JP3914014B2 - 膨張弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は膨張弁に関し、特に自動車用エアコンシステムの冷凍サイクルの中で高温・高圧の液冷媒を断熱膨張させて低温・低圧の気液混合冷媒にするとともにエバポレータ出口での冷媒の状態が所定の過熱度になるように冷媒流量を制御する膨張弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車エアコンシステムでは、コンプレッサによって圧縮された高温・高圧のガス冷媒をラジエータで凝縮し、凝縮された液冷媒を膨張弁で断熱膨張させることで低温・低圧の冷媒にし、それをエバポレータにて蒸発させてコンプレッサに戻すような冷凍サイクルが形成されている。低温の冷媒が供給されるエバポレータは、車室内の空気と熱交換を行うことで、冷房が行われる。
【0003】
膨張弁は、エバポレータ出口側の冷媒の温度および圧力の変化を感知して内部が昇降圧する感温部と、その感温部の昇降圧に基づいてエバポレータ入口側に供給される冷媒の流量を制御する弁部とから構成されている。この弁部は、高圧冷媒を受ける冷媒入口と低圧冷媒を供給する冷媒出口とを連通する冷媒通路の途中にその冷媒通路を遮るように設けられた壁に穿設された弁孔と、この弁孔に対向して接離可能に設けられた弁体とから成っている。弁体は、弁孔を塞ぐ方向にばねによって付勢され、また、感温部によりシャフトを介して駆動されることで弁開度を制御するようになっている。
【0004】
このような膨張弁は、エバポレータの入口配管と出口配管とに取り付けられるが、膨張弁とエバポレータとの配管作業は、非常に繁雑であることから、膨張弁をエバポレータと一体に構成して配管作業を軽減することが提案されている。
【0005】
その一例として、特開昭63−80169号公報に記載された膨張弁付きのエバポレータが知られている。このエバポレータによれば、冷媒流通路と空気流通空間とが交互に形成されるように複数のプレートを積層し、積層されたプレートの冷媒流れ方向両端部には、複数の冷媒流通路をグループ別に集合させるタンクが形成され、これらのタンクを適当に接続して一続きの冷媒流れを成すようにしている。タンク内には、高圧の液冷媒を導入する高圧配管およびエバポレータ出口配管を構成する低圧配管が接続された膨張弁用パイプが設けられ、その膨張弁用パイプの一端がエバポレータの外に延びていて、そこから膨張弁用パイプに膨張弁を構成するシリンダブロックを挿入するようにしている。このシリンダブロックには、高圧の液冷媒を断熱膨張させる弁部とエバポレータ出口の冷媒の温度および圧力を感知して弁部の弁体を制御する制御部とを備えている。
【0006】
膨張弁用パイプは、その側壁に、断熱膨張された冷媒をエバポレータ入口に供給するための孔およびエバポレータ出口の冷媒を通過させるための孔が設けられており、これらの孔に連通するシリンダブロックの冷媒流通路は、膨張弁用パイプとシリンダブロックとの間に配置されるシールリングによってシールされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の膨張弁は、中実の円柱体を切削加工してその中に弁体やそれを駆動する感温部などを収容する構成にしてあるため、ボディの部分が高価になり、また、シールリングを取り付けた状態で膨張弁を膨張弁用パイプに挿入するときに、膨張弁用パイプに設けられた孔がシールリングを破断させる危険性があり、膨張弁の組立性が悪いという問題点があった。
【0008】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、安価で組立性の良い膨張弁を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記問題を解決するために、エバポレータの入口側タンクと出口側タンクとの間のスペースに一体に溶接してなる弁ケースに装着するようにした膨張弁において、前記出口側タンク内の冷媒の温度および圧力を感知するためのダイヤフラムを有する感温部と、前記出口側タンク内の冷媒を導入するための前記感温部の部屋を構成する部分、冷媒が導入または導出される第1の部屋を構成する部分および冷媒が導出または導入される第2の部屋を構成する部分が段階的に順次縮径された外形のボディを有する弁部と、を備えていることを特徴とする膨張弁が提供される。
【0010】
このような膨張弁によれば、ボディは、感温部から離れる方向に段階的に縮径されているので、これに合わせて形成された弁ケースに載せるだけで装着でき、組立性を向上させることができる。
【0011】
また、本発明によれば、ボディは、感温部のロアハウジングと一体に形成されたプレス加工品であり、これに第1の部屋と第2の部屋との間を仕切るプレス加工品の第1のプレートを気密に接合するとともに、第1の部屋と感温部の部屋との間を仕切るプレス加工品の第2のプレートを気密に接合してある。
【0012】
これにより、感温部のハウジングと同様に、弁部のボディ、第1および第2のプレートをプレス加工品で構成したことで、ボディを安価に作ることができ、膨張弁のコストを低減することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は第1の実施の形態に係る膨張弁の構成を示す縦断面図、図2は第1の実施の形態に係る膨張弁を装着したエバポレータの正面図、図3は第1の実施の形態に係る膨張弁を装着したエバポレータの側面図、図4は図3のa−a矢視断面図である。
【0014】
本発明の第1の実施の形態に係る膨張弁1は、エバポレータ2の外側に一体に形成された浅底の弁ケース3に装着し、固定金具4で固定して使用される。
エバポレータ2は、冷媒流通路および空気流通路を交互に複数配置した平板状の熱交換パネルを2枚並べ、さらにこれらに別の2枚の熱交換パネルを重ねるように配置して一体にしたような構成を有し、各熱交換パネルの流体流れ方向の両端にはそれぞれタンクを設けて冷媒流通路を集合させ、かつ隣接するパネルのタンクを連通させて、冷媒が各熱交換パネルを順次流れるようになっている。
【0015】
図示のエバポレータ2は、膨張弁1からの冷媒を受ける入口側タンク5と蒸発された冷媒が出て行く出口側タンク6とが隣接して平行に配置された場合を示しており、入口側タンク5と出口側タンク6との間のスペースに膨張弁1を装着する弁ケース3が取り付けられている。
【0016】
弁ケース3は、図の上方に向かって拡開形成された形状を有し、その側壁には、コンデンサにて凝縮された高圧の液冷媒を受ける冷媒入口配管7が接続されている。エバポレータ2の冷媒出口配管8は、出口側タンク6に直接接続されている。また、弁ケース3は、冷媒入口配管7が接続されている部分に高圧の液冷媒を導入する冷媒導入用開口部9を有し、入口側タンク5と接触している部分には膨張弁1によって断熱膨張された低温・低圧の冷媒を供給する冷媒導出用開口部10を有し、出口側タンク6と接触している部分にはエバポレータ2から出て行く冷媒の温度および圧力を感知できるようにした冷媒感知用開口部11を有している。
【0017】
また、この弁ケース3は、冷媒導出用開口部10を介して入口側タンク5に接続されている部分を除きその入口側タンク5とは隙間を設けて接触しないようにしている。これにより、冷媒導出用開口部10から入口側タンク5に導入される冷媒の低温が入口側タンク5から膨張弁1の感温部が位置する弁ケース3の部分に直接伝熱されないようにして、感温部が感温エラーを起こしてしまうのを防止している。
【0018】
膨張弁1は、感温部のハウジングと弁部のボディとをプレス加工品で構成している。すなわち、感温部のロアハウジング12と弁部のボディ13とをプレス加工で一体に形成し、これに感温部のアッパーハウジング14を溶接している。ボディ13は、感温部の部屋を構成する部分、高圧室を構成する部分および低圧室を構成する部分が段階的に順次縮径された外形を有し、その中に、高圧室と低圧室との間を仕切るプレス加工品のプレート15と高圧室と感温部の感温室との間を仕切るプレス加工品のプレート16とを有している。プレート15は、中心に弁孔17が穿設されており、ボディ13とほぼ同心を合わせてボディ13の内壁にプロジェクション溶接により全周が気密に接合される。プレート16は、治具を用いて、プレート15と正確に同心が出るよう位置決めされた状態でボディ13の内壁にプロジェクション溶接により全周が気密に接合される。ボディ13は、また、低圧室に連通する開口部18と、高圧室に連通する開口部19と、感温部の感温室に連通する開口部20とを有し、さらに、下端部には荷重調整片21が突設されている。
【0019】
ボディ13の低圧室には、プレート15の弁孔17に対して軸線方向に進退自在のボール形状の弁体22が配置されており、この弁体22は圧縮コイルスプリング23によって弁孔17を塞ぐ方向に付勢されている。この弁体22が開き始める膨張弁1のセット値の調整は、荷重調整片21の曲げ角度を調整して圧縮コイルスプリング23の荷重を調整することにより行なわれる。
【0020】
プレート16の中央部分は、軸線位置に配置されたシャフト24を挿通させるシャフト貫通孔を有するとともに、パッキン25を保持するような形状に形成されている。パッキン25は、シャフト24を軸線方向に進退自在に支持するとともに高圧室と感温室との間をシールするもので、ワッシャ26によりパッキン25を保持する部分に保持されている。このワッシャ26は、パッキン25を保持する部分に圧入などによって固定されている。
【0021】
感温部は、ダイヤフラム27によって上下の部屋に仕切られている。感温部の下部の部屋には、熱伝導性の良いセンターディスク28が配置され、ダイヤフラム27の変位をシャフト24を介して弁体22に伝えるようにしている。センターディスク28の外周部は、出口側タンク6に連通する開口部20に近接配置され、出口側タンク6内の冷媒の温度を直接的に、および弁ケース3およびボディ13を介して間接的に感知できるようにしている。感温部の上部の部屋は、冷媒と同じガスが充填されており、アッパーハウジング14の中央に穿設されているガス導入孔はボール29を溶接することによって閉止されている。
【0022】
以上のように、本発明による膨張弁1は、ボディ13、プレート15,16を安価なプレス加工品で構成し、圧縮コイルスプリング23の荷重調整をボディ13と一体に形成した荷重調整片21の折り曲げ方で行うようにし、かつ、軸線方向の寸法を短くして小型化したことで、コスト低減を実現している。また、膨張弁1は、ボタン形状にして浅底の弁ケース3に装着し、固定するようにしたことで、組立性を向上させている。
【0023】
なお、膨張弁1を弁ケース3に装着する際には、開口部18と開口部19との間、開口部19と開口部20との間、および開口部20と弁ケース3の開口周縁部との間にシールリングを配置してそれらの間を流体的にシールしている。
【0024】
次に、膨張弁1と、弁ケース3と、エバポレータ2との間を冷媒が流れる開口部の位置関係について説明する。
図5は膨張弁のボディと弁ケースとエバポレータの開口部の位置関係を説明するための断面図、図6は弁ケースを溶接する前のエバポレータを示す部分平面図、図7は弁ケースを溶接した後のエバポレータを示す部分平面図、図8は弁ケースに膨張弁のボディを配置した状態を示す部分平面図である。なお、図が複雑にならないようにするために、膨張弁はプレート15,16および感温部のアッパーハウジング14を溶接する前のボディ13のみを示している。
【0025】
エバポレータ2の入口側タンク5において、弁ケース3の冷媒導出用開口部10と整合する位置に冷媒導入用開口部30を有し、弁ケース3の冷媒感知用開口部11と整合する出口側タンク6の位置にはスリット状の冷媒感知用開口部31が設けられている。
【0026】
膨張弁1のボディ13には、高圧の液冷媒を導入するたとえば4つのスリット状の開口部19が設けられ、出口側タンク6の冷媒感知用開口部31および弁ケース3の冷媒感知用開口部11を介してエバポレータ2から出て行く冷媒を導入するたとえば4つのスリット状の開口部20が設けられている。この開口部20は、その円周方向の長さが円周方向に隣接する開口部20との間の円周方向の長さよりも十分長くなるようにしている。これにより、膨張弁1を弁ケース3に装着する際に、膨張弁1の開口部20を弁ケース3の冷媒感知用開口部11に正確に整合しなくても、隣接する開口部20がそれぞれ部分的に重なり合うことで、出口側タンク6の冷媒を確実に感知することができる。
【0027】
以上の構成の膨張弁1において、エバポレータ2の出口側タンク6に集められた冷媒の温度は、主に出口側タンク6および弁ケース3を介して膨張弁1の感温部に伝熱され、同時に冷媒圧力が出口側タンク6の冷媒感知用開口部31および弁ケース3の冷媒感知用開口部11を介して感温部の下部の部屋に伝えられる。ここで、出口側タンク6内の冷媒の温度が低下するか冷媒圧力が上昇すると、ダイヤフラム27は、上方に変位する。これにより、シャフト24および弁体22が圧縮コイルスプリング23に押されて上方へ移動し、弁開度が小さくなる。この結果、冷媒入口配管7、弁ケース3の冷媒導入用開口部9および膨張弁1の開口部19を介して導入され、膨張弁1の開口部18、弁ケース3の冷媒導出用開口部10および入口側タンク5の冷媒導入用開口部30を介してエバポレータ2に導入される冷媒の流量が減少する。
【0028】
逆に、出口側タンク6内の冷媒の温度が上昇するか冷媒圧力が低下すると、ダイヤフラム27は、下方に変位する。これにより、シャフト24および弁体22が圧縮コイルスプリング23の付勢力に抗して下方へ移動し、弁開度が大きくなるように制御される。この結果、膨張弁1の弁部を介してエバポレータ2に送り込まれる冷媒の流量が増加する。
【0029】
図9は第1の実施の形態に係る膨張弁を装着した別タイプのエバポレータの正面図、図10は第1の実施の形態に係る膨張弁を装着した別タイプのエバポレータの側面図である。図9および図10において、図2および図3に示した構成要素と同じ要素については同じ符号を付してある。
【0030】
このタイプのエバポレータ2aは、膨張弁1からの冷媒を受ける入口側タンク5と蒸発された冷媒が出て行く出口側タンク6とを同一線上に配置したもので、入口側タンク5と出口側タンク6との間のスペースに膨張弁1を装着する弁ケース3が取り付けられている。
【0031】
入口側タンク5および出口側タンク6は、長手方向の対向壁面に冷媒導入用開口部30および冷媒感知用開口部31をそれぞれ有し、弁ケース3はその冷媒導出用開口部10および冷媒感知用開口部11が冷媒導入用開口部30および冷媒感知用開口部31と整合状態でエバポレータ2aに溶接されている。膨張弁1は、このような弁ケース3に装着され、固定金具4によって固定される。
【0032】
図11は第2の実施の形態に係る膨張弁をエバポレータに装着した状態を示す部分縦断面図、図12は第2の実施の形態に係る膨張弁のセンターディスクを示す平面図である。図11および図12において、図1および図5に示した構成要素と同じ要素については同じ符号を付してある。
【0033】
この第2の実施の形態に係る膨張弁41は、ダイヤフラム27とシャフト24との間に配置されたセンターディスク28aに出口側タンク6内の冷媒温度を直接感知する感温フィン28bが接続されている。センターディスク28aおよび感温フィン28bは、熱伝導性の良いたとえばアルミニウム板をプレス加工することによって一体に成形される。感温フィン28bは、開口部20を介して膨張弁41の外側に突出しており、膨張弁41を弁ケース3に装着したときには、弁ケース3の冷媒感知用開口部11および出口側タンク6の冷媒感知用開口部31を介して出口側タンク6内に侵入するだけの長さを有している。この膨張弁41の他の構成については、第1の実施の形態の膨張弁1の構成と同じである。
【0034】
センターディスク28aに感温フィン28bを設けたことで、出口側タンク6内の冷媒の温度を直接感知してセンターディスク28aに伝熱することができ、これによって感温性を向上させることができる。
【0035】
図13は第3の実施の形態に係る膨張弁を示す縦断面図、図14は第3の実施の形態に係る膨張弁の圧縮コイルスプリングを示す図であって、(A)は縦断面、(B)は底面図である。図13において、図1に示した構成要素と同じ要素については同じ符号を付してある。
【0036】
この第3の実施の形態に係る膨張弁51は、ボディ13の下端部において円周上に均等配置されたたとえば3本の荷重調整片21aが一体に形成され、それら荷重調整片21aの下端部分は、それぞれ内側に屈曲され、先端にくさび形状の爪21bを有している。弁体22をプレート15の方向に付勢している圧縮コイルスプリング23aは、弁体22の側の外径が小さくなっている円錐状のスプリングである。圧縮コイルスプリング23aは、大径側の外径が荷重調整片21aの爪21bの内接円の直径よりも大きく設定され、線材のピッチ間に爪21bが入るようになっている。したがって、各爪21bの先端は、圧縮コイルスプリング23aのピッチに合わせて軸線方向にずれて配置されている。また、圧縮コイルスプリング23aの大径側の先端は、内側に屈曲されていて荷重調整時のつまみ23bを構成している。膨張弁51のその他の構成については、第1の実施の形態の膨張弁1の構成と同じである。
【0037】
以上の構成の膨張弁51は、圧縮コイルスプリング23aを爪21bで囲まれた開口部より中に押し込み、圧縮コイルスプリング23aが爪21bと係合した後は、つまみ23bを利用して圧縮コイルスプリング23aを回転させることにより内側に螺入させることができる。このようにして、圧縮コイルスプリング23aは、自身でその荷重を変えることができ、この膨張弁51のセット値の調整を行うことができる。調整後は、爪21bの部分にロック剤を塗布して圧縮コイルスプリング23aを爪21bに固定する。
【0038】
図15は第4の実施の形態に係る膨張弁を示す縦断面図である。図15において、図1に示した構成要素と同じ要素については同じ符号を付してある。
この第4の実施の形態に係る膨張弁61は、ボディ13の下端部より垂下され円周上に均等配置されたたとえば4本の荷重調整片21cが一体に形成されている。それら荷重調整片21cの下端部分は、それぞれ内側に屈曲されて弁体22をプレート15の方向に付勢している圧縮コイルスプリング23のばね受けを構成している。膨張弁61のその他の構成については、第1の実施の形態の膨張弁1の構成と同じである。
【0039】
以上の構成の膨張弁61は、組み立てのときに、弁体22および圧縮コイルスプリング23を装着した後、荷重調整片21cの先端を折り曲げ加工する。このとき、荷重調整片21cの折り曲げ加工は、圧縮コイルスプリング23の荷重が目標荷重になるように、または目標荷重より小さくなるように行なわれる。すなわち、膨張弁61のセット値が厳密でないラフな値でよい場合には、圧縮コイルスプリング23の荷重が目標荷重になるように荷重調整片21cの先端が折り曲げ加工され、膨張弁61は無調整で使用される。一方、厳密なセット値が要求される場合には、組み立てのときに、圧縮コイルスプリング23の荷重が目標荷重よりも小さくなるように荷重調整片21cの先端を折り曲げ加工しておき、調整時に、荷重調整片21cの先端を軸線方向内側に変形させることによって圧縮コイルスプリング23の荷重調整を行う。
【0040】
図16は第5の実施の形態に係る膨張弁を示す縦断面図である。図16において、図1に示した構成要素と同じ要素については同じ符号を付してある。
この第5の実施の形態に係る膨張弁71は、外周端を筒状にプレス成形したプレート15aをボディ13の低圧室を構成する部分に圧入して高圧室と低圧室との間を仕切るようにし、同様に、外周端を筒状にプレス成形したプレート16aをボディ13の高圧室を構成する部分に圧入して高圧室と感温部の感温室との間を仕切るようにしている。
【0041】
以上の構成の膨張弁71は、プレート15aおよびプレート16aをボディ13に圧入するようにしたことで、圧入時に自動的にそれらの同心が出るよう位置決めされると同時に全周が気密に接合されるようになる。
【0042】
なお、上記の第1ないし第5の実施の形態の膨張弁1,41,51,61,71では、プレート15,15aおよびプレート16,16aで仕切られた中央の部屋に高温・高圧の冷媒を導入し、図の下端側の部屋から断熱膨張された低温・低圧の冷媒を導出するものとして説明したが、図の下端側の部屋に高温・高圧の冷媒を導入し、中央の部屋から断熱膨張された低温・低圧の冷媒を導出するようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、膨張弁のボディを従来の細長い円筒形状から軸線方向の長さが短く、かつ感温部から離れる方向に段階的に縮径されているボタン形状としたことで、エバポレータと一体に形成された浅底の弁ケースに対する装着が容易であり、組立性を向上させることができる。
【0044】
また、本発明の膨張弁は、感温部および弁部のハウジングおよびボディと高圧室、低圧室、感温部を仕切るプレートとを安価なプレス加工品で構成したことにより、従来高価だったボディを安価に作ることができ、軸線方向の寸法を短くして小型化したことにより、膨張弁のコストをさらに低減することができる。
【0045】
さらに、弁体を弁閉方向に付勢する圧縮コイルスプリングの荷重調整をボディと一体に形成した荷重調整片の折り曲げ方で行う構成にしたことで、従来荷重調整に用いていたアジャストねじが不要になり、部品点数を減らすことで、さらに膨張弁のコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る膨張弁の構成を示す縦断面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る膨張弁を装着したエバポレータの正面図である。
【図3】第1の実施の形態に係る膨張弁を装着したエバポレータの側面図である。
【図4】図3のa−a矢視断面図である。
【図5】膨張弁のボディと弁ケースとエバポレータの開口部の位置関係を説明するための断面図である。
【図6】弁ケースを溶接する前のエバポレータを示す部分平面図である。
【図7】弁ケースを溶接した後のエバポレータを示す部分平面図である。
【図8】弁ケースに膨張弁のボディを配置した状態を示す部分平面図である。
【図9】第1の実施の形態に係る膨張弁を装着した別タイプのエバポレータの正面図である。
【図10】第1の実施の形態に係る膨張弁を装着した別タイプのエバポレータの側面図である。
【図11】第2の実施の形態に係る膨張弁をエバポレータに装着した状態を示す部分縦断面図である。
【図12】第2の実施の形態に係る膨張弁のセンターディスクを示す平面図である。
【図13】第3の実施の形態に係る膨張弁を示す縦断面図である。
【図14】第3の実施の形態に係る膨張弁の圧縮コイルスプリングを示す図であって、(A)は縦断面、(B)は底面図である。
【図15】第4の実施の形態に係る膨張弁を示す縦断面図である。
【図16】第5の実施の形態に係る膨張弁を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 膨張弁
2,2a エバポレータ
3 弁ケース
4 固定金具
5 入口側タンク
6 出口側タンク
7 冷媒入口配管
8 冷媒出口配管
9 冷媒導入用開口部
10 冷媒導出用開口部
11 冷媒感知用開口部
12 ロアハウジング
13 ボディ
14 アッパーハウジング
15,15a,16,16a プレート
17 弁孔
18,19,20 開口部
21 荷重調整片
21a 荷重調整片
21b 爪
21c 荷重調整片
22 弁体
23 圧縮コイルスプリング
23a 圧縮コイルスプリング
23b つまみ
24 シャフト
25 パッキン
26 ワッシャ
27 ダイヤフラム
28,28a センターディスク
28b 感温フィン
29 ボール
30 冷媒導入用開口部
31 冷媒感知用開口部
41,51,61,71 膨張弁

Claims (13)

  1. エバポレータの入口側タンクと出口側タンクとの間のスペースに一体に溶接してなる弁ケースに装着するようにした膨張弁において、
    前記出口側タンク内の冷媒の温度および圧力を感知するためのダイヤフラムを有する感温部と、
    前記出口側タンク内の冷媒を導入するための前記感温部の部屋を構成する部分、冷媒が導入または導出される第1の部屋を構成する部分および冷媒が導出または導入される第2の部屋を構成する部分が段階的に順次縮径された外形のボディを有する弁部と、
    を備えていることを特徴とする膨張弁。
  2. 前記ボディは、前記感温部のロアハウジングと一体に形成されたプレス加工品であり、これに前記第1の部屋と前記第2の部屋との間を仕切るプレス加工品の第1のプレートを気密に接合するとともに、前記第1の部屋と前記感温部の部屋との間を仕切るプレス加工品の第2のプレートを気密に接合してあることを特徴とする請求項1記載の膨張弁。
  3. 前記第1のプレートおよび/または前記第2のプレートは、前記ボディに溶接によって接合されていることを特徴とする請求項2記載の膨張弁。
  4. 前記第1のプレートおよび/または前記第2のプレートは、前記第2の部屋を構成する部分および前記第1の部屋を構成する部分の前記ボディに圧入によって接合されていることを特徴とする請求項2記載の膨張弁。
  5. 前記第1のプレートは中央部に弁孔が穿設され、前記第2のプレートは中心が前記弁孔の中心と同一軸線上にするシャフト貫通孔が中央部に穿設されていることを特徴とする請求項2記載の膨張弁。
  6. 前記第2の部屋内において前記弁孔に対して軸線方向に進退自在に配置された弁体と、前記弁体を前記弁孔に向けて付勢するスプリングと、前記シャフト貫通孔および前記弁孔の軸線位置に貫通配置されて前記ダイヤフラムの変位を前記弁体に伝達するシャフトと、を備えていることを特徴とする請求項5記載の膨張弁。
  7. 前記第2のプレートは、前記シャフトを軸線位置にて軸線方向に進退自在に支持するとともに前記シャフトと前記シャフト貫通孔との間の隙間をシールするためのパッキンを保持する形状に成形されていることを特徴とする請求項6記載の膨張弁。
  8. 前記第2の部屋を形成する前記ボディの端部より突出され、先端部が屈曲されて前記スプリングのスプリング受けを構成するとともに屈曲の角度により前記スプリングの荷重調整を行うことができるようにした前記ボディと一体成形の少なくとも1つの荷重調整片を備えていることを特徴とする請求項6記載の膨張弁。
  9. 前記第2の部屋を形成する前記ボディの端部より突出され、内側に屈曲された爪を有する先端部が前記スプリングの線材のピッチ間に入って前記スプリングを受けるとともに前記スプリングの回転角度により前記スプリングの荷重調整を自身で行うことができるようにした前記ボディと一体成形の複数の荷重調整片を備えていることを特徴とする請求項6記載の膨張弁。
  10. 前記ボディは、前記出口側タンクに連通する第1の開口部および前記第1の部屋に連通する第2の開口部を有し、前記第1および第2の開口部は、前記ボディの円周方向に細長い形状を有し、かつ前記ボディの円周方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1記載の膨張弁。
  11. 前記第1の開口部は、その円周方向の長さが円周方向に隣接する開口部との間の円周方向の長さよりも十分長くなるようにしたことを特徴とする請求項10記載の膨張弁。
  12. 前記感温部のダイヤフラムに接触されていて一部が前記出口側タンクに連通する開口部に近接するような形状に形成された熱伝導性の良いセンターディスクを備えていることを特徴とする請求項1記載の膨張弁。
  13. 前記センターディスクは、一部が前記出口側タンクに連通する開口部より突出していて、前記出口側タンク内の冷媒の温度を直接感知するようにした感温フィンを有していることを特徴とする請求項12記載の膨張弁。
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