JP3826133B2 - ベルト式研削工具 - Google Patents

ベルト式研削工具 Download PDF

Info

Publication number
JP3826133B2
JP3826133B2 JP2003417614A JP2003417614A JP3826133B2 JP 3826133 B2 JP3826133 B2 JP 3826133B2 JP 2003417614 A JP2003417614 A JP 2003417614A JP 2003417614 A JP2003417614 A JP 2003417614A JP 3826133 B2 JP3826133 B2 JP 3826133B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
air supply
cylindrical
belt
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003417614A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005177868A (ja
Inventor
慶一 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kohki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kohki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kohki Co Ltd filed Critical Nitto Kohki Co Ltd
Priority to JP2003417614A priority Critical patent/JP3826133B2/ja
Priority to US10/885,836 priority patent/US6916235B2/en
Priority to TW093120370A priority patent/TWI276499B/zh
Publication of JP2005177868A publication Critical patent/JP2005177868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3826133B2 publication Critical patent/JP3826133B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

本発明は研削工具に係り、特に、無端状にした研削ベルトを回転駆動して対象物に当接することにより、同対象物の研削を行うようにしたベルト式研削工具に関する。
ベルト式研削工具は、作業者が右手、若しくは左手に持って、研削無端ベルトを回転駆動し、そのベルトを被研削物に当てて研削作業を行うものである。
一般に使用されている無端ベルト駆動式工具は、回転軸を当該工具の横断方向となるように設定されたエアモータと、同回転軸の左端に駆動連結された駆動プーリと、該駆動プーリの前方位置に設定された従動プーリと、該従動プーリ及び駆動プーリに係合されて前後方向に張設された無端研削ベルトとを備え、当該工具の後端部分を作業者が右手で持って作業を行う。この場合、無端研削ベルトは、当該工具を持っている右手よりも左側にあり、作業者からは同ベルトによって行われる作業部分が見やすくなり、且つ、作業性が良くなる。しかし、作業者が左利きの場合は、後端部分を左手に持つと、ベルトによる作業部分は、その左手よりも左側の位置となるため見難く、作業がしにくくなる。
本願出願人は、このような問題を解消するために、左利きの人が当該工具を使用するときは、同工具を通常の使用状態とは上下反対にして、無端研削ベルトに対する当該工具の握り部分を左右逆にして使用できる工具を開発し、特許出願(特願2002−220567号)している。この出願に係る発明の特徴は、エアモータに対する圧搾空気の供給・排出を行うためのバルブ部分に対し、エアモータ及びそれにより駆動されるベルト部分を、前後方向で延びる軸線を中心に180°回動できるようにして、左手で持って作業するときでも、ベルトが左手の右側に位置することができるようにすると共に、バルブ部分を操作することにより、エアモータに対する給排気の方向を変えることにより当該ベルトの回転方向を正転逆転できるようにした点にある。
本発明は、上記出願に係るものと同様の機能を有し、しかも、構造が簡単なベルト式研削工具を提供することを目的とする。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものである。
すなわち、本発明は、ベルト式研削工具であって、
当該工具の横断方向に延びる軸線を中心に回転可能とされたロータと、該ロータを収納するロータ室、及び、該ロータ室に対して空気の給排気をおこなうための第1及び第2給排気口を有するロータハウジングとを有するエアモータと、
該エアモータの一端から側方に伸びる出力軸に駆動連結された駆動プーリと、
該駆動プーリの前方位置に設定された従動プーリと、
該従動プーリ及び駆動プーリに係合されて前後方向に張設された無端研削ベルトと、
を備える工具本体;及び、
該工具本体の後部に連結されて、上記第1及び第2給排気口を介して、上記エアモータに対する圧搾空気の給排気を行うためのバルブ機構;
を有し、
上記バルブ機構は、
前後方向に延びる軸線を中心に回動可能にして上記エアモータのロータハウジングの後部に連結されたバルブ本体であって、上記エアモータに対する圧搾空気の供給を行うための給気路と上記エアモータからの排気を外部へ導くための排気路とを有し、給気路が上記第1給排気口に連通されて排気路が上記第2給排気口に連通される第1の位置と、該第1の位置から180°回動されて給気路が上記第2給排気口に連通されて排気路が上記第1給排気口に連通される第2の位置との間で回動可能とされたバルブ本体と、
前後方向で変位可能にして上記ロータハウジングに取り付けられたロックスリーブであって、上記バルブ本体に係合して、同バルブ本体の上記ロータハウジングに対する相対的回動を阻止する回動阻止位置と、上記バルブ本体との係合を解除され当該バルブ本体の上記ロータハウジングに対する相対的回動を許容する回動許容位置との間で変位可能とされているロックスリーブと、
上記給気路を開閉するための開閉弁体であって、該開閉弁体の一端が上記バルブ本体の外部に突出している開閉弁体、及び、上記バルブ本体に揺動可能に取り付けられ、上記開閉弁体を、同開閉弁体が上記給気路を開く位置とする開放位置と、上記開閉弁体が上記給気路を閉止する位置になるのを許容する閉止位置との間で揺動可能とされたレバーと、
を有する
ことを特徴とする手持ち式のベルト式研削工具を提供する。
このベルト式研削工具においては、バルブ機構に対してエアモータを180°回動することにより、当該バルブ機構に対するエアモータの相対的位置を左右所要の位置にすることができ、右手で持っても左手で持ってもエアモータによって駆動される無端ベルト部分を、当該工具を持つ手よりも身体の中心側に置くことができ、且つ、バルブ機構をエアモータに対して相対的に180°回動することによりエアモータに対する給排気の方向を逆にして当該エアモータの駆動方向を変えることができ、従って、右利きでも左利きでも最適な状態で研削作業を行うことが出来る。
具体的には、上記ロータハウジングが、上記バルブ機構に面し、上記前後方向に延びる軸線に対して直角をなす後向き面を有し、上記第1及び第2給排気口が該軸線を中心とする円上の直径方向反対側の位置で上記後向き面に開口するようにし、上記給気路が上記後向き面に隣接する前端から後端に向けて大径部分及び小径部分を有し、大径部分には、前後方向で可動とされた筒状シール部材と、該筒状シール部材を上記後向き面に押圧するバネが設けられ、筒状シール部材はその前端面が上記ロータハウジングの上記後向き面と摺動するような構成とすることができる。
このようにすることにより、高圧の圧搾空気を供給するバルブ本体の供給路とロータハウジングとの間での空気漏れを防ぐことができる。
また、上記ロックスリーブの後端縁には切欠きを設け、該切欠きが、上記回動阻止位置において上記バルブ本体の外表面に取り付けられた係止ピンに係合して当該バルブ本体の上記ロータハウジングに対する相対的回動を阻止するようにすることができる。
バルブ本体は、全体として円筒状とし、内部に当該円筒状のバルブ本体の軸線方向に延びる筒状部分を設け、上記給気路が該筒状部分の孔により構成されるようにすると共に、上記排気路が該筒状部分の外周面と上記円筒状のバルブ本体の内壁面との間で軸線方向に延びる空間によって形成されているようにすることができる。このようにすることにより排気路の断面積を大きくとり、同排気路の流路抵抗を少なくして、効率的なエアモータの駆動を行うことが出来る。
更に、上記給気路を形成する上記筒状部分を、上記円筒状のバルブ本体の前端面よりも前方へ突出し、ロータハウジングには、後方に延びて上記円筒状とされたバルブ本体の前端部分を機密に且つ軸線の周りで回動可能に受け入れる円筒状のバルブ本体連結部分を設け、上記ロータハウジングの上記後向き面が、上記バルブ本体の上記第1及び第2の位置の間での回動の際に上記突出する上記筒状部分の前端が動く経路に沿って形成された円弧状面とし、該円弧状面は上記バルブ本体連結部分内を軸線方向に延びる横断面が円弧状の軸線方向部分の後端面によって形成し、上記第1及び第2給排気口は、該軸線方向部分を上記後端面より軸線方向前方に延び上記ロータ室に至るようになされている。
また、上記円筒状とされたバルブ本体連結部分の内周面と上記断面が円弧状とされた筒状部分の外周面との間に排気路が形成されるようにすることができる。
更に、上記バルブ本体連結部分の内周面には、上記バルブ本体が上記第1及び第2の位置に回動されたときに、上記給気路を形成する上記筒状部分の先端と係合して当該バルブ本体の回動を阻止する一対の係止部分を設けるようにすることもできる。
以下、本発明に係るベルト式研削工具の実施形態を添付図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係るベルト式研削工具10の断面平面図であり、図2aは、図1におけるII−II線断面図である。
このベルト式研削工具10は、エアモータ12及び該エアモータ12によって駆動される無端研削ベルト14を備える工具本体16と、該工具本体16の後部に連結されて上記エアモータ12に対する圧搾空気の給排気を行うためのバルブ機構18とを有する。
エアモータ12は、ベーン式モータで、当該工具の横断方向に延びる軸線を中心に回転可能とされたベーン付きロータ20と、該ロータを収納するロータ室22、及び、該ロータ室に対して圧搾空気の給排気をおこなうための第1給排気口24及び第2給排気口26を有するロータハウジング28とを有する。図示の例では、該ロータハウジング28は、内側にライニング部分28−1を有している。無端研削ベルト14は、エアモータ12の一端から側方に伸びる出力軸30に駆動連結された駆動プーリ32と、テンションバー34により、該駆動プーリの前方位置に設定された従動プーリ36とに係合されて前後方向に張設されている。
バルブ機構18は、前後方向に延びる軸線を中心に回動可能にして上記エアモータ12のロータハウジング28の後部に連結されたバルブ本体40を有する。該バルブ本体40は、給気路42と排気路44とを有し、給気路42がロータハウジング28の第1給排気口24に連通されると共に排気路44が上記第2給排気口26に連通される第1の位置(図2a)と、該第1の位置から180°回動されて給気路42が上記第2給排気口26に連通されると共に排気路44が上記第1給排気口24に連通される第2の位置(図3a)との間で回動可能とされている。バルブ本体40が第1の位置にあるときは、図2a及び図2bに示すように、ロータ20及び研削ベルト14が矢印で示す反時計方向に回転され、第2の位置にあるときは、図3a及び図3bに示すように、ロータ20及び研削ベルト14が矢印で示す時計方向に回転されるようになっている。
該バルブ本体40の周囲には、同ロータハウジング28に対して前後方向でのみ変位可能とされたロックスリーブ46及び該ロックスリーブ46を後方へ向けて付勢しているコイルバネ49が設けられており、該ロックスリーブ46はその後端縁に切欠き48が設けられていて、バルブ本体40に設けられた係止ピン50に嵌合して、同バルブ本体40の上記ロータハウジング28に対する相対的回動を阻止する回動阻止位置(図1、図2a)と、該位置よりも前方に動かされて係止ピンとの嵌合を解除され当該バルブ本体40の上記ロータハウジング28に対する相対的回動を許容する回動許容位置(図4)との間で変位可能とされている。また、該バルブ本体40には、給気路42を開閉するための棒状のポペット式開閉弁体52が設けられており、該開閉弁体はコイルバネ54によって給気路42を閉止する位置(図2a)に付勢されており、その上端はバルブ本体40の外部に突出している。また、バルブ本体40には開閉弁体操作レバー56が取り付けられており、該レバー56は上記開閉弁体を押し下げて該開閉弁体が給気路42を開く位置(押下げ位置)と、開閉弁体がコイルバネ54により給気路42を閉止する位置に戻されるのを許容する位置(押下げ解除位置)との間で揺動可能とされている。
レバー56は、その枢軸60の前方位置に設けられた枢軸62に枢着されバネ付勢されて当該レバー56の下面に係合したレバー係止部材64により、図2aの開放位置に保持されている。該レバー係止部材はレバー56の上方に延びる係止解除部66を有しており、該係止解除部を枢軸62の周りで(バネの付勢力に抗して)時計方向に押し下げることにより、当該レバー係止部材が時計方向に回動し、それによってレバー56を枢軸60を中心に反時計方向に押し下げるのを許容するようになっており、係止解除部の押しさげを解除すれば、レバー係止部材64及びレバー56は、バネの付勢力により図2aの位置に戻るようになっている。
図5から分かるように、バルブ本体40は、全体として円筒状となされ、内部に当該円筒状のバルブ本体40の軸線方向に延びる筒状部分70を有し、給気路42が該筒状部分70の孔により構成され、排気路44が該筒状部分70の外周面と上記円筒状のバルブ本体40の内壁面との間で軸線方向に延びる空間によって形成されている。
エアモータ12のロータハウジング28は、後方に延びてバルブ本体40の前端部分を気密に且つ前後方向に延びる軸線の周りで回動可能に受け入れる円筒状のバルブ本体連結部分72を有している。該バルブ本体連結部分72内には、バルブ本体40の前端面に面する(前後方向に延びる軸線に対して直角をなす)後向き面74が形成されており、ロータ室から延びる第1給排気口24及び第2給排気口26は、この後向き面に開口している。
バルブ本体40の給気路42はロータハウジング28の後向き面74に隣接する前端から後端に向けて大径部分80及び小径部分82を有し、大径部分には、前後方向で可動とされた筒状シール部材84と、該筒状シール部材を後向き面74に押圧するコイルバネ86が設けられ、筒状シール部材84はその前端面がロータハウジング28の上記後向き面74に気密に当接し且つ摺動可能とされている。
また、図示の例では、給気路42を形成する上記筒状部分70は、円筒状のバルブ本体40の前端面よりも前方へ突出し、ロータハウジング28の後向き面74が、バルブ本体40の上記第1及び第2の位置の間での回動の際に上記筒状部分70の前端が動く経路に沿って形成された円弧状面とされており(図6、図7)、該円弧状面はバルブ本体連結部分72内を軸線方向に延びる横断面が円弧状の軸線方向部分76の後端面として形成されている。上記第1給排気口24及び第2給排気口26は該軸線方向部分76を前後方向に貫通して形成されており、該第1給排気口24及び第2給排気口26は、上記後向き面74において、バルブ本体40が第1の位置と第2の位置との間を回動するときの中心となる前後方向に延びる軸線を中心にする円上の直径方向で反対側の位置に配置されている。また、円筒状とされたバルブ本体連結部分72の内周面と上記断面が円弧状とされた軸線方向部分76の外周面との間には第2の排気路78が形成されており、ロータ室22からの排気をバルブ本体40の上記排気路に通すようにされている。図6及び図7に示すように、バルブ本体連結部分72の後端内周面には、バルブ本体40が第1及び第2の位置に回動されたときに、給気路42を形成する筒状部分70の先端と係合して当該バルブ本体40の回動を阻止する一対の係止部分88,88が設けられている。
図中、90はバルブ本体40に圧搾空気を供給するためのホース、92はロックスリーブ46及びコイルバネ49をバルブ本体40に取り付けるための設定用スリーブである。図2bに示すテンションバー34には、その中間位置にブラケット94によりアイドルローラ96が設定されているが、該ブラケット94は、駆動プーリ32の前方に延びる工具本体16のロータハウジング28のガード95から取り外して、反対側(上向き)に取り付けることができるようになっており、エアモータ12及び研削ベルト14を含む工具本体16を反転した場合に、それに合わせて研削ベルト14の設定を変えることができるようになっている。
本発明の一実施形態に係る無端ベルト駆動式研削工具10は、以上のように構成されるものであるが、当該工具を作業者が右手でもって作業する場合には、図1に示す向きとされた工具のバルブ本体40を把持して、無端研削ベルト14が該バルブ本体40よりも左側(作業者の身体の中心側)となるようにする。バルブ本体40を図2aに示す第1の位置にすれば、ベルトの回転を反時計方向周りとすることができ、図3aに示す第2の位置にすればベルトの回転を時計方向周りとすることができる。また、左手で持って作業する場合には、工具本体16をバルブ本体40に対して図1の位置から180°回動させ、工具本体16が左手で把持するバルブ本体40よりも右側(作業者の身体の中心側)となるようにする。バルブ本体40を、上記のように第1の位置及び第2の位置の所望と位置に設定することにより、ベルトを所望の回転方向に回転させることができる。
以上、本発明に係るベルト式研削工具の一実施例につき説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に規定する本件特許発明の範囲内で種々の変更を行うことが出来る。
本発明に係るベルト式研削工具の断面平面図である。 図1におけるII-II線断面図である。 工具本体の側面図であり、バルブ本体が工具本体に対して図2aの状態のときの研削ベルトの回転方向を示している。 図1におけるII-II線断面図であり、バルブ本体が工具本体に対して図2aに示す位置から180°回転された状態を示している。 工具本体の側面図であり、バルブ本体が工具本体に対して図3aの状態のときの研削ベルトの回転方向を示している。 図2aに類似するが、ロックスリーブが前方へ動かされた状態を示している。 図1におけるV-V線断面図である。 図4のVI-VI線断面図である。 図6に類似するが、バルブ本体が図6の位置から180°回転した状態を示している。
符号の説明
10 ベルト式研削工具
12 エアモータ
14 無端研削ベルト
16 工具本体
18 バルブ機構
20 ベーン式ロータ
22 ロータ室
24 第1給排気口
26 第2給排気口
28 ロータハウジング
30 出力軸
32 駆動プーリ
34 テンションバー
36 従動プーリ
40 バルブ本体
42 給気路
44 排気路
46 ロックスリーブ
48 切欠き
49 コイルバネ
50 係止ピン
52 ポペット式開閉弁体
54 コイルバネ
56 開閉弁操作レバー
60 枢軸
62 枢軸
64 レバー係止部材
66 係止解除部
70 筒状部分
72 バルブ本体連結部分
74 後向き面
76 軸線方向部分
78 第2の排気口
80 大径部分
82 小径部分
84 筒状シール部材
86 コイルバネ
88 係止部分
90 ブラケット
92 設定用スリーブ
94 ブラケット
95 ガード
96 アイドルローラ

Claims (7)

  1. ベルト式研削工具であって、
    当該工具の横断方向に延びる軸線を中心に回転可能とされたロータと、該ロータを収納するロータ室、及び、該ロータ室に対して空気の給排気をおこなうための第1及び第2給排気口を有するロータハウジングとを備えるエアモータと、
    該エアモータの一端から側方に伸びる出力軸に駆動連結された駆動プーリと、
    該駆動プーリの前方位置に設定された従動プーリと、
    駆動プーリ及び従動プーリに係合されて前後方向に張設された無端研削ベルトと、
    を備える工具本体;及び、
    該工具本体の後部に連結され、上記第1及び第2給排気口を介して、上記エアモータに対する空気の給排気を行うためのバルブ機構;
    を有し、
    上記バルブ機構は、
    前後方向に延びる軸線を中心に回動可能にして上記エアモータのロータハウジングの後部に連結されたバルブ本体であって、上記ロータ室に対する圧搾空気の供給を行うための給気路と同ロータ室からの排気を外部へ導くための排気路とを有し、給気路が上記第1給排気口に連通されると共に排気路が上記第2給排気口に連通される第1の位置と、該第1の位置から180°回動されて給気路が上記第2給排気口に連通されると共に排気路が上記第1給排気口に連通される第2の位置との間で回動可能とされたバルブ本体と、
    前後方向で変位可能にして上記ロータハウジングに取り付けられたロックスリーブであって、上記バルブ本体に係合して、同バルブ本体の上記ロータハウジングに対する相対的回動を阻止する回動阻止位置と、上記バルブ本体との係合を解除され当該バルブ本体の上記ロータハウジングに対する相対的回動を許容する回動許容位置との間で変位可能とされているロックスリーブと、
    上記給気路を開閉するための開閉弁体であって、一端が上記バルブ本体の外部に突出している開閉弁体、及び、上記バルブ本体に揺動可能に取り付けられ、上記開閉弁体を上記給気路を開く位置とするための第1の位置と、同開閉弁体を上記給気路を閉止する位置とするための第2の位置との間で揺動可能とされたレバーと、
    を有する
    ことを特徴とするベルト式研削工具。
  2. 上記ロータハウジングが、上記バルブ機構に面し、上記前後方向に延びる軸線に対して直角をなす後向き面を有し、上記第1及び第2給排気口が該軸線を中心とする円上の直径方向反対側の位置で上記後向き面に開口するようになされ、上記給気路が上記後向き面に隣接する前端から後端に向けて大径部分及び小径部分を有し、大径部分には、前後方向で可動とされた筒状シール部材と、該筒状シール部材を上記後向き面に押圧するバネが設けられ、筒状シール部材はその前端面が上記ロータハウジングの上記後向き面に気密に係合され且つ摺動可能とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載のベルト式研削工具。
  3. 上記ロックスリーブがその後端縁に切欠きを有し、上記回動阻止位置において上記バルブ本体の外表面に取り付けられた係止ピンに係合されて当該バルブ本体の上記ロータハウジングに対する相対的回動を阻止するようにされている
    ことを特徴とする請求項1もしくは2に記載のベルト式研削工具。
  4. 上記バルブ本体は、全体として円筒状となされ、内部に当該円筒状のバルブ本体の軸線方向に延びる筒状部分を有し、上記給気路が該筒状部分の孔により構成され、上記排気路が該筒状部分の外周面と上記円筒状のバルブ本体の内壁面との間で軸線方向に延びる空間によって形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のベルト式研削工具。
  5. 上記給気路を形成する上記筒状部分が、上記円筒状のバルブ本体の前端面よりも前方へ突出し、上記ロータハウジングは、後方に延びて上記円筒状とされたバルブ本体の前端部分を気密に且つ前後方向に延びる軸線の周りで回動可能に受け入れる円筒状のバルブ本体連結部分を有し、上記ロータハウジングの上記後向き面が、上記バルブ本体の上記第1及び第2の位置の間での回動の際に上記バルブ本体の前端面よりも突出する上記筒状部分の前端が動く経路に沿って形成された円弧状面とされ、該円弧状面は上記バルブ本体連結部分内を軸線方向に延び横断面が円弧状の軸線方向部分の後端面として形成されており、上記第1及び第2給排気口は、該軸線方向部分を上記後端面より軸方向前方に延び上記ロータ室に至るようになされている
    ことを特徴とする請求項4に記載のベルト式研削工具。
  6. 上記円筒状とされたバルブ本体連結部分の内周面と上記断面が円弧状の上記軸線方向部分の外周面との間に、上記ロータ室から後方へ延びて当該部分の上記後端面に至る排気路が形成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載のベルト式研削工具。
  7. 上記バルブ本体連結部分の内周面に、上記バルブ本体が上記第1及び第2の位置に回動されたときに、上記給気路を形成する上記筒状部分の先端と係合して当該バルブ本体の回動を阻止する一対の係止部分を有する
    ことを特徴とする請求項5に記載のベルト式研削工具。
JP2003417614A 2003-07-08 2003-12-16 ベルト式研削工具 Expired - Fee Related JP3826133B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003417614A JP3826133B2 (ja) 2003-12-16 2003-12-16 ベルト式研削工具
US10/885,836 US6916235B2 (en) 2003-07-08 2004-07-07 Hand-held endless belt abrading machine
TW093120370A TWI276499B (en) 2003-07-08 2004-07-07 Hand-held endless belt abrading machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003417614A JP3826133B2 (ja) 2003-12-16 2003-12-16 ベルト式研削工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005177868A JP2005177868A (ja) 2005-07-07
JP3826133B2 true JP3826133B2 (ja) 2006-09-27

Family

ID=34780063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003417614A Expired - Fee Related JP3826133B2 (ja) 2003-07-08 2003-12-16 ベルト式研削工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3826133B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101636246B (zh) * 2007-02-09 2011-04-20 日东工器株式会社 环形带式磨削工具

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW201119801A (en) * 2009-12-08 2011-06-16 New Way Tools Co Ltd Screw remover.
JP5903397B2 (ja) * 2013-03-22 2016-04-13 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 注液式ベルトサンダー
JP6185585B2 (ja) * 2013-06-26 2017-08-23 日東工器株式会社 エア工具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101636246B (zh) * 2007-02-09 2011-04-20 日东工器株式会社 环形带式磨削工具
KR101143918B1 (ko) * 2007-02-09 2012-05-14 니토 코키 가부시키가이샤 엔드레스 벨트식연삭공구

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005177868A (ja) 2005-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI231781B (en) Pneumatic drill
JP4657157B2 (ja) 排気を調整できる空気式回転駆動手持ち装置
JP4295228B2 (ja) エア駆動工具
TWI378013B (en) Reversible valve assembly for a pneumatic tool
US5591070A (en) Air tool with exhaust diverting valve
TWI264349B (en) Valve
JP3826133B2 (ja) ベルト式研削工具
US20090075572A1 (en) Pneumatic Die Grinder Operable as Blow Gun
US6916235B2 (en) Hand-held endless belt abrading machine
WO2005075152A1 (ja) 圧縮空気工具のエンドキャップ
TWI566882B (zh) Pneumatic grinding machine
TWM591461U (zh) 可切換方向及調整動能的氣動工具
SE504600C2 (sv) Låsmekanism för handhållet tryckluftsverktyg
JP6864741B2 (ja) エア工具
JP2005028533A (ja) 手持ち式無端ベルト駆動式切削工具
NO161700B (no) Haandslipemaskin og ventil dertil.
US20080085667A1 (en) Handheld wet grinder
JP6870496B2 (ja) エアダスタ付き空気圧工具
JPH0929666A (ja) 気動工具の安全装置
JP6539156B2 (ja) 空気式工具
JP3576101B2 (ja) 工具用ハンドル
WO2005014231A1 (ja) 圧縮空気駆動ネジ締め機
JP7060074B2 (ja) エアダスタ付き空気圧工具
JP4249734B2 (ja) エアインパクトレンチ
JP2005111602A (ja) エアツール

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3826133

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130707

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees