JP3902592B2 - リアルタイム処理用の分散型システムのノードの同期方法及び同期ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、リアルタイム処理用分散型システムの同期に関し、特に各ノードの局所リアルタイムクロックを有する該分散型システムのノードを同期させる方法および各ノードに含まれる同期ユニットに関する。
分散型システムは、通信リンクによって接続されたいくつかのノードからなる。分散型リアルタイムシステムの各ノードは、自己の局所リアルタイムクロックを含む。これらのクロックの精度は、各局所クロックに含まれる水晶の精度を基礎としている。分散型システムによって制御されるリアルタイムの適用には、ノードの局所クロックの同期が必要である。同期時間は一般に「グローバルタイム」と呼ばれる。
分散型システムでは、グローバルタイムは、リアルタイムでの適用にとって重要な機能性である。リアルタイムタスクは例えば、異なったノードのタスクからのメッセージに依存することがある。このようなタスクを予定するには、単に局所的ではなく意味のある情報が必要である。しかし、異なったノードにクロックを含むシステムは、必ずしも全て同時間を示すものではない。通常、クロック間にはオフセットがあり、これらのクロックはしばしば、全く同一の周波数で動作するわけではない。また、この周波数は、一定であるわけではなく、例えば、温度に依存する。
ノード間の内部同期は、参照時間源に対する外的同期から区別される。自動化処理という従来の領域とは別に、分散型リアルタイムシステムが、自動車製造産業にますます利用されている。現在、自動車内の制御装置が、特に、自動車エンジンまたは自動送信を制御するためにCANバスシステムを用いて接続されている。複数のセンサ、アクチュエータ及び電子制御ユニットを組合せる制御システムの数は、かなり増加している。制御システム、センサ、アクチュエータおよびそれらに接続された電子制御ユニットを継続的に使用すると、現在の通信プロトコルによって解決されていない通信技術に対する需要が生じる。特に、自動的な“バイ−ワイヤ(by-wire)" システムを導入すると、信頼性が特に重要である、将来の車両内制御分野に対する別の要求が生じる。これには、安全が重要な制御分野に適しているクロック同期サービスが含まれる。
本発明は、FlexRayと名づけられた進化した自動通信システムに利用することを特に意図している。出願人は、エックス・バイ・イヤ(x-by-wire)のような、車内の革新化された高速制御分野の基準を定義することを目的とするFlexRay技術を発展、実施するために作られた合弁企業の構成員である。
将来の自動車応用分野では、決定論的でかつ耐故障性で、分散型制御システムを支援することが可能な高速バスシステムが必要となる。FlexRay通信システムは、最高10 Mbits の高速データ転送速度での同期非同期データ転送が可能である。この技術は、グローバル時間軸にたいする耐冗長性耐故障性クロック同期を支援する。
現在のバスシステムは、バスに対する処理アクセスの種類、すなわち時分割多重であるか、周波数多重であるかコード多重であるかによって区別される。リアルタイム制御システムの分野では、該システムを制御する方法について2つの基本的に異なった原理、すなわち、タイムトリガー(time triggered) 制御とイベントトリガー(event-triggered)制御システムがある。タイムトリガーシステムでは、すべてのアクティビティ(activity)は、先験的に知られた一定の時点で実行される。従って、タイムトリガーシステムの全てのノードは、近似的に同期したクロックを基礎とした、共通の認識時点がある。これに対して、イベントトリガーシステムでは、全てのアクティビティは、システムに対する外部のイベントに応答して実行される。両システムの主な違いは、決定論的な行動である。所定のルールに基づいたバスに対するシステム制御アクセスによって、各ノードがメッセージを送信する一定の期間内に該バスに対して排他的にアクセスすることが保証される。イベントトリガーシステムは、割り当てられた優先順位でアクセスを行うので、決定論的な行動を保証することができない。
分散型リアルタイムシステムは、耐故障性のクロック同期に依存する。このことは、ノードが所定のスケジュールに従ってその行動を実行する分散型アーキテクチャーに特にあてはまる。このようなタイムトリガーシステムは、主に、安全性が特に問題となる分野において用いられる。クロック同期は、タイムトリガーアーキテクチャーが正しく同期するためには、重要な要素である。
分散型リアルタイムシステムにおいては、局所クロックの同期のために用いられる離散したチャンネルを避けるために、メッセージの交換によって同期が実現し得る。この同期処理自身は、欠陥のあるクロックおよび喪失メッセージを許容しなければならない。
本発明は、機械的なバックアップ(back-up)なしに安全性が問題となる電子システム、すなわちステアリング、ブレーキングまたはサスペンション制御用のバイワイヤ(by-wire)システムを制御する装置に関連して用いられているタイムトリガーアーキテクチャーを意図している。
クロック同期は、所定のリアルタイム性を達成するための最も基本的なサービスである。
公知の耐故障性のリアルタイム通信システムは、タイムトリガープロトコル(TTP)、すなわち安全性が問題となる制御分野に特に適した通信プロトコルである。TTPの同期アルゴリズムは、他のノードに対するノードクロックの読み取りを与える特殊な同期メッセージを用いない。到来するメッセージの到着の遅延は、送信者クロックの値を評価するために用いられる。また、TTPは、選択されたノードからだけのタイミング情報を集める手段を与え、性能が劣っている発振器となると知られているクロック値を無視する。クロック同期とそれに対応する時間測定は、周期的に実行される。
タイムトリガーシステムの特徴は、すべてのシステムアクティビティが時間の進行によって開始されるということである。TTPプロトコルは、周期的に動作する。各ノードにはクロックと一定のスケジュールが与えられる。スケジュールは、一定のアクションが実行されるタイミング、特に、一定の種類のメッセージが特定のノードに送られるタイミングを決定する。
スケジュールは、所定のスロットの持続時間や送信側ノードの同一性のような全てのノードに共通な情報を含む。意図されたシステムビヘービア(system behavior)は全てのノードに既知であるから、重要な情報は、メッセージから間接的に得ることが可能である。
システムバスに対するアクセスは、スケジュールに事前にコンパイルされている時分割マルチアクセス(TDMA)スキーマによって決定される。各ノードは、バス上でメッセージを送ることが可能な自己の一定のスロットを含んでいる。全てのノードが当該バスに一回アクセスした完全サイクルは、TDMAラウンドと呼ばれる。TDMAラウンドが完結した後は、同一の一時的パターンが再び繰返される。
ノードのクロックは、現在のスロットで一致し、かつメッセージが到達するに適当なタイミングで当該バスを走査するに十分な程度に正確に同期しなければならない。欠陥のあるノードが順番を違えて通信するのを防止するために、バスインタフェースが、適当なタイミングでのみバスに対するアクセスを与える「バスガーディアン(bus guardian)」によって制御される。各ノードには、典型的には、個別のカウンタによって提供される物理クロックが供給される。このカウンタは、水晶発振器によって周期的にインクレメントされ、トリガされる。
このような発振器は、完全に固定した周波数で共振しないので、クロックはリアルタイムからドリフトする。他のノードクロックとの一致を保つために、あるノードの物理クロックの調整を繰返し計算することがクロック同期のタスクである。調整された物理クロックは、操作中にノードによって用いられるものである。
クロック調整の最も簡単なやり方は、リアルタイムからの現在のオフセットを単純にクロックに加算する「ワンステップ調整」である。しかし、このやり方は、一致性の問題が生じる可能性がある。
別のやり方では、クロックスピードを、クロックのずれを補償するために早くもしくは遅くなるように変化させるものである。クロックスピードは、オフセットが補償されるまで、早くもしくは遅くなる。正のオフセットは、より遅く「走行する」クロックによって補償され、反対のオフセットは、より早く走行するクロックによって補償されうる。しかし、クロックは変化し続けるので、引き続き調整する必要がある。
TTP(タイムトリガープロトコル)システムでは、クロック同期アルゴリズムは、他のクロックの読取値の推定値を一緒に演算し、局所クロックに対する調整を推測する。各ノードは、いつ一定のメッセージが送られるかを前もって知っているから、メッセージがあるノードで受信されることが期待される時点と実際の到着時点との差異を送信者クロックと受信者クロックとのずれを計算するのに用いることが可能である。従って、何らの特別の同期メッセージもTTPでは必要ない。
TTPプロトコルでのクロック同期は、各TDMA(時分割マルチアクセス)ラウンドに対するできるだけ小さい極大のクロックずれでメッセージが到達するために、殆ど完全に一定の周波数で共振する水晶発振器を必要とする。
この先行技術から出発して、クロック同期をさらに向上させ、特に、水晶発振器に対するコストを減少させ、より小さな極大クロックずれを達成するのが本発明の問題である。
これは、ノードを同期させる方法に関する請求項1の特徴及び同期ユニットに関する請求項1によって達成される。
オフセット補正値およびクロックレート(クロック周波数)補正値によってノードの局所ロックを調節することによって、高価な水晶発振器を用いることを避ける。
こうして、全てのクロックの内部クロック同期は、より早く、高精度で達成される。正確なレート補正は、増大するオフセットオーバタイムに対するクロックを保護し、付加的なオフセット補正は、ノードのクロック間の存在するオフセットを減少する。
本発明の好適実施例によれば、クロックレート補正は、あるノードと他のノードとの間の一組のクロックレートずれに基づいて計算される。
第1の好適実施例によれば、該一組のクロックレートずれは、あるノードと他のノードの局所クロック間で決定される2組の時間ずれから計算される。
第2の好適実施例によれば、該一組のクロックレートずれは、局所クロックを基礎とした特定のノードに対する受信メッセージの測定された時間間隔と予測された時間間隔との間の差に基づいている。
好適には、通信リンクに対する分散システムのノードの所定のアクセスパターンのサイクルを備えたTDMAにおいて本発明は用いられる。このようなタイムトリガーアーキテクチャーは、安全性が問題となる電子システムに関する同期方法を用いることが許される。
好適には、同期はTDMAシステムにおいて実行され、2つのTDMAラウンド(サイクル)は、補正値が計算され、クロックが補正される前にずれを測定するために用いられる。
補正値を計算するとき、特定のノードを考慮するのみで、耐故障性行動を増大可能であり、メモリ性を減少してもよい。
さらに好適な実施例によれば、計算されたクロックレート補正値の量は、該補正値を基礎としてクロックを調整する前に減少される。このような減少されたクロックレート補正値は、向上したクロック同期安定性を提供し、ノードのクラスタがドリフトするのを防止し、クラスタ全体を極端な周波数値からクラスタの全てのクロック周波数の平均値へシフトさせる。
本発明の他の好適な実施例は、種々の従属クレームとして提示される。
本発明は、分散型システムの各ノードでオフセット補正とクロックレート補正を同時に行うことによって、リアルタイム処理に対して意図された分散型システム用の改良されたクロック同期アルゴリズムを提供できる。従って、高価な発振器は、不要であり、同期を迅速にかつ高精度で達成可能である。
図1は、複数のノードを備えた分散型システムの単純化された例を示す。水晶発振子2を備えた各ノードはクロックを供給される。メッセージを送るために、各ノードは、通信リンクに接続され、メッセージを送受信するためのバスにアクセスする。この通信リンクはさらに、任意の冗長通信チャンネルを備え、約10Mビット/secの総データレートを支持するように設計されている。
各ノードは、それ自身のクロックだけでなく、すべてのノードに共通な付加的情報を供給される。共通情報は、所定のスロットの間隔または送りノードの同一性のような通信構造に関する。意図されたシステム行動は、すべてのノードに既知であり、重要な情報は、受信されたメッセージから間接的に得ることが可能である。例えば、受信ノードは、予測された到着時間が経過した直後にメッセージが消失していることを判断可能であるから、明確な肯定応答(acknowledgement)は送る必要がない。
通信リンク(バス)3に対するアクセスは、時分割多重アクセス(TDMA)スキームによって決定される。全てのノードは、バス上にメッセージを送ることが許容されているアクセススキーム内に一定のスロットを有している。全てのノードがその間に一回アクセスしていた完全サイクルは、TDMAラウンドと呼ばれる。このような通信サイクルの例は、図2に示されている。図2に示された通信サイクルは、2つの部分、すなわちスタチック(静的)部とダイナミック(動的)部を有している。静的部では、各ノードが適時にバスにアクセスするにすぎない。これは、6個のタイムスロットの各々が全ノードのうちの特定のノードによってアクセスされ得る静的TDMAアクセス部に現れている。これに対して、動的部では、メッセージを送信するための衝突のないアクセス(collision free access)を与える所定のスキームに従って各ノードがバスにアクセスし得る。TDMAラウンドが完了したら、同じ一時的アクセスパターンが再び繰返される。
各通信ノードは、2つのバスガーディアン4とそれに対応するドライバ5を備え、図3に示されるように各ノードのバスに対するアクセスを制御する。通信ノード内の全てのユニットは、単一の電源に接続される。バスガーディアン4は、送信タイミングと送信用に許された期間を示す分散型システムの各ノード上の記憶情報に基づいて動作する。バスガーディアン4は、前記所定のタイミングでのみ許容されている通信リンクへのアクセスを制御する。ホスト6に最初に記憶された情報は転送され、動作中のバスガーディアンに記憶される。
図4は、通信リンク上で送信されるメッセージフォーマットの一例である。
メッセージフォーマットは、TDMAラウンドのスタティック部又はダイナミック部間に送信される全てのメッセージついて同一である。各メッセージはつぎのフィールドを有している。
ID: 識別子。10ビット。レンジ1、、、、1023。スタティック部のスロット位置とダイナミック部でのメッセージの優先順位を定義する。各識別子は、システムにおいて一回だけ利用するのが望ましい。
MUX:マルチプレックスフィールド。1ビット。ノードが同一でIdが異なったメッセージを送信することを可能とする。
SYNC: 同期フィールド。1ビット。メッセージがクロック同期に用いられるかどうかを示す。
LEN: 長さフィールド。4ビット。用いられたデータバイトの数(0…12)を示す。
D00…D11: データバイト。0-12バイト。
CRC: 16ビット(又は15ビット)。周期的冗長度チェック。
クロック同期アルゴリズムは、他のノードクロックの時間の予測を集めることによって作動し、局所クロックの調整を予測する。各ノードは、一定のメッセージがいつ送られるか事前に知る。メッセージがノードによって受信されることが期待される時間と実際の到着時間との間の差異は、送り手のクロックと受け手のクロックのずれを計算するのに用いることが可能である。従って、特別の同期メッセージは必要なくなる。2つのTDMAラウンドにわたって行われる測定が図5に示されている。2つのノード(コントローラ)の時間が図5において太い線によって示されている(コントローラ1とコントローラ2)。図示されているように、両コントローの時間は若干異なっており、タイムオフセット及び時間と共に増大する時間ずれで示される。
第1のサイクルにおいては、各ノードは、受信されたメッセージに基づいて自己の時間と他のノードの時間との間の時間差を決定する。その差は、各特定のノードのアクセスパターンにも依存する。同じ処理は、同一のアクセスパターンを有する連続したサイクル内で実行される。クロックレート(クロック周波数)が異なることにより、各ノードによって検出された時間ずれがさらに増大する。この付加的差は、両クロック間の周波数を評価し、計算された共通のタイムベースに基づいてクロックを調整するのに用いられる。
クロック補正処理によって達成可能な結果は、図6及び図7に示されている。図6において、個々のクロックレートは、オフセット定数を維持し、時間とともにノード間の増加するクロックオフセットを避けるために調整される。図7は、別の補正法、すなわち検出されたタイムオフセットを補正することを示している。このような調整では、サイクルの始には、両クロックを近づけるが、両クロックは、両サイクルの最後には、大きな差を再び示すことになる。
改良されたクロック調整法は、図8に示されている。各クロック調整のために、クロックは、クロックレート及びクロックオフセットに関して補正される。
コントローラ1およびコントローラ2のクロックは破線によって示されている。オフセット補正されたクロックは点線で示されている。付加的にクロックレートが補正されたクロックは太い線によって示されている。その結果、両クロックは、近接したままであり、クロックずれは、時間とともに増大しない。
補正値は、メモリに記憶された測定クロック差から計算される。図4に関して説明したように、時間差を測定するために用いられるノードは、特別のフラグによってマークされている。グローバルタイムの計算のために、各ノードは同一のアルゴリズムを適用する。簡単なやり方では、各ノードは、補正値に到達するように平均差を計算する。好適には、より複雑な方法が、耐故障性の標準的なアルゴリズム(FTA)が用いられる。このアルゴリズムは、検出された最大値及び最小値を捨て、補正値を計算するために最大差を有する残りの2つの値の平均値を計算する。
各ノードによって個々に実行されるクロック同期アルゴリズムは、2つの連続したスロット毎に、到来するメッセージの予期された到着タイミングと観測された到着タイミングとの間の差を決定するステップを実行する。
検出された差は、メモリに記憶され、第2のサイクル中の対応する差の値を検出した後で、補正値、すなわちレート補正値及びオフセット補正値が計算される。
図9に示されるように、クロック同期アルゴリズムは、2つの連続したサイクル毎に、三つのフェーズすなわち、測定フェーズ、計算フェーズおよび補正フェーズを含んでいる。
測定フェーズは、2つのサイクル、すなわちサイクル1およびサイクル2に分離される。各サイクルについて、同期ビットを備えた全ての有効なメッセージの時間値が測定され、第1のサイクルに割り当てられた第1のメモリ部及び第2のサイクルに割り当てられた第2のメモリ部にセーブされる。第1のサイクルの終末後に局所クロックに加えられる補正値は存在しない。
好適には、サイクル2およびサイクル3の間に実行される計算フェーズの間に、レート補正値及びオフセット補正値が計算される。レート補正では、第1、第2のメモリ部に記憶された測定値間の差が計算される。計算された差の値から、2つの値が、有効な同期メッセージの数kに基づいている所定のルールに応じて選択される。このような所定のルールおよび耐故障性のミットポイントアルゴリズム(FTA/FTM)は、"Information and Communication" vol.77, no.1, April 1998号のWelch, J.L., Lynch, N.A."A New Fault-Tolerant Algorithm for Clock Synchoronization" の1-36頁に記載されている。その結果は、クロックレート補正を増分的に改良するために前のクロックレート補正値と組合される。
オフセット調整に対しては、有効な同期メッセージの数kに応じて、2つのノードが再び選択される。この選択は、上記レート補正の選択処理に対応し、再びWelch およびLynchによる上記文献が参照される。第2のメモリからの選択された差の値が加えられ、2分割される。
図9において、別々のノードについて計算した値がノード番号に従って挙げられている。第1欄には、第1サイクルでの測定結果が示されており、第2欄には、第2サイクルでの測定結果が示されている。第3欄は、第1サイクル及び第2サイクルでの測定ずれの間で計算された差が示されている。計算された補正値がこれらの値の上に示されており、図9の最上部に示された局所クロックに適用される。
補正フェーズはまた、2つの別々のステップ、すなわち、レート補正およびオフセット補正に分けられる。計算されたレート補正値を、次の2つのサイクル、すなわちサイクル3及びサイクル4に付加しクロック周波数を補正する。オフセット補正値は、つぎのサイクル、すなわちサイクル3の最初に付加されるだけである。さらなるオフセット補正値はサイクル4の最初には付加されない。
この同期処理は、2つの連続したサイクルに対して繰返され、サイクル番号は、サイクル(2n-1)とサイクル(2n)として一般化可能である。
新同期法を適用するための特定の2サイクルスキームが図10に詳細に示されている。
補正値の計算のために用いられる耐故障性アルゴリズムに関しては、各ノードが同一のアルゴリズムを適用する限り、各既知の耐故障性アルゴリズムを用い得る。
各局所クロック周波数は、複数の異なった既知の手段の一つを適用することによって調整可能である。可能性の例は、印加された電圧に基づいて調整可能な周波数を有しているVCOや、分数率補正をするために単位時間当りのクロックチックの数を調整することによってクロックチックをカウンタ値への変換を制御する回路である。
本発明の好適実施例の一般化された同期アルゴリズムは次の通りである。
ラウンドk0: ノードjで全てのc(i,j,k,)を集合。同期メッセージは目印付け(tag)されている。c(i,j,k,)は、「マイクロチック(micro ticks)すなわち局所マイクロチック」単位の観測された時間と期待時間との間の差である。t(i,j,k,)は、スロットiの開始を期待するノードの物理時間、s(i,j,k,)は、スロットiの先頭でノードjで観察された物理時間として、c(i,j,k,)は、次のように定義できる。
c(i,j,k,) = Int s(i,j,k,) - t(i,j,k,)[micro ticks]
・ ラウンド(k0+1):全ての目印付された同期メッセージに対してノードjで全てのc(i,j,k0+1,)を集合。
・ ラウンド(k0+1)の最後で、スロットiに対するノードjでのオフセット入力は、
of(i,j,k0+1) = c(i,j,k0+1)
・ レート差は、
st(i,j,k0+1) = c(i,j,k0+1) - c(i,j,k0)
・ 各新ラウンド(k0+2)に対して、新オフセット値o(j, k0+2)及び新レート補正値d(j, k0+2)を以下の式に従って一般化。
o(j,k0+2) = FT(of(i,j,k0+1))
d(j,k0+2) = FT(st(i,j,k0+1)) +d(j,k0)
・ 次のサイクルの始めにクロックをo(j, k0+2)だけ調整。
・ ラウンド(k0 +2)及びラウンド(k0 +3)に対してd(j,k0+2)だけ連続的にクロック周波数を調整。
別の実施例によれば、一組のクロックレートずれ及び一組の時間ずれは、別々に決定される。クロックレートずれは、同一のノードからの2つの連続したメッセージに対する2つの時間間隔、すなわち観測された時間間隔および予測された時間間隔を比較することによって決定される。観測された時間間隔は、同じノードからの2つのメッセージの実際の到着時間の間で、好適には、マイクロチックの単位でカウンタによって測定される。予測された時間間隔は、既知でかつ各ノードで記憶されたメッセージの予測された受信タイミングから計算される。両時間間隔の間の差は、両ノード間のクロックレート差によるずれを示す。クロックレート補正値は、上記の方法で、計算されたクロックレートずれに基づいて計算される。
ひと組の時間ずれで、上記したオフセット補正値を計算するには十分である。本代替実施例では、好適には、オフセット補正値と一組の時間ずれが、2サイクル毎に一回だけ計算される。
本発明のアルゴリズムの特徴は、測定と間隔調整は重複することはなく、レート補正は、時間の誤りに影響されないことである。さらに、このアルゴリズムは、測定、計算および調整ステップを適切に適応するためには、サイクルカウントを必要とする。
メモリ性に関しては、全ての検出された差を記憶することが必要なわけではなく、適用された耐故障性のアルゴリズムに応じて関連のあるものだけで良い。
クロック同期に基づいて達成可能な極大オフセットの減少は、図11乃至図13から理解できる。図11は、適用されたオフセット補正に対する極大クロックオフセットを示し、図12は、適用されたレート補正に対する極大クロックオフセットを示している。図12から理解できるように、同期が確立された後は、レート補正は、各サイクル毎に適用する必要はない。図13は、かなり低い極大クロックオフセットで到達する本発明の利点を示している。同期が一旦確立された後では、補正は少ない頻度で行えば良い。
更なる好適実施例によれば、極端値までの総時間のドリフトは、さらに別の方策によって避けることが可能である。この目的のために、クロックレート補正値は、計算されたようには適用されず、計算された補正量は、所定量だけシフトされる。好適には、レート補正値は若干減少される。このクロックレート補正値のこの変化によって、クロック同期性が幾分減少することになる。これに対して、極端値への総時間の絶えざるドリフトは避けられ、全てのノードは、一定時間後には、同期されるべきクロックの平均値に近接する。
この目的のために、クロックレート補正値d(j,k0+2)は、補正値d(j,k0+2)+/−x (xは減少量)によって置きかえられる。
さらに、ラウンド時間エラーはオフセット補正値を補正することによって、すなわちオフセット補正値o(j,k0+2)−yj(yjは正の値)を用いることによって補償可能である。
図14および図15は、クロック同期を確立する各サイクルに対する適用されたクロックレート補正値を示す。図14においては、クロック値補正はなされていない。提示された例では、全てのノードは、一番上のノードの局所時間に同期する(上方ノードでは何ら一定の補正は行わないが、他のノードは、約−50または−80の補正を行う)。
図15は、適用されたクロックレートを1マイクロチックだけ減少することによってクロックレート補正値を減少したときの結果を示す。グローバルタイムは、同期される全てのノードの平均値にシフトされ、補正を行うノードはなくなる。
単純化された態様の分散システムの一般的構造を示す図である。 典型的なアクセススキームの一例を示す図である。 通信システムに接続されたノードの単純化されたブロック図の一例を示す図である。 通信システム上で送信されるメッセージの構造の一例を示す図である。 測定されたクロックずれを示す図である。 クロックレート補正を示す図である。 オフセット補正を示す図である。 オフセット補正とクロックレート補正の組合せを示す図である。 本発明の好適実施例によるクロック同期の一例を示す図である。 本発明の好適実施例による時間軸の測定フェーズと補正フェーズのシーケンスを示す図である。 オフセット補正を用いるときに達成可能な極大クロックオフセットを示す図である。 クロックレート補正を用いるときに達成可能なク極大クロックオフセットを示す図である。 本発明によるクロック同期を用いるときの極大クロックオフセットを示す図である。 クロックレート補正による減少のない必要な補正値の一例を示す図である。 本発明の好適実施例によるクロックレート補正による減少のある図14に対応する一例を示す図である。
符号の説明
1 ノード
2 局所クロック
3 通信リンク
4 バスガーディアン
5 ドライバ
6 メモリ

Claims (27)

  1. リアルタイム処理用の分散型システムのノード(1)の同期方法において、
    該分散型システムのノード(1)は、タイムトリガープロトコルによる通信リンク(3)によって相互接続され、ノード(1)の各々は局所クロック(2)とメッセージが他のノード(1)ら受信された時を示す情報を含み、少なくとも全てのノード(1)のサブセットから構成される各ノード(1)は、自己の局所クロック(2)同期させるために、
    (a) 他のノード(1)からのメッセージを受信する受信工程
    (b) 前記サブセットに属する他の全てのノード(1)と自己の局所クロック(2)の間の1組の時間ずれを決める工程であって、時間ずれは、受信メッセージの予測受信時点と自己の局所クロック(2)の時間に基づいて観測された実際の受信時点との差を測定することによって決定する時間ずれ決定工程
    (c) 前記サブセットの他の各ノード(1)から受信した2つの連続したメッセージに基づいて、自己の局所クロック(2)と前記ノード(1)のサブセットに属する他の全てのノード(1)との間の組のクロックレートのずれを決定するクロックレートずれ決定工程
    (d) 前記決定された一組の時間ずれに基づいてオフセット補正値を計算し、前記決定された一組のクロックレートずれに基づいてクロックレート補正値を計算する計算工程と、
    (e) 前記オフセット補正値並びに前記クロックレート補正値に基づいて前記局所クロックを調整する調整工程と、を実行することを特徴とする同期方法。
  2. 前記時間ずれ決定工程(b)は、第1組の時間ずれ及び第2組の時間ずれを決定し、
    前記第クロックずれ決定工程(c)は、前記第1組の時間ずれ及び第2組の時間ずれに対応する時間ずれ間の差を計算することによって前記一組のクロックレートずれを決定することを特徴とする請求項1に記載の同期方法。
  3. 前記計算工程(d)は、前記第2組の時間ずれに基づいてオフセット補正値を計算することを特徴とする請求項2に記載の同期方法。
  4. 前記クロックずれ決定工程(c)は、予測された時間間隔と観測された時間間隔との間の差を測定することによってクロックレートずれを決定し、前記予測された時間間隔は、特定のノードにおいて連続して受信されたメッセージの予測された時点間の時間間隔であり、前記予測された時間間隔は、自己の局所クロック(2)の時間に基づいて観測されたメッセージの実際の受信時点間の時間間隔である、ことを特徴とする請求項1に記載の同期方法。
  5. 前記クロックずれ決定工程(c)は、次の工程、すなわち
    (c1) 自己の局所クロック(2)の時間に基づいて前記サブセット中の特定のノードに対して連続して受信されたメッセージの実際の受信時点間の時間間隔をカウントする工程と、
    (c2) 特定のノード(1)に対するカウントされた時間間隔と、特定のノード(1)に対するメッセージの予測された受信時点に基づく予測時間間隔との間のクロックレート差を計算する工程
    を実行することによって前記一組のクロックレートずれの各クロックレートずれを決定することを特徴とする請求項4記載の同期方法。
  6. 前記分散型システムは、タイムトリガーシステムであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の同期方法。
  7. 前記ノード(1)に含まれた前記情報は、前記分散型システムの各ノード(1)に対して、特定のノード(1)が前記通信リンク(3)上にメッセージを送ること可能な一定のタイムスロットを定義することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の同期方法。
  8. 前記ノード(1)に含まれた情報は、所定の時間間隔内での前記通信リンク(3)に対する各ノード(1)の一回のアクセスを定義することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の同期方法。
  9. 前記分散型システムにおけるノード(1)の前記通信リンク(3)に対する同一の所定の一時的アクセスパターンを有する時間間隔が連続的に繰返されることを特徴とする請求項8に記載の同期方法。
  10. 各ノード(1)は、前記所定のアクセスパターンに従って前記通信リンク(3)に対してアクセスしたとき自己のメッセージを送信することを特徴とする請求項8又は9に記載の同期方法。
  11. 前記計算工程(d)は、前記一組の決定されたクロックレートずれ中の2つのクロックレートずれに基づいて前記クロックレート補正値を計算することを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の同期方法。
  12. 互いに最大差を有する2つのクロックが選択されることを特徴とする請求項11に記載の同期方法。
  13. 前記計算工程(d)は、現在適用されるクロックレート補正値を新たに計算されたクロックレート補正値とともに増加させることによって前記クロックレート補正値を計算することを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の同期方法。
  14. 前記計算されたクロックレート補正値を減らすことを特徴とする請求項1乃至1の何れかに記載の同期方法。
  15. 前記オフセット補正値及び前記クロックレート補正値に基づいて前記局所クロック(2)を調整する調整工程(e)は、各々所定の時間間隔内での前記通信リンク(3)に対する各ノード(1)の一回のアクセスを定義する所定の数の時間間隔の後に、両補正値について実行されることを特徴とする請求項1乃至1の何れかに記載の同期方法。
  16. 請求項1乃至1に記載の同期方法を実行するように構成されたコード手段を備えたコンピュータプログラム。
  17. リアルタイム処理用の分散型システムのノード(1)の同期ユニットにおいて、
    該分散型システムのノード(1)は、タイムトリガープロトコルによる通信リンク(3)によって相互接続され、前記同期ユニットは、
    局所クロック(2)
    受信メッセージの予測受信時点と自己の局所クロック(2)との時間に基づいて観測された実際の受信時点との差を測定することによって、自己の局所クロック(2)と他のノード(1)との間の一組の時間ずれを決定し、他の各ノード(1)から受信した2つの連続したメッセージに基づいて、自己の局所クロック(2)と他の全てのノード(1)との間の一組のクロックレートのずれを決定するずれ検出器
    前記決定された一組の時間ずれに基づいてオフセット補正値を計算し、前記決定されたクロックレートずれに基づいてクロックレート補正値を計算する補正値計算ユニット
    前記オフセット補正値並びに前記クロックレート補正値に基づいて前記局所クロックを調整する調整ユニット
    を備えたことを特徴とする同期ユニット。
  18. 前記ずれ検出器は第1組の時間ずれ及び第2組の時間ずれを決定し、前記第1組の時間ずれ及び第2組の時間ずれに対応する時間ずれ間の差を計算することによって前記一組のクロックレートずれを決定するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の同期ユニット。
  19. 前記補正値計算ユニットは、前記第2組の時間ずれに基づいてオフセット補正値を計算することを特徴とする請求項18に記載の同期ユニット。
  20. 前記ずれ検出器は、予測された時間間隔と観測された時間間隔との間の差を測定することによってクロックレートずれを決定し、前記予測された時間間隔は、特定のノードにおいて連続して受信されたメッセージの予測された時点間の時間間隔であり、前記予測された時間間隔は、自己の局所クロック(2)の時間に基づいて観測されたメッセージの実際の受信時点間の時間間隔である、ことを特徴とする請求項1に記載の同期ユニット。
  21. 前記ずれ検出器は、自己の局所クロック(2)の時刻に基づいて特定のノードに対して連続して受信されたメッセージの実際の受信時点間の時間間隔をカウントするカウンタを備えたことを特徴とする請求項2に記載の同期ユニット。
  22. 前記メモリは、前記分散型システムの各ノード(1)に対して、特定のノード(1)が前記通信リンク(3)上にメッセージを送ることを可能とする一定の一時的アクセスパターンを定義する情報を記憶することを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の同期ユニット
  23. 前記ノード(1)に含まれた情報は、所定の時間間隔内での前記通信リンク(3)に対する各ノード(1)の一回のアクセスを定義することを特徴とする請求項1乃至2の何れかに記載の同期ユニット。
  24. 各ノード(1)は、前記所定のアクセスパターンに従って前記通信リンク(3)に対してアクセスしたとき自己のメッセージを送信する送信器をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至2に記載の同期ユニット。
  25. 前記局所クロックと他のクロックとの間に決定された時間ずれを記憶するずれメモリをさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至2の何れかに記載の同期ユニット。
  26. 前記メモリは2組の時間ずれを記憶するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の同期ユニット。
  27. 前記補正値計算ユニットによって与えられたクロックレート補正値を変更し、該変更したクロックレート補正値を前記調整ユニットに送るドリフト保護手段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至2に記載の同期ユニット。
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