JP3907886B2 - 自動車用エアバッグ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、自動車用エアバッグ装置に係り、とくにエアバッグ本体の内部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用エアバッグ装置は、車両の衝突時に運転者あるいは同乗者の身体を保護する装置である。構成の原理は、車両の衝突を検出する衝突センサと、衝突センサに連動してガスを噴出するガス発生装置と、噴出ガスによって瞬時に膨張展開するエアバッグ本体とからなる。エアバッグ本体はステアリング・ホイールの中央に配され、前方に向かって膨張展開させることが多いが、近時、助手席や後部席、或いはチャイルドシートに配することもある。
【0003】
ところで、エアバッグ装置は、高圧ガスによてエアバッグ本体を瞬時に膨張展開させるため、車両の衝突時に身体がエアバッグに強く打ち付けられ、胸部に強いダメージを受けたり、眼鏡が破損して鼻骨や眼球に深い傷を負う等の欠点が従来から指摘された。
【0004】
特開平6−340242号は、かかる問題を解決する提案である。これは原理的には図4に示すようにエアバッグ本体1を二重構造とし、前方バッグ2を低圧に、後方バッグ3を高圧にして、衝突時における身体の打ち付けを低圧の前面バッグ2によって緩和し、胸部や顔面のダメージを和らげる。かかる二重構造によれば、クッション性の高い低圧の前方バッグ2が、胸部や顔面の前進を緩やかに吸収して後方バッグ3との衝撃を弱めつつ胸部や顔面を支えることが可能となる。
【0005】
エアバッグ本体1の内部を複数に仕切り、各室のガス圧を調整する構造上の考え方としては、
▲1▼ 各室専用の個別のガス発生装置を設ける
▲2▼ 高通気性の膜材を用いて一つのガス発生装置でエアバッグ全体を同時に展開させるという考え方がある。▲1▼の方式は、ガス発生装置の数が増えるため装置コストが嵩むほか、故障確率が増加する懸念がある。▲2▼の方式は、コスト的な問題もなく故障の確率も低い。本発明は▲2▼の構造原理を採用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、▲2▼の構造による膨張展開の方式は、外周部位の膨張展開が遅れるという難点がある。何故なら、ガス発生装置6から噴出させたガス流は、ストレートに直進するガス流7−1よりも、エアバッグ裏面を伝って外周に流れるガス流7−2の方が到達距離が長く、拡散度合いも大きくなり、また気流方向に変化を与える障壁(膜材5)が存在するため、膜材5の外周近傍で乱流9を生じやすくなるからである。
【0007】
すでに述べたように、膜材5によってエアバッグ本体1の内部を二室以上に仕切るのは、前方のチャンバー(2)を低圧とし、後方のチャンバー(3)を高圧として、エアバッグ展開時の身体への衝撃を緩和吸収させるためであるから、膜材5の気体透過率をあまり高くすると前方チャンバー(2)のガス圧が高くなって複数チャンバーを設ける本来の目的を達成できない。このため複数チャンバーを設けるエアバッグ装置にあっては、前方チャンバー(2)の外周部は、自由なガス流の流れが膜材5によって妨げられ、膜材5の中央部に較べて膨張展開が遅れぎみとなる傾向にある。
【0008】
この結果、図5に示すように、車両衝突時に運転者(乗員)7の上半身が前方に倒れ込み、十分に膨張しきっていないエアバッグ本体1が乗員の顎下8に入り込んだ後にエアバッグ外周部が急激に膨張すると、乗員7の顔と首が斜め上方(矢印P方向)に押し上げられ頸骨に強い衝撃を受ける。また例えば喉に強い衝撃を受けた場合は一時的に窒息状態となるなど瞬時の判断が不能になり易く、また爾後のダメージも深い。
【0009】
そこで本発明の目的は、エアバッグ本体の高速かつ均等な膨張展開を可能とすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明に係る自動車用エアバッグは、エアバッグ本体の内部略中央部前方位置に、当該エアバッグ本体の断面積よりも小さな面積をもった高通気性の肉薄シートを配し、当該肉薄シートを、柔軟性のある複数本の係止材によってエアバッグ本体に係着固定する。
【0011】
また前記肉薄シートは、その外周縁端部を、エアバッグ本体の直近内周面から0.5〜6cmの隙間をもつよう配設し、肉薄シートは、網目間隔0.1〜5mmのメッシュ構造を呈する。
【0012】
【作用】
本発明は、エアバッグ本体の内部に、外周部に隙間をもたせた高通気性の肉薄シートを配し、一つのガス発生装置から噴出されるガス流を外周部ではスムースに前方に流入させ、中央部では高通気性の肉薄シートによって前方への流量をコントロールする。この結果、外周部から前方に流れ込むガス流量と高通気性の肉薄シートを通って前方に流れ込むガス流量は均衡し、略均一な膨張展開を実現することが可能となる。
【0013】
高通気性の肉薄シートは、外周部に隙間をもたせて配するため、柔軟性のある複数本の係止材によって係止する。係止材としては例えば天然糸その他の糸を用いた細い紐、樹脂系/金属系の柔軟糸など、ガス流に抗して肉薄シートを支持できる素材を使用する。
【0014】
肉薄シートの外周縁部とエアバッグ本体の内周面との離隔距離は、0.5〜6cmとすることが望ましい。この寸法は、エアバッグ本体の形状や容積に応じて適宜設定できるが、通常のエアバッグの場合は例えば1〜3cmの隙間によって均等な膨張をみる。また、肉薄シートにメッシュを用いる場合は、中央部を直進するガス流の単位時間量が増大するので、高速膨張を確保する点では好ましい。その場合は外周部の隙間量も大きく設定する。
【0015】
但し、メッシュを使用する場合でも、流量コントロールの目的から網目ピッチを過度に大きくすることは出来ない。好ましくは0.1〜5mmの範囲のメッシュを使用する。尚、5mmという大きな網目を使用する場合は、メッシュの素材繊維自体の太さもある程度の大きさ(例えば0.5〜4mm)にし、中央部を直進するガスの流量を制御することが望ましい。
【0016】
【実施例】
図1〜図3は、本発明に係る自動車用エアバッグの一例を示すものである。このエアバッグ装置は、エアバッグ本体10の内部に高通気性の素材を用いた肉薄の樹脂シート11を配し、樹脂シート11を複数本の柔軟な係止材14によって支持することにより、樹脂シート11をエアバッグ本体内の前方中央に位置させることを特徴とする。
【0017】
エアバッグ本体10が完全に膨張展開した状態では、肉薄の樹脂シート11の外周縁端Gは、エアバッグ本体10の内周面Nから一定の離隔距離W1を保ち、一定面積の隙間16を形成する。W1の設定数値はエアバッグ本体10の容積やガス発生装置6の能力、および樹脂シート11の通気性に応じて実験により具体的に決定することが望ましい。W1を決定するファクター(容積、ガス流量、シートの通気性)は相互に関係するからである。原理的にはW1は0.5mm以上あれば十分であるが、折り畳んだ状態からの瞬時展開では、均等膨張という点で若干の懸念が残る。このため実際の構造では1cm以上の離隔距離W1を設定することが望まれる。
【0018】
エアバッグ本体10の素材は通常用いられる弱通気性の素材を用いて構わない。完全にエアバッグが膨張した後の余分なガスを外部に逃がすためである。樹脂シート11を支持する係止材14は、金属糸のように十分な剛性(引っ張り強さ)があれば一本の糸であっても良い。樹脂素材、天然素材などの種別を問わない。係止材14に要求される条件は、少なくとも、折り畳んで収納する際のかさばりが少なく、展開時の変形が無視できる程度に少なく、ガス流によって前方に衝撃的に前進押圧される樹脂シート11の引っ張りに抗して支持強度を保ち得る強さがあることである。従って、かかる条件を持たす限り一本の糸でも糸を撚った索条でも良い。係止材14が十分に細ければ、縫製等の適宜の製造ステップを経て樹脂シート11をエアバッグ本体10の内部に係着固定することは容易である。縫製は機械自動式または手縫いのいずれであっても良い。係止材(糸/索条)14の長さが一定であり、縫製点が決まっていれば縫製後の仕上がりは安定するからである。尚、係止材14に若干の伸縮弾性をもたせることは自由であるが、伸縮弾性が高すぎると樹脂シート11の位置が動きやすくなるので、好ましくは伸縮弾性の少ない天然/樹脂系/金属系の糸または索条を用いる。
【0019】
樹脂シート11は、好ましくは網目ピッチ0.5〜5mmの柔軟な樹脂メッシュを用いる。折り畳み時の柔軟性に富み、ガス流による衝撃的な押圧運動に耐える剛性を確保しやすいからである。高通気性であってもこれらの使用条件を満たさない素材(例えば和紙)は適さない。使用条件に適合すればコストは嵩むが通気性のある薄い麻布、綿生地は実用に耐える。樹脂シート11の存在理由は、エアバッグ本体10の中央付近を直進するガス流を、外周部のガス流と略同程度の進出速度で透過させ、エアバッグ全体の膨張を高速かつ均一にすることであるから、エアバッグ本体10の容積、形状、上下寸法、左右寸法などによって好ましい素材を試験選択する。尚、網目ピッチ0.5〜5mmの樹脂メッシュを用いた場合は、ほぼ満足できる結果を得る。
【0020】
樹脂シート11の外周縁端Gとエアバッグ本体10の内周面Nとの間に設ける隙間16の距離W1は、最低でも1cm以上に設定することが好ましい。原理的には0.5mm〜1cm程度でも周縁部のガス流を前方に流入させることが出来るが、折り畳まれた状態からガス圧によって樹脂シート11が広がり外周縁端Gに隙間16が生ずるときの初期のガス流入量は、当然ながら隙間が大きいほど増大する。従って1/100秒程度の極短時間で乗員の衝撃を確実に吸収させるには、初期の膨らみ速度が重要になる。このため、距離W1は3〜5cm程度に設定することが最も望ましい。逆に距離W1が6cmを越えて大きくなると、前方を低圧にするという本来の目的が損なわれ好ましくない。
【0021】
尚、本発明にかかるエアバッグのように、樹脂シート11の外周縁端Gに隙間16を設けると、最終的には前方と後方のガス圧は等しくなる。しかし、エアバッグ装置が乗員の身体を保護するべく機能するのは、車両の衝突から最大0.5秒以内の時点における膨張状態においてであり、それ以後のガス圧は、たとえ全体が徐々に均衡しても何ら構わない。車両衝突によって乗員の身体が前方に動き始める1/500〜1/100秒の間に前方部分にガス流を流入できるまでにある程度の膨張を達成し、1/100〜1/50秒において前方を低圧ながらも略十分に膨張させ、身体が衝突する可能性が最も高い1/50〜1/2秒の間に前方のガス圧を徐々に高めて衝撃を吸収させる。尚、後方部位は、ガス発生装置6の作動直後から高圧となっている。
【0022】
従って、かかるエアバッグによれば、膨張開始直後の微小単位時間でエアバッグ本体10の前方Fを高速かつ均一に展開することが出来、また前方Fを後方Bよりも確実に低圧の状態とすることが出来る。
【0023】
尚、前記説明では樹脂シートの形状を略円形として示したが、形状は特に限定されない。但し矩形や多角形を使用するよりも円形の方が膨張の均一を図りやすい。また必要があれば樹脂シートの適宜箇所(周辺部、中央等)に小孔を設けても良い。樹脂シートの外周部とエアバッグ内周面との接合部は縫製等の手段により必要に応じて補強することが望ましい
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る自動車用エアバッグによれば、前方を後方よりも低圧にするという条件の下で、エアバッグ本体を高速均等に膨張展開させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るエアバッグの内部構造を例示する断面図である。
【図2】図1のQ−Q線矢視図である。
【図3】本発明に係る樹脂シートの支持状態を例示する斜視図である。
【図4】二重構造を呈する従来のエアバッグを示す図である。
【図5】従来のエアバッグの問題を例示する図である。
【符号の説明】
10 エアバッグ本体
11 樹脂シート
14 係止材
16 隙間
G 樹脂シートの外周縁端
N エアバッグ本体の内周面
W1 離隔距離

Claims (1)

  1. 衝突センサに連動させた一のガス発生装置により膨張展開するエアバッグであって、
    前記ガス発生装置側を後方、乗員側を前方として、エアバッグ本体の内部の前後方向略中央部前方位置に、当該位置におけるエアバッグ本体の断面積よりも小さな面積をもった高通気性の肉薄シートを配し、当該肉薄シートを、天然糸、樹脂系の柔軟糸、金属系の柔軟糸、およびこれらを用いた細い紐から選択される、伸縮性が少なく柔軟性のある複数本の係止材によってエアバッグ本体に固定したものであって、
    前記肉薄シートは、その外周縁端部を、エアバッグ本体の直近内周面から0.5〜6cmの隙間をもつよう配設し、
    当該肉薄シートは、網目間隔0.1〜5mmのメッシュ構造を呈することを特徴とする自動車用エアバッグ。
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