JP3908630B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、調理鍋を誘導加熱して食材の加熱調理を行なう誘導加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図22は、一般的な誘導加熱調理器の構成を示す図である。図22において、1は調理鍋2を載置するトッププレート、3はトッププレート1の下に配置され、調理鍋2を誘導加熱する一対の加熱コイル、4は加熱コイル3の中央部(空洞部)に配設され、調理鍋2の温度を検知する温度センサである。5は加熱動作の開始/停止、火力レベルの設定を入力する操作入力部、6は火力レベルを表示する表示部、7は加熱コイル3に高周波電流を流すインバータ回路、8は温度センサ4の検知温度に基いてインバータ回路7を制御する制御回路である。
【0003】
次に、上記構成を有する誘導加熱調理器の動作について、図23を併用して説明する。操作入力部5から加熱動作の開始が入力され、火力レベルが設定されると、制御回路8はインバータ回路7を制御して、加熱コイル3へ所定の高周波電流を流す。これにより、トッププレート1上に載置された調理鍋2が誘導加熱する。この過程で、加熱コイル3の中央部に配設された温度センサ4は、調理鍋2の底部の温度を検知する。そして、制御回路8は温度センサ4の検知温度に基いて、加熱コイル3へ流れる高周波電流を調整し、調理鍋2の温度を所定値に保つ。
加熱動作時における調理鍋の底部の温度分布は図23に示すように、加熱コイルと対向する調理鍋の両側の底部の温度は加熱されるために高く、加熱コイルの中央部付近と対向する調理鍋の底部の温度は加熱されないので低い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、加熱コイルの中央部に温度センサを配設する方法は調理鍋の底部の温度を検出できず、それによって調理鍋の過熱防止や食材の焦げ付き防止の制御動作に支障をきたすという問題点があった。これを解決するために、加熱コイルの巻線上に温度センサを配設し、誘導加熱する調理鍋の底部の温度を検知する方法が、特開平4−101384号、特開平4−137388号、特開平4−248290号の公報に開示されている。しかしながら、これらの方法では加熱コイルの中央部から離れた位置に温度センサが配設されることとなるため、トッププレート上の規定位置に対して温度センサの隔離方向と逆方向にズレて調理鍋が載置された場合、温度センサは調理鍋の底部の領域から外れる可能性が高い。したがって、この状態で加熱調理を行なった場合に調理鍋の底部の温度を正確に検知することが出来ず、調理鍋の過熱防止や食材の焦げ付き防止の制御動作に支障をきたすといって問題点があった。
【0005】
この発明は、前述のような問題を解決するためになされたもので、調理鍋をトッププレート上の規定位置から外れた位置に載置して加熱調理を行なった場合でも、調理鍋の底部の温度を正確に検知することができ、調理鍋の過熱防止や食材の焦げ付き防止の制御動作を正確に行なうことができる誘導加熱調理器を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る誘導加熱調理器は、調理鍋を載置するトッププレートと、トッププレートの下に並べて配設され、調理鍋を誘導加熱する円盤状の一対の加熱コイルと、トッププレートに加熱コイルと対向するようにそれぞれ設けられ、調理鍋の載置位置をガイドするガイド部と、各加熱コイルの中心を介して対向するように一対ずつ配置され、調理鍋の温度を検知する4個の温度センサとを備え、温度センサは、ガイド部と対向させるとともに、トッププレートの後端側に狭まる略ハ字状に配置されるようにしたものである。
【0009】
また、コイルの中心を介して対向するように一対ずつ配置された温度センサのうち、検知温度が高い値の方をサンプリングして、加熱コイルを加熱制御する制御回路を更に備えるようにしたものである。
【0010】
また、トッププレートの前端近傍に配置され、調理鍋の調理制御を行うためのインターフェイス部とを備え、インターフェイス部は、火力レベルを設定する火力設定部と、火力設定部で設定した火力レベルを表示する火力表示部との少なくとも一方であるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
発明を説明するための参考例
図1はこの発明における誘導加熱調理器の参考例を示す構成図、図2と図3は参考例に係る誘導加熱調理器を示す上面図である。図1〜図3において、1は調理鍋2を載置するトッププレート、3はトッププレート1の下に配置され、調理鍋2を誘導加熱する円盤状の一対の加熱コイル、4は一対の加熱コイル3の巻線上に配設され、調理鍋2の温度を検知する温度センサである。5は加熱動作の開始/停止、火力レベルの設定を入力される操作入力部(火力設定部)、6は火力レベルを表示する表示部(火力表示部)、7は加熱コイル3に高周波電流を流すインバータ回路、8は温度センサ4の検知温度に基いてインバータ回路7を制御する制御回路である。ここで、操作入力部5と表示部6との少なくとも一方でインターフェイス部を構成する。火力トッププレート1は結晶化ガラスなどから成り、その上面には加熱コイル3の大きさや位置に対応し、調理鍋2の載置位置即ち規定位置(ガイド部)を示す印刷が施されている。表示部6は火力レベルを表示するものであり、トッププレート1の下であってトッププレート1の前端近傍に設けられている。温度センサ4はトッププレート1と加熱コイル3との間であって、一対の加熱コイル3の中心(図1中のa)に対して表示部6の反対方向に遠ざけた位置に配設される。
【0012】
図2は、火力レベルを点灯数や点灯位置の変化で表すLEDから成る表示部6をトッププレート1の下に設けた場合の2口タイプの誘導加熱調理器を示す上面図である。また、図3は火力レベルを数値で表すLCDから成る表示部6をトッププレート1の下に設けた場合の2口タイプの誘導加熱調理器を示す上面図である。表示器6は、トッププレート1の前端の近傍に配設される。温度センサ4は、一対の加熱コイル3の中心を結ぶ中心線(図2,3中のa)に対して表示部6の反対方向に遠ざけた位置に配設される。温度センサ4は一対の加熱コイル3の巻線上の所定位置に配設されているため、図4に示すように誘導加熱される調理鍋2の底部の高温を検知することができる。
【0013】
次に、参考例における誘導加熱調理器の動作について、図1〜図4を併用して説明する。操作入力部5から加熱動作の開始が入力され、火力レベルが設定されると、制御部8は設定情報を表示部6に表示させる。そして、制御部8はインバータ回路7を制御して一対の加熱コイル3へ所定の高周波電流を流すことで、トッププレート1上の規定位置即ち一対の加熱コイル3の全体部と対向した位置に載置された調理鍋2が誘導加熱される。次に、一対の加熱コイル3の巻線上に配設された温度センサ4を用い、調理鍋2の底部の高温を検知する。そして、制御部8は温度センサ4で検知された温度情報に基づき、インバータ回路7を制御して加熱コイル3へ流れる高周波電流を調整する。
【0014】
次に、トッププレート1上の規定位置から外れた状態で調理鍋2を載置した場合について、図5と図6を併用して説明する。図5に示すように、調理鍋2を表示部6へ接近した状態でトッププレート1上に載置した場合、LEDやLCDから成る表示部6が調理鍋2によって覆われるほど、前方にズレることはない。したがって、調理鍋2の表示部6への接近距離が必然的に制約され、即ち調理鍋2によって表示部6が覆われないようにトッププレート1上に載置する。この場合、温度センサ3は調理鍋2の底部の領域から外れることがなく、調理鍋2の高温を検知する。
【0015】
また、図6に示すように調理鍋2を表示部6から遠ざかった状態でトッププレート1上に載置した場合、その方向(図6中のa方向)の位置ズレを制約する要因がない。また、人間の視覚においては左右方向に比べて前後方向の位置合わせの誤差が大きくなる傾向がある。さらに、前後方向の位置合わせについては、前端に表示部6が設けられているために、後方にズレる傾向がある。したがって、トッププレート1上の規定位置に配置しようとしても、規定位置より後方に配置されてしまうことが多い。しかし、温度センサ4は一対の加熱コイル3の中心(図1中のa)に対して、表示部6の反対方向に遠ざけた位置に設けられているので、たとえ調理鍋2が加熱コイル3の片側半分から外れた場合でも、温度センサ3は調理鍋2の底部の領域から外れることが殆どなく、調理鍋2の温度を確実に検知することができる。
【0016】
また、図7は静電スイッチの操作入力部5をトッププレート1の下であって、調理鍋2の載置位置の近傍に配設した場合における誘導加熱調理器の構成図を示し、図8は2口タイプの誘導加熱調理器の上面図を示す。図7と図8において、調理鍋2が操作入力部5へ接近した状態で載置された場合、操作入力部5が調理鍋2によって覆われてしまう関係上、操作入力がし難くなるためにその方向(図7,8中のa方向)の位置ズレが必然的に制約される。一方、調理鍋2を操作入力部5から遠ざかった状態でトッププレート1上に載置した場合、その方向(図7,8中のb方向)の位置ズレを制約する要因がない。しかし、温度センサ4は調理鍋2の底部の領域から外れることが殆どなく、調理鍋2の温度を検知することができる。
【0017】
また、図9に示すようにトッププレート1の側部に操作入力部5や表示部6を設けた誘導加熱調理器でも、調理鍋2をトッププレート1上の規定位置以外に載置した場合には、前述と同様に調理鍋2の底部の温度を検知できる。
【0018】
以上のことより、一対の加熱コイル4の巻線上の適切な位置に温度センサ4を配設したので、調理鍋2をトッププレート1上の規定位置以外に載置した場合でも、温度センサ4によって調理鍋2の底部の温度を検知し、調理鍋2の過熱防止や食材の焦げ付き防止の制御動作を正確に行なうことができる。
【0019】
実施の形態1.
図10は実施の形態1における誘導加熱調理器の構成図、図11と図12は誘導加熱調理器の上面図である。図10において、9はトッププレート1の下であって、加熱コイル3の中心(図10中のa)に対して表示部6の反対方向に遠ざけた位置に設けられた第1の温度センサである。そして、第1の温度センサ9は加熱コイル3の内周部から外周部の巻線上の中間地点に配設される。また、10は第1の温度センサ9よりも表示部6へ近づけ、加熱コイル10の中央部付近の巻線上に配設される第2の温度センサである。制御回路8は、第1の温度センサ9と第2の温度センサ10の検知温度の高い値の方をサンプリングし、インバータ回路7を制御する。
【0020】
図11は、トッププレート1の下にLEDから成る表示部6を配設し、その近傍に加熱コイル3を設けた場合の誘導加熱調理器を示す上面図である。加熱コイル3の巻線上に配設した第1の温度センサ9と第2の温度センサ10との中間地点を、加熱コイル3の水平方向の中心位置(図11中のa)よりも表示部6に対して、遠ざけた位置となるように配設方法を工夫する。また、図12はトッププレート1の下にLCDから成る表示部6を設けた構成を示す上面図であり、加熱コイル3上に配設した第1の温度センサ9と第2の温度センサ10の配設方法は前述と同様である。
【0021】
図11,12に示すように、一対の加熱コイル3上に配置された第1の温度センサ9及び第2の温度センサ10は、トッププレート1の後端側に狭まる略ハ字状(各温度センサ9,10を頂点とした略台形状ともいう)に配置されている。即ち、第1の温度センサ9は第2の温度センサ10に比べてトッププレート1の後方に位置すると共に、トッププレート1の左右方向の中央に位置するように配置されている。
このような配置を行うのは、以下の理由による。つまり、人間の視覚は左右方向に比べて前後方向の位置合わせの誤差が大きくなる傾向があり、特に利用者から見て遠ざかる方向である後方への誤差が大きい。また、左右方向の位置ズレについては、トッププレート1の左右の両端方向よりも中央方向にズレる傾向がある。一般に、トッププレート1の左右の両端には、吹きこぼれ防止用の土手が設けられているので、この土手を避けるために、無意識の内に調理鍋2をトッププレート1の中央方向にズラしてしまうことが多い。
従って、調理鍋2がトッププレート1上の規定位置よりも後方で且つ中央にズレて配置された場合であっても、トッププレート1の後方中央方向に配置された第1の温度センサ9によって確実に調理鍋2の温度検知を行うことができる。
【0022】
次に、こうした構成を有する誘導加熱調理器の動作を、図10〜図12を併用して説明する。トッププレート1上の規定位置に調理鍋2を載置して加熱動作を開始した場合、参考例と同様に加熱コイル3の誘導加熱作用により、調理鍋2が加熱されて投入食材が加熱調理される。図13は、調理鍋2がトッププレート1上の規定位置から外れた状態で載置し、表示部6へ接近した状態の側面図である。調理鍋2の底部の領域に、第1の温度センサ9と第2の温度センサ10が存在し、双方の温度センサ9,10によって調理鍋2の高温を検知できる。また、図14は調理鍋2がトッププレート1上の規定位置から外れた状態で載置し、表示部6から遠ざかった場合の側面図である。この場合でも、調理鍋2の底部の領域に第1の温度センサ9と第2の温度センサ10が存在し、双方の温度センサ9,10によって調理鍋2の温度を検知できる。
【0023】
図15は、トッププレート1上の規定位置に小径サイズの調理鍋2を載置した場合の側面図である。調理鍋2の底部の領域に、第1の温度センサ9と第2の温度センサ10が存在し、双方の温度センサ9,10によって調理鍋2の高温を検知できる。図16は、小径サイズの調理鍋2がトッププレート1上の規定位置から外れた状態で載置し、表示部6へ接近した状態の側面図である。この場合には、調理鍋2が表示部6へ接近すると、表示部6が覆われて見えにくくなるので、その方向(図16中のa方向)の位置ズレは制約される。そして、調理鍋2の底部の領域には第2の温度センサ10のみが存在し、第2の温度センサ10によって調理鍋2の高温を検知できる。図17は、小径サイズの調理鍋2がトッププレート1上の規定位置から外れた状態で載置し、表示部6から遠ざかった状態の側面図である。この場合には、調理鍋2によって表示部6が覆われないために、その方向(図17中のa方向)の位置ズレを制約する要因がない。したがって、調理鍋2の位置ズレが大きくなる可能性が高い。しかし、調理鍋2の底部の領域には第1の温度センサ9のみが存在し、第1の温度センサ9によって調理鍋2の高温を検知できる。
【0024】
また、図18は静電スイッチの操作入力部5をトッププレート1の下部に設けた場合の誘導加熱調理器の構成図である。図19は、誘導加熱調理器の上面図である。図18と図19において、調理鍋2が操作入力部5へ接近すると、操作入力がし難くなり、調理鍋2の操作入力部5への位置ズレが制約される。この場合は、調理鍋2の底部の高温を第1の温度センサ9、第2の温度センサ10で検知できる。また、調理鍋2が操作入力部5から遠ざかった状態でトッププレート1上に載置した場合、その位置ズレが制約されない。この場合は、調理鍋2の底部の高温を第1の温度センサ9、第2の温度センサ10で検知できる。
【0025】
また、図20はトッププレート1の側部に操作入力部5、表示部6を設けた場合の誘導加熱調理器の構成図である。調理鍋2が操作入力部5や表示部6へ接近すると、操作入力がし難くなったり、表示部6が見えにくくなるので、調理鍋2のその方向(図20中のa方向)の位置ズレが制約される。この場合は、調理鍋2の底部の高温を第1の温度センサ9、第2の温度センサ10で検知できる。また、調理鍋2が操作入力部5や表示部6から遠ざかった状態でトッププレート1上に載置した場合、その方向(図20中のb方向)の位置ズレを制約する要因がない。この場合は、調理鍋2の底部の高温を第1の温度センサ9、第2の温度センサ10で検知できる。
【0026】
なお、ここでは第1の温度センサ9、第2の温度センサ10をトッププレート1の下に配設する例について述べたが、図21に示すようにトッププレート1内にそれらの温度センサ9,10を埋め込むようにしても良い。これについては、参考例でも同様である。
【0027】
また、加熱コイル3の巻線上の所定個所に第1の温度センサ9、第2の温度センサ10を配設した例を述べたが、加熱コイル3の巻線が内外に分割巻きされ、その巻線上の適切な個所にそれらの温度センサ9,10を配設するようにしても良い。これについては、参考例でも同様である。
【0028】
以上のことより、加熱コイル4の巻線上の適切な位置に第1の温度センサ9、第2の温度センサ10を配設したので、調理鍋2をトッププレート1上の規定位置以外に載置した場合でも、それらの温度センサ9,10によって調理鍋2の底部の温度を検知し、調理鍋2の過熱防止や食材の焦げ付き防止の制御動作を正確に行なうことができる。
【0029】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0032】
この発明に係る誘導加熱調理器は、調理鍋を載置するトッププレートと、トッププレートの下に並べて配設され、調理鍋を誘導加熱する円盤状の一対の加熱コイルと、トッププレートに加熱コイルと対向するようにそれぞれ設けられ、調理鍋の載置位置をガイドするガイド部と、各加熱コイルの中心を介して対向するように一対ずつ配置され、調理鍋の温度を検知する4個の温度センサとを備え、温度センサは、ガイド部と対向させるとともに、トッププレートの後端側に狭まる略ハ字状に配置されるようにしたので、調理鍋をトッププレート上の規定位置以外即ち調理鍋をトッププレート上の左右方向、前後方向に位置ズレが生じた場合でも、4個の温度センサによって調理鍋の底部の温度を検知し、調理鍋の過熱防止や食材の焦げ付き防止の制御動作を正確に行なうことができる。
【0033】
また、各加熱コイルの中心を介して対向するように一対ずつ配置された温度センサのうち、検知温度が高い値の方をサンプリングして、加熱コイルを加熱制御する制御回路を更に備えるようにしたので、調理鍋をトッププレート上の規定位置以外に載置した場合でも、それらの温度センサによって調理鍋の底部の高温を検知し、調理鍋の過熱防止や食材の焦げ付き防止の制御動作を正確に行なうことができる。
【0034】
また、トッププレートの前端近傍に配置され、前記調理鍋の調理制御を行うためのインターフェイス部とを備え、インターフェイス部は、火力レベルを設定する火力設定部と、火力設定部で設定した火力レベルを表示する火力表示部との少なくとも一方であるようにしたので、トッププレート上に調理鍋を載置する際に、それらが覆われないように載置する関係上、その方向への位置ズレが必然的に制約されて、調理鍋の過熱防止や食材の焦げ付き防止の制御動作を正確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例の誘導加熱調理器の構成図を示す。
【図2】 参考例の誘導加熱調理器の上面図を示す。
【図3】 参考例の誘導加熱調理器の他の上面図を示す。
【図4】 参考例に係る温度センサの配置に対する調理鍋の温度分布図を示す。
【図5】 参考例の誘導加熱調理器の側面図を示す。
【図6】 参考例の誘導加熱調理器の他の側面図を示す。
【図7】 参考例の誘導加熱調理器の他の構成図を示す。
【図8】 参考例の誘導加熱調理器の他の上面図を示す。
【図9】 参考例の誘導加熱調理器の他の上面図を示す。
【図10】 実施の形態1の誘導加熱調理器の構成図を示す。
【図11】 実施の形態1の誘導加熱調理器の上面図を示す。
【図12】 実施の形態1の誘導加熱調理器の他の上面図を示す。
【図13】 実施の形態1の誘導加熱調理器の側面図を示す。
【図14】 実施の形態1の誘導加熱調理器の他の側面図を示す。
【図15】 実施の形態1の誘導加熱調理器の他の側面図を示す。
【図16】 実施の形態1の誘導加熱調理器の他の側面図を示す。
【図17】 実施の形態1の誘導加熱調理器の他の側面図を示す。
【図18】 実施の形態1の誘導加熱調理器の他の構成図を示す。
【図19】 実施の形態1の誘導加熱調理器の他の上面図を示す。
【図20】 実施の形態1の誘導加熱調理器の他の構成図を示す。
【図21】 トッププレートの側面図を示す。
【図22】 従来の誘導加熱調理器の構成図を示す。
【図23】 従来例の温度センサの配置に対する調理鍋の温度分布図を示す。
【符号の説明】
1 トッププレート、2 調理鍋、3 一対の加熱コイル、4 温度センサ、5 操作入力部、6 表示部、7 インバータ回路、8 制御回路、9 第1の温度センサ、10 第2の温度センサ。
Claims (3)
- 調理鍋を載置するトッププレートと、
前記トッププレートの下に並べて配設され、前記調理鍋を誘導加熱する円盤状の一対の加熱コイルと、
前記トッププレートに前記加熱コイルと対向するようにそれぞれ設けられ、前記調理鍋の載置位置をガイドするガイド部と、
前記各加熱コイルの中心を介して対向するように一対ずつ配置され、前記調理鍋の温度を検知する4個の温度センサとを備え、
前記温度センサは、前記ガイド部と対向させるとともに、前記トッププレートの後端側に狭まる略ハ字状に配置されていることを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記各加熱コイルの中心を介して対向するように一対ずつ配置された前記温度センサのうち、検知温度が高い値の方をサンプリングして、前記加熱コイルを加熱制御する制御回路を更に備えることを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
- 前記トッププレートの前端近傍に配置され、前記調理鍋の調理制御を行うためのインターフェイス部とを備え、前記インターフェイス部は、火力レベルを設定する火力設定部と、前記火力設定部で設定した火力レベルを表示する火力表示部との少なくとも一方であることを特徴とする請求項1から請求項2のいずれか一項記載の誘導加熱調理器。
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