JP3901817B2 - プリンタ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、サーマルヘッドによりインクシートを加熱し、インクシート上の染料又は顔料を受像紙に熱転写するプリンタ装置に関し、特に、インクシートのシートエンドを検出するシートエンド検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図15は、従来のインクシート100の構成を示す平面図である。ここでは、帯状のインクシートのうち1印画面分のみを抜き出して示した。図15において、1はインクシートのシートベースであるフィルムである。2、3、4はそれぞれ、フィルム1の片面に塗布された黄色、赤紫色、青色(以下この順に「Y色」、「M色」、「C色」と表記する。)の染料面又は顔料面(以下、染料面を例にとり説明する。)である。また、5は受像紙に印画された上記各染料の変色や褪色等を防止するための保護層(Over Printing layer:以下「OP」と表記する。)であり、上記各染料面と同様、フィルム1の片面に塗布されている。70a、70b、70cはそれぞれ、M色、C色、OPの先頭であることを指し示す頭出しマークである。6pは印画面の先頭であることを指し示す識別マークであり、インク種類等の情報を含むとともに、先頭色(この場合はY色)の頭出しマークとしても機能する。識別マーク6p及び頭出しマーク70a〜70cは、各々のパターンを変えることで互いに区別することができる。なお、識別マーク6p及び各頭出しマーク70a〜70cは、例えば3個の検出器によって検出することができる。
【0003】
図16は、従来のプリンタ装置の構成を示す側面図である。図16において、インクシート100の一端は供給リール21に、他端は巻取りリール22にそれぞれ固着されている。19はプリンタ装置の動作を制御する制御部である。20は発光部8と受光部9とから成る検出部であり、受光部9は発光部8が発する光を受光し、これを電気信号に変換して制御部19へ伝達する。11は受像紙、12は多数の発熱体により構成されるサーマルヘッド、13はプラテン、14は受像紙11を搬送する駆動ローラ、15は受像紙11を駆動ローラ14に押し付けることで駆動ローラ14の駆動力を受像紙11に伝達するためのピンチローラである。16は駆動ローラ14を駆動するための駆動部であり、駆動ローラ14が駆動されることによって受像紙11は受像紙リール23から駆動ローラ14の方向へ送り出される。即ち、受像紙11の送り出しが行われる。17は巻取りリール22を駆動するための駆動部であり、巻取りリール22が駆動されることによって、供給リール21からインクシート100が供給されるとともに、インクシート100は巻取りリール22に巻き取られる。18は受像紙リール23を駆動するための駆動部であり、受像紙リール23が駆動されることによって受像紙11が受像紙リール23に巻き取られる。即ち、受像紙11の巻き戻しが行われる。上記駆動部16〜18はそれぞれ、モータ、ベルト、及び歯車等の動力伝達要素によって構成されている。
【0004】
次に、図16に示したプリンタ装置の動作について説明する。まず、各印画面の先頭色であるY色の頭出しを行う。具体的には、駆動部17によって巻取りリール22を駆動し、検出部20が識別マーク6pを検出するまでインクシート100を供給リール21から送り出す。一方、受像紙11は印刷開始位置にセットされる。次に、プラテン13とサーマルヘッド12とによってインクシート100及び受像紙11を上下から挟み、駆動ローラ14とピンチローラ15とによってインクシート100及び受像紙11を搬送しながら、サーマルヘッド12を発熱させてフィルム1に塗布されたY色を受像紙11に熱転写する。このようして、まずY色が受像紙11上に印画される。なお、このとき受像紙11とともに送り出されたインクシート100は巻取りリール22に巻き取られる。
【0005】
Y色の印画終了後、図17に示すようにサーマルヘッド12をプラテン13から離間し、駆動部18によって受像紙リール23を駆動して、受像紙11を上記印画開始位置まで巻き戻す。これとともに、インクシート100のM色の頭出しを行う。即ち、駆動部17によって巻取りリール22を駆動し、検出部20が頭出しマーク70aを検出するまでインクシート100を供給リール21から送り出す。その後、Y色を印画したときと同様にサーマルヘッド12をプラテン13へ押し当て、先に印画したY色の上に重ねてM色を印画する。同様の動作を繰り返し、C色を重ねて印画することによりカラーの印画像が得られる。そして最後にOP層が受像紙11に熱転写され、印画物の変色及び褪色、あるいは損傷等が防止される。
【0006】
図18は、インクシート100と供給リール21との固着部分を拡大して示す平面図である。最終印画面50の次の印画面51の途中でインクシート100が切断され、その切断部と供給リール21とが両面テープ等によって固着されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図18に示すように印画面51の先頭にも識別マーク61が付されており、最終印画面50の印画が終了した後も検出部20によって識別マーク61の検出が行われ、印画面51の印画が実行されようとする。一方、印画面51は途中で切断され供給リール21に固着されているので、印画面51の印画の途中で供給リール21からインクシート100をそれ以上送り出せなくなり、印画面51の印画は無駄になってしまう。
【0008】
このように従来のプリンタ装置においては、印画途中で供給リール21からインクシート100をそれ以上送り出せなくなるという事実を以てインクシート100のシートエンドを把握していたため、最終印画面50の印画が終了し、シートエンドに達したことを印画面51の印画が開始される前に検知できないという問題点があった。
【0009】
そして、この問題点は、無人の証明写真作成機等の課金式プリントシステムにおいて、装置の複雑化を招く原因ともなる。なぜなら、コイン投入後、印画が開始されてからインクシートのシートエンドが検知されるため、返金システムを設ける必要があるからである。
【0010】
この発明はかかる問題点を解決するために成されたものであり、最終印画面の次の印画面の印画が開始される前にインクシートのシートエンドを検知することができるプリンタ装置を得ることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明のうち請求項1に係るプリンタ装置は、複数色のインク材と保護層とが規則的に配列された印画面がシートベース上において繰り返され、インク材及び保護層の各先頭をそれぞれ指し示す頭出しマークと、複数の印画面の各先頭を指し示す第1の識別マークと、複数の印画面のうち最終印画面の一つ手前の印画面の先頭を指し示す第2の識別マークとを有するインクシートと、インクシートを供給する供給リールと、インクシートを巻き取る巻取りリールと、巻取りリールを駆動することにより供給リールからインクシートを送り出す第1の駆動部と、頭出しマーク、第1の識別マーク、及び第2の識別マークをそれぞれ区別して検出する検出部と、第1の駆動部の駆動を制御する制御部と、制御部に接続された表示部とを備え、第1の駆動部は、検出部が第2の識別マークを検出した場合に巻取りリールを駆動し、該駆動により検出部が第1の識別マークを最初に検出するまで供給リールからインクシートの送り出しを行い、制御部は、送り出しにより頭出しされた印画面の印画終了後、インクシートがシートエンドに達した旨を表示部に表示するものである。
【0012】
また、この発明のうち請求項2に係るプリンタ装置は、請求項1記載のプリンタ装置であって、第2の識別マークは、最終印画面の一つ手前の印画面の先頭を指し示す第1の識別マークを覆う第1のマスキングテープであり、インクシートは、第1のマスキングテープとは異なる第2のマスキングテープを有し、第1の駆動部は、検出部が第1及び第2のマスキングテープのいずれかを検出した場合に送り出しを行い、送り出しの過程において検出部が検出する頭出しマークの個数を記憶する記憶部と、記憶部に記憶された頭出しマークの個数と、第1のマスキングテープと最終印画面の先頭を指し示す第1の識別マークとの間に存在する頭出しマークの個数とを比較する比較部とをさらに備え、前記比較部における比較の結果、前記個数が一致する場合にのみ、前記制御部は、前記インクシートがシートエンドに達した旨を前記表示部に表示するものである。
【0013】
また、この発明のうち請求項3に係るプリンタ装置は、請求項1記載のプリンタ装置であって、供給リールを駆動することによりインクシートを供給リールへ巻き戻す第2の駆動部をさらに備え、第2の駆動部は、プリンタ装置の電源を投入することにより検出部が第1の識別マークを検出した後、制御部からの駆動命令に応じて供給リールを駆動し、検出部は、供給リールの駆動により検出する最初の識別マークが第1及び第2の識別マークのいずれであるかの確認を行い、前記確認の結果、前記最初の識別マークが前記第2の識別マークであった場合にのみ、前記制御部は、前記インクシートがシートエンドに達した旨を前記表示部に表示するものである。
【0014】
また、この発明のうち請求項4に係るプリンタ装置は、請求項3記載のプリンタ装置であって、巻取りリールの巻径を検出する巻径検出部をさらに備え、巻径が所定の値を超えている場合にのみ確認を行うものである。
【0015】
また、この発明のうち請求項5に係るプリンタ装置は、請求項4記載のプリンタ装置であって、巻径検出部は、発光部と、発光部が発する光を受光する受光部と、巻取りリールに巻き取られたインクシートに接触する一端と、発光部と受光部との間に挿入されることにより光を遮断する遮光板が固着された他端と、一端と他端との間にある支点とを有し、支点を中心として回動自在なアームとを備えるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るプリンタ装置に用いるインクシート10の構成を示す平面図である。図1では特に、インクシート10と供給リール21との固着部分を拡大して示した。50は最終印画面であり、49は最終印画面50の一つ手前の印画面である。また、51は最終印画面50の次の印画面であり、インクシート10は印画面51の途中で切断され、両面テープ等によって供給リール21に固着されている。また、1はインクシート10のシートベースであるフィルムであり、2、3、4はそれぞれ、フィルム1の片面に塗布されたY色、M色、C色の各染料面(インク材)である。また、5は受像紙に印画された上記各染料の変色や褪色等を防止するための保護層OPであり、上記各染料面と同様、フィルム1の片面に塗布されている。70a、70b、70cはそれぞれ、M色、C色、OPの各先頭であることを指し示す頭出しマークである。60は最終印画面50の先頭であることを指し示す識別マークであり、61は最終印画面50の次の印画面51の先頭であることを指し示す識別マークである。また、59は最終印画面50の一つ手前の印画面49の先頭であることを示す指し識別マークであり、7は識別マーク59上に貼付され、識別マーク59を覆い隠すためのマスキングテープ(第2の識別マーク、第1のマスキングテープ)である。識別マーク59〜61は、インク種類等の情報を含むとともに、各印画面の先頭色(この場合はY色)の頭出しマークとしても機能する。識別マーク59〜61及び頭出しマーク70a〜70cは、各々のパターンを変えることで互いに区別することができる。ここで、図1においては説明の便宜上、識別マーク59〜61に別々の参照符号を付したが、実際には各識別マーク59〜61は同一のパターンを有する。以下、本明細書において識別マークを一般的に表す場合、符号6を用いてこれを表す。なお、識別マーク6及び各頭出しマーク70a〜70cは、例えば3個の検出器によって検出することができる。
【0017】
図2は、本発明の実施の形態1に係るプリンタ装置の構成を示す側面図である。インクシート10の一端は供給リール21に、他端は巻取りリール22にそれぞれ固着されている。19はプリンタ装置の動作を制御する制御部である。20はインクシート10を挟む格好で設けられた発光部8及び受光部9から成る検出部であり、受光部9は発光部8が発する光を受光し、これを電気信号に変換して制御部19へ伝達する。具体的には、発光部8が発する光は、インクシート10の識別マーク6や頭出しマーク70a〜70c、あるいはマスキングテープ7が付された部分では遮られるのに対し、その他の部分ではインクシート10を透過し受光部9で受光されるため、受光部9は、発光部8が発する光の遮断パターンを認識することにより、識別マーク6や頭出しマーク70a〜70cを検出することができる。また、26はインクシート10がシートエンドに達したことを表示する表示部である。11は受像紙、12は多数の発熱体により構成されるサーマルヘッド、13はプラテン、14は受像紙11を搬送する駆動ローラ、15は受像紙11を駆動ローラ14に押し付けることで駆動ローラ14の駆動力を受像紙11に伝達するためのピンチローラである。16は駆動ローラ14を駆動するための駆動部であり、駆動ローラ14が駆動されることによって受像紙11は受像紙リール23から駆動ローラ14の方向へ送り出される。即ち、受像紙11の送り出しが行われる。17は巻取りリール22を駆動するための駆動部であり、巻取りリール22が駆動されることによって供給リール21からインクシート10が送り出されるとともに、インクシート10は巻取りリール22に巻き取られる。18は受像紙リール23を駆動するための駆動部であり、受像紙リール23が駆動されることによって受像紙11が受像紙リール23に巻き取られる。即ち、受像紙11の巻き戻しが行われる。上記駆動部16〜18はそれぞれ、モータ、ベルト、及び歯車等の動力伝達要素によって構成されている。
【0018】
次に、図2に示したプリンタ装置の動作について説明する。まず、各印画面の先頭色であるY色の頭出しを行う。具体的には、駆動部17によって巻取りリール22を駆動し、検出部20が識別マーク6若しくはマスキングテープ7を検出するまで、供給リール21からインクシート10を送り出す。
【0019】
このとき、検出部20が識別マーク6を検出した場合は、従来技術の説明で述べた動作と同様の動作が行われる。即ち、受像紙11を印刷開始位置にセットした後、プラテン13とサーマルヘッド12とによってインクシート10及び受像紙11を上下から挟み、駆動ローラ14とピンチローラ15とによってインクシート10及び受像紙11を搬送しながら、サーマルヘッド12を発熱させてフィルム1に塗布されたY色を受像紙11に熱転写する。Y色の印画終了後、図3に示すようにサーマルヘッド12をプラテン13から離間し、駆動部18によって受像紙リール23を駆動して、受像紙11を上記印画開始位置まで巻き戻す。これとともに、インクシート10のM色の頭出しを行う。即ち、駆動部17によって巻取りリール22を駆動し、検出部20が頭出しマーク70aを検出するまでインクシート10を供給リール21から送り出す。その後、Y色を印画した時と同様にサーマルヘッド12をプラテン13へ押し当て、先に印画したY色の上に重ねてM色を印画する。同様の動作を繰り返し、C色を重ねて印画することによりカラーの印画像を得る。そして最後にOP層を受像紙11に熱転写する。
【0020】
一方、検出部20がマスキングテープ7を検出した場合は、制御部19は駆動部17に対して駆動命令を発し、駆動部17は巻取りリール22を駆動し、最終印画面50の先頭に付された識別マーク60を検出するまで供給リール21からインクシート10を送り出す。このとき、図1に示した印画面49は受像紙11に印画されることなく巻取りリール22に巻き取られることとなる。そして、上記と同様の動作を行い、最終印画面50の印画を実行する。最終印画面50の印画が終了した後、制御部19はインクシート10がシートエンドに達したことを表示部26に表示する。このとき、最終印画面50の印画終了後、表示部26に印画不可であることを表示するとともに、プリンタ装置をオフライン状態としてプリントシステムに対してコインの投入禁止措置をとることもできる。
【0021】
なお、以上の説明では、発光部8が発する光のうちインクシート10を透過してきた光を受光部9で受光する透過型の検出部20を用いる場合について述べたが、発光部8と受光部9とを隣り合わせて配置するとともにインクシート10を挟んで反射面を設け、この反射面で反射する光を受光部9で受光する反射型の検出部を用いることもできる。また、識別マーク6及びマスキングテープ7に磁性体を用い、これを検出する構成とすることもできる。さらに、識別マーク59上にマスキングテープ7を付す代わりに、いわゆるベタ印刷(等濃度一色刷印刷)を行うことにより識別マーク59を覆い隠す構成としてもよい。
【0022】
このように本実施の形態1に係るプリンタ装置によれば、制御部19が最終印画面50の印画が実行されることを把握し、最終印画面50の印画終了後に、インクシート10がシートエンドに達したことを表示することができるため、最終印画面50の印画終了後に次の印画面51の印画が行われ、その印画が無駄になることを防止することができる。
【0023】
また、最終印画面50の一つ手前の印画面49の先頭にマスキングテープ7を付し、印画面49の印画は行わない構成としたので、マスキングテープ7を付す際に印画面49のY色にマスキングテープ7がはみ出しても不都合はなく、マスキングテープ7の貼付精度に余裕を持たせることができる。
【0024】
さらに、マスキングテープ7を付す代わりにベタ印刷を行った場合は、識別マーク6とマスキングテープ7との印刷工程が異なることに起因するマスキングテープ7の貼付位置の調整が全く要求されることはなく、インクシートの製作が容易となる。
【0025】
実施の形態2.
一般に、インクシートを用いたプリンタ装置においては、インクシートの製造コストが高いことから、インクシートに欠陥があった場合はその欠陥部分を取り除いた後、継ぎテープによってインクシートを継ぎ、インクシートを再利用することが行われている。本実施の形態2は、上記実施の形態1で用いたマスキングテープ7をこの継ぎテープとして使用するものである。
【0026】
図4は、マスキングテープ7を継ぎテープとして使用した場合のインクシート10の継ぎ部分を示す平面図である。45〜47は連続する3つの印画面であり、図4では、例えば印画面46のM色の染料面3に欠陥があった場合を想定している。印画面46のY色及びM色の染料面2,3を取り除き、印画面46の識別マーク62が付された部分とC色の染料面4とをマスキングテープ7a(第2のマスキングテープ)で継いでいる。このとき、識別マーク62と印画面46のC色の頭出しマーク70cとを覆うようにマスキングテープ7aを付す。
【0027】
マスキングテープ7aを欠陥部分の継ぎテープとして使用した場合、インクシート10には、最終印画面50の一つ手前の印画面49の先頭に付されるマスキングテープ7と、欠陥部の継ぎテープとして使用されるマスキングテープ7aとの2種類のマスキングテープが存在することとなる。従って、検出部20がマスキングテープを検出した場合、その検出したマスキングテープがマスキングテープ7であるかマスキングテープ7aであるかを区別する必要がある。以下、マスキングテープ7,7aを区別する方法について説明する。
【0028】
図5は、本発明の実施の形態2に係るプリンタ装置の構成を示す側面図である。基本的には実施の形態1で説明したプリンタ装置と同様であるため、相違点のみを説明する。24は検出部20から送られてくる電気信号を記憶する記憶部である。また、記憶部24には、後述する所定の基準信号が予め記憶されている。25は上記電気信号と上記基準信号とを比較する比較部であり、比較部25による比較結果は制御部19に入力される。
【0029】
以下、プリンタ装置の具体的な動作について説明する。まず、上記と同様の方法により各印画面の先頭色であるY色の頭出しが行われる。このとき、検出部20が識別マーク6を検出した場合は、プリンタ装置は実施の形態1で説明した動作と同様の動作を行い、受像紙11にY色、M色、C色、及びOPをこの順に印画する。
【0030】
一方、検出部20がマスキングテープを検出した場合は、制御部19は駆動部17に対して駆動命令を発し、駆動部17は巻取りリール22を駆動してインクシート10の巻取り動作を開始する。このときインクシート10は、巻取り動作が開始されてから検出部20が最初の識別マーク6を検出するまで巻き取られる。検出部20は、巻取り動作が行われている間に発光部8と受光部9との間を通過する頭出しマークを検出し、その個数を数える。そして、その頭出しマークの個数を電気信号に変換して記憶部24に伝達し、記憶部24はこれを記憶する。
【0031】
記憶部24には、マスキングテープ7と識別マーク60との間に存在する頭出しマークの個数を指し示す基準信号が予め記憶されている。具体的には、頭出しマーク70a,70b,70cが存在するため、頭出しマークの個数は3個である旨の基準信号が記憶されていることになる。比較部25は、この基準信号と検出部20から送られてくる電気信号とを比較する。両者が一致する場合は、検出部20が検出したマスキングテープがマスキングテープ7であると判断し、一致しない場合は、そのマスキングテープはマスキングテープ7aであると判断する。例えば図4において、マスキングテープ7aと識別マーク63との間に存在する頭出しマークは70cの1個のみであり、基準信号とは一致しないこととなる。
【0032】
そして、検出部20が検出したマスキングテープがマスキングテープ7であると判断した場合は、そのまま最終印画面50の印画を実行し、印画終了後、インクシート10がシートエンドに達した旨を表示部26に表示する。一方、マスキングテープ7aであると判断した場合は、そのまま印画面47の印画を実行する。この場合、表示部26への表示は行わない。
【0033】
このように本実施の形態2に係るプリンタ装置によれば、検出部20が検出したマスキングテープが継ぎテープとして使用されているものか、あるいは最終印画面の一つ手前の印画面の先頭に付されたものであるかを区別することができる。従って、マスキングテープと継ぎテープとで同一のテープを使用することができるため、インクシートの製作が容易となる。
【0034】
実施の形態3.
実施の形態1に係るプリンタ装置によれば、Y色の頭出しの際に検出部20がマスキングテープ7を検出することにより、その印画が最終印画であることを把握することができた。しかし、実際に最終印画面50の印画が行われる前や、あるいは最終印画面50の印画が行われてからインクシート10の交換が行われる前に、停電等が生じてプリンタ装置の電源がオフされた場合は、インクシート10がシートエンドに達した旨の情報が消去されてしまう。本実施の形態3は、このような場合にもインクシート10のシートエンドを把握することができるプリンタ装置に係るものである。
【0035】
図6は、本発明の実施の形態3に係るプリンタ装置の構成を示す側面図である。実施の形態1で述べたプリンタ装置の供給リール21に、これを駆動するための駆動部27を取り付けたものである。駆動部27は、モータ、ベルト、及び歯車等の動力伝達要素によって構成されており、供給リール21から送り出されたインクシート10を巻き戻すための駆動部として機能する。また、駆動部27の動作は制御部19によって制御される。
【0036】
以下、図1を参照しつつ、図6に示したプリンタ装置の動作について説明する。プリンタ装置の電源を投入した直後、各印画面の先頭色であるY色の頭出しを行う。具体的には、駆動部17が制御部19からの駆動命令に応じて巻取りリール22を駆動し、検出部20によって識別マーク6が検出されるまで供給リール21からインクシート10を送り出す。次に、制御部19は駆動部27に対して駆動命令を発し、駆動部27は供給リール21を駆動し、インクシート10を1印画面だけ巻き戻す。即ち、巻き戻し動作を開始してから検出部20が最初の識別マーク6あるいはマスキングテープ7を検出するまでインクシート10を巻き戻す。
【0037】
このとき、検出部20がマスキングテープ7を検出した場合(プリンタ装置の電源を投入した直後に検出部20が識別マーク60を検出した場合に相当する。)は、駆動部17は制御部19からの駆動命令に応じて巻取りリール22を駆動し、インクシート10を1印画面だけ送り出す。これにより、電源を投入した直後に頭出しされたY色が再び頭出しされ、待機状態となる。そして、制御部19はその印画面(最終印画面50)の印画が終了した後、インクシート10がシートエンドに達したことを表示部26に表示する。
【0038】
一方、検出部20が識別マーク6を検出した場合には、上記と同様に駆動部17は制御部19からの駆動命令に応じて巻取りリール22を駆動し、インクシート10を1印画面だけ送り出す。これにより、電源を投入した直後に頭出しされたY色が再度頭出しされ、その後は通常の印画動作が行われる。この場合制御部19は、その印画面の印画終了後にインクシート10がシートエンドに達した旨の表示を行わない。
【0039】
このように本実施の形態3に係るプリンタ装置によれば、プリンタ装置の電源を投入した時にインクシート10を1印画面だけ巻き戻してマスキングテープ7の有無を確認するので、停電等が生じた場合であってもインクシート10のシートエンドを的確に把握することができる。
【0040】
実施の形態4.
図7,8は、本発明の実施の形態4に係るプリンタ装置の構成を示す側面図である。図6に示したプリンタ装置に、巻取りリール22の巻径(巻取りリール22の中心軸から巻取りリール22に巻き取られたインクシート10の外周までの距離を意味する。)を検出する巻径検出部28を設けたものである。ここで、図7は巻取りリール22に巻き取られたインクシート10の量が少なく、巻取りリール22の巻径が小さい場合の側面図であり、図8は巻取りリール22に巻き取られたインクシート10の量が大きく、巻取りリール22の巻径が大きい場合の側面図である。
【0041】
また、図9,10は、巻径検出部28の具体的な構成を示す側面図である。巻径検出部28は、一端が巻取りリール22に巻き取られたインクシート10の外周に接触し、他端には遮光板32が設けられ、支点33を中心として回動自在なアーム29と、発光部30が発する光を受光する受光部31と、発光部30から受光部31へ到達する光を遮断する遮光板32とによって構成されている。
【0042】
図7,9に示すように巻取りリール22の巻径が小さい場合は、発光部30から受光部31へ到達する光は遮光板32によって遮られない。従って、受光部31が発光部30からの光を受光している旨を制御部19へ伝達することにより、制御部19は、巻取りリール22の巻径が小さく、インクシート10のシートエンドは遠いと判断することができる。一方、図8,10に示すように巻取りリール22の巻径が大きい場合は、発光部30から受光部31へ到達する光は遮光板32によって遮られるため、受光部31が発光部30からの光を受光していない旨を制御部19へ伝達することにより、制御部19はインクシート10のシートエンドが近いと判断することができる。
【0043】
プリンタ装置の電源を投入した時、上記実施の形態3に係るプリンタ装置では、まず検出部20によってY色の頭出しを行ったが、本実施の形態4に係るプリンタ装置では、Y色の頭出しを行う前にまず受光部31が発光部30からの光を受光しているか否か、即ち、インクシート10のシートエンドが近いか否かを検出する。そして、図7,9に示すように巻取りリール22の巻径が小さく、シートエンドが遠いと判断した場合は、上記実施の形態3で述べた動作は行わない。一方、図8,10に示すように巻取りリール22の巻径が大きく、シートエンドが近いと判断した場合は、上記実施の形態3で述べた動作、即ち、駆動部27によるインクシート10の巻き戻し動作を行い、マスキングテープ7の有無の確認を行う。
【0044】
なお、以上では、巻径検出部28を巻取りリール22側に設けた場合について説明したが、供給リール21側に設けてもよい。但し、この場合は、供給リール21の巻径が大きい場合はシートエンドが遠く、巻径が小さい場合はシートエンドが近いこととなる。
【0045】
図11〜14は、巻径検出部28の他の構成を示す平面図である。図11,12に示した巻径検出部においては、巻取りリール22の巻径が小さい場合(図11)は磁気センサ35は磁気を検出せず、巻径が大きい場合(図12)は磁気センサ35が磁石34の発する磁気を検出する。また、図13,14に示した巻径検出部においては、巻取りリール22の巻径が小さい場合(図13)は可変抵抗35の抵抗値が大きく、巻径が大きい場合(図14)は可変抵抗35の抵抗値が小さくなる。もちろん、図11〜14に示した巻径検出部28を供給リール21側に設けることもできる。
【0046】
このように本実施の形態4に係るプリンタ装置によれば、プリンタ装置の電源を投入した後、まず巻取りリール22の巻径を検出し、その結果巻径が所定の値を超えている場合にのみ、インクシート10の巻き戻しによるマスキングテープ7の有無の確認を行う構成とした。従って、インクシート10のシートエンドが遠い場合には上記確認を行わないので、プリンタ装置の電源を投入する毎に上記確認を行う場合と比較すると、印画に要する所要時間を短縮することができる。
【0047】
【発明の効果】
この発明のうち請求項1に係るものによれば、第2の識別マークは最終印画面の一つ手前の印画面の先頭に付されているので、検出部が第2の識別マークを検出した場合は最終印画面が頭出しされることとなる。そして、最終印画面の印画終了後インクシートがシートエンドに達した旨が表示部に表示される。従って、インクシートがシートエンドに達したことを、最終印画面の印画終了後直ちに検知することができる。また、最終印画面の一つ手前の印画面の印画は行わないので、第2の識別マークの貼付精度に余裕を持たせることができる。
【0048】
また、この発明のうち請求項2に係るものによれば、第2のマスキングテープをインクシートの継ぎテープとして使用した場合であっても、検出部が検出したマスキングテープが継ぎテープとして使用されているものであるか、最終印画面の一つ手前の印画面の先頭を指し示すものであるかを区別することができる。そして、第2のマスキングテープをインクシートの継ぎテープとして使用することにより、インクシートの制作を容易にすることができる。
【0049】
また、この発明のうち請求項3に係るものによれば、電源を投入した後にインクシートを1印画面だけ巻き戻して第2の識別マークの有無を確認するので、請求項1に係るプリント装置によって得られたシートエンドに達した旨の情報が停電等によって消滅した場合であっても、インクシートのシートエンドを改めて検知することができる。
【0050】
また、この発明のうち請求項4に係るものによれば、巻取りリールの巻径が所定の値以下である場合、即ちインクシートのシートエンドが遠い場合には上記確認を行わないので、プリンタ装置の電源を投入する毎に確認を行う場合と比較すると、印画に要する所要時間を短縮することができる。
【0051】
また、この発明のうち請求項5に係るものによれば、巻取りリールの巻径が大きい場合はアームが支点を中心に大きく回動し、アームの他端に固着された遮光板が発光部の発する光を遮断する。一方、巻取りリールの巻径が小さい場合はアームの回動量は少なく、受光部の発する光は遮光板によって遮断されることなく受光部に到達する。従って、受光部が発光部の発する光を受光するか否かによって、巻取りリールの巻径の大小、ひいてはインクシートのシートエンドが近いか遠いかを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るプリンタ装置に用いるインクシート10の構成を示す平面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係るプリンタ装置の構成を示す側面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係るプリンタ装置の構成を示す側面図である。
【図4】 マスキングテープ7を継ぎテープとして使用した場合のインクシート10の継ぎ部分を示す平面図である。
【図5】 本発明の実施の形態2に係るプリンタ装置の構成を示す側面図である。
【図6】 本発明の実施の形態3に係るプリンタ装置の構成を示す側面図である。
【図7】 本発明の実施の形態4に係るプリンタ装置の構成を示す側面図である。
【図8】 本発明の実施の形態4に係るプリンタ装置の構成を示す側面図である。
【図9】 巻径検出部28の具体的な構成を示す側面図である。
【図10】 巻径検出部28の具体的な構成を示す側面図である。
【図11】 巻径検出部28の具体的な構成を示す側面図である。
【図12】 巻径検出部28の具体的な構成を示す側面図である。
【図13】 巻径検出部28の具体的な構成を示す側面図である。
【図14】 巻径検出部28の具体的な構成を示す側面図である。
【図15】 従来のインクシート100の構成を示す平面図である。
【図16】 従来のプリンタ装置の構成を示す側面図である。
【図17】 従来のプリンタ装置の構成を示す側面図である。
【図18】 インクシート100と供給リール21との固着部分を拡大して示す平面図である。
【符号の説明】
7,7a マスキングテープ、10 インクシート、50 最終印画面、6,59〜61 識別マーク、70a〜70c 頭出しマーク、8,30 発光部、9,31 受光部、16〜18,27 駆動部、19 制御部、20 検出部、21 供給リール、22 巻取りリール、23 受像紙リール、24 記憶部、25 比較部、26 表示部、28 巻径検出部、29 アーム、32 遮光板、33 支点。
Claims (5)
- 複数色のインク材と保護層とが規則的に配列された印画面がシートベース上において繰り返され、前記インク材及び保護層の各先頭をそれぞれ指し示す頭出しマークと、複数の前記印画面の各先頭を指し示す第1の識別マークと、複数の前記印画面のうち最終印画面の一つ手前の印画面の先頭を指し示す第2の識別マークとを有するインクシートと、
前記インクシートを供給する供給リールと、
前記インクシートを巻き取る巻取りリールと、
前記巻取りリールを駆動することにより前記供給リールから前記インクシートを送り出す第1の駆動部と、
前記頭出しマーク、前記第1の識別マーク、及び前記第2の識別マークをそれぞれ区別して検出する検出部と、
前記第1の駆動部の駆動を制御する制御部と、
前記制御部に接続された表示部と
を備え、
前記第1の駆動部は、前記検出部が前記第2の識別マークを検出した場合に前記巻取りリールを駆動し、該駆動により前記検出部が前記第1の識別マークを最初に検出するまで前記供給リールから前記インクシートの送り出しを行い、
前記制御部は、前記送り出しにより頭出しされた前記印画面の印画終了後、前記インクシートがシートエンドに達した旨を前記表示部に表示するプリンタ装置。 - 前記第2の識別マークは、前記最終印画面の一つ手前の印画面の先頭を指し示す前記第1の識別マークを覆う第1のマスキングテープであり、
前記インクシートは、前記第1のマスキングテープとは異なる第2のマスキングテープを有し、
前記第1の駆動部は、前記検出部が前記第1及び第2のマスキングテープのいずれかを検出した場合に前記送り出しを行い、
前記送り出しの過程において前記検出部が検出する前記頭出しマークの個数を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記頭出しマークの個数と、前記第1のマスキングテープと前記最終印画面の先頭を指し示す前記第1の識別マークとの間に存在する前記頭出しマークの個数とを比較する比較部と
をさらに備え、
前記比較部における比較の結果、前記個数が一致する場合にのみ、前記制御部は、前記インクシートがシートエンドに達した旨を前記表示部に表示する、請求項1記載のプリンタ装置。 - 前記供給リールを駆動することにより前記インクシートを前記供給リールへ巻き戻す第2の駆動部をさらに備え、
前記第2の駆動部は、前記プリンタ装置の電源を投入することにより前記検出部が前記第1の識別マークを検出した後、前記制御部からの駆動命令に応じて前記供給リールを駆動し、
前記検出部は、前記供給リールの駆動により検出する最初の識別マークが前記第1及び第2の識別マークのいずれであるかの確認を行い、
前記確認の結果、前記最初の識別マークが前記第2の識別マークであった場合にのみ、前記制御部は、前記インクシートがシートエンドに達した旨を前記表示部に表示する、請求項1記載のプリンタ装置。 - 前記巻取りリールの巻径を検出する巻径検出部をさらに備え、
前記巻径が所定の値を超えている場合にのみ前記確認を行う、請求項3記載のプリンタ装置。 - 前記巻径検出部は、
発光部と、
前記発光部が発する光を受光する受光部と、
前記巻取りリールに巻き取られた前記インクシートに接触する一端と、前記発光部と前記受光部との間に挿入されることにより前記光を遮断する遮光板が固着された他端と、前記一端と前記他端との間にある支点とを有し、前記支点を中心として回動自在なアームと
を備える、請求項4記載のプリンタ装置。
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