JP3910944B2 - 手持ち式無端ベルト駆動式切削工具 - Google Patents

手持ち式無端ベルト駆動式切削工具 Download PDF

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Description

本発明は研削工具に係り、特に、無端状にした研削ベルトを回転駆動して対象物に当接することにより、同対象物の研削を行うようにした無端ベルト駆動式研削工具に関する。
無端ベルト駆動式研削工具は、作業者が右手、若しくは左手に持って、研削無端ベルトを回転駆動し、そのベルトを被切削物に当てて研削作業を行うものである。
一般に使用されている無端ベルト駆動式工具は、回転軸を当該工具の横断方向となるように設定されたエアモータと、同回転軸の左端に駆動連結された駆動プーリと、該駆動プールの前方位置に設定された従動プーリと、該従動プーリ及び駆動プーリに係合されて前後方向に張設された無端研削ベルトとを備え、当該工具の後端部分を作業者が右手で持って作業を行う。この場合、無端研削ベルトは、当該工具を持っている右手よりも左側にあり、作業者からは同ベルトによって行われる作業部分が見やすくなっている。しかし、作業者が左利きの場合は、後端部分を左手に持つと、ベルトによる作業部分は、その左手よりも左側の位置となるため見難く、作業がしにくくなる。
本願出願人は、このような問題を解消するために、左利きの人が当該工具を使用するときは、同工具を通常の使用状態とは上下反対にして、無端研削ベルトに対する当該工具の握り部分を左右逆にして使用できる工具を開発し、特許出願(特開2004−58216)している。この出願に係る発明の1つの特徴は、工具の握り部分を左右逆にして使用する場合、エアモータの回転方向も逆にすることにより、作業時のベルトの回転方向が作業者に対して常に一定になるように、すなわち、研削の際に生じる火花が、常に作業者から遠ざかるようにし、作業をしやすくしている点にある。
しかし、この工具では、エアモータを回転・停止するためのバルブ制御部材は、当該工具の外周に設けたリングバルブとされており、これを前後に動かすことにより当該エアモータの回転・停止を行うようになっており、その操作には両手を使う必要がある。
また、このような工具では、工具の握り部分を左右逆にする場合は、当該工具全体を上下逆にするために、例えば、過負荷、適正負荷などの負荷の程度などを示すインジケータを同工具の表面に取り付けた場合、握り部分を左右逆にすることによって見難くなる場合もある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものである。
すなわち、本発明は、
手持ち式の無端ベルト駆動式研削工具であって、
中心軸線を当該工具の横断方向となるように設定され、選択的に正転又は逆転駆動可能としたエアモータと、
該エアモータの一端から側方に伸びる出力軸に駆動連結された駆動プーリと、
該駆動プーリの前方位置に設定された従動プーリと、
該従動プーリ及び駆動プーリに係合されて前後方向に張設された無端研削ベルトと、
を備える工具本体;及び、
該工具本体の後部に連結され、作業者が選択的に左又は右の片手で把持するようになされた基端部;
を有し、
上記工具本体は、
基端部に対して、該基端部の前後方向に延びる軸線を中心に、エアモータの上記出力軸が左方で延びる第1の作業位置と、右方に延びる第2の作業位置との間で回動可能とされており、
上記基端部は、
圧搾空気源に接続され、圧搾空気を上記エアモータを駆動するために工具本体に供給するための基端部空気通路と、
該基端部空気通路の開閉を行うための開閉弁と、
当該基端部の周面上の、該基端部を把持した左手又は右手のいずれによっても操作可能な位置に設定され、上記開閉弁を開閉制御するための弁制御部材と
を有することを特徴とする手持ち式の無端ベルト駆動式研削工具を提供する。
この工具においては、基端部を上下一定としながら、工具本体を回転して無端研削ベルトを左右逆に設定することができる。このため、基端部に設けた弁制御部材は、作業者から見て一定位置にあり、操作がしやすくなる。
上記弁制御部材は、それを押圧した押圧位置と押圧を解除した押圧解除位置との間で動かされることにより、上記開閉弁の開閉操作を行うようにすることができる。このようにすることにより、当該開閉弁の操作は、基端部を握る手で行うことができるようになる。
上記エアモータは、第1及び第2の開口を有し、圧搾空気を第1及び第2の開口のいずれかから選択的に受け入れることにより、当該エアモータの正転及び逆転を選択できるようにする。また、工具本体には、上記基端部の上記基端部空気通路に連通された空気導入口及び上記エアモータの上記第1及び第2の開口にいたる流路を有する作業部空気通路を設け、同工具本体の外周面上には、周方向の第1及び第2の位置の間を変位可能とされ、上記第1の位置にあるときは上記作業部空気通路の空気導入口をエアモータの第1開口に、上記第2の位置にあるときはエアモータの上記第2の開口に連通するリングバルブを設けるようにすることができる。
また、工具本体が、作業部空気通路を有する円柱状部を有し、該円柱状部が、上記空気導入口から当該円柱状部の外周面に開口する出口開口に至る共通通路部分と、同外周面の上記出口開口から周方向において所定間隔をあけて設けられた第1入口開口から上記エアモータの第1の開口に至る第1分枝通路部分と、上記外周面の上記出口開口及び上記第1入口開口から周方向において所定間隔をあけて設けられた第2入口開口から上記エアモータの第2の開口に至る第2分枝通路部分とを有し、上記リングバルブが、上記円柱部の外周に設けられ、周方向で離れた第1の位置と第2の位置との間で回動可能とされ、上記第1の位置にあるときに上記出口開口と上記第1入口開口とを連通し、上記第2の位置にあるときに上記出口開口と上記第2入口開口とを連通するようにすることができる。
以下、本発明に係る無端ベルト駆動式切削工具の実施形態を説明する。
図1は、本発明に係る無端ベルト駆動式切削工具10の断面平面図であり、構造を明瞭にするために、以下に述べる基端部24を工具本体22に対して(当該工具の前後方向に延びる、図1では左右方向に延びる軸線図を中心に)90°回動して示してある
これは、基端部の通常の作動位置よりも90°ずらした位置となる。図2(a)は同工具の平面図であり、基端部24が通常の作動位置にある状態を示しており、図2(b)は、同工具の側面図である。
この工具10は、中心軸線を当該工具の横断方向となるように設定されたエアモータ12と、該エアモータの一端から側方に伸びる出力軸14に駆動連結された駆動プーリ16と、該駆動プールの前方位置に設定された従動プーリ18と、該従動プーリ及び駆動プーリに係合されて前後方向に張設された無端研削ベルト20(図2(a)、図2(b))とを備える工具本体22、及び、該工具本体の後部に連結された円柱状の基端部24を有する。
上記基端部24は、圧搾空気源(ポンプ)から延びるホース30に接続され、圧搾空気を上記エアモータ12を駆動するために工具本体22に供給するための基端部空気通路32と、該基端部空気通路32の開閉を行うための開閉弁34と、当該基端部の周面頂部に枢着されたレバー36とを有し、該レバーは、それを押圧した押圧位置と押圧を解除した押圧解除位置(図1)との間で動かされることにより、上記開閉弁34の開閉操作を行うようにされている。
図示の例では、基端部空気通路32は、当該基端部の後端にありホース30が接続された接続端開口から水平に延びる軸方向部分と、該軸方向部分の前方位置から半径方向に(当該工具の右方に)延びる半径方向部分と、該半径方向部分から前方に延び傾斜している傾斜部分とを有している。開閉弁34は、基端部空気通路32の半径方向部分内に設定された弁体(ボール)34aと、該弁体34aを基端部空気通路32の半径方向部分の内面に形成された弁座に押圧するバネ34bとを有している。レバー36は、その枢軸36aの前方位置に設けられた枢軸40に枢着されバネ付勢されて当該レバーの下面に係合したレバー係止部材42により、図1の押圧解除位置に保持されている。該レバー係止部材42はレバーの上方に延びる係止解除部42aを有しており、該係止解除部42aを枢軸40の周りで(バネの付勢力に抗して)時計方向に押し下げることにより、当該レバー係止部材42が時計方向に回動し、それによってレバー36を枢軸36aを中心に反時計方向に押し下げるのを許容するようになっており、係止解除部42aの押しさげを解除すれば、レバー係止部材42及びレバー36は、バネの付勢力により図1の位置に戻るようになっている。
レバー36の下面と弁体34aとの間には、垂直に延びる連接ロッド34cが設定されており、レバーの上記の如き操作により、弁体34aを弁座から離したり戻したりして、当該開閉弁の開閉を行うようになっている。
工具本体22は、以下に詳述するが、基端部24の前後方向に延びる軸線を中心に回動可能とされており、エアモータの上記出力軸14が当該工具の左方に延びる第1の作業位置(図1、図2(a))と、右方に延びる第2の作業位置(図3(a))となるようにされている。
エアモータ12は、図4に示すようにベーン式モータであり、第1及び第2の開口12a,12bを有し、圧搾空気を第1及び第2の開口のいずれかから選択的に受け入れることにより、当該エアモータの正転及び逆転を選択できるようにされている。
工具本体22は、基端部24の上記基端部空気通路32の傾斜部分に連通された空気導入口44から上記エアモータの上記第1及び第2の開口12a,12bにいたる流路を有する作業部空気通路46を有し、同工具本体の外周面上には、該作業空気通路の空気の流れを制御するリングバルブ48が設けられている。該リングバルブ48は、周方向の第1及び第2の位置の間を変位可能とされ、後述するように、上記第1の位置にあるときは上記作業部空気通路32の空気導入口44をエアモータの第1開口12aに、上記第2の位置にあるときはエアモータの上記第2開口12bに連通するようになっている。
具体的には、図5に示すように、工具本体22は、作業部空気通路46を有する円柱状部51を有し、該円柱状部は、空気導入口44(図1)から当該円柱状部の外周面に開口する出口開口50に至る共通通路部分46a(図5)と、該共通通路部分46aの出口開口50から周方向において所定間隔をあけて設けられた第1空気出入開口52から上記エアモータの第1開口12aに至る第1分枝通路部分46b(図5、図4)と、共通通路部分46aの出口開口50に対し周方向で上記第1空気出入開口52とは反対側の位置に設けられた第2空気出入開口54から上記エアモータの第2開口12bに至る第2分枝通路部分46c(図5、図4)とを有している。
上記リングバルブ48は、その内周面に円弧状凹部58、59.60を有する。該リングバルブ48が、上記第1の位置にあるときには(図5(a)、図4)、円弧状凹部58が出口開口50と第1空気出入開口52とを連通してエアモータへの空気供給をするとともに、円弧状凹部59が第2空気出入開口54を円柱状部分に設けた排気通路46eに連通してエアモータからの排気を行い当該エアモータの正転を行う。一方、リングバルブ48が上記第2の位置にあるときには(図5(b))、円弧状凹部58が上記出口開口50と上記第2空気出入開口54とを連通してエアモータへの空気供給を行うと共に円弧状凹部60が第1空気出入開口52を円柱状部分に設けた排気通路46dに連通してエアモータからの排気を行い、当該エアモータの逆回転を行うようになっている。
無端研削ベルト20を張設するための従動プーリ18は、前述した特許出願(特願2002−220567)のものと同様に、テンションバー62の先端に回転自在に取付けられており、該テンションバーは、その後端が、エアモータ12のハウジング64から前方に延びる筒状部64a内に挿入され、同筒状部64a内に設定された圧縮バネ66によって前方に付勢され、それにより該従動プーリ18と駆動プーリ16とに係合される無端研削ベルト20に張力を与えるようにしている。テンションバー62の側面には環状溝68が形成されており、ベルト交換の際に、テンションバー62を圧縮バネ66に抗して筒状部64内に挿入すると、バネ70が係合して、同テンションバーを保持し、交換が終わったときに、該バネ70による係合を解除することにより、テンションバー62は圧縮バネ66により押し戻されるようになっている。図2(b)において72は、ベルト20に被切削物を当てるための部分20aを作るために、当該ベルトに係合されるプーリであり、該プーリ72は、テンションバー62から下方に突出するように取付けられたブラケット74によって支持されている。該ブラケット74は、テンションバー62に対して、着脱可能とされ、工具本体を図2の第1の位置と図3の第2の位置との間で反転(上下逆、従って、左右逆に)する場合に、テンションバー62から外して、同テンションバーの取り付け位置を上下逆にし、該ブラケットにより支持されたプーリ72が、常にテンションバー62の下方位置となるように設定される。図中78は、ネジ78aによって筒状部64aに取り外し可能に取付けられた、駆動プーリ16を覆うカバーを示す。
工具本体22は、上述のように、エアモータのハウジング64と、その後部に固定された円柱状部51と、該円柱状部の周囲に回動可能に設けられたリングバルブ48と、エアモータのハウジング62の前方に取付けられたテンションバー62とを有するものであるが、該工具本体22は、前述の通り、筒状基端部24の中心軸線の周りで回動可能とされている。すなわち、図1及び図4から明らかなように、円柱状部51は、ロッキングナット81をエアモータ12のハウジング64内に螺合することによりワッシャ83を介して当該円柱状部51を該ハウジング64に軸線方向で押圧固定するようになっており、同円柱状部の後半部分は円筒状の基端部24に同心状にして挿入され、当該円柱状部51の中心軸線を中心に回転可能とされている。また、同円柱状部51にはその前端から後端に延びる貫通孔が設けられて、その前端と後端とがネジ係合された封止部材79,80により封止されて空気通路46が形成されているが、後端の封止部材80はボルト状とされており、その頭部80aが基端部空気通路32内に位置し、円柱状部51が基端部24から抜け出ないようされている。図4において、参照番号82で示すのは、6角穴付きネジであり、基端部24の半径方向に貫通して設けられた雌ねじ穴に螺合され、円柱状部51の外表面に設けた係止凹部51aに係合され、該円柱状部51、従って、工具本体22が基端部24に対して相対的に回動しないように固定している。係止凹部51aは、円柱状部の直径方向で対向する位置に一対設けられており、当該工具本体が前述の第1の位置(図2(a)の位置)及び第2の位置(図3(a)の位置)とされたときに、ネジ82がそれと整合される係止凹部51aと係合されて、当該工具を固定するようになっており、図中84は、該6角穴付きネジを回すための六角レンチを挿入するためにリングバルブ48に設けた貫通孔である。
図6には、ネジ82の変わりにボール88を用いた他の実施形態が示されている。すなわち、この実施形態においては、工具本体22の円柱状部51に半径方向に延びて同円柱状部51の外周面に開口する孔90が設けられ、該孔90内にボール88が設定され、同孔内に設定されているバネ92により半径方向外側に押圧されており、円柱状部51を囲む基端部24の内周面の周方向所定の位置に形成された係止凹部に係合され、当該円柱状部51、従って、工具本体22が基端部24に対して相対的に回動しないように固定している。係止凹部は、基端部24の直径方向の対向する位置に一対設けられており、当該工具本体が前述の第1の位置(図6の位置)及び第2の位置(工具本体を図6とは左右逆にした位置)とされたときに、ボール88がそれと整合される係止凹部と係合されて、当該工具を固定するようになっている。
本発明に係る無端ベルト駆動式切削工具の断面平面図である。 同工具の通常使用時の平面図である。 図2(a)の工具の左側面図である。 無端ベルトの位置を図2(a)の場合と左右逆にした工具の平面図である。 図3(a)の右側面図である。 同工具のエアモータに対する空気通路を説明するためのエアモータの横断面図である。 図1、図4のV−V線に沿って見た断面図であり、リングバルブがエアモータを正回転するための位置にある状態を示す図である。 図1、図4のV−V線に沿って見た断面図であり、リングバルブがエアモータを逆回転するための位置にある状態を示す図である。 本発明に係る無端ベルト駆動式切削工具の他の実施形態に係る断面平面図である。
符号の説明
10 無端ベルト駆動式切削工具
12 エアモータ
12a 第1の開口
12b 第2の開口
14 出力軸
16 駆動プーリ
18 従動プーリ
20 無端研削ベルト
22 工具本体
24 基端部
30 ホース
32 基端部空気通路
34 開閉弁
34a 弁体(ボール)
34b バネ
36 レバー
36a 枢軸
40 枢軸
42 バー係止部材
42a 係止解除部
34c 連接ロッド
44 空気導入口
46 作業部空気通路
46a 共通通路部分
46b 第1分枝通路部分
46c 第2分枝通路部分
46d 排気通路
46e 排気通路
48 リングバルブ
50 出口開口
51 円柱状部
52 第1空気出入開口
54 第2空気出入開口
58 円弧状凹部
59 円弧状凹部
60 円弧状凹部
62 テンションバー
64 ハウジング
64a 筒状部
66 圧縮バネ
68 環状溝
70 バネ
72 プーリ
74 ブラケット
78 カバー
79,80 封止部材
81 ロッキングナット
82 6角穴付きネジ
83 ワッシャ
84 貫通孔
88 ボール
90 孔
92 バネ

Claims (4)

  1. 手持ち式の無端ベルト駆動式研削工具であって、
    中心軸線を当該工具の横断方向となるように設定され、選択的に正転又は逆転駆動可能としたエアモータと、
    該エアモータの一端から側方に伸びる出力軸に駆動連結された駆動プーリと、
    該駆動プーリの前方位置に設定された従動プーリと、
    該従動プーリ及び駆動プーリに係合されて前後方向に張設された無端研削ベルトと、
    を備える工具本体;及び、
    該工具本体の後部に連結され、作業者が選択的に左又は右の片手で把持するようになされた基端部;
    を有し、
    上記工具本体は、
    基端部に対して、該基端部の前後方向に延びる軸線を中心に、エアモータの上記出力軸が左方で延びる第1の作業位置と、右方に延びる第2の作業位置との間で回動可能とされており、
    上記基端部は、
    圧搾空気源に接続され、圧搾空気を上記エアモータを駆動するために工具本体に供給するための基端部空気通路と、
    該基端部空気通路の開閉を行うための開閉弁と、
    当該基端部の周面上の、該基端部を把持した左手又は右手のいずれによっても操作可能な位置に設定され、上記開閉弁を開閉制御するための弁制御部材と
    を有することを特徴とする手持ち式の無端ベルト駆動式研削工具。
  2. 上記弁制御部材が、それを押圧した押圧位置と押圧を解除した押圧解除位置との間で動かされることにより、上記開閉弁の開閉操作を行うようにされていることを特徴とする請求項1に記載の無端ベルト駆動式切削工具。
  3. 上記エアモータが第1及び第2の開口を有し、圧搾空気を第1及び第2の開口のいずれかから選択的に受け入れることにより、当該エアモータの正転及び逆転を選択できるようにされており、
    上記工具本体は、
    上記基端部の上記基端部空気通路に連通された空気導入口及び上記エアモータの上記第1及び第2の開口にいたる流路を有する作業部空気通路を有し、
    同工具本体の外周面上には、周方向の第1及び第2の位置の間を変位可能とされ、上記第1の位置にあるときは上記作業部空気通路の空気導入口を第1開口に、上記第2の位置にあるときは上記第2の開口に連通するリングバルブが設けられている
    ことを特徴とする請求項1もしくは2に記載の無端ベルト駆動式研削具。
  4. 上記工具本体は、上記作業部空気通路を有する円柱状部を有し、
    該円柱状部は、
    上記空気導入口から当該円柱状部の外周面に開口する出口開口に至る共通通路部分と、
    同外周面の上記出口開口から周方向において所定間隔をあけて設けられた第1入口開口から上記エアモータの第1の開口に至る第1分枝通路部分と、
    上記外周面の上記出口開口及び上記第1入口開口から周方向において所定間隔をあけて設けられた第2入口開口から上記エアモータの第2の開口に至る第2分枝通路部分と、
    を有し、
    上記リングバルブは、
    上記円柱部の外周に設けられ、周方向で離れた第1の位置と第2の位置との間で回動可能とされており、
    上記第1の位置にあるときに上記出口開口と上記第1入口開口とを連通し、
    上記第2の位置にあるときに上記出口開口と上記第2入口開口とを連通するようになされている
    ことを特徴とする請求項3に記載の無端ベルト駆動式研削装置。
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