JP5653114B2 - 画像加熱装置 - Google Patents
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Description
(画像形成装置)
図2に示す画像形成装置内には第1、第2、第3、第4の画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdが併設され、各々異なった色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が潜像、現像、転写のプロセスを経て形成される。画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdは、それぞれ専用の像担持体、本例では電子写真感光体ドラム3a、3b、3c、3dを具備し、ドラム3a、3b、3c、3d上に各色のトナー像が形成される。各ドラム3a、3b、3c、3dに隣接してローラ13、14、15で張架された中間転写体130が設置される。ドラム3a、3b、3c、3d上に形成された各色のトナー像が、中間転写体130上に1次転写され、2次転写部で記録紙P上に転写される。さらにトナー像が転写された記録紙Pは、定着装置9で加熱及び加圧によりトナー像を定着された後、記録画像として装置外に排出される。
図1は、本発明の第1の実施形態である画像加熱装置としての定着装置の概要図である。図1において9は定着装置である。定着装置9には、回転部材としての定着ローラ50が両端を図示しないベアリングによって回転自在に取り付けられる。定着ローラ50はアルミニウムからなる中空の芯金50a及びシリコーンゴム層50b、PFAチューブからなる剥離層50cからなる。定着ローラ50の内部には、加熱ヒータ53が設けられており、定着ローラ50を適正な温度に保つために定着ローラ50の内部から加熱する。定着ローラ50の表面の近傍には図示しない温度検知手段が設けられ、定着ローラ表面の温度が200度になるように、加熱ヒータ53は制御される。
ここで、回転部材である定着ローラ50を加熱するために、複数の支持ローラ103に回転可能に懸架され定着ローラ50の外面に接触する外部加熱ベルト101と外部加熱ベルトを加熱する加熱部材を備えた外部加熱手段が設けられる。即ち、定着ローラ50の外周面には外周面側から定着ローラ50を加熱するための外部加熱ベルト101を懸架した中空状の支持ローラ103が図示しない加圧手段によって押圧された状態で配置される。支持ローラ103は端部を軸受によって、回転自在に支持されている。また、支持ローラ103内部には支持ローラ103を加熱するための加熱ヒータ104が設けられており、加熱ヒータ104は支持ローラ103を介して外部加熱ベルト101を加熱することで、外部加熱ベルト101を適正な温度に保つ。外部加熱ベルト101の表面の近傍には図示しない温度検知手段が設けられ、外部加熱ベルトの表面の温度が230度になるように、加熱ヒータ104は制御される。外部加熱ベルト101は支持ローラ103により所定の温度に加熱された状態で、所定の押圧力をもって定着ローラ50に圧接され、定着ローラ50の回転により従動回転する。押圧力としては20kg〜40kg程度が望ましい。外部加熱ベルト101はステンレスやニッケル等の金属層あるいは、ポリイミド等の耐熱樹脂層を有し、離型層として、耐熱性及び離型性に優れたPFA等の合成樹脂材料による層を有する。
外部加熱ベルト101の外周面には、外部加熱ベルト101の表面をクリーニングするクリーニングローラ102が支持ローラ103の間に、押圧された状態で配置される。クリーニングローラ102は外部加熱ベルト101の外面に接触し、外部加熱ベルト101の回転方向に対して順方向に回転して外部加熱ベルト101の外面をクリーニングする。そして、クリーニングローラ102は、外部加熱ベルト101の回転方向に交差する方向(幅方向)において外部加熱ベルト101よりも長く設けられている。クリーニングローラ102は、芯金の外周表面にスポンジ等の多孔性樹脂層もしくは発泡ゴム層を有するソフトローラとして設けられる。図3に具体的に示すように、クリーニングローラ102は支持部材106に図示しない軸受により回転自在に取り付けられている。クリーニングローラ102を外部加熱ベルト101に対して押圧して外部加熱ベルト101にテンションを与える押圧手段として、弾性部材107が支持部材106に取り付けられている。弾性部材107により、クリーニングローラ102を支持部材106を介して、外部加熱ベルト101の外周側より支持ローラ103の間の外部加熱ベルト101の内面に対向部材がない部分で定着ローラ50に向かって押圧される。それにより、別途押圧部材を設けることなく、外部加熱ベルト101に張りを付与し、外部加熱ベルト101と定着ローラ50との密着性が向上する。そして、外部加熱ベルト101の弛みによる定着ローラ50への熱供給量の減少を防止するとともに、外部加熱ベルト101と定着ローラ50のニップにおけるスリップを軽減することができる。
図3に示すように、クリーニングローラ102は駆動源Mにより、支持部材106の回動中心に設置されたギア108を介して定着ローラ50と同期して外部加熱ベルト101の回転に従動する方向に回転するように駆動される。図4に示すように、外部加熱ベルト101の周速をV1、クリーニングローラ102の周速をV2とし、以下の関係が成り立つようにクリーニングローラ102を回転駆動させるように構成する。
V1≦V2
V1:外部加熱ベルト101の周速
V2:クリーニングローラ102の周速
上記構成によれば、クリーニングローラ102の周速V2を外部加熱ベルト101の周速V1より速く回転するように駆動することで、クリーニングローラ102を外部加熱ベルト101の回転の抵抗になることなく回転駆動することが可能となる。しかし、本構成において外部加熱ベルト101とクリーニングローラ102との周速差が大きくなると、摩擦の影響により、外部加熱ベルト101が劣化する可能性がある。よって、クリーニングローラ102の周速は外部加熱ベルト101の周速の5倍までにする必要がある。
第1の実施形態で説明した定着装置9では、V1≦V2の関係が成り立つようにクリーニングローラ102を、駆動源Mで常に駆動していた。本実施形態で説明する定着装置では、図5のようにクリーニングローラ102へのギア列の中にワンウェイギア109を設けることで外部加熱ベルト101の周速が遅くなったときのみ、クローニングローラ102に駆動を伝達する構成となっている。駆動源Mは、外部加熱ベルト101が定着ローラ50に従動した際の周速とクリーニングローラ102の周速V2が等しくなるように回転している。この構成により、外部加熱ベルト101の周速V1がスリップなどの影響により遅くなったとき、外部加熱ベルト101に従動していたクリーニングローラ102に対して、駆動源Mにより駆動が伝達し、外部加熱ベルト101の回転負荷を軽減することができる。
外部加熱ベルト101は2個の支持ローラ103によって懸架されることを示したが、これに限らず3個以上の支持ローラによって懸架されていても良い。
101・・外部加熱ベルト、102・・クリーニングローラ、103・・支持ローラ、104・・加熱ヒータ、105・・外部加熱装置、107・・弾性部材、NI・・ニップ部
Claims (5)
- 回転部材と、
前記回転部材とニップ部を形成する対向部材と、
前記回転部材の外面に接触して前記回転部材を加熱する外部加熱手段であって、複数の支持ローラに回転可能に懸架されて前記回転部材の外面に接触するベルトと前記ベルトを加熱する加熱部材を備えた外部加熱手段と、
を有し、前記ニップ部で画像を担持した記録材を挟持搬送して加熱する画像加熱装置において、
前記複数の支持ローラの内の隣り合う2つの支持ローラの間において前記ベルトの外面に接触し前記ベルトの回転方向に対して順方向に回転して前記ベルトの外面をクリーニングするクリーニングローラと、
前記クリーニングローラを張りが与えられてない状態の前記ベルトに対して押圧して前記ベルトにテンションを与える押圧手段と、
前記クリーニングローラの周速に対して前記ベルトの周速が遅くなる場合には、前記回転部材が回転している間は駆動されている駆動手段による駆動力を前記クリーニングローラに伝達し、前記クリーニングローラの周速に対して前記ベルトの周速が遅くならない場合には、前記駆動手段による駆動力を前記クリーニングローラに伝達しない一方向伝達手段と、
を有することを特徴とする画像加熱装置。 - 前記クリーニングローラは、前記ベルトの回転方向に交差する方向において前記ベルトよりも長く設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
- 前記クリーニングローラは、前記ベルトの周速よりも速い周速で回転されることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の画像加熱装置。
- 前記クリーニングローラは、多孔性樹脂層もしくは発泡ゴム層からなるソフトローラであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像加熱装置。
- 前記対向部材は、回転可能な加圧ローラであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像加熱装置。
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