JP3906097B2 - Ferrule for optical fiber - Google Patents
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、光通信等に使用される、光ファイバ用フェルールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光通信などの光信号処理に用いられる光ファイバを固定するための光ファイバ用フェルールは、光ファイバ同士を接続するために用いられる光コネクタもしくは半導体レーザと光ファイバ等から構成される半導体レーザモジュール等に用いられている。
【0003】
例えば、光コネクタは図4に示す側面図のように、ジルコニアセラミックス等からなる光ファイバ用フェルール21(以降フェルールと称す)の貫通孔24に石英からなるシングルモード光ファイバを挿通し接着固定した後、面取り部22及び該面取り部に連続する球面状部に研磨加工した先端部23を、りん青銅等からなる割スリーブ14に挿入して他のフェルール21の先端部23に当接させて光接続する仕組みである。
【0004】
上記フェルール21においては割スリーブ14への挿入性をよくするため、先端部23の外周に面取り部22が形成されている。
【0005】
このフェルール21の面取り部22は、図5に示すようにフェルール21となる円筒状セラミック体27を回転させ、その先端部に円柱状のダイヤモンド砥石31を円筒状セラミック体27の軸方向に対して角度θを20〜60°傾けて回転させながら接触させることによって研磨加工されており、得られたフェルール21の面取り部22は円錐台状を成し、砥石31の研削痕であるツールマーク22Aが軸方向に対して直角に形成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の光ファイバ用フェルール21では、先端部23を図4に示すような加工方法によって形成するため、加工によるツールマーク22Aが軸方向に対して直角に形成されている。そのため、光コネクタとして用いる場合、例えばりん青銅等からなる割スリーブ14に挿入して他のフェルールの先端部と当接させる際、上記ツールマーク22Aにより割スリーブ14に傷を付けてしまい、フェルール21の外周面に割スリーブ14の黒い削りカスが付着し、光ファイバの先端面にもその削りカスが付着してしまい、接続損失が悪化するという欠点を有していた。また、繰り返し挿抜にて割スリーブ14の円筒度及び真直度を悪化させてしまい、接続損失が安定しないという欠点を有していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記に鑑みて本発明の光ファイバ用フェルールは、フェルールの軸方向に光ファイバを収納するための貫通孔を有する円筒状のセラミック製光ファイバ用フェルールであって、
前記フェルールの先端部は、外周に形成された円錐台状の面取り部と、該面取り部に
連続する球面状部とを有しており、該面取り部のツールマークが前記軸方向に対して略平行に形成されていることを特徴とするものである。
【0010】
本発明の光ファイバ用フェルールによれば、先端部の外周に円錐台状の面取り部を有し、該面取り部のツールマークが軸方向に対して略平行に形成されていることから、フェルールを割スリーブに挿入する方向と面取り部のツールマークの方向が同一方向であるため、割スリーブを削ることがなく、スムーズに且つ正確に挿入でき、接続損失を小さなものとすることができ、繰り返し装着時においても割スリーブにカケやキズが発生することを有効に防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面によって説明する。
【0014】
図1は本発明の光コネクタ用フェルール1(以下フェルール1と称す)の一実施形態を示す側面図である。
【0015】
本発明のフェルール1は、軸方向Bに光ファイバを収納するための貫通孔4が形成されており、先端部3は面取り部2と該面取り部2に連続する球面状部からなる略凸球面を有している。他方、後端部6には円錐台形状である光ファイバ挿入部5が形成されている。
【0016】
上記面取り部2は、一定のテーパを有する円錐台状をなしており、フェルールの軸方向に対して略平行にツールマーク2Aが形成されていることが重要である。
【0017】
なお、上記ツールマーク2Aとはフェルール1の面取り部2を加工する際に用いる砥石の研削痕を示すものである。
【0018】
上記面取り部2のツールマーク2Aは、このフェルール1を光コネクタとして用いる場合、先端部3より割スリーブに挿入する方向と面取り部2のツールマーク2Aの方向が同一方向であるため、割スリーブを削ることがなく、スムーズに且つ正確に挿入でき、接続損失を小さなものとすることができる。
【0021】
なお、上記面取り部2の母線B、即ちテーパ角度は20〜60°とすることが好ましく、フェルール1を割スリーブに挿入する際、スムーズに挿入することができる。テーパ角度が20°未満もしくは60°を超える場合、挿入途中で一旦引っ掛かりがあり、フェルール1および割スリーブや光コネクタのハウジングに悪い影響を与える恐れがある。
【0022】
上記フェルール1を形成する材料は、ジルコニア、アルミナ、窒化ケイ素、炭化ケイ素等のセラミックスからなり、特にジルコニアを主成分とするセラミックスを用いることが好ましい。
【0023】
具体的には、ZrO2を主成分とし、安定剤としてY2O3、MgO、CaO、CeO2、Dy2O3等の一種以上を含有するもので、正方晶の結晶を主体とした部分安定化ジルコニアセラミックスを用いる。また、このようなジルコニアセラミックスからなるフェルール1を製造する場合は、上記の原料粉末を用い、押出成形や射出成形もしくはプレス成形等で所定形状に成形した後、焼成することによって得られる。
【0024】
このジルコニアセラミックスは、平均結晶粒径が0.1〜1.0μmであり、かつ気孔率が3%以下であるものを適用できる。ここで平均結晶粒径が1.0μmを越えると結晶間の空隙が大きくなり良好な外周面が得られず、又原料混合時ボールミル等で粉砕を行う時に安定して0.1μm以下に粒度を調整することが困難であり、焼成後は結晶が粒成長するため更に径が大きくなるために0.1μm以上とした。気孔率はフェルール1の中に含まれる空隙の割合を百分率であらわしたもので3%を越えると気孔部分が面粗さを悪化させてしまうことになる。
【0025】
このフェルール1はシングルモード、マルチモード共に適用できる。
【0026】
次に、本発明の光ファイバ用フェルールの面取り部2の加工方法について図2を用いて説明する。
【0027】
図2(a)は、フェルール1の加工方法を示す装置の概略正面図である。
【0028】
先ず、フェルール1となる所定のセラミック原料からなり、貫通孔4となる孔を有する複数の円筒状セラミック体7をキャリア8の外周側に形成された溝に固定し、キャリア8を回転させる。
【0029】
上記キャリア8の下部にはベルト10が設けられており、このベルト10はキャリア8の外側の固定支点9に取り付けられ、円筒状セラミック体7を保持及び回転させる作用をなす。ダイヤモンド砥石11は、R形状付ダイヤモンド砥石であり、これを円筒状セラミック体7の軸方向に対して直角方向の駆動軸により回転させ加工する。
【0030】
同図(b)は、キャリア8の部分正面図である。
【0031】
キャリア8は円筒状セラミック体7を保持する溝を有し、キャリア8に円筒状セラミック体7が連続供給され加工位置まで運ぶ作用をなす。
【0032】
円筒状セラミック体7は動輪13によって回転させられ、スリップを防止するためベルト10によって固定される。このベルト10に円筒状セラミック体7が接触している。ベルト10の巾はキャリア8の巾と同一もしくは細いものを使用する。
【0033】
同図(c)は、キャリア8の部分側面図である。
【0034】
キャリア8の内部に動輪13があり、このキャリア8と動輪13を同軸上で回転させる構造となっており、キャリア8を動輪13より遅く回転させることによって、円筒状セラミック体7を回転させながらベルト10により円筒状セラミック体7が保持される。
【0035】
同図(d)は、同図(a)の側面図である。
【0036】
円筒状セラミック体7はキャリア8の下部へ移動し、軸方向に対して直角方向の駆動軸により回転されたダイヤモンド砥石11と接触する。この接触した研削点12がフェルール1の面取り部2の母線Bの角度を決定する。これは、円筒状セラミック体7の面取り部2の大きさに対して、ダイヤモンド砥石11が非常に大きく、このダイヤモンド砥石11の近似接線が面取り部2を形成するため、研削点12の位置によりフェルール1の面取り部2の母線Bの角度を決定する。この加工により、得られたフェルール1の面取り部2には面取り部2の軸方向と平行にツールマーク2Aが形成される。
【0037】
このようにして得られたフェルール1は、光コネクタとして用いる場合において、フェルール1を先端部3より割スリーブに挿入する方向と面取り部2のツールマーク2Aの方向が同一方向であるため、割スリーブを削ることがなく、スムーズに且つ正確に挿入でき、割スリーブの反対側より挿入された他のフェルールの光ファイバとの接続損失を小さなものとすることができる。また、繰り返し装着時においても割スリーブにカケ、傷等が発生することはなく、接続損失の増加を低減させることができる。
【0038】
なお、本発明の光ファイバ用フェルールは上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば種々の変更が可能である。
【0039】
【実施例】
次いで、本発明の実施例を示す。
【0040】
図1に示すようなジルコニアセラミックスからなり、面取り部のツールマークがフェルールの軸方向に平行に形成された試料、及び従来例として図4に示すようなツールマークが軸方向に直角に形成された試料を各10個づつ準備し、100回の繰り返し挿抜を行い試験前後の接続損失値を確認した。
【0041】
フェルール試料の外径D=φ2.5mm、長さL=10.5mm、貫通孔d=φ0.126mmとし、先端部の最終研磨仕上げの曲率半径を18mmとした。
【0042】
その結果を図3に示す。
【0043】
なお、図3中の値は10個の平均値である。
【0044】
図3の結果より、従来例である面取り部のツールマークがフェルールの軸方向に直角に形成された試料は、割スリーブに傷を付けてしまい、その削りカスがフェルールに付着し、接続損失を0.6dB程度まで悪化させる。
【0045】
これに対し、面取り部のツールマークがフェルールの軸方向に略平行に形成された試料は、割スリーブに傷を付けることなく、安定した挿入性を得られ、接続損失が0.2dB以下と小さくできることがわかった。
【0046】
【発明の効果】
本発明の光ファイバ用フェルールによれば、フェルールの先端部は、外周に形成された円錐台状の面取り部と、該面取り部に連続する球面状部とを有しており、該面取り部のツールマークが前記軸方向に対して略平行に形成されていることから、フェルールを割スリーブに挿入する方向と面取り部のツールマークの方向が同一方向であるため、割スリーブを削ることがなく、スムーズに且つ正確に挿入でき、接続損失を小さなものとすることができ、繰り返し装着時においても割スリーブにカケやキズが発生することを有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ用フェルールの一実施形態を示す側面図である。
【図2】(a)〜(d)は本発明の光ファイバ用フェルールの加工方法を示す説明図である。
【図3】繰り返し挿抜試験結果を示す図である。
【図4】従来の光ファイバ用フェルールを示す側面図である。
【図5】従来の光ファイバ用フェルールの加工方法を示す概略図である。
【符号の説明】
1:フェルール
2:面取り部
2A:ツールマーク
3:先端部
4:貫通孔
5:光ファイバ挿入部
6:後端部
7:円柱状セラミック体
8:キャリア
9:固定支点
10:ベルト
11:ダイヤモンド砥石
12:研削点
13:動輪
14:割スリーブ[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention is used for optical communication or the like, and relates to the optical fiber ferrule.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, an optical fiber ferrule for fixing an optical fiber used for optical signal processing such as optical communication is an optical connector used for connecting optical fibers or a semiconductor laser composed of a semiconductor laser and an optical fiber, etc. Used for modules.
[0003]
For example, as shown in the side view of FIG. 4, the optical connector is formed by inserting a single mode optical fiber made of quartz into a through-
[0004]
In the
[0005]
As shown in FIG. 5, the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In view of the above, the ferrule for an optical fiber of the present invention is a cylindrical ceramic optical fiber ferrule having a through hole for accommodating the optical fiber in the axial direction of the ferrule,
The tip of the ferrule has a frustoconical chamfer formed on the outer periphery, and the chamfer
It has a continuous spherical section, and is characterized in that the tool marks chamfered portion is substantially formed parallel to the axial direction.
[0010]
According to the ferrule for an optical fiber of the present invention, since the frustoconical chamfered portion is formed on the outer periphery of the tip portion, and the tool mark of the chamfered portion is formed substantially parallel to the axial direction, Since the direction to insert into the split sleeve and the direction of the tool mark on the chamfer are the same direction, the split sleeve can be inserted smoothly and accurately without shaving, connection loss can be reduced, and repeated mounting Even at times, it is possible to effectively prevent cracks and scratches from occurring in the split sleeve.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0014]
FIG. 1 is a side view showing an embodiment of an optical connector ferrule 1 (hereinafter referred to as ferrule 1) according to the present invention.
[0015]
In the
[0016]
The chamfered portion 2 has a truncated cone shape having a certain taper, and it is important that the tool mark 2A is formed substantially parallel to the axial direction of the ferrule .
[0017]
The tool mark 2A indicates a grinding mark of a grindstone used when the chamfered portion 2 of the
[0018]
When the
[0021]
In addition, it is preferable that the bus-line B of the said chamfer part 2, ie, a taper angle, shall be 20-60 degrees, and when inserting the
[0022]
The material forming the
[0023]
Specifically, ZrO 2 as a main component and a stabilizer containing one or more of Y 2 O 3 , MgO, CaO, CeO 2 , Dy 2 O 3 and the like, and a portion mainly composed of tetragonal crystals Stabilized zirconia ceramics are used. Moreover, when manufacturing the
[0024]
As this zirconia ceramics, those having an average crystal grain size of 0.1 to 1.0 μm and a porosity of 3% or less can be applied. Here, when the average crystal grain size exceeds 1.0 μm, voids between the crystals become large and a good outer peripheral surface cannot be obtained, and the particle size is stably reduced to 0.1 μm or less when pulverizing with a ball mill or the like when mixing raw materials. It is difficult to adjust, and after firing, the crystal grows and the diameter further increases. The porosity represents the percentage of voids contained in the
[0025]
This
[0026]
Next, a method for processing the chamfered portion 2 of the ferrule for optical fiber of the present invention will be described with reference to FIG.
[0027]
FIG. 2A is a schematic front view of an apparatus showing a method for processing the
[0028]
First, a plurality of cylindrical ceramic bodies 7 made of a predetermined ceramic raw material to be the
[0029]
A
[0030]
FIG. 2B is a partial front view of the carrier 8.
[0031]
The carrier 8 has a groove for holding the cylindrical ceramic body 7, and the cylindrical ceramic body 7 is continuously supplied to the carrier 8 to carry it to the processing position.
[0032]
The cylindrical ceramic body 7 is rotated by a moving wheel 13 and is fixed by a
[0033]
FIG. 3C is a partial side view of the carrier 8.
[0034]
There is a driving wheel 13 inside the carrier 8, and the carrier 8 and the driving wheel 13 are coaxially rotated. By rotating the carrier 8 slower than the driving wheel 13, the belt is rotated while the cylindrical ceramic body 7 is rotated. The cylindrical ceramic body 7 is held by 10.
[0035]
FIG. 4D is a side view of FIG.
[0036]
The cylindrical ceramic body 7 moves to the lower part of the carrier 8 and comes into contact with the
[0037]
When the
[0038]
In addition, the ferrule for optical fibers of this invention is not limited to the above-mentioned embodiment, A various change is possible if it is a range which does not deviate from the summary of this invention.
[0039]
【Example】
Next, examples of the present invention will be described.
[0040]
A sample made of zirconia ceramics as shown in FIG. 1 and having a chamfered tool mark formed parallel to the axial direction of the ferrule, and as a conventional example, a tool mark as shown in FIG. 4 was formed perpendicular to the axial direction. Ten samples were prepared for each, and the connection loss value before and after the test was confirmed by repeatedly inserting and removing 100 times.
[0041]
The ferrule sample had an outer diameter D = φ2.5 mm, a length L = 10.5 mm, a through hole d = φ0.126 mm, and a radius of curvature of the final polishing finish at the tip was 18 mm.
[0042]
The result is shown in FIG.
[0043]
In addition, the value in FIG. 3 is an average value of ten pieces.
[0044]
From the result of FIG. 3, the sample in which the tool mark of the chamfered portion, which is a conventional example, is formed at right angles to the axial direction of the ferrule, scratches the split sleeve, and the shavings adhere to the ferrule, resulting in connection loss. Deteriorate to about 0.6 dB.
[0045]
On the other hand, a sample in which the tool mark of the chamfered part is formed substantially parallel to the axial direction of the ferrule can obtain stable insertion without damaging the split sleeve, and the connection loss is as small as 0.2 dB or less. I knew it was possible.
[0046]
【The invention's effect】
According to the ferrule for an optical fiber of the present invention, the tip of the ferrule has a frustoconical chamfered portion formed on the outer periphery and a spherical portion continuous to the chamfered portion. since the tool mark is substantially formed parallel to the axial direction, since the direction of the tool mark direction and the chamfered portion for inserting a ferrule into the split sleeve in the same direction, without cutting the split sleeve, It can be inserted smoothly and accurately, the connection loss can be reduced, and it is possible to effectively prevent the split sleeve from being cracked or scratched even during repeated mounting.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing an embodiment of an optical fiber ferrule of the present invention.
FIGS. 2A to 2D are explanatory views showing a method for processing a ferrule for an optical fiber according to the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing results of repeated insertion / extraction tests.
FIG. 4 is a side view showing a conventional ferrule for an optical fiber.
FIG. 5 is a schematic view showing a conventional method for processing a ferrule for an optical fiber.
[Explanation of symbols]
1: Ferrule 2: Chamfered portion 2A: Tool mark 3: Tip portion 4: Through hole 5: Optical fiber insertion portion 6: Rear end portion 7: Columnar ceramic body 8: Carrier 9: Fixed fulcrum 10: Belt 11: Diamond grindstone 12: Grinding point 13: Driving wheel 14: Split sleeve
Claims (1)
前記フェルールの先端部は、外周に形成された円錐台状の面取り部と、該面取り部に
連続する球面状部とを有しており、該面取り部のツールマークが前記軸方向に対して略平行に形成されていることを特徴とする光ファイバ用フェルール。A cylindrical ceramic optical fiber ferrule having a through hole for accommodating an optical fiber in the axial direction of the ferrule,
The tip of the ferrule has a frustoconical chamfer formed on the outer periphery, and the chamfer
A ferrule for an optical fiber, characterized in that the tool mark of the chamfered portion is formed substantially parallel to the axial direction.
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