JP3897836B2 - 半導体装置の作製方法 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本明細書で開示する発明は、薄膜トランジスタに代表される薄膜半導体装置の作製方法に関する。特に、ガラス基板や石英基板上に形成された結晶性を有する珪素薄膜(結晶性珪素膜)を用いた半導体装置の作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、珪素膜を用いた薄膜トランジスタが知られている。これは、ガラス基板や石英基板上に形成された珪素膜を用いて、薄膜トランジスタを構成する技術である。
【0003】
ガラス基板や石英基板が利用されるのは、アクティブマトリクス型の液晶表示装置に上記薄膜トランジスタを利用するためである。従来は、非晶質珪素膜を用いて薄膜トランジスタが形成されてきた。しかし、より高性能を求めるために結晶性を有する珪素膜(結晶性珪素膜という)を利用して薄膜トランジスタを作製することが試みられている。
【0004】
結晶性珪素膜を用いた薄膜トランジスタは、非晶質珪素膜を用いたものに比較して、2桁以上の高速動作を行わすことができる。従って、これまで外付けのIC回路によって構成されていたアクティブマトリクス型の液晶表示装置の周辺駆動回路をガラス基板または石英基板上にアクティブマトリクス回路と同様に作り込むことができる。
【0005】
このような構成は、装置全体の小型化や作製工程の簡略化に非常に有利なものとなる。また作製コストの低減にもつながる構成となる。
【0006】
一般に結晶性珪素膜は、非晶質珪素膜をプラズマCVD法や減圧熱CVD法で成膜した後、加熱処理、またはレーザー光の照射を行うことにより、結晶化させることにより得ている。
【0007】
しかし、加熱処理の場合、結晶化にむらができたりし、なかなか必要とするような結晶性を広い面積にわたって得ることが困難であるのが現状である。
【0008】
また、レーザー光の照射による方法も部分的には高い結晶性を得ることができるが、広い面積にわたり、良好なアニール効果を得ることが困難である。また、良好な結晶性を得るような条件でのレーザー光の照射は、不安定になりやすいという問題もある。
【0009】
一方、良好な結晶性をより低温での加熱処理で得る方法として、特開平6−232059号に記載された技術が公知である。この技術は、非晶質珪素膜に珪素の結晶化を助長する金属元素(例えばニッケル)を導入し、従来よりもより低い温度での加熱処理で結晶性珪素膜を得る技術である。
【0010】
この方法を用いれば、従来の技術に比較してより広範囲において均一性に優れた結晶性珪素膜を得ることができる。
【0011】
しかし、実用性を考えた場合、より高い結晶性の均一性、導入した金属元素の局所的な偏析の問題(シリサイドが形成されてしまう)の解決といった改善事項がある。
【0012】
特に上記の方法を用いた場合、局所的に金属元素が偏析してしまうという問題がある。この金属元素が偏析した領域が金属シリサイド化しており、半導体としての特性を大きく損なう要因となる。また、半導体装置の信頼性を低下させる要因となる。具体的には、この現象に起因して、得られる薄膜トランジスタの特性にバラツキが生じやすく、また不良が発生しやすいものとなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本明細書で開示する発明は、珪素の結晶化を助長する金属元素を利用して得られた結晶性珪素膜を用いた半導体装置の作製において、得られる半導体装置の特性のバラツキや信頼性を改善することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本明細書に開示する発明の代表的な構成の概略を以下に示す。(その他数々の構成の変更や追加、また組み合わせがある)
【0015】
まず、非晶質珪素膜上に珪素の結晶化を助長する金属元素を含んだ溶液(金属元素の化合物)を塗布する。そして、UV光の照射を行う。このUV光の照射によって、当該金属元素の化合物が接して保持された非晶質珪素膜の表面を処理する。この際、前記金属化合物が紫外光のエネルギーによって分解される。
【0016】
そして結晶化が発生しない範囲の条件で加熱処理を行う。この加熱処理はハロゲンランプからの光の照射によって行う。または、波長が380nm以下の紫外線レーザーを照射することによって行う。
【0017】
この工程は、非晶質珪素膜を結晶化させる前の当該金属元素を非晶質珪素膜中に拡散させる予備工程に相当する。
【0018】
上記のハロゲンランプまたは紫外線レーザーを用いた処理は、自動化処理によって行うことが好ましい。
【0019】
そして、加熱処理を行うことにより、結晶性珪素膜を得る。この時、前述の拡散した珪素の結晶化を助長する金属元素の作用により、均一性の高い結晶性珪素膜を得ることができる。
【0020】
本明細書で開示する発明の一つは、
絶縁表面を有する基板上に非晶質珪素膜を形成する工程と、
前記非晶質珪素膜の表面に接して珪素の結晶化を助長する金属元素の化合物を保持させる工程と、
前記非晶質珪素膜の表面に紫外光を照射する工程と、
赤外光または紫外線レーザーを照射し前記非晶質珪素膜中に前記金属元素を拡散させる工程と、
加熱処理により前記非晶質珪素膜を結晶化させる工程と、
を有することを特徴とする。
【0021】
上記構成において、
珪素の結晶化を助長する金属元素として、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Os、Ir、Pt、Cu、Auから選ばれた一種または複数種類から選ばれた元素が利用される。特にNiを用いることがその効果や再現性の点から好ましい。
【0022】
上記構成において、金属元素が化合物として導入される。そして、紫外光の照射によって金属元素の化合物が分解され、非晶質珪素膜中に拡散し易い状態となる。
【0023】
また上記構成において、赤外光または紫外線レーザーの照射による工程は、非晶質珪素膜の非晶質性を維持した状態で行われることが重要である。即ち、非晶質珪素膜の結晶化が進行しない条件で行われるこをが重要である。
【0024】
これは、この工程においては、非晶質珪素膜中に当該金属元素を拡散させることがその目的であるからである。
【0025】
また利用される紫外線レーザーの波長は380nm以下であることが必要である。また、使用される赤外線としては、ハロゲンランプからのものを用いることができる。
【0026】
他の発明の構成は、
絶縁表面を有する基板上に非晶質珪素膜を形成する工程と、
前記非晶質珪素膜の表面に接して珪素の結晶化を助長する金属元素の化合物を保持させる工程と、
前記非晶質珪素膜の非晶質状態を維持した状態で前記金属元素の化合物を分解させる工程と、
前記非晶質珪素膜の非晶質状態を維持した状態で前記金属元素を前記非晶質珪素膜中に拡散させる工程と、
加熱処理により前記非晶質珪素膜を結晶化させる工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の作製方法。
【0027】
上記構成において、
金属元素の化合物の分解は紫外光の照射によって行うことを特徴とする。
【0028】
上記構成において、
金属元素を非晶質珪素膜中に拡散させる工程は、
赤外光または紫外線レーザーの照射によって行われることを特徴とする。
【0029】
上記構成において、紫外線レーザーの波長は380nm以下であることを特徴とする。
【0030】
上記構成において、赤外線の照射はハロゲンランプを利用することを特徴とする。
【0031】
【作用】
非晶質珪素膜に接して珪素の結晶化を助長する金属元素の化合物を接して保持させた状態において、紫外光の照射による処理を行うことで、前記金属元素の化合物を分解することができ、金属元素の作用を最大限利用することができる。また、金属元素を分散させて非晶質珪素膜中に導入することができるようになるのえ、後に局所的に金属元素が偏析してしまうことを防ぐことができる。
【0032】
またハロゲンランプからの光の照射、または紫外線レーザーの照射による結晶化予備工程を行うことで、予め珪素の結晶化を助長する金属元素を非晶質珪素膜中に拡散させておくことができる。このようにすることで、局所的に当該金属元素が集中してしまうことを抑制することができる。なおこの際、非晶質珪素膜が結晶化しない条件とすることが重要となる。これは、結晶化が進行すると、当該金属元素が膜中で局所的に集中してしまうからである。
【0033】
そしてその後に加熱処理を行い、結晶性珪素膜を得ることで、高い結晶性を有し、かつ高い均一性を有し、かつ局所的に当該金属元素が集中して存在しない結晶性珪素膜を得ることができる。
【0034】
【実施例】
〔実施例1〕
ここでは、ガラス基板上に本明細書に開示する発明を利用して結晶性を有した珪素膜を形成する構成を説明する。図1に本実施例の作製工程を示す。
【0035】
まずガラス基板(コーニング7059ガラスまたコーニング1737ガラス基板)101上に下地膜102として酸化珪素膜を成膜する。ここでは、シランとTEOSガスを用いたプラズマCVD法でもって酸化珪素膜を成膜する。下地膜の膜厚は3000Åとする。
【0036】
この下地膜102としては、シランとN2 Oガスとを混合したガスを用いたプラズマCVD法で成膜される膜を用いてもよい。
【0037】
次にプラズマCVD法による非晶質珪素膜(アモルファスシリコン膜)103を成膜する。非晶質珪素膜103の膜厚は500Åとする。この非晶質珪素膜103が、後に形成される結晶性珪素膜の出発膜となる。
【0038】
次に珪素の結晶化を助長する金属元素であるニッケルを含んだニッケル化合物(溶液)を塗布する。本実施例においては、10ppmのニッケル濃度(重量%)を有したニッケル酢酸塩溶液を用いてニッケル元素の導入を行う。
【0039】
この場合、溶液中のニッケル元素の含有量を制御することで、非晶質珪素膜中に導入されるニッケル元素の量を制御することができる。
【0040】
非晶質珪素膜103の表面に接してニッケル酢酸塩溶液を塗布した後、スピンコーターを用いてスピンドライを行うことによって、104で示されるようにニッケル化合物が非晶質珪素膜103の表面に接して保持された状態を実現する。
【0041】
こうして図1(A)に示す状態を得る。この状態において、非晶質珪素膜の表面い対して紫外光の照射を行う。すると、非晶質珪素膜の表面に接して保持されているニッケル化合物が紫外光のエネルギーにより分解される。(図1(B))
【0042】
紫外光の照射は、水銀ランプ等の公知の紫外光発生手段を用いて行う。
【0043】
そしてハロゲンランプから赤外光の照射を行い、非晶質珪素膜103を加熱する。この際、非晶質珪素膜が結晶化しない条件とすることが重要である。即ち、予め予備実験を行い、非晶質珪素膜が結晶化しない条件を割り出しておき、その条件でこの加熱処理を行うことが重要である。(図1(C))
【0044】
この図1(C)に示す工程において、非晶質珪素膜の表面に接して存在していたニッケル元素が膜中に拡散する。
【0045】
このニッケル元素を拡散させるための加熱処理の加熱温度は、非晶質珪素膜の表面温度が200〜450℃、好ましくは350℃〜400℃となるようにして行う。なお、このような温度でも加熱時間が長すぎると結晶化が進行する場合があるので注意が必要である。
【0046】
次に非晶質珪素膜103を結晶化させるための加熱処理を行う。この加熱処理により、非晶質珪素膜103を結晶化させ、結晶性珪素膜105を得る。加熱処理は500℃〜650℃の温度範囲内で行えばよい。この加熱温度はなるべく高い温度とすることが好ましい。しかしこの加熱温度は、一般に使用するガラス基板の歪点以下の温度とすることが重要となる。これは、ガラス基板の変形を抑制するためである。
【0047】
ここでは、窒素雰囲気中において、550℃、4時間の加熱処理を行うことにより、非晶質珪素膜103を結晶性珪素膜105に変成する。この加熱処理は、500℃〜ガラス基板の歪点以下で行うことができる。なお、コーニング7059ガラス基板の歪点は593℃であり、コーニング1737ガラス基板の歪点は667℃である。
【0048】
また石英基板を用いた場合には、この加熱温度を800℃〜1100℃とすることができる。このような高温での加熱処理は、より高い結晶性を得るために非常に有効なものとなる。
【0049】
こうして得られた結晶性珪素膜の結晶性をラマン分光法で計測したところ以下のデータを得た。まず、ラマンシフトのピークは、518〜517cm-1であった。また半値幅が単結晶珪素ウエハーが示す値の1.2 〜1.5 倍であった。また、ラマンシフトの強度は、単結晶珪素ウエハーと同等であった。
【0050】
上記の値は、この結晶性珪素膜105が高い結晶性を有していることを示している。また、高い均一性を有しており、局所的にニッケル元素が集中してしまう現象も大きく抑制されたものが得られた。
【0051】
一方、比較のため図1(B)と(C)に工程を省いて、非晶質珪素膜103の表面にニッケル化合物が接して存在している状態で加熱処理を施し、結晶化をさせた試料を作製した。この場合、得られる結晶性珪素膜には、非晶質成分が散見され、また局所的にニッケルシリサイド成分が存在していることが観察された
【0052】
本実施例で示す工程で作製される結晶性珪素膜はこのようなこともなく、非常に高い結晶性と均一性とを有したものであった。
【0053】
また本実施例で示す工程に従って得られた結晶性珪素膜を用いて薄膜トランジスタを作製したところ、Nチャネル型の薄膜トランジスタで150cm2 /Vs、Pチャネル型の薄膜トランジスタで80cm2 /Vsの移動度を得ることができた。
【0054】
〔実施例2〕
本実施例は、実施例1に示す工程のハロゲンランプからの赤外光の照射の代わりに、紫外線レーザーによる方法を採用した例を示す。
【0055】
この方法は、紫外線レーザーの照射によって、非晶質珪素膜の表面が瞬間的に加熱される現象を利用した方法である。この方法においても非晶質珪素膜が結晶化しない条件で紫外線レーザーを照射することが重要である。
【0056】
具体的には、レーザー照射密度を120〜220mJ/cm2 とし、非晶質珪素膜が結晶化しない条件で行うことが重要である。
【0057】
レーザー光源としては、エキシマタイプのものを利用するとがその出力やコストの点から好ましい。ここでは紫外線レーザーとして、KrFエキシマレーザー(波長248nm)を用いる。またこの紫外線レーザーの波長は380nm以下であることが好ましい。
【0058】
なお現実問題として紫外線レーザーの波長の下限は、使用するガスの種類によって限定される。またコストや実用性によっても制限される。低波長のエキシマレーザーとしては、Ar2 エキシマレーザー(波長126nm)、Kr2 エキシマレーザー(波長146nm)、ArClエキシシマレーザー(波長175nm)、ArFエキシマレーザー(193nm)が知られている。
【0059】
〔実施例3〕
本実施例は、珪素の結晶化を助長する金属元素を拡散させる工程に利用されるハロゲンランプによる照射装置の例を示す。図2に本実施例に示す装置の構成の概要を示す。
【0060】
図2に示す構成においては、予備室214内に配置されたカセット215内に複数枚が配置された試料(基板)が、搬送室211内のロボットアーム212によって、ゲイトバルブ213を介して引き出され、さらにゲイトバルブ205を介して、処理室202内に移送される。
【0061】
そして、処理室201においてハロゲンランプからの赤外光が試料(基板)210に照射される。試料210は石英でなる密閉容器202内に配置される。また試料210は保持手段203によって保持される。
【0062】
なお、図2(A)のA−A’で切った断面を図2(B)に示す。
【0063】
204がハロゲンランプであり、ハロゲンランプが存在する空間内には、ランプを冷却するために適当な不活性ガス(例えば窒素)がガス導入系207が導入される。そして不要なガスは排気系209から排気される。
【0064】
試料210が配置される空間にも適当な不活性ガスが導入系206から導入される。また不要となったガスは排気系208から排気される。また必要に応じて試料210の配置された空間は減圧状態とすることができる。
【0065】
処理の終わった試料210はゲイトバルブ205を介して、搬送室211に配置されたロボットアーム212によって移送される。そしてさらにゲイトバルブ213から予備室214のカセット215へと移送される。
【0066】
以上の動作を繰り返すことにより、連続的に試料の処理が行われる。
【0067】
〔実施例4〕
本実施例は、珪素の結晶化を助長する金属元素を拡散させる工程に利用される紫外線レーザーの照射装置の例を示す。
【0068】
図3に装置の概要を示す。図3(A)にB−B’で切った断面が図3(B)である。図3に示す構成において、図2び示すものと同じものは前述したものと同様である。
【0069】
図3に示す構成は、移動する台302に配置された試料210に対してレーザー光を照射するものである。レーザー光は、レーザー発振器306から発振され、さらに光学系307とミラー308、さらに石英の窓309を介して試料210に照射される。
【0070】
レーザー光の照射は、台302がレール304上を移動することにより、走査して行われる。レーザー光の照射は、気密性を有するチャンバー301内で行われる。なお必要に応じて、各種ガスをガス導入系310から導入することができる。また排気系311によって、必要とする減圧状態とすることができる。
【0071】
図3に示す装置においても、予備室214内のカセット215内に配置された複数の試料が連続的に処理される。
【0072】
〔実施例5〕
本実施例はガラス基板上に薄膜トランジスタでもってCMOS構造を形成する例である。図4〜図6に本実施例の作製工程を示す。
【0073】
まず実施例1または実施例2に示す構成に従って、ガラス基板401上に結晶性珪素膜を得る。そしてそれをパターニングすることによりNチャネル型の薄膜トランジスタの活性層404とPチャネル型の薄膜トランジスタの活性層405を得る。なお、402は下地膜である。
【0074】
活性層404と405を形成したら、ゲイト絶縁膜として機能する酸化珪素膜403をプラズマCVD法で成膜する。厚さは1000Åとする。
【0075】
こうして図4(A)に示す状態を得る。ここでは説明を簡単にするために一組のNチャネル型の薄膜トランジスタとPチャネル型の薄膜トランジスタとを形成する例を示す。一般的には同一ガラス基板上に数百以上の単位でNチャネル型の薄膜トランジスタとPチャネル型の薄膜トランジスタとが形成される。
【0076】
図4(A)に示す状態を得たら、図4(B)に示すように後にゲイト電極を構成することになるアルミニウム膜406を成膜する。
【0077】
このアルミニウム膜はヒロックやウィスカーの発生を抑制するためにスカンジウムを0.2 wt重量%含有させる。アルミニウム膜の成膜方法はスパッタ法や電子ビーム蒸着法を用いて行う。
【0078】
ヒロックやウィスカーというのは、アルミニウムの異常成長に起因する刺状あるいは針状の突起物のことである。ヒロックやウィスカーの存在は、隣合う配線間や上限間に離間した配線間においてショートやクロスクトークが発生する原因となる。
【0079】
アルミニウム膜以外の材料としてはタンタル等の陽極酸化可能な金属を利用することができる。
【0080】
アルミニウム膜406を成膜したら、電解溶液中においてアルミニウム膜406を陽極とした陽極酸化を行い薄く緻密な陽極酸化膜407を成膜する。
【0081】
ここでは、3%の酒石酸を含んだエチレングルコール溶液をアンモニアで中和したものを電解溶液として用いる。この陽極酸化方法を用いると緻密な膜質を有した陽極酸化膜を得ることができる。またその膜厚は印加電圧によって制御することができる。
【0082】
ここでは陽極酸化膜407の厚さを100Å程度とする。この陽極酸化膜407は、後に形成されるレジストマスクとの密着性を向上させる役割を有している。このようにして図4(B)に示す状態を得る。
【0083】
次にレジストマスク108と109を形成する。そしてこのレジストマスク408と409を利用してアルミニウム膜106とその表面の陽極酸化膜407をパターニングする。このようにして図1(C)に示す状態を得る。
【0084】
次に3%のシュウ酸水溶液を電解溶液として、この溶液中で残存したアルミニウム膜でなるパターン410と411を陽極とした陽極酸化を行う。
【0085】
この陽極酸化工程においては、陽極酸化が残存したアルミニウム膜410と411の側面において選択的に進行する。これは、アルミニウム膜410と411の上面に緻密な陽極酸化膜とレジストマスク408と409が残存しているからである。(図4(D))
【0086】
またこの陽極酸化においては、多孔質状(ポーラス状)の膜質を有した陽極酸化膜が形成される。またこの多孔質状の陽極酸化膜は数μm程度まで成長させるさせることができる。(前述の緻密な陽極酸化膜の最大成長距離は3000Å程度である)
【0087】
この陽極酸化工程の結果、陽極酸化膜(膜というより陽極酸化物)412と413が形成される。ここでは、この陽極酸化の進行距離、即ち膜厚は7000Åとする。この陽極酸化の進行距離によって、後に低濃度不純物領域の長さが決まる。経験的にこの多孔質状の陽極酸化膜の成長距離は6000Å〜8000Åとすることが望ましい。こうして図4(D)に示す状態を得る。
【0088】
この状態においてゲイト電極11と12が画定する。図4(D)に示す状態を得たら、レジストマスク408と409を取り除く。
【0089】
次に再び3%の酒石酸を含んだエチレングルコール溶液をアンモニアで中和したものを電解溶液として用いた陽極酸化を行う。この工程においては、電解溶液が多孔質状の陽極酸化膜412と413の中に侵入する。この結果、図4(E)の414と415で示される緻密な陽極酸化膜が形成される。
【0090】
この緻密な陽極酸化膜414と415の厚さは600Åとする。なお、先に形成した緻密な陽極酸化膜407の残存部分はこの陽極酸化膜414と415と一体化してしまう。
【0091】
図4(E)に示す状態においてN型を付与する不純物としてP(リン)イオンを全面にドーピングする。
【0092】
このドーピングは、0.2 〜5×1015/cm2 、好ましくは1〜2×1015/cm2 という高いドーズ量で行う。ドーピング方法としてはプラズマドーピング法を用いる。
【0093】
この図4(E)に示す工程の結果、高濃度にPイオンが注入された領域416、417、418、419が形成される。
【0094】
次に酢酸と硝酸とリンとを混合した混酸を用いて多孔質状の陽極酸化膜412と413を除去する。こうして図5(A)に状態を得る。
【0095】
図5(A)に示す状態を得たら、図5(B)に示すように再びPイオンの注入を行う。このPイオンの注入は、ドーズ量を0.1 〜5×1014/cm2 、好ましくは0.3 〜1×1014/cm2 という低い値とする。このドーピングにおいては、Pの表面濃度が2×1019/cm3 以下となるようにする。
【0096】
即ち、図5(B)で示す工程で行われるPイオンの注入はそのドーズ量を図4(E)に示す工程において行われたドーズ量に比較して低いものとする。
【0097】
この工程の結果、421と423の領域、さらに426と427の領域がライトドープされた低濃度不純物領域となる。また、420と424の領域、さらに425と428の領域は、より高濃度にPイオンが注入された高濃度不純物領域となる。
【0098】
この工程において、420の領域がNチャネル型の薄膜トランジスタのソース領域となる。そして421と423が低濃度不純物領域となる。また424がドレイン領域となる。また、423で示される領域が一般にLDD(ライトドープドレイン)領域と称される領域となる。
【0099】
次に図5(C)に示すようにNチャネル型の薄膜トランジスタを覆うレジストマスク429を配置する。
【0100】
図5(C)に示す状態においてB(ボロン)イオンの注入を行う。ここでは、Bイオンのドーズ量を0.2 〜10×1015/cm2 、好ましくは1〜2×1015/cm2 程度とする。このドーズ量は図4(E)に示す工程におけるドーズ量と同程度とすることができる。
【0101】
この工程において、425と426、さらに427と428の領域の導電型がN型からP型に反転する。
【0102】
こうしてPチャネル型の薄膜トランジスタのソース領域430とドレイン領域432が形成される。また431の領域は特に不純物が注入されずにチャネル形成領域となる。(図5(C))
【0103】
ここで、Bイオンを注入する前においては、図5(B)の426と427の領域はPイオンが低濃度に注入されたN- 型の低濃度不純物領域である。従って、Bイオンの注入によって、容易にその導電型が反転する。
【0104】
特に、チャネル形成領域431との接合がNI接合からPI接合へと容易に反転する。即ち、必要とするジャンクションの形成を容易に行うことができる。
【0105】
従って、図4(E)の工程におけるPイオンの注入工程と同程度のドーズ量でもって426と427の領域の導電型を反転させ、P型を有する不純物領域430と432とを形成することができる。
【0106】
また普通導電型を反転させる場合に比較して、ドーズ量を少なくすることができるので、不純物イオンの注入によってレジストマスクが変質してしまうことを抑制することができる。
【0107】
図5(C)に示す工程の終了後、レジストマスク429を取り除き、図5(D)に示す状態を得る。この状態で注入された不純物の活性化と不純物イオンが注入された領域のアニールを行うためにレーザー光の照射を行う。
【0108】
この時、Nチャネル型の薄膜トランジスタのソース/ドレイン領域である420と424の組で示される領域と、Pチャネル型の薄膜トランジスタのソース/ドレイン領域である430と432の組で示される領域との結晶性の違いがそれ程大きくない状態でレーザー光の照射を行うことができる。
【0109】
上記結晶性の違いがそれ程大きくないのは、図5(C)に示す工程において極端なヘビードーピングを行わないからである。
【0110】
従って、図5(D)に示す状態においてレーザー光の照射を行い、2つの薄膜トランジスタのソース/ドレイン領域のアニールを行う場合、そのアニール効果違いを是正することができる。
【0111】
このことにより、得られるNおよびPチャネル型の薄膜トランジスタの特性の違いを是正することができる。
【0112】
図5(D)に示す状態を得たら、図6(A)に示すように層間絶縁膜133を成膜する。層間絶縁膜133は4000Å厚の窒化珪素膜で構成する。この窒化珪素膜の成膜方法は、プラズマCVD法を用いる。
【0113】
次にコンタクトホールの形成を行い、Nチャネル型の薄膜トランジスタ(NTFT)のソース電極434とドレイン電極435を形成する。同時にPチャネル型の薄膜トランジスタ(PTFT)のソース電極437とドレイン電極436を形成する。(図6(B))
【0114】
ここでNチャネル型の薄膜トランジスタのドレイン電極435とPチャネル型の薄膜トランジスタのドレイン電極436とを接続するようにパターニングを行い、さらに2つのTFTのゲイト電極同士を接続すればCMOS構造が実現される。
【0115】
図6(B)に示すCMOS構造を有する構成は、Nチャネル型の薄膜トランジスタの方に低濃度不純物領域421と423が配置されている。
【0116】
421と423で示される低濃度不純物領域は、
・OFF電流を低減させる。
・ホットキャリアーによるTFTの劣化の防止する。
・ソース/ドレイン間の抵抗を増加させNTFTの移動度を低下させる。
といった作用を有している。
【0117】
一般に図6(B)に示すようなCMOS構造とする場合、Nチャネル型の薄膜トランジスタとPチャネル型の薄膜トランジスタとの特性の違いが問題となる。
【0118】
例えば本実施例のような結晶性珪素膜を用いた場合において、Nチャネル型の薄膜トランジスタの移動度は100〜150Vs/cm2 程度得られるが、Pチャネル型の薄膜トランジスタの移動度は30〜80Vs/cm2 程度しか得られない。
【0119】
また、Nチャネル型の薄膜トランジスタには、ホットキャリアによる劣化という問題がある。この問題はPチャネル型の薄膜トランジスタでは特に問題とならない。
【0120】
また一般にCMOS回路では低OFF電流特性は特に要求されない。
【0121】
このような状況において、N型の薄膜トランジスタ側に421や423で示される低濃度不純物領域を配置する構成とすることで以下の有意性を得ることができる。
【0122】
即ち、CMOS構造において、N型の薄膜トランジスタの移動度を低下させ、さらにその劣化を防止することによって、Pチャネル型の薄膜トランジスタとの総合的な特性のバランスを採り、CMOS回路としての特性を向上させることができる。
【0123】
また本実施例に示す工程において、図4(E)、図5(B)、図5(C)に示す不純物イオンの注入工程の際に、活性層がゲイト絶縁膜を構成する酸化珪素膜403で覆われていることは重要である。
【0124】
このような状態で不純物イオンの注入を行うと、活性層表面の荒れや汚染を抑制することができる。このことは、歩留りや得られる装置の信頼性を高めることに大きな寄与を果たす。
【0125】
本実施例に示すCMOS型の薄膜回路は、アクティブマトリクス型の液晶表示装置やアクティブマトリクス型のEL表示装置に利用することができる。
【0126】
〔実施例6〕
本実施例は、実施例1に示す工程で得られた結晶性珪素膜に対してさらにレーザー光を照射して、その結晶性を助長する場合の例を示す。
【0127】
実施例1に示す工程において加熱処理により結晶化させた結晶性珪素膜に対して、さらにレーザー光の照射を行うと、その結晶性を助長させることができる。そしてさらに高い結晶性を有した結晶性珪素膜を得ることができる。
【0128】
この場合のレーザー光としては、紫外領域を有するエキシマレーザーを用いることが好ましい。
【0129】
【発明の効果】
本明細書で開示する発明を利用することで、高い信頼性を有する薄膜半導体装置を得ることができる。特に、珪素の結晶化を助長する金属元素を利用して得られた結晶性珪素膜を用いた半導体装置の作製において、得られる半導体装置の特性のバラツキや信頼性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 結晶性珪素膜の作製工程を示す。
【図2】 ハロゲンランプを用いた処理装置の概要を示す。
【図3】 紫外線レーザーを用いた処理装置の概要を示す。
【図4】 相補型に構成された薄膜トランジスタの作製工程を示す。
【図5】 相補型に構成された薄膜トランジスタの作製工程を示す。
【図6】 相補型に構成された薄膜トランジスタの作製工程を示す。
【符号の説明】
101 ガラス基板
102 下地膜(酸化珪素膜)
103 非晶質珪素膜
104 ニッケル化合物
105 結晶性珪素膜

Claims (5)

  1. 絶縁表面を有する基板上に非晶質珪素膜を形成し、
    前記非晶質珪素膜の表面に接して珪素の結晶化を助長する金属元素の化合物を保持させ、
    前記金属元素の化合物を保持させた前記非晶質珪素膜の表面に紫外光を照射することで前記金属元素の化合物を分解させた後、
    前記非晶質珪素膜が結晶化しない条件で赤外光または紫外線レーザーを照射することで前記非晶質珪素膜中に前記金属元素を拡散させ
    加熱処理により前記非晶質珪素膜を結晶化させることを特徴とする結晶性珪素膜を用いた半導体装置の作製方法。
  2. ガラス基板上に下地膜を形成し、
    前記下地膜上に非晶質珪素膜を形成し、
    前記非晶質珪素膜の表面に接してニッケル化合物を保持させ、
    前記ニッケル化合物を保持させた前記非晶質珪素膜の表面に紫外光を照射することで前記ニッケル化合物を分解させた後、
    前記非晶質珪素膜の表面温度が200〜450℃になるように且つ前記非晶質珪素膜が結晶化しないように赤外光を照射することで前記非晶質珪素膜中にニッケルを拡散させ
    加熱処理により前記非晶質珪素膜を結晶化させることを特徴とする結晶性珪素膜を用いた半導体装置の作製方法。
  3. ガラス基板上に下地膜を形成し、
    前記下地膜上に非晶質珪素膜を形成し、
    前記非晶質珪素膜の表面に接してニッケル化合物を保持させ、
    前記ニッケル化合物を保持させた前記非晶質珪素膜の表面に紫外光を照射することで前記ニッケル化合物を分解させた後、
    レーザー照射密度が120〜220mJ/cmで波長380nm以下の紫外線レーザーを前記非晶質珪素膜が結晶化しないように照射することで前記非晶質珪素膜中にニッケルを拡散させ
    加熱処理により前記非晶質珪素膜を結晶化させることを特徴とする結晶性珪素膜を用いた半導体装置の作製方法。
  4. ガラス基板上にシランとNOを用いたプラズマCVD法により下地膜を形成し、
    前記下地膜上にプラズマCVD法により非晶質珪素膜を形成し、
    前記非晶質珪素膜の表面に接してニッケル化合物を保持させ、
    前記ニッケル化合物を保持させた前記非晶質珪素膜の表面に紫外光を照射することで前記ニッケル化合物を分解させた後、
    前記非晶質珪素膜の表面温度が200〜450℃になるように且つ前記非晶質珪素膜が結晶化しないように赤外光を照射することで前記非晶質珪素膜中にニッケルを拡散させ
    加熱処理により前記非晶質珪素膜を結晶化させることを特徴とする結晶性珪素膜を用いた半導体装置の作製方法。
  5. ガラス基板上にシランとNOを用いたプラズマCVD法により下地膜を形成し、
    前記下地膜上にプラズマCVD法により非晶質珪素膜を形成し、
    前記非晶質珪素膜の表面に接してニッケル化合物を保持させ、
    前記ニッケル化合物を保持させた前記非晶質珪素膜の表面に紫外光を照射することで前記ニッケル化合物を分解させた後、
    レーザー照射密度が120〜220mJ/cmで波長380nm以下の紫外線レーザーを前記非晶質珪素膜が結晶化しないように照射することで前記非晶質珪素膜中にニッケ ルを拡散させ
    加熱処理により前記非晶質珪素膜を結晶化させることを特徴とする結晶性珪素膜を用いた半導体装置の作製方法。
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