JP3899224B2 - 丸鋸機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベースに、鋸刃を備えた本体を傾動可能に取り付け、本体における傾動側に集塵用のダストボックスを装着した丸鋸機に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記丸鋸機は、矩形のベース上に、モータによって回転する円盤状の鋸刃を備えた本体を、鋸刃がベースを貫通して下方へ直交状に突出するように取り付けてなり、ベースを被切断材上で直線移動させることで、ベースの下方へ突出した鋸刃が被切断材を切断する。又、本体は、鋸刃の片面側へ傾動可能となっており、本体を所定の傾動角度で固定することで、ベースに対して鋸刃を傾斜させて被切断材を斜めに切断できる(傾斜切断)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、本体における傾動側には、集塵用のダストボックスが取り付けられ、切断時に鋸刃の周方向に沿って本体内に侵入する切断屑をダストボックス内に回収可能としている。よって、上記傾斜切断の際には、傾動側へ突出するダストボックスがベースと干渉して傾斜角度に制約を受けてしまう。かといって干渉を避けるためにダストボックスに逃がし(切除部分)を設けると、その分ダストボックスの容量が小さくなり、集塵性能の低下に繋がる。
【0004】
そこで、請求項1に記載の発明は、ダストボックスがあっても本体の傾動をベースと干渉なく行え、又、ダストボックスの集塵性能を損なうこともない丸鋸機を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ダストボックスの装着位置を、本体の傾動時にベースと干渉しない位置まで上方へ変更可能として、本体の傾動に合わせてダストボックスの装着高さを任意に選択可能としたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は丸鋸機の正面図、図2は中央縦断面図で、丸鋸機1は、矩形のベース2と、そのベース2上に設置される本体3とからなり、本体3の後方(図2の左側を前方、右側を後方として説明する。)には、モータ4をベース2の短手方向に収容するモータハウジング6が突出している。モータ4の出力軸5は、モータハウジング6の前方に連結されたギヤケース7内に突出し、ギヤケース7内に軸支されるスピンドル8と一体のギヤ9に噛合して、出力軸5の回転をスピンドル8に伝達可能としている。又、スピンドル8の先端は、ギヤケース7の前方に突出し、円盤状の鋸刃10を直交状に固着している。11はモータハウジング6に連設されたハンドルである。
更に、ギヤケース7には、図3にも示すように、左側にアーム12が延設され、そのアーム12の先端が、ベース2上に立設された支持プレート13へ蝶ボルト14によって螺着されており、蝶ボルト14を緩めることで、本体3が前方へ傾動して、図2の二点鎖線で示す如くベース2の下方に突出する鋸刃10とベース2との角度が変更可能となり、任意の角度で蝶ボルト14を緊締することで、被切断材を斜めに切断可能(傾斜切断)となっている。
【0007】
一方、15はギヤケース7の前方に装着されたダストボックスで、ギヤケース7への装着状態で鋸刃10の収容室16を形成する内ケース17と、その内ケース17の前方へ結合され、内ケース17と合わせて内部に集塵室18を形成する外ケース19とからなり、内ケース17には、収容室16と集塵室18とを連通する図示しない連通孔が形成されている。20は、ダストボックス15の端部へ開閉可能に設けられた蓋部で、蓋部20には、集塵ホース等を連結可能な連結筒21がキャップ22によって開閉可能に突設されている。
【0008】
そして、ダストボックス15の装着は、図4に示すように、前方からダストボックス15の上部を貫通する取付ロッド23によってなされる。即ち、取付ロッド23を、基端のツマミ部24を利用して回転させ、先端のネジ部25をギヤケース7のフランジ26に形成されたネジ孔27,27の何れかにねじ込むことで、ツマミ部24とフランジ26との間でダストボックス15を狭持固定するものである。ここでネジ孔27,27は、上下方向に所定間隔をおいて形成されていることから、取付ロッド23をねじ込むネジ孔27の選択により、フランジ26に対するダストボックス15の上下位置が変動することになる。尚、ダストボックス15の内ケース17の外面には、図5に示す如く、上下方向に突条28が突設される一方、フランジ26には突条28が嵌合する凹溝29が凹設されて、ネジ孔27,27の選択に伴うダストボックス15の上下移動のガイドと左右への移動防止とが図られている。
【0009】
以上の如く構成された丸鋸機1においては、本体3を傾動させず、ベース2に対して鋸刃10を直交状に突出させて直角切断を行う図1,2の状態では、図4(A)のように下側のネジ孔27を選択して取付ロッド23をねじ込み、ダストボックス15を下方位置で固定する。そして、本体3を傾動させ、ベース2に対して鋸刃10を斜めに突出させて傾斜切断を行う場合は、図4(B)のように上側のネジ孔27を選択して取付ロッド23をねじ込み、図6,7に示す如くダストボックス15を上方位置で固定する。すると、図7の二点鎖線で示すように、最大傾斜させたベース2の延長面上からダストボックス15が上方へ退避して、ベース2や被切断材と干渉することがなくなるため、何ら支障なく傾斜切断を行うことができる。尚、ダストボックス15が上下何れの位置にあっても、切断時に発生する切断屑は、鋸刃10の回転(図1で左回転)に伴って生じる空気流により、収容室16内で鋸刃10の回転方向に沿って流れ、連通孔から集塵室18へ導かれてダストボックス15内に貯留される。
【0010】
このように上記形態によれば、ダストボックス15の装着位置を、本体3の傾動時にベース2と干渉しない位置まで上方へ変更可能として、本体3の傾動に合わせてダストボックス15の装着高さを任意に選択可能としたことで、傾斜切断時にダストボックス15がベース2や被切断材と干渉するおそれがなくなり、ダストボックス15によって傾斜角度は制限されない。又、ベース2との干渉を防ぐためにダストボックス15に逃がしを設ける必要がなくなるから、集塵室18の十分な容量を確保でき、良好な集塵性能を維持可能となる。
更に、直角切断の際にはダストボックス15を下方位置に取付可能であるから、切断屑が溜まって重くなるダストボックス15によって丸鋸機1のバランスが悪くなることがなく、丸鋸機1を安定して使用でき、操作性を損なうこともない。又、ダストボックス15を上方位置に取り付けたままであると、図6,7に示すようにベース2との間に隙間が生じて集塵機能が低下するため、このような隙間を生じさせないためにも直角切断時には下方位置へ取り付けるのが望ましい。
【0011】
尚、ネジ孔は上記形態では2つであるが、3つ以上にして、傾斜切断の角度に合わせてダストボックス15がなるべく下方で固定できるようにしても良い。よって、このようなネジ孔でなく、上下方向の長孔にして、長孔を貫通する取付ロッドをフランジの裏側のナット等に螺合させて、ダストボックス15の上下位置を微調整できるようにしても差し支えない。この場合、取付ロッドを複数設けることもできる。
【0012】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、ダストボックスの装着位置を、本体の傾動時にベースと干渉しない位置まで上方へ変更可能として、本体の傾動に合わせてダストボックスの装着高さを任意に選択可能としたことで、傾斜切断時にダストボックスがベースや被切断材と干渉するおそれがなくなり、ダストボックスによって傾斜角度は制限されない。又、ベースとの干渉を防ぐためにダストボックスに逃がしを設ける必要がなくなるから、ダストボックスの十分な容量を確保でき、良好な集塵性能を維持可能となる。
更に、直角切断の際にはダストボックスを下方位置に取付可能であるから、切断屑が溜まって重くなるダストボックスによって丸鋸機のバランスが悪くなることがなく、丸鋸機を安定して使用でき、操作性を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】丸鋸機の正面図である。
【図2】丸鋸機の中央縦断面図である。
【図3】丸鋸機の背面図である。
【図4】(A)ダストボックスの取付状態を示す部分断面図である。
(B)ダストボックスの取付状態を示す部分断面図である。
【図5】ダストボックスの取付構造を示す部分断面図である。
【図6】ダストボックスが上方位置にある丸鋸機の正面図である。
【図7】ダストボックスが上方位置にある丸鋸機の中央縦断面図である。
【符号の説明】
1・・丸鋸機、2・・ベース、3・・本体、10・・鋸刃、15・・ダストボックス、16・・収容室、17・・内ケース、18・・集塵室、19・・外ケース、23・・取付ロッド、25・・ネジ部、27・・ネジ孔。

Claims (1)

  1. 矩形のベース上に、円盤状の鋸刃を備えた本体を、前記鋸刃が前記ベースを貫通して下方へ直交状に突出するように取り付けると共に、前記本体を、前記鋸刃の片面側へ傾動可能とし、前記本体における前記傾動側に、集塵用のダストボックスを装着した丸鋸機であって、
    前記ダストボックスの装着位置を、前記本体の傾動時に前記ベースと干渉しない位置まで上方へ変更可能として、前記本体の傾動に合わせて前記ダストボックスの装着高さを任意に選択可能としたことを特徴とする丸鋸機。
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