JP3814056B2 - 接地荷重制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、接地荷重制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のサスペンションにおける減衰力を自動的に制御するようにした装置があり、例えば特開平3−114914号に開示されているものがある。その装置では、ばね上・ばね下の両者間に流体シリンダを配設し、各流体シリンダへの供給流量を制御することにより車両のサスペンション特性を可変にした所謂アクティブサスペンションを用いて、各流体シリンダの流体の圧力を検出する手段と、この手段に基づき車両の重量バランスを検出する手段を設け、この重量バランスから車両旋回時には車体前部の荷重移動量が車体後部の荷重移動量よりも大きくなるように制御ゲインを変更し、適切なアンダーステア特性となるように制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術においては、前後のロール剛性の配分を動的に制御することで、4輪の接地荷重のうち荷重に余裕のあるタイヤに負担の割合を増やすものであり、4輪の合計荷重の大きさは変えずに、その前後輪のバランスを最適化するようにしている。そのため、旋回時に4輪の最適バランス状態からさらに厳しい高G旋回状態に移った時には、車両はコントロールを失って、スピン・プラウアウト・4輪ドリフトといった各状態に移行してしまうという問題がある。
【0004】
本発明は、このような従来技術に課せられた問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、高G旋回時の安定した運動状態をより一層高めることのできる接地荷重制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために、本発明に於いては、体と車軸との間の上下方向相対距離を能動的に変化させるためのアクチュエータの伸縮加速度で車体に上下方向の慣性力を発生させ、その反力をタイヤと路面との間に作用する接地荷重に加える接地荷重制御手段と、車両のヨーレイトを検出するヨーレイト検出手段と、車両の横Gを検出する横G検出手段とを有し、少なくとも前記ヨーレイトを微分して算出したヨーレイト変化率と前記横Gとに基づいて車両の旋回中に生じるスピン・プラウアウト・4輪ドリフトを判断し、前記スピンの場合には後輪の接地荷重を、前記プラウアウトの場合には前輪の接地荷重を、前記4輪ドリフトの場合には全輪の接地荷重をそれぞれ前記接地荷重制御手段により増大させる制御を行うものとした。
【0006】
このようにすることにより、高G旋回時に車輪が横方向の限界特性を超えてスピン・プラウアウト・4輪ドリフト等の状態に移行する可能性及び当該移行途上にあると判断できると共に、スピンの場合には後輪を、プラウアウトの場合には後輪外輪を、4輪ドリフトの時には前後のモーメントの釣り合いを保ちつつ全輪を、それぞれ対象となる各輪の接地荷重を増加させるように対応するアクチュエータを制御することができ、車両の高G旋回時に生じた上記各状態から復帰することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面に示された具体例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0008】
図1は、本発明が適用される能動型懸架装置の要部の概略構成を模式的に示している。車軸と一体をなすタイヤ1は、上下のサスペンションアーム2・3により、車体4に対して上下動可能に支持されている。そして下サスペンションアーム3と車体4との間には、油圧駆動によるリニアアクチュエータ5が設けられている。
【0009】
リニアアクチュエータ5は、シリンダ/ピストン式のものであり、シリンダ内に挿入されたピストン6の上下の油室7・8に可変容量型油圧ポンプ9から供給される作動油圧をサーボ弁10で制御することにより、ピストンロッド11に上下方向の推力を発生させ、これによってタイヤ1の中心(車軸)と車体4との間の相対距離を自由に変化させることができるようになっている。
【0010】
ポンプ9からの吐出油は、ポンプ脈動の除去および過渡状態での油量を確保するためのアキュムレータ12に蓄えられた上で、各輪に設けられたアクチュエータ5に対し、各アクチュエータ5に個々に設けられたサーボ弁10を介して供給される。
【0011】
この油圧回路には、公知の能動型懸架装置と同様に、アンロード弁13、オイルフィルタ14、逆止弁15、圧力調整弁16、およびオイルクーラ17などが接続されている。
【0012】
なお、サーボ弁10は、電子制御ユニット(ECU)18から発せられる制御信号をサーボ弁ドライバ19を介してソレノイド10aに与えることにより、油圧アクチュエータ5に与える油圧と方向とが連続的に制御されるものであり、車体4とピストンロッド11との接続部に設けられた荷重センサ20、車体4と下サスペンションアーム3との間に設けられたストロークセンサ21、車体側の上下加速度を検出するばね上加速度センサ22、およびタイヤ側の上下加速度を検出するばね下加速度センサ23の信号をECU18で処理した信号に基づいて制御される。
【0013】
ECU18においては、ばね上加速度センサ22とばね下加速度センサ23との各信号が目標荷重演算部24に入力していると共に、ヨーレイトセンサ31・横Gセンサ32・舵角センサ33の各信号が車両挙動判定及び復帰荷重演算部34に入力し、その車両挙動判定及び復帰荷重演算部34からの出力信号が目標荷重演算部24に入力するようになっている。その目標荷重演算部24で、上記各信号を参照して仮の目標荷重を求め、この値と荷重センサ20の信号との差分を安定化演算部25で処理した後、変位制限比較演算部26でストロークセンサ21の信号を参照してアクチュエータ5のストロークの限界内での制御が行われるようにサーボ弁ドライバ19に与える指令値を調整する。
【0014】
そしてこの調整された指令信号により、目標荷重と実荷重とが等しくなるようにサーボ弁10を駆動してアクチュエータ5にストロークを発生させ、タイヤ接地荷重を増大させる向きの上下加速度を、ばね上質量とばね下質量との少なくともいずれか一方に発生させる。
【0015】
次に本発明の原理について説明する。図2のモデルにおいて、
M2:ばね上質量
M1:ばね下質量
Z2:ばね上座標
Z1:ばね下座標
Kt:タイヤのばね定数
Fz:アクチュエータ推力
とし、下向きを正方向とすると、ばね上質量M2並びにばね下質量M1の運動方程式は、それぞれ次式で与えられる。ただし式中の*マークは一階微分を表し、**マークは二階微分を表す。
【0016】
M2・Z2**=−Fz
M1・Z1**+Kt・Z1=Fz
【0017】
従って、タイヤ接地荷重Wは次式で与えられる。
【0018】
W=−Kt・Z1=−Fz+M1・Z1**
=M2・Z2**+M1・Z1**
【0019】
つまり接地荷重Wは、ばね上慣性力とばね下慣性力との和となるので、アクチュエータ5の伸縮加速度を制御してばね上質量とばね下質量との少なくともいずれか一方の慣性力を変化させることにより、接地荷重Wを変化させることができる。従って、アクチュエータ5の伸縮加速度を制御することにより、接地荷重Wをタイヤ毎に一時的に増大させることが可能となる。なお、サスペンションストロークを200mmとしてアクチュエータ5に1トンの推力を発生させた場合、約0.2秒間作動させることができる。
【0020】
一般的には、アクチュエータの消費エネルギを節約するために車両重量を支持する懸架スプリングと減衰力発生用ダンパとを併用するが(図3参照)、その場合には、
Ks:懸架スプリングのばね定数
C:ダンパの減衰係数
とすると、ばね上質量M2並びにばね下質量M1の運動方程式は、それぞれ次式で与えられる。
【0021】
M2・Z2**+C・(Z2*−Z1*)+Ks・(Z2−Z1)
=−Fz
M1・Z1**+C・(Z1*−Z2*
+Ks・(Z1−Z2)+Kt・Z1=Fz
【0022】
従って、タイヤ接地荷重Wは次式で与えられる。
【0023】
W=−Kt・Z1
=−Fz+M1・Z1**+C・(Z1*−Z2*
+Ks・(Z1−Z2)
=M2・Z2**+M1・Z1**
【0024】
つまり接地荷重Wは、上記と同様に、アクチュエータの伸縮加速度を制御することによって変化させることができることが分かる。
【0025】
実際の車両の慣性力は、上下方向運動のみならず、ローリング運動およびピッチング運動によっても発生する。ここでばね上質量の重心点を通る各軸回りの回転運動を、
ロールレイト:φ
ピッチレイト:θ
ヨーレイト:γ
とし、重心位置を基準とした前後方向中心線と左右方向中心線から各輪の接地中心までの距離をそれぞれLf、Lr、Tf/2、Tr/2とし(図4参照)、各輪のアクチュエータの推力を、Fz1(前左)、Fz2(前右)、Fz3(後右)、Fz4(後左)とし、力、モーメント、並びに座標系の向きを図5に示すものとすれば、ローリングモーメントは、
Mx=Tf/2・(−Fz1+Fz2)
−Tf/2・(−Fz3+Fz4)
となり、ピッチングモーメントは、
My=Lf・(−Fz1−Fz2)
−Lr・(−Fz3−Fz4)
となる。
【0026】
また、
ローリング慣性モーメント:Ix
ピッチング慣性モーメント:Iy
とすれば、
ローリング慣性力は、
Ixφ*=Mx
=Tf/2・(−Fz1+Fz2)
−Tf/2・(−Fz3+Fz4)
となり、ピッチング慣性力は
Iyθ*=My
=Lf・(−Fz1−Fz2)
−Lr・(−Fz3−Fz4)
となる。
【0027】
さらに上下運動の慣性力は、
M2・Z2**=−Fz1−Fz2−Fz3−Fz4
となり、これらの慣性力の少なくとも1つを制御することにより、ローリング運動およびピッチング運動を含む場合の接地荷重も、各タイヤについて個々に制御できることが分かる。なお、従来のものは、4輪に荷重を配分するため、ローリング慣性力、ピッチング慣性力、並びに上下運動の慣性力は発生せず、これらの値は0となる。
【0028】
上記実施例は、アクチュエータとして油圧駆動のシリンダ装置を用いるものを示したが、これはリニアモータ或いはボイスコイルなどの如きその他の電気式の推力発生手段を用いても、あるいはカム機構やばね手段を用いて加速度を発生させても、同様の効果を得ることもできる。
【0029】
次に、車両の高G旋回時に生じるスピン・プラウアウト・4輪ドリフトなどの各状態からの復帰を上記アクチュエータ5を用いて行う制御を図6のフロー図に基づいて以下に示す。第1ステップST1から第3ステップST3において、ヨーレイトセンサ31・横Gセンサ32・舵角センサ33によりヨーレイト・横G・舵角の各信号を読み込む。
【0030】
第4ステップST4では、第1ステップST1で読み込んだヨーレイト信号を微分して、ヨーレイト変化率としてのヨーレイト微分値を算出する。次の第5ステップST5では舵角が減少しているか否かを判別し、減少している場合には第1ステップST1に戻り、一定または増加している場合には第6ステップST6に進む。第6ステップST6では横Gが減少または変化無しか否かを判別し、増大している場合には第1ステップST1に戻り、減少している場合や変化無しの場合には第7ステップST7に進む。そして第7ステップST7で、車両挙動判定及び復帰荷重演算部34にて車両がスピン・プラウアウト・4輪ドリフトの各状態に移行する可能性あるいは移行途上であることの判定を行う。
【0031】
上記旋回軌跡での各状態の判定を、第4ステップST4で求めたヨーレイト微分値により判断し得る。この判断の前提条件としては、ブレーキ操作が無く、舵角が一定または増加させている状態において、横Gが減少していることである。そして、ヨーレイト微分値が正の値の場合にはスピン状態であり、ヨーレイト微分値が0の場合には4輪ドリフト状態であり、ヨーレイト微分値が負の値の場合にはプラウアウト状態であると判断できる。
【0032】
なお、4輪ドリフト状態の判定にあっては、現実的には0を含む幅をもたせた範囲で判定することになり、上記他の条件を満たしてヨーレイト微分値が正の基準値及び負の基準値の両値間にある場合には4輪ドリフト状態であるとする。
【0033】
第7ステップST7で、ヨーレイト微分値が負の値であると判別された場合には第8ステップST8に進み、ヨーレイト微分値が正の値であると判別された場合には第9ステップST9に進み、ヨーレイト微分値が0付近であると判別された場合には第10ステップST10に進む。それら第8〜10ステップST8〜10では上記各状態に応じた接地荷重増加制御を行う。
【0034】
例えばヨーレイト微分値が正の値でスピン状態を判定した場合には、そのスピン状態から復帰するための荷重を演算し、ばね上加速度センサ22とばね下加速度センサ23との各信号を参照して、内部的に求めた仮の目標荷重信号を、荷重センサ20の信号をフィードバックして安定化演算部25に入力する。その安定化演算部25の出力信号とストロークセンサ21の信号とを変位制限比較演算部26にて比較することにより、サスペンション変位の限界内で制御が行われるように調整する。そして、変位制限比較演算部26の信号出力によりサーボ弁ドライバ19を介してサーボ弁10を制御して、アクチュエータ5を駆動して所望の接地荷重を発生させ、それによりスピン状態からの復帰を行う。
【0035】
スピン状態は、車両旋回時において前輪トータルの横力による重心回りのモーメントが後輪トータルの横力によるモーメントを上回る時に起こる挙動である。したがって、その挙動から復帰するには、前輪のタイヤ接地荷重を減少させるか、後輪のタイヤ接地荷重を増加させて、モーメントの前後バランスを均等にすれば良い。例えば、旋回中の車両の各タイヤの接地荷重(=グリップ力)分布を概念的に示す図7のように、後輪のタイヤ接地荷重を図の実線で示される状態から図の想像線で示される状態に増加させると良く、本図示例では第9ステップST9で後輪接地荷重を増加させる制御を行っている。
【0036】
また、プラウアウトの時には後輪外輪の接地荷重を増加させたり、前輪の接地荷重を増加させるかまたは後輪の接地荷重を減少させることでプラウアウトからの復帰が可能であることから、本図示例では第8ステップST8で前輪接地荷重を増加させる制御を行っている。そして、4輪ドリフトの時には全輪の接地荷重を前後のモーメントを釣り合いを保ちつつ増加させることで、4輪ドリフトから復帰することができ、本図示例では第10ステップST10で前後輪の接地荷重を増加させる制御を行っている。
【0037】
なお、本出願の趣旨を逸脱しない範囲で、使用しているセンサを簡素化することができる。例えば本実施例ではセンサが冗長構成されているが、ストロークセンサ21を廃止し、ばね下加速度センサ23・ばね上加速度センサ22・ばね下質量・ばね上質量をそれぞれ掛け合わせたものを引き算することで、荷重センサ20を廃止することも可能である。また、荷重センサ20とストロークセンサ21とから状態推定器を構成し、ばね下加速度及びばね上加速度を求めることも可能である。このように、必要に応じて適宜システム構成を変化させることが可能である。また、図1のECUはデジタル・アナログ・ハイブリッドの何れでも実現可能である。
【0038】
【発明の効果】
このように本発明によれば、車両が高G旋回時にタイヤの横方向の限界特性を越えた場合には、スピン・プラウアウト・4輪ドリフト等の状態になる可能性があるが、その可能性若しくはその移行途上にあることの判定を横Gとヨーレイト変化率とにより判定でき、上記各状態を判定した時には、アクチュエータによりばね上及びばね下加速度の少なくともいずれか一方を直接制御して、ばね下の接地荷重を任意に制御して、上記各状態から復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される能動型懸架装置の概略システム構成図。
【図2】本発明の原理を説明するためのモデル図
【図3】一般的な能動型懸架装置のモデル図。
【図4】車体重心位置と接地位置との関係を示す説明図。
【図5】力、モーメント、並びに座標系の向きの関係を示す説明図。
【図6】本発明に基づく制御を示すフロー図。
【図7】旋回中の各タイヤの接地荷重の状態を示す図。
【符号の説明】
1 タイヤ
2 上サスペンションアーム
3 下サスペンションアーム
4 車体
5 アクチュエータ
6 ピストン
7・8 油室
9 油圧ポンプ
10 サーボ弁
11 ピストンロッド
12 アキュムレータ
13 アンロード弁
14 オイルフィルタ
15 逆止弁
16 圧力調整弁
17 オイルクーラ
18 電子制御ユニット(ECU)
19 サーボ弁ドライバ
20 荷重センサ
21 ストロークセンサ
22 ばね上加速度センサ
23 ばね下加速度センサ
24 目標荷重演算部
25 安定化演算部
26 変位制限比較演算部
31 ヨーレイトセンサ
32 横Gセンサ
33 舵角センサ
34 車両挙動判定及び復帰荷重演算部

Claims (1)

  1. 体と車軸との間の上下方向相対距離を能動的に変化させるためのアクチュエータの伸縮加速度で車体に上下方向の慣性力を発生させ、その反力をタイヤと路面との間に作用する接地荷重に加える接地荷重制御手段と、車両のヨーレイトを検出するヨーレイト検出手段と、車両の横Gを検出する横G検出手段とを有し、
    少なくとも前記ヨーレイトを微分して算出したヨーレイト変化率と前記横Gとに基づいて車両の旋回中に生じるスピン・プラウアウト・4輪ドリフトを判断し、前記スピンの場合には後輪の接地荷重を、前記プラウアウトの場合には前輪の接地荷重を、前記4輪ドリフトの場合には全輪の接地荷重をそれぞれ前記接地荷重制御手段により増大させる制御を行うことを特徴とする接地荷重制御装置。
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