JP3904884B2 - 電子機器制御システム及び方法、並びに電子機器及び制御装置 - Google Patents

電子機器制御システム及び方法、並びに電子機器及び制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続された複数の電子機器と当該ネットワークに流れる情報とに関して制御を行う電子機器制御システム及び方法、並びに該電子機器制御システムを構成する電子機器及び制御装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、家庭内に導入される各種電子機器、例えばテレビ受像機、ビデオレコーダ、DVD装置、パソコン等の相互間の情報交換を行うための手段として、各種インターフェースを用いて、家庭内にこれら電子機器を結ぶネットワークを構築するシステムが提案されている。
【0003】
しかしながら、家庭内にこれら電子機器を結ぶネットワークが構築されると、例えばインターネット等を介してこの家庭内のネットワークと外部のネットワークとが接続されることにより、家庭内で再生或いは復元された情報、例えばDVD装置が再生した映像情報を瞬時に不特定多数に配布することが可能となり、それらコンテンツの著作権の保護が十分に行えないという問題が生じることになる。
【0004】
この対策として、制御情報を記録した例えばメモリカードを各電子機器に装着して、電子機器により受信し或いは再生された情報のコピーを制限することにより、無制限な情報の流出を防御して、その著作権を保護するというコピープロテクションシステムが提案されている。この方法はある家庭内のネットワークに接続されている電子機器に共通した暗号キー(以下適宜「グループキー」と記す)を与え、これがメモリカードに記録されていて、そのグループキーに基づいて情報を暗号化し、たとえ外部に流出したとしてもそのグループキーが知られなければ情報の復元は行えず、結果として著作権を保護しようとするものである。
【0005】
例えば情報受信装置(以下適宜「STB:Set Top Box」と記す)から出力されるコンテンツはSTBにセットされたメモリカード内のグループキーに基づき暗号化され、この暗号化されたコンテンツはテレビモニター装置にセットされたメモリカード内のグループキーにより復号化されて表示されることになる。従って、暗号化されたコンテンツは外部のネットワークに流出したとしても暗号化に用いられたグループキーと同一のグループキーがない限り、そのコンテンツは復号化されることはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した方法では各電子機器にメモリカードを装着するための手段を形成しなければならず、コストアップの要因になると共に、装置の小型化を制約するものであった。
【0007】
従って本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、家庭内のネットワークから外部のネットワークにコンテンツが流出した場合であってもその著作権を保護することができる低コストで保守性のよいコピープロテクション能力を備えた電子機器制御システム及び方法、並びに該電子機器制御システムを構成する電子機器及び制御装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子機器制御システムは上記課題を解決するために、所定領域をカバーするネットワークに情報を出力する出力側の電子機器と、該ネットワークに出力された前記情報を入力する入力側の電子機器と、該出力側の電子機器と該入力側の電子機器とを制御する制御装置とを備える電子機器制御システムであって、(i)前記制御装置は、前記ネットワークを流れる情報を暗号化するための、前記ネットワークに固有の暗号キーを生成する生成手段と、該生成された暗号キーを前記複数の電子機器に送信する送信手段とを備え、(ii)前記出力側の電子機器は、前記制御装置から送信された前記暗号キーを記憶する記憶手段と、前記暗号キーに基づき、前記情報を暗号化する暗号化手段とを備え、(iii)前記入力側の電子機器は、前記制御装置から送信された前記暗号キーを記憶する記憶手段と、前記暗号キーに基づき、前記暗号化された情報を復号化する復号化手段とを備える。
【0009】
本発明の電子機器制御システムによれば、ある一定領域をカバーして構成されるネットワークに電子機器、例えばテレビ受像機、ビデオレコーダ、DVD装置、パソコン等が相互に情報伝達が可能な状態で接続されていて、これら電子機器、及び電子機器間の情報伝達、加工、複製等を制御する制御装置が設けられている。
【0010】
前記制御装置は前記ネットワークに接続されている各種電子機器間を流れる情報、例えば音楽、映像、プログラム等のコンテンツに関する情報を暗号化するための、前記ネットワークに固有の暗号キー(以下、適宜、暗号キーを“グループキー”と記す)を生成手段により生成し、更に前記ネットワークに接続されている各種電子機器に送信手段により送信する機能を有している。送信する機能としては無線手段が用いられ、例えば赤外線通信手段や、微弱な出力で近距離の通信に用いられるBlootooth規格として提案されている電波通信手段がある。
【0011】
また、前記電子機器は前記制御装置から送信されるグループキーを記憶手段により記憶し、そのグループキーに基づいて電子機器からネットワークに出力する情報を暗号化手段により暗号化し、また、ネットワークから取り込む暗号化された情報を復号化手段により復号化する機能を有する。
【0012】
即ち、所定エリアをカバーするネットワークに接続されている電子機器は共通の情報を暗号化/復号化するためのグループキーを有しているので、そのグループキーが有する情報伝達、加工、複製等のライセンス条件に基づいて、電子機器の操作、電子機器間の相互操作が行えるように制御される。
【0013】
従って、このネットワークに関わるグループキーを有さない電子機器、例えば別のネットワークに接続されている電子機器は、上述した手法で暗号化された情報を取り扱うことができない。従って、前記ネットワークから情報が流出した場合であっても、前記ネットワーク以外の電子機器で復元、複製することができず、その情報の著作権が侵されることを防止できる。また、秘密性も保持される。
【0014】
本発明の電子機器制御システムの一態様では、前記制御装置は携帯電話の機能を有する。
【0015】
この態様によれば、制御装置として、携帯電話を利用できるので実用上大変便利である。
【0016】
この態様では、前記生成手段は、前記携帯電話の固有番号に基づき前記暗号キーを生成するように構成してもよい。
【0017】
このように構成すれば、携帯電話の固有番号、例えば電話番号に基づいてグループキーを生成するので、他のネットワークで同じグループキーが発生することを比較的簡単且つ確実に防止できる。
【0018】
本発明の電子機器制御システムの他の態様では、前記制御装置は、提供するライセンス情報を管理する管理センターとの回線接続により、前記暗号キーに関わるライセンス情報を取得する取得手段と、該取得されたライセンス情報に基づき、前記送信手段における前記暗号キーの送信を制御する送信制御手段とを備える。
【0019】
この態様によれば、携帯電話の機能を利用して、ライセンス情報を管理する管理センターと通信回線を介して接続され、当該ネットワークのグループキーに関するライセンス情報を取得することが可能となり、更に取得したライセンス情報の条件に基づいて、その制御装置から各電子機器へのグループキーの送信を制御することが可能となる。即ち、グループキーの取得と電子機器への送信が1つの制御装置でできるので、簡便で操作性及び保守性がよい。
【0020】
或いは本発明の電子機器制御システムの他の態様では、前記制御装置は、ライセンス情報が記憶された着脱式記憶手段を装着するための装着手段と、該装着手段に装着された前記着脱式記憶手段に記憶されたライセンス情報に基づき、前記送信手段における前記暗号キーの送信を制御する送信制御手段とを備える。
【0021】
この態様によれば、着脱式記憶手段として、暗号キーの送信回数を制御するための回数情報を記録する、例えば半導体メモリを用いたメモリカードがあり、制御装置にこの半導体メモリを装着することにより暗号キーの送信回数を制御する。メモリカードとして送信回数等の情報が入手される場合、これを制御装置に装着して制御を行う。他の制御装置で制御する場合は、このメモリカードを差し替えるだけで残存する送信回数が保持された状態で送信可能である。
【0022】
このライセンス情報に係る構成の場合には更に、前記ライセンス情報は、前記暗号キーの送信回数に関する情報を含み、前記送信制御手段は、前記送信回数に関する情報に基づき、前記送信手段における前記暗号キーの送信回数を制御するように構成してもよい。
【0023】
このように構成すれば、ライセンス条件として、例えば5台までの電子機器がそのグループキーを取得できるとすれば、その回数の情報が含まれ、制御装置が電子機器にグループキーを送信するごとに回数はカウントダウンされ、5台の機器にグループキーを与えて終了する。このグループキーが与えられた電子機器がそのネットワークの中で、ネットワークに流される情報をライセンスの条件に従って取り扱うことが可能となる。グループキーが与えられなければ、たとえ同じネットワークに接続されていてもそこに流れる情報を扱うことはできない。
【0024】
尚、ライセンス条件としては、通信回数或いは電子機器の台数に限らず、有効期限、許される操作の種類等が考えられる。更に、上述した条件に応じてコンテンツのライセンス料金を決定するようにしてもよい。
【0025】
本発明の電子機器制御システムの他の態様では、前記制御装置は、前記複数の電子機器の動作を制御するための操作手段を備えたリモートコントロール装置の機能を有する。
【0026】
この態様によれば、電子機器のリモートコントロール機能と制御装置が一体化され、赤外線による電子機器への情報伝達手段が、グループキーの送信手段として共用でき、特段の別途の送信手段を備える必要がない。したがって、装置の小型化、低コスト化に貢献する。
【0027】
この態様では、前記制御装置は、ライセンス情報が記憶された着脱式記憶手段を装着するための装着手段と、該装着手段に装着された前記着脱式記憶手段に記憶されたライセンス情報に基づき、前記送信手段における前記暗号キーの送信を制御する送信制御手段とを備えてもよい。
【0028】
このように構成すれば、電子機器のリモートコントロール機能と一体となった制御装置が管理センターから提供される前記暗号キーのライセンス情報を着脱式記憶手段により記憶し、その記憶したライセンス情報に基づき前記暗号キーの前記電子機器に対する送信を制御する機能を有する。この際、着脱式記憶手段としては、例えば半導体メモリを用いたメモリカードがあり、制御装置に着脱自在の装着手段により装着される。
【0029】
この場合更に、前記ライセンス情報は、前記暗号キーの送信回数に関する情報を含み、前記送信制御手段は、前記送信回数に関する情報に基づき、前記送信手段における前記暗号キーの送信回数を制御するように構成してもよい。
【0030】
このように構成すれば、電子機器のリモートコントロール機能と一体となった制御装置が、管理センターから提供される送信回数のライセンス条件に基づいて電子機器にグループキーを送信する。送信手段としてリモートコントロール装置の赤外線通信手段が用いられる。
【0031】
本発明の電子機器制御システムの他の態様では、前記送信側の電子機器は、前記記憶手段に前記暗号キーが記憶されるまで、前記ネットワークに流すべき情報を前記ネットワークに出力することを禁止する禁止手段を備える。
【0032】
この態様によれば、グループキーが確実に電子機器に取り込まれたことが確認された後、グループキーの条件に従って操作された正確な情報のみがネットワークに流れることになり、他の電子機器もその情報に基づき正確な情報の取り扱いが可能となる。
【0033】
本発明の電子機器制御システムの他の態様では、前記ネットワークは家庭環境を前記所定領域として構築されている。
【0034】
この態様によれば、一個の家を一つのネットワークがカバーする領域となり、これに接続される電子機器は共通のグループキーを有することになる。従って、その家庭を構成する人員は各人所有の電子機器、或いは共通の電子機器をグループキーのライセンス条件の範囲内で自由に情報を扱うことが可能となる。
【0035】
本発明の電子機器制御システムの他の態様では、前記ネットワークは外部のネットワークに対して通信手段を介して接続される。
【0036】
この態様によれば、各個別のネットワーク間の接続が可能になる。これにより取り扱いが自由な情報の伝達が個別のネットワークをこえて可能になる。
【0037】
本発明の電子機器制御方法は上記課題を解決するために、所定領域をカバーするネットワークに情報を出力する出力側の電子機器と、該ネットワークに出力された前記情報を入力する入力側の電子機器と、該出力側の電子機器と該入力側の電子機器とを制御する制御装置とを備える電子機器制御方法であって、(i)前記制御装置で、前記ネットワークを流れる情報を暗号化するための、前記ネットワークに固有の暗号キーを生成する生成工程と、該生成された暗号キーを前記複数の電子機器に送信する送信工程とを実行し、(ii) 前記出力側の電子機器で、前記制御装置から送信された前記暗号キーを記憶する記憶工程と、前記暗号キーに基づき、前記情報を暗号化する暗号化工程とを実行し、(iii) 前記入力側の電子機器で、前記制御装置から送信された前記暗号キーを記憶する記憶工程と、前記暗号キーに基づき、前記暗号化された情報を復号化する復号化工程とを実行する。
【0038】
本発明の電子機器制御方法によれば、上述した本発明の電子機器制御システムの場合と同様に、所定エリアをカバーするネットワークに接続されている電子機器は共通の情報を暗号化/復号化するためのグループキーを有しているので、そのグループキーのライセンス条件に基づいて、電子機器の操作や電子機器間の相互操作が行えるように制御される。一方、このネットワークに関わるグループキーを有さない電子機器は暗号化された情報を取り扱うことができず、前記ネットワークから情報が流出した場合であっても、前記ネットワーク以外の電子機器で復元或いは複製することができない。
【0039】
本発明の一の電子機器は上記課題を解決するために、所定領域をカバーするネットワークに固有の暗号キーを生成して送信することが可能な制御装置により制御されると共に、前記ネットワークに情報を出力する出力側の電子機器であって、前記制御装置から送信された前記暗号キーを記憶する記憶手段と、前記暗号キーに基づき、前記ネットワークに出力する情報を暗号化する暗号化手段とを備える。
【0040】
本発明の一の電子機器によれば、例えばテレビ受像機、ビデオレコーダ、DVD装置、パソコン等の電子機器は、制御装置から送信されるグループキーを記憶手段により記憶し、そのグループキーに基づき、ネットワークを流れる情報を暗号化手段により暗号化し、または、そのグループキーに基づき暗号化された情報を復号化手段により復号化する。従って、上述した本発明の電子機器制御システムの場合と同様に、当該ネットワークから情報が流出したとしてもその著作権を効果的に保護できる。
【0041】
尚、本発明の一の電子機器は、上述した本発明の電子機器制御システムにおける各種態様と同様の各種態様を採ることが可能である。
【0042】
本発明の制御装置は上記課題を解決するために、所定領域をカバーするネットワークに接続された電子機器を制御する制御装置であって、前記ネットワークに固有の暗号キーであって、前記電子機器より前記ネットワークに入出力される情報に対する、前記電子機器による暗号化及び復号化に用いられる暗号キーを生成する生成手段と、該生成された暗号キーを前記電子機器に送信する送信手段とを備える。
【0043】
本発明の制御装置によれば、例えば音楽、映像、プログラム等のコンテンツに関する情報を暗号化するための、前記ネットワークに固有の暗号キーを生成手段により生成し、更に前記ネットワークに接続されている各種電子機器に送信手段により送信する。従って、上述した本発明の電子機器制御システムの場合と同様に、当該ネットワークから情報が流出したとしてもその著作権を効果的に保護できる。
【0044】
尚、本発明の制御装置は、上述した本発明の電子機器制御システムにおける各種態様と同様の各種態様を採ることが可能である。
【0045】
本発明の他の電子機器は上記課題を解決するために、所定領域をカバーするネットワークに固有の暗号キーを送信する制御装置により制御されると共に、前記ネットワークに流れる情報を入力する入力側の電子機器であって、前記制御装置から送信された前記暗号キーを記憶する記憶手段と、前記暗号キーに基づき、前記ネットワークから入力した情報を復号化する復号化手段とを備える。
【0046】
本発明の他の電子機器によれば、上述した本発明の電子機器制御システムの場合と同様に、当該ネットワークから情報が流出したとしてもその著作権を効果的に保護できる。
【0047】
尚、本発明の他の電子機器は、上述した本発明の電子機器制御システムにおける各種態様と同様の各種態様を採ることが可能である。
【0048】
本発明のこのような作用、及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされる。
【0049】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0050】
実施形態の構成と動作について図1から図5及び図14を参照して説明する。ここで図1は本実施形態の電子機器制御システムの一構成例を示すブロック図であり、図2はSTBの構成を示すブロック図であり、図3は制御装置の一例の構成を示すブロック図であり、図4は電子機器制御システムのシーケンスチャートである。また、図5は電子機器制御システムの他の構成例を示す図であり、図14は、テレビモニタの構成例を示すブロック図である。
【0051】
図1に示すように先ず、本実施形態の電子機器制御システムの一構成例は、制御装置11、電子機器として例えばDVD記録再生装置13、HDD記録再生装置14及びテレビモニタ15、情報受信装置としてSTB16及びアンテナ17、各装置を接続するネットワーク18、更にライセンス情報を管理する管理センター19を備えて構成されている。また、制御装置11と管理センター19とは、有線或いは無線の電話回線20で接続され、一方、制御装置11とDVD記録再生装置13、HDD記録再生装置14、テレビモニタ15及びSTB16とは、無線手段21で接続される。
【0052】
制御装置11は、携帯電話機能を有し、電話回線20を介して管理センター19と接続され、制御装置11が制御するネットワーク18に関するライセンス情報を管理センター19から取得する。その情報はCPU51内のメモリ51Mに格納される。管理センター19は音楽、映像、プログラム等のコンテンツ情報について、その著作権に関する管理を行うことを目的とし、そのために付随する各種情報を管理し、運用する。例えば、ある音楽情報がネットワーク18に流れることに関し、それを利用できる電子機器の数、利用できる期間、複製の許可、複製の回数等について管理し、許可したライセンス条件に応じて料金を徴収する機能を持たせることも考えられる。
【0053】
管理センター19から取得したライセンス条件に応じて制御装置11はネットワーク18に接続されている電子機器の制御を行う。制御装置11からは、制御信号が無線手段21を介して各電子機器に送信される。無線手段21としては赤外線を用いた手段、或いは微弱な出力で近距離の通信に用いられるBlootooth規格として提案されている電波通信手段等を用いることが可能である。
【0054】
ネットワーク18に接続される電子機器としてDVD記録再生装置13、HDD記録再生装置14、テレビモニタ15、STB16等がある。通常、アンテナ17を介してSTB16で受信した映像情報等はそのままDVD記録再生装置13或いはHDD記録再生装置14で記録されまたは再生される。テレビモニタ15ではSTB16で受信した映像情報を、或いはDVD記録再生装置13又はHDD記録再生装置14に記録された映像情報を再生して表示する。
【0055】
ここで一般には、このようなネットワークを介してコンテンツ情報を送受信する状態では著作権に関する考慮はされている場合もあるが、ある家庭で作成したコピーを他の家庭で再生するのを阻止する技術的手段は構成されていない。
【0056】
これに対し、本発明に関わるシステムは制御装置11とこれに関する暗号化手法を導入して著作権の保護を図ろうとするものであって、例えば制御装置11はネットワーク18に固有のグループキーを生成し、そのグループキーをネットワーク18に接続される電子機器に供給する。ネットワーク18とは所定の範囲、例えば一つの家庭エリアを1つのネットワーク単位として、それらが各家庭に個別に存在するものと想定する。このときライセンス条件として例えば幾つの電子機器にグループキーを供給できるか、即ち制御装置11からのグループキーの送信回数を制限されること等がある。同じグループキーを有する電子機器が多数存在すると、結局ネットワーク18は拡大され、著作権の保護にはならないからである。
【0057】
グループキーは、それに基づいて、ネットワーク18に流れる情報を暗号化し、取得した情報を復号化するためのものである。各電子機器は暗号化/復号化の手段をそれぞれ備えている。従って、ネットワーク18に流れるコンテンツ情報はそのグループキーで暗号化されたものであり(著作権の保護の必要のないものは電子機器共通の変調形態のままで)、グループキーを有さない電子機器はその情報を視聴可能な情報として取り込むことができない。また、IEEE1394規格でネットワーク接続した場合、暗号化されたコンテンツ情報は、さらにDTCP(Digital Transmission Licensing Administrator)に従い、接続のたびに変更される別のキーで多重に暗号化されて、更なるコンテンツ情報の保護が行われるようにしてもよい。
【0058】
従って、たとえネットワーク18から情報が流出したとしても別のネットワークに接続されている電子機器では視聴可能な情報として取り込むことができず、著作権が保護されることになる。
【0059】
ネットワーク18のグループキーを決定する方法として種々あるが、同じものが存在することを防ぐためには、携帯電話が有する固有の電話番号を基礎とし生成することが簡便で効果的である。
【0060】
次にSTB16は、例えば図2に示すようにフロントエンド部31、デスクランブラ32、抽出部33、暗号化部34、インターフェース部35、バス36、CPU37、キー38、表示部39、通信部40及びアンテナ41を備えて構成されている。映像等の情報は、フロントエンド部31で信号整形され、デスクランブラ32でスクランブルが掛けられて送られてきている情報を復号し、抽出部33で映像情報を抽出する。更に暗号化部34で映像情報を、与えられたグループキーで暗号化し、インターフェース部35及びバス36を経由してCPU37に送られる。また、上記各部は、バス36を介してCPU37で制御される。CPU37には、操作の指示を入力するキー38、並びに処理及び操作に関わる情報を表示する表示部39が更に接続されている。通信部40は、後述する制御装置11の通信部54と相互認証を行い、アンテナ41を介して制御装置11から送られてくる制御情報、例えばグループキーを受信し、CPU37のメモリ37Mに入力する。CPU37はそのグループキーに基づいて暗号化部34で情報を暗号化させる。
【0061】
次ぎにテレビモニタ15は、例えば図14に示すようにインターフェイス部100、復号化部101、信号処理部102、表示駆動部103、ブラウン管やPDPや液晶などからなる表示部104、バス105、CPU106、キー107、表示部108、通信部109及びアンテナ110を備えて構成されている。インターフェイス部100から入力されたデジタル映像情報は復号化部101でグループキーを用いて復号化され、信号処理部102、表示駆動部103を介して、表示部108に表示される。通信部109は、制御装置11(図3参照)の通信部54と相互認証を行い、アンテナを介して制御装置11から送られてくるグループキーを受信し、それをCPU106のメモリ106Mに記憶させる。CPU106はそのグループキーに基づいて復号化部でデジタル映像情報を復号化させる。
【0062】
次に制御装置11は、例えば図3に示すように、CPU51、キー52、表示部53、通信部54及びアンテナ55を備えて構成されている。尚、携帯電話の機能部は省略してある。図示しない手段により管理センター19から取得したグループキーに関わるライセンス情報はCPU51で判断され、通信部54及びアンテナ55を介して相互認証を確立した各電子機器に送信される。例えばライセンス条件としてグループキーの送信回数であるとすると、CPU51で送信回数を計数し、所定の回数になるとグループキーの送信を停止する制御が行われる。即ち、送信した回数がそのネットワークに接続されるグループキーを有する電子機器の数となる。また、キー52は操作の指示を入力するものであり、表示部53は各種操作情報を表示する。
【0063】
尚、制御装置11は、図1に示すようにメモリカード12を着脱自在とする、装着手段の一例を構成するスロットを有する構成でもよく、この場合、管理センターからライセンス情報を記録したメモリーカード12を入手し、制御装置11のメモリカードのコネクタに装着して、電子機器の制御に供することが可能である。この場合、管理センター19との電話回線接続やメモリカード12へのライセンス情報の書き込みは不要となる。
【0064】
次に、認証手続きの流れを図4のシーケンスチャートを参照して説明する。このシーケンスチャートは制御装置と管理センターと電子機器の時間流れを追って相互の動作関係を示し、縦方向が時間の経過である。
【0065】
図4において先ず、制御装置11の電話機能を用いて管理センター19に接続し(ステップS101)、認証手続きを開始する(ステップS102、ステップS103)。次に制御装置11からライセンスの申請を行い(ステップS104)、管理センター19では発行手続きを開始する(ステップS105)。ライセンスの条件として電子機器のネットワークへの接続台数であるとすると、管理センター19からライセンス情報としてその数が送られてきて、制御装置11内のメモリ11Mにロードされた後、回線を切断する(ステップS106)。
【0066】
次に、制御装置11では、その電話番号に基づきネットワークに関するグループキーを生成し(ステップS107)、電子機器へ転送が可能か否かを判断する(ステップS108)。転送が不可であれば認証の手続きは終了するが、可能であれば制御装置11と電子機器との間で認証手続きを続行し、セッションキーを生成する(ステップS109、ステップS110)。生成されたセッションキーに基づきグループキーを暗号化し(ステップS111)、暗号化したグループキーを電子機器に送信し(ステップS112)、電子機器では受信したグループキーをロードする(ステップS113)。ロード完了を受けて制御装置11は記録されているライセンス数から1を引いて(ステップS114)ステップS108に戻り、さらに転送が可能か否かを判別する。ここで残りのライセンス数が0であれば、許可された台数にグループキーが転送されたことになり、認証手続きは完了する。いまだ0でなければ再度、ステップS109からステップS114までの認証手続きを行う。
【0067】
次に、本実施形態の電子機器制御システムの他の構成例について図5を参照して説明する。尚、図5において、図1に示したのと同様の構成要素には、同様の参照符号を付しそれらの説明は適宜省略する。
【0068】
図5に示すように、電子機器制御システムの他の構成例は、制御装置23、制御装置23に装着されるメモリカード12、電子機器として例えばDVD記録再生装置13及びテレビモニタ15、情報受信装置としてSTB16及びアンテナ17、各装置を接続するネットワーク18、更にライセンス情報を管理する管理センター19を備えて構成されている。また、制御装置23とDVD記録再生装置13、テレビモニタ15及びSTB16とは、光無線22で接続される。制御装置23、DVD記録再生装置13、テレビモニタ15及びSTB16には夫々、光無線のための光送受信器24が装着されている。
【0069】
制御装置23は例えば電子機器の操作行うリモートコントロールの機能を有するものである。ライセンス情報を記録したメモリカード12は図示しないコネクタに装着される。メモリカード12はこのコネクタに着脱自在であって、制御装置23とは分離して保管等をすることが可能である。
【0070】
制御装置23が制御するネットワーク18に関するライセンス情報は所定の方法、例えばパソコンを管理センター19に接続し、メモリカード12にロードする等して取得する。或いはメモリカード12に通信回線を介してロードする適当な手段がなければ管理センター19でメモリカード12にロードして、送達してもらうことも考えられる。
【0071】
管理センター19から取得したライセンス条件に応じて制御装置23はネットワーク18に接続されている電子機器の制御を行う。制御装置23からは光無線22を介して各電子機器に送信される。信号の送受は制御装置23、DVD記録再生装置13、テレビモニタ15、STB16等の電子機器に設けられた光送受信器24により行われる。
【0072】
このリモートコントロール機能を有するシステムは前述した携帯電話機能を有するシステムに対し、制御装置23は電子機器のリモートコントロール装置の機能を利用し、制御装置23と電子機器との間の制御情報伝達はリモートコントロール機能として装備された光無線22を用いることにおいて異なるものであって、その他の図5に示した電子機器制御システムにおける構成、動作及び作用は、図1から図4を参照して説明したことと略同一である。従ってそれらに関する、ここでの再度の説明は省略する。
【0073】
図1から図5を参照して説明した電子機器制御システムによると、ネットワークのグループ外に対する、当該ネットワークに流れる情報の秘匿性、即ち情報の著作権保護については厳重に確保されるものである。しかしながら、ある制限のもとでグループ外の電子機器によってその暗号化された情報を取り扱うことができるようにしたいという要望がある。
【0074】
従って次に、ある制限のもとでグループ外の電子機器が、上述したようにして暗号化された情報を取り扱うことが可能である手法とそれを用いた電子機器とシステムに関して図6から図13を参照して説明する。ここで図6と図7とは夫々、電子機器の構成例であり、図8から図13はその動作の流れを示すフローチャートである。
【0075】
図6はDVDレコーダの一例の回路ブロック図であって、このDVDレコーダは、アナログ情報を取り込むA/Dコンバータ61、デジタル化されたアナログ情報をMPEG符号化するMPEG符号化部62、デジタル情報を取り込むインターフェース部63、デジタル情報を復号化する復号化部64、情報を選択するスイッチSW65、アナログ情報及びデジタル情報からコピー制御情報を検出するコピー制御情報検出部66、CCIを変更するCCI更新部67、DVD用信号に変換するDVDフォーマッタ68、DVD用信号に変換されたデータをスクランブルするスクランブル回路69、記録用の信号にする信号処理回路70、記録用として半導体レーザを駆動するLDドライバ71、変調されたレーザ光で記録するピックアップ72、DVDディスク73、DVDディスク73の回転駆動部74、ピックアップ72及び回転駆動部74を制御するサーボ制御部75、共通のフォーマットで暗号化するかグループキーに基づいて暗号化をするか選択するスイッチSW76、装置全体を制御するCPU77、装置の操作のためのキー78、各種情報を表示する表示装置79、グループキーに関する情報等を受信する通信部80、ピックアップ72のピックアップ信号を増幅処理するRFアンプ81、RFアンプ81からの出力信号を処理する信号処理回路82、信号処理回路82で処理された信号をデスクランブルするデスクランブル回路83、デスクランブルされた信号からDVD用信号に変換するDVDアンフォーマッタ84、アンフォーマットされたDVD用信号をグループキーに基づいて暗号化する暗号化部85、また、アンフォーマットされたDVD用信号をMPEGの復号化をするMPEG復号化部86、MPEG復号化されたデジタルデータをアナログデータに変換するD/Aコンバータ87を備えて構成されている。D/Aコンバータ87からDVDの再生信号が出力され、モニター等に表示される。
【0076】
次に図6に示したDVDレコーダにおける回路動作について説明する。
【0077】
まず記録動作に関してはアナログ入力が選択されている場合、A/Dコンバータ61でデジタル化され、MPEG符号化部62でMPEGのフォーマットに変換される。また、そのアナログ情報のコピー制御を知るためにコピー制御情報検出部66にも入力される。CPU77は、アナログ情報を選択すべくスイッチSW65をコントロールし、その出力は、次のCCI更新部67以下に導かれる。
【0078】
次いでDVDフォーマッタ68でDVD用信号に変換され、スクランブル回路69で必要に応じてスクランブルが掛けられ、暗号化される。このとき、CPU77は現在処理されているデータがアナログ情報に関するものであることを知っているので、スイッチSW76を「0」側にし、グループ間共通のフォーマットでスクランブルを掛けることになる。そして、信号処理された後、DVDディスクに書き込まれる。従ってこのようにグループ共通のフォーマットでコピーされたアナログ情報はグループを制限されずに再生することが可能である。尚、CCIが、CF(Copy Free:コピー自由)である時、スクランブルを掛けない。
【0079】
一方、デジタル入力が選択されている場合、デジタル情報は、インターフェース部63から復号化器64に入力される。復号化器64ではCPU77から供給されるグループキーに基づいて復号化される。その復号化されたデータはスイッチSW65で選択されて、CCI更新部67に導入される。また、そのデジタル情報のコピー制御を知るためにコピー制御情報検出部66にも入力される。コピー制御情報検出部66からの情報に基づきCPU77はCCI更新部67でCCI(Copy Control Information)ステートを更新する。例えば信号がCopy OnceであればNo More Copy等に書き換えられる。
【0080】
次いでDVDフォーマッタ68でDVD用信号に変換され、スクランブル回路69でスクランブルが掛けられ、暗号化される。このとき、CPU77は現在処理されているデータのCCIがCOであり、グループ外MoveがNGである時、スイッチSW76をグループキーが入力されるほうに接続し、グループ固有のグループキーをキーの一部に加えて暗号化することになる。そして、信号処理された後、DVDディスクに書き込まれる。従ってこのようにグループ固有のグループキーを含み暗号化することでそのネットワークグループに接続されている電子機器でしか再生することができなく、情報の秘匿性或いは著作権の保護が可能になる。
【0081】
一方、CCIがCOであり、グループ外MoveがOKである時、スイッチSW76を「0」側にし、グループ共通のフォーマットでスクランブルを掛ける。
【0082】
次に再生について説明すると、ピックアップ72で再生されたRF信号は、RFアンプ81及び信号処理回路82を介してデスクランブル回路83に入力され、暗号が解除される。グループキーによりスクランブルされている場合はCPU77からはグループキーが供給され、共通のフォーマットでスクランブルされている場合はその解除キーが供給される。
【0083】
スクランブルが解除されたデータはDVDアンフォーマッタ84でMPEG信号に戻され、MPEG復号化部86でMPEG復号化し、D/Aコンバータ87により再生信号に変換されてモニター等に表示される。また、一方で暗号化部85に入力され、グループキーで暗号化された後、インターフェース63を介して外部に出力されネットワークに流されることになる。
【0084】
次に、本実施形態のDVDレコーダの他の構成例について図7を参照して説明する。尚、図7において、図6に示したのと同様の構成要素には、同様の参照符号を付しそれらの説明は適宜省略する。
【0085】
図7においてDVDレコーダの他の構成例は、図6に示した一構成例の場合と比較して次の点が異なる。即ち、入力されるアナログ情報の流れは同一で、デジタル情報は、グループキーに基づいて暗号化される場合は、再度フォーマット変換することなくそのままのデータとして暗号化部91でグループキーに基づいて暗号化され、スイッチSW92でグループ共通のスクランブルとグループキーに基づく暗号化が選択される。また、ディスクから再生された信号は、共通フォーマットで変換されているデータは図6と同じルートを経由し、グループキーに基づいて暗号化されているデータは復号化部93でグループキーに基づいて復号化される。また、2つのデータはスイッチSW94で選択された後、後段の回路ブロックに入力される。
【0086】
次に図7に示したDVDレコーダにおける回路動作について説明する。
【0087】
まず記録動作に関してはアナログ入力が選択されている場合、A/Dコンバータ61でデジタル化され、MPEG符号化部62でMPEGのフォーマットに変換される。また、そのアナログ情報のコピー制御を知るためにコピー制御情報検出部66にも入力される。CPU77によりスイッチSW65がアナログ側にコントロールされ、次のCCI更新部67、DVDフォーマッタ68、スクランブル回路69からスイッチSW92に導かれる。
【0088】
スクランブル回路69では、CCIがCOである時、グループ共通のフォーマットでスクランブルを掛けることになる。尚、CCIがCFである時、スクランブルを掛けない。
【0089】
一方、デジタル入力が選択されている場合、インターフェース部63から復号化器64に入力される。復号化器64ではCPU77から供給されるグループキーに基づいて復号化される。その復号化されたデータはスイッチSW65で選択されて、CCI更新部67に導入される。また、そのデジタル情報のコピー制御を知るためにコピー制御情報検出部66にも入力される。コピー制御情報検出部66からの情報に基づきCPU77はCCI更新部67でCCIステートを更新する。
【0090】
CCIがCOであり、グループ外MoveがNGの時、デジタル情報は直接、暗号化部91に入力され、グループキーに基づいて暗号化される。その後、信号処理回路70、LDドライバ71を介してピックアップ72でDVDディスクに書き込まれる。
【0091】
一方、CCIがCOであり、グループ外MoveがOKである時、デジタル情報はDVDフォーマットでグループ共通のスクランブルが掛けられ、DVDディスクに書き込まれる。
【0092】
次に再生について説明すると、ピックアップ72で再生されたRF信号は、RFアンプ81及び信号処理回路82を介して、グループ共通のフォーマットで暗号化されている場合はデスクランブル回路83に、固有のグループキーで暗号化されている場合は復号化部93に入力され、暗号が解除される。デスクランブル回路83で解除された信号は更にDVDアンフォーマッタ84でDVD信号に変換され、スイッチSW94で選択される。また、復号化部93で復号された信号は、記録時にはDVDフォーマッタ68でDVD信号に変換していないので、そのままスイッチSW94に入力され選択される。
【0093】
スクランブルが解除されたデータはDVDアンフォーマッタ84でMPEG信号に戻され、MPEG復号化部86でMPEG復号化し、D/Aコンバータ87により再生信号に変換されてモニター等に表示される。また、一方で暗号化部85に入力され、グループキーで暗号化された後、インターフェース63を介して外部に出力されネットワークに流されることになる。
【0094】
その他、図7に示したDVDレコーダにおける動作やそれによる効果等は、図6を参照して説明したことと同様である。
【0095】
次に図6及び図7を参照して説明したDVDレコーダのコピー制御に関わる信号処理の流れを説明する。
【0096】
図8に示すように先ず記録については、記録する情報がアナログ情報であるかデジタル情報であるかを判別する(ステップS201)。デジタル情報であるとすると(ステップS201:YES)、CCI(Copy Control Information:コピー制御情報)ステートが、CF(Copy Free:コピー自由)であるか、CO(Copy Once:1回のみコピー可)であるか、又はNC/NMC(Never Copy:コピー不可/No More Copy:それ以上のコピー不可)であるかを判別する(ステップS202)。
【0097】
ステップS202でCFであればコピーは自由なので記録するときに暗号化する必要がなく、スクランブルを掛けず(ステップS204)、記録処理を行う(ステップS209)。引き続いて、記録処理を停止するか否かを判別し(ステップS210)、停止でなければ記録処理を続行し、停止であれば停止処理を行い(ステップS211)、終了する。
【0098】
ステップS202でNC/NMCであれば、コピーは禁止されているので記録動作はされず終了する。
【0099】
ステップS202でCOであれば、一度だけコピーが可能状態でありCCIステートをCOからNMCに設定する(ステップS205)。次にグループ外Moveが可であるか否かを判別し(ステップS206)、グループ外Moveが不可であればグループキーを導入して暗号化し(ステップS207)、記録処理を行う(ステップS209)。一方、Moveが可であれば共通スクランブルを掛けて(ステップS208)、記録処理を行う(ステップS209)。尚、“グループ外Move”とは、別の記録媒体、ここでは他のネットワークグループに情報を移すことであって、元の記録媒体からは消去されるコピーの形態である。
【0100】
その後、引き続いて記録処理を停止するか否かを判別し(ステップS210)、停止でなければ記録処理を続行し、停止であれば停止処理を行い(ステップS211)、終了する。
【0101】
また、ステップS201でアナログ信号であると判別されると(ステップS201:NO)、デジタル信号のときと同様にCCIステートがCFであるか、COであるか、又はNC/NMCであるかを判別する(ステップS203)。CFであれば、記録するときに暗号化する必要がないのでスクランブルを掛けず(ステップS204)、記録処理を行う(ステップS209)。また、NC/NMCであれば記録動作はされず終了する。更に、COであれば一度だけのコピーであり、アナログ信号の場合は、グループ外Moveの判定ができないので、常に不可としてステップS212でCOからNMCに変更し、ステップS208へ進む。。
【0102】
次に図9に示すように、再生の流れについては、まずCCIステートがCFであるか、NCであるか、又はNMCであるかを判別する(ステップS301)。
【0103】
CFであればコピーは自由であり、情報はスクランブルされていないのでスクランブルを解除する動作は不要であり(ステップS306)、直接再生処理に向かう(ステップS307)。そして、引き続いて再生処理を停止するか否かを判別し(ステップS308)、停止でなければ再生処理を続行し、停止であれば停止処理を行い(ステップS309)、終了する。
【0104】
ステップS301でNCであれば、NC用の共通デスクランブルでスクランブルを解除し(ステップS303)、その後、再生処理に向かい(ステップS307)、再生処理を停止するか否かを判別し(ステップS308)、停止でなければ再生処理を続行し、停止であれば停止処理を行い(ステップS309)、終了する。
【0105】
ステップS301でNMCであればグループ外Moveが可であるか否かを判別し(ステップS302)、グループ外Moveが不可であれば(ステップS302:NG)グループキーで暗号化されているのでそのグループキーを導入して復号する(ステップS305)。他方、グループ外Moveが可であれば(ステップS302:OK)、NMC用の共通デスクランブルを解除する(ステップS304)。その後、再生処理に向かい(ステップS307)、引き続いて再生処理を停止するか否かを判別し(ステップS308)、停止でなければ再生処理を続行し、停止であれば停止処理を行い(ステップS309)、終了する。
【0106】
次に図10に示すように、グループ内Moveの記録側の流れについては、まず記録用の情報はデジタル信号であるかアナログ信号であるかを判別する(ステップS401)。アナログ信号であれば(ステップS401:NO)、アナログインタフェースでのグループ内Moveモードはないのでグループ内Move動作は行われず終了する。
【0107】
他方、デジタル信号であれば(ステップS401:YES)、CCIステートの状態を判別し(ステップS402)、NMC以外の状態であればグループ内Moveに対応する動作モードがないのでグループ内Move動作は行われず終了する。一方、NMCであればグループ外Moveが可であるか否かを判別する(ステップS403)。
【0108】
ここでグループ外Moveが不可であれば(ステップS403:NG)記録するときにグループ別の暗号化が行われるのでグループキーを導入して暗号化し(ステップS404)、記録処理を行う(ステップS406)。他方、グループ外Moveが可であれば(ステップS403:OK)、グループ共通であるので共通スクランブルを掛け(ステップS405)、記録処理を行う(ステップS406)。
【0109】
その後、記録処理が終了したか否かを判別し(ステップS407)、未だ記録処理が終了していなければ記録処理が終了するまで続行し、終了した時点で停止処理を行い(ステップS408)、当該一連の記録処理を終了する。尚、グループ内Moveが完了した時点で再生側のグループ内Move対象であった情報は消去される。
【0110】
次に図11に示すように、グループ内Moveの再生側の流れについては、まずCCIステートの状態を判別し(ステップS501)、NMC以外の状態であればグループ内Moveに対応する動作モードがないのでグループ内Move動作は行われず終了する。一方、NMCであれば、グループ外Moveが可であるか否かを判別する(ステップS502)。
【0111】
ここで、グループ外Moveが不可であれば(ステップS502:NG)、記録するときにグループ別の暗号化が行われているのでグループキーを導入して復号化する(ステップS503)。他方、グループ外Moveが可であれば(ステップS502:OK)グループ共通であるので共通デスクランブルを掛けて復号化する(ステップS504)。
【0112】
その後再生処理を行い(ステップS505)、再生処理を停止するか否かを判断し(ステップS506)、停止するまで再生処理を行い、停止となった後、元の記録情報を消去して(ステップS507)、当該一連の再生処理を終了する。
【0113】
尚、再生処理と消去処理とは、短い単位毎に交互に繰り返すようにしてもよい。
【0114】
次に図12に示すように、グループ外Moveの記録側の流れについては、まず記録用の情報はデジタル信号であるかアナログ信号であるかを判別する(ステップS601)。アナログ信号でればアナログインタフェースでのグループ内Moveモードはないのでグループ内Move動作は行われず終了する。
【0115】
デジタル信号であれば(ステップS601:YES)、CCIステートの状態を判別し(ステップS602)、NMC以外の状態であればグループ外Moveに対応する動作モードがないのでグループ外Move動作は行われず終了する。一方、NMCであればグループ外Moveが可であるか否かを判別する(ステップS603)。
【0116】
ここでグループ外Moveが不可であれば(ステップS603:NG)、グループ外にMoveできないので動作は終了する。
【0117】
一方、グループ外Moveが可であれば(ステップS603:OK)、他のグループとの共通したスクランブルを掛け(ステップS604)、記録処理を行う(ステップS605)。その後、記録処理が終了したか否かを判別し(ステップS606)、未だ記録処理が終了していなければ記録処理が終了するまで続行し、終了した時点で停止処理を行い(ステップS607)、当該一連の記録処理を終了する。尚、グループ外Moveが完了した時点で再生側のグループ外Move対象であった情報は消去される。
【0118】
次に図13に示すように、グループ外Moveの再生の流れについては、まずCCIステートの状態を判別し(ステップS701)、NMC以外の状態であればグループ外Moveに対応する動作モードがないのでグループ外Move動作は行われず終了する。一方、NMCであればグループ外Moveが可であるか否かを判別する(ステップS702)。
【0119】
ここでグループ外Moveが不可であれば(ステップS702:NG)、グループ外にMoveできないので動作は終了する。
【0120】
一方、グループ外Moveが可であれば(ステップS702:OK)、他のグループとの共通したデスクランブルを掛けて復号化する(ステップS703)。その後再生処理を行い(ステップS704)、停止するか否かを判断し(ステップS705)、停止するまで再生処理を行い、停止となった後、元の記録情報を消去して(ステップS706)、当該一連の再生処理を終了する。
【0121】
以上、図8から図13のフローチャートを用いて詳述したようにネットワークに対応したグループキーを導入することにより、グループ内での電子機器間、またはグループを超えた電子機器間での情報のコピー動作や移動動作が厳重に管理される。また、グループを超えた情報の取り扱いが所定の条件内で可能となる。
【0122】
また、グループキーを用いたコピー制御についてDVDレコーダに関して説明したが、ムーバルな記録媒体を用いる装置、例えば他のディスクレコーダやカセット形式の磁気記録再生装置に上述したコピー制御技術を適用してもよい。
【0123】
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う電子機器制御システム及び電子機器制御方法もまた本発明の技術思想に含まれるものである。
【0124】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の電子機器制御システム及び方法、並びに電子機器及び制御装置によれば、家庭内のネットワークから外部のネットワークにコンテンツが流出した場合であっても、その著作権を効果的に保護することができる低コストで保守性のよいコピープロテクションシステムを構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である電子機器制御システムの一構成例を示すブロック図である。
【図2】本実施形態の電子機器制御システムに係わるSTBの構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態の電子機器制御システムに係わる制御装置の一例の構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態の電子機器制御システムのシーケンスチャートである。
【図5】本実施形態である電子機器制御システムの他の構成例を示すブロック図である。
【図6】本実施形態に係わる電子機器の一構成例を示すブロック図である。
【図7】本実施形態に係わる電子機器の他の構成例を示すブロック図である。
【図8】本実施形態の電子機器制御システムにおける記録動作の流れを示すフローチャートである。
【図9】本実施形態の電子機器制御システムにおける再生動作の流れを示すフローチャートである。
【図10】本実施形態の電子機器制御システムにおける、グループ内のMove記録動作の流れを示すフローチャートである。
【図11】本実施形態の電子機器制御システムにおける、グループ内のMove再生動作の流れを示すフローチャートである。
【図12】本実施形態の電子機器制御システムにおける、グループ外のMove記録動作の流れを示すフローチャートである。
【図13】本実施形態の電子機器制御システムにおける、グループ外のMove再生動作の流れを示すフローチャートである。
【図14】本実施形態に係るテレビ受像機の一構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11、23・・・制御装置
12・・・メモリカード
13・・・DVD記録再生装置
14・・・HDD記録再生装置
15・・・テレビモニタ
16・・・STB
18・・・ネットワーク
19・・・管理センター
21・・・無線手段
22・・・光無線
24・・・光送受信機
31・・・フロントエンド部
32・・・デスクランブラ
33・・・抽出部
34・・・暗合部
35・・・インターフェース部
36・・・バス
37、51、77・・・CPU
40、54、80・・・通信部
61・・・A/Dコンバータ
66・・・コピー制御情報検出部
67・・・CCI更新部
87・・・D/Aコンバータ

Claims (13)

  1. 所定領域をカバーするネットワークに情報を出力する出力側の電子機器と、該ネットワークに出力された前記情報を入力する入力側の電子機器と、該出力側の電子機器と該入力側の電子機器とを制御する制御装置とを備える電子機器制御システムであって、
    (i)前記制御装置は、
    前記ネットワークを流れる情報を暗号化するための、前記ネットワークに固有の暗号キーを生成する生成手段と、
    該生成された暗号キーを前記複数の電子機器に送信する送信手段と、
    提供するライセンス情報を管理する管理センターとの回線接続により、前記暗号キーに関わるライセンス情報を取得する取得手段と、
    該取得されたライセンス情報に基づき、前記送信手段における前記暗号キーの送信を制御する送信制御手段と
    を備え、
    (ii)前記出力側の電子機器は、
    前記制御装置から送信された前記暗号キーを記憶する記憶手段と、
    前記暗号キーに基づき、前記情報を暗号化する暗号化手段と
    を備え、
    (iii)前記入力側の電子機器は、
    前記制御装置から送信された前記暗号キーを記憶する記憶手段と、
    前記暗号キーに基づき、前記暗号化された情報を復号化する復号化手段と
    を備えたことを特徴とする電子機器制御システム。
  2. 前記制御装置は、携帯電話の機能を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器制御システム。
  3. 前記生成手段は、前記携帯電話の固有番号に基づき前記暗号キーを生成することを特徴とする請求項2に記載の電子機器制御システム。
  4. 前記制御装置は、
    ライセンス情報が記憶された着脱式記憶手段を装着するための装着手段と、
    該装着手段に装着された前記着脱式記憶手段に記憶されたライセンス情報に基づき、前記送信手段における前記暗号キーの送信を制御する送信制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器制御システム。
  5. 前記ライセンス情報は、前記暗号キーの送信回数に関する情報を含み、
    前記送信制御手段は、前記送信回数に関する情報に基づき、前記送信手段における前記暗号キーの送信回数を制御することを特徴とする請求項4に記載の電子機器制御システム。
  6. 前記制御装置は、前記複数の電子機器の動作を制御するための操作手段を備えたリモートコントロール装置の機能を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器制御システム。
  7. 前記制御装置は、ライセンス情報が記憶された着脱式記憶手段を装着するための装着手段と、
    該装着手段に装着された前記着脱式記憶手段に記憶されたライセンス情報に基づき、前記送信手段における前記暗号キーの送信を制御する送信制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項6に記載の電子機器制御システム。
  8. 前記ライセンス情報は、前記暗号キーの送信回数に関する情報を含み、
    前記送信制御手段は、前記送信回数に関する情報に基づき、前記送信手段における前記暗号キーの送信回数を制御することを特徴とする請求項7に記載の電子機器制御システム。
  9. 前記送信側の電子機器は、前記記憶手段に前記暗号キーが記憶されるまで、前記ネットワークに流すべき情報を前記ネットワークに出力することを禁止する禁止手段を更に備えたことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の電子機器制御システム。
  10. 前記ネットワークは家庭環境を前記所定領域として構築されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の電子機器制御システム。
  11. 前記ネットワークは外部のネットワークに対して通信手段を介して接続されることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の電子機器制御システム。
  12. 所定領域をカバーするネットワークに情報を出力する出力側の電子機器と、該ネットワークに出力された前記情報を入力する入力側の電子機器と、該出力側の電子機器と該入力側の電子機器とを制御する制御装置とを備える電子機器制御方法であって、
    (i)前記制御装置で、
    前記ネットワークを流れる情報を暗号化するための、前記ネットワークに固有の暗号キーを生成する生成工程と、
    該生成された暗号キーを前記複数の電子機器に送信する送信工程と、
    提供するライセンス情報を管理する管理センターとの回線接続により、前記暗号キーに関わるライセンス情報を取得する取得工程と、
    該取得されたライセンス情報に基づき、前記送信工程における前記暗号キーの送信を制御する送信制御工程と
    を実行し、
    (ii)前記出力側の電子機器で、
    前記制御装置から送信された前記暗号キーを記憶する記憶工程と、
    前記暗号キーに基づき、前記情報を暗号化する暗号化工程と
    を実行し、
    (iii)前記入力側の電子機器で、
    前記制御装置から送信された前記暗号キーを記憶する記憶工程と、
    前記暗号キーに基づき、前記暗号化された情報を復号化する復号化工程と
    を実行することを特徴とする電子機器制御方法。
  13. 所定領域をカバーするネットワークに接続された電子機器を制御する制御装置であって、
    前記ネットワークに固有の暗号キーであって、前記電子機器より前記ネットワークに入出力される情報に対する、前記電子機器による暗号化及び復号化に用いられる暗号キーを生成する生成手段と、
    該生成された暗号キーを前記電子機器に送信する送信手段と、
    提供するライセンス情報を管理する管理センターとの回線接続により、前記暗号キーに関わるライセンス情報を取得する取得手段と、
    該取得されたライセンス情報に基づき、前記送信手段における前記暗号キーの送信を制御する送信制御手段と
    を備えたことを特徴とする制御装置。
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