JP3904289B2 - 接地荷重制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変速時における車両の運動制御に適する接地荷重制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
滑り易い路面を走行する際の車両の不安定な挙動を防止するために、例えばエンジンの出力を制御するようにしたものがある。その制御では、駆動輪の空転を検出するセンサを設けておき、滑り易い路面で空転が生じたことを検出したら、エンジンの出力を一時的に絞るなどしてタイヤが再びグリップを回復するように動作させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のものでは、タイヤの空転が発生してから初めて上記エンジン出力を絞るなどの制御を行うため、例えば滑りやすい路面での旋回中にシフトアップを行った場合に発生する駆動輪の空転に対しては、応答遅れが生じるため、駆動輪の空転を避けることができず、その際に車両の挙動が乱されるという問題がある。
【0004】
また、上記走行中にシフトダウンを行った場合には、タイヤ回転数の方がミッション側回転数よりも低くなることから、急激に大きなエンジンブレーキが発生して、車両挙動が不安定になる虞がある。そのため、上記制御によりエンジン出力を絞ることが考えられるが、ドライバビリティが悪化するという問題が生じる。
【0005】
本発明は、このような従来技術に課せられた問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、車両のシフトチェンジにおける車両挙動の安定性を確保する接地荷重制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために、本発明に於いては、ばね上質量とばね下質量との少なくともいずれか一方の運動速度を制御するべく車体と車軸との間の上下方向相対距離を能動的に変化させ、伸縮加速度を発生させることで当該車体に上下方向の慣性力を発生させ、その反力により駆動輪のタイヤ(1)と路面との間に作用する接地荷重(W)を変化させるためのアクチュエータ(5)と、駆動輪のタイヤ回転数(TN)を検出するタイヤ回転数検出手段(31)と、前記タイヤ回転数(TN)との比較を行うべく整合を取るためにエンジン回転数およびシフト位置に応じて算出するミッション側回転数(MN)を検出するミッション側回転数検出手段(32・33)とを有し、前記タイヤ回転数(TN)が前記ミッション側回転数(MN)より小さくかつシフトダウンする時には、前記アクチュエータ(5)の収縮加速度を変化させることにより前記駆動輪のタイヤ接地荷重(W)を減少させ、また、前記タイヤ回転数(TN)が前記ミッション側回転数(MN)より大きくかつシフトアップする時には、前記アクチュエータの伸張加速度を変化させることにより前記駆動輪のタイヤ接地荷重を増加させるものとした。
【0007】
このようにすることにより、例えば滑りやすい路面で旋回中にシフトアップを行った場合にはタイヤ空転が発生する可能性があるため、その場合には駆動輪のタイヤ接地荷重を増加させることにより、路面に対するグリップ力を増大して空転を防止することができる。また、走行中にシフトダウンを行った場合にはタイヤ接地荷重が大きいと急激に大きなエンジンブレーキが発生して車両挙動が不安定になり易いが、駆動輪のタイヤ接地荷重を減少させることにより、駆動力の変動を吸収することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面に示された具体例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0009】
図1は、本発明が適用される能動型懸架装置の要部の概略構成を模式的に示している。車軸と一体をなすタイヤ1は、上下のサスペンションアーム2・3により、車体4に対して上下動可能に支持されている。そして下サスペンションアーム3と車体4との間には、油圧駆動によるリニアアクチュエータ5が設けられている。
【0010】
リニアアクチュエータ5は、シリンダ/ピストン式のものであり、シリンダ内に挿入されたピストン6の上下の油室7・8に可変容量型油圧ポンプ9から供給される作動油圧をサーボ弁10で制御することにより、ピストンロッド11に上下方向の推力を発生させ、これによってタイヤ1の中心(車軸)と車体4との間の相対距離を自由に変化させることができるようになっている。
【0011】
ポンプ9からの吐出油は、ポンプ脈動の除去および過渡状態での油量を確保するためのアキュムレータ12に蓄えられた上で、各輪に設けられたアクチュエータ5に対し、各アクチュエータ5に個々に設けられたサーボ弁10を介して供給される。
【0012】
この油圧回路には、公知の能動型懸架装置と同様に、アンロード弁13、オイルフィルタ14、逆止弁15、圧力調整弁16、およびオイルクーラ17などが接続されている。
【0013】
なお、サーボ弁10は、電子制御ユニット(ECU)18から発せられる制御信号をサーボ弁ドライバ19を介してソレノイド10aに与えることにより、油圧アクチュエータ5に与える油圧と方向とが連続的に制御されるものであり、車体4とピストンロッド11との接続部に設けられた荷重センサ20、車体4と下サスペンションアーム3との間に設けられたストロークセンサ21、車体側の上下加速度を検出するばね上加速度センサ22、およびタイヤ側の上下加速度を検出するばね下加速度センサ23の信号をECU18で処理した信号に基づいて制御される。
【0014】
ECU18においては、ばね上加速度センサ22とばね下加速度センサ23との各信号が目標荷重演算部24に入力していると共に、駆動輪の回転数を検出するタイヤ回転数センサ31と、エンジンの出力軸の回転数を検出するミッション側回転数センサ32と、シフト位置を検出するシフトセンサ33との各信号が車両挙動判定部34に入力し、その車両挙動判定部34の出力信号が目標荷重演算部24に入力するようになっている。その目標荷重演算部24で、上記各信号を参照して仮の目標荷重を求め、この値と荷重センサ20の信号との差分を安定化演算部25で処理した後、変位制限比較演算部26でストロークセンサ21の信号を参照してアクチュエータ5のストロークの限界内での制御が行われるようにサーボ弁ドライバ19に与える指令値を調整する。
【0015】
そしてこの調整された指令信号により、目標荷重と実荷重とが等しくなるようにサーボ弁10を駆動してアクチュエータ5にストロークを発生させ、タイヤ接地荷重を増大させる向きの上下加速度を、ばね上質量とばね下質量との少なくともいずれか一方に発生させる。
【0016】
次に本発明の原理について説明する。図2のモデルにおいて、
M2:ばね上質量
M1:ばね下質量
Z2:ばね上座標
Z1:ばね下座標
Kt:タイヤのばね定数
Fz:アクチュエータ推力
とし、下向きを正方向とすると、ばね上質量M2並びにばね下質量M1の運動方程式は、それぞれ次式で与えられる。ただし式中の*マークは一階微分を表し、**マークは二階微分を表す。
【0017】
M2・Z2**=−Fz
M1・Z1**+Kt・Z1=Fz
【0018】
従って、タイヤ接地荷重Wは次式で与えられる。
【0019】
W=−Kt・Z1=−Fz+M1・Z1**
=M2・Z2**+M1・Z1**
【0020】
つまり接地荷重Wは、ばね上慣性力とばね下慣性力との和となるので、アクチュエータ5の伸縮加速度を制御してばね上質量とばね下質量との少なくともいずれか一方の慣性力を変化させることにより、接地荷重Wを変化させることができる。従って、アクチュエータ5の伸縮加速度を制御することにより、接地荷重Wをタイヤ毎に一時的に増大させることが可能となる。なお、サスペンションストロークを200mmとしてアクチュエータ5に1トンの推力を発生させた場合、約0.2秒間作動させることができる。
【0021】
一般的には、アクチュエータの消費エネルギを節約するために車両重量を支持する懸架スプリングと減衰力発生用ダンパとを併用するが(図3参照)、その場合には、
Ks:懸架スプリングのばね定数
C:ダンパの減衰係数
とすると、ばね上質量M2並びにばね下質量M1の運動方程式は、それぞれ次式で与えられる。
【0022】
M2・Z2**+C・(Z2*−Z1*)+Ks・(Z2−Z1)=−Fz
M1・Z1**+C・(Z1*−Z2*)+Ks・(Z1−Z2)+Kt・Z1=Fz
【0023】
従って、タイヤ接地荷重Wは次式で与えられる。
【0024】
W=−Kt・Z1=−Fz+M1・Z1**+C・(Z1*−Z2*)+Ks・(Z1−Z2)
=M2・Z2**+M1・Z1**
【0025】
つまり接地荷重Wは、上記と同様に、アクチュエータの伸縮加速度を制御することによって変化させることができることが分かる。
【0026】
実際の車両の慣性力は、上下方向運動のみならず、ローリング運動およびピッチング運動によっても発生する。ここでばね上質量の重心点を通る各軸回りの回転運動を、
ロールレイト:φ
ピッチレイト:θ
ヨーレイト:γ
とし、重心位置を基準とした前後方向中心線と左右方向中心線から各輪の接地中心までの距離をそれぞれLf、Lr、Tf/2、Tr/2とし(図4参照)、各輪のアクチュエータの推力を、Fz1(前左)、Fz2(前右)、Fz3(後右)、Fz4(後左)とし、力、モーメント、並びに座標系の向きを図5に示すものとすれば、ローリングモーメントは、
Mx=Tf/2・(−Fz1+Fz2)−Tf/2・(−Fz3+Fz4)
となり、ピッチングモーメントは、
My=Lf・(−Fz1−Fz2)−Lr・(−Fz3−Fz4)
となる。
【0027】
また、
ローリング慣性モーメント:Ix
ピッチング慣性モーメント:Iy
とすれば、
ローリング慣性力は、
Ixφ=Mx=Tf/2・(−Fz1+Fz2)−Tf/2・(−Fz3+Fz4)
となり、ピッチング慣性力は
Iyθ*=My=Lf・(−Fz1−Fz2)−Lr・(−Fz3−Fz4)
となる。
【0028】
さらに上下運動の慣性力は、
M2・Z2**=−Fz1−Fz2−Fz3−Fz4
となり、これらの慣性力の少なくとも1つを制御することにより、ローリング運動およびピッチング運動を含む場合の接地荷重も、各タイヤについて個々に制御できることが分かる。なお、従来のものは、4輪に荷重を配分するため、ローリング慣性力、ピッチング慣性力、並びに上下運動の慣性力は発生せず、これらの値は0となる。
【0029】
上記実施例は、アクチュエータとして油圧駆動のシリンダ装置を用いるものを示したが、これはリニアモータ或いはボイスコイルなどの如きその他の電気式の推力発生手段を用いても、あるいはカム機構やばね手段を用いて加速度を発生させても、同様の効果を得ることもできる。
【0030】
次に、本発明に基づき上記アクチュエータ5を用いることにより、走行中のシフトチェンジ時の車両の挙動不安定状態になることを防止する制御を図6のフロー図に基づいて以下に示す。第1ステップST1及び第2ステップST2において、タイヤ回転数センサ31及びミッション側回転数センサ32により駆動輪のタイヤ回転数TN及びミッション側回転数MNの各信号を読み込む。
【0031】
第3ステップST3では、車両挙動判定部34によりタイヤ回転数TNとミッション側回転数MNとの比較を行う。なお、ミッション側回転数MNとしてエンジン回転数を用い た場合には、タイヤ回転数との整合を取るためにシフト位置信号に応じて係数を乗算して、両者の比較を行えば良い。この第3ステップST3でタイヤ回転数TNがミッション側回転数MNよりも高かった場合には第4ステップST4に進み、逆の場合には第5ステップST5に進む。
【0032】
ステップSTでは、シフトアップされたか否かを判別する。ここで、シフトアップではないと判別された場合には第1ステップST1に戻り、第1ステップST1からフローをやり直す。ステップSTでシフトアップされたと判別された場合には、第ステップSTに進み、その第ステップSTでは接地荷重増加制御を行う。
【0033】
例えば滑りやすい路面でシフトアップを行った場合には、エンジン回転数が駆動輪に伝達されると、タイヤが高回転で回り始めようとするため、上記したように滑りやすい路面ではタイヤの空転が発生してしまう。そのような状態になると、車両の挙動が極めて不安定になる。
【0034】
それに対して、本発明では第ステップSTから第ステップSTに進んだ場合には、上記したタイヤ空転によるスリップの発生の可能性があることから、第ステップSTで接地荷重を増大させている。このようにすることにより、タイヤから路面に伝達可能な駆動力の最大値が増えるため、スリップの発生を未然に防止し得る。
【0035】
なお、図示されない車速センサによる車速や、タイヤ回転数TNとミッション側回転数MNとの差の大きさなどにより、スリップを生じさせない荷重を演算し、ばね上加速度センサ22とばね下加速度センサ23との各信号を参照して、内部的に求めた仮の目標荷重信号を、荷重センサ20の信号をフィードバックして安定化演算部25に入力する。その安定化演算部25の出力信号とストロークセンサ21の信号とを変位制限比較演算部26にて比較することにより、サスペンション変位の限界内で制御が行われるように調整する。そして、変位制限比較演算部26の信号出力によりサーボ弁ドライバ19を介してサーボ弁10を制御して、アクチュエータ5を駆動して所望の接地荷重を発生させ、それによりスリップ状態を未然に防止することを行う。
【0036】
また、前記第5ステップSTでシフトダウンではないと判別された場合には第1ステップST1に戻り、第1ステップST1からフローをやり直す。第ステップSTでシフトダウンされたと判別された場合には、第ステップSTに進み、その第ステップSTでは接地荷重減少制御を行う。
【0037】
例えば走行中にシフトダウンを行った場合には、その状態でエンジンブレーキが駆動輪に伝達されると、急速に減速し、車体へ大きなショックが伝わり、それによりドライバビリティが悪化する。
【0038】
それに対して、本発明では第ステップSTから第ステップSTに進んだ場合には、上記した急激なエンジンブレーキによる車体への大きなショック発生の可能性があることから、第ステップSTで接地荷重を減少させている。このようにすることにより、タイヤが発生できる駆動力の最大値が低下するため、エンジンブレーキ時のエンジンの大幅な出力低下を発生させることなく、車体へのショックを低減し得る。
【0039】
なお、本出願の趣旨を逸脱しない範囲で、使用しているセンサを簡素化することができる。例えば本実施例ではセンサが冗長構成されているが、ストロークセンサ21を廃止し、ばね下加速度センサ23・ばね上加速度センサ22・ばね下質量・ばね上質量をそれぞれ掛け合わせたものを引き算することで、荷重センサ20を廃止することも可能である。また、荷重センサ20とストロークセンサ21とから状態推定器を構成し、ばね下加速度及びばね上加速度を求めることも可能である。このように、必要に応じて適宜システム構成を変化させることが可能である。また、図1のECUはデジタル・アナログ・ハイブリッドの何れでも実現可能である。
【0040】
【発明の効果】
このように本発明によれば、車両が滑り易い路面を走行中にシフトアップした場合に、タイヤが空転する可能性がある場合にはタイヤ接地荷重を増大させることから、タイヤが発生可能な駆動力の最大値が増加して、空転を防止でき、例えば滑りやすい路面において旋回中に上記シフトアップを行っても安定した走行状態を確保し得る。また、シフトダウンした場合に、エンジンブレーキが急激に増大する可能性がある場合にはタイヤ接地荷重を減少させることから、タイヤが発生可能な駆動力の最大値が低下して、シフトダウンにより発生した駆動力の変動を吸収することができ、エンジンの大幅な出力低下が起きず、エンジンブレーキ発生時のショックを低減することができ、安定した走行状態を確保し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される能動型懸架装置の概略システム構成図。
【図2】 本発明の原理を説明するためのモデル図
【図3】 一般的な能動型懸架装置のモデル図。
【図4】 車体重心位置と接地位置との関係を示す説明図。
【図5】 力、モーメント、並びに座標系の向きの関係を示す説明図。
【図6】 本発明に基づく制御を示すフロー図。
【符号の説明】
1 タイヤ
2 上サスペンションアーム
3 下サスペンションアーム
4 車体
5 アクチュエータ
6 ピストン
7・8 油室
9 油圧ポンプ
10 サーボ弁
11 ピストンロッド
12 アキュムレータ
13 アンロード弁
14 オイルフィルタ
15 逆止弁
16 圧力調整弁
17 オイルクーラ
18 電子制御ユニット(ECU)
19 サーボ弁ドライバ
20 荷重センサ
21 ストロークセンサ
22 ばね上加速度センサ
23 ばね下加速度センサ
24 目標荷重演算部
25 安定化演算部
26 変位制限比較演算部
31 タイヤ回転数センサ
32 ミッション側回転数センサ
33 シフトセンサ
34 車両挙動判定部

Claims (2)

  1. ばね上質量とばね下質量との少なくともいずれか一方の運動速度を制御するべく車体と車軸との間の上下方向相対距離を能動的に変化させ、伸縮加速度を発生させることで当該車体に上下方向の慣性力を発生させ、その反力により駆動輪のタイヤ(1)と路面との間に作用する接地荷重(W)を変化させるためのアクチュエータ(5)と、駆動輪のタイヤ回転数(TN)を検出するタイヤ回転数検出手段(31)と、前記タイヤ回転数(TN)との比較を行うべく整合を取るためにエンジン回転数およびシフト位置に応じて算出するミッション側回転数(MN)を検出するミッション側回転数検出手段(32・33)とを有し、
    前記タイヤ回転数(TN)が前記ミッション側回転数(MN)より小さくかつシフトダウンする時には、前記アクチュエータ(5)の収縮加速度を変化させることにより前記駆動輪のタイヤ接地荷重(W)を減少させることを特徴とする接地荷重制御装置。
  2. 前記タイヤ回転数(TN)が前記ミッション側回転数(MN)より大きくかつシフトアップする時には、前記アクチュエータ(5)の伸張加速度を変化させることにより前記駆動輪のタイヤ接地荷重(W)を増加させることを特徴とする請求項1に記載の接地荷重制御装置。
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