JP3903667B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの機能を有する複合機等の画像形成装置に用いられる定着装置及び該定着装置を備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの機能を有する複合機等の電子写真式画像形成装置に用いられている定着装置は、所定の温度に維持された定着ローラと、弾性層を有してその定着ローラに圧接する加圧ローラとによって、未定着のトナー画像が形成された用紙を挟持搬送しつつ加熱する熱ローラ定着方式が、低速機から高速機まで、モノクロ機からカラー機に至るまで、幅広く採用されている。
【0003】
しかしながら、従来の熱ローラ定着方式の定着装置では、転写材やトナーを加熱する際に、熱容量の大きな定着ローラを加熱する必要があるため、省電力効果が悪く、省電力面で不利であり、また、プリント時に定着装置を暖めるのに時間がかかりプリント開始時間(ウォーミングアップタイム)が長くなってしまうという問題がある。
【0004】
これを解決するため熱定着フィルムを用い、熱ローラを熱定着フィルムという究極の厚みまで持っていき低熱容量化し、温度制御されたヒータ(セラミックヒータ)を熱定着フィルムに直接加圧接触させることで熱伝導効率を大幅に向上させ、省電力とウォーミングアップタイムを殆ど必要としないクイックスタートとを図ったフィルム定着方式の定着装置や画像形成装置が提案され、最近用いられてきている。
【0005】
また、クイックスタート定着方式の他の形式として、透光性基体を用いて定着ローラ部材とし、内部に設けたハロゲンランプからの熱線をトナー像に照射して加熱定着する方法が、特開昭52−106741号公報、同57−82240号公報、同57−102736号公報、同57−102741号公報等により開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の透光性基体を用いて定着ローラとした定着装置では、定着ローラを駆動回転させる駆動部材と、定着ローラの端部とを直接接続した場合、駆動部材と定着ローラとの熱膨張係数に差があること、透光性基体の精度が十分に得られないことなどにより、ガタなく接続し、高精度で駆動することが困難であった。
【0007】
駆動部材と定着ローラの端部との間に断熱部材を介在させて接続しても、加熱時の破損防止手段と相対移動を防止する緊締手段が複雑になる。また、定着ローラの端部に駆動部材に係合するキー溝加工、又はキー加工を施すことは困難である。
【0008】
本発明は、透光性基体を用いた定着ローラ端部での駆動部材との接続部における問題点を解消し、加熱時間の早いクイックスタート定着用の定着装置を提供することを目的とする。
【0009】
また本発明は、上記の定着装置を備えた画像形成装置により、ウォーミングアップタイムを短縮したクイックスタート化を達成し、かつ、定着ローラを高精度で駆動する手段を有する安全な定着装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の定着装置は、駆動回転する定着ローラと、該定着ローラに圧接して回転する加圧ローラとの圧接位置に用紙を通過させることにより、用紙面に形成されたトナー像を加熱、定着する定着装置において、加熱源を内部に配置した中空円筒形状の透光性を有する基体からなる定着ローラと、駆動源の駆動により回転する駆動部材と、前記定着ローラの一方の端部に配置され、前記定着ローラの一方の端部の外周を1周以上巻回する長さを備え、前記定着ローラの一方の端部の外周面と前記駆動部材の内周面を接続する駆動伝達部材とを有し、前記駆動部材の回転により、前記定着ローラの円周方向において前記駆動伝達部材が重なるように前記定着ローラに前記駆動伝達部材を巻き付けることで、前記定着ローラを駆動回転させることを特徴とするものである(請求項1)。
【0012】
本発明の画像形成装置は、前記定着ローラ、加圧ローラ、加熱源、駆動部材、駆動伝達部材から成る定着装置を備えた画像形成装置が、画像形成動作時には、駆動源に接続する前記駆動部材が前記駆動伝達部材を介して前記定着ローラを回転させ、画像形成動作中以外の時には、前記定着ローラを含む前記画像形成装置の駆動系により所定量逆回転させるか、前記駆動系の少なくとも一部の接続を切って、前記駆動伝達部材が前記定着ローラを圧迫する力を緩和することを特徴とするものである(請求項1)。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の定着装置及び該定着装置を搭載した画像形成装置を図面によって説明する。
【0014】
図1は、本発明の定着装置を搭載した画像形成装置であるカラープリンタを示す構成図である。
【0015】
このカラープリンタは、像担持体である可撓性の無端ベルト状の感光体(以下、感光体と称す)1の周囲に、4組のスコロトロン帯電器(以下、帯電器と称す)2Y,2M,2C,2K、4組の像露光装置3Y,3M,3C,3K、4組の現像器4Y,4M,4C,4Kとから成る画像形成ユニット(図示の4組)を縦列に配設したものである。なお、図示の像露光装置3Y,3M,3C,3Kは、レーザビーム走査光学装置を使用したものである。
【0016】
感光体1は、駆動ローラ11及び下ローラ12、上ローラ13に張架され、テンションローラ14の作用により緊張状態にされ、内周面に設けられたバックアップ部材15により局部的に当接しながら、図示の時計方向に回動する。バックアップ部材15は、感光体1の背面に当接して、現像器4Y,4M,4C,4Kの各現像剤担持体41Y,41M,41C,41Kの現像領域及び像露光装置3Y,3M,3C,3Kの結像位置に感光体1を規制している。
【0017】
画像記録のスタートにより、駆動モータ(図示せず)が回動して駆動ローラ11を介して感光体1は図示の時計方向へと回動し、帯電器2Yの帯電作用により感光体1への電位の付与が開始される。感光体1は電位を付与されたあと、像露光装置3Yにおいて第1の色信号すなわちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号による露光が開始され、感光体1の回動(副走査)によってその表面の感光層に現像画像のイエロー(Y)の画像に対応する静電潜像を形成する。この潜像は現像器4Yにより現像剤担持体41Y上に付着搬送された現像剤が、現像領域において非接触の状態で反転現像され、イエロー(Y)のトナー像となる。
【0018】
次いで感光体1はイエロー(Y)のトナー像の上にさらに帯電器2Mの帯電作用により電位が付与され、像露光装置3Mの第2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像信号に対応する電気信号による露光が行われ、現像器4Mによる非接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のトナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が重ね合わせて形成される。
【0019】
同様のプロセスにより帯電器2C、像露光装置3C及び現像器4Cによってさらに第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像が形成される。さらに帯電器2K、像露光装置3K及び現像器4Kによって第4の色信号に対応する黒色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、感光体1の一回転以内にその周面上にカラーのトナー像が形成される。
【0020】
感光体1の周面上に形成されたカラーのトナー像は、帯電器2Fによって付着トナーの電位が揃えられたのち転写領域に至る。給紙装置5の給紙カセット51或いは手差し給紙台53から、それぞれ給紙手段52,54により送り出され、レジストローラ対55へと搬送された転写材Pは、レジストローラ対55の駆動によって感光体1上のトナー像領域通過と同期して給紙され、駆動ローラ11の下部に対向して配置された転写手段6によりトナー像が転写される。
【0021】
トナー像が転写された転写材Pは、感光体1の周面より分離されたのち、定着装置7へ搬送される。定着装置7によりトナー像は溶融され、転写材Pに定着される。定着処理終了後の転写材Pは、搬送ローラ81及び排紙ローラ対82,83により搬送されて、上部に設けられた排紙トレイ84に排出される。
【0022】
一方、転写材Pを分離した感光体1は、クリーニング装置9のクリーニングブレード91によって残留トナーを除去し、清掃される。なお、次の原稿画像のトナー像の形成が続いて行われるときは、帯電前除電器92による感光体1の感光体面への露光が行われて前歴の電荷の除去がなされる。
【0023】
図2は、本発明の定着装置の実施の形態を示す断面図、図3は定着装置の平面断面図である。図4は、定着ローラ71、加圧ローラ72及びハロゲンヒータ73の要部拡大断面図である。
【0024】
定着装置7は、透光性基体を用いた定着ローラ71、加圧ローラ72、加熱源のハロゲンヒータ73、クリーニングローラ74、クリーニングパッド75、オイル塗布手段76、排紙ローラ77等から構成されている。
【0025】
定着ローラ71は、中空円筒形状の透光性基体71aと、透明シリコーンゴムから成る弾性層71bと、熱線吸収層71cとを順次積層被覆した構成のローラである。
【0026】
透光性基体71aは、耐熱ガラス又は耐熱性樹脂から成る中空円筒体である。透光性基体71aとしては、加熱源のハロゲンヒータ73から照射される赤外線又は遠赤外線等の熱線を透過するパイレックスガラス(米国コーニング社製)、サファイアガラスCaF2等のセラミック材や、ポリイミド(PI)、ポリアミドイミド(PAI)等を使用した透光性樹脂等が用いられる。
【0027】
弾性層71bは、透光性基体71aの外周面に被覆された透明シリコーンゴム層である。熱線吸収層71cは、弾性層71bの外周面にカーボン入りのポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を積層した最外層である。
【0028】
透光性基体71aの両端部は、左右の定着装置本体側板70に保持された耐熱性軸受部材71dに嵌合し、回転可能である。
【0029】
ハロゲンヒータ73から照射された熱線は、透光性基体71a、弾性層71bを透過して熱線吸収層71cに吸収され、急速加熱が可能な定着ローラ71が形成される。
【0030】
加圧ローラ72は、例えばアルミニウム合金等の金属から成る中空円筒状の芯金部材72aの外周面に、シリコーンゴム等の弾性部材72bを被覆したものである。芯金部材72aの両端部は、軸受部材72cにより回転可能に支持されている。軸受部材72cは、バネ72dにより付勢され、加圧ローラ72を定着ローラ71に圧接している(図3参照)。
【0031】
クリーニングローラ74は、回転軸74aと弾性部材74bとから成る。回転軸74aの両軸端部は、左右の定着装置本体側板70に保持された軸受部材74cに嵌合し、回転可能である。弾性部材74bは発泡シリコーンゴム等の耐熱性樹脂から成るローラである(図3参照)。
【0032】
透光性基体71aは駆動源に接続された駆動手段を経て駆動部材により駆動回転される。図3において、透光性基体71aの一方の端部の外周面と、歯車等の駆動部材78の内周面とを接続する可撓性の駆動伝達部材79が配置されている。
【0033】
図5は、定着ローラ71の端部に接続する駆動伝達手段の拡大斜視図である。図6は、該駆動伝達手段の拡大断面図であり、図6(a)は、駆動部材78、透光性基体71aが非駆動の停止状態を示す。図6(b)は、駆動部材78、透光性基体71aの駆動回転状態を示す。
【0034】
中空円筒形状をなす透光性基体71aの一方の端部には、透光性基体71aの外径より大きな内径を有する駆動部材78が、透光性基体71aの周囲の空間部を覆うように、透光性基体71aと同心に設置されている。
【0035】
駆動部材78は歯車が一体に形成されるか、又は、別体の歯車に嵌合し、駆動を伝達するためのキー或いはキー溝を有している。
【0036】
透光性基体71aと駆動部材78とは、透光性基体71aの外周長さの一周分以上の長さを有する駆動伝達部材79により接続されている。即ち、駆動伝達部材79の一方の端部は、透光性基体71aの外周面に接着又はクリップ等で固定されている。
【0037】
駆動伝達部材79の端部と駆動部材78とは、固定用の部材を介してネジ止め、又は固定用溝などへの差し込み等により強固に固定されている。
【0038】
駆動伝達部材79は帯状をなし、金属線を束ねたもの、又は金属線を編んだもので形成される。或いは耐熱性樹脂繊維を束ねたもの、又は耐熱性樹脂繊維を編んだもので形成される。
【0039】
定着装置7による定着処理時には、帯状の駆動伝達部材79が透光性基体71aに巻き付く方向に、駆動部材78から駆動伝達部材79に駆動力が伝えられる。帯状の駆動伝達部材79は、透光性基体71aの外周面の一周分以上の長さを有するから、駆動部材78の駆動時には、図示の反時計方向回転により、帯状の駆動伝達部材79が透光性基体71aの外周面を締め付ける形となり、駆動伝達部材79と透光性基体71aとは滑ることなく、駆動部材78からの駆動力を円滑かつ確実に伝えることができる。
【0040】
画像形成動作中以外の非駆動時には、定着装置7の駆動手段の無負荷状態や、少量の逆回転等によって、帯状の駆動伝達部材79による透光性基体71aへの緊縛が緩和される。特に、透光性基体71aが加熱された状態から加熱が解除されて、冷却されるときに、帯状の駆動伝達部材79が透光性基体71aをきつく巻いた状態になっていると、熱膨張係数の大きな帯状の駆動伝達部材79が、冷却により収縮するため、透光性基体71aが締め付けられて割れることがある。
【0041】
透光性基体71aの破損を防止するため、駆動伝達部材79を、バネ性を有する材質で構成しても良い。そして、駆動伝達部材79が、自由な状態に置かれたとき、駆動伝達部材79曲率半径より大きな曲率半径を有することにより、緊縛が解除される。
【0042】
また、透光性基体71aに固定される駆動伝達部材79の一端が、透光性基体71aの外周面の曲率より大きな曲率を有するようにすれば、別部材や接着剤等を用いることなく、駆動伝達部材79をそれ自身が有するバネ性により、透光性基体71aの外周面に固定する事ができる。
【0043】
更に、駆動伝達部材79と透光性基体71aの外周面との間に、樹脂部材又はガラス繊維もしくは金属繊維部材を介在させるなどのキズ防止部材を介在させると良い。
【0044】
また、帯状の駆動伝達部材79の長さは、透光性基体71aの外周面一周分以上であることが必要である。駆動伝達部材79の長さが長いほど透光性基体71aの外周面への緊縛力が大きくなり、駆動部材78から透光性基体71aに伝えられる駆動力は大きくなるが、非駆動時の緊縛緩和の逆回転に時間を要したり、駆動開始時に、帯状の駆動伝達部材79が巻き込みの外側で、相互に緩い緊縛状態となり、駆動伝達部材79の内側が透光性基体71aの外周面に巻き込まないおそれがある。従って、定着装置7の構成条件によって異なるが、駆動伝達部材79の長さは、透光性基体71aの外周面長さの1.5〜4周程度が概ね適当である。
【0045】
以上の構成を有する本発明の定着装置は、帯状の駆動伝達部材79を透光性基体71aの外周面に巻き付けることによって、駆動部材78から透光性基体71aに駆動を伝達するものであり、非駆動時に駆動負荷を解除もしくは逆転することによって、駆動部材78の内周面と透光性基体71aの外周面との間に間隙が確保されるものである。
【0046】
【発明の効果】
本発明によるときは、以上説明した構成により、以下の効果が奏せられる。
【0047】
(1)透光性基体を用いた定着ローラ端部での駆動部材との接続部における破損が防止され、加熱時間の早いクイックスタート定着用の定着装置が提供される。
【0048】
(2)上記の定着装置を備えた画像形成装置により、熱効率向上による省電力、ウォーミングアップ時間の短縮、高速定着及び高画質の定着、安定化と耐用寿命の長いメンテナンス性に優れた画像形成装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着装置を備えた画像形成装置であるカラープリンタを示す構成図。
【図2】本発明の定着装置の実施の形態を示す断面図。
【図3】上記の定着装置の平面断面図。
【図4】定着ローラ、加圧ローラ及びハロゲンヒータの要部拡大断面図。
【図5】定着ローラの端部に接続する駆動伝達手段の拡大斜視図。
【図6】駆動伝達手段の非駆動の停止状態と駆動回転状態とを示す拡大断面図。
【符号の説明】
7 定着装置
70 定着装置本体側板
71 定着ローラ
71a 透光性基体
71b 弾性層
71c 熱線吸収層
71d 耐熱性軸受部材
72 加圧ローラ
72a 芯金部材
72b 弾性部材
72c 軸受部材
72d バネ
73 ハロゲンヒータ(加熱源)
74 クリーニングローラ
75 クリーニングパッド
76 オイル塗布手段
77 排紙ローラ
78 駆動部材
79 駆動伝達部材
P 転写材

Claims (12)

  1. 駆動回転する定着ローラと、該定着ローラに圧接して回転する加圧ローラとの圧接位置に用紙を通過させることにより、用紙面に形成されたトナー像を加熱、定着する定着装置において、
    加熱源を内部に配置した中空円筒形状の透光性を有する基体からなる定着ローラと、
    駆動源の駆動により回転する駆動部材と、
    前記定着ローラの一方の端部に配置され、前記定着ローラの一方の端部の外周を1周以上巻回する長さを備え、前記定着ローラの一方の端部の外周面と前記駆動部材の内周面を接続する駆動伝達部材とを有し、
    前記駆動部材の回転により、前記定着ローラの円周方向において前記駆動伝達部材が重なるように前記定着ローラに前記駆動伝達部材を巻き付けることで、前記定着ローラを駆動回転させることを特徴とする定着装置。
  2. 前記透光性を有する基体が、耐熱ガラスから成る中空円筒体であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記透光性を有する基体が、耐熱性樹脂から成る中空円筒体であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記加熱源がハロゲンヒータであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の定着装置。
  5. 前記駆動伝達部材の一端が、前記定着ローラの一方の端部の外周面に係止されて巻回され、前記駆動伝達部材の他端が、前記駆動部材の内周面に係止されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の定着装置。
  6. 前記駆動伝達部材が、帯状をなすことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の定着装置。
  7. 前記駆動伝達部材が、金属線を束ねたもの、又は金属線を編んだものであることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  8. 前記駆動伝達部材が、耐熱性樹脂繊維を束ねたもの、又は耐熱性樹脂繊維を編んだものであることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  9. 前記駆動伝達部材が、前記定着ローラの一方の端部の外周面においてバネ性を有することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の定着装置。
  10. 前記駆動伝達部材が自由な状態に置かれたとき、前記駆動伝達部材は、前記定着ローラの一方の端部の外周面の曲率半径より大きな曲率半径を有することを特徴とする請求項9に記載の定着装置。
  11. 前記駆動伝達部材と前記定着ローラの外周面との間に、樹脂部材又はガラス繊維もしくは金属繊維部材を介在させることを特徴とする請求項10に記載の定着装置。
  12. 前記請求項1〜11の何れか1項に記載の定着ローラ、加圧ローラ、加熱源、駆動部材、駆動伝達部材から成る定着装置を備えた画像形成装置が、画像形成動作時には、駆動源に接続する前記駆動部材が前記駆動伝達部材を介して前記定着ローラを回転させ、画像形成動作中以外の時には、前記定着ローラを含む前記画像形成装置の駆動系により所定量逆回転させるか、前記駆動系の少なくとも一部の接続を切って、前記駆動伝達部材が前記定着ローラを圧迫する力を緩和することを特徴とする画像形成装置。
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