JP3914596B2 - 多値記録用符号化方法及び記録再生方法 - Google Patents

多値記録用符号化方法及び記録再生方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光磁気記録媒体や磁気記録媒体等の記録媒体に多値記録を行うための記録再生方法に関し、さらに詳細には、記録媒体の複数のトラックに記録された2値情報を同時に読みだして多値情報として再生信号を得るのに好適な多値記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気ディスクや光磁気ディスクのような記録媒体の記録密度を向上する手段として、多値記録が注目されている。本出願人は、特開平8−129784号において、2層の磁性層を有する光磁気記録媒体に、光照射の下で4種類の変調強度の外部磁界を印加することにより4値情報を記録しそれを再生する方法を開示した。
【0003】
高密度記録を達成するための別の手段として微小ピットを形成することにより線記録密度を向上させることが考えられる。光磁界変調方式を用いれば、形成される磁区の形状を制御しつつ、かなり小さな微小磁区を記録することができる。かかる微小磁区は、Journal of Magnetic Society of Japan, Vol.17 Supplement No. S1, pp.201(1993)に記載された磁気超解像により再生することが可能となる。すなわち、磁気超解像技術を用いれば、再生用レーザスポットの大きさに対して記録磁区が小さく、スポット内に複数の磁区が含まれていてもそれらを個別に検出することができる。しかしながら、記録媒体の高密度記録の要求に応えるべく、記録される磁区の大きさは再生光のスポット径に比べて一層小さくなってきている。このため、磁気超解像技術を用いたとしても、再生時にマスクされない領域(開口部)内に複数の微小磁区が現れることがあり、これらの複数の微小磁区を区別して再生信号を得る新たな技術が要求される。
【0004】
本出願人は、特願平8−77029号において、記録媒体の複数のトラックに記録された2値情報を同時に読み出して多値情報として再生する記録再生方法を提案しており、この方法に磁気超解像を併用することで高密度な多値記録が期待できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように磁気超解像の開口部に現れた複数の磁区を識別するために、特願平8−77029号による記録媒体の複数のトラックに記録された2値情報を同時に読みだして多値情報として再生する方法を適用することが可能であるが、次のような問題が生じる。すなわち、複数のトラックを同時に再生することで得た多値情報から、記録媒体の各トラックに記録されている2値符号を判別する必要がある。これを例を挙げて説明する。光磁気記録媒体の3つのトラックTr1、Tr2及びTr3に記録ドメインの有無で”1”及び”0”の2値符号系列を記録しておき、Tr2を中心トラックとして3トラック同時に再生光スポットを照射して多値情報を再生することとする。光磁気記録媒体からの再生信号において、Tr1に記録ドメインがあり且つTr3に記録ドメインがない場合の再生信号が、Tr3に記録ドメインがあり且つTr1に記録ドメインがない場合の再生信号と一致してしまう。これでは、再生信号からは、Tr1とTr3のどちらのトラックに記録ドメインがあるのか、区別できない。このような不都合を回避するために、複数のトラックを同時に再生することで得た多値情報から、記録媒体の各トラックに記録されている2値符号を判別できる多値記録用符号化が望まれる。
【0006】
本発明の目的は、複数のトラックが同時にアクセスされるようなトラックピッチで情報が記録された記録媒体から記録ドメインを別個に再生することができるような記録再生方法を提供することにある。
【0007】
本発明の別の目的は、記録媒体の複数のトラックに記録された2値情報を同時に読み出して多値情報として再生する記録再生方法に好適な符号化方法を提供することである。
【0008】
本発明の別の目的は、再生光スポットで複数のトラックが同時に走査されるようなトラックピッチの光記録媒体に多値情報を記録再生することができる方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様に従えば、多値符号を記録媒体に記録及び再生する方法において、
多値符号を2値符号として記録媒体の複数のトラックに割り当てて記録する工程と、
上記複数のトラックを同時に再生することによって上記多値符号を再生する工程とを含み、
上記複数のトラックのうち少なくとも1つのトラックに記録される2値符号が、上記複数のトラックに割り当てられた2値符号の組合せからそれぞれ異なる再生信号を得るための冗長ビットであることを特徴とする多値記録再生方法が提供される。
【0010】
第1の態様の多値記録再生方法によれば、例えば、再生光のスポットで同時に走査される光磁気記録媒体の複数のトラックTr1、Tr2及びTr3のうち、トラックTr2を冗長トラックとし、トラックTr2に冗長ビットを記録することによって再生信号がTr1とTr3のいずれかに記録された磁区からのものであるかを識別することができる。例えば、Tr1に”1”が記録され且つTr3に”0”が記録されている場合と、Tr1に”0”が記録され且つTr3に”1”が記録されている場合とでは、通常、同じ強度の再生信号が得られるが、Tr2にそれらの状態を識別する冗長ビットを記録することによって、異なる強度の再生信号を得ることができ、それによってTr1とTr3のいずれに記録磁区が形成されているかがわかる(表1を参照のこと)。ここで、冗長トラックに記録される冗長ビットは以下の本発明に従う多値記録用符号化方法によって得ることができる。
【0011】
すなわち、本発明の第2の態様に従えば、多値符号を2値符号として記録媒体の複数のトラックに割り当てて記録し、上記複数のトラックを同時に再生することによって多値符号を記録再生する際に用いられる多値記録用符号化方法であって、
上記多値符号系列であるL値符号系列が、再生時に同時にアクセスされるトラック数nに対して、L≦2(n-1) を満足し、且つ
上記再生時に同時にアクセスされる複数のトラックのうち少なくとも1つのトラックに記録される2値符号が残りのトラックに記録される2値符号によって一意に定まることを特徴とする多値記録用符号化方法が提供される。
【0012】
本発明では、前記のように冗長トラックに冗長ビットを記録するため、多値符号系列であるL値符号系列が、再生時に同時にアクセスされるトラック数nに対して、L≦2(n-1) に限定される。そして、冗長ビットは、再生時に同時にアクセスされる複数のトラックのうち冗長トラック以外のトラックに記録される2値符号によって一意に定めることができる。冗長トラック以外のトラックに記録される2値符号によって冗長ビットを一意に定めるために、各トラックに記録されている2値符号を一括してn次元ベクトルとみなし、該n次元ベクトルのハミング重みに対応させる手法を用いることが極めて有効である。n次元ベクトルのハミング重みは、n次元ベクトルのn個の要素のうち、”0”でない要素の個数である。ハミング重みはn次元ベクトルと全要素が0であるゼロベクトルとのハミング距離に等しい。3以上のnに対して、2(n-1) ≧(n+1)が成立するので、本発明で(n+1)値情報系列を用いるためには再生時に同時にアクセスするトラック数nは3以上であることが必要である。
【0013】
本発明の符号化方法において、再生時に同時にアクセスする複数個のトラックのうち少なくとも2つのトラックに記録される2値符号系列を得るための変調符号化が共通していることが好ましい。変調符号化が共通であるために、多値記録再生装置内部の符号化及び復号を実行する回路部分の設計が容易となり、実際の回路も小型化できる。変調符号化としては、(d,k)制限のある変調符号化を用いることが望ましい。(d,k)制限は、変調符号化後のチャネルビット系列において、隣接する”1”の間にある”0”の連続数の最小を示すdと、隣接する”1”の間にある”0”の連続数の最大を示すkを特定するものである。(d,k)制限によって、符号間干渉やセルフクロッキング特性を制御できる。本発明の第2の態様で用いる(d,k)制限のある変調符号化としては、MFM方式、あるいはRLL(1,7)方式、もしくはRLL(2,7)方式のいずれかが好ましい。
【0014】
本発明の第3の態様に従えば、光磁気記録媒体に多値符号系列を記録及び再生する方法において、
隣接する複数のトラックが再生光スポットで同時に走査されるようなトラックピッチで光磁気記録媒体の記録領域を区画し、該多値符号を当該隣接する複数のトラックに2値符号として割り当てることによって多値符号系列を記録する記録工程と;
上記複数のトラックを上記再生光スポットで同時に走査することによって、多値符号と一意に対応する強度の再生信号を得る再生工程と;を含むことを特徴とする上記光磁気記録媒体の記録再生方法が提供される。
【0015】
本発明の第3の態様の記録再生方法において、上記多値符号と一意に対応する強度の再生信号を得るために、上記記録工程において、上記割り当てられた2値符号の組合せからそれぞれ異なる再生信号強度が得られるように上記複数のトラックの少なくとも一つのトラックに冗長ビットを記録することができる。この際、再生時に同時にアクセスされるトラック数nに対して、各トラックに記録されている2値符号を一括してn次元ベクトルとみなし、該n次元ベクトルのハミング重みに対応させ、該ハミング重みが互いに異なる値になるように上記冗長ビットを記録することが好ましい。あるいは、上記多値符号と一意に対応する強度の再生信号を得るために、磁気超解像による再生技術を用いて再生光スポットのマスクされない部分の形状を調節する方法、磁気超解像による再生技術を用いて再生光スポット径に比較して記録時のトラックピッチの範囲を調整する方法、記録光強度をトラック毎に調節する方法及び複数のトラックのトラックピッチの比を調整する方法からなる群から選ばれた少なくとも一種の方法を用いることができる。例えば、Tr1、Tr2、Tr3の3トラックに記録ドメインの有無で”1”、”0”の2値符号系列を記録し、Tr2を中心トラックとして3トラック同時に再生光スポットを照射して多値情報を再生する場合、上記の群から選ばれたいずれかの方法を用いることによって中央のトラック(Tr2)の再生信号振幅が、他の2つのトラック(Tr1とTr3)の再生光量の和より大きくなるように調整することができる。それによって、再生信号の振幅のレベルに応じて記録された多値信号を再生することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態及び具体例を図面を参照しながら説明する。最初に、図1を用いて本発明の多値記録用符号化方法を用いた多値記録再生方法の一例について説明する。図1(a) 及び(b) は、それぞれ、本発明による多値記録用符号化方法を用いた光磁気記録媒体の多値記録及び再生の概念図を示す。
【0017】
図1中、光磁気記録媒体の3つのトラックTr1,Tr2,Tr3が示され、それらの3つのトラックは再生に使用される再生光スポット(磁気超解像の開口部)により同時に走査されるものとする。
【0018】
図1(a)は、光磁界変調方式を用いて光磁気記録媒体のトラックTr1,Tr2及びTr3に記録ドメイン11,12,13を記録する様子を概念的に示している。光磁界変調方式では、トラックピッチと同程度の大きさの直径を有する記録光スポット10を記録媒体に記録クロックに同期してパルス照射すると同時に、記録信号に応じた極性の外部磁界を印加することで記録ドメインを記録する。この際、照射するレーザ光の照射タイミングや強度を調整することにより、記録ドメインの幅をトラックピッチ以下にして再生時のクロストークを防止することが望ましい。また、記録信号について、中央のトラックTr2を後述する規則に適するように記録する場合は、あらかじめ記録を所望する4値符号系列を一時的にバッファメモリに記憶した後、各トラックに記録すべき2値符号系列に応じて記録していけばよい。なお、光磁気記録媒体としては、後述する磁気超解像により再生が可能なように再生層(マスク層)と記録層の交換結合膜を有する磁性多層膜を有する光磁気記録媒体を用いる。
【0019】
図1(b)は、上記のように光磁界変調方式で記録した微小な記録ドメイン11,12,13を、FAD(Front Aperture Detection)タイプの磁気超解像で再生する場合を概念的に示している。磁気超解像は、集束されたレーザ光スポット内の温度分布を利用して、再生光スポットの回折限界を超えて、そのスポット径より小さい記録ドメインを再生する技術である。FADタイプの磁気超解像はスポット径より小さい高温領域をマスクし、低温領域(開口部16)を再生することで微小な記録ドメインを高分解能で再生することができる。FADタイプでは、低温状態で再生層に記録層の磁化状態が転写され、再生時に外部磁界を印加し、ビームスポット内の高温領域の再生層の磁化を一方向にそろえてマスクする。本発明の記録再生方法では、トラックピッチよりも大きな直径を有する再生光スポットで複数のトラックを同時に走査するため、再生光スポットは少なくとも隣接するトラックの記録ドメインの一部を必ず読むことになる。図1(b)では、中央のトラックであるTr2を読む際に、FADの開口部16は隣接するTr1及びTr3も同時に読み出すことになり、3つのトラックTr1,Tr2及びTr3に記録された記録ドメインの数に応じた強度の再生信号を得ることができる。すなわち、いずれのトラックに記録された一つのドメインから同じ強度の再生信号が得られるとすれば、同一クロックにおいて、いずれか2つのトラックに記録ドメインがある場合の再生信号は、いずれか1つのトラックにしか記録ドメインがない場合の再生信号に比べて約2倍の振幅を示し、3つのトラック全てに記録ドメインがある場合の再生信号は、いずれか1つのトラックにしか記録ドメインがない場合の再生信号に比べて約3倍の振幅を示す。そして、いずれか1つのトラックにしか記録ドメインがない場合の再生信号は、いずれのトラックにも記録ドメインがない場合の再生信号から有意に区別することができる。従って、それらの4つの状態と4値符号”0”,”1”,”2”及び”3”を対応させることができ、再生信号により4値符号系列を再生可能である。
【0020】
しかしながら、上記方法では、いずれか1つまたは2つのトラックに記録ドメインがある場合の再生信号は、どのトラックに由来の再生信号であるかは認識できない。すなわち、Tr2を中心トラックとして3トラックに同時に再生光スポットを照射して多値情報を再生しようとすると、Tr1に記録ドメインがあり且つTr3に記録ドメインがない場合の再生信号が、Tr3に記録ドメインがあり且つTr1に記録ドメインがない場合の再生信号と一致してしまう。これでは、再生信号を得ても、Tr1とTr3のどちらのトラックに記録ドメインがあるのかが区別できず、各トラックに記録された2値符号系列を再生できないことになる。この問題を解決するために、本発明では以下に示す符号化方法及び記録再生方法を用いている。
【0021】
〔符号化方法及び記録再生方法の具体例1〕
例えば、記録しようとする2値符号系列が2つある場合に、それぞれ同一の符号化で変調し、それらを、例えば、Tr1とTr3に互いに同期させた形でそれぞれ記録ドメインを記録する。Tr1とTr3のトラック周回方向の同一位置(再生時に同一クロック位置)での記録ドメインの2値符号の一方を上位ビットとし、他方を下位ビットとすると表1に記載したように4値符号が一義的に決定される。
【0022】
【表1】
Figure 0003914596
【0023】
すなわち、Tr1に記録する2値符号が”0”であり且つTr3に記録する2値符号が”0”のときに、記録される(あるいは再生を所望する)4値符号を”0”とし、Tr1に記録する2値符号が”0”であり且つTr3に記録する2値符号が”1”のときに、記録される4値符号を”1”とし、Tr1に記録する2値符号が”1”であり且つTr3に記録する2値符号が”0”のときに、記録される4値符号を”2”とし、Tr1に記録する2値符号が”1”であり且つTr3に記録する2値符号が”1”のときに、記録される4値符号を”3”と定めることができる。しかしながら、4値符号”1”と4値符号”2”とにそれぞれ対応する2値符号の組合せから生じる再生信号は、上記の理由から区別することができない。そこで、Tr2を冗長ビット用トラックとし、Tr2の2値符号を、表1に示したように、4値符号(または、Tr1及びTr3の2値符号)に応じて規定し、それをTr1及びTr3に記録される2値符号系列と同期した形でTr2に記録する。前述のように、再生信号強度は再生光スポット中に含まれる(同一再生クロックでの)ドメインの数と対応するので、Tr2に表1のような2値符号に対応するドメインを記録しておき、Tr1〜Tr3のトラックを同時に走査することによって得た再生信号から、Tr1及びTr3に記録された2値符号をそれぞれ判別することができる。
【0024】
ここで、記録を所望する多値符号に対して、Tr1,Tr2及びTr3に記録されている2値符号を一括して3次元ベクトルとみなし、3次元ベクトルのハミング重みを考慮することとする。3次元ベクトルのハミング重みは、3次元ベクトルの3個の要素のうち、”0”でない要素の個数である。一方、前記のように3つのトラックを同時に再生した場合の再生信号強度は3つのトラックの同一再生クロックにおける記録ドメインの数に比例する。従って、かかる3次元ベクトルのハミング重みは3つのトラックからの再生信号強度に対応することになる。それゆえ、Tr2の2値符号は、表1に示すようにハミング重みがそれぞれ独立した値を有するようにTr1及びTr3の2値符号から決定することができる。
【0025】
このようにして、2つの2値符号系列を記録する場合に、それらの系列と同一の再生光スポット内に含まれる別のトラックを冗長トラックとし、再生光スポットで同時に走査されるトラックの2値符号をn次元ベクトルと見なした場合のハミング重みに基づいて符号化することにより、2値符号系列をTr1〜Tr3を用いて記録し且つそれらのトラックを同時に再生することにより2つの2値符号系列を独立に再生することができる。なお、本発明の方法に従って記録媒体に記録しようとする入力信号(データ)は4値符号系列または2値符号系列のいずれでもよい。
【0026】
次に、表1と同様にTr1,Tr2,Tr3の3トラック上に2値符号系列を記録する際の記録を所望する4値符号と各トラック上の2値符号の対応関係の別の例を表2に示す。
【0027】
【表2】
Figure 0003914596
【0028】
表2に示したように、トラックTr2に、3つのトラックを同時に再生した場合に記録を所望する4値符号が識別できるような規則で冗長ビットが記録される。そして、トラックTr2の2値符号は、表1の場合と同様に、再生光スポットで同時に走査されるトラックの2値符号を3次元ベクトルと見なした場合のハミング重みを考慮して、ハミング重みがそれぞれ独立した値を有するようにTr1及びTr3の2値符号から一意に決定される。
【0029】
次に、本発明の符号化方法を用いてTr1,Tr2,Tr3,Tr4の4トラック上に2値符号系列を記録する際の、記録を所望する5値符号と各トラック上の2値符号の対応表の一例を、表3に示す。
【0030】
【表3】
Figure 0003914596
【0031】
この場合は、例えばTr1とTr4に共通する変調符号化で得たデータ列を示すチャネルビットを記録する。Tr2とTr3は冗長トラックに相当し、表3に従うようにして冗長ビットを定めることができる。この場合、Tr1,Tr2,Tr3,Tr4の2値符号を4次元ベクトルとみなし、そのハミング重みが表3に示すように独立した値を持つように、Tr2,Tr3の冗長ビットを一意に定めることができる。
【0032】
表1〜3に示した規則より、n個のトラックを同時に走査した場合には、(n+1)値の情報を容易に得ることができることがわかる。
【0033】
〔符号化方法及び記録再生方法の具体例2〕
上記具体例1とは異なる符号化方法及び記録再生方法を、光磁気記録媒体をFADタイプの磁気超解像を用いて再生する場合を例に挙げて説明する。まず、FADタイプの磁気超解像における再生光スポットの開口部16が、図2(c)に示すように中央のTr2のみならずその両側のTr1及びTr3のトラックに及んでいるものとする。ここで、再生光スポットの開口部16のうち、Tr1上の部分を領域S1,Tr2上の部分を領域S2,Tr3上の部分を領域S3とする。ここで、Tr1,Tr2,Tr3の各トラックにおける記録ドメインの有無に応じて、S1,S2,S3の各領域から得られる再生信号振幅に差を設け、振幅の大きさが表4に示した値になるように調整しておく。
【0034】
【表4】
Figure 0003914596
【0035】
すなわち、領域S1とS3は、記録ドメインがある場合とない場合に、再生される信号強度はそれぞれI1 及びI0 とする。領域S2は、記録ドメインがある場合とない場合に、再生される信号強度はそれぞれ>2I1 及びI0 とする。ここで、I0 はバックグラウンド信号で0とみなすこともできる。
【0036】
4値符号系列を光磁気記録媒体に記録する場合、記録を所望する4値符号に対して以下の表5のようにTr1,Tr2及びTr3に2値符号を記録すれば、それらの状態からの再生信号振幅が互いに異なり、それにより、Tr1とTr3のどちらに記録ドメインがあるかは区別できることになる。
【0037】
【表5】
Figure 0003914596
【0038】
すなわち、Tr1に記録ドメインがあり且つTr3に記録ドメインがない場合には、Tr2にも記録ドメインがあるという規則になっており、且つ領域S2からの再生信号振幅は領域S1とS3の再生信号振幅の和よりも大きいため、表5に示すように、全体としての再生信号振幅は3I1 よりも大きくなる。一方、Tr3に記録ドメインがあり且つTr1に記録ドメインがない場合には、全体としての再生信号振幅はI1 となり、記録を所望する4値符号に対応する状態を識別可能な再生信号が得られる。結局、3つのトラックのうちTr2に記録される2値符号が、記録を所望する4値符号に応じて残りのトラックTr1とTr3に記録された2値符号によって一意に定まり、且つ領域S2の再生信号振幅が領域S1及びS3の再生信号振幅の和よりも大きいという条件下で、4値記録再生を行うことができる。なお、各領域からの再生信号の振幅の大きさは表4のように規定したが、表5に示したTr1〜Tr3の2値符号の組合せに応じて再生される信号振幅が、互いに、それらの組合せ状態として検出系によって識別できる程度であれば、任意の再生信号の振幅の大きさの組合せを採用してよい。ただし、再生時に良好なS/Nを確保するには上記のような条件で各領域の再生信号の振幅の大きさを定めるのが望ましい。
【0039】
前記のように、領域S2で得られる再生信号振幅が領域S1と領域S3で得られる再生信号振幅の和よりも大きくするためには、例えば下記1)〜4)のような方法を採用することができる。
【0040】
1)記録媒体の熱伝導特性を調整して、磁気超解像における再生光スポットでマスクされない部分(開口部)の形状を工夫する。例えば、領域S1とS3の面積が領域S2に比べて小さくなるようにする。
2)磁気超解像における再生光スポット径に比較して、記録時のトラックピッチの範囲を工夫する。すなわち、FADの開口部に対して領域S2の面積が領域S1及び領域S3の面積の和よりも大きくなるようにトラックピッチを広げることができる。
3)多値記録媒体を用いて、Tr1とTr3への記録には低パワーの記録光で記録し、Tr2には高パワーの記録光で記録することによって、ドメインの大きさを変調させる。
4)記録時のトラックピッチをTr1<Tr2且つTr1=Tr3に調整する。
【0041】
上記のような方法を用いることで、3個のトラックに対して4値記録を実行することができる。すなわち、奇数個のトラックとして(2m+1)個のトラックを用いた場合、L≦2n を満足するL値の多値情報を再生時に判別することができる。
【0042】
表4及び表5に示した規則を用いてトラックTr1〜Tr3に2値符号を記録した光磁気記録媒体を再生する場合を、図2(a)及び(b)を用いてさらに説明する。図2(a)は、図1(b)に示した方法と同様の再生方法を示している。再生時刻t0,t1,t2,t3に、図2(a)に示したように、記録ドメイン11,12,13がそれぞれのトラックTr1〜Tr3にある場合に、FADタイプの開口部16をそれらの時刻に対応するドメインが通り、それらのドメイン群から多値情報を表す再生信号を得ることができる。表4及び5に示した規則で記録された媒体を、図2(a)のように再生していくと、図2(b)のような再生信号が得られる。すなわち、時刻t0では再生信号振幅が3I1 を幾分超えたレベルにあるが、時刻t1では再生信号振幅がI1 程度にまで減少する。その後、時刻t2でI1 を幾分超えたレベルまで再生信号振幅が増加し、時刻t3では2I1 程度にまで再生信号振幅が減少する。図2(b)より再生信号振幅の大きさに応じて多値信号(及びそれを構成する2値符号系列のビット情報)が識別された形で再生することができる。
【0043】
〔記録再生方法の具体例3〕
次に、図3を用いて、本発明の符号化を用いた多値記録再生方法の図1とは別の一例について説明する。この具体例では、光磁気記録媒体を磁界変調方式で記録し、それをFADタイプの磁気超解像で再生する。この例においても、再生時に再生光スポットが照射されるトラック数は3トラックとする。図3(a)は、記録方式として磁界変調方式を用いて記録した場合の概念図であり、トラックピッチと同程度の大きさの直径を有する記録光スポット30を記録媒体にDC光として照射しながら、記録信号に応じた極性に外部磁界を切り換えてドメイン(31,32,33)を各トラックに記録する。
【0044】
図3(b)は、図3(a)で記録したドメイン31,32,33を、FADタイプの磁気超解像で再生した場合を概念的に示す。FADタイプの磁気超解像に関しては、図1及び図2の説明で述べた通りであり、再生光スポットのうち低温領域がマスクされない開口部36を構成する。図3(b)では、中央のトラックTr2を読む際に、開口部36はトラックTr2に隣接するトラックTr1及びTr3も検出することになる。ここで、表1または表2に示したような符号化規則の下でトラックTr2に冗長ビットを記録するか、あるいは、表4及び表5に示したような関係で開口部36の各トラック上の領域S1〜S3からの再生信号振幅に差を設けることによって、再生信号を4値情報並びにそれを構成する2値符号系列が一意に対応した形で再生することができる。
【0045】
〔記録再生方法の具体例4〕
この具体例では、図4を用いて、本発明の符号化を用いた多値記録再生方法の図1及び図3とは別の例について説明する。この具体例では、光磁気記録媒体を光磁界変調方式で記録し、磁気超解像を用いずに通常の再生光スポットを記録媒体に照射して再生信号を得る。この例においても、再生時に再生光スポットが照射されるトラック数は3トラックとする。この場合の記録媒体としては、磁気超解像用の光磁気記録媒体である必要はなく、微小な記録ドメインを得ることができれば通常の光磁気記録媒体でよい。
【0046】
図4(a)は、光磁気記録媒体に、光磁界変調方式を用いてドメイン41,42を各トラックTr1〜Tr3に記録した場合を概念的に示す。トラックピッチと同程度の大きさの直径を有する記録光スポット40を記録媒体にパルス的に照射すると同時に、記録信号に応じた極性の外部磁界を印加することで各トラックにドメイン41,42を記録していく。ただし、トラック方向において、再生光スポット中に複数の記録ドメインが含まれないような間隔で記録する。
【0047】
図4(b)は、磁気超解像を用いずに通常の再生光スポット46で再生した場合の概念図である。図4(b)では、中央のトラックであるTr2のドメイン42を再生する際に、隣接するTr1及びTr3(図ではTr1)のドメインも検出することになる。ここで、表1または表2に示したような符号化規則の下でトラックTr2に冗長ビットを記録するか、あるいは、表4及び表5に示したような関係で再生光スポット46の各トラック上の領域からの再生信号振幅に差を設けることによって、再生信号を4値情報並びにそれを構成する2値符号系列が一意に対応した形で再生することができる。この例では、磁気超解像を用いていないので、線方向の記録密度は図1及び図3の場合に比べて低くなる。
【0048】
以上、本発明を具体例により説明してきたが、本発明はそれらに限定されず、当業者が想到し得るそれらの種々の変更及び改良を包含するものである。上記具体例では、2値符号系列を4値化または5値化して再生または記録再生した場合を説明したが、本発明はそれに限定されず3値化及び6値化以上の多値化をも包含するものである。また、具体例では記録媒体として光磁気記録媒体を例に挙げて説明したきたが、本発明の符号化方法及び記録再生方法は、その他の光記録媒体や磁気記録媒体にも適用することができることは言うまでもない。さらに表1〜表5までに掲げた具体的規則は、一例にすぎず、本発明の効果を奏する範囲内で他の任意の具体的規則を採用することができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明の符号化方法及び記録再生方法は、2値符号系列が記録された複数のトラックが同時に再生される場合に、少なくとも一つのトラックに冗長ビットを記録することによって、再生信号の振幅の大きさと一意に対応した多値符号を再生することができ、かかる多値符号から各トラックに記録されている2値符号を判別することができる。従って、複数トラックのそれぞれ2値符号を割り当てて多値情報を記録する多値記録再生方法を実現させることができる。
【0050】
また、再生時に同時にアクセスするトラック数nに対して、各トラックに記録されている2値符号を一括してn次元ベクトルとみなし、該n次元ベクトルのハミング重みに対応させることによって、前記再生時に出力される(n+1)値情報を容易に得ることが可能である。本発明の符号化方法を用いた多値記録再生方法は、記録時には狭いトラックピッチで2値記録し、再生時には大きな再生光スポット径で多値情報として再生することができるので、高密度記録及びその再生を実現することができる。また、本発明の符号化を用いた多値記録再生方法においては磁気超解像を用いた多値記録再生が可能であるため、線密度を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号化方法を用いた多値記録再生方法を、光磁界変調方式とFADタイプの磁気超解像に適用した場合の記録(図1(a) )及び再生(図1(b) )の様子を示す概念図である。
【図2】本発明の符号化手法を用いた多値記録再生方法における再生原理を示す概念図であり、図2(a) はFAD開口に対するドメインの関係を示し、図2(b) は各時刻における再生各号振幅を示し、図2(c) はFAD開口により区画されたトラック上の領域をそれぞれ示す。
【図3】本発明の符号化方法を用いた多値記録再生方法を、磁界同時変調方式とFADタイプの磁気超解像に適用した場合の記録(図3(a) )及び再生(図3(b) )の様子を示す概念図である。
【図4】本発明の符号化方法を用いた多値記録再生方法を、光磁界同時変調方式と、磁気超解像を用いない通常の再生方法に適用した場合の記録(図4(a) )及び再生(図4(b) )の様子を示す概念図である。
【符号の説明】
10,30,40 記録光スポット
11,12,13 記録ドメイン
16 FAD開口部
31,32,33 記録ドメイン
36 FAD開口部
41,42,43 記録ドメイン

Claims (13)

  1. 多値符号を2値符号として記録媒体の複数のトラックに割り当てて記録し、上記複数のトラックを同時に再生することによって多値符号系列を記録再生する際に用いられる多値記録用符号化方法であって、
    上記多値符号系列であるL値符号系列が、再生時に同時にアクセスされるトラック数nに対して、L≦2 (n-1) を満足し、且つ上記再生時に同時にアクセスされる複数のトラックのうち少なくとも1つのトラックに記録される2値符号が残りのトラックに記録される2値符号によって一意に定まることを特徴とする多値記録用符号化方法。
  2. 前記再生時に同時にアクセスされる複数のトラックのうち少なくとも2つのトラックに記録される2値符号系列が共通の符号化方式で変調されていることを特徴とする請求項1に記載の多値記録用符号化方法。
  3. 前記再生時に同時にアクセスされる複数のトラックのうち少なくとも2つのトラックに記録される2値符号系列が、(d,k)制限のある符号化方式で変調されていることを特徴とする請求項2に記載の多値記録用符号化方法。
  4. (d,k)制限のある変調符号化方式が、MFM方式、RLL(1,7)方式及びRLL(2,7)方式からなる群から選ばれる方式であることを特徴とする請求項3記載の多値記録用符号化方法。
  5. 前記再生時に出力される多値情報が、再生時に同時にアクセスされるトラック数n(n≧3)に対して、(n+1)値であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の多値記録用符号化方法。
  6. 再生時に同時にアクセスされるトラック数nに対して、各トラックに記録されている2値符号を一括してn次元ベクトルとみなし、該n次元ベクトルのハミング重みに対応させることによって、前記再生時に出力される(n+1)値情報を得ることを特徴とする請求項に記載の多値記録用符号化方法。
  7. 前記再生時に同時にアクセスされる複数のトラックに記録されるユーザーデータ領域における2値符号が、全ては”1”ではないことを特徴とする請求項1に記載の多値記録用符号化方法。
  8. 前記再生時に同時にアクセスするトラック数nが奇数であることを特徴とする請求項7に記載の多値記録用符号化方法。
  9. 光磁気記録媒体に多値符号系列を記録及び再生する方法において、
    隣接する複数のトラックが再生光スポットで同時に走査されるようなトラックピッチで光磁気記録媒体の記録領域を区画し、該多値符号を当該隣接する複数のトラックに2値符号として割り当てることによって多値符号系列を記録する記録工程と;上記複数のトラックを上記再生光スポットで同時に走査することによって、多値符号と一意に対応する強度の再生信号を得る再生工程と;を含み、
    上記多値符号と一意に対応する強度の再生信号を得るために、上記記録工程において、上記割り当てられた2値符号の組合せからそれぞれ異なる再生信号強度が得られるように上記複数のトラックの少なくとも一つのトラックに冗長ビットを記録し、
    再生時に同時にアクセスされるトラック数nに対して、各トラックに記録されている2値符号を一括してn次元ベクトルとみなし、該n次元ベクトルのハミング重みに対応させ、該ハミング重みが互いに異なる値になるように上記冗長ビットを記録することを特徴とする光磁気記録媒体の記録再生方法。
  10. 上記多値符号と一意に対応する強度の再生信号を得るために、磁気超解像による再生技術を用いて再生光スポットのマスクされない部分の形状を調節する方法、磁気超解像による再生技術を用いて再生光スポット径に比較して記録時のトラックピッチの範囲を調整する方法、記録光強度をトラック毎に調節する方法、及び複数のトラックのトラックピッチの比を調整する方法からなる群から選ばれた少なくとも一種の方法を用いることを特徴とする請求項9に記載の光磁気記録媒体の記録再生方法。
  11. 上記多値符号系列であるL値符号系列が、再生光スポットで同時に走査されるトラック数nに対して、L≦2 (n-1) を満足することを特徴とする請求項9ま たは10に記載の光磁気記録媒体の記録再生方法。
  12. 上記記録工程が、光磁界変調方式または磁界変調方式で行われることを特徴とする請求項9〜11のいずれか一項に記載の光磁気記録媒体の記録再生方法。
  13. 記再生工程が、磁気超解像により行われることを特徴とする請求項9〜12のいずれか一項に記載の記録再生方法。
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