JP3899198B2 - 液体燃料供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の流体を消費する構成のいずれかを選択して当該構成側に流体を供給する流体供給装置に関し、特に、流体として灯油や石油等の液体燃料を主に想定しており、流体を消費する構成として主に暖房機や給湯機等の燃焼機器を想定した液体燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の液体燃料供給装置は、複数の燃焼機器側のいずれかを切換弁によって選択して選択した燃焼機器側に液体燃料を液体圧送手段によって供給すると共に、複数の燃焼機器側それぞれでの液体燃料の液位を検出する複数の液位センサによって検出した各液位に基づいて前記切換弁および前記液体圧送手段の動作を制御すると共に、供給される液体燃料の流通量を流通量計を利用して検出してこの流通量に基づいて供給量等を算出する。
【0003】
より具体的には、従来の液体燃料供給装置は、例えば、集合住宅の一棟に対して一基、棟近傍の地上面に設置され、灯油等の液体燃料を多量に貯蔵可能なメインタンクと、それぞれ燃焼機器を持つ集合住宅棟内の各世帯に対応して用意され、メインタンクから送られた液体燃料をそれぞれ一時的に貯蔵可能な複数のサブタンクと、複数のサブタンクそれぞに備えられ、サブタンク内の液位を検出するためのフロートスイッチ等で構成された液位センサと、メインタンクから複数のサブタンクのそれぞれへ液体燃料の移送を行うための液体圧送手段としてのポンプと、複数のサブタンクそれぞれの流入側に備えられ、いずれかのサブタンクを選択するサブタンク切換弁と、複数の液位センサによって検出した各サブタンクでの液体燃料の液位に基づいてサブタンク切換弁およびポンプの動作を制御すると共に、供給される液体燃料の流通量を流通量計を利用して検出して該流通量に基づいて供給量等を算出することをも含む装置動作全般の制御を行う制御部と、ポンプおよび制御部等を収容する筐体とを有している。筐体ならびに筐体内に収容された部品から成る一ユニットは、検針盤と呼ばれることがある。尚、流通量計も上記筐体内に収容されるが、流通量計は、通常、市販品であるため、概念的には液体燃料供給装置の構成要素として含ませない場合もある。
【0004】
一般に、制御部は、液位センサによって検出した液位に基づいて切換弁および液体圧送手段の動作を制御すると共に、供給される液体燃料の流通量を流通量計を利用して検出してこの流通量に基づいて供給量等を算出している。さらに、制御部は、装置の各種エラーが発生した場合等には、次のような制御を行っている。
【0005】
(1)複数の液位センサの少くとも1つの故障あるいは制御部自体の故障等によるエラーが発生した場合には、必ず、全てのサブタンクへの液体燃料の供給を停止する。
【0006】
(2)例えばサブタンクの出口側流路が開放されていたり、サブタンクに穴が開いていても、液位センサが所定の上限液位を検出するまで液体燃料の供給を続行する。
【0007】
(3)メインタンクが空になっても、液位センサが所定の上限液位を検出するまで液体燃料の供給を続行する。
【0008】
(4)−1サブタンク切換弁が選択希望のサブタンクに加えて希望しないサブタンクをも誤選択してしまうという故障によるエラーが発生した場合は、希望サブタンクの液位センサが所定の上限液位を検出するまで、誤選択のタンクをも含む全てのサブタンクに液体燃料の供給を続行する。
【0009】
(4)−2また、液位センサが実際にはそうでないのに過剰液位を検出したかのような誤検出をしてしまう故障の場合には、全てのサブタンクへの液体燃料の供給を停止する。
【0010】
(5)流通量計の故障を検出した場合は、供給量の算出を止めると同時に、サブタンクへの液体燃料の供給をも停止している。
【0011】
(6)エラーが発生した場合は、その旨をディスプレイに表示することで、装置の使用者に報知している。
【0012】
(7)一度、流通量計の検出信号の読み取りに失敗すると、この検出信号を使用する制御は不能になる。
【0013】
(8)市販の流通量計は、通常、当該単体用に電池を使用している。この電池は、突然切れることがあり、その場合には、検出信号も突然無くなる。
【0014】
(9)エラーが発生し、それを知って、修復した後は、装置を再起動、即ち、一旦装置全体の電源をオフにしてからオンすることが必要である。
【0015】
(10)制御部が液体燃料を自動的に供給するように設計されている。
【0016】
(11)液体燃料の供給量データを装置の電源がオンの間のみ記憶している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
従来の液体燃料供給装置には、次のような問題点または技術的課題がある。尚、項目番号は、前述した従来の技術における項目番号に対応している。
【0018】
(1)エラーが発生した場合に、安全性が確保される限りは、故障していないサブタンクへの供給を可及的停止しない装置が要求されている。これは、例えば液体燃料供給装置を寒冷地にて暖房機器に接続しているような場面では、液体燃料の供給が止まるという状況は重大な危機を招く虞があり、そのような状況、とりわけ故障していないサブタンクへの供給停止は、可及的回避したいからである。
【0019】
(2)液体燃料漏れが発生した場合に、漏れ量を最小限に抑えることができる制御が要求される。
【0020】
(3)液体燃料が供給されなくなったときにその原因が装置故障なのか、あるいは実際にメインタンクが空なのかが判断し難い。また、液体燃料切れになってからの運転は、配管中に空気を送り込むことになるため、避けなければならない。さらに、メインタンクの空状態を検出するためにメインタンク用に液位センサを設けることが考えられるものの、これは装置の構成が複雑かつ高価になる。したがって、メインタンク内の液体燃料が空になったことを簡素かつ安価な構成で検出ならびに防止できる制御が要求される。
【0021】
(4)−1サブタンク切換弁の故障を検出する必要が第一にあるが、少くとも、誤選択のサブタンクから液体燃料が溢れてしまうことがないように、全てのサブタンクにおける液位の検出が必要である。
【0022】
(4)−2液位センサが故障した場合を想定して、その場合であっても、サブタンクにおける過剰液面を検出できるような対策が必要である。
【0023】
(5)このような場合には、液体燃料の流通量の検出ならびに供給量の算出は行わなくても、(1)と同じ理由から、安全性が確保される限りは故障していないサブタンクに液体燃料を供給することは行うことが望ましい。
【0024】
(6)エラーが発生の旨をディスプレイに表示するのでは、使用者が見過ごす虞があるので、より早くかつ確実に認知できるような報知を行うことが要求される。
【0025】
(7)流通量計の検出信号の読み取りの補償対策が要求される。
【0026】
(8)流通量計の電池切れによって検出信号が突然無くなる事態が起こらないことが望ましい。
【0027】
(9)エラーを修復した後に、正常状態に容易に復帰できることが要求される。
【0028】
(10)装置を設置するときには、設置作業者が選択したサブタンクに液体燃料を供給できることが望ましい。また、設置作業の際には、配管内およびサブタンク内が液体燃料で満たされるまでは液体燃料の使用量を加算しないことが望ましい。
【0029】
(11)液体燃料の供給量データを任意のときに利用できることが要求される。
【0030】
本発明の課題は、上記問題点または上記技術的課題を解決し得る液体燃料供給装置を提供することである。
【0031】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、以下の(1)〜(11)の液体燃料供給装置が得られる。
【0032】
(1)複数のサブタンクのいずれかを選択する切換弁と、選択されたサブタンク側へメインタンクから液体燃料を供給する液体圧送手段と、複数のサブタンクそれぞれでの液体燃料の液位を検出する液位センサと、前記液位センサによって検出した液位に基づいて前記切換弁および前記液体圧送手段の動作を制御すると共に、供給される液体燃料の流通量を流通量計を利用して検出して該流通量に基づいて供給量等を算出する制御部とを有する液体燃料供給装置において、前記制御部は、前記液位センサによって検出した液位に基づいて検出するエラーである前記複数のサブタンクの少くとも1つにおける液体燃料の液位が過剰液位になり得るエラーの場合、ならびに、前記流通量計を利用して算出する供給量に基づいて検出するエラーである前記メインタンクが空になり得るエラーの場合には該複数のサブタンク全てへの液体燃料の供給を停止する一方、それ以外のエラーの場合には前記切換弁によって選択されたサブタンクへの液体燃料の供給のみを停止するような制御を行うことを特徴とする液体燃料供給装置。
【0033】
(2) 前記制御部は、選択されたサブタンクに液体燃料を供給する時間が所定時間以上経過しても液位が変化しない場合に、当該サブタンクへの液体燃料の供給を停止するような制御を行う(1)に記載の液体燃料供給装置。
【0034】
(3) 前記制御部は、選択されたサブタンクへの液体燃料の単位時間当たりの供給量が所定値以下である場合に、前記複数のサブタンク全てへの液体燃料の供給を停止するような制御を行う(1)に記載の液体燃料供給装置。
【0035】
(4) 前記複数の液位センサはそれぞれ、各サブタンクでの液体燃料の下限液位、上限液位、および第1の過剰液位を検出可能な第1の液位センサと、各サブタンクでの液体燃料の前記第1の過剰液位よりも高位な第2の過剰液位を検出可能な第2の液位センサとにより構成されており、前記制御部は、第1および第2の液位センサが第1および第2の過剰液位を検出したときに前記複数のサブタンク全てへの液体燃料の供給を停止する一方、該第1および該第2の液位センサのうちの該第2の液位センサのみが第2の過剰液位を検出したときに当該サブタ ンクへの液体燃料の供給のみを停止するような制御を行う(1)に記載の液体燃料供給装置。
【0036】
(5)前記制御部は、前記流通量計の検出信号に基づいて該流通量計の故障を検出する機能を有し、該流通量計が故障している場合に、前記複数のサブタンクのいずれか少くとも1タンクへの液体燃料の供給は行うけれども、前記流通量計を利用して検出した流通量に基づく液体燃料の供給量等の算出は行わないような制御を行う(1)に記載の液体燃料供給装置。
【0037】
(6) 前記制御部は、エラーが発生した場合に、その旨を音で報知する(1)に記載の液体燃料供給装置。
【0038】
(7)前記制御部は、前記流通量計の検出信号に基づいて該流通量計の検出信号の読み込みエラーを検出する機能を有し、当該エラーが発生した場合に、正常に読み込めるまで所定回数再読み込みを行う(1)に記載の液体燃料供給装置。
【0039】
(8) 前記流通量計は、電池式であり、前記制御部は、前記流通量計の前記電池の電池切れを電池切れ予告エラーとして検出する機能を有し、当該エラーが発生した場合に、前記複数のサブタンクのいずれか少くとも1タンクへの液体燃料の供給ならびに前記流通量計を利用して検出した流通量に基づく液体燃料の供給量等の算出を行うような制御を行うと共に、その旨を報知する(1)に記載の液体燃料供給装置。
【0040】
(9) エラーを検出した履歴をリセットするためのリセットスイッチを有する(1)に記載の液体燃料供給装置。
【0041】
(10)前記制御部による自動運転モードと、手動操作に応じた量の液体燃料をサブタンクに供給する手動運転モードとに切り替え可能である(1)に記載の液体燃料供給装置。
【0042】
(11)液体燃料の供給量データを記憶するための記憶手段を有し、前記制御部は、液体燃料の供給量データを前記記憶手段に定期的に記憶する(1)に記載の液体燃料供給装置。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態による液体燃料供給装置を説明する。
【0044】
図1は、本発明の実施の形態による液体燃料供給装置を示す概略図である。図1を参照して、本装置は、液体燃料を貯蔵可能な地上に設置されたメインタンクであるメインタク10と、世帯A、B…毎に設置され、メインタンク10から送られた液体燃料をそれぞれ一時的に貯蔵可能な複数のサブタンク20a、20b…とを有し、複数のサブタンク20a、20bのそれぞれに設けられた末端配管22から液体燃料をストーブ等の各供給先(図示せず)へ供給可能なように構成されている。
【0045】
メインタンク10と複数のサブタンク20a、20b…との間は、メインタンク10側に接続された主配管31と、主配管31と複数のサブタンク20a、20b…のそれぞれとの間を接続する複数の副配管32a、32b…とによって接続されている。
【0046】
メインタンク10から主配管31のうちの最上流側のサブタンク20aに接続する副配管32aよりも上流側までの箇所には、液体燃料の流通する量を検出するオーバル型の流通量計40が設けられいる。複数の副配管32a、32b…のそれぞれから複数のサブタンク20a、20b…のそれぞれまでの各いずれかの箇所にはそれぞれ、サブタンク切換弁としての電磁弁50a、50b…が設けられている。複数のサブタンク20a、20b…にはそれぞれ、各タンク内の液位を検出する液位センサ21が設けられている。
【0047】
図2は、例えばサブタンク20a内の液位センサ21の拡大縦断面図である。図2を参照して、液位センサ21は、サブタンク20a内上部にそれぞれ吊下設置された第1および第2の液位センサ部211および212により構成されている。尚、サブタンク20aの他のサブタンクも同様の構造である。
【0048】
第1の液位センサ部211は、縦長円筒形のフロート管211−1と、サブタンク内の液体燃料の液位に応じて上下動自在にフロート管211−1の外側に外嵌され、上ストッパ211−5および下ストッパ211−4によって上下動範囲を規制されたリング形のフロート211−2と、フロート211−2内に内蔵された磁石211−3と、フロート管211−1内に配置され、磁石211−3の近接によってオンになる一方、離脱によってオフになる計3個のリードスイッチLS1、LS2、およびLS3とを備えている。
【0049】
リードスイッチLS1は、フロート管211−1の最下部に配置されており、フロート211−2がストッパ211−4に当接している状態でオンになることで、下限液面LV1を検知する。また、リードスイッチLS2は、リードスイッチLS1の上方位置に配置されており、上限液面LV2を検知する。さらに、リードスイッチLS3は、リードスイッチLS2の上方位置に配置されており、第1の過剰液面LV3を検知する。
【0050】
リードスイッチLS1とリードスイッチLS2とは、互いの検知領域ST1と検知領域ST2とが重ならないように、所定の間隔をおいて配置されている。また、リードスイッチLS2とリードスイッチLS3とは、互いの検知領域ST2と検知領域ST3とが部分的に重なるように配置されている。
【0051】
一方、第2の液位センサ部211は、縦長円筒形のフロート管と、サブタンク内の液体燃料の液位に応じて上下動自在にフロート管の外側に外嵌され、上ストッパ212−5および下ストッパ212−4によって上下動範囲を規制されたリング形のフロート212−2と、フロート212−2内に内蔵された磁石と、フロート管内に配置され、磁石の近接によってオンになる一方、離脱によってオフになるリードスイッチLS4とを備えている。
【0052】
リードスイッチLS4は、フロート管の最上部に配置されており、フロート212−2がストッパ212−5に当接している状態でオフになることで、第1の過剰液面LV3よりも高位の第2の過剰液面LV4を検知する。リードスイッチLS4は、その検知領域ST4がリードスイッチLS3の検知領域ST3よりも高い位置範囲にある。リードスイッチLS4は、液体燃料の液位が検知領域ST4内に位置する場合には、オンになっている。
【0053】
尚、本実施の形態において、全てのリードスイッチLS1〜4は、磁石の近接によりオンになる(接点が閉じる)が、このようなリードスイッチは、ノーマルオープン型と呼ばれることがある。
【0054】
また、本例において、フロートは、磁石の高さ(厚さ)方向の中心が液面と同位になるような比重としてある。さらに、リードスイッチは、磁石の高さ(厚さ)方向の中心が検知領域に入ったときにオンするものとする。
【0055】
再び、図1を参照して、メインタンク10から主配管31のうちのサブタンク20aに接続する副配管32aよりも上流側までのいずれかの箇所には、液体燃料を所定の流通量以上で強制的に流通させる液体圧送手段としての電磁ポンプ70が設けられている。尚、液体圧送手段としては、電磁ポンプの他にも、例えば、ロータリーポンプと電気モータとの組み合わせからなる電動ポンプを用いてもよい。
【0056】
本装置はさらに、本液体燃料供給装置は、電磁弁50a、50b…の開閉制御をも含む装置の動作の制御を行う制御・表示装置を有している。制御・表示装置は、複数のサブタンク20a、20b…のそれぞれについての電磁弁、液位センサの入出力信号を少線用信号に変換するサブ制御部62a、62b…と、サブ制御部62a、62b…との間で少線用信号を通信すると共に、電磁弁50a、50b…の開閉制御をも含む装置の動作の制御を行うメイン制御部61とにより構成されている。
【0057】
図3は、ケース615に収容されたメイン制御部61等を示す図である。図3を参照して、ケース615には、メイン制御部61、表示部611、テストスイッチ612、表示切換スイッチ613、運転スイッチ614、ブザー616、流通量計40、フィルタ41、電磁弁42、および電磁ポンプ70が収容または取り付けされている。ケース615およびこれに収容または取り付けされた部品をまとめて、集中検針盤とも呼ぶ。
【0058】
流通量計40は、液晶表示部40aと、信号出力部40bとを備えている。
【0059】
図1および図3を参照して、制御・表示装置(メイン制御部61)は、各電磁弁50a、50b…の2つ以上が同時に開となることがないように開閉制御を行う。また、流通量計40および各液位センサ21からの液位信号を取り込み、複数のサブタンク20a、20b…のそれぞれに流入した液体燃料の流通量を個々に計量するように構成されている。さらに詳しくは、制御・表示装置は、電磁ポンプ70、流通量計40、第1および第2の液位センサ部211および212、ならびに各電磁弁50a、50b…と電気的に接続されており、電磁ポンプ70と電磁弁50の通電、停止を制御する機能と、第1および第2の液位センサ部211および212と流通量計40からの信号を受けて、複数のサブタンク20a、20b…のそれぞれへどれ程の液体燃料が流通したかを演算および表示する機能を有している。尚、図1中、一点鎖線は、信号線を示す。
【0060】
流通量計40は、メイン制御部61と同一のケース615内に収容されなくてもよい。また、各電磁弁50a、50b…は、複数のサブタンク20a、20b…のそれぞれの中に設けられてもよい。また、複数のサブタンク20a、20b…のそれぞれには、各世帯のストーブ等に液体燃料を供給するための末端配管22と、その末端配管22からの液体燃料の流出を停止/開放する手動の開閉弁(図示せず)を有している。
【0061】
次に、図1〜図3、図4〜図6のフロー図、ならびに図7のエラーコード表図を参照して、本液体燃料供給装置の動作を説明する。
【0062】
(設置モード)
ステップS401にて、本液体燃料供給装置の電源が投入される。
【0063】
ステップS402にて、メイン制御部61は、運転スイッチ614、表示切換スイッチ613、およびテストスイッチ612のオン/オフの組合せを検出し、運転スイッチ614がオフ、表示切換スイッチ613がオフ、およびテストスイッチ612がオンの場合は設置モード(ステップS403)へ移行する一方、それ以外の組み合わせの場合は自動運転モード(ステップS501)へ移行し、以後電源をオフにするまでは自動運転を続行する。
【0064】
設置モードに入っても、運転スイッチ614がオンになると、自動運転モード(ステップS501)へ移行する(ステップS403)。
【0065】
ステップS404にて、選択されたサブタンクならびにその状態を、表示部611により表示する。
【0066】
ステップS405にて、メイン制御部61は、表示切換スイッチ613がオンであると、ステップS412にて電磁弁42を閉じると共に電磁ポンプ70を停止し、ステップS413にて選択されているサブタンクの電磁弁(50a、50b…のいずれか)を閉じ、さらにステップS414にて他のサブタンクに切り換えてステップS403に戻る。
【0067】
ステップS406では、メイン制御部61は、通常は、テストスイッチ612がオフであるので、ステップS410にて電磁弁42を閉じると共に電磁ポンプ70を停止し、ステップS411にて選択されているサブタンクの電磁弁(50a、50b…のいずれか)を閉じてステップS403に戻る。一方、テストスイッチ612がオンであると、ステップS407に移行する。
【0068】
ステップS407では、メイン制御部61は、選択されているサブタンクの液位センサのリードスイッチLS2およびLS3の両方がオフであれば、ステップS408へ移行する一方、リードスイッチLS2およびLS3の少くとも一方がオンであれば前述のステップS410に移行する。
【0069】
ステップS408では、電磁弁42を開くと共に電磁ポンプ70をオンにし、ステップS409では選択されているサブタンクの電磁弁(50a、50b…のいずれか)を開いてステップS403に戻る。
【0070】
即ち、ステップS408〜S409またはステップS408〜S411では、選択したサブタンクの液位が上限に達するか、もしくはテストスイッチ612がオフにされるまで、選択されたサブタンクに液体燃料を供給する。
【0071】
尚、設置モードで液体燃料を供給した場合は、その供給量の加算は行わない。これは、設置モードは、装置の設置の際に主配管31、副配管32a、32b…、および末端配管22内ならびにサブタンク内に一旦液体燃料を供給するという、設置を行う際の動作モードであり、そのときの流通量は実際に消費された液体燃料の供給量ではないからである。
【0072】
以上の設置モードについて、この設置モード時にテストスイッチ612をオンすることにより、表示部611に表示してあるサブタンクに液体燃料を供給する。
【0073】
また、設置モード時に表示切換スイッチ613をオンで、表示部611のサブタンク番号が変わる。
【0074】
液体燃料の供給は、サブタンク内の液体燃料が上限に達していないときのみ供給する(リードスイッチLS2およびLS3がオフ、LS4がオン)。
【0075】
(自動運転モード)
ステップS501では、メイン制御部61は、流通量計40の読み値をデータMsとして検出する。
【0076】
ここで、サブタンク20a、20b…のサブ制御部62a、62b…は、各サブタンクの液位センサの出力によってメイン制御部61に液体燃料の供給を要求する信号とエラー信号を出力する機能を有している。
【0077】
本実施の形態では、メイン制御部61に、8台のサブタンク20a、20b、…、および20hが接続されているものとする。尚、制御上では、サブタンク20a…20hは、サブタンク20x(x=1、2、3、…、8)とする
また、サブタンク20xの要求は、液位センサのリードスイッチLS1がオンのときに“有り"になり、リードスイッチLS2がオンのときに“無し"とする。
【0078】
ステップS502にてサブタンク20xの要求を確認し、ステップS503にて要求無しであればサブタンクを変更、即ちx+1とする。一方、要求有りであれば、サブタンク20xのエラーが無いことを確認し(ステップS504)、制御部61が備えているT1タイマをスタートし(ステップS505)、液体燃料の供給動作に入る。
【0079】
供給動作として、ステップS506にてサブタンク20xでエラー発生を検出、判定し、ステップS507にてサブタンク20xでエラー発生を検出、判定する。ステップS506、ステップS507にてエラー発生が検出された場合には、後述するステップS512に移行する。
【0080】
そして、ステップS508にて選択されているサブタンクの電磁弁50xを開き、ステップS509にて電磁弁42を開くと共に電磁ポンプ70をオンにする。
【0081】
ステップS510ではサブタンク20xの要求を確認し、ステップS511ではT1タイマが例えば45秒経過したか否かを確認する。ステップS510にて要求無しの場合には、後述するステップS512に移行する。ステップS511にてT1タイマが45秒未経過であればステップS506に戻る。
【0082】
ステップS512では電磁弁42を閉じると共に電磁ポンプ70をオフにし、ステップS513では選択されているサブタンクの電磁弁50xを閉じてステップS601に移行する。
【0083】
ステップS601では、サブタンク20xの液位センサがLS1がオン、即ち油面がフロートまで達していないフロート下の状態であるか否かを確認し、そうであればステップS602に移行する一方、そうでなければステップS605に移行する。
【0084】
ステップS602では、サブタンク20xについてメイン制御部61のFカウンタのカウント値が9であるか否かを判定し、9であればステップS603にてサブタンク20xに関しエラーE5とする一方、9でなければステップS604に移行する。ステップS604では、Fカウンタのカウント値を1加算する。他方、ステップS605では、Fカウンタのカウント値を0にリセットする。
【0085】
エラーE5は、10回供給しても依然として下限液位に満たないことから、サブタンクの液体燃料出口側が開放されているとの判断に基づいてだされるものである。他方、10回未満の供給で下限液位に満ちた場合には、サブタンクの液体燃料出口側は開放されていないと判断し、Fカウンタを0にリセットする。
【0086】
ステップS606では、メイン制御部61は、流通量計40の読み値をデータM(s+1)として検出する。
【0087】
ステップS607では、メイン制御部61は、今回の供給量Mk=M(s+1)−Msを算出する。
【0088】
ステップS608にて、今回の供給量Mkがマイナスの値である場合は、流通 量計40の故障を示すエラー7とする(ステップS611)。
【0089】
ステップS609にて、今回の供給量Mkが例えば200ミリリットル以下で あるか否かを確認し、そうであればステップS610に移行する一方、そうでなければステップS614に移行する。
【0090】
ステップS610では、メイン制御部61の流量カウンタのカウント値が2であるか否かを判定し、2であればステップS612にてエラーE3とする一方、2でなければステップS613に移行する。ステップS613では、流量カウンタのカウント値を1加算する。他方、ステップS614では、流量カウンタのカウント値を0にリセットする。
【0091】
エラーE3は、3回連続して供給量Mkが200ミリリットル以下であること から、メインタンク10が空であるとの判断に基づいてだされるものである。他方、3回未満の供給で供給量Mkが200ミリリットル超過た場合には、メイン タンク10は空ではないと判断し、流量カウンタを0にリセットする。
【0092】
ステップS615では、メイン制御部61は、サブタンク20xについて、累積使用量ΣMx=前回までの累積+Mkを算出する。
【0093】
以上が1つのサブタンク20xにおける1回の供給工程である。ステップS616では、サブタンク20(x+1)を次のサブタンクとする。尚、X=8の場合に は、次のサブタンクは、X=1とする。
【0094】
ステップS617では、今回読み込んだ流通量計40のデータM(s+1)を次回 のMsとして記憶し、ステップS502に戻る。
【0095】
以上の自動運転モードについて、1つのサブタンクへの1回の供給は、本実施の形態では、45秒/回に設定している。電磁ポンプの性能等により、45秒で通常は300〜350ミリリットルの供給がなされる。サブタンクのリードスイッチLS1がオンした時に液体燃料の供給を開始し、リードスイッチLS2またはLS1がオンした後に45秒経過すると停止する。1回の供給が終ると、次のサブタンクの状態に応じて供給をする。45秒の供給でLS1がオンのままの動作が、1つのサブタンクに対して10回連続した場合は、エラー表示をすると共に、そのサブタンクへの供給を停止する。このような制御としたのは、45秒×10回の供給でサブタンクのフロートが動作しない場合は、サブタンクとストーブ等の燃焼装置との間の配管に漏れ箇所がある可能性があるからである。
【0096】
200ミリリットル/回以下の供給がサブタンクのナンバーにかかわらず3回連続した場合、エラー表示をし、全てのサブタンクへの供給を停止する(エラー表示、ブザー616オン)。このような制御としたのは、45秒×3回の供給で流通量計40の流通量が3回連続で200ミリリットル/回以下の場合は、メインタンクが空になっている可能性が高いからである。
【0097】
液位センサ21は第1および第2の液位センサ部211および212により構成されており、この両部の信号が過剰油面のとき、即ちリードスイッチLS3がオンかつリードスイッチLS4がオフのときに、エラー表示を行うと共に、ブザー616をオンにして全てのサブタンクへの供給を停止している。また、第2の液位センサ部212の信号が最上位で、第1の液位センサ部211の信号が最上位でない場合は、エラー表示を行うと共に、そのサブタンクへの供給を停止している。
【0098】
エラーが発生した場合は、そのエラー表示によって対応(修理等)し、その後、表示切換スイッチ613を例えば5秒以上オンし続けると、エラーが解除され、エラー表示も消える。この際、エラーの対応が適切に実施されてないと、スイッチを操作しても、依然としてエラー表示が続くので、確実に対処がなされているかの目安になる。エラーが発生すると、1分間はリセットが不能となる。
【0099】
流通量計40とメイン制御部61との間で通信不能のとき、もしくは異常データを読み込んだ場合は、エラー表示をさせ、累積使用量の計算は停止させるが、サブタンクへの供給は継続する。このような制御としたのは、流通量計40のデータが異常な場合に累積使用量を計算すると、累積使用量に誤差が発生する可能性があるからである。しかし、寒冷地でストーブに配管されている場合、供給を止めることはなるべくさけなくてはならない。
【0100】
使用している流通量計40は電池低下を自己検査し、動作不能になる2ヶ月以上前に信号として出力する。この信号を受けると、メイン制御61は、エラー表示とブザー出力を出して異常を知らせるが、サブタンクへの供給と累積使用量の計算は続ける。実際上、1回/月は管理者は装置を巡回チェックするので、エラー表示に気づいて流通量計40を交換し、交換まで正常に流通量を計算することができる。流通量計40との通信が不能になった場合は、例えば10分おきに通信をリトライする。仮に、これにより通信が正常に戻ると、累積使用量の計算も再開する。このような制御としたのは、流通量計40との通信は通信線の不接触またはAC100Vに混入したパルスノイズによっても不能になることがあるからである。
【0101】
累積使用量データは、運転中は1回/時間ならびに電源オフの際に、不揮発性半導体メモリ素子等に書き込みを行っている。電源投入時にメモリ素子の累積使用量データを読み込むが、この時に読み込みエラーが発生すると、エラー表示をし、供給は行うが累積使用量をメモリ素子に書き込むことはしない。
【0102】
本装置は、累積使用量を電話回線を通じて管理局に送信しているが、装置にエラーが発生した場合には、即時にエラーの旨を送信する。累積使用量を表示する際に、通信線が接続されていないか、あるいは電源が入ってないサブタンクがあった場合には、累積使用量表示に、例えば“1E 012345"のように表示 する。
【0103】
【発明の効果】
本発明による液体燃料供給装置によれば、以下のような効果が得られる。
【0104】
(1)エラーが発生した場合に、安全性が確保される限りは、故障していないサブタンクへの供給を可及的停止しない。
【0105】
(2)液体燃料漏れが生じた場合であっても、その漏れ量を最小限に留めることができる。
【0106】
(3)メインタンク内の液体燃料が空になったことを簡素かつ安価な構成で検出できる。
【0107】
(4)−1誤選択のサブタンクから液体燃料が溢れてしまうことがない。
【0108】
(4)−2第2の液位センサ部が過剰液位の信号を出力しても、第2の液位センサ部の故障と判断した場合には、選択されたサブタンク以外のサブタンクへは液体燃料を供給を停止しないので、液体燃料を供給しても危険にはならないサブタンクには、液体燃料の供給を続行できる。
【0109】
(5)液体燃料の流通量の検出ならびに供給量の算出は行わないものの、故障していないサブタンクには液体燃料が供給される。
【0110】
(6)使用者は、エラーが発生の旨をより早くかつ確実に認知できる。
【0111】
(7)流通量計の検出信号の読み取りの補償がなされる。
【0112】
(8)流通量計の電池切れによって検出信号が突然無くなる事態が起こらない。
【0113】
(9)エラーを修復した後に、正常状態に容易に復帰できる。
【0114】
(10)制御部自体の故障の場合には、制御部に依存しない液体燃料の供給動作を行える。
【0115】
(11)液体燃料の供給量データを任意のときに利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による液体燃料供給装置の構成を示す図である。
【図2】図1に示す装置に用いられる液位センサの構成を示す図である。
【図3】図1に示す装置に用いられるケースに収容または取り付けられたメイン制御部等を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態による液体燃料供給装置の動作を説明するためのフロー図である。
【図5】本発明の実施の形態による液体燃料供給装置の動作を説明するためのフロー図である。
【図6】本発明の実施の形態による液体燃料供給装置の動作を説明するためのフロー図である。
【図7】本発明の実施の形態による液体燃料供給装置の動作を説明するためのエラー表図である。
【符号の説明】
10 メインタンク
20a、20b サブタンク
21 液位センサ
22 末端配管
40 流通量計
40a 液晶表示部
40b 信号出力部
41 フィルタ
42、43、50a、50b 電磁弁
61 メイン制御部
62a、62b サブ制御部
70 電磁ポンプ
211 第1の液位センサ部
212 第2の液位センサ部
611 表示部
612 テストスイッチ
613 表示切換スイッチ
614 運転スイッチ
615 ケース
616 ブザー
LS1、LS2、LS3、LS4 リードスイッチ

Claims (11)

  1. 複数のサブタンクのいずれかを選択する切換弁と、選択されたサブタンク側へメインタンクから液体燃料を供給する液体圧送手段と、複数のサブタンクそれぞれでの液体燃料の液位を検出する液位センサと、前記液位センサによって検出した液位に基づいて前記切換弁および前記液体圧送手段の動作を制御すると共に、供給される液体燃料の流通量を流通量計を利用して検出して該流通量に基づいて供給量等を算出する制御部とを有する液体燃料供給装置において、
    前記制御部は、
    前記液位センサによって検出した液位に基づいて検出するエラーである前記複数のサブタンクの少くとも1つにおける液体燃料の液位が過剰液位になり得るエラーの場合、ならびに、前記流通量計を利用して算出する供給量に基づいて検出するエラーである前記メインタンクが空になり得るエラーの場合には該複数のサブタンク全てへの液体燃料の供給を停止する一方、
    それ以外のエラーの場合には前記切換弁によって選択されたサブタンクへの液体燃料の供給のみを停止する
    ような制御を行うことを特徴とする液体燃料供給装置。
  2. 前記制御部は、選択されたサブタンクに液体燃料を供給する時間が所定時間以上経過しても液位が変化しない場合に、当該サブタンクへの液体燃料の供給を停止するような制御を行う請求項1に記載の液体燃料供給装置。
  3. 前記制御部は、選択されたサブタンクへの液体燃料の単位時間当たりの供給量が所定値以下である場合に、前記複数のサブタンク全てへの液体燃料の供給を停止するような制御を行う請求項1に記載の液体燃料供給装置。
  4. 前記複数の液位センサはそれぞれ、各サブタンクでの液体燃料の下限液位、上限液位、および第1の過剰液位を検出可能な第1の液位センサと、各サブタンクでの液体燃料の前記第1の過剰液位よりも高位な第2の過剰液位を検出可能な第2の液位センサとにより構成されており、前記制御部は、第1および第2の液位センサが第1および第2の過剰液位を検出したときに前記複数のサブタンク全てへの液体燃料の供給を停止する一方、該第1および該第2の液位センサのうちの該第2の液位センサのみが第2の過剰液位を検出したときに当 該サブタンクへの液体燃料の供給のみを停止するような制御を行う請求項1に記載の液体燃料供給装置。
  5. 前記制御部は、前記流通量計の検出信号に基づいて該流通量計の故障を検出する機能を有し、該流通量計が故障している場合に、前記複数のサブタンクのいずれか少くとも1タンクへの液体燃料の供給は行うけれども、前記流通量計を利用して検出した流通量に基づく液体燃料の供給量の算出は行わないような制御を行う請求項1に記載の液体燃料供給装置。
  6. 前記制御部は、エラーが発生した場合に、その旨を音で報知する請求項1に記載の液体燃料供給装置。
  7. 前記制御部は、前記流通量計の検出信号に基づいて該流通量計の検出信号の読み込みエラーを検出する機能を有し、当該エラーが発生した場合に、正常に読み込めるまで所定回数再読み込みを行う請求項1に記載の液体燃料供給装置。
  8. 前記流通量計は、電池式であり、前記制御部は、前記流通量計の前記電池の電池切れを電池切れ予告エラーとして検出する機能を有し、当該エラーが発生した場合に、前記複数のサブタンクのいずれか少くとも1タンクへの液体燃料の供給ならびに前記流通量計を利用して検出した流通量に基づく液体燃料の供給量の算出を行うような制御を行うと共に、その旨を報知する請求項1に記載の液体燃料供給装置。
  9. エラーを検出した履歴をリセットするためのリセットスイッチを有する請求項1に記載の液体燃料供給装置。
  10. 前記制御部による自動運転モードと、手動操作に応じた量の液体燃料をサブタンクに供給する手動運転モードとに切り替え可能である請求項1に記載の液体燃料供給装置。
  11. 液体燃料の供給量データを記憶するための記憶手段を有し、
    前記制御部は、液体燃料の供給量データを前記記憶手段に定期的に記憶する請求項1に記載の液体燃料供給装置。
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