JP3903837B2 - 蓄熱タンク - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体を保温貯蔵する蓄熱タンクに関するもので、車両用エンジンの冷却水を保温貯蔵する車両用蓄熱タンクに適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】
車両用蓄熱タンクとして、例えば特開平10−71840号公報に記載の発明では、流入口近傍に多数個の穴が設けられた混合防止板を設けて、タンク内に吹き出す噴流によりタンク内の冷却水が撹拌されて強制対流してしまうことを抑制してタンク内の温水と冷水とが混合してしまうことを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記公報に記載の発明では、タンク本体の内側と外側とを連通させるタンク口部の内径寸法に比べて混合防止板の外径寸法が大きいため、タンク口部から混合防止板をタンク本体内に挿入することができない。
【0004】
このため、タンク本体を製造する前にタンク本体内に混合防止板を組み込んで固定しておく必要があるので、タンク本体の製造工数が増加する。
【0005】
また、製造後、混合防止板をタンク本体内から取り出すことができないので、混合防止板を交換する等の修理を行うことができない。
【0006】
本発明は、上記点に鑑み、タンク内の流体が撹拌されてしまうことを防止しつつ、タンク本体の製造や蓄熱タンクの修理を容易にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、流体を保温貯蔵し、貯蔵した流体を外に流出する蓄熱タンクであって、流体を保温貯蔵する空間(2a)を構成するとともに、この空間(2a)の下方に位置し、この空間(2a)の内側と外側とを連通させるタンク口部(2d)を有するタンク本体(2)と、一端側がタンク口部(2d)と連通し、かつ、他端側がタンク本体(2)内に位置した状態で閉塞された筒体(5a)を有し、筒体(5a)の内側と空間(2a)内とを連通させる連通部(5e)が形成された混合防止筒(5)とを備え、筒体(5a)の他端側は空間(2a)の上方側に位置するとともに、連通部(5e)は空間(2a)の下方側に位置し、流体が、タンク口部(2d)から筒体(5a)内に流入し、筒体(5a)内を上下方向に蛇行して流れた後、連通部(5e)から空間(2a)内に流入するようになっており、さらに、混合防止筒(5)のうち長手方向と直交する方向に計った外形寸法(d)は、混合防止筒(5)をタンク口部(2d)から挿入することができ得る寸法に設定されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明では、流体を保温貯蔵し、貯蔵した流体を外に流出する蓄熱タンクであって、流体を保温貯蔵する空間(2a)を構成するとともに、この空間(2a)の内側と外側とを連通させるタンク口部(2d)を有するタンク本体(2)と、一端側がタンク口部(2d)と連通し、かつ、他端側がタンク本体(2)内に位置した状態で閉塞された筒体(5a)を有し、筒体(5a)の内側と空間(2a)内とを連通させる連通部(5e)が形成された混合防止筒(5)とを備え、筒体(5a)の内側には、筒体(5a)内を互いに連通する複数個の空間に区画する区画部材(5b〜5d)が設けられており、筒体(5a)には、タンク本体(2)内に流入する流体が流れ、さらに、混合防止筒(5)のうち長手方向と直交する方向に計った外形寸法(d)は、混合防止筒(5)をタンク口部(2d)から挿入することができ得る寸法に設定されていることを特徴とする。
【0008】
これにより、容易に混合防止筒(5)をタンク本体(2)に組み付け固定することができる。
【0009】
したがって、タンク本体(2)内の流体が撹拌されてしまうことを防止しつつ、タンク本体(2)を容易に製造することができるので、蓄熱タンクの製造原価低減を図りつつ、蓄熱タンクの修理を容易に行うことができる。
【0010】
請求項に記載の発明では、連通部(5e)は、多数個の孔からなるメッシュ構造体又は多孔体により構成されていることを特徴とする。
【0011】
これにより、空間(2a)内に吹き出す流体の流速を確実に低下させることができるので、タンク本体(2)内の流体が撹拌されてしまうことを確実に防止できる。
【0012】
請求項に記載の発明では、連通部(5e)は、空間(2a)の下方側に位置していることを特徴とする。
【0013】
これにより、低温の流体が空間(2a)の上方側に流入してしまうことを防止できるので、空間(2a)内の流体が対流してしまうことを抑制できる。
【0014】
請求項に記載の発明では、筒体(5a)の内側には、筒体(5a)内を互いに連通する複数個空間に区画する区画部材(5b〜5d)が設けられていることを特徴とする。
【0015】
これにより、空間(2a)内に吹き出す流体の流速を確実に低下させることができるので、タンク本体(2)内の流体が撹拌されてしまうことを確実に防止できる。
【0016】
請求項5に記載の発明では、筒体(5a)の内側には、筒体(5a)内を流れる流体が蛇行するように筒体(5a)内を互いに連通する複数個空間に区画する区画部材(5b〜5d)が設けられていることを特徴とする。
【0017】
これにより、空間(2a)内に吹き出す流体の流速を確実に低下させることができるので、タンク本体(2)内の流体が撹拌されてしまうことを確実に防止できる。
【0018】
なお、請求項6に記載の発明のごとく、区画部材(5b〜5d)を筒体(5a)の軸方向と略平行な方向に延びる筒状に形成し、さらに、区画部材(5b〜5d)に区画部材(5b〜5d)により区画された空間と空間とを連通させる連通部(5f)を構成するとともに、この区画部材(5b〜5d)に形成された連通部(5f)を多数個の孔からなるメッシュ構造体又は多孔体により構成してもよい。
【0019】
請求項7に記載の発明では、筒体(5a、5b)内のうち連通部(5e、5f)と異なる部位であって、流体が流通する部位には、複数個の孔が形成されたプレート(5j)が設けられていることを特徴とする。
【0020】
これにより、連通部(5e)から空間(2a)内に流入する流体の流速を確実に低下させることができるので、連通部(5e)から空間(2a)内に流入する流体の噴流によりタンク本体(2)内の流体が撹拌されることを確実に防止できる。
【0021】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本実施形態は、本発明に係る蓄熱タンク1を車両用冷却水回路の蓄熱タンクに適用したものであって、蓄熱タンク1は、冷却水回路中に設けられて走行用エンジンの冷却水を保温貯蔵するタンク手段である。
【0023】
図1は蓄熱タンク1の模式図であり、図2はタンク本体2単体の模式図であり、図3は混合防止筒5の模式図である。
【0024】
そして、タンク本体2は、図1、2に示すように、冷却水が保温貯蔵される空間2aを構成するものであり、このタンク本体2は、耐食性に優れた材質(本実施形態ではステンレス)製の内側タンク部2bと外側タンク部2cとからなる二重タンク構造である。なお、両タンク部2b、2cの間は、断熱層を形成すべく、略真空に保たれている。
【0025】
また、タンク本体2の下方側部位には、両タンク部2b、2cを貫通してタンク本体2内外を連通させてタンク口部2dを形成するパイプ部材3が両タンク部2b、2cに接合されている。なお、本実施形態では、パイプ部材3も両タンク部2b、2cと同じ材質であり、パイプ部材3は溶接にて両タンク部2b、2cに接合されている。
【0026】
そして、パイプ部材3内には、図1に示すように、タンク口部2dを閉塞するとともに、タンク本体2内に流入する冷却水の流入通路4a、及びタンク本体2内から流出する冷却水の流出通路4bが設けられた蓋4が、Oリングやガスケット等の液密に隙間を密閉するシール手段を介して装着されている。
【0027】
なお、本実施形態では、蓋4を断熱性に優れた材質(例えば、ナイロン系の樹脂)にて構成するとともに、蓄熱タンク1に接続される配管を接属するための接続パイプ部4c、4dを一体形成している。
【0028】
因みに、図1では、ウォータポンプ10の吐出口が接続パイプ部4dに直接に接続されているように記載されているが、これは、ウォータポンプ10と蓄熱タンク1との接続関係を示すもので、必ずしも、ウォータポンプ10の吐出口を接続パイプ部4dに直接に接続することのみを示すものではない。
【0029】
また、蓋4には、図3に示すように、タンク本体2の上方側からタンク本体2内の冷却水を取り込んで流出通路4bに導入するための吐出パイプ4e、及び流入通路4aからタンク本体2内に流入する流体の流速を低下させてタンク本体2内に残存する冷却水と新たに流入した冷却水とが混合してしまうことを防止する混合防止筒5が一体化されている。
【0030】
ここで、混合防止筒5は、一端側がタンク口部2d、つまり流入通路4aと連通し、かつ、他端側がタンク本体2内に位置した状態で閉塞された円筒状の第1筒体5a、及び第1筒体5a内において第1筒体5aと略同軸状に配置された円筒状の第2筒体5b等からなるもので、第2筒体5bは、第1筒体5a内を互いに連通する複数個に空間に区画する区画部材をなすものである。
【0031】
そして、第1筒体5aの側壁のうち空間2aの下方側、つまりタンク本体2の下方側に対応する部位には、第1筒体5aの内側と空間2a内とを連通させる連通部5eが形成され、一方、第2筒体5bの上端側には、その上端が閉塞された状態で、第1筒体5aに形成された連通部5eと同一構造を有して第1筒体5a内と第2筒体5b内とを連通させる連通部5fが形成されている。
【0032】
このため、混合防止筒5内に流入した冷却水は、冷却水が上下方向に蛇行して連通部5eからタンク本体2、つまり空間2a内に流入する。
【0033】
なお、連通部5e及び連通部5fは、本実施形態では、多数個の孔からなるメッシュ構造体又は多孔体により構成され、第1筒体5a及び第2筒体5bは、蓋4と同様に樹脂である。
【0034】
さらに、本実施形態では、第1筒体5aの外径寸法dをタンク口部2dの内径寸法D(図2参照)より小さくすることで、混合防止筒5のうち長手方向と直交する方向に計った外形寸法を、混合防止筒5をタンク口部2dから挿入することができ得る寸法に設定している。
【0035】
次に、本実施形態に係る蓄熱タンク1の作動を述べる(図1参照)。
【0036】
流入通路4aに冷却水が流れ込むと、この流れ込んだ冷却水は、第2筒体5b内を下から上に向けて流れて上端側に形成された連通部5fから第1筒体5a内に流入する。
【0037】
第1筒体5aの上端側は閉塞されているため、第1筒体5aに流入した冷却水は、第1筒体5a内を上から下に向けて流れて第1筒体5aの下方側に形成された連通部5eから空間2a内に流入する。
【0038】
このとき、連通部5eから空間2a内に流入する冷却水は、混合防止筒5内で蛇行することにより十分に流速が低下しているため、連通部5eから空間2a内に流入する冷却水の噴流によりタンク本体2内の冷却水が撹拌されることはない。
【0039】
一方、タンク本体2内に残存していた冷却水は、連通部5eから空間2a内に流入した流量分だけ、押し出されるように吐出パイプ4e内に流れ込み、蓄熱タンク1外に流出する。
【0040】
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
【0041】
本実施形態では、混合防止筒5のうち長手方向と直交する方向に計った外形寸法を、混合防止筒5をタンク口部2dから挿入することができ得る寸法に設定しているので、図3に示す蓋4と一体となった混合防止筒5をタンク口部2dから挿入することで、容易に混合防止筒5をタンク本体2に組み付け固定することができる。
【0042】
したがって、タンク本体2内の冷却水が撹拌されてしまうことを防止しつつ、タンク本体2を容易に製造することができるので、蓄熱タンク1の製造原価低減を図りつつ、蓄熱タンク1の修理を容易に行うことができる。
【0043】
また、連通部5eが空間2aの下方側に位置しているので、低温の冷却水が空間2aの上方側に流入してしまうことを防止でき、空間2a内の冷却水が対流してしまうことを抑制できる。
【0044】
(第2実施形態)
本実施形態は、図4に示すように、第1実施形態(図1参照)に対して、第2筒体5bを廃止したものである。
【0045】
そして、本実施形態においても、混合防止筒5、つまり第1筒体5a内に流入した噴流は、第1筒体5aの上端に衝突するようにして第1筒体5a内を蛇行して連通部5eから空間2a内に流入するので、タンク本体2内の冷却水が撹拌されてしまうことを防止しつつ、タンク本体2の製造を容易にすることができる。
【0046】
(第3実施形態)
本実施形態は、図5に示すように、第1実施形態(図1参照)に対して、第3、4筒体5c、5dを第1筒体5a内に追加することにより、混合防止筒5、つまり第1筒体5a内で蛇行する冷却水のUターン回数を増大させたものである。
【0047】
なお、混合防止筒5内で冷却水を確実に蛇行させるたに、筒体で区画された空間と空間とを連通させる連通部5e〜5hが互いに対向しないように、交互に上下位置を交代させている。
【0048】
これにより、空間2a内に吹き出す冷却水の流速を確実に低下させることができるので、タンク本体2内の冷却水が撹拌されてしまうことを確実に防止できる。
【0049】
(第4実施形態)
本実施形態は、図6に示すように、第1筒体5aの内側にある第2筒体5bの上端側を開放することにより連通部5fを構成したものである。
【0050】
なお、本実施形態は、第3実施形態に対しても適用することができることは、言うまでもない。
【0051】
(第5実施形態)
本実施形態は、図7に示すように、第1、2筒体5a、5b内のうち連通部5e、5fと異る部位であって冷却水が流通する部位に、複数個の孔が形成されたプレート5jを設けたものである。
【0052】
これにより、連通部5eから空間2a内に流入する冷却水の流速を確実に低下させることができるので、連通部5eから空間2a内に流入する冷却水の噴流によりタンク本体2内の冷却水が撹拌されることを確実に防止できる。
【0053】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、両タンク部2b、2cの間を略真空としたが、両タンク部2b、2cの間に輻射熱が伝わることを防止する銅製の輻射熱伝熱防止部材を配置してもよい。
【0054】
また、上述の実施形態では、筒体5a〜5dを円筒状としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、角筒等のその他の筒形状であってもよい。
【0055】
また、上述の実施形態では、連通部5f〜5hが交互に上端側位置と下端側位置とを交代させたが、本発明はこれに限定されるものではなく、連通部5e以外の連通部5f〜5hについては、上端側又は下端側からずれた位置に設けてもよい。
【0056】
また、上述の実施形態では、連通部5e〜5hを多数個の孔からなるメッシュ構造体又は多孔体により構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、鎧窓状等の流速を低下させることができる構造であれば、その具体的な構造は問わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る蓄熱タンクの模式図である。
【図2】本発明の実施形態に係るタンク本体の模式図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る混合防止筒の模式図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る蓄熱タンクの模式図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る混合防止筒の模式図である。
【図6】本発明の第4実施形態に係る混合防止筒の模式図である。
【図7】本発明の第5実施形態に係る混合防止筒の模式図である。
【符号の説明】
1…蓄熱タンク、2…タンク本体、2d…タンク口部2d、
3…パイプ部材、4…蓋、4a…流入通路、4b…流出通路、
5…混合防止筒、5a…第1筒体、5b…第2筒体、5e、5f…連通部。

Claims (9)

  1. 流体を保温貯蔵し、貯蔵した流体を外に流出する蓄熱タンクであって、
    流体を保温貯蔵する空間(2a)を構成するとともに、この空間(2a)の下方に位置し、この空間(2a)の内側と外側とを連通させるタンク口部(2d)を有するタンク本体(2)と、
    一端側が前記タンク口部(2d)と連通し、かつ、他端側が前記タンク本体(2)内に位置した状態で閉塞された筒体(5a)を有し、前記筒体(5a)の内側と前記空間(2a)内とを連通させる連通部(5e)が形成された混合防止筒(5)とを備え、
    前記筒体(5a)の他端側は前記空間(2a)の上方側に位置するとともに、前記連通部(5e)は前記空間(2a)の下方側に位置し、
    流体が、前記タンク口部(2d)から前記筒体(5a)内に流入し、前記筒体(5a)内を上下方向に蛇行して流れた後、前記連通部(5e)から前記空間(2a)内に流入するようになっており、
    さらに、前記混合防止筒(5)のうち長手方向と直交する方向に計った外形寸法(d)は、前記混合防止筒(5)を前記タンク口部(2d)から挿入することができ得る寸法に設定されていることを特徴とする蓄熱タンク。
  2. 前記筒体(5a)の内側には、前記筒体(5a)内を互いに連通する複数個空間に区画する区画部材(5b〜5d)が設けられていることを特徴とする請求項に記載の蓄熱タンク。
  3. 流体を保温貯蔵し、貯蔵した流体を外に流出する蓄熱タンクであって、
    流体を保温貯蔵する空間(2a)を構成するとともに、この空間(2a)の内側と外側とを連通させるタンク口部(2d)を有するタンク本体(2)と、
    一端側が前記タンク口部(2d)と連通し、かつ、他端側が前記タンク本体(2)内に位置した状態で閉塞された筒体(5a)を有し、前記筒体(5a)の内側と前記空間(2a)内とを連通させる連通部(5e)が形成された混合防止筒(5)とを備え、
    前記筒体(5a)の内側には、前記筒体(5a)内を互いに連通する複数個の空間に区画する区画部材(5b〜5d)が設けられており、
    前記筒体(5a)には、前記タンク本体(2)内に流入する流体が流れ、
    さらに、前記混合防止筒(5)のうち長手方向と直交する方向に計った外形寸法(d)は、前記混合防止筒(5)を前記タンク口部(2d)から挿入することができ得る寸法に設定されていることを特徴とする蓄熱タンク。
  4. 前記連通部(5e)は、前記空間(2a)の下方側に位置していることを特徴とする請求項に記載の蓄熱タンク。
  5. 前記筒体(5a)の内側には、前記筒体(5a)内を流れる流体が蛇行するように前記筒体(5a)内を互いに連通する複数個空間に区画する区画部材(5b〜5d)が設けられていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の蓄熱タンク。
  6. 前記区画部材(5b〜5d)は、前記筒体(5a)の軸方向と略平行な方向に延びる筒状に形成され、
    さらに、前記区画部材(5b〜5d)には、前記区画部材(5b〜5d)により区画された空間と空間とを連通させる連通部(5f)が形成されており、前記区画部材(5b〜5d)に形成された連通部(5f)は、多数個の孔からなるメッシュ構造体又は多孔体により構成されていることを特徴とする請求項2、3又は5に記載の蓄熱タンク。
  7. 前記筒体(5a、5b)内のうち前記連通部(5e、5f)と異なる部位であって、流体が流通する部位には、複数個の孔が形成されたプレート(5j)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の蓄熱タンク。
  8. 前記連通部(5e)は、多数個の孔からなるメッシュ構造体又は多孔体により構成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の蓄熱タンク。
  9. 前記タンク本体(2)内の上方側から前記タンク本体内の流体を取り込み、前記タンク口部(2d)から流体を前記タンク本体外に流出させる吐出パイプ(4e)を備え、
    前記吐出パイプ(4e)は、前記筒体(5a)の他端を貫通した状態で、前記筒体(5a)の内部に配置されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の蓄熱タンク。
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