。
具体的には、上述したアクセス許可リストでのIPアドレスのチェックでOKになったID情報とユーザ名とパスワードの組み合わせが登録されているかどうかをチェックする。
【0032】
以上のように、この実施の形態では、情報要求装置(Webブラウザなどを搭載した端末装置)、及び、情報提供装置(Webサーバなどを搭載した端末装置)が無線通信手段で通信を行うような構成において、情報要求装置が利用する通信装置を識別するためのID情報(電話番号など)とIPアドレスなどのTCP/IPレベルの情報、及び、ユーザ名とパスワードのなどのHTTPレベルの情報を組み合わせたことを特徴とするアクセス制限手段、及び、その手段を備えた情報提供システムについて説明した。
【0033】
以上の方法により、通信装置を識別するためのID情報(電話番号など)とIPアドレスなどのTCP/IPレベルの情報、及び、ユーザ名とパスワードのなどのHTTPレベルの情報を組み合わせて、より強固なアクセス制御を行うことが可能となる。
【0034】
実施の形態3.
以下、本発明の一実施の形態を説明する。なお、本発明の一実施の形態のシステム構成は前述した従来の技術の図17と同様である。
ソフトウェア構成は従来の図18の情報提供装置101に対して、実施の形態1と同じように図1に示したアクセス制御モジュール1を配置したものとなる。
【0035】
本発明の一実施の形態の処理の流れを、図を用いて説明する。
図7は、この実施の形態のアクセス要求発生後の処理の流れ図である。
まず、S11で、情報要求装置201上でアクセス要求が発生すると、S11aで情報転送装置401にアクセス要求が伝えられる。次に、S12で、情報転送装置401に接続された通信装置402aと無線通信装置102の間で通信回線を確立するために、無線通信装置102に対して通信装置402aから、通信装置を識別するためのID情報(識別情報:電話番号など)が通知される。この識別情報は、通信ドライバ113を通して、アクセス制御モジュール1に伝えられる。アクセス制御モジュール1では、通知された識別情報と、アクセス許可リストを比較する(S13)。即ち、アクセスを許可する通信装置を識別するためのID情報(電話番号など)を列挙したアクセス許可リスト2に基づいてアクセスを許可するかどうか(アクセス許可リストに存在するかどうか)を判断し(S14)、許可する場合(存在する場合)には通信回線を確立(S15)し、許可しない場合には通信回線を切断する(S16)。
このように、情報提供装置と情報要求装置との間に情報転送装置を介する情報提供システムにおいても、前述した実施の形態と同様に、通信装置固有の識別情報を用いてアクセス制御を行なうことができる。
【0036】
以上のように、この実施の形態では、情報要求装置(Webブラウザなどを搭載した端末装置)、情報転送装置、及び、情報提供装置(Webサーバなどを搭載した端末装置)を備え、情報転送装置と情報提供装置の間を無線通信手段で通信を行うような構成において、情報転送装置が利用する通信装置(携帯電話など)を識別するためのID(電話番号など)の情報を利用することを特徴としたアクセス制限手段、及び、その手段を備えた情報提供システムについて説明した。
【0037】
以上の方法により、情報転送装置を用いたシステム構成の場合でも、通信装置を識別するためのID情報(電話番号など)を用いてアクセス制御を行い、より強固なアクセス制限を行なうことが可能となる。
【0038】
実施の形態4.
以下、本発明の一実施の形態を説明する。なお、システム構成、ソフトウェア構成については、前述した実施の形態3と同様の構成を採るものとする。また、アクセス許可リストには、実施の形態2と同様に、アクセスを許可する通信装置を識別するためのID情報321(識別情報:電話番号など)に加えて、IPアドレス322やユーザ名323とパスワード324とがID情報に対応する形で記述されているものとする。
【0039】
次に、処理の流れについて説明する。
この実施の形態の処理の流れについても、通信回線の確立までは実施の形態3と同様である。
通信回線が確立されると、続いて、TCP/IPレベルのコネクションを張るために、情報転送装置よりIPアドレスが通知される。アクセス制御モジュール1では、前述した実施の形態2と同様に、このIPアドレスが通信装置を識別するためのID情報(電話番号など)に対応するものであるかどうかを確認し、対応するものであればコネクションを確立し、対応するものでなければ通信回線を切断する。
【0040】
そして、TCP/IPレベルのコネクションが確立すると、HTTPレベルの要求が通知される。この際に、例えば、BASIC認証などの方式でアクセス制限を行っている場合、ユーザ名とパスワードが通知される。アクセス制御モジュールでは、このユーザ名とパスワードが通信装置を識別するためのID情報(電話番号など)に対応するものであるかどうかを確認し、対応するものであればWebサーバに情報を伝え、対応するものでなければアクセスを拒否する。
【0041】
以上のように、この実施の形態では、情報要求装置(Webブラウザなどを搭載した端末装置)、情報転送装置、及び、情報提供装置(Webサーバなどを搭載した端末装置)を備え、情報転送装置と情報提供装置の間を無線通信手段で通信を行うような構成において、情報転送装置が利用する通信装置を識別するためのID情報(電話番号など)とIPアドレスなどのTCP/IPレベルの情報、及び、ユーザ名とパスワードのなどのHTTPレベルの情報を組み合わせたことを特徴とするアクセス制限手段、及び、その手段を備えた情報提供システムについて説明した。
【0042】
以上の方法により、通信装置を識別するためのID情報(電話番号など)とIPアドレスなどのTCP/IPレベルの情報、及び、ユーザ名とパスワードのなどのHTTPレベルの情報を組み合わせて、より強固なアクセス制御を行うことが可能となる。
【0043】
実施の形態5.
以下、本発明の一実施の形態を図8に従って説明する。
本発明の一実施の形態のシステム構成は、図15と同様である。
図8は本発明の一実施の形態のソフトウェア構成を示す図である。図8に示すように、この実施の形態のソフトウェア構成では、図16のソフトウェア構成に加えて、情報提供装置101と情報要求装置201にそれぞれ、両者の間で同期を取るための同期処理部11、21(同期モジュール)が存在する、という構成を持つ。また、情報要求装置201は、アクセス処理部20を備えている。139は、情報提供装置101の同期処理部11がWebサーバの送信した情報の履歴を記録する情報送信履歴である。
【0044】
この実施の形態では、情報源の情報をリアルタイム性があるものとないものとに分類し、それらを区別するための情報を各情報のヘッダ部分に記述しておく。
図9に、リアルタイム性がある情報と、リアルタイム性がない情報とを区別するための各情報のヘッダの一例を示す。
図において、250はヘッダであり、252は、ヘッダ250のいずれかの位置に設けられたリアルタイム性のフラグである。ここでは、”0”がリアルタイム性なし、”1”がリアルタイム性ありをそれぞれ示すものとする。
【0045】
本発明の一実施の形態におけるキャッシュの使い分けを、図10に示す。
図10に示すように、アクセス要求のあったWebサーバの情報のうち、リアルタイム性がないものについては、一度取り出した情報を貯えておいて再利用するためにキャッシュを利用する(S21)。即ち、キャッシュ装置に情報が蓄積される。Webサーバの情報のうち、リアルタイム性があるものについては、従来の方式と同様のアクセス方式を取り、キャッシュはまったく利用しない(S22)。即ち、リアルタイム性を要求されるものに関しては、キャッシュに格納しないように制御される。従って、キャッシュの存在チェックが行なわれる時、結果は存在しない、になる。従って、キャッシュに存在しないので、Webサーバから最新の情報が取り出される。
【0046】
次に、WebブラウザからWebサーバの情報へのアクセス要求が発生した場合のアクセス処理部20及び同期処理部11、21の具体的な動作について、図11を用いて、説明する。
図11は、この実施の形態のアクセス要求が発生してから、情報が送信されるまでの処理の流れ図である。
アクセス処理部20は、情報要求装置のWebブラウザから、情報提供装置のWebサーバ上の情報に対して要求が発生したとき(S101)、要求された情報がキャッシュ装置に存在するかどうかを確認し(S102)、存在する場合には、Webサーバにアクセスすることなく、キャッシュ装置上の情報をWebブラウザに送信する(S120)。存在しなければ、Webサーバに要求を伝える(S111)。
要求を受けたWebサーバ上の同期処理部11は、要求された情報を送信する(S112)。次に、同期処理部11は、情報がリアルタイム性ありかどうか判断し(S113)、リアルタイム性なしの場合には、情報を送った情報要求装置を情報送信履歴139として記録する(S114)。リアルタイム性ありの場合には、キャッシュを利用しないので、情報送信履歴139を記録する処理をスキップする。
情報要求装置側では、要求した情報を受信する(S115)と、リアルタイム性ありかどうか判断し(S116)、リアルタイム性なしの時には、S117において受信した情報でキャッシュを更新する。その後、受信した情報をWebブラウザに送信する(S118)。
【0047】
次に、Webサーバ上のリアルタイム性のない情報が更新された場合の同期処理部の処理について、図12を用いて、説明する。
情報提供装置側では、Webサーバ上のリアルタイム性のない情報が更新された場合、Webサーバ側、即ち、情報提供装置101上の同期処理部11は、情報送信履歴139を利用して(S151)、これまでにその情報を送った情報要求装置上の同期処理部21に対して、更新された情報を送信し(S152)、送信した情報に関して情報送信履歴139を更新する(S153)。
情報要求装置側では、送信された情報を同期処理部21が受信し(S161)、受信した更新後の情報を用いて、キャッシュを更新する(S162)。
【0048】
即ち、情報要求装置から情報提供装置に対して情報要求が発生しなくとも、Webサーバ上で情報が更新された時点でその更新された情報を、情報要求装置に送信して、情報要求装置のキャッシュ装置上の情報も情報提供装置の情報源の情報と同期を取って更新する。
【0049】
以上のように、この実施の形態では、情報要求装置(Webブラウザなどを搭載した端末装置)、及び、情報提供装置(Webサーバなどを搭載した端末装置)が無線通信手段で通信を行うような構成において、情報要求装置上にキャッシュ装置を備え、情報源の情報をリアルタイム性があるものとないものとに分類し、リアルタイム性がない情報に関しては、情報提供装置へアクセスすることなく、情報提供することを可能としたことを特徴とするアクセス手段、及び、その手段を備えた情報提供システムについて説明した。
【0050】
この実施の形態によれば、情報送信履歴を利用することで、情報提供装置上の情報源の情報と情報要求装置上のキャッシュの情報の同一性を保ちつつ、情報要求装置と情報提供装置間の接続回数、接続時間を削減し、通信コストを削減することが可能となる。
【0051】
実施の形態6.
以下、本発明の一実施の形態を説明する。なお、本発明の一実施の形態のシステム構成、ソフトウェア構成は前述した実施の形態5と同様であるが、図8に示した構成の情報送信履歴139に替えて、図1に示したアクセス許可リストを情報提供側に備えるものとする。
【0052】
本発明の一実施の形態の処理の流れは次のとおりである。
Webサーバの情報のうち、リアルタイム性があるものについては、従来の方式と同様のアクセス方式を取り、キャッシュはまったく利用しない。Webサーバの情報のうち、リアルタイム性がないものについては、キャッシュ装置にも蓄積される。
具体例を以下に示す。
次に、WebブラウザからWebサーバの情報へのアクセス要求が発生した場合のアクセス処理部20及び同期処理部11,21の具体的な動作について、図13を用いて、説明する。
図13は、この実施の形態のアクセス要求が発生してから、情報が送信されるまでの処理の流れ図である。図13のS201からS212の処理、S215からS220の処理は、前述した図11に示したS101からS112の処理、S115からS120の処理に対応している。図11のS113、S114に示した情報送信履歴の記憶は、図13に示す処理では行なわない。
アクセス処理部20は、情報要求装置のWebブラウザから、情報提供装置のWebサーバ上の情報に対して要求が発生したとき(S201)、要求された情報がキャッシュ装置に存在するかどうかを確認し(S202)、存在する場合には、Webサーバにアクセスすることなく、キャッシュ装置上の情報をWebブラウザに送信する(S220)。存在しなければ、Webサーバに要求を伝える(S211)。
要求を受けたWebサーバ上の同期処理部11は、要求された情報を送信する(S212)。
情報要求装置側では、要求した情報を受信する(S215)と、リアルタイム性ありかどうか判断し(S216)、リアルタイム性なしの時には、S217において受信した情報でキャッシュを更新する。その後、受信した情報をWebブラウザに送信する(S218)。
【0053】
次に、Webサーバ上のリアルタイム性のない情報が更新された場合の同期処理部の処理について、図14を用いて、説明する。
情報提供装置側では、Webサーバ上のリアルタイム性のない情報が更新された場合、Webサーバ側、即ち、情報提供装置101上の同期処理部11は、実施の形態1のアクセス許可リストを利用して(S251)、アクセス許可リストに記述された情報要求装置の同期処理部21に対して、更新された情報を送信する(S252)。
情報要求装置側では、送信された情報を同期処理部21が受信し(S261)、受信した更新後の情報を用いて、キャッシュを更新する(S262)。
【0054】
即ち、情報要求装置から情報提供装置に対して情報要求が発生しなくとも、Webサーバ上で情報が更新された時点でその更新された情報を、情報要求装置に送信して、情報要求装置のキャッシュ装置上の情報も情報提供装置の情報源の情報と同期を取って更新する。
【0055】
以上のように、この実施の形態では、情報要求装置(Webブラウザなどを搭載した端末装置)、及び、情報提供装置(Webサーバなどを搭載した端末装置)が無線通信手段で通信を行うような構成において、情報要求装置上にキャッシュ装置を備え、情報源の情報をリアルタイム性があるものとないものとに分類し、リアルタイム性がない情報に関しては、情報提供装置へアクセスすることなく、情報提供することを可能とし、さらに、情報提供装置と情報要求装置間の同期手段としてアクセス許可リストを利用することを特徴とするアクセス手段、及び、その手段を備えた情報提供システムについて説明した。
【0056】
以上の方法により、アクセス許可リストを利用することで、情報提供装置上の情報源の情報と情報要求装置上のキャッシュの情報の同一性を保ちつつ、情報要求装置と情報提供装置間の接続回数、接続時間を削減し、通信コストを削減することが可能となる。
【0057】
実施の形態7.
以下、本発明の一実施の形態を図8に従って説明する。本発明の一実施の形態のシステム構成は図17と同様であり、情報提供装置と情報要求装置との間に、情報を転送する情報転送装置が介在する。
本発明の一実施の形態のソフトウェア構成は次のとおりである。実施の形態5と同様に、図18のソフトウェア構成に加えて、情報提供装置と情報転送装置にそれぞれ両者の間で同期を取るための同期処理部(同期モジュールともいう)が存在する、という構成を持つ。
【0058】
本発明の一実施の形態の処理の流れは次のとおりである。
情報要求装置のWebブラウザから、情報提供装置のWebサーバ上の情報に対して要求が発生したとき、要求は、情報要求装置から情報転送装置に渡され、情報転送装置は要求された情報がキャッシュ装置に存在するかどうかを確認し、存在する場合には、Webサーバ(情報提供装置)にアクセスすることなく、キャッシュ装置(情報転送装置)上の情報をWebブラウザ(情報要求装置)に送信する。存在しなければ、Webサーバ(情報提供装置)に要求を伝える。要求を受けたWebサーバ(情報要求装置)上の同期処理部は、情報を送った情報転送装置を情報送信履歴として記録する。
【0059】
Webサーバ上のリアルタイム性のない情報が更新された場合、Webサーバ上の同期処理部は、情報送信履歴を利用して、これまでにその情報を送った情報転送装置上の同期処理部に対して、更新された情報を送信し、情報送信履歴を更新する。
【0060】
このように、情報転送装置を介して情報を提供する場合であっても、情報提供装置上の情報が更新された場合に、情報転送装置上のキャッシュの情報も更新し、情報の同期を取ることができる。
【0061】
以上のように、この実施の形態では、情報要求装置(Webブラウザなどを搭載した端末装置)、情報転送装置、及び、情報提供装置(Webサーバなどを搭載した端末装置)を備え、情報転送装置と情報提供装置の間を無線通信手段で通信を行うような構成において、情報転送装置上にキャッシュ装置を備え、情報源の情報をリアルタイム性があるものとないものとに分類し、リアルタイム性がない情報に関しては、情報提供装置へアクセスすることなく、情報提供することを可能とし、さらに、情報提供装置と情報要求装置間の同期手段を備えたことを特徴とするアクセス手段、及び、その手段を備えた情報提供システムについて説明した。
【0062】
以上の方法により、情報提供装置上の情報源の情報と情報転送装置上のキャッシュの情報の同一性を保ちつつ、情報転送装置と情報提供装置間の接続回数、接続時間を削減し、通信コストを削減することが可能となる。
【0063】
実施の形態8.
以下、本発明の一実施の形態を説明する。なお、本発明の一実施の形態のシステム構成、ソフトウェア構成は実施の形態7と同様である。
また、この実施の形態では、情報送信履歴ではなく、実施の形態6と同様に、実施の形態3で用いたアクセス許可リストの記載に従って、更新された情報の送信を行なうものとする。
【0064】
本発明の一実施の形態の処理の流れは次のとおりである。
Webサーバの情報のうち、リアルタイム性があるものについては、従来の方式と同様のアクセス方式を取り、キャッシュはまったく利用しない。Webサーバの情報のうち、リアルタイム性がないものについては、キャッシュ装置にも蓄積される。
【0065】
Webブラウザから、Webサーバ上の情報に対して要求が発生したとき、要求された情報がキャッシュ装置に存在するかどうかを確認し、存在する場合には、Webサーバにアクセスすることなく、キャッシュ装置上の情報をWebブラウザに送信する。存在しなければ、Webサーバに要求を伝える。
Webサーバ上のリアルタイム性のない情報が更新された場合、Webサーバ上の同期モジュールは、実施の形態3のアクセス許可リストを利用して、リストに記述された情報転送装置上の同期モジュールに対して、更新された情報を送信する。情報転送装置上の同期モジュールは、送信された情報を受信して、キャッシュ上の情報を更新して、情報提供装置の情報源と情報の同期を取る。
【0066】
以上のように、この実施の形態では、情報要求装置(Webブラウザなどを搭載した端末装置)、情報転送装置、及び、情報提供装置(Webサーバなどを搭載した端末装置)を備え、情報転送装置と情報提供装置の間を無線通信手段で通信を行うような構成において、情報転送装置上にキャッシュ装置を備え、情報源の情報をリアルタイム性があるものとないものとに分類し、リアルタイム性がない情報に関しては、情報提供装置へアクセスすることなく、情報提供することを可能とし、さらに、情報提供装置と情報転送装置間の同期手段としてアクセス許可リストを利用することを特徴とするアクセス手段、及び、その手段を備えた情報提供システムについて説明した。
【0067】
以上の方法により、情報提供装置上の情報源の情報と情報転送装置上のキャッシュの情報の同一性を保ちつつ、情報転送装置と情報提供装置間の接続回数、接続時間を削減し、通信コストを削減することが可能となる。
【0068】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、通信装置を識別するための識別情報(例えば電話番号など)を用いてアクセス制御を行うことにより、ユーザ認証機能を強化することができる。
【0069】
また、この発明によれば、通信装置を識別するための識別情報をアクセス許可情報として用いてアクセス制御がおこなえ、ユーザ認証機能を強化することができる。
【0070】
また、この発明によれば、例えば、通信装置を識別するための識別情報(電話番号など)とIPアドレスなどのTCP/IPレベルの情報、及び、ユーザ名とパスワードのなどのHTTPレベルの情報を組み合わせて、より強固なアクセス制御を行うことが可能となる。
【0071】
また、この発明によれば、情報転送装置を用いたシステム構成の場合でも、通信装置を識別するための識別情報(例えば電話番号など)を用いてアクセス制御を行い、強固なアクセス制限を行なうことが可能となる。
【0072】
また、この発明によれば、通信装置を識別するための識別情報をアクセス許可情報として用いて情報転送装置からのアクセス制御がおこなえ、ユーザ認証機能を強化することができる。
【0073】
また、この発明によれば、通信装置を識別するための識別情報(電話番号など)とIPアドレスなどのTCP/IPレベルの情報、及び、ユーザ名とパスワードなどのHTTPレベルの情報を組み合わせて、より強固な情報転送装置からのアクセス制御を行うことが可能となる。
【0074】
また、この発明によれば、情報要求装置と情報提供装置間の接続回数、接続時間を削減し、通信コストを削減できる。
【0075】
また、この発明によれば、情報提供装置上の情報源の情報と情報要求装置上のキャッシュの情報の同一性を保つことが可能となる。
【0076】
また、この発明によれば、情報提供装置上の情報源の情報とアクセスを許可されている情報要求装置上のキャッシュの情報の同一性を保ちつつ、情報要求装置と情報提供装置間の接続回数、接続時間を削減し、通信コストを削減することが可能となる。
【0077】
また、この発明によれば、通信装置の電話番号を用いて、情報提供装置が情報を提供する相手を特定しアクセス制限することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態のソフトウェア構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態の識別情報保持部221の一例を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態のアクセス許可リスト2の一例を示す図である。
【図4】 この発明の一実施の形態の処理の流れを示す図である。
【図5】 この発明の一実施の形態の処理の流れを示す図である。
【図6】 この発明の他の実施の形態のアクセス許可リストの一例を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態のアクセス要求発生からの処理の流れ図である。
【図8】 この発明の一実施の形態のソフトウェア構成を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態のリアルタイム性がある情報と、リアルタイム性がない情報とを区別するためのヘッダの一例を示す図である。
【図10】 この発明の一実施の形態におけるキャッシュの使い分けを示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態のアクセス要求が発生してから、情報が送信されるまでの処理の流れ図である。
【図12】 この発明の実施の形態のWebサーバ上のリアルタイム性のない情報が更新された場合の同期処理部の処理の流れ図である。
【図13】 この発明の実施の形態のアクセス要求が発生してから、情報が送信されるまでの処理の流れ図である。
【図14】 この発明の実施の形態のWebサーバ上のリアルタイム性のない情報が更新された場合の同期処理部の処理の流れ図である。
【図15】 情報提供システムのシステム構成例を示す図である。
【図16】 図15の情報提供システムのソフトウェア構成例を示す図である。
【図17】 情報提供システムの別のシステム構成例を示す図である。
【図18】 図17の情報提供システムのソフトウェア構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 アクセス制御モジュール、2 アクセス許可リスト、11,21 同期処理部、20 アクセス処理部、100 情報提供側、101 情報提供装置、102 無線通信装置、109 情報源、111 Webサーバ、112 TCP/IP、113 通信ドライバ、200 情報要求側、201 情報要求装置、202 通信装置、203 表示装置、204 キャッシュ、211 Webブラウザ、212 TCP/IP、213 通信ドライバ、221 識別情報保持部、250 ヘッダ、252 リアルタイム性、321 ID情報、322 IPアドレス、323 ユーザ名、324 パスワード。

Claims (3)

  1. 情報を保持する情報源に接続され該情報を提供する情報提供装置と情報を要求する情報要求装置と情報を一時的に保持するキャッシュ装置とを備え、上記情報要求装置と上記情報提供装置とを無線通信部を用いて接続する情報提供システムにおいて、
    上記情報源に保持される情報は、キャッシュ装置を利用しないリアルタイム性のある情報とキャッシュ装置を利用するリアルタイム性のない情報とに分類され、リアルタイム性のある情報とない情報を区別するためのフラグが上記情報源に保持される情報の各情報のヘッダ部に記述されており、
    上記情報提供システムは、
    上記情報提供装置に接続された上記情報源の情報に対して要求が発生した場合に、要求された情報がキャッシュ装置に存在するかどうかを確認し、キャッシュ装置に存在する情報である時は、情報提供装置にアクセスすることなく上記キャッシュ装置に保持された情報を読み出して提供し、キャッシュ装置に存在しない情報である時は、情報提供装置に要求を伝えるアクセス手段と、
    要求を受けて要求された情報を送信するとともに、該情報のヘッダ部のフラグを参照して該情報がリアルタイム性のある情報かない情報かを判断し、リアルタイム性のない情報の場合にリアルタイム性のない情報を送った情報要求装置を情報送信履歴に記録するとともに、
    要求した情報を受信し、該情報のヘッダ部のフラグを参照して該情報がリアルタイム性のある情報かない情報かを判断し、リアルタイム性のない情報の場合に受信したリアルタイム性のない情報でキャッシュ装置を更新し、受信したリアルタイム性のない情報を提供することにより、上記情報提供装置と上記キャッシュ装置間の情報の同期を取る同期手段備え、
    上記同期手段は、上記情報源に保持される情報のうち、リアルタイム性のない情報が更新された場合、上記情報送信履歴を利用して、過去に送信履歴のある情報要求装置に対して更新された情報を送信して送信した情報に関して情報送信履歴を更新するとともに、送信された更新後の情報を受信して、更新後の情報を用いてキャッシュ装置を更新することを特徴とする情報提供システム。
  2. 上記情報要求装置は、固有の識別情報により識別可能な通信装置により上記無線通信部を介して上記情報提供装置と接続されるとともに、
    上記同期手段は、アクセスを許可する通信装置の識別情報を保持するアクセス許可情報を用いて、上記情報提供装置と上記キャッシュ装置間の情報の同期を取ることを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 上記識別情報は、上記通信装置に割り当てられた電話番号であることを特徴とする請求項2に記載の情報提供システム。
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