JP4398228B2 - コンテンツの再生記録方法及びシステム - Google Patents

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本発明は、記録型CDやDVD、メモリカード、P2Pなどの記録メディア装置に関し、特に、グループ内でコンテンツの貸し借りを行うことができる記録メディア装置に関する。
従来から、記録型のCD(CDR又はCDRW)や記録型のDVD(DVD−Rなど)、また、P2Pなどのコンピュータ同士を直接接続して、お互いの持つ情報をやり取りする通信形式であって例えばパーソナルコンピュータ(以下PC)同士を接続する形式、BCAS(Broad Cast Access system)形式などのシステムが知られている。これらのシステムは、コンテンツなどの情報を簡単に複写することができるため、便利に利用されている。
例えば、蓄積媒体に蓄積されているコンテンツの著作権および権利を保護するために、蓄積媒体内および可搬中のコンテンツの著作権、権利保護を行うために、送信側で、コンテンツを暗号化し、その鍵をメタデータに格納し、メタデータを異なる鍵で暗号化し、暗号化コンテンツと暗号化メタデータセットで配信する。受信端末に受信された暗号化コンテンツと暗号化メタデータは、まず、暗号化メタデータを復号し、コンテンツの鍵を入手し受信端末内のセキュリティが守られた鍵テーブルに保持する。次にメタデータをコンテンツと同じ鍵で再暗号化し、暗号化コンテンツと暗号化メタデータをHDDに蓄積する。視聴コンテンツが選択されると、メタデータをHDDから読み込み、鍵テーブルから鍵を入手し復号する。その後、視聴契約を行い、コンテンツとメタデータの鍵を個人用可搬CAモジュールに格納する。その後、コンテンツの鍵を用いて暗号化コンテンツを復号し、視聴可能となる技術が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−176419号公報
しかしながら、上記の技術は非常に便利ではあるが、一方において著作権保護という観点からは問題を有している。例えば、DVDやBCASでは、著作権保護の範囲が限定されたものとなっている。また、P2Pでは、著作権保護に関しては考慮されていない。これは、コンテンツの2次流通を考慮していないためである。記録・録画したコンテンツを、個人毎に視聴制限することは難しい。
また、知り合いや仲間とのグループ内においてコンテンツの媒体を個人的に貸し借りすることは、著作権保護に関して緩やかな適用が望ましいが、著作権法においては、この点に関して明確には定義されておらずグレーゾーンと言える。
これに対して、顧客管理サーバなどを用いてライセンス管理を行う仕組みは存在するが、顧客管理サーバを設けて管理する必要があるため、設備が大がかりになりコストも高くつくという問題がある。
図7は、録画したコンテンツを再生する一般的なコンテンツ記録メディアシステムの概略を示す図である。図7に示すように、一般的な記録メディアシステム100において、例えば、第1記録再生装置101と、第2記録再生装置103と、第3記録再生装置105と、のようにそれぞれ同種の複数の記録再生装置が含まれる。また、ここでは、第1から第3までの記録再生装置101、103、105において記録又は再生の少なくともいずれか一方に対応可能な記録メディア107を考える。第1記録再生装置101において、コンテンツを記録した記録メディア107は、第2及び第3のいずれの記録再生装置103,105においても再生が可能である。すなわち、記録メディアに対応する記録再生装置であれば、いずれの記録再生装置においても記録・再生処理が可能である。この場合には、記録・再生に関する制限がない。
図8は、ICカード方式のコンテンツ記録メディアシステムの構成例を示す図である。図8に示すコンテンツ記録メディアシステム200においては、ユーザが、管理センター201との間で受信契約を行うと、例えばコンテンツ配信会社の管理センター201から個人鍵203又はそれに関する情報が渡される。さらに、管理センター201からは、施錠され個人鍵203によってロックを解除することができるコンテンツ204が配信される(例えば、番組A、B)。コンテンツ204に付随する鍵マーク203aはコンテンツに錠がかけられていることを意味し、さらに、個人キー203によってロックを解除することができることを意味する。尚、個人鍵203による施錠とは、記録メディア又はコンテンツが個人鍵203によって暗号化され、個人キー203によって復号が可能な鍵情報であって、これを復号することによってコンテンツを記録再生することができることを意味する。或いは、パスワードによる保護を解除する形式でも良く、この点に関しては。以後同様に解釈される。
また、管理センター201から送られた、個人鍵203により施錠された番組A又は番組Bのそれぞれは、受信機211により受信するか或いは記録再生装置205により受信することができる。この際、受信機211又は記録再生装置205により受信された番組は、ユーザに1枚だけ貸与されたICカード207(個人鍵データ203が記録されている)を受信機211又は記録再生装置205に差し込むことにより、コンテンツの錠203aを解除することができる。
尚、この場合、ICカード207は1枚だけ貸与される。このICカード207を記録再生装置205に差し込めば、番組Aをテレビ211で視聴することができる。しかしながら、上述のようにICカード207は1枚のみしか貸与されないため、記録再生装置205にICカード207を差し込んだ場合には、同時に別の記録再生装置217にICカードを差し込むことはできない。
従って、番組Aと同時に放送される番組Aとは異なる番組Bを同時に視聴することはできない。尚、個人鍵データを渡すことにより視聴許可を行うことも考えられるが、管理者などから貸与された個人鍵データは、記録装置内に保持されているため受け渡しや使用制限の変更が行いにくく、管理が煩雑になる。
本発明は、著作権の問題を考慮しつつ、グループ内でのコンテンツの貸し借りを行うための仕組みを提供することを目的とする。
本発明では、記録メディアにコンテンツを記録する際に、個人鍵を暗号化し、個人鍵には、著作権所有者の意図に沿った貸し借りの制限・条件を示す使用制限情報を追加的に記録する。
著作権者を保護しつつ、同じ仲間内では著作権の適用を緩やかにするようにする。
本発明の一観点によれば、コンテンツを暗号化及び復号することができるコンテンツ鍵によりコンテンツを暗号化する第1ステップと、前記コンテンツ鍵を暗号化及び復号することができる個人鍵によりコンテンツ鍵を暗号化する第2ステップと、暗号化された前記コンテンツ鍵と暗号化されたコンテンツとを媒体に記録するステップと、前記個人鍵を取得し、前記媒体中の前記コンテンツ鍵を前記個人鍵により復号し、得られた前記コンテンツ鍵により前記コンテンツを復号することにより前記コンテンツを記録又は再生する第3ステップと、を有し、前記個人鍵に、前記コンテンツの記録又は再生に関する制限情報が含まれていることを特徴とするコンテンツの記録再生方法が提供される。前記第3ステップにおいて、前記制限情報に基づく処理が行われる。或いは、個人鍵の使用時に制限されるようにしても良い。
本発明によれば、複雑なシステム構成とする必要が無く、コンテンツを記録再生するために必要な個人鍵に付加情報を設けることができる。この付加情報に基づいて処理を行うことができ、緩やかな著作権保護のもとで、メディア(コンテンツ)の弾力的な活用が可能となるという利点がある。
また、ユーザ側では、上記制限下において、グループ内の友人などに有る範囲でコンテンツの利用を行わせるための手段を得ることができるという利点がある。
本発明に係るコンテンツの再生記録システムにおいては、記録メディア又はコンテンツ・番組(以下、「メディア」と称する。)などに対して記録再生制限を課すための制限情報を、個人鍵に記録しておく。
さらに、個人鍵を用いてコンテンツ鍵を秘匿化(以下、「暗号化」と称するが、パスワードなどによる秘匿化を排除するものではなく、秘匿化の技術に関しては公知の技術を適用することができる。)する。このコンテンツ鍵によりコンテンツを暗号化する。これにより、コンテンツ鍵によって暗号化(ロック)されたコンテンツ情報は、個人鍵により解読(復号)されたコンテンツ鍵によって復号(解読)することができるようになる。これにより、個人鍵を有する複数のユーザが、コンテンツ鍵を手に入れることができるようになる。
個人鍵を用いて入手したコンテンツ鍵により、暗号化されたコンテンツを復号(解読)し、記録・再生を行うことが可能になる。この際、個人鍵に記録再生制限を課すための制限情報が付加されているため、例えば、コンテンツ鍵の復号が可能であるという点では基本的に同じ情報を有する個人鍵に関して、その送り先、又は、送ることが出来る回数等の制限情報を付加情報として記憶させておき、これに基づいて個人鍵の使用制限を課し、コンテンツ鍵の復号を制限することで、コンテンツの視聴などを制限することができる。
これにより、たとえ記録メディアやコンテンツなどを入手できたとしても、記録メディアはコンテンツ鍵を入手できない限り復号できず、かつ、コンテンツ鍵を入手するためには、個人鍵を用いる必要があるため、例えば、個人鍵情報を記憶する記録再生装置によってのみ、上記記録メディア又はコンテンツを再生することができるか、或いは、記録情報を複写することができるように設定することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態による記録メディア装置について図面を参照しつつ説明を行う。図1は、本発明の第1の実施の形態によるコンテンツの再生記録システムの構成例を示す図である。図5は、本実施の形態による個人鍵情報の内容に関する例を示す。図6は、個人鍵情報における制限情報の割当て方の一例を示す図である。
図5に示すように、個人鍵情報15には、復号・暗号化情報51と、付加情報53である、コピー回数制限情報53a、有効期間制限情報53bと、視聴制限53cと、鍵分割許可情報53dとを含む情報と、電子署名55とが記録されている。このうち、付加情報53は、著作権者の許諾によって設定される情報である。図5に示す情報を有する個人鍵を用いることにより、コンテンツの利用制限を課すことができる。
図6に示すように、個人鍵の使用可能時間を横軸に、個人鍵を実質的に使用できる人数を縦軸にとると、実際には1人で用いる場合には、6時から9時までの全時間帯を1人で使用することができる(図の斜線部)。これを、7時から8時までの間は2人で使用できるようにした場合は、図に示すように8時から9時の間には1人も使用できないようにすれば、全体として斜線部と同じ使用頻度となり、特に問題がない。尚、時間帯により重み付けをしたり、使用可能人数に制限を付したりすることも可能である。
図1に示すように、本実施の形態による記録メディアシステム10は、記録再生装置5、7、9と、携帯端末(携帯電話)3とを含む。記録メディア11に対して再生可能範囲や時期的制限などの任意の制限情報を付加情報として有する個人鍵15を用いて、記録再生装置5によりコンテンツ鍵17を暗号化し、コンテンツ鍵17を用いて暗号化された(施錠された)コンテンツ鍵を記録する記録メディア11を作成する。この際、個人鍵15は、コンテンツを暗号化・復号する機能を有するとともに、一定の条件下においては、個人鍵15によって課せられた制限を解除することができる。また、個人鍵15をユーザが所持する送信装置(図では携帯電話)3から記録再生装置5、7に対して送ることが出来る。
図1に示す例では、記録再生装置5のユーザは、例えばユーザからの申請により著作権者から貸与されるユーザの個人鍵(情報)15を携帯電話3から取得する。ユーザは、自己が所持する記録再生装置5により記録メディア11内にコンテンツ情報を記録する際に、個人鍵15を用いてコンテンツ鍵17の暗号化と復号とを行うことができる。また、コンテンツ鍵17を用いると、コンテンツを暗号化することができ、この暗号化されたコンテンツを記録メディア11内に記録することができる。
記録メディア11内には、コンテンツ鍵17によって暗号化されたコンテンツが記録されている。このように施錠されたコンテンツを再生する場合には、ユーザは、予め記録再生装置7に対して個人鍵15を送り、装置7に記憶させておく。次いで、記録再生装置7に、上記コンテンツ鍵17によって暗号化されたコンテンツを記憶する記録メディア11が挿入されると、記録再生装置7に記憶されている個人鍵15によって暗号化されているコンテンツ鍵17aが復号(解読)され、コンテンツ鍵17を入手することができる、このコンテンツ鍵17を用いて、暗号化コンテンツKc(C)を復号し、記録メディア11中のコンテンツを再生することができる。
本実施の形態においては、個人鍵には、付加情報としてコンテンツの視聴などに関する有効期限情報や、複写回数制限情報などの付加情報も記録させておくことにより、使用制限の規定及び変更などが可能になる。暗号化されたコンテンツ鍵を記録させた記録メディア11を、仲間に貸与するか又は複写したメディアを譲渡する場合には、貸与又は譲渡したい仲間には、ロックを解除するための個人鍵15を送る。仲間は自己の所持する記録再生装置7に個人鍵情報15を記憶させる。この際、携帯電話3と記録再生装置7との間では相互認証を行うのが好ましい(図5を参照して後述する)。
これにより、コンテンツ鍵17により暗号化されたコンテンツを記録する記録メディア11を記録再生装置7が保持する個人鍵15に基づいて再生できる状態にすることができる。従って、記録メディア11を、記録再生装置7により再生することができる。但し、再生回数制限やメディアの一部のみを再生することが許可される再生範囲制限があれば、その範囲でのみ再生が行われる。一方、他の記録再生装置9は、携帯電話3から記録メディア11のロックを解除するためのコンテンツ鍵17aを復号するための個人鍵15を所持していないため、同じ記録メディア11を入手した場合においても、記録再生装置9により記録メディア11を再生することはできない。
以上のように、本実施の形態による記録メディアシステムにおいては、個人鍵に付された使用に関する制限を課すことができるとともに、記録再生装置などに対して個人鍵が渡されるか否かでどの程度まで記録再生処理を許容するかを決めることができるため、携帯電話3から個人鍵を送る対象又は回数に制限を付すことができる。また、記録メディアに個人鍵情報を記録させる際に、記録や複写に関する種々の制限を記録させておくことで、これらの制限の元でのみ記録再生処理を行うことができるようにすることができ、著作権許諾者の意図に沿った制限に基づく記録再生のみが許可されることになる。
次に、本発明の第2の実施の形態によるコンテンツの再生記録システムについて図面を参照しつつ説明を行う。図2は、本発明の第2の実施の形態による記録再生装置を含む記録メディアシステムの構成例を示す図である。図2に示すように、本実施の形態による記録メディアシステム20は、3台の記録再生装置5、7、9と、記録再生装置に個人キー15、16を送ることが出来る2台の携帯電話3a、3bとを有している。携帯電話3aは個人鍵15を、携帯電話3bは個人鍵16を保持している。
携帯電話3aから記録再生装置5及び7に、個人鍵15をそれぞれ送り、携帯電話3bから記録再生装置5及び9に個人鍵16を送る。ユーザは、記録メディア11に対して再生可能範囲や時期的制限などの任意の制限情報を記録するための個人鍵15と個人鍵16とを用いて、記録再生装置5によりコンテンツ鍵17、18を暗号化し、暗号化前のコンテンツ鍵17、18を用いてコンテンツを暗号化して、暗号化されたコンテンツ鍵17、18と暗号化されたコンテンツとを記録メディア11に記録する。この際、個人鍵15、16は、コンテンツ鍵を暗号化・復号する機能を有するとともに、一定の条件下において個人鍵15、16によって課せられた制限を解除することができる。
図2に示す例では、記録再生装置7のユーザは、個人鍵(情報)15を携帯電話3aから取得する。ユーザは、自己が所持する記録再生装置7により記録メディア11内にコンテンツ情報を再生する際に、個人鍵15を用いてコンテンツ鍵17を復号し、コンテンツ鍵17を取り出す。このコンテンツ鍵17を利用してコンテンツを復号し、復号されたコンテンツを再生する。上記の処理に当たっては、個人鍵15における制限が課せられる。また、記録再生装置9のユーザは、個人鍵(情報)16を携帯電話3bから取得する。ユーザは、自己が所持する記録再生装置9により記録メディア11内にコンテンツ情報を再生する際に、個人鍵16を用いてコンテンツ鍵18を復号し、コンテンツ鍵18を取り出す。このコンテンツ鍵18を利用してコンテンツを復号し、復号されたコンテンツを再生することができる。上記の処理に当たっては、個人鍵16における制限が課せられる。
このように、本実施の形態によるコンテンツの再生記録システムによれば、記録メディアに対する施錠を携帯電話から取得した個人キーにより開くことができ、この個人鍵を複数有しているため、これらをグループ内の異なるユーザに貸与することができ、異なるユーザはそれぞれが所持する個人鍵に基づいて記録メディアのコンテンツを復号するコンテンツ鍵を入手し、コンテンツの暗号化を解除し記録メディアの再生や記録のための処理を行うことができる。
次に、本発明の第3の実施の形態によるコンテンツの再生記録システムについて図面を参照しつつ説明を行う。図3は、本発明の第3の実施の形態による記録メディア記録再生システムの構成例を示す図である。図3に示すように、本実施の形態による記録メディアシステム30は、メディアが放送局32から配信されるため、個人鍵35のみを考慮すれば良い。このシステムにおいても、送信装置(図では携帯電話)3が、記録再生装置27a、27bに対して個人鍵35を送ることができる。
まず、放送局32との間の受信契約の際に、ユーザの個人鍵35を放送局32に登録する。放送局32からのコンテンツ(番組)38は、個人鍵35により暗号化されて配信され、受信機31a又は記録再生装置27aにおいて、個人鍵35を用いてコンテンツ鍵29を暗号化することができる。コンテンツ鍵29により暗号化されたコンテンツ(番組)が配信される。コンテンツに付随する暗号化されたコンテンツ鍵29は、個人鍵35により復号され、得られたコンテンツ鍵によりコンテンツを復号することができる。
この場合、例えば、個人鍵情報KA(Kc)には、使用可能時期として2003年1月から3月までが、個人鍵情報KB(Kc)には、使用可能時期として2003年4月から5月までが記録されていれば、携帯電話3から送られた個人鍵35により上記使用可能時期情報に記載されている時期的制限を読み取り、使用可能時期情報に記載されている時期的制限に基づき期間のみ使用が可能となる。本実施の形態によるシステムでは、個人鍵の付加情報により、著作権所有者の許す範囲で使用制限を変更することができる。
以下には、上記各実施の形態における相互認証方法について図面を参照しつつ説明を行う。携帯電話と記録再生装置との間の相互認証を行った後に個人鍵の受け渡しを行うのがセキュリティー上も好ましい。そこで、図4に、相互認証の流れの遷移図を示す。図4に示すように、まず、携帯電話3から記録再生装置7に対して、記録再生装置認証信号が送られる。これに対して、記録再生装置7から携帯電話3に対して、携帯電話認証信号が送られる。これにより相互認証が完了し、この時点57より暗号化通信が開始できる。その後に、携帯電話3から記録再生装置7に対して、個人鍵の受け渡し55が行われ、以後の記録・再生処理が可能になる。
以上、本発明の各実施の形態による記録メディア記録再生システムによれば、複雑なシステム構成にする必要が無く、コンテンツを記録再生するために必要な個人鍵に付加情報が設けられ、この付加情報に、複数のユーザに使用させる際の制限事項が記載されているため、この制限に沿ってのみ処理を行うことができ、緩やかな著作権保護のもとで、メディア(コンテンツ)の弾力的な活用が可能となるという利点がある。ユーザ側では、上記制限下において、グループ内の友人などに有る範囲でコンテンツの利用を行わせるための手段を得ることができるという利点がある。また、携帯端末により個人鍵を授受するため、処理が簡単になるという利点がある。尚、鍵の交換又は授受を行う場合には、相互認証処理を行うことで、不正な利用を防止することができる。
本発明は、種々のコンテンツの配信などに用いることができる。テレビ携帯電話を用いた動画配信サービスや地上デジタル放送にも対応可能である。
本発明の第1の実施の形態によるコンテンツの再生記録システムの構成例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による記録再生装置を含む記録メディアシステムの構成例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態による記録メディア記録再生システムの構成例を示す図である。 本実施の形態による相互認証の流れの遷移図である。 本実施の形態による個人鍵情報の内容に関する例を示す。 個人鍵情報における制限情報の割当て方の一例を示す図である。 録画したコンテンツを再生する一般的なコンテンツ記録メディアシステムの概略を示す図である。 ICカード方式のコンテンツ記録メディアシステムの構成例を示す図である。
符号の説明
10…記録メディアシステム、3…携帯電話、5、7、9…記録再生装置、11…記録メディア、15…個人鍵、17…コンテンツ鍵。

Claims (9)

  1. コンテンツを暗号化及び復号することができるコンテンツ鍵によりコンテンツを暗号化する第1ステップと、
    前記コンテンツ鍵を暗号化及び復号することができる個人鍵によりコンテンツ鍵を暗号化する第2ステップと、
    暗号化された前記コンテンツ鍵と暗号化されたコンテンツとを媒体に記録するステップと、
    前記個人鍵を取得し、前記媒体中の前記コンテンツ鍵を前記個人鍵により復号し、得られた前記コンテンツ鍵により前記コンテンツを復号することにより前記コンテンツを記録又は再生する第3ステップと、を有し、
    前記個人鍵に、前記コンテンツの記録又は再生に関する制限情報が含まれていることを特徴とするコンテンツの記録再生方法。
  2. 前記第2のステップは、異なる複数の個人鍵により前記コンテンツ鍵を暗号化するステップを含み、
    前記第3のステップにおいて、前記異なる複数の個人鍵のうち少なくともいずれか1つを取得することにより、前記コンテンツ鍵を復号可能であることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツの記録再生方法。
  3. 前記個人鍵は、個人の所持する携帯端末によって作成又は取得され、前記携帯端末から送られることにより前記第3のステップにおいて利用されることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツの記録再生方法。
  4. さらに、個人鍵の受け渡しに先立って、コンテンツの再生側と携帯端末側とで相互認証を行うステップを有することを特徴とする請求項3に記載のコンテンツの記録再生方法。
  5. デジタル放送の番組受信方法であって、
    コンテンツを暗号化及び復号することができるコンテンツ鍵によりコンテンツを暗号化する第1ステップと、
    前記コンテンツ鍵を暗号化及び復号することができる個人鍵により前記コンテンツ鍵を暗号化する第2ステップと、
    暗号化された前記コンテンツ鍵と暗号化されたコンテンツとを配信するステップと、
    配信された前記コンテンツ鍵を前記個人鍵により復号し、得られた前記コンテンツ鍵により前記コンテンツを復号することにより前記コンテンツを受信する第3のステップと、を有し、
    前記個人鍵は、受信契約により登録され、前記個人鍵に、前記コンテンツの受信に関する制限情報が含まれていることを特徴とするデジタル放送の番組受信方法。
  6. 請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. コンテンツを暗号化及び復号することができるコンテンツ鍵を生成するコンテンツ鍵生成部と、
    前記コンテンツ鍵を暗号化及び復号することができる個人鍵の授受及び保持の管理を行う個人鍵管理部と、
    暗号化された前記コンテンツ鍵と暗号化されたコンテンツとを媒体に記録させる記録部と、
    前記個人鍵管理部に基づいて前記個人鍵を取得し、前記媒体中の前記コンテンツ鍵を前記個人鍵により復号し、得られた前記コンテンツ鍵により前記コンテンツを復号することにより前記コンテンツを記録又は再生する記録再生部とを有するコンテンツの記録再生システムにおいて、
    前記個人鍵に、前記コンテンツの記録又は再生に関する制限情報が含まれ、該制限情報に基づいて記録再生処理が行われることを特徴とするコンテンツの記録再生システム。
  8. 個人鍵で暗号化されたコンテンツ鍵と、前記コンテンツ鍵で暗号化されたコンテンツが入力された際に、前記暗号化されたコンテンツを復号する前記個人鍵を記憶している場合にのみ前記コンテンツの再生が可能になるように制御される再生制御部を有し、
    前記個人鍵に前記コンテンツの記録又は再生に関する制限情報が含まれていることを特徴とする記録再生装置。
  9. 前記制限情報は書き換え可能であることを特徴とする請求項8に記載の記録再生装置
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