JP3907297B2 - TFT array substrate, manufacturing method thereof, and liquid crystal display device including the TFT array substrate - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチング素子として薄膜トランジスタを搭載したアクティブマトリクス型液晶表示装置を構成するTFTアレイ基板とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
マトリックス型液晶表示装置は、通常、薄膜トランジスタ(TFT)を含むスイッチング素子とこのスイッチング素子を経てそれぞれ制御される表示素子を有するTFTアレイ基板と、透明電極及びカラーフィルタ等を有する対向電極基板の間に液晶が挟持され、液晶に選択的に電圧が印加されるように構成されている。この液晶表示装置において、信号配線付近では、信号配線からの電界によって所定の液晶配向を示さない領域が発生する。よって、この領域を遮光するため、従来の液晶表示装置では、対向電極基板側に遮光層を設けていた。しかし、この遮光層は基板間の重ね合わせ精度を考慮して設計されており、実際の配向不良の領域よりかなり広い範囲を遮光することになり、開口率低下の要因となっていた。
近年、高開口率を目指して、この遮光層をTFTアレイ基板側に作り込む方法(遮光層オンアレイ方式)が一般的になってきている。これによれば、遮光層は基板の重ね合わせ精度に比べて飛躍的に精度の高い写真製版の重ね合わせ精度で設計でき、不要な遮光部分を大幅に低減することができる。図17は、従来の遮光層オンアレイ方式を採用したTFTアレイ基板を示す平面図である。図において、2はゲート電極及び配線、9は画素電極、11はドレイン電極、12はソース電極及び配線、17は遮光層である。図17に示す従来の方式は、遮光層17をゲート電極及び配線2と同時に作り込み、遮光層17をゲート電極及び配線2に接続することによって、蓄積容量電極としての役割を合わせ持つようにしたものである。なお、図18は、図17に示す従来の遮光層17を設けたTFTアレイ基板のゲートレイヤーを示す平面図である。
【0003】
次に、従来のTFTアレイ基板の製造方法を図19を用いて説明する。なお、図19は、図17のA−A断面を示している。まず、ガラス基板1上に、Cr膜のような金属膜を単層で成膜し、レジストパターニング、金属膜のエッチングを行い、図18及び図19(a)に示すようなゲート電極及び配線2、遮光膜17を形成する。次に、PCVDによってシリコン窒化膜よりなるゲート絶縁膜4、アモルファスシリコン膜5、n+型アモルファスシリコン膜6を連続成膜する。さらに、トランジスタのチャネル部分を形成するため、アモルファスシリコン膜5およびn+型アモルファスシリコン膜6を島状にパターニングする(図19(b))。次に、ITOによって画素電極9を形成し(図19(c))、ドレイン電極11、ソース電極及び配線12を形成する(図19(d))。この場合、半導体層とのオーミックコンタクトを良好にするため、バリアメタルとして下層にCrやTi等を用い、上層に低抵抗化のために純Al膜あるいはAl系合金の単層膜のような低抵抗な金属膜を用いた二層膜を用いる。また、写真製版時の現像液によるITO膜の腐食を防ぐために、Al系合金としてタングステン等を不純物として添加する場合もある。最後に、TFTを保護するために、シリコン窒化膜等の絶縁膜13で覆う(図19( e))。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような高開口率化を目指した液晶表示装置では、図20に示すようなパターン欠陥14がゲート電極及び配線2と遮光層17の近接部分に発生すると、ゲート電極及び配線2相互間の短絡が発生する。これは、表示上、線状の欠陥となるため不良品となる。さらに、この短絡は発生箇所の発見が困難であり、修復も難しいため、大きな歩留まり低下を招いていた。そこで、図21に示すように、ゲート電極及び配線2と接続しない遮光層3を設ける方式も採用されていた。しかし、遮光層3が導電体であるにもかかわらず、電極や配線と接続されていないため、プロセス中の帯電等によって電荷が蓄積されることにより画素電極9の電位に影響を及ぼし、表示面内の広範囲において表示不良を引き起こす場合があった。これに対しては、遮光層3を樹脂等の非導電体で形成する方法は効果があるが、新たに写真製版等の製造工程を追加する必要があるため、生産性が低下するという問題があった。
【0005】
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、遮光層をTFTアレイ基板側に作り込む高開口率な液晶表示装置において、配線間のショートの発生を低減すると共に遮光層の帯電による表示不良を防止し、さらに従来に比べて工程数を増加させることなく製造することが可能なTFTアレイ基板とその製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わるTFTアレイ基板は、透明絶縁性基板上に列状に形成された複数本の第一の信号配線、第一の信号配線と交差する複数本の第二の信号配線、第一の信号配線相互間の上記第二の信号配線と重なることなく隣接する位置に配置され、第一の信号配線と同一材料よりなる遮光層、第一の信号配線と上記第二の信号配線の各交点に設けられた薄膜トランジスタに接続された透明導電膜よりなる画素電極、第一の信号配線及び上記第二の信号配線に外部信号を入力する端子部を備え、遮光層は、第一の信号配線と電気的に分離され、且つ画素電極と電気的に接続されているものである。
また、透明絶縁性基板上に列状に形成された複数本の第一の信号配線、第一の信号配線と交差する複数本の第二の信号配線、第一の信号配線相互間の上記第二の信号配線に隣接する位置に配置され、第一の信号配線と同一材料よりなる遮光層、第一の信号配線と第二の信号配線の各交点に設けられた薄膜トランジスタに接続された透明導電膜よりなる画素電極、第一の信号配線及び上記第二の信号配線に外部信号を入力する端子部を備え、遮光層は、第一の信号配線と電気的に接続され画素電極と重なることにより容量を形成する部分と、第一の信号配線と電気的に分離され、且つ画素電極と電気的に接続された部分を有するものである。
さらに、第一の信号配線と電気的に接続された遮光層の先端部分は、第一の信号配線相互間に第一の信号配線と平行に配置された第三の信号配線に接続されているものである。
【0007】
また、第一の信号配線と画素電極の間の絶縁膜として、陽極酸化膜を設けたものである。
さらに、第一の信号配線及び遮光層の材料として、Al、Mo、Taまたは上記金属を含む合金を用いたものである。
また、第一の信号配線及び遮光層の材料として、AlまたはMoを用い、遮光層上部は、絶縁膜または透明導電膜で覆われているものである。
また、本発明に係わる液晶表示装置は、上記のいずれかに記載のTFTアレイ基板と、透明電極及びカラーフィルタ等を有する対向電極基板の間に液晶が配置されているものである。
【0008】
また、本発明に係わるTFTアレイ基板の製造方法は、透明絶縁性基板上に金属薄膜を成膜し、パターニングによりゲート配線、遮光層及びゲート端子を形成する工程と、ゲート配線、遮光層及びゲート端子上に絶縁膜を形成する工程と、遮光層上の少なくとも一部およびゲート端子上の少なくとも一部の絶縁膜を同時に除去する工程を含んで製造するようにしたものである。
また、透明絶縁性基板上にAlまたはMo等の金属薄膜を成膜し、パターニングによりゲート配線、遮光層及びゲート端子を形成する工程と、ゲート配線、遮光層及びゲート端子上に絶縁膜を形成する工程と、透明導電膜を成膜し、パターニングにより画素電極を形成する工程と、遮光層上の少なくとも一部およびゲート端子上の少なくとも一部の絶縁膜を同時に除去する工程を含んで製造するようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下に、本発明をチャネルエッチング型のアモルファスシリコン薄膜トランジスタを用いた液晶表示装置に適用した実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1による液晶表示装置を構成するTFTアレイ基板のゲートレイヤーを示す平面図、図2はアレイ工程完了後のTFTアレイ基板を示す平面図である。また、図3は本実施の形態におけるTFTアレイ基板の製造方法を示す断面図である。図において、1は透明絶縁性基板であるガラス基板、2はガラス基板1上に列状に形成された複数本の第一の信号配線であるゲート電極及び配線、3はゲート電極及び配線2と同一材料よりなる遮光層、4はゲート絶縁膜、5はアモルファスシリコン膜、6はn+型アモルファスシリコン膜、7および8はコンタクトホール、9はゲート電極及び配線2と後述のソース配線の各交点に設けられた薄膜トランジスタに接続された透明導電膜よりなる画素電極、10は端子電極、11はドレイン電極、12はゲート電極及び配線2と交差する複数本の第二の信号配線であるソース電極及び配線、13は絶縁膜をそれぞれ示している。本実施の形態によるTFTアレイ基板の画像表示部周辺には、ゲート電極及び配線2またはソース電極及び配線12に外部信号を入力する端子部が設けられている。なお、主な配線幅及び配線間隔等の例を図1に記している。
本実施の形態では、ゲート電極及び配線2と同一材料よりなる遮光層3を、ゲート電極及び配線2相互間のソース配線12と重なることなく隣接する位置に配置し、ゲート電極及び配線2と電気的に分離し、且つ画素電極9と電気的に接続したことを特徴とするものである。
【0010】
以下に、本実施の形態によるTFTアレイ基板の製造方法を図3を用いて説明する。まず、ガラス基板1上に、例えばCrのような金属膜をスパッタリングにより400nm程度成膜する。これに、レジストパターニング、金属膜のエッチングを行い、図1及び図3(a)に示すようなゲート電極及び配線2、遮光層3を形成する。なお、ゲート電極及び配線2、遮光層3の材料としては、Al及びAl系合金、Ta、Mo等を用いても良い。
次に、PCVDによってシリコン窒化膜4、アモルファスシリコン膜5、n+型アモルファスシリコン膜6をそれぞれ例えば500nm程度、200nm程度、50nm程度連続成膜する。さらに、トランジスタのチャネル部分を形成するため、アモルファスシリコン膜5およびn+型アモルファスシリコン膜6を島状にパターニングする(図3(b))。次に、端子部分上および遮光層3上のシリコン窒化膜4を同時に除去してコンタクトホール7および8を形成する(図3(c))。さらに、ITO膜をスパッタリングによって例えば100nm程度成膜、パターニングによって画素電極9および端子電極10を形成する(図3(d))。ただし、ゲート材料にAl系合金やMo膜を用いた場合には、コンタクトホール7、8のような絶縁膜の開口部上には全てITO膜を残すようにパターニング、エッチングを行う。
【0011】
次に、最下層が例えばCrやTi100nm程度、第2層がAl系合金300nm程度、最上層がCr50nm程度の三層膜からなる金属膜を形成し、パターニング、三層膜のエッチングを行い、さらにドライエッチングによってチャネル上のn+アモルファスシリコン膜を除去することにより、ドレイン電極11、ソース電極及び配線12を形成した後、レジストを除去する(図3(e))。最後に、TFTを保護するために、シリコン窒化膜等の絶縁膜13で覆い、画素電極9及び端子電極10上の絶縁膜13は除去する(図3( f))。
以上の工程により、図2に示すようなTFTアレイ基板を形成することができる。なお、本実施の形態では、ソース/ドレイン材料として三層膜を用いたが、配線抵抗、画素電極形成プロセス等で特に問題を生じなければ、Mo、Cr等の単層膜、下層Cr、上層Al系合金等の二層膜でも構わない。
【0012】
以上のようにして作成されたTFTアレイ基板を用いたところ、高開口率な液晶表示装置を高歩留まりで製造することができた。以下に、本実施の形態におけるTFTアレイ基板の作用について図4を用いて説明する。本実施の形態における液晶表示装置は、図4に示すようなパターン欠陥14が発生した場合でも、遮光層3の反対側はゲート電極及び配線2と分離されているため、遮光層3の先端部両側で同時にパターン欠陥14が発生しない限り、配線間の短絡とはならない。従って、パターン欠陥14による配線間ショートは殆ど発生しない。さらに、この遮光層3に帯電等によって電荷が蓄積されることがあっても、画素電極9と接続されているため、画像表示の際に不良を引き起こすことはない。また、この遮光層3と画素電極9の接続は、通常のゲート電極及び配線2を端子電極10と接続するための工程と同時に行うことができるため、新たな工程を追加する必要はない。さらに、Al系合金やMo膜は塩硝酸系の一般的なITOのエッチング液によって腐食されるが、遮光層3が絶縁膜で覆われていない部分であるコンタクトホール8上はITO膜を残すようにパターニング、エッチングを行っているため、腐食されることはない。
【0013】
実施の形態2.
以下に、本発明の実施の形態2を図について説明する。図5は、本発明の実施の形態2による液晶表示装置を構成するTFTアレイ基板のアレイ工程完了後の平面図である。なお、本実施の形態によるTFTアレイ基板のゲートレイヤーでの平面図は、上記実施の形態1と同様であるため図1を流用する。図中、同一、相当部分には同一符号を付し説明を省略する。
【0014】
以下に、本実施の形態におけるTFTアレイ基板の製造方法を図6を用いて説明する。なお、図6は、図5のB−B断面を示している。まず、ガラス基板1上に、例えばCrのような金属膜をスパッタリングにより400nm程度成膜する。これに、レジストパターニング、金属膜のエッチングを行い、図1及び図6(a)に示すようなゲート電極及び配線2、遮光層3を形成する。なお、ゲート電極及び配線2、遮光層3の材料としては、Al及びAl系合金、Ta、Mo等を用いても良い。
次に、PCVDによってシリコン窒化膜4、アモルファスシリコン膜5、n+型アモルファスシリコン膜6をそれぞれ例えば500nm程度、200nm程度、50nm程度連続成膜する。さらに、トランジスタのチャネル部分を形成するため、アモルファスシリコン膜5およびn+型アモルファスシリコン膜6を島状にパターニングする(図6(b))。さらに、ITO膜をスパッタリングによって例えば100nm程度成膜、パターニングによって画素電極9および端子電極10を形成する(図6(c))。
【0015】
次に、端子部分上および遮光層3上のシリコン窒化膜4を同時に除去してコンタクトホール7および8を形成する(図6(d))。続いて、最下層が例えばCrやTi100nm程度、第二層がAl系合金300nm程度、最上層がCr50nm程度の三層膜からなる金属膜を形成し、パターニング、三層膜のエッチングを行い、さらにドライエッチングによってチャネル上のn+アモルファスシリコン膜を除去することにより、ドレイン電極11、ソース電極及び配線12を形成した後、レジストを除去する。この際に、ドレイン電極11によって遮光層3と画素電極9を接続する(図6(e))。最後に、TFTを保護するために、シリコン窒化膜等の絶縁膜13で覆い、画素電極9及び端子電極10上の絶縁膜13は除去する(図6( f))。
以上の工程により、図5に示すようなTFTアレイ基板を形成することができる。なお、本実施の形態では、ソース/ドレイン材料として三層膜を用いたが、配線抵抗、画素電極形成プロセス等で特に問題を生じなければ、Mo、Cr等の単層膜、下層Cr、上層Al系合金等の二層膜でも構わない。
【0016】
以上のようにして作成されたTFTアレイ基板を用いたところ、高開口率な液晶表示装置を高歩留まりで製造することができた。本実施の形態におけるTFTアレイ基板の作用は、上記実施の形態1と同様であり、配線間ショート及び遮光層3の帯電等による不良は殆ど発生しない。また、実施の形態1と同様、新たな工程を追加する必要はない。さらに、Al系合金やMo膜は塩硝酸系の一般的なITOのエッチング液によって腐食されるが、本実施の形態ではコンタクトホール8の形成を画素電極9形成後に行っており、ITOのエッチング時には遮光層3が全てシリコン窒化膜4で覆われているため、腐食されることはない。
【0017】
実施の形態3.
以下に、本発明の実施の形態3を図について説明する。図7は、本発明の実施の形態3による液晶表示装置を構成するTFTアレイ基板の製造方法を示す断面図である。なお、本実施の形態によるTFTアレイ基板のゲートレイヤーでの平面図は、上記実施の形態1および2と同様であるため図1を流用する。図中、同一、相当部分には同一符号を付し説明を省略する。
【0018】
以下に、本実施の形態におけるTFTアレイ基板の製造方法を説明する。まず、ガラス基板1上に、例えばCrのような金属膜をスパッタリングにより400nm程度成膜する。これに、レジストパターニング、金属膜のエッチングを行い、図1及び図7(a)に示すようなゲート電極及び配線2、遮光層3を形成する。なお、ゲート電極及び配線2、遮光層3の材料としては、Al及びAl系合金、Ta、Mo等を用いても良い。
次に、PCVDによってシリコン窒化膜4、アモルファスシリコン膜5、n+型アモルファスシリコン膜6をそれぞれ例えば500nm程度、200nm程度、50nm程度連続成膜する。さらに、トランジスタのチャネル部分を形成するため、アモルファスシリコン膜5およびn+型アモルファスシリコン膜6を島状にパターニングする(図7(b))。
【0019】
次に、例えばCr400nm程度からなる金属膜を形成し、パターニング、金属膜のエッチングを行い、さらにドライエッチングによってチャネル上のn+アモルファスシリコン膜を除去することにより、ドレイン電極11、ソース電極及び配線12を形成した後、レジストを除去する(図7(c))。続いて、シリコン窒化膜等の絶縁膜13を成膜し、ドレイン電極11上の絶縁膜13を除去してコンタクトホール15を形成すると共に、端子部分上および遮光層3上の絶縁膜13及びシリコン窒化膜4を除去してコンタクトホール7、8を同時に形成する(図7(d))。さらに、ITO膜をスパッタリングによって例えば100nm程度成膜し、パターニングによって画素電極9および端子電極10を形成し、ドレイン電極11と遮光層3を接続する。ただし、ゲート材料にAl系合金やMo膜を用いた場合には、コンタクトホール7、8のような絶縁膜の開口部上には全てITO膜を残すようにパターニング、エッチングを行う。
以上の工程により、図7(e)に示すようなTFTアレイ基板を形成することができる。なお、本実施の形態では、ソース/ドレイン材料としてCr等の単層膜を用いたが、配線抵抗、画素電極形成プロセス等で特に問題を生じなければ、Mo等の単層膜や、上記実施の形態1で用いたCr/Al系合金膜/Crの三層膜や、下層Cr、上層Al系合金等の二層膜でも構わない。
【0020】
以上のようにして作成されたTFTアレイ基板を用いたところ、高開口率な液晶表示装置を高歩留まりで製造することができた。本実施の形態におけるTFTアレイ基板の作用は、上記実施の形態1および2と同様であり、配線間ショート及び遮光層3の帯電等による不良は殆ど発生しない。また、新たな工程を追加する必要はない。さらに、Al系合金やMo膜は塩硝酸系の一般的なITOのエッチング液によって腐食されるが、上記実施の形態1と同様に、遮光層3が絶縁膜で覆われていない部分であるコンタクトホール8上はITO膜を残すようにパターニング、エッチングを行っているため、腐食されることはない。
【0021】
実施の形態4.
以下に、本発明の実施の形態4を図について説明する。図8は、本発明の実施の形態4による液晶表示装置を構成するTFTアレイ基板のアレイ工程完了後の平面図である。なお、図中、同一、相当部分には同一符号を付し説明を省略する。
【0022】
以下に、本実施の形態におけるTFTアレイ基板の製造方法を図9を用いて説明する。なお、図9は、図8のC−C断面を示している。まず、ガラス基板1上に、例えばAl系合金あるいはTaのような金属膜をスパッタリングにより400nm程度成膜する。これに、レジストパターニング、金属膜のエッチングを行い、図9(a)に示すようなゲート電極及び配線2、遮光層3を形成する。
次に、ゲート電極及び配線2を陽極酸化することによって陽極酸化膜16を100nm程度形成する。さらに、ITO膜をスパッタリングによって例えば100nm程度成膜し、パターニングによって画素電極9および端子電極10を形成する(図9(b))。ただし、ゲート材料にAl系合金膜を用いた場合には、遮光層3上には全てITO膜を残すようにパターニング、エッチングを行う。
【0023】
次に、PCVDによってシリコン窒化膜4、アモルファスシリコン膜5、n+型アモルファスシリコン膜6をそれぞれ例えば500nm程度、200nm程度、50nm程度連続成膜する。さらに、トランジスタのチャネル部分を形成するため、アモルファスシリコン膜5およびn+型アモルファスシリコン膜6を島状にパターニングする(図9(c))。
次に、端子部分上および画素電極9上のシリコン窒化膜4を同時に除去し、端子部分上の陽極酸化膜16も除去することによってコンタクトホール7および8を形成する(図9(d))。なお、陽極酸化膜16とゲート材料の選択エッチングが困難な場合には端子上をレジストで覆って陽極酸化する方法を用いてもよい。
【0024】
次に、最下層が例えばCrやTi100nm程度、第二層がAl系合金300nm程度、最上層がCr50nm程度の三層膜からなる金属膜を形成し、パターニング、三層膜のエッチングを行い、さらにドライエッチングによってチャネル上のn+アモルファスシリコン膜を除去することにより、ドレイン電極11、ソース電極及び配線12を形成した後、レジストを除去する。この際に、ドレイン電極11はコンタクトホール8を介して画素電極9と接続される(図9(e))。最後に、TFTを保護するために、シリコン窒化膜等の絶縁膜13で覆い、画素電極9及び端子電極10上の絶縁膜13は除去する(図9( f))。
以上の工程により、図8に示すようなTFTアレイ基板を形成することができる。なお、本実施の形態では、ソース/ドレイン材料として三層膜を用いたが、配線抵抗、画素電極形成プロセス等で特に問題を生じなければ、Mo、Cr等の単層膜、下層Cr、上層Al系合金等の二層膜でも構わない。
【0025】
以上のようにして作成されたTFTアレイ基板を用いたところ、高開口率な液晶表示装置を高歩留まりで製造することができた。本実施の形態におけるTFTアレイ基板の作用は、上記実施の形態1〜3と同様であり、配線間ショート及び遮光層3の帯電等による不良は殆ど発生しない。また、Al系合金やMo膜は塩硝酸系の一般的なITOのエッチング液によって腐食されるが、遮光層3上は全てITO膜を残すようにパターニング、エッチングを行っているため、腐食されることはない。
さらに、陽極酸化膜16は薄くても欠損部分が生じにくいため、蓄積容量を形成する絶縁膜が薄くできる。これによって、蓄積容量に必要な面積を小さくできるため、高開口率な設計が可能である。
【0026】
実施の形態5.
以下に、本発明の実施の形態5を図について説明する。図10は、本発明の実施の形態5による液晶表示装置を構成するTFTアレイ基板のゲートレイヤーを示す平面図、図11はアレイ工程完了後のTFTアレイ基板を示す平面図である。なお、図中、同一、相当部分には同一符号を付し説明を省略する。また、主な配線幅及び配線間隔等の例を図10に記している。
本実施の形態におけるTFTアレイ基板は、ゲート電極及び配線2と電気的に接続され画素電極9と重なることにより容量を形成する遮光層17と、ゲート電極及び配線2と電気的に分離され、且つ画素電極9と電気的に接続された遮光層3を有することを特徴とするものである。
【0027】
以下に、本実施の形態におけるTFTアレイ基板の製造方法を図12を用いて説明する。まず、ガラス基板1上に例えばCrのような金属膜をスパッタリングにより400nm程度成膜する。これに、レジストパターニング、金属膜のエッチングを行い、図10及び図12(a)に示すようなゲート電極及び配線2、遮光層3、さらにゲート電極及び配線2と接続された遮光層17を形成する。なお、ゲート電極及び配線2、遮光層3、17の材料としては、Al及びAl系合金、Ta、Mo等を用いても良い。以後の工程は、上記実施の形態1のPCVDによるシリコン窒化膜4、アモルファスシリコン5、n+型アモルファスシリコン膜6の形成以降の工程と同様であり、説明を省略する。
以上の工程により、図12(b)及び図11に示すようなTFTアレイ基板を形成することができる。なお、本実施の形態では、ソース/ドレイン材料として三層膜を用いたが、配線抵抗、画素電極形成プロセス等で特に問題を生じなければ、Mo、Cr等の単層膜、下層Cr、上層Al系合金等の二層膜でも構わない。
【0028】
以上のようにして作成されたTFTアレイ基板を用いたところ、高開口率な液晶表示装置を高歩留まりで製造することができた。以下に、本実施の形態におけるTFTアレイ基板の作用について図13を用いて説明する。本実施の形態における液晶表示装置は、遮光層3とゲート電極及び配線2との間に図13に示すようなパターン欠陥14が発生した場合でも、遮光層3の反対側はゲート電極及び配線2と接続された遮光層17とは分離されているため、遮光層3の先端部両側で同時にパターン欠陥14が発生しない限り、配線間の短絡とはならない。従って、パターン欠陥14による配線間ショートは殆ど発生しない。さらに、この遮光層3に帯電等によって電荷が蓄積されることがあっても画素電極9と接続されているため、画像表示の際に不良を引き起こすことはない。また、この遮光層3と画素電極9の接続は、通常のゲート電極及び配線2を端子電極10と接続するための工程と同時に行うことができるため、新たな工程を追加する必要はない。
【0029】
さらに、本実施の形態では、遮光層17がゲート電極及び配線2と接続されているため、遮光の効果を持ったまま蓄積容量電極としての役割を合わせ持っている。これによって、実施の形態1に比べて開口率を低下させずに蓄積容量として必要な面積を確保することができ、高開口率な設計が可能である。このように、ゲート電極及び配線2と電気的に接続された遮光層17と、分離された遮光層3の両方を設ける方法は、上記実施の形態2〜4にも適用することが可能である。
【0030】
実施の形態6.
以下に、本発明の実施の形態6を図について説明する。図14は、本発明の実施の形態6による液晶表示装置を構成するTFTアレイ基板のゲートレイヤーを示す平面図、図15はアレイ工程完了後のTFTアレイ基板を示す平面図である。なお、図中、同一、相当部分には同一符号を付し説明を省略する。また、主な配線幅及び配線間隔等の例を図14に記している。
本実施の形態におけるTFTアレイ基板は、ゲート電極及び配線2と電気的に接続された遮光層17と、ゲート電極及び配線2と電気的に分離され、且つ画素電極9と電気的に接続された遮光層3を有し、さらに、遮光層17の先端部分は、ゲート電極及び配線2相互間にゲート電極及び配線2と平行に配置された第2の信号配線である冗長配線18に接続されていることを特徴とする。
【0031】
以下に、本実施の形態におけるTFTアレイ基板の製造方法を図12を流用して説明する。まず、ガラス基板1上に例えばCrのような金属膜をスパッタリングにより400nm程度成膜する。これに、レジストパターニング、金属膜のエッチングを行い、図14及び図12(a)に示すようなゲート電極及び配線2、遮光層3、さらにゲート電極及び配線2と接続された遮光層17及び冗長配線18を形成する。なお、ゲート電極及び配線2、遮光層3、17及び冗長配線18の材料としては、Al及びAl系合金、Ta、Mo等を用いても良い。以後の工程は、上記実施の形態1のPCVDによるシリコン窒化膜4、アモルファスシリコン5、n+型アモルファスシリコン膜6の形成以降の工程と同様であり、説明を省略する。
以上の工程により、図12(b)および図15に示すようなTFTアレイ基板を形成することができる。なお、本実施の形態では、ソース/ドレイン材料として三層膜を用いたが、配線抵抗、画素電極形成プロセス等で特に問題を生じなければ、Mo、Cr等の単層膜、下層Cr、上層Al系合金等の二層膜でも構わない。
【0032】
以上のようにして作成されたTFTアレイ基板を用いたところ、高開口率な液晶表示装置を高歩留まりで製造することができた。以下に、本実施の形態におけるTFTアレイ基板の作用について図16を用いて説明する。本実施の形態における液晶表示装置は、遮光層3とゲート電極及び配線2との間に図16に示すようなパターン欠陥14が発生した場合でも、遮光層3の反対側はゲート電極及び配線2と接続された遮光層17とは分離されているため、遮光層3の先端部両側で同時にパターン欠陥14が発生しない限り、配線間の短絡とはならない。従って、パターン欠陥14による配線間ショートは殆ど発生しない。さらに、上記実施の形態1と同様の作用により、遮光層3の帯電等による不良は発生しない。また、新たな工程を追加する必要はない。
【0033】
さらに、本実施の形態では、図16に示すような断線19がゲート電極及び配線2に発生した場合にも、ゲート電極及び配線2に接続されている遮光層17と冗長配線18を介して信号を伝えることができるため、表示上は欠陥とならない。また、遮光層17と冗長配線18はゲート電極及び配線2と接続されているため、遮光、冗長配線のそれぞれの効果を持ったまま、蓄積容量としての役割を合わせ持っている。これによって、上記実施の形態1に比べて開口率を低下させずに蓄積容量として必要な面積を確保することができ、高開口率な設計が可能である。このように、ゲート電極及び配線2と電気的に接続された遮光層17と、分離された遮光層3の両方を設け、遮光層17の先端部分を冗長配線18に接続する方法は、上記実施の形態2〜4にも適用することが可能である。
【0034】
なお、上記実施の形態1〜6では、チャネルエッチング型のアモルファスシリコン薄膜トランジスタを用いた液晶表示装置について述べたが、本発明は、チャネル保護膜型アモルファスシリコン薄膜トランジスタを用いた液晶表示装置にも適用することができ、同様の効果を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、遮光層をTFTアレイ基板側に作り込む方式を用いた液晶表示装置において、ゲート電極及び配線と同一材料よりなる遮光層を、ゲート電極及び配線相互間のソース配線と重なることなく隣接する位置に配置し、ゲート電極と電気的に分離し、且つ画素電極と電気的に接続したので、ゲート配線の断線、短絡に起因する線状の表示欠陥の発生を大幅に低減でき、さらに遮光層の帯電による表示面内の広範囲における表示不良を防止することができるため、高開口率の液晶表示装置を高歩留まりで製造することが可能である。
【0036】
また、ゲート配線と同一材料よりなる遮光層上の少なくとも一部の絶縁膜を除去する工程を、ゲート端子上の絶縁膜を除去する工程と同時に行うようにしたので、従来の製造方法に新たな工程を追加する必要がなく、従来と同レベルのコストで容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1であるTFTアレイ基板のゲートレイヤーを示す平面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1であるTFTアレイ基板を示す平面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1であるTFTアレイ基板の製造方法を示す断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1であるTFTアレイ基板の作用を説明する図である。
【図5】 本発明の実施の形態2であるTFTアレイ基板を示す平面図である。
【図6】 本発明の実施の形態2であるTFTアレイ基板の製造方法を示す断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態3であるTFTアレイ基板の製造方法を示す断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態4であるTFTアレイ基板を示す平面図である。
【図9】 本発明の実施の形態4であるTFTアレイ基板の製造方法を示す断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態5であるTFTアレイ基板のゲートレイヤーを示す平面図である。
【図11】 本発明の実施の形態5であるTFTアレイ基板を示す平面図である。
【図12】 本発明の実施の形態5であるTFTアレイ基板の製造方法を示す断面図である。
【図13】 本発明の実施の形態5であるTFTアレイ基板の作用を説明する図である。
【図14】 本発明の実施の形態6であるTFTアレイ基板のゲートレイヤーを示す平面図である。
【図15】 本発明の実施の形態6であるTFTアレイ基板を示す平面図である。
【図16】 本発明の実施の形態6であるTFTアレイ基板の作用を説明する図である。
【図17】 従来の遮光層を設けたTFTアレイ基板を示す平面図である。
【図18】 従来の遮光層を設けたTFTアレイ基板のゲートレイヤーを示す平面図である。
【図19】 従来の遮光層を設けたTFTアレイ基板の製造方法を示す断面図である。
【図20】 従来の遮光層を設けたTFTアレイ基板の問題点を説明する図である。
【図21】 従来の他の遮光層を設けたTFTアレイ基板を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板、2 ゲート電極及び配線、3、17 遮光層、
4 シリコン窒化膜、5 アモルファスシリコン膜、
6 n+型アモルファスシリコン膜、7、8、15 コンタクトホール、
9 画素電極、10 端子電極、11 ドレイン電極、
12 ソース電極及び配線、13 絶縁膜、14 パターン欠陥、
16 陽極酸化膜、18 冗長配線、19 断線。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a TFT array substrate constituting an active matrix liquid crystal display device having a thin film transistor mounted as a switching element, and a manufacturing method thereof.
[0002]
[Prior art]
In general, a matrix type liquid crystal display device is provided between a switching element including a thin film transistor (TFT), a TFT array substrate having a display element controlled through the switching element, and a counter electrode substrate having a transparent electrode and a color filter. The liquid crystal is sandwiched and a voltage is selectively applied to the liquid crystal. In this liquid crystal display device, a region that does not exhibit a predetermined liquid crystal alignment occurs due to an electric field from the signal wiring in the vicinity of the signal wiring. Therefore, in order to shield this region from light, in the conventional liquid crystal display device, a light shielding layer is provided on the counter electrode substrate side. However, this light shielding layer is designed in consideration of the overlay accuracy between the substrates, and shields light in a considerably wider range than the actual alignment defect region, which causes a decrease in the aperture ratio.
In recent years, a method of making this light shielding layer on the TFT array substrate side (light shielding layer on array system) has become common in order to achieve a high aperture ratio. According to this, the light shielding layer can be designed with a photolithographic overlay accuracy that is significantly higher than the substrate overlay accuracy, and unnecessary light shielding portions can be greatly reduced. FIG. 17 is a plan view showing a TFT array substrate adopting a conventional light shielding layer on-array method. In the figure, 2 is a gate electrode and wiring, 9 is a pixel electrode, 11 is a drain electrode, 12 is a source electrode and wiring, and 17 is a light shielding layer. In the conventional method shown in FIG. 17, the
[0003]
Next, a conventional method for manufacturing a TFT array substrate will be described with reference to FIG. FIG. 19 shows a cross section taken along the line AA of FIG. First, a metal film such as a Cr film is formed on the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the liquid crystal display device aiming at a high aperture ratio as described above, when the
[0005]
The present invention has been made to solve the above-described problems. In a high aperture ratio liquid crystal display device in which a light shielding layer is formed on the TFT array substrate side, occurrence of a short circuit between wirings is reduced and light shielding is performed. It is an object of the present invention to provide a TFT array substrate that can prevent display defects due to charging of layers and can be manufactured without increasing the number of processes as compared with the conventional method, and a manufacturing method thereof.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The TFT array substrate according to the present invention includes a plurality of first signal wires formed in a row on a transparent insulating substrate, a plurality of second signal wires crossing the first signal wire, a first The second signal wiring between the signal wiringsWithout overlappingA pixel formed of a light-shielding layer made of the same material as that of the first signal wiring, and a transparent conductive film connected to the thin film transistor provided at each intersection of the first signal wiring and the second signal wiring, which is disposed at an adjacent position. A terminal portion for inputting an external signal to the electrode, the first signal wiring, and the second signal wiring is provided, and the light shielding layer is electrically separated from the first signal wiring and electrically connected to the pixel electrode. It is what.
In addition, a plurality of lines formed in a row on a transparent insulating substrateFirst signal wiringA plurality of second signal wirings intersecting the first signal wiring, and disposed at a position adjacent to the second signal wiring between the first signal wirings and made of the same material as the first signal wiring. An external signal is applied to the light shielding layer, the pixel electrode made of a transparent conductive film connected to the thin film transistor provided at each intersection of the first signal wiring and the second signal wiring, the first signal wiring, and the second signal wiring. A terminal portion for inputting is provided, and the light shielding layer is electrically connected to the first signal wiring.Capacitance is formed by overlapping the pixel electrodeAnd a portion electrically isolated from the first signal wiring and electrically connected to the pixel electrode.
Furthermore, the tip portion of the light shielding layer electrically connected to the first signal wiring is connected to a third signal wiring arranged in parallel with the first signal wiring between the first signal wirings. Is.
[0007]
Further, an anodic oxide film is provided as an insulating film between the first signal wiring and the pixel electrode.
Further, Al, Mo, Ta, or an alloy containing the above metal is used as a material for the first signal wiring and the light shielding layer.
Further, Al or Mo is used as a material for the first signal wiring and the light shielding layer, and the upper portion of the light shielding layer is covered with an insulating film or a transparent conductive film.
In the liquid crystal display device according to the present invention, a liquid crystal is disposed between any of the TFT array substrates described above and a counter electrode substrate having a transparent electrode and a color filter.
[0008]
The TFT array substrate manufacturing method according to the present invention includes a step of forming a metal thin film on a transparent insulating substrate and forming a gate wiring, a light shielding layer and a gate terminal by patterning, and a gate wiring, a light shielding layer and a gate. Forming an insulating film on the terminal and at least part of the light shielding layer;And at least part of the gate terminalInsulating filmat the same timeIt is made to include the process of removing.
Also, a metal thin film such as Al or Mo is formed on a transparent insulating substrate, and a gate wiring, a light shielding layer and a gate terminal are formed by patterning, and an insulating film is formed on the gate wiring, the light shielding layer and the gate terminal. A step of forming a transparent conductive film, forming a pixel electrode by patterning, and at least part of the light shielding layerAnd at least part of the gate terminalInsulating filmat the same timeIt is designed to include the process of removing.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments in which the present invention is applied to a liquid crystal display device using a channel etching type amorphous silicon thin film transistor will be described below.
FIG. 1 is a plan view showing a gate layer of a TFT array substrate constituting the liquid crystal display device according to
In the present embodiment, the
[0010]
Hereinafter, a manufacturing method of the TFT array substrate according to the present embodiment will be described with reference to FIG. First, a metal film such as Cr is formed on the
Next, a
[0011]
Next, a metal film composed of a three-layer film having a lowermost layer of, for example, Cr or Ti of about 100 nm, a second layer of an Al-based alloy of about 300 nm, and an uppermost layer of about 50 nm of Cr is formed, and patterning and etching of the three-layer film are performed. The n + amorphous silicon film on the channel is removed by dry etching to form the
Through the above steps, a TFT array substrate as shown in FIG. 2 can be formed. In this embodiment, a three-layer film is used as the source / drain material. However, if no particular problem occurs in the wiring resistance, pixel electrode formation process, etc., a single-layer film such as Mo and Cr, a lower layer Cr, and an upper layer are used. A two-layer film such as an Al alloy may be used.
[0012]
When the TFT array substrate prepared as described above was used, a liquid crystal display device with a high aperture ratio could be manufactured with a high yield. Hereinafter, the operation of the TFT array substrate in the present embodiment will be described with reference to FIG. In the liquid crystal display device according to the present embodiment, even when a
[0013]
The second embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 5 is a plan view after completion of the array process of the TFT array substrate constituting the liquid crystal display device according to the second embodiment of the present invention. Note that the plan view of the gate layer of the TFT array substrate according to this embodiment is the same as that of the first embodiment, and therefore FIG. 1 is used. In the figure, the same and corresponding parts are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0014]
Below, the manufacturing method of the TFT array substrate in this Embodiment is demonstrated using FIG. FIG. 6 shows a BB cross section of FIG. First, a metal film such as Cr is formed on the
Next, a
[0015]
Next, the
Through the above steps, a TFT array substrate as shown in FIG. 5 can be formed. In this embodiment, a three-layer film is used as the source / drain material. However, if no particular problem occurs in the wiring resistance, pixel electrode formation process, etc., a single-layer film such as Mo and Cr, a lower layer Cr, and an upper layer are used. A two-layer film such as an Al alloy may be used.
[0016]
When the TFT array substrate prepared as described above was used, a liquid crystal display device with a high aperture ratio could be manufactured with a high yield. The operation of the TFT array substrate in the present embodiment is the same as that in the first embodiment, and defects due to short-circuiting between wires and charging of the
[0017]
The third embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 7 is a cross-sectional view showing a method of manufacturing a TFT array substrate constituting the liquid crystal display device according to
[0018]
Below, the manufacturing method of the TFT array substrate in this Embodiment is demonstrated. First, a metal film such as Cr is formed on the
Next, a
[0019]
Next, for example, a metal film of about 400 nm Cr is formed, patterning, etching of the metal film is performed, and the n + amorphous silicon film on the channel is removed by dry etching, whereby the
Through the above steps, a TFT array substrate as shown in FIG. 7E can be formed. In this embodiment, a single layer film such as Cr is used as the source / drain material. However, if there is no particular problem in the wiring resistance, pixel electrode formation process, etc., the single layer film such as Mo A three-layer film of Cr / Al-based alloy film / Cr used in the first embodiment, or a two-layer film such as a lower layer Cr or an upper layer Al-based alloy may be used.
[0020]
When the TFT array substrate prepared as described above was used, a liquid crystal display device with a high aperture ratio could be manufactured with a high yield. The operation of the TFT array substrate in the present embodiment is the same as in the first and second embodiments, and defects due to short-circuiting between wires and charging of the
[0021]
The fourth embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 8 is a plan view after completion of the array process of the TFT array substrate constituting the liquid crystal display device according to the fourth embodiment of the present invention. In the drawings, the same and corresponding parts are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0022]
Below, the manufacturing method of the TFT array substrate in this Embodiment is demonstrated using FIG. FIG. 9 shows a CC cross section of FIG. First, a metal film such as an Al alloy or Ta is formed on the
Next, the
[0023]
Next, a
Next, the
[0024]
Next, a metal film composed of a three-layer film having a lowermost layer of, for example, Cr or Ti of about 100 nm, a second layer of an Al-based alloy of about 300 nm, and an uppermost layer of about 50 nm of Cr is formed, and patterning and etching of the three-layer film are performed. The n + amorphous silicon film on the channel is removed by dry etching to form the
Through the above steps, a TFT array substrate as shown in FIG. 8 can be formed. In this embodiment, a three-layer film is used as the source / drain material. However, if no particular problem occurs in the wiring resistance, pixel electrode formation process, etc., a single-layer film such as Mo and Cr, a lower layer Cr, and an upper layer are used. A two-layer film such as an Al alloy may be used.
[0025]
When the TFT array substrate prepared as described above was used, a liquid crystal display device with a high aperture ratio could be manufactured with a high yield. The operation of the TFT array substrate in the present embodiment is the same as that in the first to third embodiments, and defects due to short-circuit between wires and charging of the
Further, even if the
[0026]
The fifth embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 10 is a plan view showing a gate layer of a TFT array substrate constituting the liquid crystal display device according to
The TFT array substrate in this embodiment is electrically connected to the gate electrode and the wiring 2.Capacitance is formed by overlapping the pixel electrode 9The light-
[0027]
Below, the manufacturing method of the TFT array substrate in this Embodiment is demonstrated using FIG. First, a metal film such as Cr is formed on the
Through the above steps, a TFT array substrate as shown in FIG. 12B and FIG. 11 can be formed. In this embodiment, a three-layer film is used as the source / drain material. However, if no particular problem occurs in the wiring resistance, pixel electrode formation process, etc., a single-layer film such as Mo and Cr, a lower layer Cr, and an upper layer are used. A two-layer film such as an Al alloy may be used.
[0028]
When the TFT array substrate prepared as described above was used, a liquid crystal display device with a high aperture ratio could be manufactured with a high yield. The operation of the TFT array substrate in the present embodiment will be described below with reference to FIG. In the liquid crystal display device according to the present embodiment, even when a
[0029]
Further, in the present embodiment, since the
[0030]
The sixth embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 14 is a plan view showing the gate layer of the TFT array substrate constituting the liquid crystal display device according to
The TFT array substrate in the present embodiment has a
[0031]
Hereinafter, a manufacturing method of the TFT array substrate in the present embodiment will be described with reference to FIG. First, a metal film such as Cr is formed on the
Through the above steps, a TFT array substrate as shown in FIGS. 12B and 15 can be formed. In this embodiment, a three-layer film is used as the source / drain material. However, if no particular problem occurs in the wiring resistance, pixel electrode formation process, etc., a single-layer film such as Mo and Cr, a lower layer Cr, and an upper layer are used. A two-layer film such as an Al alloy may be used.
[0032]
When the TFT array substrate prepared as described above was used, a liquid crystal display device with a high aperture ratio could be manufactured with a high yield. Hereinafter, the operation of the TFT array substrate in the present embodiment will be described with reference to FIG. In the liquid crystal display device according to the present embodiment, even when a
[0033]
Further, in the present embodiment, even when the disconnection 19 as shown in FIG. 16 occurs in the gate electrode and the
[0034]
In the first to sixth embodiments, a liquid crystal display device using a channel etching type amorphous silicon thin film transistor has been described. However, the present invention is also applied to a liquid crystal display device using a channel protective film type amorphous silicon thin film transistor. And similar effects can be obtained.
[0035]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in the liquid crystal display device using the method of forming the light shielding layer on the TFT array substrate side,Made of the same material as the gate electrode and wiringThe shading layer,Arrange the gate electrode and adjacent source lines so that they do not overlap with each other.Since it is electrically separated from the gate electrode and electrically connected to the pixel electrode, it is possible to greatly reduce the occurrence of linear display defects due to disconnection or short-circuiting of the gate wiring, and display by charging the light shielding layer. Since display defects in a wide area within the surface can be prevented, a liquid crystal display device with a high aperture ratio can be manufactured with a high yield.
[0036]
In addition, the step of removing at least a part of the insulating film on the light shielding layer made of the same material as the gate wiring is performed simultaneously with the step of removing the insulating film on the gate terminal. It is not necessary to add a process, and it can be easily manufactured at the same level as the conventional cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a gate layer of a TFT array substrate according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing a TFT array substrate according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a manufacturing method of the TFT array substrate according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram for explaining the operation of the TFT array substrate according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a plan view showing a TFT array substrate according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a manufacturing method of a TFT array substrate according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a manufacturing method of a TFT array substrate according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a plan view showing a TFT array substrate according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a cross-sectional view showing a method of manufacturing a TFT array substrate according to the fourth embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a plan view showing a gate layer of a TFT array substrate according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a plan view showing a TFT array substrate according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a cross-sectional view showing a method of manufacturing a TFT array substrate that is a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a diagram for explaining the operation of the TFT array substrate according to the fifth embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a plan view showing a gate layer of a TFT array substrate according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a plan view showing a TFT array substrate according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a diagram illustrating the operation of the TFT array substrate according to the sixth embodiment of the present invention.
FIG. 17 is a plan view showing a TFT array substrate provided with a conventional light shielding layer.
FIG. 18 is a plan view showing a gate layer of a TFT array substrate provided with a conventional light shielding layer.
FIG. 19 is a cross-sectional view showing a conventional method of manufacturing a TFT array substrate provided with a light shielding layer.
FIG. 20 is a diagram illustrating a problem of a TFT array substrate provided with a conventional light shielding layer.
FIG. 21 is a plan view showing a TFT array substrate provided with another conventional light shielding layer.
[Explanation of symbols]
1 glass substrate, 2 gate electrode and wiring, 3, 17 light shielding layer,
4 Silicon nitride film, 5 Amorphous silicon film,
6 n + type amorphous silicon film, 7, 8, 15 contact hole,
9 pixel electrode, 10 terminal electrode, 11 drain electrode,
12 source electrode and wiring, 13 insulating film, 14 pattern defect,
16 Anodized film, 18 redundant wiring, 19 breakage.
Claims (9)
上記第一の信号配線と交差する複数本の第二の信号配線、
上記第一の信号配線相互間の上記第二の信号配線と重なることなく隣接する位置に配置され、上記第一の信号配線と同一材料よりなる遮光層、
上記第一の信号配線と上記第二の信号配線の各交点に設けられた薄膜トランジスタに接続された透明導電膜よりなる画素電極、
上記第一の信号配線及び上記第二の信号配線に外部信号を入力する端子部を備え、上記遮光層は、上記第一の信号配線と電気的に分離され、且つ上記画素電極と電気的に接続されていることを特徴とするTFTアレイ基板。A plurality of first signal wires formed in a row on a transparent insulating substrate;
A plurality of second signal wires crossing the first signal wires;
A light-shielding layer made of the same material as the first signal wiring, disposed at a position adjacent to the second signal wiring between the first signal wirings without overlapping .
A pixel electrode made of a transparent conductive film connected to a thin film transistor provided at each intersection of the first signal wiring and the second signal wiring;
A terminal portion for inputting an external signal to the first signal wiring and the second signal wiring; and the light shielding layer is electrically separated from the first signal wiring and electrically connected to the pixel electrode. A TFT array substrate characterized by being connected.
上記第一の信号配線と交差する複数本の第二の信号配線、
上記第一の信号配線相互間の上記第二の信号配線に隣接する位置に配置され、上記第一の信号配線と同一材料よりなる遮光層、
上記第一の信号配線と上記第二の信号配線の各交点に設けられた薄膜トランジスタに接続された透明導電膜よりなる画素電極、
上記第一の信号配線及び上記第二の信号配線に外部信号を入力する端子部を備え、上記遮光層は、上記第一の信号配線と電気的に接続され上記画素電極と重なることにより容量を形成する部分と、上記第一の信号配線と電気的に分離され、且つ上記画素電極と電気的に接続された部分を有することを特徴とするTFTアレイ基板。A plurality of first signal wires formed in a row on a transparent insulating substrate;
A plurality of second signal wires crossing the first signal wires;
A light shielding layer made of the same material as the first signal wiring, disposed at a position adjacent to the second signal wiring between the first signal wirings;
A pixel electrode made of a transparent conductive film connected to a thin film transistor provided at each intersection of the first signal wiring and the second signal wiring;
A terminal portion for inputting an external signal to the first signal wiring and the second signal wiring is provided, and the light shielding layer is electrically connected to the first signal wiring and overlaps with the pixel electrode to increase capacitance. A TFT array substrate comprising: a portion to be formed; and a portion electrically isolated from the first signal wiring and electrically connected to the pixel electrode.
上記ゲート配線、遮光層及びゲート端子上に絶縁膜を形成する工程、
上記遮光層上の少なくとも一部および上記ゲート端子上の少なくとも一部の上記絶縁膜を同時に除去する工程を含むことを特徴とするTFTアレイ基板の製造方法。Forming a metal thin film on a transparent insulating substrate and forming a gate wiring, a light shielding layer and a gate terminal by patterning;
Forming an insulating film on the gate wiring, the light shielding layer and the gate terminal;
A method of manufacturing a TFT array substrate, comprising the step of simultaneously removing at least a part of the light shielding layer and at least a part of the insulating film on the gate terminal .
上記ゲート配線、遮光層及びゲート端子上に絶縁膜を形成する工程、
透明導電膜を成膜し、パターニングにより画素電極を形成する工程、
上記遮光層上の少なくとも一部および上記ゲート端子上の少なくとも一部の上記絶縁膜を同時に除去する工程を含むことを特徴とするTFTアレイ基板の製造方法。Forming a metal thin film such as Al or Mo on a transparent insulating substrate and forming a gate wiring, a light shielding layer and a gate terminal by patterning;
Forming an insulating film on the gate wiring, the light shielding layer and the gate terminal;
Forming a transparent conductive film and forming a pixel electrode by patterning;
A method of manufacturing a TFT array substrate, comprising the step of simultaneously removing at least a part of the light shielding layer and at least a part of the insulating film on the gate terminal .
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