JP3899182B2 - 都市ガス、都市ガスの製造方法及びその製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、都市ガス、都市ガスの製造方法及びその製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3には、液化天然ガス(以下、LNGとする)を原料として用いて都市ガスを生成するプラントの概略が示されている。外部から適当な容器に入れられて輸送されてきたLNGは、プラントのLNG貯蔵タンク11内に移し替えられ、−160℃の超低温環境下で貯蔵される。そして貯蔵されたLNGは、ポンプP1を介して気化器12へ送られ、そこで高圧ガスとなり、液化石油ガス(以下、LPGとする)と混合されて都市ガスとなる。LPGは、天然ガスのカロリー調整を行うための増熱剤として用いられており、別の貯蔵タンク13からポンプP2により供給されたLPGを別の気化器14において気化させることにより得られる。LPGは、バルブV1を介して天然ガスの流路(都市ガスライン)に供給される。
【0003】
一方LNGの輸送段階や貯蔵タンク11への移し替え時に外界(常温)から侵入する熱により、LNG貯蔵タンク11内にはLNGが気化したガス(以下、ボイルオフガスとする)が溜まる。従来、このボイルオフガスは、圧縮機15において昇圧された後、低圧の発電ユーザに送られ、スチームを発生させるボイラーの燃料ガスなどに使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら近年発電のコンバインドサイクル化が進み、ボイルオフガスを高圧(40〜70kg/cm2 G)のガスにして送出することが望まれており、従って新たに昇圧設備を設けなければならず、設備コストと運転コストの負担が増加するという問題がある。
【0005】
また発電設備側で夜間電力の減少にともない受入れるボイルオフガスの需要が少なくなる傾向にある。このような理由により今後ボイルオフガスの余剰分対策が必要であるとともに、その処理に多くの費用がかかるという問題もある。
【0006】
さらにLPGはメタンガスやエタンガス等の低級炭化水素などから合成できないため、輸入により調達されており、高価であるとともに安定供給のために備蓄設備等が必要であり、都市ガスの製造コストを増加させる要因となっている。
【0007】
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、ボイルオフガスを利用して都市ガスを製造する方法を提供することにある。
【0008】
また本発明の他の目的は、ボイルオフガスを利用して都市ガスを製造する装置を提供することである。
【0009】
さらに本発明の他の目的は、増熱剤としてジメチルエーテルを混合してなる都市ガスを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、液化天然ガスまたは液化天然ガスの気化ガスに増熱剤としてジメチルエ−テルを混合してなることを特徴とする都市ガスである。本発明は、増熱剤として更に液化石油ガスが含まれていてもよい。
また本発明である都市ガスを製造する方法は、液化天然ガスを貯蔵手段に貯蔵する工程と、
前記貯蔵手段内の気相部を形成する液化天然ガスのボイルオフガスを取り出す工程と、
前記貯蔵手段から取り出された液化天然ガスのボイルオフガスを原料として製造されたジメチルエ−テルを増熱剤として液化天然ガスまたはその気化ガスに混合する混合工程と、を含むことを特徴とする。この場合混合工程は、ジメチルエ−テル及び液化天然ガスのいずれも気体状態で混合することが好ましいが、いずれも液体状態で混合してもよい。
【0011】
更に本発明である燃料ガスを製造する装置は、液化天然ガスを貯蔵するための貯蔵手段と、
この貯蔵手段内の気相部を形成する液化天然ガスの蒸発ガスを取り出す手段と、
前記貯蔵手段から取り出した液化天然ガスの蒸発ガスを原料としてジメチルエ−テ−テルを製造する製造設備と、
前記貯蔵手段から取り出された液化天然ガスまたはその気化ガスに、前記製造設備で製造されたジメチルエ−テルを増熱剤として混合する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】
このような製造方法及び製造装置によれば、前記貯蔵手段内に溜まった液化天然ガスのボイルオフガスを有効に利用することができる。ただし本発明では、ジメチルエ−テルをボイルオフガス以外の原料で製造してもよいし、貯蔵手段内の液化天然ガスを取り出して気化させ、得られた気体状態の液化天然ガスを、ジメチルエ−テルの補充用原料として製造設備に供給するようにしてもよい。またジメチルエ−テルに加えて液化石油ガスも増熱剤として用いる場合には、液化石油ガスを貯蔵するための貯蔵手段と、この貯蔵手段から取り出された液化石油ガスを更に増熱剤として液化天然ガスまたはその気化ガスに混合する手段と、を設ければよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る都市ガス製造方法を適用したプラントの一例の概略構成図である。このプラントでは、LNG貯蔵タンク(貯蔵手段)21からポンプP11により送出されたLNGを、例えば海水等を利用した熱交換器よりなる気化器22において50〜70kg/cm2 Gの圧力範囲の高圧の気化ガス(高圧ガス)とし、その高圧ガスに、タンク21内に生じたボイルオフガスから合成されたジメチルエーテル(化学式:CH3 −O−CH3 )を混合することにより都市ガスを得る。従ってこのプラントから送出される都市ガスは、天然ガスに増熱剤としてジメチルエーテルが混入されたものである。
【0014】
タンク21内の気相部を形成するLNGの蒸発ガスである常圧付近のボイルオフガスは、タンク21から送出されてバルブV12が途中に介設されてなる配管51内を流れて圧縮機3に供給され、そこで10〜70kg/cm2 Gの圧力範囲に加圧され、ジメチルエーテルの製造設備である製造プラント41に供給される。従ってバルブV12及び配管51は、ボイルオフガスを取り出す手段としての機能を有している。
【0015】
前記製造プラント41にて製造されたジメチルエーテルは、一旦貯蔵タンク42に貯蔵された後、ポンプP12により気化器43に送られ、ここで気化されてバルブV11を介して天然ガスの流路(都市ガスライン)に送られ、LNGの気化ガス(高圧ガス)と混合される。。
【0016】
気化器43においてジメチルエーテルは、都市ガスラインの圧力よりも若干高い圧力、例えば都市ガスラインにおける圧力の1.3倍の圧力となるように調整される。それによってジメチルエーテルを供給する側のラインの圧力、すなわちこの気化器43よりも下流側の配管52内の圧力の方が、供給される側のラインの圧力、すなわちLNG用の前記気化器22よりも下流側の配管53内の圧力よりも高いので、ジメチルエーテルが都市ガスラインに支障なく供給される。配管52,53及びバルブV11は、LNGにジメチルエーテルを混合して都市ガスを得る手段としての機能を有している。
【0017】
またジメチルエーテルは、11,000kcal/Nm3 の都市ガスを製造する際LNGのガス10体積に対して0.1〜2体積程度、好ましくは、1.0体積程度(0.8〜1.2体積)の割合で混入される。この混合割合は都市ガス、LNG、ジメチルエーテル、及び後述のようにLPGも混合する場合はLPGの各発熱量に応じて選択され、都市ガスの発熱量の仕様を満足するようにする。
【0018】
ジメチルエーテルの製造プラント41では、例えばボイルオフガスを脱硫精製した後、それに水と酸素を混合して改質することによりCO、CO2 及びH2 からなる混合ガスを得、その混合ガスを、例えばアルミナに亜鉛及びクロムあるいは銅、亜鉛及びクロムを担持したメタノール脱水触媒を混合してなる触媒を用いて直接合成することによりジメチルエーテルを得る。またジメチルエーテルを製造するためには、CO、CO2 及びH2 の混合ガスから一旦メタノールを合成し、次いでそのメタノールの脱水反応によってジメチルエーテルを得るようにしてもよい。
【0019】
貯蔵タンク42、ポンプP12、気化器43及びバルブV11は、新たに設けられてもよいし、ジメチルエーテルとLPGとは性状が似ているため、既存のLPG供給ラインの設備(図3参照)を利用してもよい。
【0020】
またLNG貯蔵タンク21から送出されたLNGの一部はバルブV13を介して取り出され、補助気化器44において気化され、配管54を介してジメチルエーテルの製造プラント41に供給されるようになっている。この補助気化器44を有するLNG供給ラインは、例えばLNGの需要が多くて原料がボイルオフガスだけではジメチルエーテルの生成量が不足してしまう場合に、ボイルオフガスに加えてジメチルエーテルの製造プラント41に気化したLNGを原料として供給するためのものである。つまりこのラインは、ジメチルエーテルの補充用原料供給ラインとなっており、バルブV13、補助気化器44及び配管54は、LNGをジメチルエーテルの補充用原料として製造プラント41に供給する手段としての機能を有している。製造プラント41に供給された天然ガスは、ボイルオフガスと同様にしてジメチルエーテルに合成される。
【0021】
ジメチルエーテルは例えば沸点が−25.1℃と低いなどLPGに近い物理的特性を持っており、かつLNGガス体積当たりの約1.6倍の発熱量を有している。またジメチルエーテルの毒性及び腐食性はLPG同様著しく低く、増熱剤として利用しても人体や環境に無害である。また炭素間結合が存在せず、酸素を含有するため煤等の発生が少なく燃料特性も優れている。従ってジメチルエーテルは都市ガスの増熱剤として非常に有用である。
【0022】
上述実施の形態によれば、ボイルオフガスを利用してジメチルエーテルを合成し、それを増熱剤として用いて都市ガスを生成するため、ボイルオフガスを有効に利用することができるとともに、特別に高価な昇圧設備が不要であるため設備コストの著しい増加を抑えることができる。またLPGはメタンガス、エタンガスなどの低級炭化水素から製造することができないが、ジメチルエーテルはこうしたいわば価値の低い炭化水素から合成できるので、輸入に頼ることなく簡単に国内で製造することができ、LPGを増熱剤とするよりも有利である。さらにLNGの補充用原料供給ラインが設けられているため、ボイルオフガスが不足しても安定してジメチルエーテルを合成することができるので、都市ガスの安定供給を実現できる。
【0023】
一方、ボイルオフガスは昼夜ほぼ一定量発生するのに対し、都市ガスは夜間需要が低下する。この間の需給アンバランスを吸収するためにジメチルエーテルを液状で貯蔵タンク42に貯蔵することが可能である。
【0024】
以上において本発明は、LNGとジメチルエーテルを液体状態同士で混合させてもよいが、ジメチルエーテルの凝固点はLNGのそれよりもはるかに高いので、単に液体状態で混合するとジメチルエーテルがシャーベット状になってしまい、均一な混合が困難になることもあり、上述の例のように気体状態で混合することが好ましい。またジメチルエーテルを、LNG貯蔵タンク21、ポンプP11及び気化器22よりなるLNG供給ラインから切り離された設備、例えば離れた場所にあるプラントで製造し、それを適当な容器に充填して都市ガス製造プラントまで運搬して都市ガスラインに供給するようにしてもよい。
【0025】
更にまた本発明は、LNGに対して、ジメチルエーテルと共にLPGを増熱剤として加えてもよい。図2はこのような実施の形態を示す図であり、図1に示す設備の他に、LPGタンク61と、このLPGタンク61内のLPGを既述のLNGの配管53内に供給するための配管62と、LPGタンク61内のLPGを気化するための気化器63と、LPGの流量調整用のバルブV14とを備えている。P13はポンプである。このような実施の形態によれば、配管52及び62を介して夫々ジメチルエーテル及びLPGが配管53内に供給され、両者が増熱剤として加わった都市ガスが得られる。
【0026】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ボイルオフガスを有効利用した高発熱量燃料ガスが得られる。この高発熱量燃料ガスは液体状態での貯蔵が可能なため、夜間余剰となるボイルオフガスの対策として有効な手段となる。且つジメチルエーテルを増熱剤として用いた都市ガスが得られ、都市ガスの製造コストの削減に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る都市ガスの製造方法を適用したプラントの一例の概略構成図である。
【図2】本発明に係る都市ガスの製造方法を適用したプラントの他の例の概略構成図である。
【図3】従来の都市ガスの製造プラントの概略構成図である。
【符号の説明】
V11,52,53 都市ガスを得る手段
V12,51 液化天然ガスの蒸発ガスを取り出す手段
V13,44,54 液化天然ガスを補充用原料として供給する手段
21 貯蔵手段
3 圧縮機
41 ジメチルエーテル製造設備
Claims (9)
- 液化天然ガス又は液化天然ガスの気化ガスに増熱剤としてジメチルエ−テルを混合してなることを特徴とする都市ガス。
- 液化天然ガス又は液化天然ガスの気化ガスに増熱剤として液化石油ガス及びジメチルエーテルを混合してなることを特徴とする都市ガス。
- 液化天然ガスを貯蔵手段に貯蔵する工程と、
前記貯蔵手段内の気相部を形成する液化天然ガスのボイルオフガスを取り出す工程と、
前記貯蔵手段から取り出された液化天然ガスのボイルオフガスを原料として製造されたジメチルエ−テルを増熱剤として液化天然ガス又はその気化ガスに混合する混合工程と、を含むことを特徴とする都市ガスの製造方法。 - 混合工程は、ジメチルエ−テル及び液化天然ガスのいずれも気体状態で混合することを特徴とする請求項3記載の都市ガスの製造方法。
- 混合工程は、ジメチルエ−テル及び液化天然ガスのいずれも液体状態で混合することを特徴とする請求項3記載の都市ガスの製造方法。
- 液化天然ガスを貯蔵するための貯蔵手段と、
ジメチルエ−テルを製造する製造設備と、
前記貯蔵手段から取り出された液化天然ガス又はその気化ガスに、ジメチルエ−テルを増熱剤として混合する手段と、を備えたことを特徴とする都市ガスの製造装置。 - 液化天然ガスを貯蔵するための貯蔵手段と、
この貯蔵手段内の気相部を形成する液化天然ガスのボイルオフガスを取り出す手段と、
前記貯蔵手段から取り出した液化天然ガスのボイルオフガスを原料としてジメチルエ−テルを製造する製造設備と、
前記貯蔵手段から取り出された液化天然ガス又はその気化ガスに、前記製造設備で製造されたジメチルエ−テルを増熱剤として混合する手段と、を備えたことを特徴とする都市ガスの製造装置。 - 貯蔵手段内の液化天然ガスを取り出して気化させ、得られた気体状態の液化天然ガスを、ジメチルエ−テルの補充用原料として製造設備に供給する手段を備えたことを特徴とする請求項6または7記載の都市ガスの製造装置。
- 液化石油ガスを貯蔵するための貯蔵手段と、この貯蔵手段から取り出された液化石油ガスを更に増熱剤として液化天然ガスまたはその気化ガスに混合する手段と、を備えたことを特徴とする請求項6、7または8記載の都市ガスの製造装置。
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