JP3904887B2 - ライナリング及びその製造方法、及び遠心ポンプ - Google Patents

ライナリング及びその製造方法、及び遠心ポンプ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠心ポンプに係り、特にケーシング内部で流体が高圧部から低圧部に漏洩することを防止するライナリングを有する遠心ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、密封型の遠心ポンプのケーシングの内部には、高圧部と低圧部があり、固定側のケーシングと羽根車との間には、羽根車で昇圧された流体が低圧側へ漏れることを防止するために、ケーシングと羽根車との間に一種の絞りを形成するライナリングが配置される。
【0003】
このようなライナリングの1つとして、フローティング型ライナリングが知られている。このフローティング型ライナリングは、ライナリングホルダとライナリングカバーとの間に形成される収納空間にリング状のライナリング本体を収容したものである。ライナリングホルダとライナリングカバーとは外周部において互いに接合されるが、従来のフローティング型ライナリングにおいては、ライナリングホルダとライナリングカバーとが抵抗溶接によって接合されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のライナリングの製造方法では、ライナリングホルダ及びライナリングカバーのプレス工程の後、ライナリングホルダ及びライナリングカバーの抵抗溶接工程に移行する必要がある。従って、スムーズな作業を実現することができず、複数の工程が存在することによって製造コストが高くなってしまう。また、抵抗溶接工程において使用される溶接機は環境負荷が大きいという問題点があった。
【0005】
また、不要となったポンプを廃棄処分する場合には、環境負荷への配慮から分別廃棄が望まれるため、ライナリングも有機高分子材料からなるライナリング本体と金属製のライナリングホルダ及びライナリングカバーとに分別廃棄する必要がある。しかしながら、上述したようにライナリングホルダとライナリングカバーとが抵抗溶接により接合されているため、分別廃棄するときにライナリングホルダとライナリングカバーとを分解するための専用の工具が必要となる。
【0006】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、製造作業をスムーズにして製造コストを低減することができ、また環境負荷の小さいライナリングの製造方法を提供することを目的とする。また、本発明は、上述の製造方法により製造され、専用の工具を用いることなく簡単に分解して分別廃棄することができるライナリング及び該ライナリングを有する遠心ポンプを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような従来技術における問題点を解決するために、本発明の第1の態様は、ライナリングホルダとライナリングカバーとの間に形成される収納空間にライナリング本体を収容したライナリングを製造する方法であって、上記ライナリング本体を上記ライナリングホルダと上記ライナリングカバーとの間に形成される収納空間に収納し、上記ライナリングホルダ及び上記ライナリングカバーの外周部の少なくとも一部に剪断加工によりかしめ部を形成して、上記ライナリングホルダと上記ライナリングカバーとを互いに接合することを特徴としている。
【0008】
また、本発明の他の第2の態様は、ライナリングホルダとライナリングカバーとの間に形成される収納空間にライナリング本体を収容したライナリングを製造する方法であって、上記ライナリングホルダ及び上記ライナリングカバーの一方には突起を形成し、他方には上記突起が嵌合する孔を形成し、上記突起を上記孔に嵌合させた状態で、上記ライナリング本体を上記ライナリングホルダと上記ライナリングカバーとの間に形成される収納空間に収納し、上記孔に嵌合させた突起を圧入することによりかしめ部を形成して、上記ライナリングホルダと上記ライナリングカバーとを互いに接合することを特徴としている。
【0009】
本発明の第3の態様は、ライナリングホルダとライナリングカバーとの間に形成される収納空間にライナリング本体を収容したライナリングであって、上記ライナリングホルダ及び上記ライナリングカバーの外周部の少なくとも一部に剪断加工によりかしめ部を形成して、上記ライナリングホルダと上記ライナリングカバーとを互いに接合したことを特徴としている。
【0010】
本発明の第4の態様は、ライナリングホルダとライナリングカバーとの間に形成される収納空間にライナリング本体を収容したライナリングであって、上記ライナリングホルダ及び上記ライナリングカバーの一方には突起を形成し、他方には上記突起が嵌合する孔を形成し、上記孔に嵌合させた突起を圧入することによりかしめ部を形成して、上記ライナリングホルダと上記ライナリングカバーとを互いに接合したことを特徴としている。
【0011】
本発明の第1及び第3の態様によれば、ライナリングホルダ及びライナリングカバーの外周部に剪断加工によりかしめ部を形成し、ライナリングホルダとライナリングカバーとを互いに接合することができる。また、本発明の第2及び第4の態様によれば、ライナリングホルダ及びライナリングカバーの外周部に圧入加工によりかしめ部を形成し、ライナリングホルダとライナリングカバーとを互いに接合することができる。このようなかしめ工程は、ライナリングホルダ又はライナリングカバーのどちらかのプレス工程内の一工程として行うことができるので、ライナリングの製造の作業がスムーズになる。また、ライナリングを単一の工程で製造することが可能となるので製造コストを低減することができる。更に、本発明に係るライナリングの製造方法によれば、ライナリングホルダとライナリングカバーとの接合において、環境負荷の大きい溶接機を用いる必要がなくなる。
【0012】
また、上述のようにして製造されたライナリングは、かしめによって互いに接合されているため、ドライバー等の先端が鋭利な楔状の汎用工具を用いることによって簡単に分解することができ、専用の工具を用いることなく分別廃棄ができる。
【0013】
本発明の第5の態様は、吸込ノズル及び吐出ノズルを有するケーシングを備え、上記ケーシング内に回転自在な主軸に固着された羽根車を配置し、上述したライナリングを上記ケーシングと上記羽根車との間に配置したことを特徴とする遠心ポンプである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るライナリングを有する遠心ポンプの実施形態について図1乃至図6を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の第1の実施形態のライナリングを有する遠心ポンプを示す断面図である。図1に示すように、本実施形態の遠心ポンプは、低圧側の吸込ノズル10aと高圧側の吐出ノズル10bとを有するケーシング10を備えている。このケーシング10の背面開口部は、ケーシングカバー12で覆われており、ケーシング10とケーシングカバー12との間には、外周部にスパイラル部14を有する渦巻き室16が形成されている。
【0016】
また、ケーシング10とケーシングカバー12には、互いに嵌合する嵌合用内径部と嵌合用外径部からなるいんろう部18が設けられており、このいんろう部18を介してケーシング10とケーシングカバー12の同軸度が確保される。
【0017】
回転自在な主軸20の端部には、羽根車22が固着されており、羽根車22が主軸20と一体に回転するようになっている。この羽根車22はケーシング10の渦巻き室16の内部に配置されている。なお、ケーシングカバー12と主軸20との間には、軸封装置(メカニカルシール)28が装着されている。
【0018】
スパイラル部14は、羽根車22の径方向外方に設けられている。また、ケーシング10と一体に成形された吐出しノズル10bの内部には、スパイラル部14と滑らかに連続するディフューザ部24が一体に設けられている。羽根車22から出た流体は、スパイラル部14で集められ、ディフューザ部24で減速される。このように、羽根車22で流体に遠心力が与えられ、昇圧された流体の速度エネルギー成分が有効に圧力に変換されるようになっている。
【0019】
図2は、図1のA部の拡大図である。図2に示すように、羽根車22に対向するケーシング10の内面にはライナリング収納部26が形成されており、このライナリング収納部26には、リング状のライナリング30が装着される。
【0020】
ライナリング30は、例えばテフロンやゴム等の流体の性質に合わせた有機高分子材料からなるライナリング本体40と、絞り加工等を施したライナリングホルダ50と、このライナリングホルダ50の開口端を覆う円板状のライナリングカバー60とを備えている。ライナリング本体40は、例えば摩擦抵抗が小さく摺動性の良好な樹脂やセラミックスであってもよい。ライナリングホルダ50及びライナリングカバー60は、ステンレススチール等の板材からプレス成形されたものである。
【0021】
ライナリングホルダ50とライナリングカバー60とは、後述する方法により外周部で互いに接合されており、ライナリング本体40は、ライナリングホルダ50とライナリングカバー60とにより形成された収納空間に収納されている。また、ライナリングホルダ50は、上述したケーシング10のライナリング収納部26に固着されている。
【0022】
このような構成の遠心ポンプにおいて、主軸20と一体に羽根車22が回転し、この羽根車22の回転に伴って、取扱液は吸込ノズル10aからケーシング10内に吸込まれ、羽根車22で昇圧されて吐出しノズル10bから順次吐出される。このとき、ライナリング30の背面には、高圧となった取扱液が作用し、ライナリング30は、ライナリング収納部26の前面側に押されて固定される。
【0023】
次に、上述したライナリング30の製造方法について図3(a)乃至図3(d)、図4(a)及び図4(b)を参照して説明する。図3(a)乃至図3(d)は本実施形態におけるライナリング30の製造工程を時系列順に示す図、図4(a)は図3(d)の平面図、図4(b)は図4(a)に示すかしめ部の部分拡大側面図である。
【0024】
まず、板金プレスによりライナリングホルダ50の中央部に凹部52を形成し、この凹部52にライナリング本体40を収納する。そして、このライナリング本体40の下面をライナリングカバー60で覆う(図3(a)及び図3(b)参照)。このようにして、ライナリングホルダ50とライナリングカバー60との間に形成される収納空間にライナリング本体40を収納する(図3(b)参照)。
【0025】
この状態で、凹部が形成されたダイス70の上に、ライナリングホルダ50及びライナリングカバー60の外周部のかしめをしようとする箇所を配置し、突起を有するポンチ72によりこのライナリングホルダ50及びライナリングカバー60の外周部を押圧する(図3(c)参照)。このように、ライナリングホルダ50及びライナリングカバー60の外周部に剪断加工によりかしめ部32を形成し、ライナリングホルダ50とライナリングカバー60とを接合することができる(図3(d)参照)。
【0026】
このかしめ工程は、ライナリングホルダ50又はライナリングカバー60のどちらかのプレス工程内の一工程として行うことができるので、ライナリング30の製造の作業がスムーズになる。また、ライナリング30を単一の工程で製造することが可能となるので製造コストを低減することができる。更に、本実施形態に係るライナリング30の製造方法によれば、ライナリングホルダ50とライナリングカバー60との接合において、環境負荷の大きい溶接機を用いる必要がない。
【0027】
本実施形態においては、図4(a)に示すように、円周方向に沿って配置された4つのかしめ部32を形成してライナリングホルダ50とライナリングカバー60とを接合しているが、かしめ部の位置及び数は任意に選択することができる。また、ライナリング30が羽根車22に接触しないのであれば(図2参照)、ライナリングホルダ50及びライナリングカバー60をかしめる方向、即ち、ポンチ72により押圧する方向を逆にしてライナリング30を製造することとしてもよい。
【0028】
上述のようにして製造されたライナリング30は、かしめによって互いに接合されているため、ライナリングホルダ50の外周端とライナリングカバー60の外周端との間にドライバー等の先端が鋭利な楔状の汎用工具を差し込み、これをねじることによって、抵抗溶接の場合よりも簡単に分解することができる。
【0029】
次に、本発明の第2の実施形態のライナリングの製造方法について図5(a)乃至図5(d)及び図6を参照して説明する。本実施形態におけるライナリング以外の構成については、上述の第1の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。図5(a)乃至図5(d)は、本実施形態におけるライナリングの製造工程を時系列順に示す図、図6は本実施形態のライナリングの製造方法によって製造したライナリングの平面図である。なお、図5(a)においては、ライナリングホルダ及びライナリングカバーの断面図と共にこれらの側面図も示してある。また、図5(c)及び図5(d)はかしめ部の部分拡大側面図である。
【0030】
まず、板金プレスによりライナリングホルダ150の中央部に凹部152を形成すると共に、下方に突出する径方向幅hの半打抜き突起154をライナリングホルダ150の外周部に形成する。また、ライナリングカバー160の上記半打抜き突起154に対応する位置には、径方向幅hの打抜き孔162を形成する。そして、ライナリングホルダ150の凹部152にライナリング本体40を収納し、ライナリングカバー160をライナリング本体40の下面を覆う(図5(a)参照)。このとき、ライナリングホルダ150の半打抜き突起154をライナリングカバー160の打抜き孔162に嵌合させる(図5(b)参照)。このようにして、ライナリングホルダ150とライナリングカバー160との間に形成される収納空間にライナリング本体40を収納する(図5(b)参照)。
【0031】
この状態で、平坦なダイス170の上に、ライナリングホルダ150及びライナリングカバー160の外周部のかしめをしようとする箇所(半打抜き突起154及び打抜き孔162が形成された部分)を配置する。そして、下方に突出するV字状の突起を有するポンチ172をライナリングホルダ150の半打抜き突起154に当接させ、この状態で上記ライナリングホルダ150及びライナリングカバー160の外周部をポンチ172により押圧する(図5(c)参照)。このように、ライナリングホルダ150及びライナリングカバー160の外周部に圧入加工によりかしめ部132を形成し、ライナリングホルダ150とライナリングカバー160とを接合することができる(図5(d)参照)。
【0032】
このかしめ工程は、ライナリングホルダ150又はライナリングカバー160のどちらかのプレス工程内の一工程として行うことができるので、ライナリング130の製造の作業がスムーズになる。また、ライナリング130を単一の工程で製造することが可能となるので製造コストを低減することができる。更に、本実施形態に係るライナリング130の製造方法によれば、ライナリングホルダ150とライナリングカバー160との接合において、環境負荷の大きい溶接機を用いる必要がない。
【0033】
また、上述のようにして製造されたライナリング130は、かしめによって互いに接合されているため、打抜き孔162にドライバー等の先端が鋭利な楔状の汎用工具を差し込み、ライナリングホルダ150の半打抜き突起154を打抜き孔162から取り外すことによって、抵抗溶接の場合よりも簡単に分解することができる。
【0034】
本実施形態においては、図6に示すように、円周方向に沿って配置された4つのかしめ部132を形成してライナリングホルダ150とライナリングカバー160とを接合しているが、かしめ部の位置及び数は任意に選択することができる。また、本実施形態では、ライナリングホルダ150に半打抜き突起154を、ライナリングカバー160に打抜き孔162をそれぞれ形成した例を説明したが、これとは逆に、ライナリングホルダ150に打抜き孔を、ライナリングカバー160に半打抜き突起を形成することとしてもよい。
【0035】
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、ライナリングホルダ及びライナリングカバーの外周部に剪断加工によりかしめ部を形成し、ライナリングホルダとライナリングカバーとを接合することができる。あるいは、ライナリングホルダ及びライナリングカバーの外周部に圧入加工によりかしめ部を形成し、ライナリングホルダとライナリングカバーとを接合することができる。このようなかしめ工程は、ライナリングホルダ又はライナリングカバーのどちらかのプレス工程内の一工程として行うことができるので、ライナリングの製造の作業がスムーズになる。また、ライナリングを単一の工程で製造することが可能となるので製造コストを低減することができる。更に、本発明に係るライナリングの製造方法によれば、ライナリングホルダとライナリングカバーとの接合において、環境負荷の大きい溶接機を用いる必要がなくなる。
【0037】
また、上述のようにして製造されたライナリングは、かしめによって互いに接合されているため、ドライバー等の先端が鋭利な楔状の汎用工具を用いることによって簡単に分解することができ、専用の工具を用いることなく分別廃棄ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるライナリングを有する遠心ポンプを示す断面図である。
【図2】図1のA部の拡大図である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるライナリングの製造工程を時系列順に示す図である。
【図4】図4(a)は図3(d)の平面図、図4(b)は図4(a)に示すかしめ部の部分拡大側面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態におけるライナリングの製造工程を時系列順に示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における製造工程により製造されたライナリングを示す平面図である。
【符号の説明】
10 ケーシング
10a 吸込ノズル
10b 吐出ノズル
12 ケーシングカバー
14 スパイラル部
16 渦巻き室
18 いんろう部
20 主軸
22 羽根車
24 ディフューザ部
26 ライナリング収納部
30 ライナリング
32,132 かしめ部
40 ライナリング本体
50,150 ライナリングホルダ
52,152 凹部
60,160 ライナリングカバー
70,170 ダイス
72,172 ポンチ

Claims (5)

  1. ライナリングホルダとライナリングカバーとの間に形成される収納空間にライナリング本体を収容したライナリングを製造する方法であって、
    前記ライナリング本体を前記ライナリングホルダと前記ライナリングカバーとの間に形成される収納空間に収納し、
    前記ライナリングホルダ及び前記ライナリングカバーの外周部の少なくとも一部に剪断加工によりかしめ部を形成して、前記ライナリングホルダと前記ライナリングカバーとを互いに接合することを特徴とするライナリングの製造方法。
  2. ライナリングホルダとライナリングカバーとの間に形成される収納空間にライナリング本体を収容したライナリングを製造する方法であって、
    前記ライナリングホルダ及び前記ライナリングカバーの一方には突起を形成し、他方には前記突起が嵌合する孔を形成し、
    前記突起を前記孔に嵌合させた状態で、前記ライナリング本体を前記ライナリングホルダと前記ライナリングカバーとの間に形成される収納空間に収納し、
    前記孔に嵌合させた突起を圧入することによりかしめ部を形成して、前記ライナリングホルダと前記ライナリングカバーとを互いに接合することを特徴とするライナリングの製造方法。
  3. ライナリングホルダとライナリングカバーとの間に形成される収納空間にライナリング本体を収容したライナリングであって、
    前記ライナリングホルダ及び前記ライナリングカバーの外周部の少なくとも一部に剪断加工によりかしめ部を形成して、前記ライナリングホルダと前記ライナリングカバーとを互いに接合したことを特徴とするライナリング。
  4. ライナリングホルダとライナリングカバーとの間に形成される収納空間にライナリング本体を収容したライナリングであって、
    前記ライナリングホルダ及び前記ライナリングカバーの一方には突起を形成し、他方には前記突起が嵌合する孔を形成し、
    前記孔に嵌合させた突起を圧入することによりかしめ部を形成して、前記ライナリングホルダと前記ライナリングカバーとを互いに接合したことを特徴とするライナリング。
  5. 吸込ノズル及び吐出ノズルを有するケーシングを備え、
    前記ケーシング内に回転自在な主軸に固着された羽根車を配置し、
    請求項3又は4に記載されたライナリングを前記ケーシングと前記羽根車との間に配置したことを特徴とする遠心ポンプ。
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