JP3903329B2 - Rotary valve of rotary bottle washer - Google Patents
Rotary valve of rotary bottle washer Download PDFInfo
- Publication number
- JP3903329B2 JP3903329B2 JP10221698A JP10221698A JP3903329B2 JP 3903329 B2 JP3903329 B2 JP 3903329B2 JP 10221698 A JP10221698 A JP 10221698A JP 10221698 A JP10221698 A JP 10221698A JP 3903329 B2 JP3903329 B2 JP 3903329B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- bottle
- rotary
- discharge passage
- sliding surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はロータリ式洗びん機に係り、特に、固定側のプレート(ディストリビュータ)と回転側のプレート(ロータ)とから構成されて、洗浄液の供給遮断を行なうロータリバルブの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ロータリ式洗びん機は、中央に配置された軸を中心に回転する回転体と、この回転体の外周部に円周方向等間隔で設けられ、コンベヤによって搬送されてきたびんを入口スターホイールから受取って把持し、回転搬送する間にこのびんを反転させる複数のボトルグリッパと、前記回転体の各ボトルグリッパに対応する位置にそれぞれ設けられ、ボトルグリッパによって倒立されたびん内に洗浄液を噴射してこのびんの内部を洗浄する内洗ノズルと、固定側から前記回転体の内洗ノズルに洗浄液を供給するロータリバルブ等を備えている。
【0003】
従来のロータリバルブは、固定側のプレート(ディストリビュータ)と、回転体の下面に取付けられて一体的に回転し、その下方に配置されている前記固定側のプレート上を摺動する回転プレート(ロータ)とから成っている。回転プレート内には、前記各内洗ノズルに接続された配管に洗浄液を給送する吐出通路が形成され、一方、固定側のプレートには、ポンプから送り出されてきた洗浄液を分配供給する供給通路が形成されており、回転プレートの回転中の所定の区間において、回転プレートの吐出通路が固定側プレートの供給通路に接続されると、洗浄液が前記配管を介して内洗ノズルに送られ、ボトルグリッパに把持されているびん内に噴射されてそのびんの洗浄を行なうようになっている。
【0004】
前記構成に係るロータリ式洗びん機では、ポンプから送り出された洗浄液が固定側プレートの供給通路に常時供給され、回転プレートの回転中にこの供給通路に一致した吐出通路からノズルに洗浄液が供給されて、びんに対して噴射されるようになっているので、固定側プレートと回転プレートとの摺動面に、常に強い液圧が作用して回転プレートを分離させようとしている。そこで、これら固定側プレートと回転プレートとが分離してその摺動面から洗浄液が漏れることがないように、エアシリンダまたはスプリング等の押圧手段によって固定側プレートを回転プレートに押し付けている(特開平6−254511号公報、特開平6−254512号公報、特願平8−287603号、特願平8−287604号、特願平9−168151号等)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述のようにエアシリンダ等の押圧手段によって加圧した状態で、回転プレートを固定側プレートに対して摺動させるものであるから、両者が円滑に回転できるように、通常、一方のプレートを樹脂製としている。上下両プレートの一方が金属性で、他方が樹脂製の場合には、両者が摺動回転することによって樹脂製プレートに摩耗を生ずる。例えば、回転プレート(ロータ)がステンレス製で、固定側プレート(ディストリビュータ)が樹脂製の場合に、回転プレートが回転すると、その摺動面に開口している吐出通路の入口側開口部は周縁部がエッジ状になっているため、固定側プレートの供給通路を通過する際に、固定側プレートの摺動面を削ってしまい摩耗粉が発生するという問題があった。このように摺動面が摩耗すると、摩耗粉が洗浄液中に混入したり、液洩れが発生するおそれがある等の問題があった。また、固定側プレート(ディストリビュータ)等の樹脂製の部材の寿命が短かくなるという問題もあった。
【0006】
また、ロータリ式洗びん機は、びんの洗浄を行なう生産運転の開始前あるいは終了後に、内部の流体通路やノズル等を洗浄滅菌する必要があるが、高温のスチームによる滅菌を行なった後に吐出通路を閉じると、ノズル部内のスチームが凝縮して配管内が真空となり、滅菌液等を排出するリターン配管から一度廃棄したスチームの復水が逆流してしまう場合があった。
【0007】
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、樹脂製のプレートの摩耗を抑えるとともに、サニタリー性を向上させたロータリ式洗びん機のロータリバルブを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るロータリ式洗びん機のロータリバルブは、洗浄流体の取入口とこの取入口に連通するとともに摺動面に開口する供給通路が形成された固定側プレートと、前記固定側プレートの摺動面に対し摺動回転可能に配置され、回転に伴って前記供給通路に連通遮断される吐出通路が形成された回転プレートと、前記固定側プレートを回転プレートに押し付ける押圧手段とを備え、回転プレートの回転中に、前記吐出通路が固定側プレートの供給通路に接続された際に、前記洗浄流体を噴射してびんの洗浄を行なうロータリ式洗びん機に設けられたもので、前記固定側プレートの摺動面上に、回転プレートの吐出通路に対向する浅い溝を形成したものである。
【0009】
また、第2の発明に係るロータリ式洗びん機のロータリバルブは、前記第1の発明とは逆に、前記回転プレートの摺動面上に、少なくとも吐出通路の径よりも幅の広い浅い溝を形成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係るロータリバルブ備えたロータリ式洗びん機の縦断面図、図2はその要部の拡大図である。中央に配置された回転軸2の上部に回転ホイール4が取付けられて一体的に回転する。この回転ホイール4の外周寄りに、円周方向等間隔で複数のボトルグリッパ6が設けられている。これら各ボトルグリッパ6は、回転ホイール4の外周縁部に垂直に固定された支柱8上に支持されて、水平な支点を中心に反転できるようになっている。回転ホイール4の中心部の下面側には、後に説明するノズル10に供給する洗浄液の供給遮断を行なうロータリバルブ12の回転プレート(ロータ)14が固定されており、前記回転ホイール4と一体的に回転する。
【0011】
ロータ14の内部には、前記ボトルグリッパ6の数と同数の吐出通路16が等間隔で放射状に形成されている。ロータ14の内部に形成されている各吐出通路16は、その洗浄液の入口側開口16aが、ロータ14の下面(摺動面)14a側の同一円周上に等間隔で並び、洗浄液の出口側開口16bは、ロータ14の外周面に所定の間隔で配置されている。
【0012】
前記各ボトルグリッパ6がびん20を把持して反転させた位置(図1に示す位置)の下方には、洗浄液を噴射する内洗ノズル(びん20の内部を洗浄するノズル)10がそれぞれ配置されており、びん20が反転されて倒立状態になると、ノズル10の先端がそのびん20の口部に対向する。これら各ノズル10は、それぞれ供給ホース24を介して、前記ロータ14内に設けられた吐出通路16の出口側開口16bに接続されている。
【0013】
回転軸2の周囲の、ロータ14よりも下方側に、環状の固定プレート(ディストリビュータ)18が配置されている。このディストリビュータ18は、ベース26上の複数個所に配置された押上げ手段28上に取付けられており、このロータリ式洗びん機の運転時には、これら押上げ手段28によって押上げられて上方のロータ14に密着するようになっている。
【0014】
ディストリビュータ18の内部には、円弧状の洗浄液供給用長穴(洗浄液の供給通路)22が形成されている。この洗浄液供給用長穴22は、全長に亘ってディストリビュータ18の上面(摺動面)18aに開口するとともに、側面に形成された洗浄液供給口23によって外部に連通している。円弧状の洗浄液供給用長穴22は、前記ロータ14に形成されている多数の吐出通路16の入口側開口16aが配置されている円と同一半径の円周上に位置しており、ディストリビュータ18とロータ14とを重ね合わせると、全周に等間隔で形成されている吐出通路16の入口側開口16aの一部がこの円弧状の長穴22内に位置するようになっている。
【0015】
ディストリビュータ18の外周面に形成されている洗浄液供給口23は、供給配管30を介して図示しないポンプに接続されており、ポンプから吐出されたリンス用(びん洗浄用)の洗浄液が、この洗浄液供給口23から円弧状の長穴22を介して、ロータ14の各吐出通路16に供給され、さらに、これら吐出通路16の出口側開口16bに接続された供給ホース24を介して各内洗ノズル10に送られる。
【0016】
前記ディストリビュータ18の摺動面18aには、円弧状の洗浄液供給用長穴22が開口している部分の内周側と外周側に、この洗浄液供給用長穴22の円弧と同心円をなす二本の環状溝32,34(図4参照)が形成されている。これら内外二本の環状溝32,34には、それぞれディストリビュータ18の内部を通って、バリア用(ディストリビュータ18に形成されている円弧状の洗浄液供給用長穴22をその周囲から遮断するため)の洗浄液を導入する導入通路(図示を省略)が設けられている。このバリア用洗浄液の導入通路は、びん20のリンス用洗浄液を供給する前記供給配管30と分岐して設けられた別の供給配管を介してポンプに接続されており、バリア用の洗浄液が前記リンス用の洗浄液とは別個に供給されるようになっている。なお、図4以外の図では、二本の環状溝32,34の図示を省略してある。
【0017】
さらに、この実施の形態に係るロータリバルブ12では、円弧状の洗浄液供給用長穴22が形成されているディストリビュータ18の摺動面18aに、この円弧状の長穴22と同一円周上の残りの部分全周に亘って、長穴22の幅とほぼ等しい幅を有する浅い溝36が形成されている。通常、前記円弧状の長穴22の幅は、ロータ14に形成されている吐出通路16の入口側開口16aの径よりも大きくなっており、従って、この浅い溝36の幅も、入口側開口16aの径よりも大きくなっている。そのため、ロータ14がディストリビュータ18上を摺動回転する際に、吐出通路16の入口側開口16aは、ディストリビュータ18の円弧状長穴22および浅い溝36上を通過し、摺動面18aに直接接触することがない。
【0018】
なお、前記溝36は、所定以上の深さがあるとディストリビュータ18の洗浄液供給用長穴22に連通していないロータ14の吐出通路16にまで洗浄液が送られてノズル10から吐出されてしまうので、一定の深さ以内に限定される。この溝36の深さは、溝36の幅とノズル10の有効口径面積との関係で決定し、以下の条件をを満たすものであれば良い。
ノズルの有効口径面積S1 >溝の断面積S2
例えば、ノズル10の口径が3mm、溝36の深さが0.2mm、幅が10mmとすると、
S1 =1.52 ×π≒7mm2
S2 =0.2×10=2mm2
となり、前記条件を満たしているので、洗浄液供給用の長穴22に連通していないノズル10から洗浄液が噴射されることはない。
【0019】
以上の構成に係るロータリ式洗びん機のロータリバルブ12の作用について説明する。通常の洗びん作業を行なう生産運転時には、各押上げ手段28の押上げ力が作用してディストリビュータ18が押し上げられ、その上面(摺動面)18aがロータ14の下面(摺動面)14aに圧接された状態になっており、ディストリビュータ18側からロータ14へ供給される洗浄液の圧力によって、ディストリビュータ18とロータ14との間が上下に分離しないようにしてある。この状態で、回転軸2に支持された回転ホイール4およびロータ14が図示しない駆動手段によって回転される。
【0020】
回転ホイール4の外周部に設けられている各ボトルグリッパ6は、コンベヤ等の搬送手段によって正立した状態で搬送されてきたびん20の頭部を把持して受取った後、回転ホイール4の回転に伴って搬送する間に反転してそのびん20を倒立状態にする(図1に示す状態)。倒立状態となったびん20の口部にはリンス用の洗浄液を噴射する内洗ノズル10の先端が向かい合っている。ディストリビュータ18には、円弧状の洗浄液供給用長穴22が形成されており、ロータ14の回転に伴って、吐出通路16の入口側開口16aがディストリビュータ18の円弧状長穴22に接続されると、ポンプから吐出されたリンス用洗浄液は、供給配管30、ディストリビュータ18の側面に形成された洗浄液供給口23および円弧状長穴22、ロータ14の吐出通路16および供給ホース24等を介して前記内洗ノズル10に送られ、びん20内に噴射されてこのびん20の内部の洗浄を行なう。
【0021】
ロータ14の内部に形成された吐出通路16の入口側開口16aが、ディストリビュータ18の円弧状長穴22に重なり合って回転している間、ノズル10に洗浄液が送られてびん20の内部に噴射されて洗浄する。その後、ロータ14の吐出通路16の入口側開口16aがディストリビュータ18の円弧状長穴22を通過すると、前記リンス用の洗浄液を供給する一連の通路が遮断されて洗浄が終了する。以後、ボトルグリッパ6は、所定の回転範囲に亘ってびん20を倒立状態のまま保持して水切りを行ない、その後、再びびん20を反転させて正立状態に戻し洗びん機外に排出する。
【0022】
前記のように、ロータ14が回転してディストリビュータ18の上面(摺動面)18aに対して摺動しているが、ロータ14に形成されている吐出通路16の入口側開口16aの周縁部は、ディストリビュータ18の円弧状の長穴22および浅い溝36の上方を通過して直接接触しないので、吐出通路16の開口16aによりディストリビュータ18が削られて摩耗粉が発生することを防止できる。従って摩耗粉が洗浄液中に混入することもない。なお、円弧状の長穴22が形成されている同一の円周上の残りの部分に形成された溝が深いと、円弧状の長穴22から溝内に流れ込んだ洗浄液が、ノズル10から噴出してしまうおそれがあるため、この溝36は極めて浅く作られている。また、ロータ14の吐出通路16の入口側開口16aとの摺動を防止するために、浅い溝36の幅は、吐出通路16の入口側開口16aの径よりも大きくなければならない。
【0023】
また、浅い溝36を設けたことにより、すべてのノズル10が導通するので、スチーム滅菌後に、廃棄したスチームの復水が逆流することがない。さらに、すべてのノズル10を導通することができるので、配管内にクリーンエアや無菌水等を封入したまま、何日か後の生産に備えることができる。
【0024】
前記実施の形態では、ディストリビュータ18の円弧状の長穴22と同一円周上(すなわち、ロータ14の吐出通路16が通過する円周上)に浅い溝36を形成したが、ロータ14側に、全周に亘る環状の浅い溝を形成するようにしても良い。ロータ14側に溝を形成する場合には、この溝の幅が、少なくとも吐出通路16の入口側開口16aの径よりも大きいことが必要である。
【0025】
また、前述のように、押上げ手段28によってディストリビュータ18を押し上げてロータ14に圧接させている。通常は押上げ手段28をディストリビュータ18全周に適宜配置してディストリビュータ18に均一な荷重をかけるようにしているが、実際には、ディストリビュータ18の円弧状の長穴22が設けられている部分がその他の部分よりも面圧が高くなっているため、従来の構成では、面圧の高い部分から低い部分に変わる領域で液洩れが発生するおそれがあったが、前記のように円弧状の長穴22に接続する浅い溝36を形成したことにより液洩れを防止することができる。
【0026】
なお、前記実施の形態では、上方に回転プレート(ロータ)14を配置し、下方に配置した固定側プレート(ディストリビュータ)18を押上げ手段28によって押圧して圧接させるようにしたが、逆に、ディストリビュータを上方に配置し、押圧手段によって下方のロータに圧接させることもできる。
【0027】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係るロータリ式洗びん機のロータリバルブは、洗浄流体の取入口とこの取入口に連通するとともに摺動面に開口する供給通路が形成された固定側プレートと、前記固定側プレートの摺動面に対し摺動回転可能に配置され、回転に伴って前記供給通路に連通遮断される吐出通路が形成された回転プレートと、前記固定側プレートを回転プレートに押し付ける押圧手段とを備え、回転プレートの回転中に、前記吐出通路が固定側プレートの供給通路に接続された際に、前記洗浄流体を噴射してびんの洗浄を行なうロータリ式洗びん機において、前記固定側プレートの摺動面上に、回転プレートの吐出通路に対向する浅い溝を形成したことにより、固定側プレートおよび回転プレートの摩耗を抑制することができ、しかも、サニタリー性を向上させることができる。
【0028】
また第2の発明によれば、前記回転プレートの摺動面上に、少なくとも吐出通路の径よりも幅の広い浅い溝を形成したことにより、前記第1の発明と同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るロータリバルブを備えたロータリ式洗びん機の縦断面図である。
【図2】前記ロータリ式洗びん機の要部を拡大して示す図である。
【図3】ロータリバルブを構成するロータとディストリビュータの摺動部の拡大断面図である。
【図4】前記ディストリビュータの平面図である。
【符号の説明】
14 回転プレート(ロータ)
14a 回転プレートの摺動面
16 吐出通路
18 固定側プレート(ディストリビュータ)
18a 固定側プレートの摺動面
20 びん
22 供給通路(円弧状の長穴)
28 押圧手段(押上げ手段)
23 洗浄流体取入口
36 浅い溝[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rotary bottle washer, and more particularly, to a rotary valve structure that includes a stationary plate (distributor) and a rotating plate (rotor) to cut off the supply of cleaning liquid.
[0002]
[Prior art]
In general, a rotary bottle washer is a rotating body that rotates around a centrally arranged shaft, and an outer peripheral portion of the rotating body is provided at equal intervals in the circumferential direction, and bottles that are conveyed by a conveyor are fed into an inlet star. A plurality of bottle grippers for reversing the bottle while it is picked up and gripped from the wheel and rotated and transported, and provided at positions corresponding to the bottle grippers of the rotating body, respectively. An inner washing nozzle that sprays and cleans the inside of the bottle and a rotary valve that supplies the washing liquid to the inner washing nozzle of the rotating body from the fixed side are provided.
[0003]
A conventional rotary valve has a fixed plate (distributor) and a rotating plate (rotor) which is attached to the lower surface of the rotating body and rotates integrally, and slides on the fixed plate disposed below the rotating plate. ). In the rotating plate, a discharge passage for feeding the cleaning liquid to the pipe connected to each of the inner washing nozzles is formed. On the other hand, the supply plate for distributing and supplying the cleaning liquid sent from the pump to the fixed plate. When the discharge passage of the rotating plate is connected to the supply passage of the stationary plate in a predetermined section during rotation of the rotating plate, the cleaning liquid is sent to the inner washing nozzle through the pipe, The bottle is sprayed into the bottle held by the gripper to clean the bottle.
[0004]
In the rotary bottle washer having the above-described configuration, the cleaning liquid sent from the pump is always supplied to the supply passage of the stationary plate, and the cleaning liquid is supplied to the nozzle from the discharge passage that coincides with this supply passage during the rotation of the rotating plate. Therefore, since the liquid is sprayed to the bottle, a strong hydraulic pressure always acts on the sliding surface between the stationary side plate and the rotating plate to separate the rotating plate. Therefore, the fixed side plate is pressed against the rotating plate by a pressing means such as an air cylinder or a spring so that the fixed side plate and the rotating plate are not separated and the cleaning liquid does not leak from the sliding surface. No. 6-254511, JP-A-6-254512, Japanese Patent Application No. 8-287603, Japanese Patent Application No. 8-287604, Japanese Patent Application No. 9-168151, etc.).
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Since the rotating plate is slid with respect to the stationary plate while being pressed by a pressing means such as an air cylinder as described above, one of the plates is usually made of resin so that both can rotate smoothly. It is made. When one of the upper and lower plates is metallic and the other is made of resin, the resin plate is worn by sliding and rotating. For example, when the rotating plate (rotor) is made of stainless steel and the fixed side plate (distributor) is made of resin, when the rotating plate rotates, the opening on the inlet side of the discharge passage that opens on the sliding surface is the peripheral portion. Since it has an edge shape, there is a problem in that when passing through the supply passage of the fixed side plate, the sliding surface of the fixed side plate is scraped and wear powder is generated. When the sliding surface is worn in this way, there are problems such as wear powder being mixed in the cleaning liquid and liquid leakage may occur. There is also a problem that the life of a resin member such as a fixed side plate (distributor) is shortened.
[0006]
In addition, rotary type bottle washers need to wash and sterilize internal fluid passages and nozzles before or after the start of production operation for washing bottles. When the valve is closed, the steam in the nozzle portion is condensed and the inside of the pipe is evacuated, and the steam condensate once discarded from the return pipe for discharging the sterilizing liquid or the like may flow backward.
[0007]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a rotary valve of a rotary bottle washer that suppresses wear of a resin plate and has improved sanitary properties. .
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The rotary valve of the rotary bottle washer according to the present invention includes a fixed side plate in which a cleaning fluid intake port, a supply passage communicating with the intake port and opening in a sliding surface is formed, and a slide of the fixed side plate. A rotating plate that is arranged so as to be slidable and rotatable with respect to the moving surface, is formed with a discharge passage that is communicated and cut off with the supply passage as it rotates, and a pressing means that presses the stationary plate against the rotating plate; When the discharge passage is connected to the supply passage of the stationary plate during the rotation of the plate, the cleaning fluid is injected into the rotary bottle washer for cleaning the bottle. A shallow groove facing the discharge passage of the rotating plate is formed on the sliding surface of the plate.
[0009]
Further, the rotary valve of the rotary type washer according to the second invention is a shallow groove having a width wider than at least the diameter of the discharge passage on the sliding surface of the rotating plate, contrary to the first invention. Is formed.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described below with reference to embodiments shown in the drawings. FIG. 1 is a vertical cross-sectional view of a rotary bottle washer equipped with a rotary valve according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is an enlarged view of an essential part thereof. A rotating wheel 4 is attached to the upper part of the rotating shaft 2 arranged in the center and rotates integrally. A plurality of
[0011]
The same number of
[0012]
Below the position where each bottle gripper 6 grips and reverses the bottle 20 (the position shown in FIG. 1), an inner washing nozzle (nozzle for washing the inside of the bottle 20) 10 for injecting the cleaning liquid is arranged. When the
[0013]
An annular fixed plate (distributor) 18 is disposed around the rotary shaft 2 and below the
[0014]
An arc-shaped cleaning liquid supply slot (cleaning liquid supply passage) 22 is formed inside the
[0015]
The cleaning
[0016]
On the sliding
[0017]
Furthermore, in the
[0018]
If the
Nozzle effective aperture area S 1 > groove cross-sectional area S 2
For example, if the
S 1 = 1.5 2 × π ≒ 7mm 2
S 2 = 0.2 × 10 = 2mm 2
Thus, since the above condition is satisfied, the cleaning liquid is not ejected from the
[0019]
The operation of the
[0020]
Each
[0021]
While the inlet-side opening 16a of the
[0022]
As described above, the
[0023]
Further, since the
[0024]
In the above embodiment, the
[0025]
Further, as described above, the
[0026]
In the above-described embodiment, the rotating plate (rotor) 14 is disposed on the upper side, and the fixed side plate (distributor) 18 disposed on the lower side is pressed by the pushing-up means 28 to be pressed. It is also possible to arrange the distributor on the upper side and press the lower rotor with the pressing means.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, the rotary valve of the rotary bottle washer according to the present invention includes a fixed side plate in which a cleaning fluid intake port and a supply passage that communicates with the intake port and opens to a sliding surface are formed. A rotating plate that is disposed so as to be slidable and rotatable with respect to the sliding surface of the fixed side plate and that is formed with a discharge passage that is communicated and cut off with the supply passage with rotation, and a pressure that presses the fixed side plate against the rotating plate A rotary bottle washer for injecting the washing fluid and washing the bottle when the discharge passage is connected to the supply passage of the stationary plate during rotation of the rotating plate. By forming a shallow groove facing the discharge passage of the rotating plate on the sliding surface of the side plate, wear of the fixed side plate and the rotating plate can be suppressed. , It is possible to improve the sanitation.
[0028]
According to the second invention, the same effect as the first invention can be obtained by forming a shallow groove at least wider than the diameter of the discharge passage on the sliding surface of the rotating plate. it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a rotary bottle washer provided with a rotary valve according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged view showing a main part of the rotary type bottle washer.
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of a sliding part of a rotor and a distributor constituting a rotary valve.
FIG. 4 is a plan view of the distributor.
[Explanation of symbols]
14 Rotating plate (rotor)
14a Rotating
18a Sliding surface of fixed
28 Pressing means (pushing means)
23
Claims (2)
前記固定側プレートの摺動面上に、回転プレートの吐出通路に対向する浅い溝を形成したことを特徴とするロータリ式洗びん機のロータリバルブ。A fixed side plate having a cleaning fluid intake port and a supply passage communicating with the intake port and opening in the sliding surface is disposed, and is slidably rotatable with respect to the sliding surface of the fixed side plate. A rotation plate having a discharge passage that is communicated and cut off with the supply passage is provided, and a pressing unit that presses the fixed side plate against the rotation plate. During rotation of the rotation plate, the discharge passage is connected to the fixed side plate. In a rotary bottle washer that injects the washing fluid to wash the bottle when connected to the supply passage,
A rotary valve for a rotary bottle washer, wherein a shallow groove facing the discharge passage of the rotating plate is formed on the sliding surface of the stationary plate.
前記回転プレートの摺動面上に、少なくとも吐出通路の径よりも幅の広い浅い溝を形成したことを特徴とするロータリ式洗びん機のロータリバルブ。A fixed side plate having a cleaning fluid intake port and a supply passage communicating with the intake port and opening in the sliding surface is disposed, and is slidably rotatable with respect to the sliding surface of the fixed side plate. A rotation plate having a discharge passage that is communicated and cut off with the supply passage is provided, and a pressing unit that presses the fixed side plate against the rotation plate. During rotation of the rotation plate, the discharge passage is connected to the fixed side plate. In a rotary bottle washer that injects the washing fluid to wash the bottle when connected to the supply passage,
A rotary valve for a rotary bottle washer, wherein a shallow groove having a width wider than at least the diameter of the discharge passage is formed on the sliding surface of the rotating plate.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10221698A JP3903329B2 (en) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | Rotary valve of rotary bottle washer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10221698A JP3903329B2 (en) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | Rotary valve of rotary bottle washer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11277018A JPH11277018A (en) | 1999-10-12 |
JP3903329B2 true JP3903329B2 (en) | 2007-04-11 |
Family
ID=14321480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10221698A Expired - Fee Related JP3903329B2 (en) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | Rotary valve of rotary bottle washer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3903329B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104923529B (en) * | 2015-06-23 | 2017-01-11 | 曾妙玲 | Winebottle washing device |
CN111715643B (en) * | 2020-06-16 | 2021-08-10 | 中国建筑第八工程局有限公司 | Washing device and washing method for water flowing groove of car washing machine |
CN114570729B (en) * | 2022-03-16 | 2023-03-28 | 广州达意隆包装机械股份有限公司 | Bottle washing distributor and bottle washing machine |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP10221698A patent/JP3903329B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11277018A (en) | 1999-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10744544B2 (en) | Cleaning apparatus | |
JP3903329B2 (en) | Rotary valve of rotary bottle washer | |
US5092356A (en) | Nozzle system to spray the insides of bottles | |
JP5881298B2 (en) | Foreign matter removal device | |
JP3903328B2 (en) | Rotary valve pressing device and rotary valve cleaning device of rotary bottle washer | |
JP4325059B2 (en) | Rotary container cleaning equipment | |
JP3931846B2 (en) | Rotary rinser | |
JP3903331B2 (en) | Rotary valve pressing device for rotary bottle washer | |
JP2005185906A (en) | Apparatus for washing outer periphery of mouth part of container | |
JP3903330B2 (en) | Rotary valve support structure | |
JP4501317B2 (en) | Rotary type rinser | |
JP3911771B2 (en) | Rotary valve cleaning device for rotary bottle washer | |
JP3744080B2 (en) | Foreign matter prevention device for rotary washer | |
JP3677900B2 (en) | Rotary valve cleaning device for rotary washer | |
JP3250306B2 (en) | Foreign matter prevention device for rotary bottle washer | |
JP3915172B2 (en) | Nozzle cleaning device | |
JPH06254512A (en) | Washing device for rotary type bottle washing machine | |
CN214441611U (en) | Cleaning and sterilizing device of bottle washing machine | |
JP3339022B2 (en) | Non-decomposition cleaning method and apparatus for bearing device of rotary machine | |
JP2004098020A (en) | Rotary rinser | |
JPH10327843A (en) | Core cylinder structure for disk type, automatic koji-producing unit and washing device | |
JPH11207282A (en) | Washing apparatus | |
JP2024104853A (en) | Container sterilization equipment | |
KR100928982B1 (en) | Rotating Meggio coater pan device for solution fixation | |
KR200341814Y1 (en) | Spin Cup |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040929 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110119 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110119 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120119 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130119 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |